予算委員会

1992-11-27 衆議院 全343発言

⚠️ 発言のコピー・転載時は出典元URL(kokkai.ndl.go.jpおよびkokkai-data.com)を必ず残してください。改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

会議録情報#0
平成四年十一月二十七日(金曜日)
    午前十時開議
 出席委員
   委員長 高鳥  修君
   理事 中山 正暉君 理事 原田昇左右君
   理事 町村 信孝君 理事 村岡 兼造君
   理事 村上誠一郎君 理事 串原 義直君
   理事 野坂 浩賢君 理事 松浦 利尚君
   理事 草川 昭三君
      相沢 英之君    粟屋 敏信君
      池田 行彦君    岩村卯一郎君
      内海 英男君    越智 伊平君
      越智 通雄君    鹿野 道彦君
      唐沢俊二郎君    小坂 憲次君
      後藤田正晴君    志賀  節君
      戸井田三郎君    浜田 幸一君
      原田  憲君    原田 義昭君
      松本 十郎君    村山 達雄君
      柳沢 伯夫君    伊東 秀子君
      加藤 万吉君    関  晴正君
      筒井 信隆君    戸田 菊雄君
      楢崎弥之助君    日野 市朗君
      水田  稔君    和田 静夫君
      石田 祝稔君    日笠 勝之君
      木島日出夫君    児玉 健次君
      中野 寛成君
 出席政府委員
        大蔵省主計局長 斎藤 次郎君
 委員外の出席者
        予算委員会調査
        室長      堀口 一郎君
    —————————————
委員の異動
十一月二十七日
 辞任         補欠選任
  小澤  潔君     岩村卯一郎君
  越智 伊平君     小坂 憲次君
  倉成  正君     原田 義昭君
  石田 祝稔君     市川 雄一君
同日
 辞任         補欠選任
  岩村卯一郎君     小澤  潔君
  小坂 憲次君     越智 伊平君
  原田 義昭君     倉成  正君
    —————————————
本日の会議に付した案件
 平成四年度一般会計補正予算(第1号)
 平成四年度特別会計補正予算(特第1号)
 平成四年度政府関係機関補正予算(機第1号)
 議院外証言についての報告聴取
     ————◇—————
この発言だけを見る →
高鳥修#1
○高鳥委員長 これより会議を開きます。
 平成四年度一般会計補正予算(第1号)、平成四年度特別会計補正予算(特第1号)、平成四年度政府関係機関補正予算(機第1号)、以上三案を一括して議題といたします。
 この際、委員長より御報告申し上げます。
 去る二十日、本委員会において、議院証言法第一条の二により、委員を派遣して、勾留中である渡邉廣康君を証人として証言を求めることに決定いたしておりましたが、昨日、東京拘置所において、午後三時三分から午後四時五十八分まで、委員長たる私のほか、自由民主党の中山理事、日本社会党・護憲民主連合の松浦理事、伊東委員、公明党・国民会議の草川理事、日本共産党の木島委員、民社党の中野委員の以上七名が同証人に証言を求めてまいりました。
 お手元に当日の速記録を配付しております。
 本速記録は、本日の委員会議録に掲載いたします。
 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
    午前十時一分散会
     ————◇—————
   証人渡邉廣康君議院外証言速記録
日時 平成四年十一月二十六日
場所 東京都葛飾区小菅一—三五—一 東京拘置
   所
案件 平成四年度一般会計補正予算(第1号)、
   平成四年度特別会計補正予算(特第1号)
   及び平成四年度政府関係機関補正予算(機
   第1号)に関し、東京佐川問題について
 派遣委員
 委員長 高鳥  修君  理事 中山 正暉君
  理事 松浦 利尚君  理事 草川 昭三君
  委員 伊東 秀子君  委員 木島日出夫君
  委員 中野 寛成君
 証人  渡邉 廣康君
 補佐人 赤松 幸夫君
    —————————————
   午後三時三分開始
この発言だけを見る →
高鳥修#2
