予算委員会

2011-12-05 衆議院 全261発言

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会議録情報#0
平成二十三年十二月五日(月曜日)
    午前九時開議
 出席委員
   委員長 中井  洽君
   理事 岡田 克也君 理事 笹木 竜三君
   理事 武正 公一君 理事 西村智奈美君
   理事 若井 康彦君 理事 若泉 征三君
   理事 石破  茂君 理事 小池百合子君
   理事 高木 陽介君
      石関 貴史君    打越あかし君
      江端 貴子君    小野塚勝俊君
      大西 健介君    逢坂 誠二君
      金森  正君    川内 博史君
      岸本 周平君    櫛渕 万里君
      小山 展弘君    近藤 和也君
      佐々木隆博君    橘  秀徳君
      中野 寛成君    仁木 博文君
      橋本 博明君    初鹿 明博君
      花咲 宏基君    藤田 憲彦君
      皆吉 稲生君    村越 祐民君
      室井 秀子君    山岡 達丸君
      山崎  誠君    山田 良司君
      横山 北斗君    和田 隆志君
      渡部 恒三君    赤澤 亮正君
      伊東 良孝君    稲田 朋美君
      小里 泰弘君    金子 一義君
      金田 勝年君    河井 克行君
      佐田玄一郎君    橘 慶一郎君
      野田  毅君    馳   浩君
      山本 幸三君    遠山 清彦君
      東  順治君    笠井  亮君
      佐々木憲昭君    阿部 知子君
      柿澤 未途君    山内 康一君
      下地 幹郎君
    …………………………………
   内閣総理大臣       野田 佳彦君
   総務大臣         川端 達夫君
   法務大臣         平岡 秀夫君
   外務大臣         玄葉光一郎君
   財務大臣         安住  淳君
   経済産業大臣       枝野 幸男君
   防衛大臣         一川 保夫君
   国務大臣
   (内閣官房長官)     藤村  修君
   国務大臣
   (国家公安委員会委員長)
   (消費者及び食品安全担当)            山岡 賢次君
   国務大臣         蓮   舫君
   国務大臣
   (東日本大震災復興対策担当)           平野 達男君
   財務副大臣        五十嵐文彦君
   財務大臣政務官      三谷 光男君
   防衛大臣政務官      神風 英男君
   衆議院事務総長      鬼塚  誠君
   政府参考人
   (警察庁生活安全局長)  岩瀬 充明君
   政府参考人
   (総務省自治行政局選挙部長)           田口 尚文君
   政府参考人
   (財務省理財局長)    田中 一穂君
   予算委員会専門員     春日  昇君
    —————————————
委員の異動
十二月五日
 辞任         補欠選任
  今井 雅人君     小野塚勝俊君
  川内 博史君     皆吉 稲生君
  岸本 周平君     櫛渕 万里君
  橋本 博明君     藤田 憲彦君
  馬淵 澄夫君     橘  秀徳君
  小里 泰弘君     河井 克行君
  馳   浩君     稲田 朋美君
  東  順治君     遠山 清彦君
  笠井  亮君     佐々木憲昭君
  山内 康一君     柿澤 未途君
同日
 辞任         補欠選任
  小野塚勝俊君     今井 雅人君
  櫛渕 万里君     岸本 周平君
  橘  秀徳君     初鹿 明博君
  藤田 憲彦君     橋本 博明君
  皆吉 稲生君     川内 博史君
  稲田 朋美君     馳   浩君
  河井 克行君     小里 泰弘君
  遠山 清彦君     東  順治君
  佐々木憲昭君     笠井  亮君
  柿澤 未途君     山内 康一君
同日
 辞任         補欠選任
  初鹿 明博君     馬淵 澄夫君
    —————————————
本日の会議に付した案件
 政府参考人出頭要求に関する件
 予算の実施状況に関する件(政治とカネ等)
     ————◇—————
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中井洽#1
○中井委員長 これより会議を開きます。
 予算の実施状況に関する件について調査を進めます。
 本日は、政治とカネ等についての集中審議を行います。
 この際、お諮りいたします。
