予算委員会
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会
会議録情報#0
平成五年十月七日(木曜日)
午前十時開会
—————————————
委員の異動
十月四日
辞任 補欠選任
板垣 正君 成瀬 守重君
鎌田 要人君 大島 慶久君
宮澤 弘君 林田悠紀夫君
永野 茂門君 北澤 俊美君
青島 幸男君 西川 潔君
十月五日
辞任 補欠選任
山田 健一君 前畑 幸子君
吉川 春子君 上田耕一郎君
十月六日
辞任 補欠選任
岩崎 純三君 大浜 方栄君
遠藤 要君 宮澤 弘君
成瀬 守重君 合馬 敬君
野村 五男君 鎌田 要人君
林田悠紀夫君 板垣 正君
松浦 孝治君 小野 清子君
前畑 幸子君 種田 誠君
上田耕一郎君 聴濤 弘君
十月七日
辞任 補欠選任
種田 誠君 堀 利和君
牛嶋 正君 山下 栄一君
出席者は左のとおり。
委員長 井上 吉夫君
理 事
片山虎之助君
久世 公堯君
村上 正邦君
梶原 敬義君
佐藤 三吾君
角田 義一君
木庭健太郎君
磯村 修君
足立 良平君
委 員
板垣 正君
小野 清子君
大河原太一郎君
大島 慶久君
大浜 方栄君
合馬 敬君
鎌田 要人君
沓掛 哲男君
斎藤 文夫君
下稲葉耕吉君
野間 赳君
服部三男雄君
星野 朋市君
宮澤 弘君
穐山 篤君
一井 淳治君
大渕 絹子君
喜岡 淳君
國弘 正雄君
谷畑 孝君
種田 誠君
田 英夫君
堀 利和君
三重野栄子君
山口 哲夫君
藁科 滿治君
荒木 清寛君
牛嶋 正君
刈田 貞子君
山下 栄一君
武田邦太郎君
萩野 浩基君
直嶋 正行君
聴濤 弘君
吉岡 吉典君
北澤 俊美君
西川 潔君
国務大臣
内閣総理大臣 細川 護煕君
外 務 大 臣 羽田 孜君
法 務 大 臣 三ケ月 章君
大 蔵 大 臣 藤井 裕久君
文 部 大 臣 赤松 良子君
厚 生 大 臣 大内 啓伍君
農林水産大臣 畑 英次郎君
通商産業大臣 熊谷 弘君
運 輸 大 臣 伊藤 茂君
郵 政 大 臣 神崎 武法君
労 働 大 臣 坂口 力君
建 設 大 臣 五十嵐広三君
自 治 大 臣
国 務 大 臣
(国家公安委員 佐藤 観樹君
会委員長)
国 務 大 臣 武村 正義君
(内閣官房長官)
国 務 大 臣 石田幸四郎君
(総務庁長官)
国 務 大 臣
(北海道開発庁
長官)
(沖縄開発庁長 上原 康助君
官)
(国土庁長官)
国 務 大 臣 中西 啓介君
(防衛庁長官)
国 務 大 臣
(経済企画庁長 久保田真苗君
官)
国 務 大 臣
(科学技術庁長 江田 五月君
官)
国 務 大 臣 広中和歌子君
(環境庁長官)
国 務 大 臣 山花 貞夫君
(政治改革)
政府委員
内閣官房内閣内
政審議室長
兼内閣総理大臣 藤井 威君
官房内政審議室
長
内閣法制局長官 大出 峻郎君
内閣法制局第一 津野 修君
部長
国際平和協力本 鈴木 勝也君
部事務局長
警察庁長官官房 廣瀬 權君
長
警察庁刑事局保 中田 恒夫君
安部長
総務庁長官官房 池ノ内祐司君
長
総務庁人事局長 杉浦 力君
総務庁行政管理 八木 俊道君
局長
総務庁行政監察 田中 一昭君
局長
防衛庁参事官 河路 明夫君
防衛庁参事官 萩 次郎君
防衛庁長官官房 宝珠山 昇君
長
防衛庁防衛局長 村田 直昭君
防衛施設庁総務 草津 辰夫君
部長
防衛施設庁施設 江間 清二君
部長
防衛施設庁建設 森本 直孝君
部長
防衛施設庁労務 小澤 毅君
部長
経済企画庁調整 小林 惇君
局長
経済企画庁国民 加藤 雅君
生活局長
経済企画庁物価 坂本 導聰君
局長
経済企画庁調査 土志田征一君
局長
国土庁長官官房 藤原 和人君
長
国土庁防災局長 村瀬 興一君
法務省刑事局長 濱 邦久君
法務省入国管理 高橋 雅二君
局長
外務省総合外交 柳井 俊二君
政策局長
外務省アジア局 池田 維君
長
外務省欧亜局長 野村 一成君
外務省経済局長 小倉 和夫君
外務省条約局長 丹波 實君
大蔵省主計局長 篠沢 恭助君
大蔵省主計局次 竹島 一彦君
長
大蔵省主税局長 小川 是君
大蔵省銀行局長 寺村 信行君
国税庁次長 三浦 正顯君
文部大臣官房長 吉田 茂君
文部省初等中等 野崎 弘君
教育局長
文部省教育助成 井上 孝美君
厚生大臣官房総 佐々木典夫君
務審議官
厚生省健康政策 寺松 尚君
局長
厚生省保健医療 谷 修一君
局長
厚生省薬務局長 田中 健次君
厚生省社会・援 土井 豊君
護局長
厚生省児童家庭 瀬田 公和君
局長
農林水産大臣官 上野 博史君
房長
農林水産大臣官 福島啓史郎君
房審議官
農林水産省構造 入澤 肇君
改善局長
食糧庁長官 鶴岡 俊彦君
林野庁長官 塚本 隆久君