○高鳥委員長 それでは、これより平成四年度補正予算三案の審査に関し、東京佐川問題について、渡邉廣康君より証言を求めることにいたします。
 この際、証言を求める前に証人に一言申し上げておきます。
 昭和二十二年法律第二百二十五号、議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律によって、証人に証言を求める場合には、その前に宣誓をさせなければならないことになっております。
 宣誓または証言を拒むことのできるのは、まず、証人、証人の配偶者、三親等内の血族もしくは二親等内の姻族または証人とこれらの親族関係があった者及び証人の後見人、後見監督人または保佐人並びに証人を後見人、後見監督人または保佐人とする者が、刑事訴追を受け、または有罪判決を受けるおそれのあるときであります。また、医師、歯科医師、助産婦、看護婦、弁護士、弁理士、公証人、宗教の職にある者またはこれらの職にあった者は、業務上委託を受けたため知り得た事実で他人の秘密に関するものについても、本人が承諾した場合を除き、宣誓または証言を拒むことができることになっております。
 証人が宣誓または証言を拒むときは、その事由を示さなければならないことになっております。
 証人が正当な理由がなく宣誓または証言を拒んだときは一年以下の禁錮または十万円以下の罰金に処せられ、また、宣誓した証人が虚偽の陳述をしたときは三月以上十年以下の懲役に処せられることになっております。
 一応このことを御承知おき願いたいと存じます。
 次に、証人が補佐人に助言を求めることが許される場合について申し上げます。
 すなわち、証人は、宣誓及び証言の拒絶に関する事項に関し、補佐人に助言を求めることができることになっております。
 助言は、その都度証人が委員長にその旨を申し立て、その許可が得られた後に認められるものであります。
 なお、補佐人は、みずから発言すること及びみずから証人に対して助言することはできないことになっております。
 次に、今回の証人喚問についての理事会の申し合わせについて申し上げておきます。
 その第一は、資料についてであります。
 証人は、証言を行うに際し、資料を用いることは差し支えありませんが、委員長の許可が必要であります。また、これらの資料は、いずれも当委員会に提出していただくことになっております。
 その第二として、証人がメモをとることについてでありますが、尋問の項目程度は結構でございます。
 なお、補佐人がメモをとることは構いません。
 以上の点を御承知おきください。
 それでは、法律の定めるところによりまして、証人に宣誓を求めることにいたします。全員起立を願います。
    〔総員起立〕
この発言だけを見る →
高鳥修#3
○高鳥委員長 渡邉廣康君、宣誓書を朗読してください。
この発言だけを見る →
渡邉廣康#4
○渡邉証人 
    宣 誓 書
 良心に従って、真実を述べ、何事もかくさず、又、何事もつけ加えないことを誓います
  平成四年十一月二十六日
この発言だけを見る →
高鳥修#5
○高鳥委員長 宣誓書に署名捺印してください。
    〔証人、宣誓書に署名捺印〕
この発言だけを見る →
高鳥修#6
○高鳥委員長 御着席ください。
 これより証言を求めることといたしますが、証人の御発言は、証言を求められた範囲を超えないこと、また、御発言の際には、その都度委員長の許可を得てなされるようお願い申し上げます。
 なお、こちらから質問をしているときには着席のままで結構でございますが、御発言の際は起立して発言をしてください。
 委員各位に申し上げます。
 本日は、申し合わせの時間内で重要な問題について証言を求めるのでありますから、議事の進行に特に御協力をお願い申し上げます。
    —————————————
この発言だけを見る →
高鳥修#7
○高鳥委員長 これより証人に対して証言を求めます。
 まず、委員長より委員会を代表して二、三お尋ねいたします。その後、各委員の御発言をお願いすることといたしております。
 それでは、私からお尋ねいたします。
 あなたは渡邉廣康君ですね。
この発言だけを見る →
渡邉廣康#8
○渡邉証人 はい、そうです。
この発言だけを見る →
高鳥修#9
○高鳥委員長 生年月日、住所、職業を述べてください。
この発言だけを見る →
渡邉廣康#10
○渡邉証人 生年月日、昭和九年五月二日。
この発言だけを見る →
高鳥修#11
