農林水産委員会
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会
会議録情報#0
令和七年五月二十九日(木曜日)
午前十時開会
─────────────
委員の異動
五月二十七日
辞任 補欠選任
藤木 眞也君 太田 房江君
窪田 哲也君 河野 義博君
五月二十八日
辞任 補欠選任
太田 房江君 藤木 眞也君
河野 義博君 窪田 哲也君
五月二十九日
辞任 補欠選任
進藤金日子君 永井 学君
高橋 光男君 竹内 真二君
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 舞立 昇治君
理 事
上月 良祐君
佐藤 啓君
山下 雄平君
田名部匡代君
舟山 康江君
委 員
進藤金日子君
滝波 宏文君
永井 学君
野村 哲郎君
藤木 眞也君
山田 俊男君
山本佐知子君
徳永 エリ君
羽田 次郎君
横沢 高徳君
窪田 哲也君
高橋 光男君
竹内 真二君
松野 明美君
紙 智子君
寺田 静君
国務大臣
農林水産大臣 小泉進次郎君
副大臣
農林水産副大臣 滝波 宏文君
大臣政務官
農林水産大臣政
務官 山本佐知子君
事務局側
常任委員会専門
員 西村 尚敏君
政府参考人
警察庁長官官房
審議官 大濱 健志君
消費者庁審議官 尾原 知明君
農林水産省大臣
官房総括審議官 山口 靖君
農林水産省大臣
官房審議官 坂 勝浩君
農林水産省大臣
官房統計部長 深水 秀介君
農林水産省農産
局長 松尾 浩則君
農林水産省経営
局長 杉中 淳君
農林水産省農村
振興局長 前島 明成君
水産庁長官 森 健君
─────────────
本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○農林水産に関する調査
(農業構造転換集中対策に関する件)
(米・水田政策に関する件)
(政府備蓄米の市場放出に関する件)
(水産業の振興施策に関する件)
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この発言だけを見る →午前十時開会
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委員の異動
五月二十七日
辞任 補欠選任
藤木 眞也君 太田 房江君
窪田 哲也君 河野 義博君
五月二十八日
辞任 補欠選任
太田 房江君 藤木 眞也君
河野 義博君 窪田 哲也君
五月二十九日
辞任 補欠選任
進藤金日子君 永井 学君
高橋 光男君 竹内 真二君
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出席者は左のとおり。
委員長 舞立 昇治君
理 事
上月 良祐君
佐藤 啓君
山下 雄平君
田名部匡代君
舟山 康江君
委 員
進藤金日子君
滝波 宏文君
永井 学君
野村 哲郎君
藤木 眞也君
山田 俊男君
山本佐知子君
徳永 エリ君
羽田 次郎君
横沢 高徳君
窪田 哲也君
高橋 光男君
竹内 真二君
松野 明美君
紙 智子君
寺田 静君
国務大臣
農林水産大臣 小泉進次郎君
副大臣
農林水産副大臣 滝波 宏文君
大臣政務官
農林水産大臣政
務官 山本佐知子君
事務局側
常任委員会専門
員 西村 尚敏君
政府参考人
警察庁長官官房
審議官 大濱 健志君
消費者庁審議官 尾原 知明君
農林水産省大臣
官房総括審議官 山口 靖君
農林水産省大臣
官房審議官 坂 勝浩君
農林水産省大臣
官房統計部長 深水 秀介君
農林水産省農産
局長 松尾 浩則君
農林水産省経営
局長 杉中 淳君
農林水産省農村
振興局長 前島 明成君
水産庁長官 森 健君
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本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○農林水産に関する調査
(農業構造転換集中対策に関する件)
(米・水田政策に関する件)
(政府備蓄米の市場放出に関する件)
(水産業の振興施策に関する件)
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舞
舞立昇治#1
○委員長(舞立昇治君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農林水産に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、警察庁長官官房審議官大濱健志君外八名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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農林水産に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、警察庁長官官房審議官大濱健志君外八名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
舞
舞
山
山下雄平#4
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。
小泉大臣、就任おめでとうございます。
先ほど議決した政府参考人の出席の局長さんの名前を見ると、恐らくこれから、今日の質問、米政策が中心になっていくのではないかというふうに思います。私も米についてしっかり質問させていただこうと思いますが、その前にまず水産の質問から入っていきたいと思っております。
小泉大臣は、大臣に就任される前、自民党の水産総合調査会の会長でありました。私はその会長の下で事務局長を務めておりまして、水産政策をめぐって小泉調査会長とほぼ毎日のように顔を合わせて水産政策を議論してまいりました。会長の下で漁業の強靱化計画を政府として作っていくべきだといった提言もまとめさせていただきました。
小泉調査会長が大臣になられたということで、その調査会としての提言を政府の中でどのように具体化していこうと考えていらっしゃるのか、また、党の調査会の取りまとめでは、漁業の強靱化という話で、次に養殖とかほかのものも含めた水産業全体でということを見通していたわけですけれども、その将来の取りまとめの方向性について、水産庁として、農林水産省としてどのような方向性で改革を進めていくつもりなのか、大臣のお考えをお聞かせください。