水産庁長官 鎭西 迪雄君
通商産業省通商 坂本 吉弘君
政策局長
通商産業省通商 清川 佑二君
政策局次長
中小企業庁次長 桑原 茂樹君
運輸大臣官房長 黒野 匡彦君
運輸省鉄道局長 秦野 裕君
運輸省自動車交 越智 正英君
通局長
労働大臣官房長 征矢 紀臣君
労働省労働基準 石岡慎太郎君
局長
労働省婦人局長 松原 亘子君
労働省職業安定 七瀬 時雄君
建設大臣官房長 伴 襄君
建設省建設経済 小野 邦久君
局長
建設省都市局長 黒川 弘君
建設省住宅局長 三井 康壽君
自治大臣官房長 遠藤 安彦君
自治省行政局長 吉田 弘正君
自治省行政局選 佐野 徹治君
挙部長
自治省税務局長 滝 実君
事務局側
常任委員会専門 宮本 武夫君
員
—————————————
本日の会議に付した案件
○予算の執行状況に関する調査
—————————————
この発言だけを見る →午前十時開会
—————————————
委員の異動
十月四日
辞任 補欠選任
板垣 正君 成瀬 守重君
鎌田 要人君 大島 慶久君
宮澤 弘君 林田悠紀夫君
永野 茂門君 北澤 俊美君
青島 幸男君 西川 潔君
十月五日
辞任 補欠選任
山田 健一君 前畑 幸子君
吉川 春子君 上田耕一郎君
十月六日
辞任 補欠選任
岩崎 純三君 大浜 方栄君
遠藤 要君 宮澤 弘君
成瀬 守重君 合馬 敬君
野村 五男君 鎌田 要人君
林田悠紀夫君 板垣 正君
松浦 孝治君 小野 清子君
前畑 幸子君 種田 誠君
上田耕一郎君 聴濤 弘君
十月七日
辞任 補欠選任
種田 誠君 堀 利和君
牛嶋 正君 山下 栄一君
出席者は左のとおり。
委員長 井上 吉夫君
理 事
片山虎之助君
久世 公堯君
村上 正邦君
梶原 敬義君
佐藤 三吾君
角田 義一君
木庭健太郎君
磯村 修君
足立 良平君
委 員
板垣 正君
小野 清子君
大河原太一郎君
大島 慶久君
大浜 方栄君
合馬 敬君
鎌田 要人君
沓掛 哲男君
斎藤 文夫君
下稲葉耕吉君
野間 赳君
服部三男雄君
星野 朋市君
宮澤 弘君
穐山 篤君
一井 淳治君
大渕 絹子君
喜岡 淳君
國弘 正雄君
谷畑 孝君
種田 誠君
田 英夫君
堀 利和君
三重野栄子君
山口 哲夫君
藁科 滿治君
荒木 清寛君
牛嶋 正君
刈田 貞子君
山下 栄一君
武田邦太郎君
萩野 浩基君
直嶋 正行君
聴濤 弘君
吉岡 吉典君
北澤 俊美君
西川 潔君
国務大臣
内閣総理大臣 細川 護煕君
外 務 大 臣 羽田 孜君
法 務 大 臣 三ケ月 章君
大 蔵 大 臣 藤井 裕久君
文 部 大 臣 赤松 良子君
厚 生 大 臣 大内 啓伍君
農林水産大臣 畑 英次郎君
通商産業大臣 熊谷 弘君
運 輸 大 臣 伊藤 茂君
郵 政 大 臣 神崎 武法君
労 働 大 臣 坂口 力君
建 設 大 臣 五十嵐広三君
自 治 大 臣
国 務 大 臣
(国家公安委員 佐藤 観樹君
会委員長)
国 務 大 臣 武村 正義君
(内閣官房長官)
国 務 大 臣 石田幸四郎君
(総務庁長官)
国 務 大 臣
(北海道開発庁
長官)
(沖縄開発庁長 上原 康助君
官)
(国土庁長官)
国 務 大 臣 中西 啓介君
(防衛庁長官)
国 務 大 臣
(経済企画庁長 久保田真苗君
官)
国 務 大 臣
(科学技術庁長 江田 五月君
官)
国 務 大 臣 広中和歌子君
(環境庁長官)
国 務 大 臣 山花 貞夫君
(政治改革)
政府委員
内閣官房内閣内
政審議室長
兼内閣総理大臣 藤井 威君
官房内政審議室
長
内閣法制局長官 大出 峻郎君
内閣法制局第一 津野 修君
部長
国際平和協力本 鈴木 勝也君
部事務局長
警察庁長官官房 廣瀬 權君
長
警察庁刑事局保 中田 恒夫君
安部長
総務庁長官官房 池ノ内祐司君
長
総務庁人事局長 杉浦 力君
総務庁行政管理 八木 俊道君
局長
総務庁行政監察 田中 一昭君
局長
防衛庁参事官 河路 明夫君
防衛庁参事官 萩 次郎君
防衛庁長官官房 宝珠山 昇君
長
防衛庁防衛局長 村田 直昭君
防衛施設庁総務 草津 辰夫君
部長
防衛施設庁施設 江間 清二君
部長
防衛施設庁建設 森本 直孝君
部長
防衛施設庁労務 小澤 毅君
部長
経済企画庁調整 小林 惇君
局長
経済企画庁国民 加藤 雅君
生活局長
経済企画庁物価 坂本 導聰君
局長
経済企画庁調査 土志田征一君
局長
国土庁長官官房 藤原 和人君
長
国土庁防災局長 村瀬 興一君
法務省刑事局長 濱 邦久君
法務省入国管理 高橋 雅二君
局長
外務省総合外交 柳井 俊二君
政策局長
外務省アジア局 池田 維君
長
外務省欧亜局長 野村 一成君
外務省経済局長 小倉 和夫君
外務省条約局長 丹波 實君