○高鳥委員長 住所。
この発言だけを見る →
渡邉廣康#12
○渡邉証人 住所は、東京都新宿区二十騎町一の二十一クリスティーホームズ二十騎町三〇一でございます。
この発言だけを見る →
高鳥修#13
○高鳥委員長 職業は。
この発言だけを見る →
渡邉廣康#14
○渡邉証人 現在無職でございます。
この発言だけを見る →
高鳥修#15
○高鳥委員長 それでは、私からお尋ねいたします。
 最初にお尋ねすることは、五億円献金問題についてであります。
 金丸元自民党副総裁は、辞意表明の際に「平成二年の総選挙の前、渡邉廣康元東京佐川急便社長から献金の申し出があり、辞退したが、数週間たって、秘書から五億円が事務所に届けられたと報告を受けた。五億円の献金は、我が同志への陣中見舞いだと認識した。」と述べておられます。
 そこで、お尋ねいたします。
 あなたは金丸前衆議院議員に五億円の献金をしたことがありますか。あるとすれば、いつ、どこで、だれに、どのような趣旨で届けられたのでしょうか。
この発言だけを見る →
渡邉廣康#16
○渡邉証人 補佐人にアドバイスいただいてよろしいでしょうか。
この発言だけを見る →
高鳥修#17
○高鳥委員長 はい。
この発言だけを見る →
渡邉廣康#18
○渡邉証人 お尋ねの件は、私の裁判において問題とされており、私が起訴されております事実に直接かかわるものです。また、お答えすると裁判を進める上では大変に不都合でありますし、その裁判で有罪の判決を受けるおそれがあります。
 さらに、そのような資金についてお話しすることは、政治資金規正法違反や贈収賄を疑われたりして、それらの罪で将来起訴される可能性もあります。
 このようなわけでありますので、ただいまの御質問にお答えすることは控えさせていただきたいと思います。
この発言だけを見る →
高鳥修#19
○高鳥委員長 それでは次に、日本皇民党問題について伺います。
 昭和六十二年九月末、あなたは、いわゆる右翼団体日本皇民党が竹下政権誕生を阻止するために行っていた街頭宣伝活動について、かねて交際のあった政治家が苦慮していることを知り、この件の解決を石井進稲川会前会長に依頼しました。その結果、同年十月上旬街頭宣伝活動は中止されたと言われております。
 そこで、お尋ねいたします。
 日本皇民党の街宣活動の問題について、金丸前議員、竹下元首相がどのようなかかわり合いがあったのか、お知りになっていることをお述べいただきたいと思います。
この発言だけを見る →
渡邉廣康#20
○渡邉証人 補佐人に相談してよろしいでしょうか。
この発言だけを見る →
高鳥修#21
○高鳥委員長 はい。
この発言だけを見る →
渡邉廣康#22
○渡邉証人 お答えします。
 やはりお尋ねの件は、私の裁判において問題とされておりますし、私が起訴されております事実に直接関係があるものでございます。また、お答えすると裁判を進める上でも大変に不都合でありますし、その裁判で有罪の判決を受けるおそれがあります。このようなわけでありますので、ただいまの御質問に対してもお答えすることは控えさせていただきたいと思います。
この発言だけを見る →
高鳥修#23
○高鳥委員長 以上をもって私からお尋ねすることは終わりました。
 次に、発言の申し出がありますので、順次これを許します。中山正暉君。
この発言だけを見る →
中山正暉#24
○中山(正)委員 自民党の筆頭理事でございます中山正暉でございます。
 御不自由な拘禁の状態にあられるところに、証言法一条の二で場所を特定するということで、本日はお邪魔をして、日本の今政界を揺るがし、いろいろな意味で問題を醸し出しておりますことで、赤松補佐人の御協力も得まして、できる限りの御協力を願いたいものと、ここにまずお願いを申し上げながら、この拘置所とそして裁判所関係、司法機関の御理解で日本で初めてのこの特定場所による私どもの証人尋問ができますことに、いろんなお世話になりました方々にまず感謝を申し上げたいと思います。
 検事調書の中で、竹下内閣が成立することに関しての御意見が述べられております。
 平成四年六月二十日付の調書要旨に、「竹下内閣成立問題は、私の一生で一番大きな出来事です。私の力を日本の将来に示すことができた大きな出来事だった。確かにこの問題が解決されなくても竹下内閣は成立したかもしれないが、昭和六二年十月五日〜六日にかけて竹下先生の困り切った様子や、金丸先生の説得の態度や、小沢先生の狼狽ぶりをみると皇民党問題が解決しなければ成立はあり得ないという雰囲気だった。このような大問題を私の力で解決できたのだから竹下内閣成立について、民間人での第一の功労者は私だという自負心を持っていました。」とおっしゃっておられます。