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先ほど議決した政府参考人の出席の局長さんの名前を見ると、恐らくこれから、今日の質問、米政策が中心になっていくのではないかというふうに思います。私も米についてしっかり質問させていただこうと思いますが、その前にまず水産の質問から入っていきたいと思っております。
小泉大臣は、大臣に就任される前、自民党の水産総合調査会の会長でありました。私はその会長の下で事務局長を務めておりまして、水産政策をめぐって小泉調査会長とほぼ毎日のように顔を合わせて水産政策を議論してまいりました。会長の下で漁業の強靱化計画を政府として作っていくべきだといった提言もまとめさせていただきました。
小泉調査会長が大臣になられたということで、その調査会としての提言を政府の中でどのように具体化していこうと考えていらっしゃるのか、また、党の調査会の取りまとめでは、漁業の強靱化という話で、次に養殖とかほかのものも含めた水産業全体でということを見通していたわけですけれども、その将来の取りまとめの方向性について、水産庁として、農林水産省としてどのような方向性で改革を進めていくつもりなのか、大臣のお考えをお聞かせください。
小
小泉進次郎#5
○国務大臣(小泉進次郎君) おはようございます。本日もどうぞよろしくお願いいたします。
今、山下委員からお話をいただきましたけれども、大臣就任前は水産調査会長として、事務局長として山下先生には支えていただきました。本当にありがとうございました。その中で位置付けた水産業強靱化、これをしっかりと今度は大臣として推し進めていきたいと思います。
特に問題意識としては、今日、御地元が水産関係の先生方も多くいらっしゃいますけれども、これだけ海洋環境が激変をしてきた中でもしっかりと対応できるような、そんな政策を遂行していきたいと。特に資源評価をより科学的に、そしてリアルタイムで提供してもらいたい、そのことをもって安心して資源管理などに取り組みたい、こういう全国の漁業者の皆さんがいっぱいおられます。ついては、予算面でも、今までややもすると目の前の守りの予算、こういったことがかなり占めていたと思いますけれども、次の時代に向けた投資的な予算に対して組み替えていけるような、できれば両方予算を増やしたいと。長官が頑張ってくれると思います。
そして、こういった水産のことを進めるに当たっても、大変危機感を持っているのは、これはもう山下先生御存じのとおり、北海道の南の東北沖がブラックホールのような状況になっていて、水深五十メートルぐらいまで植物プランクトンがほぼいない、こういった現象が見られます。こういったことも含めて、漁法とか、そしてまた捕る場所とか、また今までの様々な規制、こういったものも総点検をする必要があると思っていますので、これから私は大臣として進めますけれども、是非党の方からも引き続きの後押しをいただければ幸いです。
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特に問題意識としては、今日、御地元が水産関係の先生方も多くいらっしゃいますけれども、これだけ海洋環境が激変をしてきた中でもしっかりと対応できるような、そんな政策を遂行していきたいと。特に資源評価をより科学的に、そしてリアルタイムで提供してもらいたい、そのことをもって安心して資源管理などに取り組みたい、こういう全国の漁業者の皆さんがいっぱいおられます。ついては、予算面でも、今までややもすると目の前の守りの予算、こういったことがかなり占めていたと思いますけれども、次の時代に向けた投資的な予算に対して組み替えていけるような、できれば両方予算を増やしたいと。長官が頑張ってくれると思います。
そして、こういった水産のことを進めるに当たっても、大変危機感を持っているのは、これはもう山下先生御存じのとおり、北海道の南の東北沖がブラックホールのような状況になっていて、水深五十メートルぐらいまで植物プランクトンがほぼいない、こういった現象が見られます。こういったことも含めて、漁法とか、そしてまた捕る場所とか、また今までの様々な規制、こういったものも総点検をする必要があると思っていますので、これから私は大臣として進めますけれども、是非党の方からも引き続きの後押しをいただければ幸いです。
山
山下雄平#6
○山下雄平君 先ほど海洋環境の変化の話に触れていただきましたけれども、九州の有明海の状況も今非常に厳しい状況にあります。
有明海というのは元々ノリの産地でありまして、全国で一番のノリの産地でありましたけれども、三期連続不作の状況であります。この地域というのは、諫早湾の潮受け堤防の開門調査をやるかやらないか、その訴訟をめぐって本当に地域が分断されてきたところであります。そういった状況の中で、非常に厳しい海況の状況になっている中で、ノリが不作になり、本当に苦しい中で、断腸の思いで開門調査を行わずに有明海の再生を目指すという大臣談話を受け入れるという苦しい決断をされました。それをめぐって、漁業者の皆さんが前大臣に面会されたときに、恐らく水産調査会長として初めて小泉調査会長に同席いただきましたし、また、そのノリの状況なんかについても、直接、小泉調査会長にお話を聞いていただきました。また、その後の党内の有明海、八代海のプロジェクトチームにも御出席いただいて、これも多分、調査会長として初めてだったんじゃないかというふうに思っています。
直接そうした現状を見ていらっしゃる大臣だからこそ、この有明海の再生、そしてまた漁業者が断腸の思いで大臣談話を受け入れた、そうした思いにどうやって応えていくのか、大臣の考えをお聞かせください。
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直接そうした現状を見ていらっしゃる大臣だからこそ、この有明海の再生、そしてまた漁業者が断腸の思いで大臣談話を受け入れた、そうした思いにどうやって応えていくのか、大臣の考えをお聞かせください。
小
小泉進次郎#7
○国務大臣(小泉進次郎君) 今御指摘のありました有明海、ここで漁業を営む皆さんと、山下先生とも一緒にお会いをさせていただきました。私も色落ちしたノリを見せていただいて、やはり非常に状況、何とか後押しを政府としてもしなければいけないという気持ちでいっぱいです。
私の地元の横須賀も実はノリをやっていまして、その地元のノリの養殖、また営んでいる漁業者からも聞いたこともありますし、また今様々な世の中のコンビニとかスーパーとか、こういった現場を見ても、今までと違ってのりのないおにぎり、こういったものも出回っているのも、やはりノリの不作、そしてノリの質の低下、こういったものが供給力に対しても影響を与えているという側面も私はあると思います。
