予算委員会

2013-05-08 参議院 全379発言

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会議録情報#0
平成二十五年五月八日(水曜日)
   午前九時三十九分開会
    ─────────────
   委員の異動
 五月七日
    辞任         補欠選任
     櫻井  充君     大久保潔重君
     鈴木  寛君     徳永 エリ君
     高橋 千秋君     安井美沙子君
     有村 治子君     山田 俊男君
     山本 香苗君     草川 昭三君
     中西 健治君     山田 太郎君
     田村 智子君     紙  智子君
     亀井亜紀子君     舟山 康江君
     吉田 忠智君     山内 徳信君
 五月八日
    辞任         補欠選任
     小西 洋之君     田城  郁君
     安井美沙子君     西村まさみ君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         石井  一君
    理 事
                小川 敏夫君
                小林 正夫君
                白  眞勲君
                松浦 大悟君
                小野 次郎君
    委 員
                大河原雅子君
                大久保潔重君
                加賀谷 健君
                川上 義博君
                小西 洋之君
                田城  郁君
                田中 直紀君
                津田弥太郎君
                徳永 エリ君
                西村まさみ君
                藤末 健三君
                牧山ひろえ君
                安井美沙子君
                山田 太郎君
                平山 幸司君
                森 ゆうこ君
                紙  智子君
                舟山 康江君
                山内 徳信君
                水戸 将史君
                舛添 要一君
   国務大臣
       内閣総理大臣   安倍 晋三君
       財務大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(金融)
       )        麻生 太郎君
       外務大臣     岸田 文雄君
       文部科学大臣   下村 博文君
       厚生労働大臣   田村 憲久君
       農林水産大臣   林  芳正君
       経済産業大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(原子力
       損害賠償支援機
       構))      茂木 敏充君
       国土交通大臣   太田 昭宏君
       防衛大臣     小野寺五典君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(経済財
       政政策))    甘利  明君
   副大臣
       内閣府副大臣   西村 康稔君
       財務副大臣    小渕 優子君
   政府特別補佐人
       内閣法制局長官  山本 庸幸君
       原子力規制委員
       会委員長     田中 俊一君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        小野 亮治君
   政府参考人
       警察庁生活安全
       局長       岩瀬 充明君
   参考人
       日本銀行総裁   黒田 東彦君
       東京電力株式会
       社代表執行役社
       長        廣瀬 直己君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○参考人の出席要求に関する件
○平成二十五年度一般会計予算(内閣提出、衆議
 院送付)
○平成二十五年度特別会計予算(内閣提出、衆議
 院送付)
○平成二十五年度政府関係機関予算(内閣提出、
 衆議院送付)
    ─────────────
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石井一#1
○委員長(石井一君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
 議事に先立ち、申し上げます。
 自由民主党・無所属の会及び公明党の所属委員に対し出席の要請をいたしましたが、御出席を得られません。
 この件につきましては、理事会でも協議し、自民党、公明党の理事も御出席の下に、委員会を開会することを申し上げておりますので、やむを得ず議事を進めることにいたします。
 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
 平成二十五年度総予算三案審査のため、本日の委員会に東京電力株式会社代表執行役社長廣瀬直己君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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石井一#2
○委員長(石井一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
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石井一#3
○委員長(石井一君) 議事に先立ち、委員長より一言申し上げます。
 本日の予算委員会の設定は、既に数日前、理事会において決定をいたしておったものでございます。
 その後、環境委員長の解任問題が出てまいりまして、これは、議院運営委員会、本会議のマターであり、予算委員会の事項ではございませんが、このことにより予算委員会を止めるということは、全てにおいて各位に御迷惑を掛けることになります。