大蔵省主計局長 篠沢 恭助君
大蔵省主計局次 竹島 一彦君
長
大蔵省主税局長 小川 是君
大蔵省銀行局長 寺村 信行君
国税庁次長 三浦 正顯君
文部大臣官房長 吉田 茂君
文部省初等中等 野崎 弘君
教育局長
文部省教育助成 井上 孝美君
厚生大臣官房総 佐々木典夫君
務審議官
厚生省健康政策 寺松 尚君
局長
厚生省保健医療 谷 修一君
局長
厚生省薬務局長 田中 健次君
厚生省社会・援 土井 豊君
護局長
厚生省児童家庭 瀬田 公和君
局長
農林水産大臣官 上野 博史君
房長
農林水産大臣官 福島啓史郎君
房審議官
農林水産省構造 入澤 肇君
改善局長
食糧庁長官 鶴岡 俊彦君
林野庁長官 塚本 隆久君
水産庁長官 鎭西 迪雄君
通商産業省通商 坂本 吉弘君
政策局長
通商産業省通商 清川 佑二君
政策局次長
中小企業庁次長 桑原 茂樹君
運輸大臣官房長 黒野 匡彦君
運輸省鉄道局長 秦野 裕君
運輸省自動車交 越智 正英君
通局長
労働大臣官房長 征矢 紀臣君
労働省労働基準 石岡慎太郎君
局長
労働省婦人局長 松原 亘子君
労働省職業安定 七瀬 時雄君
建設大臣官房長 伴 襄君
建設省建設経済 小野 邦久君
局長
建設省都市局長 黒川 弘君
建設省住宅局長 三井 康壽君
自治大臣官房長 遠藤 安彦君
自治省行政局長 吉田 弘正君
自治省行政局選 佐野 徹治君
挙部長
自治省税務局長 滝 実君
事務局側
常任委員会専門 宮本 武夫君
員
—————————————
本日の会議に付した案件
○予算の執行状況に関する調査
—————————————
井
井
井上吉夫#2
○委員長(井上吉夫君) まず、予算の執行状況に関する調査についての理事会決定事項について御報告いたします。
質疑を行う期間は本日七日、明八日及び来る十二日の二・五日間とすること、質疑割り当て時間の総計は三百九分とし、各会派への割り当て時間は、自由民主党百八十八分、日本社会党・護憲民主連合四十分、公明党・国民会議二十分、日本新党・民主改革連合十五分、民社党・スポーツ・国民連合十分、日本共産党二十一分、参議院新生党五分、二院クラブ十分とすること、質疑順位及び質疑者等についてはお手元に配付いたしておりますとおりとすること、以上でございます。
ただいま御報告いたしました理事会決定のとおり取り運ぶことに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →質疑を行う期間は本日七日、明八日及び来る十二日の二・五日間とすること、質疑割り当て時間の総計は三百九分とし、各会派への割り当て時間は、自由民主党百八十八分、日本社会党・護憲民主連合四十分、公明党・国民会議二十分、日本新党・民主改革連合十五分、民社党・スポーツ・国民連合十分、日本共産党二十一分、参議院新生党五分、二院クラブ十分とすること、質疑順位及び質疑者等についてはお手元に配付いたしておりますとおりとすること、以上でございます。
ただいま御報告いたしました理事会決定のとおり取り運ぶことに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
井
井
宮
宮澤弘#5
○宮澤弘君 私は、自由民主党を代表いたしまして、総理及び関係閣僚に質問をいたします。
総理の所信表明に基づく問題について質問に入ります前に、緊急の課題二点について伺いたいと思います。
一つは米の問題でございます。
今年産の米が戦後最悪の不作でございまして、被害を受けられました農家の方には心からお見舞いを申し上げたいと思います。
政府は既に八項目の対策を決定しておいでになりますが、我が党も今調査をいたしました結果を取りまとめまして、いずれ近いうちに政府に対しまして対応を求める御注文を申し上げたいと思っております。
しかし、いずれにいたしましても、今度の米は不作というより空前の凶作でありますので、どうかひとつ生産、供給、被害農家の救済、あるいは地域経済の振興、こういうように幅広くかつ緊急に対策を講じていただきたい。それについての御所見を伺いたいというのが一点であります。
それからもう一点は、今回、米の緊急輸入をされるというように承っておりますが、この問題とかねての懸案のウルグアイ・ラウンドの米の市場開放の問題、これについて世上いろいろなことが言われておりますので、これについての総理の見解を承りたいと思います。
この発言だけを見る →総理の所信表明に基づく問題について質問に入ります前に、緊急の課題二点について伺いたいと思います。
一つは米の問題でございます。
今年産の米が戦後最悪の不作でございまして、被害を受けられました農家の方には心からお見舞いを申し上げたいと思います。