そして、今、海洋環境の変化の中で、先ほど触れたような北海道の南の沖だけではない、全国的に、特に世界の海を見ても、日本周辺が極めて著しい海水温の変化などが見られるというデータもありますので、しっかりとそれを踏まえた対応をして、有明海の現場の皆さんにも、政府が本腰を入れてやってくれている、そんな思いが伝わるように取り組んでいきたいと思います。
この発言だけを見る →私の地元の横須賀も実はノリをやっていまして、その地元のノリの養殖、また営んでいる漁業者からも聞いたこともありますし、また今様々な世の中のコンビニとかスーパーとか、こういった現場を見ても、今までと違ってのりのないおにぎり、こういったものも出回っているのも、やはりノリの不作、そしてノリの質の低下、こういったものが供給力に対しても影響を与えているという側面も私はあると思います。
そして、今、海洋環境の変化の中で、先ほど触れたような北海道の南の沖だけではない、全国的に、特に世界の海を見ても、日本周辺が極めて著しい海水温の変化などが見られるというデータもありますので、しっかりとそれを踏まえた対応をして、有明海の現場の皆さんにも、政府が本腰を入れてやってくれている、そんな思いが伝わるように取り組んでいきたいと思います。
山
山下雄平#8
○山下雄平君 関係者の皆さんの期待も非常に高うございますので、是非、大臣としてリーダーシップを発揮していただければというふうに思っています。
おにぎりの話も出ました。お米の話に移っていきたいと思います。
大臣自身、米担当大臣だというふうな思いでという話もお伺いしております。これ、備蓄米についても、今二千円台で店頭に並ぶようにということを進めていらっしゃいますけれども、一方で、二十六日に発表された、先週一週間に発売されたスーパーの平均価格というのはまた上昇したということで、最高値を記録しております。
今、米政策においては有事だということで、恐らく大臣としては、アクセルをべた踏み状態で、この状況を改善しなくちゃいけないということで進めていらっしゃると思います。価格の、幾らが一番適正なのかというのは非常に難しい状況だと思うんですけれども、この異常事態と言うべきところが、どのぐらい、どうやったら、何を基準に平時に戻ってきたんだなということを感じられるような、その大臣としての基準、この辺を目安に、何が改善されていくと平時に近づいたというふうに思っていらっしゃるのか、考えをお聞かせいただければと思います。
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大臣自身、米担当大臣だというふうな思いでという話もお伺いしております。これ、備蓄米についても、今二千円台で店頭に並ぶようにということを進めていらっしゃいますけれども、一方で、二十六日に発表された、先週一週間に発売されたスーパーの平均価格というのはまた上昇したということで、最高値を記録しております。
今、米政策においては有事だということで、恐らく大臣としては、アクセルをべた踏み状態で、この状況を改善しなくちゃいけないということで進めていらっしゃると思います。価格の、幾らが一番適正なのかというのは非常に難しい状況だと思うんですけれども、この異常事態と言うべきところが、どのぐらい、どうやったら、何を基準に平時に戻ってきたんだなということを感じられるような、その大臣としての基準、この辺を目安に、何が改善されていくと平時に近づいたというふうに思っていらっしゃるのか、考えをお聞かせいただければと思います。
小
小泉進次郎#9
○国務大臣(小泉進次郎君) お米につきましては、やはり足りないというこの不足感、この不足感を払拭することは、まずこの価格に対する影響も含めて極めて大事なことだと思っています。
昨日、実は全米販、この卸の業界団体の皆さんに来ていただきまして、最近の受け止めについてもお話をお伺いをしました。大変有り難いことに、今回の二千円の備蓄米を随意契約で直接小売に卸していくということについては前向きな評価をいただきました。そして、これから、既に抱えているような、第一回から第三回で購入をしている備蓄米についても、これは恐らく出ていくだろうし、やはり価格も影響がある、そういった見立てもお話をしていただきました。
こういった形で、今まで、端境期に向けて足りなくなるのを恐れて、卸も小売に対して少しずつ出していたわけですよね。しかも、現場で、小売でお買物する方々は、また足りなくなったら困るから、見付けたら少し多めに買おうと。こういった消費行動や卸の行動なども、私は変化が生まれると思っています。
ですので、今回のこの備蓄米は、この価格がずっと農家さんの適正価格だということはありません。しかし、今の二倍、二・五倍、この上がっているお米をまずは一定程度落ち着かせていくことによって消費者と生産者が落ち着いて、双方の思いが一致するような、そんな適正価格、納得価格、こういったところで、この食料システム法案、これから御審議もいただきますけれども、共に前向きな議論ができる入口になればと思っております。
この発言だけを見る →昨日、実は全米販、この卸の業界団体の皆さんに来ていただきまして、最近の受け止めについてもお話をお伺いをしました。大変有り難いことに、今回の二千円の備蓄米を随意契約で直接小売に卸していくということについては前向きな評価をいただきました。そして、これから、既に抱えているような、第一回から第三回で購入をしている備蓄米についても、これは恐らく出ていくだろうし、やはり価格も影響がある、そういった見立てもお話をしていただきました。
こういった形で、今まで、端境期に向けて足りなくなるのを恐れて、卸も小売に対して少しずつ出していたわけですよね。しかも、現場で、小売でお買物する方々は、また足りなくなったら困るから、見付けたら少し多めに買おうと。こういった消費行動や卸の行動なども、私は変化が生まれると思っています。
ですので、今回のこの備蓄米は、この価格がずっと農家さんの適正価格だということはありません。しかし、今の二倍、二・五倍、この上がっているお米をまずは一定程度落ち着かせていくことによって消費者と生産者が落ち着いて、双方の思いが一致するような、そんな適正価格、納得価格、こういったところで、この食料システム法案、これから御審議もいただきますけれども、共に前向きな議論ができる入口になればと思っております。
山
山下雄平#10
○山下雄平君 消費者にとって買い求めやすい価格になっていくことは非常に重要だと思います。大臣がおっしゃったように、恐らく、消費者にとってのお米の価格と、生産者が手取りになっている、受け取っていらっしゃる生産者米価には大きな開きがあるんではなかろうかというふうに思っています。
