本会議
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会
会議録情報#0
平成二十五年十二月六日(金曜日)
午後三時十六分開議
━━━━━━━━━━━━━
○議事日程 第十三号
平成二十五年十二月六日
午前零時十分開議
第一 特定秘密の保護に関する法律案(内閣提
出、衆議院送付)(前会の続)
━━━━━━━━━━━━━
○本日の会議に付した案件
一、国務大臣森まさこ君問責決議案(芝博一君
外四名発議)(委員会審査省略要求)
一、日程第一
一、国家安全保障に関する特別委員長中川雅治
君問責決議案(福山哲郎君外一名発議)(委
員会審査省略要求)
一、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関す
る法律の一部を改正する法律案(第百八十三
回国会内閣提出、第百八十五回国会衆議院送
付)
─────・─────
この発言だけを見る →午後三時十六分開議
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○議事日程 第十三号
平成二十五年十二月六日
午前零時十分開議
第一 特定秘密の保護に関する法律案(内閣提
出、衆議院送付)(前会の続)
━━━━━━━━━━━━━
○本日の会議に付した案件
一、国務大臣森まさこ君問責決議案(芝博一君
外四名発議)(委員会審査省略要求)
一、日程第一
一、国家安全保障に関する特別委員長中川雅治
君問責決議案(福山哲郎君外一名発議)(委
員会審査省略要求)
一、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関す
る法律の一部を改正する法律案(第百八十三
回国会内閣提出、第百八十五回国会衆議院送
付)
─────・─────
山
山崎正昭#1
○議長(山崎正昭君) これより会議を開きます。
この際、お諮りいたします。
芝博一君外四名発議に係る国務大臣森まさこ君問責決議案は、発議者要求のとおり委員会審査を省略し、日程に追加してこれを議題とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →この際、お諮りいたします。
芝博一君外四名発議に係る国務大臣森まさこ君問責決議案は、発議者要求のとおり委員会審査を省略し、日程に追加してこれを議題とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
山
山崎正昭#2
○議長(山崎正昭君) 御異議ないと認めます。
よって、本決議案を議題といたします。
まず、発議者の趣旨説明を求めます。金子洋一君。
─────────────
〔議案は本号末尾に掲載〕
─────────────
〔金子洋一君登壇、拍手〕
この発言だけを見る →よって、本決議案を議題といたします。
まず、発議者の趣旨説明を求めます。金子洋一君。
─────────────
〔議案は本号末尾に掲載〕
─────────────
〔金子洋一君登壇、拍手〕
金
金子洋一#3
○金子洋一君 私は、国務大臣森まさこ君に対する問責決議案の提案理由を説明いたします。
まず、決議案の案文を朗読いたします。
本院は、国務大臣森まさこ君を問責する。
右決議する。
以下、提案理由を申し述べます。
森まさこ大臣は、特定秘密保護法案の担当大臣として国会での質疑に当たってまいりましたけれども、その答弁は不誠実かつ非論理的なものでございました。
さらにまた、消費者及び食品安全担当大臣でありながら、消費者問題特別委員会での質疑を十分に行うことなく、国民世論の求める、外食産業を中心とした食品の事実と異なる表示の問題についても、国会における集中審議の開催に応じようとしなかったのであります。
本年十月以来、相次いで発覚いたしました食品表示の問題は、全国の消費者の信頼を著しく損ねると同時に、我が国の食品安全行政に対する国際的な信頼を失墜させかねない深刻な事態になっております。
森まさこ君は、この問題を所管する消費者及び食品安全担当であるにもかかわらず、国家安全保障特別委員会への対応を最優先させ、野党からの再三にわたる消費者問題特別委員会への出席要請に応じませんでした。これは明らかに責任放棄であり、断じて許すことはできません。もはや、森まさこ君に消費者行政、食品安全行政をこれ以上続けさせることはできません。
まず、今国会の会期が大変短い期間に多くの重要法案を詰め込もうとしたことに、この国会の拙劣な運営の根本的な原因がございます。
この夏の参議院選挙以降、私ども民主党を始めとする野党は、直面する東京電力福島第一発電所からの汚染水漏えい問題、消費増税への総理の判断、そしてTPP協議の進捗状況など、様々な問題を議論するために一刻も早い臨時国会の開会を求めてまいりました。
日本国憲法第五十三条には、「内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。」とあります。この憲法第五十三条によって、野党は結束して召集を要求いたしました。ところが、与党は、追及されることを避けたのでしょうか、重い腰を上げて臨時国会を開会したのは十月十五日、僅かに五十三日間の会期にすぎません。
国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である国会が、国民の負託にこたえて予算や法案を十分に論議するためには、ルールにのっとった議会運営が必要であります。事もあろうに、憲法に基づいた要求を無視をするということは、これは全く許すことができません。
私ども民主党は、この十月十五日の遅きに失した国会召集について、このように国会が混乱する前に、与党に対して、遅きに失した感は否めず大変残念、山積する諸問題について国民に対する説明責任が果たされるかどうか疑問、五十三日間で国民への説明責任が果たされるのか、充実した審議ができるのかと疑問を呈しました。
驚くべきことに、たった五十三日の会期を自分で決めたにもかかわらず、政府・与党は、衆参両院の法案審議のキャパシティーを大きく超える、そういった数で次々に国会に法案を提出をいたしました。このような形で提出された法案を責任持って処理をするのは、ほかでもない政府・与党の問題である、そのように申し上げることは言うまでもないことであります。
与党は、何かといえば、審議が遅れている重要法案を会期内に成立させることが大切だと称して、過去に例のない議会運営を行い、不条理なことをやってまいりますが、忘れてはならないことは、野党がさんざん国会を早く開け、早く開けと申し上げてきたにもかかわらず、それを拒否して会期を短く設定をしたのは与党であるということであります。
法案が成立をしないのは、野党や、まして一昨日解任されてしまった内閣委員会や経済産業委員会の委員長の責任ではなく、日程を設定した与党の責任であります。野党に委員長を配分するのは議会運営の常道です。野党の委員長を解任したのは、これは憲政史上、衆参両院で初めてであります。その上で、与党がポストを奪うというのは極めて異例な事態であります。
政策運営の基本はスケジュールづくりです。スケジューリングができて初めて様々な運営が円滑になされるわけであります。昔の自民党にはそうしたスケジューリングの達人が大勢おいでになりました。今そういった方々は一体どこへ消えてしまったんでしょうか。
そして、なぜ、消費者の集団的財産被害回復法案という大変重要な法案を抱える消費者及び食品安全担当大臣でありながら、そして国会質疑のスケジュールがタイトであることを知りながら、森まさこ大臣は特定秘密保護法案の担当大臣をお引き受けになったんでしょうか。
例えば、閣内には政治家として重きを成す谷垣法務大臣がおいでになるわけであります。谷垣先生なら答弁もぶれることなくきちんと行うことができたはずでしょう。森大臣、あなたは、この谷垣大臣に御担当をいただければいかがでしたでしょうか。それとも、御自身の能力は谷垣大臣よりも勝るものだとでもお考えになったんでしょうか。
また、森まさこ君には消費者担当大臣として最低限の知識もありません。
まず、消費者庁設置法を見てみましょう。