政府は既に八項目の対策を決定しておいでになりますが、我が党も今調査をいたしました結果を取りまとめまして、いずれ近いうちに政府に対しまして対応を求める御注文を申し上げたいと思っております。
しかし、いずれにいたしましても、今度の米は不作というより空前の凶作でありますので、どうかひとつ生産、供給、被害農家の救済、あるいは地域経済の振興、こういうように幅広くかつ緊急に対策を講じていただきたい。それについての御所見を伺いたいというのが一点であります。
それからもう一点は、今回、米の緊急輸入をされるというように承っておりますが、この問題とかねての懸案のウルグアイ・ラウンドの米の市場開放の問題、これについて世上いろいろなことが言われておりますので、これについての総理の見解を承りたいと思います。
細
細川護煕#6
○国務大臣(細川護煕君) 今お話がございましたように、まさに凶作とも言うべき大変な状況でございまして、そういう状況を踏まえまして、三十日の日に関係閣僚会議を開きまして、御指摘がございましたような八項目から成る対策を明らかにさせていただいたところでございます。
農家の方々、また地域経済に及ぼす影響というものも御指摘がありましたように大変憂慮をしているところでございます。今後ともこの八項目の対策を着実に推進し、その効果が浸透してまいりますように、政府としても最善の努力をしてまいりたいと思っております。
また、緊急特例的な輸入につきましては、これも再々答弁を申し上げておりますように、あくまでも緊急避難的なものでございまして、政府としては従来からの基本方針に基づいて対処してまいりたい、自由化の問題とはあくまでも別次元の問題であるというふうに御理解をいただきたいと思っております。
この発言だけを見る →農家の方々、また地域経済に及ぼす影響というものも御指摘がありましたように大変憂慮をしているところでございます。今後ともこの八項目の対策を着実に推進し、その効果が浸透してまいりますように、政府としても最善の努力をしてまいりたいと思っております。
また、緊急特例的な輸入につきましては、これも再々答弁を申し上げておりますように、あくまでも緊急避難的なものでございまして、政府としては従来からの基本方針に基づいて対処してまいりたい、自由化の問題とはあくまでも別次元の問題であるというふうに御理解をいただきたいと思っております。
宮
宮澤弘#7
○宮澤弘君 米の問題につきましては、ただいまの御答弁のとおり、ひとつしっかりお願いをいたしたいと思います。
もう一つは、エリツィン・ロシア大統領の訪日についてであります。不幸にして流血の惨事を伴う大きな騒動がモスクワで起こりました。一応鎮圧されたようでございまして、その中でエリツィ
ン大統領が訪日をされる、こういうことになっております。大統領の訪日はかねてからの懸案でありますし、また日ロ間の関係改善というものはあらゆる機会をとらえて進めなければならない、これは当然であろうと思います。
ところが、今回の来日につきましては、エリツィン氏が国内を掌握しているということを世界にアピールする意図があるんだというようなことを外電等も伝えております。また、流血の惨事がありましたことから、賓客を温かく迎えようというような歓迎ムードに水が差されたような感じもいたします。この際は訪日をお断りして、日を改めた方がいいのではないか、こういうような意見もございます。そこで、このような雰囲気の中で来日するエリツィン大統領を総理はどういうふうにしてお迎えになるかということをまず伺いたいと思います。
そして、それに伴いまして日ロ会談をなさることになるわけでありますが、国民は当然、懸案の北方領土問題について前進があることを期待いたしているわけでありますが、この辺についてどういうお見通しをお持ちかということが一点であります。
それからもう一点は、戦後ソ連が我が同胞の多くをシベリアに抑留いたしました。これについてかねてから謝罪が求められているわけでありますけれども、それについて来日時にそのような表明がされることを期待していいのかどうか、この二点、あわせて伺いたいと思います。
この発言だけを見る →もう一つは、エリツィン・ロシア大統領の訪日についてであります。不幸にして流血の惨事を伴う大きな騒動がモスクワで起こりました。一応鎮圧されたようでございまして、その中でエリツィ
ン大統領が訪日をされる、こういうことになっております。大統領の訪日はかねてからの懸案でありますし、また日ロ間の関係改善というものはあらゆる機会をとらえて進めなければならない、これは当然であろうと思います。