これで、今、JAの集荷率は現在四割程度だというふうに思いますし、大臣自身が米の流通は複雑怪奇というふうに指摘されている点も一因ではないかというふうに思いますけれども、国が米の流通状況を把握できていない、また関与できていない現状をどのように認識しておられるでしょうか。また、米の生産者段階での価格水準についてどのように考えていらっしゃるか、改めてお聞かせいただければというふうに思います。
この発言だけを見る →これで、今、JAの集荷率は現在四割程度だというふうに思いますし、大臣自身が米の流通は複雑怪奇というふうに指摘されている点も一因ではないかというふうに思いますけれども、国が米の流通状況を把握できていない、また関与できていない現状をどのように認識しておられるでしょうか。また、米の生産者段階での価格水準についてどのように考えていらっしゃるか、改めてお聞かせいただければというふうに思います。
小
小泉進次郎#11
○国務大臣(小泉進次郎君) まず、後段に御指摘のあった生産者にとっての価格、これは、やはり一番望ましいのは、今の水準であっても消費者もちゅうちょなく買えるような日本の経済状況をつくって、この米の価格が平均四千二百円というのが高過ぎるということを思わないで買える状況に行くのが私は一番いいと思います。ですので、石破総理がよく三千円台と言っていますけれども、これからずっと米は三千円台だというのは、これは違います。これは、やはり、物価や賃金の動向も含めて、上がっていっても消費者が買えるような日本経済に持っていかなければ生産者も消費者も日本経済全体も全くいい循環になりませんので、そこはしっかりと申し上げておきたいと思います。
ただ、今は高過ぎます。ですので、今、手を打って、農家の皆さんに対しても、米離れを防ぐためにもこういったことをやっていますというメッセージも含めて丁寧に御説明をさせていただければと思います。
そして、一点目の御指摘の流通についてですが、これも、昨日、全米販の皆さんと話して大変学びがあったのは、今回随意契約で直接小売にということで卸の皆さんが一部怒っているんじゃないかと言う人いるんですけど、反応は実はそうではなくて、初めてこのような形になって何が分かったかというと、いきなり米が卸を飛び越えて小売に行って、小売から店頭にこれぐらいの量のお米を並ばせたいからこれぐらい精米をしてほしいという、この逆流のやり取りが今始まっているそうです。そのことによって、目先の見通しが立ちやすいので、精米の工場も含めて回しやすいと。
一方で、今までの集荷業者から卸、卸から小売というこの段階を経ていく形だと、まず、今まで、卸の業者の皆さんが全農に対して、もうこれぐらいの備蓄米が欲しいという量はそのまま来ないと言っていました、全量。ですので、まずそこで不足感が生まれると。で、この上の方は、小売がどこの店舗でどれぐらいの量を欲しいかは把握はしていないというので、なかなか今下に流れていかないと。
なので、有事のときは、こういうことは効果がある、必要だというふうな声も直接昨日いただきましたので、今回を機に、今までの流し方といきなり小売に流していくというこの両方の流通の形をしっかりと分析をして検証することによって、一体流通のどこが課題があるのかというのを解明していかなければいけないと。それは、もう少し時間必要ですけれども、問題意識としては持ち続けたいと思います。
この発言だけを見る →ただ、今は高過ぎます。ですので、今、手を打って、農家の皆さんに対しても、米離れを防ぐためにもこういったことをやっていますというメッセージも含めて丁寧に御説明をさせていただければと思います。
そして、一点目の御指摘の流通についてですが、これも、昨日、全米販の皆さんと話して大変学びがあったのは、今回随意契約で直接小売にということで卸の皆さんが一部怒っているんじゃないかと言う人いるんですけど、反応は実はそうではなくて、初めてこのような形になって何が分かったかというと、いきなり米が卸を飛び越えて小売に行って、小売から店頭にこれぐらいの量のお米を並ばせたいからこれぐらい精米をしてほしいという、この逆流のやり取りが今始まっているそうです。そのことによって、目先の見通しが立ちやすいので、精米の工場も含めて回しやすいと。
一方で、今までの集荷業者から卸、卸から小売というこの段階を経ていく形だと、まず、今まで、卸の業者の皆さんが全農に対して、もうこれぐらいの備蓄米が欲しいという量はそのまま来ないと言っていました、全量。ですので、まずそこで不足感が生まれると。で、この上の方は、小売がどこの店舗でどれぐらいの量を欲しいかは把握はしていないというので、なかなか今下に流れていかないと。
なので、有事のときは、こういうことは効果がある、必要だというふうな声も直接昨日いただきましたので、今回を機に、今までの流し方といきなり小売に流していくというこの両方の流通の形をしっかりと分析をして検証することによって、一体流通のどこが課題があるのかというのを解明していかなければいけないと。それは、もう少し時間必要ですけれども、問題意識としては持ち続けたいと思います。
山
山下雄平#12
○山下雄平君 国民の皆さんが備蓄米への関心が高まっているので、備蓄米についてもちょっとお伺いしたいんですけれども、備蓄米が極端に少ない状況が続いていくと、不測の事態への食料確保が非常に不安な状況にあろうかというふうに思っています。日本だけの凶作であれば輸入をするという、緊急輸入をするということも選択肢になるのかもしれませんけれども、周辺での有事とか海上封鎖とかになった場合はそうした輸入が取れない場合もあります。
今はその米政策においての有事かもしれませんけれども、秋の収穫を迎えた後に米が十分に供給されて価格が落ち着いてきた場合には、柔軟に備蓄米を買い入れ、もしもの備えをする必要があるのではないかというふうに考えますけれども、小泉大臣の考えをお聞かせいただければと思います。
この発言だけを見る →今はその米政策においての有事かもしれませんけれども、秋の収穫を迎えた後に米が十分に供給されて価格が落ち着いてきた場合には、柔軟に備蓄米を買い入れ、もしもの備えをする必要があるのではないかというふうに考えますけれども、小泉大臣の考えをお聞かせいただければと思います。
小
小泉進次郎#13
○国務大臣(小泉進次郎君) 今、落ち着いてきたときにしっかり買い戻して、今までの備蓄水準に戻すべきだというのは、全く同感です。そういった環境に、これから、まずは落ち着かせて、向かっていけるように、全力を尽くしてまいりたいと思います。
この発言だけを見る →山
山下雄平#14