 本件調査のため、本日、政府参考人として警察庁生活安全局長岩瀬充明君、総務省自治行政局選挙部長田口尚文君、財務省理財局長田中一穂君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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中井洽#2
○中井委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
    —————————————
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中井洽#3
○中井委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。稲田朋美君。
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稲田朋美#4
○稲田委員 おはようございます。自由民主党の稲田朋美です。
 民主党政権の政治と金の疑惑が後を絶ちません。鳩山元総理の巨額の子ども手当脱税疑惑、そして菅前総理の北朝鮮関連団体である市民の党への巨額の献金疑惑、そして前原元外務大臣、菅前総理、そして野田総理に対する外国人献金問題。どこが、クリーンでオープンな民主党、そして国民目線でしょうか。
 また、きちんと説明をなされておりません。中でも最大の疑惑が、小沢元代表の政治と金の問題です。民主党政権最大の功労者である小沢元代表のお金の疑惑を晴らさなければ、総理がそこに座っていらっしゃる、民主党政権の、そして野田政権の正統性が疑われています。
 九月に、小沢元代表の元秘書ら三名の有罪判決が出ました。その中で、岩手など東北の公共事業を天の声、すなわち小沢さんの一声で決めていた事実、また小沢元代表の天の声欲しさに業者が競って献金をしていたという事実が明らかになりました。
 今、国会で、東北の復興予算、十兆円以上の予算がつきました。小沢元代表の疑惑を晴らさなければ東北の正しい復興もできません。被災地の皆さんのための復興予算まで小沢元代表の天の声で決められたらたまりません。
 パネルを示してください。これは、小沢元代表の元秘書高橋嘉信さんの陳述書です。お手元にもお配りをいたしております。
 小沢元代表の秘書として天の声を発していた高橋嘉信さん、いつでも国会証人に応じて、国会で真実を話すとおっしゃっています。総理、元代表の小沢さん本人と高橋嘉信さんの証人喚問をして、国会で真実を明らかにすべきだと思います。民主党代表としての総理の御見解をお伺いいたします。
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野田佳彦#5
○野田内閣総理大臣 小沢元代表の件については、現在公判中でありますので、その法廷の場できちっと御説明をされるべきものだと思いますし、その動きを注視していきたいと思います。
 今、証人喚問というお話、高橋さんも含めて出ましたけれども、これは国会で御議論いただければというふうに思います。
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稲田朋美#6
○稲田委員 でたらめな言いわけや逃げはやめてくださいよ。
 総理は民主党の代表ですから、国会証人を決めて国対委員長に指示されれば、すぐに国会の証人尋問は実現するんです。また、裁判中とおっしゃいましたけれども、この天の声の問題は、今、小沢さんが被告人になっているその刑事事件とは関係がありません。ですから、逃げないで、クリーンでオープンとおっしゃるのであれば、すぐさま国会の証人尋問を求めます。
 委員長、小沢元代表本人と、そして高橋嘉信氏の証人喚問を求めます。
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中井洽#7
○中井委員長 小沢さんについては、かねてから議論が続いております。高橋さんについては、今回、初めて御要求がございました。理事会で協議いたします。
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稲田朋美#8
○稲田委員 総理、前沖縄防衛局長が不適切な発言を理由に更迭をされました。沖縄県民や女性に対する侮辱的な発言でした。その後に、一川防衛大臣が国会で、あろうことか沖縄少女暴行事件の詳細を知らないというあり得ない答弁をされました。沖縄県民だけでなく、日本国民全員が一川大臣に怒りを覚えています。
 総理、なぜ、このような事態になっているにもかかわらず、いまだに一川防衛大臣をかばい、更迭なさらないのですか。
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野田佳彦#9
○野田内閣総理大臣 前沖縄防衛局長の発言は極めて不適切であり、今般の更迭は当然の措置であるというふうに思います。
 その上で、改めまして、沖縄県民の皆様の感情を大きく傷つけたことについては深くおわびを申し上げたいというふうに思います。