消費者庁の所掌事務を規定する四条二十一項には、「物価に関する基本的な政策の企画及び立案並びに推進に関すること。」とございます。つまり、生活必需品の割当てにかかわる国民生活安定緊急措置法あるいは生活関連物資等の買占め売惜しみ緊急措置法を例に挙げるまでもなく、消費者段階での物価対策は消費者庁の所掌事務であります。
政府、日銀が推進する大胆な金融政策、それによって起きた円安には副作用がございます。つまり、アベノミクスには、燃料や輸入原材料価格、電力料金などのコスト増を起こすといった副作用があるわけであります。これに対して森まさこ大臣は、消費者の利益を確保するために汗をかくべきだったはずであります。
例えば、輸入小麦が四月から売渡価格が大幅に引き上がってまいりました。あるいは、原油、LNGなどエネルギーの価格も円建てで非常に上がってきております。その結果、消費者への小口電力料金が非常に上がる、こういったことも起きております。この価格上昇というのは、石油ショックのときとは異なり、我々の政府が予期した上で引き起こしてしまったものであります。円安が始まった十一月の時点から、輸入価格の高騰は予期できました。
一月に経済対策が閣議決定をされました。これはその十一月からもう二か月たっていたわけであります。二か月もたっていたのに、その内容は、従来の円高が問題となっていた対策と全く中身が同じものでありました。何で二か月もたって円安対策が入らなかったのか。森まさこ大臣、あなたは閣僚の一員として指をくわえて見ていただけだったんでしょうか。
こうした国民生活に密着した問題、こうした物価対策は、消費者庁の所掌であるにもかかわらず、森まさこ大臣は全くの無策でありました。輸入小麦の売渡価格、あれは公定価格ですから、そこに補助金を入れるとか、ガソリンや軽油の当分の間税率、昔で言う旧暫定税率の分も外してしまう、あるいは電力料金に補助金を入れるなど、幾らでも手段はあったはずです。何で、こうした円安に対する、そして地方の住民、低所得者が直接損害を被るような事柄に対して手を打っていないんでしょうか。
こうした疑問に対して、森まさこ君は、驚くべきことに、私との四月十一日の質疑で、私がきちんと事前通告をしていたにもかかわらず、「消費者庁というのは物価の価格について政策をつくるところではございません」、あるいは、「物価のところを政策として見ていくというのは最初から入っておりません。」と答弁をいたしました。結局、その後も何の対応もしませんでした。大臣になるくらいだったら設置法ぐらいきちんと読んでください。
今回の輸入物価上昇は、これまでの物価上昇と性質が異なります。今回の物価上昇は、これまでの石油ショック、トウモロコシやレアメタルなどの一次産品の価格上昇、米不足などと異なり、外国が原因でも天候が原因でもございません。我が国の政府が自ら積極的に選び取った政策の結果として生じた物価上昇です。当然、低所得者、失業者を中心に、それに対する十分な手当てを事前に行う責務が政府にはあります。まして、来年四月には逆進性が強い消費増税が待っております。その責任を放棄して、経済対策と称して我田引水に狂奔する与党に強く反省を求めます。
以上、森まさこ大臣を問責すべき理由を申し上げました。良識ある議員の皆様、何とぞ、今回私が申し上げましたことをじっとお考えください。そして、本決議案に対して党派を超えて御賛同くださいますようお願い申し上げさせていただきまして、趣旨説明を終わります。
御清聴ありがとうございました。拍手
─────────────
この発言だけを見る →まず、決議案の案文を朗読いたします。
本院は、国務大臣森まさこ君を問責する。
右決議する。
以下、提案理由を申し述べます。
森まさこ大臣は、特定秘密保護法案の担当大臣として国会での質疑に当たってまいりましたけれども、その答弁は不誠実かつ非論理的なものでございました。
さらにまた、消費者及び食品安全担当大臣でありながら、消費者問題特別委員会での質疑を十分に行うことなく、国民世論の求める、外食産業を中心とした食品の事実と異なる表示の問題についても、国会における集中審議の開催に応じようとしなかったのであります。
本年十月以来、相次いで発覚いたしました食品表示の問題は、全国の消費者の信頼を著しく損ねると同時に、我が国の食品安全行政に対する国際的な信頼を失墜させかねない深刻な事態になっております。
森まさこ君は、この問題を所管する消費者及び食品安全担当であるにもかかわらず、国家安全保障特別委員会への対応を最優先させ、野党からの再三にわたる消費者問題特別委員会への出席要請に応じませんでした。これは明らかに責任放棄であり、断じて許すことはできません。もはや、森まさこ君に消費者行政、食品安全行政をこれ以上続けさせることはできません。
まず、今国会の会期が大変短い期間に多くの重要法案を詰め込もうとしたことに、この国会の拙劣な運営の根本的な原因がございます。
この夏の参議院選挙以降、私ども民主党を始めとする野党は、直面する東京電力福島第一発電所からの汚染水漏えい問題、消費増税への総理の判断、そしてTPP協議の進捗状況など、様々な問題を議論するために一刻も早い臨時国会の開会を求めてまいりました。
日本国憲法第五十三条には、「内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。」とあります。この憲法第五十三条によって、野党は結束して召集を要求いたしました。ところが、与党は、追及されることを避けたのでしょうか、重い腰を上げて臨時国会を開会したのは十月十五日、僅かに五十三日間の会期にすぎません。
国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である国会が、国民の負託にこたえて予算や法案を十分に論議するためには、ルールにのっとった議会運営が必要であります。事もあろうに、憲法に基づいた要求を無視をするということは、これは全く許すことができません。
私ども民主党は、この十月十五日の遅きに失した国会召集について、このように国会が混乱する前に、与党に対して、遅きに失した感は否めず大変残念、山積する諸問題について国民に対する説明責任が果たされるかどうか疑問、五十三日間で国民への説明責任が果たされるのか、充実した審議ができるのかと疑問を呈しました。
驚くべきことに、たった五十三日の会期を自分で決めたにもかかわらず、政府・与党は、衆参両院の法案審議のキャパシティーを大きく超える、そういった数で次々に国会に法案を提出をいたしました。このような形で提出された法案を責任持って処理をするのは、ほかでもない政府・与党の問題である、そのように申し上げることは言うまでもないことであります。
与党は、何かといえば、審議が遅れている重要法案を会期内に成立させることが大切だと称して、過去に例のない議会運営を行い、不条理なことをやってまいりますが、忘れてはならないことは、野党がさんざん国会を早く開け、早く開けと申し上げてきたにもかかわらず、それを拒否して会期を短く設定をしたのは与党であるということであります。
法案が成立をしないのは、野党や、まして一昨日解任されてしまった内閣委員会や経済産業委員会の委員長の責任ではなく、日程を設定した与党の責任であります。野党に委員長を配分するのは議会運営の常道です。野党の委員長を解任したのは、これは憲政史上、衆参両院で初めてであります。その上で、与党がポストを奪うというのは極めて異例な事態であります。
政策運営の基本はスケジュールづくりです。スケジューリングができて初めて様々な運営が円滑になされるわけであります。昔の自民党にはそうしたスケジューリングの達人が大勢おいでになりました。今そういった方々は一体どこへ消えてしまったんでしょうか。
そして、なぜ、消費者の集団的財産被害回復法案という大変重要な法案を抱える消費者及び食品安全担当大臣でありながら、そして国会質疑のスケジュールがタイトであることを知りながら、森まさこ大臣は特定秘密保護法案の担当大臣をお引き受けになったんでしょうか。
例えば、閣内には政治家として重きを成す谷垣法務大臣がおいでになるわけであります。谷垣先生なら答弁もぶれることなくきちんと行うことができたはずでしょう。森大臣、あなたは、この谷垣大臣に御担当をいただければいかがでしたでしょうか。それとも、御自身の能力は谷垣大臣よりも勝るものだとでもお考えになったんでしょうか。