ところが、今回の来日につきましては、エリツィン氏が国内を掌握しているということを世界にアピールする意図があるんだというようなことを外電等も伝えております。また、流血の惨事がありましたことから、賓客を温かく迎えようというような歓迎ムードに水が差されたような感じもいたします。この際は訪日をお断りして、日を改めた方がいいのではないか、こういうような意見もございます。そこで、このような雰囲気の中で来日するエリツィン大統領を総理はどういうふうにしてお迎えになるかということをまず伺いたいと思います。
そして、それに伴いまして日ロ会談をなさることになるわけでありますが、国民は当然、懸案の北方領土問題について前進があることを期待いたしているわけでありますが、この辺についてどういうお見通しをお持ちかということが一点であります。
それからもう一点は、戦後ソ連が我が同胞の多くをシベリアに抑留いたしました。これについてかねてから謝罪が求められているわけでありますけれども、それについて来日時にそのような表明がされることを期待していいのかどうか、この二点、あわせて伺いたいと思います。
細
細川護煕#8
○国務大臣(細川護煕君) 今回のエリツィン大統領の訪日は、先般の国連におきます国連総会の機会に日ロの外相会談がございまして、その合意に基づいて今回訪日をされるということになっているわけでございますが、その後不幸にしてあのような流血の事態が起こりました。大変残念な遺憾なことだと思っておりますが、どのような接遇をするのかということでございましたが、我が国にとっても重要な隣国の最高の指導者が見えるわけでございますから、それにふさわしい接遇をさせていただきたいというふうに思っております。
四島の問題につきましては、これはもう固有の領土であるということをかねてから申し上げてきたところでございますし、従来の積み重ねの上に立ってさらなる日ロ関係の進展があるようにできる限りの努力をしてまいりたいと思っているところでございます。
それから、抑留の問題についてのお話もございましたが、この問題については我が国の中に特別な強い感情があるということはかねがねさまざまな機会を通じて申し上げてきたことでございますし、今回もそのようなことははっきりとお伝えをさせていただきたいと、そのように思っております。
この発言だけを見る →四島の問題につきましては、これはもう固有の領土であるということをかねてから申し上げてきたところでございますし、従来の積み重ねの上に立ってさらなる日ロ関係の進展があるようにできる限りの努力をしてまいりたいと思っているところでございます。
それから、抑留の問題についてのお話もございましたが、この問題については我が国の中に特別な強い感情があるということはかねがねさまざまな機会を通じて申し上げてきたことでございますし、今回もそのようなことははっきりとお伝えをさせていただきたいと、そのように思っております。
宮
宮澤弘#9
○宮澤弘君 さて、新内閣が発足して約二カ月たちました。マスコミ等の調査によりましても、支持率は七十数%と大変高い。若くて清潔であるというようなことを多くの国民が評価をしているというふうに書いておりまして、これは御同慶の至りでございます。
ただ、私が持っております新聞の調査を見ておりますと、同じ調査で、内閣はいつまで続くか、こういう調査をしておりますですね。そうしますと、来年六月の通常国会までの短命説がちょうどその半数ある、世論調査で。その新聞のコメントとして、国民は細川内閣を過渡的な暫定政権と位置づけていることをうかがわせたと、こう解説をいたしております。
また、別の調査では、細川政権の不安材料といたしまして七〇%の人が政策における各党各派のずれということを挙げております。現に既に、連立のずれと申しますか、そういうものがいろんな場所で顕在化しているというふうに私は考えております。
二頭立ての馬車でもこれを御することはなかなか難しいんでありますけれども、八頭立ての馬車でございますから、これはもう大変だと思います。しかも、進もうとする者もあればとまろうとする者もあるし、右に行こうとする者もあれば左に行こうとする者もある、そういうことでさぞかし御苦労だろうというのが世評でございます。手綱さばきの難しさということにつきましては、これは私も心底から大変だろうというんで御同情申し上げるわけでありますが、野党の立場でありますから御同情ばかりしているわけにもまいりません。連立のずれにつきましては、後刻幾つか御質問を申し上げたいと思います。
そこでまず、総理の物の考え方と申しますか、それと、それから連立内閣のあり方の基本についての考え方、こういう基本問題について幾つか伺いたいと思います。
総理は、大変失礼ですが、あなた御自身も一年前はまさか総理になろうとは恐らくお考えになっていなかったんじゃなかろうかと思います。いわんや、国民もこういうようお事態になるとは予想もしていなかった人が少なくなかろうと思います。