 その上で、一川大臣の発言でございますが、これは御本人に真意を確認していただければとは思いますけれども、詳細については知らないと申し上げたのは、恐らく、詳細をこういう場で語ることは適切ではない、あるいは不正確な記憶でしゃべることではないという御判断があったのではないかと私は考えております。
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稲田朋美#10
○稲田委員 情けない言い逃れはやめてくださいよ。大臣が詳細を知らないとおっしゃったのは、本当に詳細を知らないとおっしゃったんですよ。その場で言うのがふさわしくないとかそういう問題ではなかったんです。
 しかも、官僚に責任をとらせて終わりですか。それが民主党のおっしゃっている政治主導ですか。部下に責任をとらせて御自分は保身を図る、それが政治主導ですか。政治主導というのは政治家が責任をとることですよ。
 一川大臣、御自分の部下には厳しく、そして自分には甘い、それで示しがつくんでしょうか。大臣、お答えください。
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一川保夫#11
○一川国務大臣 お答えいたします。
 今御質問の、私の発言のことがちょっと出ましたので、事実関係と私の思いを述べさせていただきますけれども、参議院の復興特別委員会の席で、佐藤委員の方からそういう質問がございましたときに、私は沖縄の問題というのはかねてから関心を強く持っておりましたし、いろいろなことはある程度は承知いたしておりますけれども、少女暴行事件の件について、急にそう言われたものですから、私はあの委員会の場でそれを詳細に説明するということは、余り事件の性格上よくないというふうな思いがございました。
 そういう中で、私の表現が非常に、そういう面では、いい表現では当然なかったわけでございますが、自分自身は、もう既に沖縄での少女暴行事件から十六年経過しておりますし、それがもとで、当然、沖縄県民の大きな当時の怒り、そういったものが米軍基地に対する整理縮小なり返還という運動に大きくつながってきた出来事であったことは、非常に痛ましい事件であったことは間違いないわけでございますので、それに基づいてのSACO合意というものがなされ、それからもう丸十五年経過している中では、今回のこの普天間問題にしっかりと負担軽減の内容を込めた、そういう措置を我々は誠心誠意これからも努力すべきであるというふうに思っておるところでございます。
 また、私の今回のこのことに対する責任は、当然、監督責任なり、また我々の思いが沖縄の出先の局長さんに十分浸透し切っていなかったという面の、そういう責任は当然あるわけでございますので、自分の大臣職としての給与の返納も含めて、私も大臣としてのしっかりとした対応はしてまいりたいと思っておりますし、また、御本人の処分についても、今検討中ではございますけれども、早急に結果を出してまいりたい、そのように思っておるところでございます。
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稲田朋美#12
○稲田委員 大臣、しかも、大臣をかばっている総理、今の大臣の言いわけを信じる人はだれ一人いませんよ。あの国会の答弁の大臣の様子を見れば、本当に知らなかったんですよ。しかも、詳細を答えろと佐藤さんは言ったのではなくて、その概要とその影響を大臣の口から答えなさいということですよ。何をごまかしをおっしゃっているんですか。
 そして、給料の返納、お金の問題じゃないんです。防衛大臣、あなたは自分の役目がわかっているんですか。あなたの役目はこの国を守ることであって、あなたの身の保身を守ることじゃありませんよ。いいかげんにしてくださいよ。
 大臣、もう一度、これだけ混乱をさせて、官僚の責任じゃないんです、あなたの責任なんです。この混乱を、そして沖縄県民の怒りを自分が受けとめて、この場で辞任を表明されるべきだと思いますが、この場で表明をされませんか。
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一川保夫#13
○一川国務大臣 私は、二日に沖縄県知事さんの方にお会いをして、今回の前局長の発言の問題を含め、私の国会での発言の問題も含め、しっかりとおわびを申し上げてまいりました。
 そういう中で、県議会の議長さんにもお話をさせていただきましたけれども、これからしっかりと私たちは、この問題については沖縄県民の心の痛みというものを払拭するのには相当努力が必要だと思いますし、また、信頼回復は大変なことだろうとは思いますけれども、私なりにまた一生懸命この職務を全うしてまいりたいというふうに思っておるところでございます。
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稲田朋美#14