○山下雄平君 あと、その米の、どのぐらい備蓄米を平時に積んでおくかということについてなんですけれども、現状、多分、平時でいうと一・八か月分ぐらい、国民の消費のですね、しか備蓄されていないわけですけれども、今、米がないとかということについて非常に国民の皆さんが危機感を感じていただいているということもあるので、落ち着いてきた場合に、現在の備蓄米の百万トン水準でいいのかどうかということについても検討しなければならないんじゃないかと思いますけれども、大臣のお考えをお聞かせください。
この発言だけを見る →小
小泉進次郎#15
○国務大臣(小泉進次郎君) この百万トンどうするかという議論は、先生方、この委員会からも決議をいただいております。「今後検討される新たな水田政策の下においても、米の生産・流通・備蓄政策全般について必要な検証を行うこと。」、これが決議の中身であります。これに基づいて、今回の売渡しも含めて検証、検討もしっかり行ってまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →山
山下雄平#16
○山下雄平君 今回の米不足や米高騰を受けて、私もメディア出身ですけれども、メディアの中には、農家の皆さんに自由に作ってもらって、大規模化、効率化すれば全てが解決するような論調もありますけれども、我が国の食料自給率を向上させていくにはやはり私は政策による支援も不可欠だというふうに思います。
水田活用の交付金の見直しをめぐり、新たな支援の在り方について、小泉大臣は所信的な挨拶で、必要となる予算は、現行水活の見直しや、見直しに伴う既存施策の再編により得られた財源を活用するというふうに述べられましたけれども、これは、水活や既存政策の見直しによる財源も活用するけれども、小泉大臣として新たな財源の確保も、もちろん取りに行くという認識でよろしいでしょうか、お聞かせください。
この発言だけを見る →水田活用の交付金の見直しをめぐり、新たな支援の在り方について、小泉大臣は所信的な挨拶で、必要となる予算は、現行水活の見直しや、見直しに伴う既存施策の再編により得られた財源を活用するというふうに述べられましたけれども、これは、水活や既存政策の見直しによる財源も活用するけれども、小泉大臣として新たな財源の確保も、もちろん取りに行くという認識でよろしいでしょうか、お聞かせください。
小
小泉進次郎#17
○国務大臣(小泉進次郎君) 全くそのとおりであります。しっかりとこの見直し、そして再編の中での予算の確保にとどまらない、先ほど水産のことについては、長官、一緒に頑張ろうという話をしましたけれども、もちろん農、林につきましても全く同じであります。
この発言だけを見る →山
山下雄平#18
○山下雄平君 是非、我々与野党議員も、その方向に向けて、予算取り、是非応援していければというふうに思っています。
日本の農地というのは平たん部ばかりでありません。大規模化できる平たん地だけで日本の食を確保できるわけでもありません。江藤前大臣は、食料安全保障の観点からも中山間地域など条件不利地での営農の継続をしていく必要があるというふうに考えておられて、そのために中山間地域等直接支払制度を今後充実させていく考えを表明されておられました。小泉新大臣としての考えをお聞かせいただければと思います。
この発言だけを見る →日本の農地というのは平たん部ばかりでありません。大規模化できる平たん地だけで日本の食を確保できるわけでもありません。江藤前大臣は、食料安全保障の観点からも中山間地域など条件不利地での営農の継続をしていく必要があるというふうに考えておられて、そのために中山間地域等直接支払制度を今後充実させていく考えを表明されておられました。小泉新大臣としての考えをお聞かせいただければと思います。
小
小泉進次郎#19
○国務大臣(小泉進次郎君) そこは前大臣と全く同じです。
私は、農林部会長時代からも大変お世話になりました。そして、前大臣、江藤大臣が特に棚田について非常に思いを持って取り組まれてきたことも存じ上げておりますし、私も、石川県輪島に白米千枚田というのがありまして、私はそこの一区画を名札を立てていただいていると。そして、去年は、馳知事と自民党の西田昭二先生と一緒に田植作業もやらせていただきました。
まさに前大臣がお話ししたような中山間地域、こういったことに対する思いも同じですから、しっかりと重要性を認識して後押しをしてまいります。
この発言だけを見る →私は、農林部会長時代からも大変お世話になりました。そして、前大臣、江藤大臣が特に棚田について非常に思いを持って取り組まれてきたことも存じ上げておりますし、私も、石川県輪島に白米千枚田というのがありまして、私はそこの一区画を名札を立てていただいていると。そして、去年は、馳知事と自民党の西田昭二先生と一緒に田植作業もやらせていただきました。
まさに前大臣がお話ししたような中山間地域、こういったことに対する思いも同じですから、しっかりと重要性を認識して後押しをしてまいります。
山
山下雄平#20
○山下雄平君 最後に、新規就農政策についてお伺いしたいんですけれども、新規就農される方の住所とその農地が、自治体が違う場合、どっちがその支援策を申請するかということで、基準が明確じゃないことによって、なかなか自治体が、自分たちが拒否するという形で時間を空費してしまう例がありました。この点についてどのように改善していく考えか、お聞かせください。
この発言だけを見る →杉
杉中淳#21
○政府参考人(杉中淳君) お答えいたします。
御指摘になった、経営開始資金の話だと思いますけれども、これ、交付対象者の就農状況の確認、あとフォローアップ等を円滑に行う必要ございますので、基本、営農地の市町村が申請窓口となるということを基本としております。
御指摘のようなケースで、新規就農者の営農地と居住地の市町村が異なるケースにおいても、申請窓口は基本は営農地の市町村というふうにしておりますけれども、営農地と居住地の市町村間で調整の上、居住地の市町村が申請窓口となるということも可能としているところでございます。
申請手続の原則について関係機関によく周知するとともに、今回同様の事案が生じた場合には必要に応じて地方農政局の職員が協議の場に参画するなど、自治体間の調整が円滑に行われるように対処をしていきたいというふうに考えております。
この発言だけを見る →御指摘になった、経営開始資金の話だと思いますけれども、これ、交付対象者の就農状況の確認、あとフォローアップ等を円滑に行う必要ございますので、基本、営農地の市町村が申請窓口となるということを基本としております。
御指摘のようなケースで、新規就農者の営農地と居住地の市町村が異なるケースにおいても、申請窓口は基本は営農地の市町村というふうにしておりますけれども、営農地と居住地の市町村間で調整の上、居住地の市町村が申請窓口となるということも可能としているところでございます。