また、森まさこ君には消費者担当大臣として最低限の知識もありません。
まず、消費者庁設置法を見てみましょう。
消費者庁の所掌事務を規定する四条二十一項には、「物価に関する基本的な政策の企画及び立案並びに推進に関すること。」とございます。つまり、生活必需品の割当てにかかわる国民生活安定緊急措置法あるいは生活関連物資等の買占め売惜しみ緊急措置法を例に挙げるまでもなく、消費者段階での物価対策は消費者庁の所掌事務であります。
政府、日銀が推進する大胆な金融政策、それによって起きた円安には副作用がございます。つまり、アベノミクスには、燃料や輸入原材料価格、電力料金などのコスト増を起こすといった副作用があるわけであります。これに対して森まさこ大臣は、消費者の利益を確保するために汗をかくべきだったはずであります。
例えば、輸入小麦が四月から売渡価格が大幅に引き上がってまいりました。あるいは、原油、LNGなどエネルギーの価格も円建てで非常に上がってきております。その結果、消費者への小口電力料金が非常に上がる、こういったことも起きております。この価格上昇というのは、石油ショックのときとは異なり、我々の政府が予期した上で引き起こしてしまったものであります。円安が始まった十一月の時点から、輸入価格の高騰は予期できました。
一月に経済対策が閣議決定をされました。これはその十一月からもう二か月たっていたわけであります。二か月もたっていたのに、その内容は、従来の円高が問題となっていた対策と全く中身が同じものでありました。何で二か月もたって円安対策が入らなかったのか。森まさこ大臣、あなたは閣僚の一員として指をくわえて見ていただけだったんでしょうか。
こうした国民生活に密着した問題、こうした物価対策は、消費者庁の所掌であるにもかかわらず、森まさこ大臣は全くの無策でありました。輸入小麦の売渡価格、あれは公定価格ですから、そこに補助金を入れるとか、ガソリンや軽油の当分の間税率、昔で言う旧暫定税率の分も外してしまう、あるいは電力料金に補助金を入れるなど、幾らでも手段はあったはずです。何で、こうした円安に対する、そして地方の住民、低所得者が直接損害を被るような事柄に対して手を打っていないんでしょうか。
こうした疑問に対して、森まさこ君は、驚くべきことに、私との四月十一日の質疑で、私がきちんと事前通告をしていたにもかかわらず、「消費者庁というのは物価の価格について政策をつくるところではございません」、あるいは、「物価のところを政策として見ていくというのは最初から入っておりません。」と答弁をいたしました。結局、その後も何の対応もしませんでした。大臣になるくらいだったら設置法ぐらいきちんと読んでください。
今回の輸入物価上昇は、これまでの物価上昇と性質が異なります。今回の物価上昇は、これまでの石油ショック、トウモロコシやレアメタルなどの一次産品の価格上昇、米不足などと異なり、外国が原因でも天候が原因でもございません。我が国の政府が自ら積極的に選び取った政策の結果として生じた物価上昇です。当然、低所得者、失業者を中心に、それに対する十分な手当てを事前に行う責務が政府にはあります。まして、来年四月には逆進性が強い消費増税が待っております。その責任を放棄して、経済対策と称して我田引水に狂奔する与党に強く反省を求めます。
以上、森まさこ大臣を問責すべき理由を申し上げました。良識ある議員の皆様、何とぞ、今回私が申し上げましたことをじっとお考えください。そして、本決議案に対して党派を超えて御賛同くださいますようお願い申し上げさせていただきまして、趣旨説明を終わります。
御清聴ありがとうございました。拍手
─────────────
山
中
中西祐介#5
○中西祐介君 自由民主党の中西祐介です。
ただいま議題となりました森まさこ国務大臣に対する問責決議案に対し、自民党、公明党を代表して、断固反対との立場から討論を行います。
まず冒頭、野党第一党である民主党の審議姿勢にはっきりと異議を申し上げます。
遅延目的のばらばら牛歩、記名採決の乱発、採決の拒否、棄権はあきれるばかりであります。さらに、本日、各委員会での多くの国民の皆様からの請願に対して、民主党議員全員でその委員会に欠席したことは、国会議員としての職責を自ら放棄したものであります。誠に恥ずかしい。笑止千万であります。猛省を促します。
本日は、一千日と二日目。東日本大震災より避難所生活を送る二十七万人以上の方々。被災地福島いわき市御出身の森大臣は、保守系人権弁護士として弱者、消費者に寄り添うすばらしい政治家であります。まさに、消費者担当大臣としてしっかり職責を果たしております。問責の指摘は一切当たりません。
今回、国民的議論となっておる特定秘密保護法案、安全保障に必要な機密保全と国民の知る権利を両立すべき中で、森大臣こそ消費者担当大臣と兼務して最もふさわしい担当大臣ではないでしょうか。
防空識別圏問題、テロ、在外邦人の安全確保など外交課題が喫緊に迫る中で、静かに、丁寧に、慎重審議の上、一刻も早く法体系を整備する必要があることは明白であります。
にもかかわらず、理事会をやり直せ、法案は無効だ、すさまじいばかりのやじ、怒号、さらには恫喝姿勢で、法案とはおよそ懸け離れた政局優先の姿勢は白々しいばかりであります。
特定秘密保護法案は、総審議時間六十三時間超、うち野党時間は四十時間にも迫り、参議院では対衆議院野党比七六%以上もの審議時間を行いました。参考人、地方公聴会も行い、十分な議論を終えたとの判断から、名委員長である中川委員長が下したわけであります。審議不十分、強引な議事運営とは、民主党を代表する党利党略の一部野党がつくり出した喧伝、虚構にほかなりません。
大臣の御答弁も本当に丁寧に誠実に尽くされました。答弁が二転三転などとの批判がありますが、本質的な部分は全くぶれていないと確信します。もし仮に誤解を招いた表現が審議途中にあったとしても、その後、内容は明確に示し、現段階において何ら矛盾はありません。
政策より政局最優先、支離滅裂な問責理由と国会対応をなさる民主党御発議の問責決議に対し、共感の余地は一切なく、断じて反対であることを申し上げ、反対討論といたします。
ありがとうございました。拍手
この発言だけを見る →ただいま議題となりました森まさこ国務大臣に対する問責決議案に対し、自民党、公明党を代表して、断固反対との立場から討論を行います。
まず冒頭、野党第一党である民主党の審議姿勢にはっきりと異議を申し上げます。
遅延目的のばらばら牛歩、記名採決の乱発、採決の拒否、棄権はあきれるばかりであります。さらに、本日、各委員会での多くの国民の皆様からの請願に対して、民主党議員全員でその委員会に欠席したことは、国会議員としての職責を自ら放棄したものであります。誠に恥ずかしい。笑止千万であります。猛省を促します。
本日は、一千日と二日目。東日本大震災より避難所生活を送る二十七万人以上の方々。被災地福島いわき市御出身の森大臣は、保守系人権弁護士として弱者、消費者に寄り添うすばらしい政治家であります。まさに、消費者担当大臣としてしっかり職責を果たしております。問責の指摘は一切当たりません。
今回、国民的議論となっておる特定秘密保護法案、安全保障に必要な機密保全と国民の知る権利を両立すべき中で、森大臣こそ消費者担当大臣と兼務して最もふさわしい担当大臣ではないでしょうか。
防空識別圏問題、テロ、在外邦人の安全確保など外交課題が喫緊に迫る中で、静かに、丁寧に、慎重審議の上、一刻も早く法体系を整備する必要があることは明白であります。
にもかかわらず、理事会をやり直せ、法案は無効だ、すさまじいばかりのやじ、怒号、さらには恫喝姿勢で、法案とはおよそ懸け離れた政局優先の姿勢は白々しいばかりであります。
特定秘密保護法案は、総審議時間六十三時間超、うち野党時間は四十時間にも迫り、参議院では対衆議院野党比七六%以上もの審議時間を行いました。参考人、地方公聴会も行い、十分な議論を終えたとの判断から、名委員長である中川委員長が下したわけであります。審議不十分、強引な議事運営とは、民主党を代表する党利党略の一部野党がつくり出した喧伝、虚構にほかなりません。
大臣の御答弁も本当に丁寧に誠実に尽くされました。答弁が二転三転などとの批判がありますが、本質的な部分は全くぶれていないと確信します。もし仮に誤解を招いた表現が審議途中にあったとしても、その後、内容は明確に示し、現段階において何ら矛盾はありません。