○稲田委員 先ほどの、詳細は知っていたけれども適当ではなかったというような、そんな言いわけで沖縄県民に謝罪の気持ちが伝わったんですか。二日の日、大臣は知事に会われて、沖縄県民に謝罪をして、その謝罪は沖縄県民に伝わったんですか。もう一度お答えください。
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一川保夫#15
○一川国務大臣 知事さんからのお答えも含めて、もう大変厳しいものであったというふうに私も認識いたしております。
 私の今回のおわびだけで沖縄県民の皆さん方の理解が得られたというふうには私たちも思っておりませんし、これから引き続き努力はしてまいりたいというふうに思っております。
 沖縄県内には約七千人の、自衛隊を含めた職員もお世話になっておるわけでございますので、我が国の安全保障上問題が生じないように、しっかりと私なりにまた努力をしてまいりたいというふうに思っております。
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稲田朋美#16
○稲田委員 何を甘い認識を言っているんですか。沖縄の皆さんは許していませんよ。日本国民も許していませんよ。知事も途中で退席なさったじゃないですか。県議会から抗議文を渡されたじゃないですか。あなたは公じゃなくて私を優先しているんです。そして、自分の保身を優先しているんです。そんな人にこの国を守れるわけありませんから。
 今の大臣の答弁を聞かれて、総理、それでも総理は一川防衛大臣を更迭しないで、そして一川防衛大臣を守るおつもりですか。
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野田佳彦#17
○野田内閣総理大臣 大変沖縄の皆様の感情を傷つけた、これは本当に申しわけない気持ちでいっぱいでありますが、そのことも踏まえて、一川大臣におかれましては、これまで以上に襟を正して職責を果たしていただきたいと考えております。
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稲田朋美#18
○稲田委員 そもそも大臣には公の気持ちというのがないと思います。ブータン国王の宮中晩さん会をキャンセルして、御自分の同僚のお金集めパーティーに行って、そして、ブータン国王の晩さん会よりもこっちの方が大事だ、そのようにおっしゃいました。それは、はしなくも大臣の本心を言われたと私は認識をいたしております。
 これだけじゃないんです。小松でF15の燃料タンクが落下をいたしました。そのとき、大臣は一週間後に小松におり立った。しかし、その現場を素通りしてどこへ行かれたか。やはり民主党の政治資金集めパーティーに行かれたんです。お金集めパーティーに行って、F15の燃料タンクが御地元に落ちて、そしてそれが、私は現地を視察しましたけれども、高速道路のすぐそば、民家のすぐそばの空き地に大きな穴があいている、ビルの屋上にも落ちている。そして、基地司令は、人身に事故が起きなかったのは奇跡だとおっしゃっている。
 こんな大変な事故が起きているにもかかわらず、大臣はなぜ、政治資金パーティーに行って、空港から五分もかからない現地に行かずに政治資金パーティーだけに行って、そちらを優先したんですか。
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一川保夫#19
○一川国務大臣 小松基地におけるF15の燃料タンク落下事故につきましては、F15にとっては初めての事故でもございますし、大変な厳しい、ゆゆしい事故でございました。これは、私は、地元に生活をし、あの周辺にいる人間でございますから、落下した場所は大変高速道路にも近い場所で、万一のことがあれば大惨事につながったであろうという面では、今先生御指摘のとおり、大変な事故であったという認識は持っております。
 ただ、私は、地元であるからこそ、自分がその原因究明の前に余り地元へ出入りをしてあいまいな格好で処理したくないということで、徹底的に省内において、この事故の原因究明、そして再発防止に全力を尽くすべきであるという思いでございました。ようやく、先般、事故調査委員会においてその原因の究明が明確になり、そして再発防止についても、新たにそれをつくり上げ、今、地元の自治体の方にその説明に入っているところでございます。そういう面で、私は、地元であるからこそそれなりに厳しく対応してきたということでございます。
 また、民主党石川県連のパーティーに顔を出したことは、確かに事実でございます。それは、前後のいろいろな日程の関係でそういう日程をとらざるを得なかったということでございました。
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稲田朋美#20
○稲田委員 質問に答えていないんですよ。結局、今、いろいろ弁解しただけで、現地視察するよりもパーティーを優先した、そのことをおっしゃっただけなんですよ。弁解ばかりやめてください。そして、現地に行かなかった理由に何もなりませんよ。真っ先に行くべきなんです、御地元でもあるし、防衛大臣なんだから。そして、小松まで行ったんだから。