申請手続の原則について関係機関によく周知するとともに、今回同様の事案が生じた場合には必要に応じて地方農政局の職員が協議の場に参画するなど、自治体間の調整が円滑に行われるように対処をしていきたいというふうに考えております。
山
羽
羽田次郎#23
○羽田次郎君 立憲民主・社民・無所属の羽田次郎です。ヤジ頑張ります。
今日は小泉大臣に初めての質問ということで、今後とも末永くどうぞよろしくお願いいたします。
昨年、食料・農業・農村基本法が一九九九年の制定以来初めて改正され、先月、この基本法を踏まえて基本計画が改定されました。今年から五年間を農業構造改革の初動五年間と位置付け、集中的に取り組み、さらに二年後の令和九年からは新たな水田農業政策をスタートさせるということだと思います。
その一方で、足下の状況を見れば、昨年の夏以来、米不足、米価高騰など、米を主食とする我が国における大問題が起きております。十年に一度の不作時に供給するための政府備蓄米を市場に放出するという緊急対応を講じているにもかかわらず、米の価格は昨年の二倍という水準で推移しております。
農政における非常に重要な時期に、江藤前農林水産大臣が米をめぐる不適切な発言によって職を辞されました。
江藤前大臣は、農業の現場をよく御理解されていて、農家の声を真摯に受け止め、米の販売状況についても大変心配をされておりまして、週に二回はスーパーで売場の状況を確認していたということ、適材だったというような印象を私個人は持っております。概算要求のときに自分がこの職にあれば、農業構造改革初動五年の予算をしっかり別枠で確保すると強く御答弁されていた。大いに期待もしておりました。
しかし、残念ながらあの発言。やはり信なくば立たず。不適切な言葉を発したことは、農政に対する国民からの信頼を毀損したと思いますし、主食である米が異常事態にあって、国民がそれぞれの立場で頑張っているところで、国民が憤ったのは当然のことだというふうに受け止めております。
小泉大臣が、国民の声、農業現場の声に寄り添って農政に取り組むことの重要性をどのようにお考えで、今、失われた農政、特に農林水産大臣の発言、この信頼をどう取り戻そうとされているのか、伺います。
この発言だけを見る →今日は小泉大臣に初めての質問ということで、今後とも末永くどうぞよろしくお願いいたします。
昨年、食料・農業・農村基本法が一九九九年の制定以来初めて改正され、先月、この基本法を踏まえて基本計画が改定されました。今年から五年間を農業構造改革の初動五年間と位置付け、集中的に取り組み、さらに二年後の令和九年からは新たな水田農業政策をスタートさせるということだと思います。
その一方で、足下の状況を見れば、昨年の夏以来、米不足、米価高騰など、米を主食とする我が国における大問題が起きております。十年に一度の不作時に供給するための政府備蓄米を市場に放出するという緊急対応を講じているにもかかわらず、米の価格は昨年の二倍という水準で推移しております。
農政における非常に重要な時期に、江藤前農林水産大臣が米をめぐる不適切な発言によって職を辞されました。
江藤前大臣は、農業の現場をよく御理解されていて、農家の声を真摯に受け止め、米の販売状況についても大変心配をされておりまして、週に二回はスーパーで売場の状況を確認していたということ、適材だったというような印象を私個人は持っております。概算要求のときに自分がこの職にあれば、農業構造改革初動五年の予算をしっかり別枠で確保すると強く御答弁されていた。大いに期待もしておりました。
しかし、残念ながらあの発言。やはり信なくば立たず。不適切な言葉を発したことは、農政に対する国民からの信頼を毀損したと思いますし、主食である米が異常事態にあって、国民がそれぞれの立場で頑張っているところで、国民が憤ったのは当然のことだというふうに受け止めております。
小泉大臣が、国民の声、農業現場の声に寄り添って農政に取り組むことの重要性をどのようにお考えで、今、失われた農政、特に農林水産大臣の発言、この信頼をどう取り戻そうとされているのか、伺います。
小
小泉進次郎#24
○国務大臣(小泉進次郎君) どうぞよろしくお願いいたします。
信頼回復は本当に時間が掛かることだと思いますが、行政としては結果を出す形で信頼を回復する以外にないと思っております。
特に昨今の米の高騰については、農水省、私が就任して一週間でありますけれども、この一週間、本当によく頑張ってくれて、私は農水省の職員に対して感謝の気持ち以外ほかには何もありません。
一方で、反省しなければいけないことも事実で、見通しを誤っていたこともあると思います。新米が出てくれば落ち着くと。結果、そうではありませんでしたし、そして備蓄も放出をして、これで下がるということには残念ながら今までなっておりません。
ですので、やはり今までのやった形の中で学ぶことは学びつつも、今までこうやってきたからということではない新しい判断も同時に必要なんだろうと、そういった思いで、結果を出せるように、政治判断もありますけれども、随意契約という形に切り替え、そしてとにかく全然備蓄が店頭に並ばないという国民の皆さんの声に対して速やかに棚に届けることができるようにという思いで取り組んでまいりました。
おかげさまで、早ければ来週の月曜日には棚に並べるという事業者が出てまいりました。こういったスピード感と、そして実際に届いたというこういった世の中の実感も含めて、しっかりと政策を実現をすることを通じて信頼回復をしていきたいと。
どうか末永くよろしくお願いいたします。
この発言だけを見る →信頼回復は本当に時間が掛かることだと思いますが、行政としては結果を出す形で信頼を回復する以外にないと思っております。
特に昨今の米の高騰については、農水省、私が就任して一週間でありますけれども、この一週間、本当によく頑張ってくれて、私は農水省の職員に対して感謝の気持ち以外ほかには何もありません。
一方で、反省しなければいけないことも事実で、見通しを誤っていたこともあると思います。新米が出てくれば落ち着くと。結果、そうではありませんでしたし、そして備蓄も放出をして、これで下がるということには残念ながら今までなっておりません。
ですので、やはり今までのやった形の中で学ぶことは学びつつも、今までこうやってきたからということではない新しい判断も同時に必要なんだろうと、そういった思いで、結果を出せるように、政治判断もありますけれども、随意契約という形に切り替え、そしてとにかく全然備蓄が店頭に並ばないという国民の皆さんの声に対して速やかに棚に届けることができるようにという思いで取り組んでまいりました。