 御覧のとおり、閣僚は既に閣僚席におそろいになっており、野党委員も全員ここに出席しておるというところに、この段階において政府が提出された予算案を与党が審議に応じないということ、私は、長い私の政治経歴の中で全く覚えがございません。異常な事態でございます。
 苦渋の中にもう少し中立的な裁断ができないか考えに考えを抜きましたが、諸般の事情を考え、やむを得ず本日の予算委員会を開会することに決断いたしました。御了承をいただきたいと思います。
    ─────────────
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石井一#4
○委員長(石井一君) 平成二十五年度一般会計予算、平成二十五年度特別会計予算、平成二十五年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
 本日の審査の進め方についてお諮りいたします。
 本日は、外交防衛・経済連携等に関する集中審議を行うこととし、質疑は往復方式で行い、質疑割当て時間は四百十三分とし、各会派への割当て時間は、民主党・新緑風会百四十九分、自由民主党・無所属の会六十分、公明党三十七分、みんなの党三十六分、生活の党三十六分、日本共産党十九分、みどりの風十九分、社会民主党・護憲連合十九分、日本維新の会十九分、新党改革十九分とすること、質疑順位につきましてはお手元の質疑通告表のとおりとすること、以上のとおり取り運ぶことに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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石井一#5
○委員長(石井一君) なお、自民党、公明党の割当て時間につきましては、委員の出席がなければ、それを割愛し、残余の部分を繰り上げた中に委員会の審議を進め、その分時間を短縮してこの委員会を終了したいと思います。御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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石井一#6
○委員長(石井一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
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石井一#7
○委員長(石井一君) 外交防衛・経済連携等に関する集中審議を行います。
 これより質疑を行います。川上義博君。
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川上義博#8
○川上義博君 先ほど委員長がおっしゃったとおりでありまして、誠にあきれてしまう風景があります。私も予算委員会の筆頭理事をやりましたけれども、野党に対してはできるだけ丁寧に予算の審議をお願いするという立場であります。にもかかわらず、一番重要な最優先課題である予算をよりによって与党が審議拒否をするというのは、憲政史上、多分初めてのことではないのかなと思います。こういうことが本当に皆さん許されるんでありましょうか。決してそれは許されることじゃないんです。
 特に安倍総裁に、総裁として、議院内閣制なんですから、総裁としてどうお考えになるんですか、この事態を。提案権は政府にあるんですよ、予算は。我々には議員立法じゃありませんからないんですよ。それを審議をしてくださいという立場でしょう。議院内閣制の下で、安倍総裁、どう思いますか、この事態を。
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安倍晋三#9
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私はここには内閣総理大臣として座っているわけでございまして、国会のことは国会にお任せをしているということでございますが、できる限り円満な形で委員会が開会されることが望ましいと、このように思っております。
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川上義博#10
○川上義博君 だから、無責任なことを、責任与党だってしきりに自民党は今まで言ってきたんじゃありませんか。無責任与党じゃありませんか、自民党という。その代表でしょう。ここは総理でありますけれども、一歩外に出たりすると総裁じゃありませんか。総裁として、出席しなさいと言う立場でしょう。どうですか。
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安倍晋三#11
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国会全体の運営について、これは自民党の国会の責任者が判断したことだろうと、このように思うわけでございまして、これは予算委員会だけではなくて、全体の運営の在り方についての考え方に基づいての与党の判断なんだろうと、このように思うところでございます。
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川上義博#12
○川上義博君 法制局長官、今日来ていますけど、憲法六十三条に出席の義務というのは閣僚にはあるんですね。あるんです。この予算審議において、さっき言ったように議院内閣制なんですね、憲法はこういうことを予定しておりますか。予定していないと思うんです。まさかこういうことがあるということを予定していなくて、そして憲法にも書いていないんじゃありませんか。そうじゃありませんか。
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山本庸幸#13
○政府特別補佐人(山本庸幸君) 憲法六十三条におきましては、国務大臣の議会に対する出席義務が書いてございます。
 それで、お尋ねの与野党の今のやり取りでございますが、これは議院内部のお話でございますので、私の方からお答えすることは差し控えたいと思っております。
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川上義博#14
○川上義博君 さっき議院内閣制って言ったんですよ。だから、今後こういうことが続くのか。こういうことが前例となるんですよ。予算審議をやって、提案している与党側が、あるいは政府側が審議を拒否するということが前例になるんですよ。それでいいんですか。おかしいんじゃありませんか。