 実はけさ十時から竹下元総理大臣が証人として国会に出られまして、私はこの同じ文書を竹下元総理大臣にお読みをいたしました。
 そして昨日、私、中曽根元総理大臣にもお目にかかってまいりました。
 御承知のように、あのときは総裁選挙ではございませんで、中曽根総理大臣が宮澤、安倍、竹下の三人の総裁候補を、自民党の総裁指名権を委嘱を受けた形での指名選挙でございまして、一般党員の投票ということではございませんでしたので、七カ月、百四十回、十八都道府県にわたる皇民党の運動は、私どもの耳にも入るような形で、また現実に、花の日というのがありますが、その花を配る日に銀座のソニービルの前で幹事長の竹下登先生、そして私が国民運動本部長でございましたが、そのときに前を「竹下さん早く総理大臣になってください」という、いわゆる褒め殺しで宣伝車が回ったのを私どもは鮮烈に記憶をいたしておりますのですが、実際にはそういうわけで、指名でなられたものでございますので、中曽根総理、指名権のあられた元総理大臣の中曽根康弘先生も右翼の運動には全く関心がなかった、自分は厳正、公平な指名権を行使したんだということをおっしゃっておられるわけでございます。
 そこで、渡邉さんが皇民党に働きかけたそのきっかけ、そしてそうしなきゃならないという、自分が一番の功績者だと思われるような雰囲気になりましたその原因ときっかけ、依頼を受けられてのことなのか、その辺の御事情をお聞かせくださればまことにありがたいと思います。
この発言だけを見る →
渡邉廣康#25
○渡邉証人 補佐人と相談させていただきます。
この発言だけを見る →
高鳥修#26
○高鳥委員長 はい。
この発言だけを見る →
渡邉廣康#27
○渡邉証人 お答えします。
 ただいまお尋ねの件も、私の裁判において問題とされておりますし、私が起訴されております事実に直接関係がございます。また、お答えすると裁判を進める上でも大変に不都合でありますし、その裁判で有罪の判決を受けるおそれがございます。そこで、このようなわけでありますので、ただいまの御質問に対しましてもお答えすることは控えさせていただきたいと思います。
この発言だけを見る →
中山正暉#28
○中山(正)委員 これは赤松補佐人にお願いをしなきゃなりませんが、もう検事調書として御本人署名で公判廷に持ち出されておるものでございます。私どもは渡邉さんの判決の行方にもちろん関心を持っておりますが、この政界が右翼それからまた暴力団の支援によってつくられたものではないかというのは、国際的に、また四十七年間民主主義を続けてまいりました日本にとりましても大変大事なことでございますので、むしろそのことに対して端的に御答弁をいただいた方がいいのではないかという感じでございますが、重ねて深追いはいたしません。権利として今証言を拒否されたことはそのまま受け取ってまいりたいと思います。
 それも拒否されておられますので、次の質問もむだになるのではないかと思いますが、私どもの自民党に副総裁として最後お務めになりました金丸信先生、今病気療養中で、目の手術をいたされたりいたしておるわけでございますが、その金丸信先生がおやめになるきっかけというのが、これは拘置所の中での自白が原因でそのことが証明されたわけでも何でもない。金丸信先生がみずからテレビの記者会見を行われて五億円の献金がなされていたということを告白をされて、御自身でついに三十五日目でございましたか、国会議員も辞職をされるということになったわけでございます。これがどこから出てきたものか、大変そのつながりが不思議でなりません。辞任をされるのも、みずから罪を、政治資金規正法で規制を超えた額というものをお受け取りになったということで辞職をされたわけでございますが、この五億円というものが、金丸先生がみずからテレビ、新聞その他大勢の会見の場で直接告白をなすったということは、我々には異常な感じがしてならないわけでございますが、それに関して何か渡邉さんがお感じになることがございましたら、できる限りの範囲内でお答えがいただけたらと思います。
この発言だけを見る →
渡邉廣康#29
○渡邉証人 補佐人のアドバイスを受けたいと思います。
この発言だけを見る →
← 戻る