おかげさまで、早ければ来週の月曜日には棚に並べるという事業者が出てまいりました。こういったスピード感と、そして実際に届いたというこういった世の中の実感も含めて、しっかりと政策を実現をすることを通じて信頼回復をしていきたいと。
どうか末永くよろしくお願いいたします。
羽
羽田次郎#25
○羽田次郎君 本当、しっかり反省に立った対応をしていただきたい、そして信頼を回復していただきたいというふうに思います。
昨年、米が市場から消えて、米の価格が上昇してから半年以上がたちました。米問題を考えるに当たって、米の流通経路を令和四年産で見てみました。四年産は、七百二十七万トンの生産のうち、主食用米三百三万トン、約四三%がJA等の集出荷業者、そして二百三十五万トン、約三二%が生産者による直売、百十五万トン、約一六%が無償譲渡を含む自家消費ということで、集出荷業者が扱う米は全体の半数以下にとどまっていたのが現状です。
そして、集出荷業者が二十一万トン足りない、十万トン更に足りないという状況であることで、合計三十一万トンの政府備蓄米を市場に放出したものと私は理解をしております。米流通の実態から考えれば、集出荷業者に放出しても効果が限定的になること、これは想像できたようにも思えますし、最初の備蓄米放出にも疑問が残るところです。
そして、市場に出回っている備蓄米の量がいまだに低水準であると認識しております。江藤前農林水産大臣は、米価格高騰問題について一貫して、流通の目詰まり解消が目的であり、量にはコミットするが価格にはコミットしないという方針だったと認識しております。
ただ、主食の米が昨年の二倍に高止まる中、石破総理は、先週水曜日の党首討論で、米価格は五キロ三千円台でなければならないと発言されました。小泉大臣も、随意契約による備蓄米は五キロ二千円で店頭に並べるとおっしゃっております。
しかしながら、三月の入札以降、米の価格が下がらないのは、放出量の問題ではなく、備蓄倉庫から店頭に並ぶまで想定外に時間が掛かっていることが問題だったのではないでしょうか。今後、市場に膨大な米が滞留すると、米価の大幅下落は避けられないと私は危惧しております。
市場流通量をいかにして増やすのか、最初に売却した三十一万トンの目詰まり解消策を講じる必要性について、小泉大臣の御所見を伺います。
この発言だけを見る →昨年、米が市場から消えて、米の価格が上昇してから半年以上がたちました。米問題を考えるに当たって、米の流通経路を令和四年産で見てみました。四年産は、七百二十七万トンの生産のうち、主食用米三百三万トン、約四三%がJA等の集出荷業者、そして二百三十五万トン、約三二%が生産者による直売、百十五万トン、約一六%が無償譲渡を含む自家消費ということで、集出荷業者が扱う米は全体の半数以下にとどまっていたのが現状です。
そして、集出荷業者が二十一万トン足りない、十万トン更に足りないという状況であることで、合計三十一万トンの政府備蓄米を市場に放出したものと私は理解をしております。米流通の実態から考えれば、集出荷業者に放出しても効果が限定的になること、これは想像できたようにも思えますし、最初の備蓄米放出にも疑問が残るところです。
そして、市場に出回っている備蓄米の量がいまだに低水準であると認識しております。江藤前農林水産大臣は、米価格高騰問題について一貫して、流通の目詰まり解消が目的であり、量にはコミットするが価格にはコミットしないという方針だったと認識しております。
ただ、主食の米が昨年の二倍に高止まる中、石破総理は、先週水曜日の党首討論で、米価格は五キロ三千円台でなければならないと発言されました。小泉大臣も、随意契約による備蓄米は五キロ二千円で店頭に並べるとおっしゃっております。
しかしながら、三月の入札以降、米の価格が下がらないのは、放出量の問題ではなく、備蓄倉庫から店頭に並ぶまで想定外に時間が掛かっていることが問題だったのではないでしょうか。今後、市場に膨大な米が滞留すると、米価の大幅下落は避けられないと私は危惧しております。
市場流通量をいかにして増やすのか、最初に売却した三十一万トンの目詰まり解消策を講じる必要性について、小泉大臣の御所見を伺います。
小
小泉進次郎#26
○国務大臣(小泉進次郎君) 今の羽田先生の御指摘と思いは同じだと思います。速やかに棚に並べなければ、この目詰まりというか、なかなか、国民の皆さん、また流通の中の不足感が解消しないと。なので、今回は随意契約で流通、小売の方に直接届けるという形を取りました。このことによって、先ほど、まあ全農の方に、流れていない三十一万トン、これがどのような動きを見せるか、ここも大分私は一定の効果が働いてくるのではないかとは思います。
昨日も全米販と会ったという話をしましたが、大分マーケットの空気が変わっていて、自分たちもちょっと出していくというような話をしていたときに、何がその変化の要因だったかということをうちの次官からも尋ねました。そうしたら、全米販の回答の一つは、やはり無制限で出すというあのインパクトが一つあるということは言っていましたので、私、何度も、まあメッセージが強過ぎるという御指摘も一部、昨日の衆議院の委員会では言われましたが、農家の皆さんに対するメッセージに加えて、マーケットに対するメッセージも今必要な局面ですので、そこは御理解をいただきたいというふうに思っております。
結果、今回より、四、五千円台でブランド米が今流れていますが、三千円台の一回目から三回目の備蓄米を持っている方々も、もう週明けには二千円の備蓄米を見るわけです。そして、その翌週、翌々週ぐらいには、今日説明会を開始する新たな随意契約の対象の中小のスーパーさん、そして町のお米屋さんに、今度は千八百円ぐらいのお米が行き渡ります。これで、二千円のが出てきても、焦って買わなくとも、選択肢は増えます。こういった形の購買行動の変化によって、結果、今まで持っていたところが市場に対して出していくという、こういったことが出てくれば、私は間違いなく動きは出てくると思っています。
この発言だけを見る →昨日も全米販と会ったという話をしましたが、大分マーケットの空気が変わっていて、自分たちもちょっと出していくというような話をしていたときに、何がその変化の要因だったかということをうちの次官からも尋ねました。そうしたら、全米販の回答の一つは、やはり無制限で出すというあのインパクトが一つあるということは言っていましたので、私、何度も、まあメッセージが強過ぎるという御指摘も一部、昨日の衆議院の委員会では言われましたが、農家の皆さんに対するメッセージに加えて、マーケットに対するメッセージも今必要な局面ですので、そこは御理解をいただきたいというふうに思っております。