私は、総理とは地方自治との関係でいささか前からお話し合いをいたしております。また、今回私はこの質問をいたしますので総理のこの本を一生懸命二回も三回も読みましたので、大体総理のお考えはわかってまいりました。しかし、一般国民は格好のいい肥後の殿様かというくらいの知識しかございませんので、この際、総理の政治や行政の枠組みについてのお考え方等、基本的なお考え方を幾つかまず伺っておきたいと思います。
総理は、所信表明演説で質実国家を目指すということを言っておられる。私ども戦前派の者は、質実と申しますとすぐ質実剛健ということを考えるんですね。どうもしかし、そうではないらしい。そこで、どうかひとつ中学生にでもわかるように質実国家の内容をこの際明らかにしていただきたいと思います。
この発言だけを見る →ただ、私が持っております新聞の調査を見ておりますと、同じ調査で、内閣はいつまで続くか、こういう調査をしておりますですね。そうしますと、来年六月の通常国会までの短命説がちょうどその半数ある、世論調査で。その新聞のコメントとして、国民は細川内閣を過渡的な暫定政権と位置づけていることをうかがわせたと、こう解説をいたしております。
また、別の調査では、細川政権の不安材料といたしまして七〇%の人が政策における各党各派のずれということを挙げております。現に既に、連立のずれと申しますか、そういうものがいろんな場所で顕在化しているというふうに私は考えております。
二頭立ての馬車でもこれを御することはなかなか難しいんでありますけれども、八頭立ての馬車でございますから、これはもう大変だと思います。しかも、進もうとする者もあればとまろうとする者もあるし、右に行こうとする者もあれば左に行こうとする者もある、そういうことでさぞかし御苦労だろうというのが世評でございます。手綱さばきの難しさということにつきましては、これは私も心底から大変だろうというんで御同情申し上げるわけでありますが、野党の立場でありますから御同情ばかりしているわけにもまいりません。連立のずれにつきましては、後刻幾つか御質問を申し上げたいと思います。
そこでまず、総理の物の考え方と申しますか、それと、それから連立内閣のあり方の基本についての考え方、こういう基本問題について幾つか伺いたいと思います。
総理は、大変失礼ですが、あなた御自身も一年前はまさか総理になろうとは恐らくお考えになっていなかったんじゃなかろうかと思います。いわんや、国民もこういうようお事態になるとは予想もしていなかった人が少なくなかろうと思います。
私は、総理とは地方自治との関係でいささか前からお話し合いをいたしております。また、今回私はこの質問をいたしますので総理のこの本を一生懸命二回も三回も読みましたので、大体総理のお考えはわかってまいりました。しかし、一般国民は格好のいい肥後の殿様かというくらいの知識しかございませんので、この際、総理の政治や行政の枠組みについてのお考え方等、基本的なお考え方を幾つかまず伺っておきたいと思います。
総理は、所信表明演説で質実国家を目指すということを言っておられる。私ども戦前派の者は、質実と申しますとすぐ質実剛健ということを考えるんですね。どうもしかし、そうではないらしい。そこで、どうかひとつ中学生にでもわかるように質実国家の内容をこの際明らかにしていただきたいと思います。
細
細川護煕#10
○国務大臣(細川護煕君) いろいろ説明の申し上げようもあろうかと思いますが、簡単に申し上げますならば、外に向かっては背伸びをしない、大国主義に陥らないということであろうと思いますし、内に向かっては美しい自然の中で内容本位の生き方をしていくということに尽きるのではないかと、簡単に言えばそういうことであろうかと思っております。
この発言だけを見る →宮
宮澤弘#11
○宮澤弘君 どうも私もよくわかりませんので中学生にはなかなかぴんとこないと思いますが、いずれはっきりわかるようにいろんな機会でひとつ御説明を願いたいと思います。
そこで次に、中央、地方というような関係では、あなたが地方分権論者だということは私は存じ上げておりますんですが、ここで一つ伺いたいのは、大きい政府か小さい政府がという議論がございますね。これについて、総理、どうお考えになるか。大きい政府、小さい政府の定義というのは非常に難しいんですけれども、高福祉高負担の国を大きい政府、そうでないものを小さい政府、こう定義をいたしますと、総理、一体どちらの方の考え方を信奉しておいでになりますか。