政策より政局最優先、支離滅裂な問責理由と国会対応をなさる民主党御発議の問責決議に対し、共感の余地は一切なく、断じて反対であることを申し上げ、反対討論といたします。
ありがとうございました。拍手
山
那
那谷屋正義#7
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。
私は、会派を代表して、国務大臣森まさこ君への問責決議案へ賛成の立場から討論をさせていただきます。
我々参議院の同志である森まさこ君が国務大臣に就任されて早くも一年になろうとしています。参議院議員が我が国の重責を担い、活躍されることを党派を超えて多大なる期待を寄せておりました。
この寒空の下、今も国会周辺や全国各地でこの特定秘密保護法案への懸念を示す声が上げられています。国務大臣という立場にあれば、国民の声に真摯に耳を傾け、その声に思いを巡らせるべきでありますが、森大臣、あなたはその国民の気持ちを酌み取らず、法案が成立してからも、より良いものにしていきたいなどと、まず法案成立を急ぐ姿勢を示してきました。そのことは、同じ参議院の仲間として残念でなりません。
森大臣、あなたは、御自身が認めているとおり、同法案への執行権限がないにもかかわらず、単なる答弁大臣として委員会で答弁をしてきました。このような重要な法案であるのだから、執行に責任を持つ大臣と審議することが筋だと考え、我々民主党・新緑風会を始めとする野党は、責任ある立場の菅官房長官からの答弁を求めてきました。
この点に関し、我が会派は、十一月二十九日、福山議員が事前に質問通告で官房長官から答弁を求めていましたが、官房長官は調整中であるということが当日の委員会直前の理事会で判明いたしました。民主党、そして野党は、官房長官が出席できない理由を理事会の場で与党から回答を求めましたが、驚くべきことに、与党理事は、政府・与党が福山議員の質問に対しては官房長官が対応するべきものではないと言ってきました。言語道断であります。与党が野党の質問を検閲し、誰が答えるか決めるなどという権利は与党にはありません。これは議会制民主主義をおとしめる危機であります。
与党の提案のみを受け入れ、反対論はねじ伏せる、そのようなやり方はまさしく言論統制。自民党は、表現の自由、知る権利を軽視しているから、石破幹事長のデモとテロを同列視するような発言がされたのではないでしょうか。よもや、同法案のテロの定義にデモが入っていましたとは、森大臣、言いませんよね。
自民党幹事長の信じ難い発言等にそれてしまいましたが、政府・与党の同法案への姿勢を整理すると、責任を持った方が答弁しない、与党が野党側の質問を検閲し、誰が答弁するか判断する、自民党幹事長は国民の正当な権利であるデモをテロと同列視する、加えて、与党、委員長は誠実な対応をしない。国民の皆さん、これが今の政府・与党の姿勢です。国民の知る権利と緊張関係になり得るような法案をこのような形で強行採決し、本院での議論をアリバイのように進めたのです。そのようなやり方を我々民主党・新緑風会は決して許しません。
森大臣が担当大臣であるということは、総理、官房長官からの御下命でしょう。しかし、これまでの森大臣の答弁は迷走していると言わざるを得ません。
例えば、森大臣はTPP交渉が特定秘密の対象になる、ならないなどとぶれました。報道機関への家宅捜索については、森大臣は、報道機関のオフィスに家宅捜索することはないと一旦述べたものの、これに対して谷垣法務大臣らが具体的事例に即して判断するものと述べて、森大臣の答弁を事実上打ち消しました。さらにその後、森大臣は、個別具体的な事案を想定しての言及は避けたいと修正しました。公務員と報道機関との倫理規程をめぐっては、何らかの規範を設けることは重要と述べた翌日には、報道機関を萎縮させるようなものを作ることは難しいと答弁を一転させました。第三者機関をめぐっては、その時々の修正協議の状況があったにせよ、設置を検討したい、今後の課題だなどと変遷していきました。
このように、森大臣の答弁はぶれを重ねて、それがまた国民の同法案への不安や不信を増幅させたのであります。答弁レクを担当した官僚の皆さんもきっと御苦労されたのであろうと思います。
加えて申し上げるならば、森大臣は、都合が悪くなれば、条文を読み上げる、議事録をちゃんと読んでください、インターネットを見てくださいと、参議院における審議でもこれらの常套句が何度も聞かれました。総理が説明を尽くしたいと言う一方で、森大臣はこのような形で誠実さの欠ける対応を行ってまいりました。この点については、森大臣には強く猛省を促すところです。
衆議院の福島での地方公聴会において、槇福島弁護士会副会長が、森大臣の答弁が二転三転するのは法律の条文が曖昧かつ広範だからだと発言したと伺います。その指摘どおり、同法案には曖昧な点が多過ぎます。
先ほど述べたような森大臣の答弁のぶれはそこからきていることも理由であることを指摘せざるを得ません。はっきり言って、法律として不十分であるので、その点、森大臣の答弁がぶれてしまうのはある意味では自然なことかもしれません。森大臣、大変お気の毒であります。法律家であるあなたもその点について気付いていたことでしょう。内閣の一員として、内閣不一致の言動をすることはできないかもしれませんが、政治家として、少しは御自身の言葉で説明したり、その意図する方向性を審議を通じて述べられたらいかがだったでしょうか。若しくは、それをしようとしてぶれてしまったのではないでしょうか。はたまた、官僚の言われるままでしょうか。まさか内容をしっかり理解していなかったなんてことはありませんよね。
そして、森大臣、この国会中、我々は大変懸念していたことがあります。それは、食品表示偽装をめぐる問題であります。
森大臣は、消費者及び食品安全担当大臣でもあります。あなたは、この国会、毎日のように特定秘密保護法案の審議に掛かり切りであったと思いますが、真に国民にとって大切なことは、秘密保護の強化ではなく、国民の安心、安全を守ることではなかったのでしょうか。政府としてあなたを法案審議に縛り付けにした判断そのもの自体が誤りであった上に、衆議院においては消費者特別委員会に一度この問題を議論したきりで、本格的な対応は後手に回りました。
主要ホテルや百貨店、レストランなどでメニュー等と異なる食材が使われてしまいましたが、今回の偽装表示問題について、本来であれば、森大臣、あなたは担当大臣として関係省庁との連携を取って率先かつ迅速に取り組むという重要な責任があります。しかし、あなたは消費者及び食品安全担当大臣としてその職責を十分に果たしたと言えるでしょうか。食品サービス全般におけるモラルハザードが憂慮され、食品業界への信頼が揺らぐ事態となっていたにもかかわらず、あなたはそれを放置してきたのではないでしょうか。消費者の安全、安心が脅かされているこのような事態にありながら、終始、特定秘密保護法案の答弁を優先させ、消費者の声に耳を傾けようとしませんでした。
この発言だけを見る →私は、会派を代表して、国務大臣森まさこ君への問責決議案へ賛成の立場から討論をさせていただきます。
我々参議院の同志である森まさこ君が国務大臣に就任されて早くも一年になろうとしています。参議院議員が我が国の重責を担い、活躍されることを党派を超えて多大なる期待を寄せておりました。
この寒空の下、今も国会周辺や全国各地でこの特定秘密保護法案への懸念を示す声が上げられています。国務大臣という立場にあれば、国民の声に真摯に耳を傾け、その声に思いを巡らせるべきでありますが、森大臣、あなたはその国民の気持ちを酌み取らず、法案が成立してからも、より良いものにしていきたいなどと、まず法案成立を急ぐ姿勢を示してきました。そのことは、同じ参議院の仲間として残念でなりません。
森大臣、あなたは、御自身が認めているとおり、同法案への執行権限がないにもかかわらず、単なる答弁大臣として委員会で答弁をしてきました。このような重要な法案であるのだから、執行に責任を持つ大臣と審議することが筋だと考え、我々民主党・新緑風会を始めとする野党は、責任ある立場の菅官房長官からの答弁を求めてきました。