 政府の統一見解というのを私は求めたいと思いますけれども、どうですか、政府の統一見解。こういうことでいいんですか。
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山本庸幸#15
○政府特別補佐人(山本庸幸君) 確かに与野党そろって御審議されるというのが正常な状態だと思いますけれども、いずれにせよ、これは議院内部のやり取りでございますので、私の方からは差し控えたいと思っております。
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川上義博#16
○川上義博君 委員長、政府の統一見解を求めますよ、これは重大な問題ですから。統一見解、出すように言ってください。
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石井一#17
○委員長(石井一君) それでは、自民党も御参加いただいた理事会で協議いたしたいと思います。
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川上義博#18
○川上義博君 これは重要な問題ですよ。だから、それは政府として統一見解を出してくださいよ。こういうことが前例に、どういう法律の下でこういうことになっているのか、今後はこういうことをしないのか、政府はどう考えるのか、提出してください。それは絶対そうですよ、総理。
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石井一#19
○委員長(石井一君) ちょっと速記を止めて。
   〔速記中止〕
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石井一#20
○委員長(石井一君) 速記を起こして。
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川上義博#21
○川上義博君 じゃ、統一見解をそのうちにいずれにしても出すということでよろしいですね。そういう整理をしておいてください。
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石井一#22
○委員長(石井一君) 理事会で協議をさせていただきます。その方向で、政府にそれを求めるということで協議をさせていただきます。
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川上義博#23
○川上義博君 これは、この予算案以外でも与党が審議拒否をするということもあるんですよ、これが前例になったら。誠におかしいことになるんです。まさか野党慣れしたわけじゃないでしょう、自民党は。だから、これは本当に重要な、今回のことは憲政史上本当に汚点を残します。これは深く反省しなければいけないと思いますね。
 そこで、今回のこの原因となった川口順子議員のことについてお伺いしますけれども、政府は、楊潔チ国務委員と会うんだと、一日延ばすということは政府は了解していましたか、あるいは把握していましたか。
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岸田文雄#24
○国務大臣(岸田文雄君) 政府に対しては事前に何か連絡をいただいたということは聞いておりません。
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川上義博#25
○川上義博君 政府は聞いていないということでありますが、この川口さんが本当に、議員という身分で行ったんだということだろうと思うんですね。そこで、二元外交ということをしきりに、自民党政権は二元外交をやっちゃいけないということを言っていました。外交上の、今の中国との関係を改善させるために議員外交をやったんだということを自民党側は言っているんですけれども、今回のことは総理、どう思いますか。二元外交じゃありませんか。
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安倍晋三#26
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、川口順子議員は、議員の立場として中国を訪問しているわけでございまして、世界の外務大臣経験者等々との集まりがあったわけでございますが、その際、川口委員が様々な観点から中国側と議論をするという意義においてその会議に出席をしたのだろうと、このように承知をしているところでございますが、これは外交そのものを、言わば何か交渉事をするということでは全くないわけでございますから、二元外交ということには全く当たらないと、このように思います。
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川上義博#27
○川上義博君 いや、じゃ、外交はしていないということなんですね。外交じゃないということなんですね。それは分かりました。
 そこで、そこで川口議員にですね、何を話ししたのか、どんな立場だったのか。議員だから院の許可が要るんですよ、まあ委員長もよく御存じなんですけれどもね。院の許可が要るんです。だから、どういう目的でどんな立場で何を話ししたのか、本当に国務委員と、楊国務委員と会ったのか。バイで会ったのか、集団で会ったのか、その辺りのことをはっきりしなきゃいけないですね。
 そこで、私は川口議員を参考人として呼ぶことを提案いたします。
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石井一#28
○委員長(石井一君) 非常に微妙な御提案であります。
 川口議員は議員として訪問されたようでありますが、同時に院の役員である環境委員長であるということもあります。環境委員長の参考人招致、議会での発言というものが国会法によってどのようになっておるのか、これひとつ理事会において協議し、合意に達しましたらそのように取り計らいたい、そのように思います。
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川上義博#29
○川上義博君 これはちょっと通告を、せっかく長官が来ていますから、通告はしていないんですけれども、ちょっと重要な問題が、確認したいんですけれども、集団的自衛権について、安保法制懇で示された四類型というのがありますよね。四類型は、今の憲法下では認められないと言っているんですけれども、それでよろしいですね。
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