この発言だけを見る →そこで次に、中央、地方というような関係では、あなたが地方分権論者だということは私は存じ上げておりますんですが、ここで一つ伺いたいのは、大きい政府か小さい政府がという議論がございますね。これについて、総理、どうお考えになるか。大きい政府、小さい政府の定義というのは非常に難しいんですけれども、高福祉高負担の国を大きい政府、そうでないものを小さい政府、こう定義をいたしますと、総理、一体どちらの方の考え方を信奉しておいでになりますか。
細
細川護煕#12
○国務大臣(細川護煕君) なかなか大きな政府か小さな政府か一概に峻別することは難しいことは御承知のとおりでございますが、しかし、どちらかといえばやはり小さな政府の方を志向していくべきであろうというふうに思っております。
行革審の二次答申でも二〇二〇年の高齢化のピーク時におきまして国民負担率が五〇%を上回らないようにすべきだというふうな方向が出されておりますが、私もその方向は妥当な方向ではないかというふうに考えているところでございます。
この発言だけを見る →行革審の二次答申でも二〇二〇年の高齢化のピーク時におきまして国民負担率が五〇%を上回らないようにすべきだというふうな方向が出されておりますが、私もその方向は妥当な方向ではないかというふうに考えているところでございます。
宮
宮澤弘#13
○宮澤弘君 今、国民負担率が五〇%を上回らないようにと。今までの臨調なり行革審は大体そういう考えでございますね。しかし、今後、高齢化社会が進んでまいりますと、これはよほどしっかりしないとその辺のことが非常に大きな問題になると思いますが、総理はとにかく五〇%を上回らないようなこれから政治をしていくという確たる信念をお持ちでございますね。
この発言だけを見る →細
細川護煕#14
○国務大臣(細川護煕君) とにかく少子・高齢化がどんどん進んでいくわけでございますから、国
民負担がある程度なだらかに上昇していくということは、これはなかなか抑えられない傾向ではないかなと。できる限りしかしそれを抑えていく努力をしていかなければなるまいということだろうと思っております。
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宮
細
宮
宮澤弘#17
○宮澤弘君 総理は、連立与党のリーダーとして格別の指導力を発揮されなければならない立場におありになる。
そこで、指導者のあり方ということについて一言伺いたいんですが、マスコミ風に言いますと、さっそうと白い馬にまたがって国民大衆の先頭に立って剣を振るって進め進めというようなタイプと、それから国民大衆の流れの中にあって余り個性を示さずに流れを誘導するようなタイプ、二つに分けるといたしますと、総理は自分をどちらのタイプだとお思いですか、あるいはどちらのタイプでありたいと思われますか。
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細
細川護煕#18
○国務大臣(細川護煕君) さっき二頭立ての馬車のお話もございましたが、この連立政権、八頭立ての馬車でございまして、今まだならし運転をしているような状況でございますが、できる限り私としては、今おっしゃったような表現とはちょっと違うかもしれませんが、リーダーシップについてどういうふうに一言で説明をしたらいいのか、にわかにちょっと私も考えてしまいますが、これも一言で言わせていただけるならば、大局をつかんでみずからの信念に基づいて決断をし、そしてそのことについて責任を負う、それがやはり私はリーダーシップではないか、そのように思っております。
この発言だけを見る →宮
宮澤弘#19
○宮澤弘君 ならし運転とおっしゃいましたけれども、どうかならし運転のうちに脱線をされないように十分注意をなさっていただきたいと思います。
そして、この総理の御本を読みますと、リーダーとしてこういうことが書いてあるんですね。「常に最高決定者として、断固たる決意と意志によって、「自分の言葉」で国民に訴えるべきなのだ。」と。世評どうも総理のおっしゃることは、ファジーというんですか、ファジーというのはつかまえどころのないというんでしょうか、そうだと言われておりますし、また最近は、お役人の書いたものを棒読みなさることが非常に多いんじゃないか、これもマスコミ等で言われておりますんで、どうかひとつここにございますように自分の言葉で国民に訴えていただきたい、きょうからひとつぜひそういうことをさらに実行していただきたい、こういうふうに私は考えております。
そこで最後にもう一つ、今、リーダー論について伺いましたので、八党派連立内閣のリーダーとしての総理の基本姿勢というものについて伺いたいと思います。