この点に関し、我が会派は、十一月二十九日、福山議員が事前に質問通告で官房長官から答弁を求めていましたが、官房長官は調整中であるということが当日の委員会直前の理事会で判明いたしました。民主党、そして野党は、官房長官が出席できない理由を理事会の場で与党から回答を求めましたが、驚くべきことに、与党理事は、政府・与党が福山議員の質問に対しては官房長官が対応するべきものではないと言ってきました。言語道断であります。与党が野党の質問を検閲し、誰が答えるか決めるなどという権利は与党にはありません。これは議会制民主主義をおとしめる危機であります。
与党の提案のみを受け入れ、反対論はねじ伏せる、そのようなやり方はまさしく言論統制。自民党は、表現の自由、知る権利を軽視しているから、石破幹事長のデモとテロを同列視するような発言がされたのではないでしょうか。よもや、同法案のテロの定義にデモが入っていましたとは、森大臣、言いませんよね。
自民党幹事長の信じ難い発言等にそれてしまいましたが、政府・与党の同法案への姿勢を整理すると、責任を持った方が答弁しない、与党が野党側の質問を検閲し、誰が答弁するか判断する、自民党幹事長は国民の正当な権利であるデモをテロと同列視する、加えて、与党、委員長は誠実な対応をしない。国民の皆さん、これが今の政府・与党の姿勢です。国民の知る権利と緊張関係になり得るような法案をこのような形で強行採決し、本院での議論をアリバイのように進めたのです。そのようなやり方を我々民主党・新緑風会は決して許しません。
森大臣が担当大臣であるということは、総理、官房長官からの御下命でしょう。しかし、これまでの森大臣の答弁は迷走していると言わざるを得ません。
例えば、森大臣はTPP交渉が特定秘密の対象になる、ならないなどとぶれました。報道機関への家宅捜索については、森大臣は、報道機関のオフィスに家宅捜索することはないと一旦述べたものの、これに対して谷垣法務大臣らが具体的事例に即して判断するものと述べて、森大臣の答弁を事実上打ち消しました。さらにその後、森大臣は、個別具体的な事案を想定しての言及は避けたいと修正しました。公務員と報道機関との倫理規程をめぐっては、何らかの規範を設けることは重要と述べた翌日には、報道機関を萎縮させるようなものを作ることは難しいと答弁を一転させました。第三者機関をめぐっては、その時々の修正協議の状況があったにせよ、設置を検討したい、今後の課題だなどと変遷していきました。
このように、森大臣の答弁はぶれを重ねて、それがまた国民の同法案への不安や不信を増幅させたのであります。答弁レクを担当した官僚の皆さんもきっと御苦労されたのであろうと思います。
加えて申し上げるならば、森大臣は、都合が悪くなれば、条文を読み上げる、議事録をちゃんと読んでください、インターネットを見てくださいと、参議院における審議でもこれらの常套句が何度も聞かれました。総理が説明を尽くしたいと言う一方で、森大臣はこのような形で誠実さの欠ける対応を行ってまいりました。この点については、森大臣には強く猛省を促すところです。
衆議院の福島での地方公聴会において、槇福島弁護士会副会長が、森大臣の答弁が二転三転するのは法律の条文が曖昧かつ広範だからだと発言したと伺います。その指摘どおり、同法案には曖昧な点が多過ぎます。
先ほど述べたような森大臣の答弁のぶれはそこからきていることも理由であることを指摘せざるを得ません。はっきり言って、法律として不十分であるので、その点、森大臣の答弁がぶれてしまうのはある意味では自然なことかもしれません。森大臣、大変お気の毒であります。法律家であるあなたもその点について気付いていたことでしょう。内閣の一員として、内閣不一致の言動をすることはできないかもしれませんが、政治家として、少しは御自身の言葉で説明したり、その意図する方向性を審議を通じて述べられたらいかがだったでしょうか。若しくは、それをしようとしてぶれてしまったのではないでしょうか。はたまた、官僚の言われるままでしょうか。まさか内容をしっかり理解していなかったなんてことはありませんよね。
そして、森大臣、この国会中、我々は大変懸念していたことがあります。それは、食品表示偽装をめぐる問題であります。
森大臣は、消費者及び食品安全担当大臣でもあります。あなたは、この国会、毎日のように特定秘密保護法案の審議に掛かり切りであったと思いますが、真に国民にとって大切なことは、秘密保護の強化ではなく、国民の安心、安全を守ることではなかったのでしょうか。政府としてあなたを法案審議に縛り付けにした判断そのもの自体が誤りであった上に、衆議院においては消費者特別委員会に一度この問題を議論したきりで、本格的な対応は後手に回りました。
主要ホテルや百貨店、レストランなどでメニュー等と異なる食材が使われてしまいましたが、今回の偽装表示問題について、本来であれば、森大臣、あなたは担当大臣として関係省庁との連携を取って率先かつ迅速に取り組むという重要な責任があります。しかし、あなたは消費者及び食品安全担当大臣としてその職責を十分に果たしたと言えるでしょうか。食品サービス全般におけるモラルハザードが憂慮され、食品業界への信頼が揺らぐ事態となっていたにもかかわらず、あなたはそれを放置してきたのではないでしょうか。消費者の安全、安心が脅かされているこのような事態にありながら、終始、特定秘密保護法案の答弁を優先させ、消費者の声に耳を傾けようとしませんでした。
山
那
那谷屋正義#9
○那谷屋正義君(続) 最初の偽装事案発覚から、森大臣が食品表示等問題関係府省庁等会議を開催したのは、二十日以上経過した十一月十一日です。極めて遅い対応と言わざるを得ません。
この発言だけを見る →山
那
那谷屋正義#11
○那谷屋正義君(続) さらに、官房長官に至っては、十一月十八日の記者会見で、政府提出の特定秘密保護法案に対する野党の審議要求によって消費者問題特別委員会が開催できないかのような……
この発言だけを見る →山
那
那谷屋正義#13
○那谷屋正義君(続) あたかも野党に責任をなすりつけるかのごとき詭弁を弄されたことは言語道断であります。特定秘密保護法案のために消費者行政をないがしろにしたのは、森大臣、そして安倍政権ではありませんか。もし特定秘密保護法案を優先するのなら、森大臣は法案の答弁要員に専念して、消費者担当大臣を辞めるべきではなかったのでしょうか。
この発言だけを見る →山
那
那谷屋正義#15
○那谷屋正義君(続) 森大臣は、十一月二十八日の参議院国家安全保障特別委員会で、食品の安全の情報も特定秘密に指定する可能性があるとの見解を示し、消費者の不信と不安を高めています。大臣、食の安全を守るには、まずは情報公開ではないでしょうか。消費者が必要とする食品情報をきちんと伝え、消費者自らが選択できるようにすることが不可欠なのではありませんか。
この発言だけを見る →山
那
那谷屋正義#17
○那谷屋正義君(続) それを隠すのを前提にあなたは食品の安全を考えているのですか。そんな大臣の下で消費者行政の推進ができるのでしょうか。
以上、このように答弁が迷走し、誠実さに欠ける答弁を繰り返した森大臣の責任の大きさ、そして国民背信の強行採決を行ったこと、そして食品偽装問題への対応の不手際に鑑み、再度強く大臣としての猛省を促した上で、国務大臣森まさこ君を問責すべきものとし、その決議案に民主党・新緑風会を代表して賛成いたします。拍手
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山
大
大門実紀史#19
○大門実紀史君 日本共産党を代表して、森まさこ大臣の問責決議案に賛成の討論を行います。
森まさこさんとは、貸金業法の改正を始め、消費者被害をなくすために共に力を合わせた間柄であります。こういう形で討論をしなければならないことを心から残念に思っております。
我が党が賛成する最大の理由は、あれこれではございません、森大臣がこの希代の悪法、秘密保護法を推進したことそのものにあります。更に言えば、森大臣には秘密保護法に関する当事者権限がありませんでした。
安倍総理が九月十七日に本法案の担当に森大臣を指名いたしましたけれども、既にそのとき、法案概要は完成し、パブリックコメントも募集されていたのです。この法案を作成したのは内閣官房の内閣情報調査室でございました。内閣情報調査室は、首相の下に官房長官が統括をし、指揮監督権も官房長官が持っており、森大臣は持っておりません。だから、委員会審議で森大臣の発言を事務方が度々修正するという異常事態が続いたわけでございます。