 いつもそうなんです。大臣は、事故後の十一日の記者会見で、防衛省の対応が遅過ぎる、国民目線じゃないと言って、また官僚に責任をなすりつけて批判をした、その御自分は結局行っていないんですよ。沖縄もそうです。どうして沖縄に事務次官を行かせて、御自分は行かなかったのか。なぜあなたは、御自分は行かずに官僚だけを行かせて、官僚の批判ばかりしているんですか。
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一川保夫#21
○一川国務大臣 今回の前沖縄局長の発言は、先週の月曜日の夜、マスコミとの懇談会の中で発言した内容が翌日の二十九日の新聞で報道されました。その後、私は二十九日の日に本人を直接東京に呼んで、そして事実を確認した上で更迭の発令をしましたけれども、そのことについて、翌日、三十日に事務次官を現地に行かせました。それは、私自身が、三十日にもう既に国会の日程が入っていたと思っているんです。そういう関係もあって、私は、申しわけなかったですけれども、事務次官に、現地に行って沖縄県知事にお会いをしておわびをしていただくということになりました。そういう状況でございまして、その後、いろいろな委員会の日程等もございまして、私が行くのが二日の日になったということでございます。
 沖縄県民の皆さん方には改めて心からおわびを申し上げたい、そのように思っております。
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稲田朋美#22
○稲田委員 全く答えになっていませんよ。三十日、党首討論があった日、あなたは総理の後ろに座っていたじゃないですか。党首討論で席を暖める暇があったら、沖縄に行って、そしておわびをなさるべきなんです。小松もそうなんです。私は、現地の、小松の地元の方にお会いいたしましたけれども、烈火のごとく大臣の対応を怒っておられましたよ。沖縄県民も同じなんですよ。大臣は結局、何が大事かが全くわかっていないんです。そして、自分の国よりも、自分の保身だけなんですよ。部下に厳しくて自分に甘い、決して責任をとらない。
 不用意な発言が多過ぎる。素人だなどと発言をされました。総理、御自分のことを素人だなどと発言している防衛大臣を置いておくこと自体、国益に反しますよ。そんなおめでたい政府は世界じゅうどこにもありませんよ。防衛大臣が、自分は安全保障の素人だなどと言っている、そんな人を防衛大臣に据えている、そんなおめでたい国はどこにもなくて、世界じゅうからの笑い物ですよ。
 総理、今でも一川防衛大臣のことを適材適所だと思っておられますか。
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野田佳彦#23
○野田内閣総理大臣 今の一川大臣の大臣就任直後のお話というのは、国民の目線で仕事をしていきたい、そういう思いでお話をされたものと思っております。
 私は、これまでの政治的な経験とか知見等々を踏まえて、一川大臣は必ずしも防衛畑をスペシャリストとして歩んできたわけではありませんが、ゼネラリストの政治家としての資質を考えて、適材適所で選ばせていただいたということであります。
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稲田朋美#24
○稲田委員 笑わせないでくださいよ。国民目線と言うのであれば、素人を防衛大臣にしないでほしいというのが国民目線ですよ。
 そして総理、そもそもこの沖縄の問題は、鳩山元総理のできもしない空手形、国外、最低でも県外、そして自分には腹案があると言って、腹案はなかったんです。それが今沖縄の皆さんを苦しめている最大の原因です。
 総理、あなたが代表を務めている民主党の責任ですよ。沖縄県民そして国民に対して、鳩山元総理の、国外、最低でも県外、この発言が誤りであったことをこの場で認めて、謝罪してください。
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野田佳彦#25
○野田内閣総理大臣 政権交代をした以降に、いわゆる県外移転の可能性を探り、そしてさまざまな検証をいたしました。その結果、現在の日米合意に基づいて、普天間の危険性を一刻も早く除去し、沖縄の皆様の負担を軽減するという基本姿勢に変わりました。
 この間にいろいろ曲折がございましたこと、そしてその間に沖縄の皆様に御迷惑をおかけしたことは、改めておわびを申し上げたいというふうに思います。
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稲田朋美#26
○稲田委員 間違いなんです。そして、それは単に、沖縄県民の皆さん方の気持ちを傷つけた、もちろんそれは大きいです。それと同時に、日本国の安全も脅かしているんだという認識を持っていただきたいと思います。