公表をされております連立政権の合意事項でございますが、合意事項では、外交及び防衛等国の基本施策についてはこれまでの政策を継承する、こういうことを書いてございます。これは、総理も言われましたけれども、国民に対する公約でございますね。
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そこで最後にもう一つ、今、リーダー論について伺いましたので、八党派連立内閣のリーダーとしての総理の基本姿勢というものについて伺いたいと思います。
公表をされております連立政権の合意事項でございますが、合意事項では、外交及び防衛等国の基本施策についてはこれまでの政策を継承する、こういうことを書いてございます。これは、総理も言われましたけれども、国民に対する公約でございますね。
細
細川護煕#20
○国務大臣(細川護煕君) 今のお尋ねにお答えをする前に、第一人称で国民に語るべきということについては、私は今そのとおりにしているつもりでございまして、役人さんの書いたものを棒読みしているつもりはございません。書いたものを読む場合におきましても、私なりに言葉を書きか。えて読ませていただいているつもりでございます。
それから、肝心のことでございますが、八党の合意については、国民に対する公約であることは申すまでもございません。
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宮
宮澤弘#21
○宮澤弘君 自分の言葉に言いかえてというか、それで発言をしているとおっしゃいましたが、それとの関連で後で少し具体的なことを伺いたいと思いますので、それはそのときに譲りたいと思います。
今、それは国民に対する公約であるというふうにおっしゃいました。そこで、「外交及び防衛等国の基本施策」とございますが、この「防衛」の中に防衛の基幹であります自衛隊の存在というものも当然入ると思いますが、いかがでございましょうか。
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細
宮
細
宮
宮澤弘#25
○宮澤弘君 今、違憲ではないとおっしゃいましたが、私は合憲で合法であるというふうな御認識ですかということを申し上げたんですが、ちょっとお答えのニュアンスが違いますか。
この発言だけを見る →細
宮
宮澤弘#27
○宮澤弘君 そういたしますと、私はこういうことになるんだろうと思うんです。
この覚書は、日本社会党を初め八党派は「次の事項について合意した。」と、こういうことになっておりますね。そして、「次の事項」という中に、外交及び防衛等国の基本施策についてこれまでの政策を継承すると書いてある。それで、その防衛という問題のポイントとして自衛隊の存在がある、こういうことであろうと思うのであります。そういたしますと、この覚書によって社会党を含む各党が連立政権のもとでは自衛隊の存在を確認したことになる、私はそう思いますが、総理、違いますか。
この発言だけを見る →この覚書は、日本社会党を初め八党派は「次の事項について合意した。」と、こういうことになっておりますね。そして、「次の事項」という中に、外交及び防衛等国の基本施策についてこれまでの政策を継承すると書いてある。それで、その防衛という問題のポイントとして自衛隊の存在がある、こういうことであろうと思うのであります。そういたしますと、この覚書によって社会党を含む各党が連立政権のもとでは自衛隊の存在を確認したことになる、私はそう思いますが、総理、違いますか。
細
細川護煕#28
○国務大臣(細川護煕君) 連立政権というものは、そもそも各党の立党の精神があり、またそれぞれ各党、個人の考え方もあることはもとよりでございますが、連立政権の内閣に加わった以上は内閣としての方針に従う、閣僚はその方針に従うということは、これはもう当然のことであろうというふうに思っております。
この発言だけを見る →宮
宮澤弘#29
○宮澤弘君 私は、今、閣僚云々のことを伺っているんじゃございません。申しましたように、社会党を初め八党派が次のことについて合意をした。そこで次のことは、外交及び防衛等国の基本施策についてこれまでの政策を継承するんだ、こう書いてございますね。でありますから、細川連立政権のもとにおきましては、無論各党の固有政策があるということは否定をするわけじゃございませんよ。しかし、この合意事項によって連立政権のもとにおきましては社会党を含む各党が自衛隊の存在を確認したということに論理の必然として当然なると思いますが、いかがですかと、こういうことを伺っているんです。
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