また、森大臣の発言をほかの大臣が修正するということもありました。それは、森大臣が、特定秘密なるものを指定し、法律を運用する行政機関の長でもないからです。結局、森大臣は、この法案の当事者権限を持たない単なる答弁用大臣にすぎなかったのです。当事者能力がない大臣が延々と答弁を繰り返すなど、まさに国会を愚弄するものではありませんか。
また、担当大臣として法案の審議に必要な資料の提出を約束しておきながら、いまだにそれを果たしていないことも重大であります。
そもそも、なぜこんなことになったのか。それは、本来官房長官が直接担当すべき法案であるにもかかわらず、国家安全保障会議設置法案とこの秘密保護法案の二法案を短い会期の今国会で強引に成立させようとし、別に答弁用大臣を立てて審議のスピードアップを狙ったからであります。この点で最も厳しく問われるべきは、森さんを担当大臣に任命した安倍総理の任命責任であります。
しかし、森大臣の特別委員会における答弁も余りにもひどかった。TPPが特定秘密の対象になると言ったり、ならないと言ったり、報道機関への家宅捜索があると言ったり、ないと言ったり、自分でも何が正しいのか分からないまま答弁するから、聞いている方はもっと分からなくなる。
大臣の答弁の曖昧さが国民の皆さんにも不安を広げました。特に福島県の皆さんは、この秘密保護法で原発の事故情報が隠されてしまわないか、大変心配されております。その心配に森大臣は未来永劫本当に大丈夫だと言い切れるのでしょうか。テロ対策上秘密にすると言えば、何でも秘密になってしまうではありませんか。
しかし、これも森大臣の答弁能力だけの問題ではありません。この秘密保護法そのものが、曖昧で恣意的で、その時々の為政者の好き勝手に運用される危険性をはらんでいるからであります。だからこそ、これだけ各分野から広範な反対の声が上がっているわけです。
最後に申し上げたい。
まともな弁護士でこの法案に賛成している方はいらっしゃいません。あなた自身が問われるべき最大の責任は、法律家の良心を捨ててこの法案の担当大臣になったことであります。こんな中途半端な大臣が担当した委員会の審議は全く不十分なままであり、採決など断固認められるものではありません。
このことを強く申し上げて、賛成討論を終わります。拍手
この発言だけを見る →森まさこさんとは、貸金業法の改正を始め、消費者被害をなくすために共に力を合わせた間柄であります。こういう形で討論をしなければならないことを心から残念に思っております。
我が党が賛成する最大の理由は、あれこれではございません、森大臣がこの希代の悪法、秘密保護法を推進したことそのものにあります。更に言えば、森大臣には秘密保護法に関する当事者権限がありませんでした。
安倍総理が九月十七日に本法案の担当に森大臣を指名いたしましたけれども、既にそのとき、法案概要は完成し、パブリックコメントも募集されていたのです。この法案を作成したのは内閣官房の内閣情報調査室でございました。内閣情報調査室は、首相の下に官房長官が統括をし、指揮監督権も官房長官が持っており、森大臣は持っておりません。だから、委員会審議で森大臣の発言を事務方が度々修正するという異常事態が続いたわけでございます。
また、森大臣の発言をほかの大臣が修正するということもありました。それは、森大臣が、特定秘密なるものを指定し、法律を運用する行政機関の長でもないからです。結局、森大臣は、この法案の当事者権限を持たない単なる答弁用大臣にすぎなかったのです。当事者能力がない大臣が延々と答弁を繰り返すなど、まさに国会を愚弄するものではありませんか。
また、担当大臣として法案の審議に必要な資料の提出を約束しておきながら、いまだにそれを果たしていないことも重大であります。
そもそも、なぜこんなことになったのか。それは、本来官房長官が直接担当すべき法案であるにもかかわらず、国家安全保障会議設置法案とこの秘密保護法案の二法案を短い会期の今国会で強引に成立させようとし、別に答弁用大臣を立てて審議のスピードアップを狙ったからであります。この点で最も厳しく問われるべきは、森さんを担当大臣に任命した安倍総理の任命責任であります。
しかし、森大臣の特別委員会における答弁も余りにもひどかった。TPPが特定秘密の対象になると言ったり、ならないと言ったり、報道機関への家宅捜索があると言ったり、ないと言ったり、自分でも何が正しいのか分からないまま答弁するから、聞いている方はもっと分からなくなる。
大臣の答弁の曖昧さが国民の皆さんにも不安を広げました。特に福島県の皆さんは、この秘密保護法で原発の事故情報が隠されてしまわないか、大変心配されております。その心配に森大臣は未来永劫本当に大丈夫だと言い切れるのでしょうか。テロ対策上秘密にすると言えば、何でも秘密になってしまうではありませんか。
しかし、これも森大臣の答弁能力だけの問題ではありません。この秘密保護法そのものが、曖昧で恣意的で、その時々の為政者の好き勝手に運用される危険性をはらんでいるからであります。だからこそ、これだけ各分野から広範な反対の声が上がっているわけです。
最後に申し上げたい。
まともな弁護士でこの法案に賛成している方はいらっしゃいません。あなた自身が問われるべき最大の責任は、法律家の良心を捨ててこの法案の担当大臣になったことであります。こんな中途半端な大臣が担当した委員会の審議は全く不十分なままであり、採決など断固認められるものではありません。
このことを強く申し上げて、賛成討論を終わります。拍手
山
山
山崎正昭#21
○議長(山崎正昭君) これより採決をいたします。
足立信也君外五十七名より、表決は記名投票をもって行われたいとの要求が提出されております。
現在の出席議員の五分の一以上に達しているものと認めます。
よって、表決は記名投票をもって行います。本決議案に賛成の諸君は白色票を、反対の諸君は青色票を、御登壇の上、御投票を願います。
議場の閉鎖を命じます。氏名点呼を行います。
〔議場閉鎖〕
〔参事氏名を点呼〕
〔投票執行〕
この発言だけを見る →足立信也君外五十七名より、表決は記名投票をもって行われたいとの要求が提出されております。
現在の出席議員の五分の一以上に達しているものと認めます。
よって、表決は記名投票をもって行います。本決議案に賛成の諸君は白色票を、反対の諸君は青色票を、御登壇の上、御投票を願います。
議場の閉鎖を命じます。氏名点呼を行います。
〔議場閉鎖〕
〔参事氏名を点呼〕
〔投票執行〕
山
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山崎正昭#24
○議長(山崎正昭君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数 二百二十四票
白色票 九十四票
青色票 百三十票
よって、本決議案は否決されました。拍手
─────────────
〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕
─────────────
この発言だけを見る →投票総数 二百二十四票
白色票 九十四票
青色票 百三十票
よって、本決議案は否決されました。拍手
─────────────
〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕
─────────────
山
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山崎正昭#26
○議長(山崎正昭君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
日程第一 特定秘密の保護に関する法律案(内閣提出、衆議院送付)(前会の続)を議題といたします。
─────・─────
この発言だけを見る →日程第一 特定秘密の保護に関する法律案(内閣提出、衆議院送付)(前会の続)を議題といたします。
─────・─────
山
山崎正昭#27