 また、総理の、沖縄に関して、全力を尽くして解決したいとか、言葉だけじゃないですか、すべて。素人の防衛大臣やら外務大臣に任せっきりにして、一回もあなたは沖縄に行っていないじゃないですか。一体いつ沖縄に行くんですか。一刻も早く沖縄に行かれるべきだと思いますよ。
 今月の十二、十三日、南京大屠殺記念館の行事に合わせて中国に行かれるそうですけれども、土下座外交をする暇があったら沖縄に行くべきだと思いますが、いつ行くんですか。
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野田佳彦#27
○野田内閣総理大臣 別に南京陥落の日に合わせて行くわけでもありませんし、土下座外交をするわけでもございませんので、今のお言葉は私は適切ではないというふうに思います。
 沖縄については、これは適切な時期に行けるようにしていきたいというふうに考えております。
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稲田朋美#28
○稲田委員 適切な時期とは一体いつですかということを聞いているんですよ。一刻も早く行くべきだと私は思います。言葉だけなんですよ、総理がやっていらっしゃることは。
 いずれにいたしましても、一川大臣が防衛大臣でいる限り、絶対に沖縄基地問題は解決しません。もっと悪化する一方です。これ以上、沖縄県民の心を傷つけて、日本の危機を大きくし、外国から足元を見られることはやめていただきたい。即刻一川大臣を更迭し、一川大臣がこれほどまでに沖縄県民と国民を傷つけ、国益を損ねたことを自覚していただいて、大臣辞任だけでなく、私は議員辞職されることを勧告いたします。
 山岡大臣、山岡大臣に対する疑惑をパネルにいたしました。ここに書いただけでも八項目です。こんなにもあるんです。これはすべて委員会で明らかになり、しかも、総理が任命時に明らかになっていた疑惑ばかりです。疑惑のデパートどころか、大臣は疑惑がスーツを着て歩いているような人だと私は思います。
 この疑惑について、一つ一つ読み上げます。
 一つ目、マルチから三百九十九万円の献金を受領されています。
 また、選挙違反の疑惑。大臣の平成二十一年の選挙違反で、電話作戦運動員を買収した疑惑で告発をされ、現在捜査中です。国家公安委員長が告発をされ、捜査中ですよ。捜査のトップが捜査の対象だという、笑えない冗談のようなことが起きております。
 また、真岡市長選で秘書の給与肩がわりを要求して、六百万要求をして四百五万支払わせたという疑惑があります。これは、元真岡市長夫妻が、参議院の参考人招致を拒否されましたけれども、十二月一日に議員会館にお見えになりまして、私も直接御夫妻からお話をお伺いいたしました。御夫妻は、あなたと秘書がやってきて、そして秘書の給与肩がわり六百万を払えと言ってあなたのペーパーカンパニーに払わせた、これは裏献金の疑惑ですけれども、それを真岡市長夫妻はお話しになって、陳述書にもまとめておられます。
 また、マルチ企業違法献金疑惑。ペーパーカンパニーを通して裏献金。政治資金規正法違反です。
 また、反消費者保護疑惑。これは、消費者保護に取り組んでいる伊賀の社協に対して、あなたが会長をしているマルチを推進する民主党の国会議員の議連が圧力をかける抗議文を出しております。
 また、大臣自身がマルチ商法を勧誘して、当理事会でも大臣のDVDをごらんになったと思いますけれども、大臣がマルチ企業の会員集めパーティーに行って、そして、会員を集める、そんな講演をされております。また、大臣の二人の女性秘書がマルチ企業に入り、そして会員になり、勧誘をしておられ、トップセールスレディーだと大臣もその講演の中で自慢しておられました。また、真岡市長の奥さんは、議員会館に来られて、その女性秘書からマルチの商品を買わされたということもおっしゃっております。
 また、論文盗用疑惑。違法献金に利用をされております。
 また、不正改名疑惑。金子、藤野、山岡と、次々とお名前をお変えになった、そういう疑惑も、これはすべて当委員会でも明らかになっております。
 これらは、総理、総理が山岡大臣を任命されるときに、既に報道等で明らかになっている疑惑です。なぜ、これほどの疑惑のある人を、国家公安委員長そして消費者担当大臣に任命したのですか。総理、お伺いをいたします。総理に聞いております。
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野田佳彦#29
○野田内閣総理大臣 今御指摘をいただいたようなことについては、これまでも国会審議の中で山岡大臣が直接御説明をされてきているというふうに思いますし、これからも必要があればそういう説明をさせていただければというふうに考えておりますが、いずれにしても、政治家としての経験、蓄積を踏まえて適任と判断をして、選任をさせていただきました。
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