結果、今回より、四、五千円台でブランド米が今流れていますが、三千円台の一回目から三回目の備蓄米を持っている方々も、もう週明けには二千円の備蓄米を見るわけです。そして、その翌週、翌々週ぐらいには、今日説明会を開始する新たな随意契約の対象の中小のスーパーさん、そして町のお米屋さんに、今度は千八百円ぐらいのお米が行き渡ります。これで、二千円のが出てきても、焦って買わなくとも、選択肢は増えます。こういった形の購買行動の変化によって、結果、今まで持っていたところが市場に対して出していくという、こういったことが出てくれば、私は間違いなく動きは出てくると思っています。
羽
羽田次郎#27
○羽田次郎君 あの二千円という発言をされたときも、えっ、本当に二千円になるのかと私も思ったぐらいですし、また、無制限にというときも、やっぱり、九十一万トンしか備蓄米がなかった上、三十一万トンが既に放出されていて、今度三十万トンということだと、もう残りは少ないだろうなというのは、我々はもう最初に、えっ、本当に無制限なのというふうに思ったんですが、その辺、マーケットも見た上での御判断ということだということは昨日の衆議院の委員会の質疑でも触れられていたので、そういうことなんだなと思いましたけど、正直何となく、あれっという違和感はいまだに拭えないところはあります。
一見安い米を求める国民の声に応えた対応というふうには思えますが、あした小売業者に対する最初の引渡しがされるというふうに報じられておりまして、店頭に五キロ二千円で並ぶというふうに来週にはなるんだと思います。
ただ、一連の備蓄米の放出で世の中に、銘柄米、入札備蓄米、そして随意契約備蓄米、この三種類の価格帯が出現するというふうになります。食味で売っている銘柄米から、ブレンド米の古古古米で期待していた味と違うということもあるでしょうし、かえって消費者の混乱を招くのではないかという心配もあります。また、安い価格帯の米ばかりが売れて高い入札米が売れ残るといったことも起きかねないんではないかというふうにも危惧しております。
この三種類の米が並ぶことで消費者が混乱しないようにどのように周知をしていくのか、また、令和三年産の古古古米が店頭に並ぶ際、おいしくないと思われて、かえって小泉大臣の懸念する米離れの契機にならないのか、また、中長期的に銘柄米を含め米価格はどうあるべきと小泉大臣はお考えなのか、教えてください。
この発言だけを見る →一見安い米を求める国民の声に応えた対応というふうには思えますが、あした小売業者に対する最初の引渡しがされるというふうに報じられておりまして、店頭に五キロ二千円で並ぶというふうに来週にはなるんだと思います。
ただ、一連の備蓄米の放出で世の中に、銘柄米、入札備蓄米、そして随意契約備蓄米、この三種類の価格帯が出現するというふうになります。食味で売っている銘柄米から、ブレンド米の古古古米で期待していた味と違うということもあるでしょうし、かえって消費者の混乱を招くのではないかという心配もあります。また、安い価格帯の米ばかりが売れて高い入札米が売れ残るといったことも起きかねないんではないかというふうにも危惧しております。
この三種類の米が並ぶことで消費者が混乱しないようにどのように周知をしていくのか、また、令和三年産の古古古米が店頭に並ぶ際、おいしくないと思われて、かえって小泉大臣の懸念する米離れの契機にならないのか、また、中長期的に銘柄米を含め米価格はどうあるべきと小泉大臣はお考えなのか、教えてください。
小
小泉進次郎#28
○国務大臣(小泉進次郎君) 私は、令和四年、五年、六年産米は食べております。そして、今日この後、令和三年産米も私が少し食べる予定にしております。この中で、もちろん味覚は人によって様々だと思いますけれども、私は、今まで食べさせていただいた令和四年、五年、六年産の古米、おいしく私はいただきました。
そして、これから消費者の皆さんにも、また扱う事業者さんにも、そこは皆さんで判断いただきたいと思いますが、昨日の一部のテレビ報道などを見ていても、町のお米屋さんは、店頭で、これから流通する古古古米と例えばモチ米などを一部ブレンドをして、こういった形だとおいしく食べれるという、そういった消費者への提供を考えるなど、様々な現場での知恵だったりいろんな取組が出てくると思います。当初私が想定する以上に、この備蓄米の販売の在り方も多様化した形が想定されます。ネットの販売をされる方、そしてまたコンビニで、一部の報道で、本当にそうなるかは分かりませんけれども、一キロ四百円台で備蓄米を販売をするという報道もありますし、やはり民間の知恵というのはすごいものがあるなと。
ですので、消費者の混乱を起こさないようにという羽田先生の御指摘に対しては、これはしっかりと、物が違うから値段も違うということもしっかりと周知をさせていただいた上で、消費者の選択に多様性が出てくるということは、私は前向きに受け止めていただければいいのではないかなと思います。
この発言だけを見る →そして、これから消費者の皆さんにも、また扱う事業者さんにも、そこは皆さんで判断いただきたいと思いますが、昨日の一部のテレビ報道などを見ていても、町のお米屋さんは、店頭で、これから流通する古古古米と例えばモチ米などを一部ブレンドをして、こういった形だとおいしく食べれるという、そういった消費者への提供を考えるなど、様々な現場での知恵だったりいろんな取組が出てくると思います。当初私が想定する以上に、この備蓄米の販売の在り方も多様化した形が想定されます。ネットの販売をされる方、そしてまたコンビニで、一部の報道で、本当にそうなるかは分かりませんけれども、一キロ四百円台で備蓄米を販売をするという報道もありますし、やはり民間の知恵というのはすごいものがあるなと。
ですので、消費者の混乱を起こさないようにという羽田先生の御指摘に対しては、これはしっかりと、物が違うから値段も違うということもしっかりと周知をさせていただいた上で、消費者の選択に多様性が出てくるということは、私は前向きに受け止めていただければいいのではないかなと思います。
羽
羽田次郎#29
○羽田次郎君 令和三年産の古古古米をこれから召し上がるというお話でしたが、昨日、全国農業会議があって農業委員会の会長の皆さん集まられて、私も地元の皆さんとお目にかかりましたが、やっぱりこの古古古米になると、お米の炊き方ですとか用途も考えないと、普通の炊き方ではとても食べられないというのが、そういうお話がございました。
昨日そういう話を伺ったんですが、調理方法とか利用方法とか、そういった部分も含めて広報というのはお考えなのかどうか、伺いたいと思います。
この発言だけを見る →昨日そういう話を伺ったんですが、調理方法とか利用方法とか、そういった部分も含めて広報というのはお考えなのかどうか、伺いたいと思います。