○議長(山崎正昭君) これより国家安全保障に関する特別委員長の報告を求めるのでありますが、福山哲郎君外一名から、委員会審査省略要求書を付して、国家安全保障に関する特別委員長中川雅治君問責決議案が提出されておりますので、まず、本決議案についてお諮りいたします。
国家安全保障に関する特別委員長中川雅治君問責決議案は、発議者要求のとおり委員会審査を省略し、日程に追加してこれを議題とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →国家安全保障に関する特別委員長中川雅治君問責決議案は、発議者要求のとおり委員会審査を省略し、日程に追加してこれを議題とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
山
山崎正昭#28
○議長(山崎正昭君) 御異議ないと認めます。
よって、本決議案を議題といたします。
まず、発議者の趣旨説明を求めます。福山哲郎君。
─────────────
〔議案は本号末尾に掲載〕
─────────────
〔福山哲郎君登壇、拍手〕
この発言だけを見る →よって、本決議案を議題といたします。
まず、発議者の趣旨説明を求めます。福山哲郎君。
─────────────
〔議案は本号末尾に掲載〕
─────────────
〔福山哲郎君登壇、拍手〕
福
福山哲郎#29
○福山哲郎君 民主党・新緑風会の福山哲郎でございます。
私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました国家安全保障に関する特別委員会委員長中川雅治君の問責決議案について、提案の趣旨を御説明いたします。
まずは決議案を朗読いたします。
本院は、国家安全保障に関する特別委員長中川雅治君を問責する。
右決議する。
まずは冒頭、本日の午後、政府・与党は国会を延長すると発表されました。延長されるならば、なぜ定時定刻の本会議を無理やりずらしたのでしょうか。延長されるなら、なぜ地方公聴会を前日に決めて強行に開催したのでしょうか。延長するならば、なぜ何の瑕疵もない常任委員長の首を取るために明け方の四時まで私たちは付き合わされたのでしょうか。極め付けは、なぜ慎重審議を求める国民の声を無視して衆議院の僅か半分の時間で特別委員会を強行採決したのでしょうか。延長するならば今日も審議ができたはずです。
こんな手続に瑕疵のある強行採決は決して認めるわけにはいきません。希代の悪法を通してはいけない。政府・与党には、心からそのことを反省して、委員会にこの法律を差し戻すことを求めたいと思います。あらゆる先例をぶち壊し、政府・自民党のなりふり構わない議会運営に心の底から抗議をするものであります。
以下、提案理由を申し上げます。
まずは、冒頭、昨日未明の内閣委員長解任決議案並びに経済産業委員長解任決議案の提出について、改めて抗議を申し上げます。そして、そのことがいかに本趣旨であります特別委員会委員長中川雅治君の問責と結び付くかについて申し上げたいと思います。
一昨日まで、憲政史上、僅か一人しか常任委員長は解任されていません。それは先生方も御案内のとおりです。なぜ常任委員長はこのように解任されることなく歴史を積み重ねてきたのでしょうか。それは、常任委員長は、ほかならぬ我々議員全員がこの本会議において全会一致で選んでいるからです。よほどの瑕疵がない限り、多少の問題があっても常任委員長の身分は軽々しく扱わない、数の論理を超えて一定の先例としてでき上がってきたからです。そして、もちろんこれは多数を持つ与党の判断に大きく委ねられています。
具体的に申し上げます。
参議院の委員会の先例録では、常任委員長は各会派に配分するのを例とするとなっています。つまり、常任委員長は、所属議員に比例して配分し、会派の推薦に基づいて選任するのを例としています。それは、昭和三十七年の一月の二十四日、私が生まれた五日後に開かれた議院運営委員会理事会において決められた申合せであり、それに基づいて委員長は選任されてきました。五十年以上にわたって参議院を構成されてきた先人の諸先輩方の御尽力と知恵によってこの常任委員長は成り立ってきたわけです。比例配分、当該会派の推薦が先例です。よほど何か問題があった場合は、各会派が自らの責任で委員長の辞表を出し委員長を替える、そういった運営がなされてきました。これも長年の議会の知恵だと思います。
多数派が数の論理で解任決議を出せば必ず通るんです。そんなことは当たり前のことなんだ。しかし、五五年体制の下で、先人、特に自民党の諸先輩方は、むき出しの数の論理ではなく、民主主義の本旨にのっとり各会派に配分する、この先例を大切にしてきたのではないでしょうか。
また、その申合せによれば、「各会派は、委員長の中立性に制約を加えてはならない。」ともあります。これも重要な文言です。しかし、我々は政治をやっています。時には中立性をやや超えるようなこともあるかもしれない。しかし、そのことをもってどの程度かについては、それこそ議会の知恵の中でやってきた。それがこの参議院の知恵だと私は思っています。
そして、重要なのはここからです。国会法三十条の二、「院の議決をもつて、常任委員長を解任することができる。」、該当するものがあります。これは四項目あります。一つ目、正当な理由がないにもかかわらず委員会を開会しないこと。ヤジ多分そういうやじが飛ぶと思っていました。しかし、この正当な理由とは、例えば委員長の自己都合であるとか、委員会が開催されることが決まっていたのにすっぽかすというような状況がない限りは、こんなことはあり得ません。理事同士が協議をしているような状況は、それは正当な理由がないとは言えません。
恐らく川口順子前議員のお話が出てくると思いますが、川口順子前議員は、御案内のように、議院運営委員会の承認をもって、一般的には委員長は開会中には海外に行けないにもかかわらず、無理やり承認を当時の委員長にもらって行ったにもかかわらず、そして委員会の開催を予定していたにもかかわらず、自らの招集した委員会をすっぽかして帰ってこなかったんです。これは、正当な理由がないにもかかわらず委員会を開会しないことに充当します。
二つ目、みだりに休憩又は散会を宣告すること。三つ目、故なく委員の発言を許可せず又は委員の動議を議題としないこと。四つ目、故なく速記を中止すること。これらの行為があった場合に解任することができるというのが国会法の三十条の二でございます。
大久保委員長は、解任決議が出されたその日の本会議で議了案件について委員長報告をされています。ということは、委員会も開かれているし、議了もしっかりやられているということでございます。つまり、何ら先ほどの四項目には該当しません。
理由を見付けるとすれば、自分たちが通したい法律を僅か一日の審議で通したいがゆえにこの委員長が邪魔だった。自分たちの意向どおりに動く委員長をつくりたいという、まさに長年の先人たちがつくってきた先例をぶち壊した、多数派のエゴそのものでございました。このことは、先ほどの申合せによる、「各会派は、委員長の中立性に制約を加えてはならない。」という点にも反しているということを指摘しておきたいと思います。
また、水岡委員長に至っては、理事間の調整が整わず、むしろ調整を促していたのであり、自らの責任で委員会を開会しなかったわけではありません。全く具体的に瑕疵はなく、このことについても強く抗議をするものであります。
委員長を解任するには、先ほど申し上げたような国会法三十条の二に該当するようなものでなければなりません。昨日の委員長解任決議案の自民党側の趣旨説明の文言、改めて確認しました。残念ながら、アベノミクスは委員長の解任の理由には全く当たりません。アベノミクスは打ち出の小づちでもなければ、議会の中で何でもできる魔法のつえでもありません。逆に、委員長の解任決議をアベノミクス、アベノミクスと言って振りかざすこと自身が、日本の議会制民主主義を破壊することになるアベノリスクであると私は思います。
さらには、あの趣旨説明は、使い回しの文章を使われていました。事務局が文言を書こうが、いろんな場合があると思います。しかし、皆さん、院の委員長の首を取るという重たい作業を使い回しの趣旨説明でやるというのは本当に私は失礼な話であるし、侮辱をしていると思います。自民党の諸先輩方は、こんなことを昔許したでしょうか。もっと議会運営に対する畏敬の念を持って接しられたのではないでしょうか。過半数を持っている与党が常任委員長の解任決議案を出すということは、もう一度言いますが、それだけで直接委員長の首を取ることになります。そのことにもっと謙虚になってください。
確認をさせていただきます。常任委員長は各会派に配分するのを例とするというのが、先ほどから申し上げているように先例です。この先例をどさくさに紛れてぶっ潰すおつもりなのでしょうか。
私は、民主党に配分されてきた二つの委員長が欲しくて言っているのではありません。長年の先例を今の自民党がどう考えるかについて、しっかり申し上げたいんです。先例をぶち壊すということがいかに重いことかについてしっかりとお考えいただき、遅くとも次の通常国会までに、再び先例のとおり、水岡、大久保両議員を委員長に戻し、ぶち壊した先例の復元を強く求めるものであります。
御都合主義に走り、数があれば何でもかんでもできるという考え方は明らかに間違っています。我々が与党をさせていただいたときに、国会が混乱しているのは全て与党の責任だと自民党の議員に何度言われたか分かりません。そのことをそのままお返しします。今、国会が混乱の極みにあるのは全て政府・与党の責任であります。
そんな状況の中で、国家安全保障特別委員会の委員長はどのような委員会運営をされてきたのかを具体的に述べてまいりたいと思います。
最初の法案が、それも強行で下ろされた法案が委員会に付託された十一月の二十七日、初めての理事懇談会でございます。
委員長は、委員長として最初に申し上げておきますと言われて、公平かつ円満な運営をしていきます、円満な形で進めていきたい、初めから、これは初めからと言われているのが委員長正直なところなんですが、初めから強行採決するなんて考えているはずはないと言葉をいただきました。その言葉を受けて、法案に賛成の野党、反対の野党もそろって委員会の審議について議論を始めることになりました。
普通、委員会は、運営に関する協議事項について確認をし合わなければいけません。我々野党は、まずは要求大臣のお願いをしました。森大臣は御案内のように施行後は所管大臣ではない、当時はそうでした。だから、官房長官も要求大臣として出席をしていただきたい、当たり前のことでございます。そのことを要求したところ、芳しいお返事はいただけませんでした。
ですから、若干休憩をして、各党の国対等に持ち帰ってお互い調整をやり取りしましょうと申し上げ、与党側の理事からも休憩をしていいのではないかという発言がありました。それにもかかわらず、委員長は、理事懇談会であり、話が平行線なので、私が決めます、要求大臣は与党の言うとおりにしますと突然裁定を下されました。野党側からは、そうではなくてちゃんと休憩して合意しましょうと。
今こんなことを言うのは変な話ですが、当時は外交日程がありました。中曽根会長が主催をされているASEAN議員会議で私は発言の機会をいただいたので、私は絶対に懇談会に戻ってくるので三十分から一時間待ってくださいと申し上げたら、そのことに対しても全く聞く耳を持たず、与党の理事に対して、委員会の案件の提案をしてくださいと促されました。まだ審議に入る前提となる環境も整っていないのに、与党理事から翌日の委員会審議の案が読み上げられ、そのまま理事懇談会を散会されました。
民主主義では合意形成が重要です。改めて申し上げますが、初めから強行採決するなんて考えているはずはないとおっしゃった委員長が、舌の根も乾かないうちに、その三十分後に強行採決をされました。これが、全ての委員会の開催が強行採決ずくめという極めて異例な委員会のスタートでございました。
翌日の理事会では、初日から強行的なことは遺憾であると申し上げた私たちに、委員長は、ほぼ一貫して、間違っていないということを主張されていました。そして、議論が続いている中、今度は、委員長は、理事会の休憩を宣言をされずに、突然立ち上がって委員会室に駆け込み、委員会の開会を告げられました。これが、委員の皆さん御記憶だと思いますが、審議が二時間遅れたときのてんまつです。
理事会は、質問時間や質疑者、大臣の出席等々を確認をするものです。その確認もしない間に、休憩を宣言せずに委員会を開会されました。実は、理事会が開会中で、並行して委員会も開会という、これまた憲政史上前代未聞のことが起こりました。
当然、理事会室に与党の理事も唖然として残っておられました。こんなことは許されないと委員会室に入って、委員長に、休憩もしていないじゃないですかと、理事会が開いたままでは委員会は始められないと申し上げ、抗議を野党でしました。私たちは、別に遅延行為をしたわけでもないし、審議拒否をしたわけでもありません。すると、今度は、これが中川委員長の、僕は本心はいい人であるゆえんだと思いますが、自ら休憩を宣言していないことに気付かれたのか、何と委員会室から、もう一回委員会を休憩を宣言して、何と理事会室に戻りましょうと戻られたんです。つまり、自分が休憩を宣言していないことを認められたわけですね。しかし、こういったことは、先ほどの国会法に言う、まさに散会、休憩を本当にみだりにすることにほかなりません。
実は、私は、院内の本会議でこんなことを申し上げるのは甚だ自分としても嫌な気持ちがします。しかし、昨日、自民党が我々の委員長を解任する際に、公平中立、公平中立と何度も言われたから、事実として申し上げています。
翌日には、官房長官の出席についてゼロ回答でした。そして、私たちは、野党もです、野党も、官房長官の出席は、お忙しいだろうから、とにかく予定を出してくれれば理解をすると私は言いました。そうしたら、私の質問の前に与党の理事が何と言ったかというと、先ほどもありましたが、日程ではなく、政府・与党と調整をして、福山委員の質問には官房長官が答えるべきではないというふうに判断をしました、次です、与党が見る限り、福山議員の質問には森大臣がお答えさせていただける部分があるので、官房長官が答えるべきではないと判断をしたので官房長官は出席しませんというものでした。
皆さん、何で我々国会議員の質問権が与党に検閲をされる必要があるのでしょうか。大臣の要求を与党に制限をされる必要があるのでしょうか。これには、私だけではありません、野党の理事全員が憤慨をして、本当に怒りを禁じ得ませんでした。実は、具体的な名前は申し上げませんが、野党のある理事の方は、今の発言をした自民党の理事に対して、そんな発言をしたら後で問題になるから撤回した方がいいよという本当に温かい言葉を投げかけておられました。
与党はいつからこんな傲慢なことを言い出したんでしょうか。国会のルールも、議員の質問権もお構いなしです。ヤジ女々しいというやじがありました。女々しいのは、数の力で押し切ろうとしてこんなことまでやっている与党こそ女々しいと私は思います。
この質問権の話に野党側が納得せず、国対等に持ち帰って協議をしますと言ったときに、何と委員長は、委員会室に入って、私の質問で私が席にも着いていないのに委員会を開会しました。時間を進めました。現実の問題としては、与党側から事前検閲をされ、大臣が制限をされ、自分の質問のところでは勝手に委員長が時間を始められる。
いいですか、与党の皆さん、逆の立場だったらどうか考えてください。幾ら多数を持っていても、野党であっても、我々の後ろにも国民はいます。我々も国民一人一人の一票一票を重ねてこの議席にいます。あなたたちはそのことに対して傲慢過ぎる。そのことに対してどういう考えでこの国会を運営してきたのか、本当に猛省を促したいと思います。
実は、細かくは申し上げませんが、それ以降の理事会は、もう野党には一言も発言をさせてもらえませんでした。手を挙げても、委員長と与党の理事が勝手に、もう理事会を打ち切って委員会を始めます、二日にわたってそのことが続きました。皆さん、手を挙げて理事会で発言をしようとしているものを何も言わずに制限をされる悔しさを想像してみてください。野党の理事も我々も、後ろには国民がいます。つまり、あなたたちが制限をしたということは国民の声を制限をしたということです。
先ほど国会法で申し上げました、故なく発言をさせないこと、まさにこのことが今回の問責の大きな理由です。もうこんなことばかりなので、もういいかげん嫌なんですが……ヤジでしょう。それを現実にやらせてきたんですよ、あなたたちは。
過去十年間の地方公聴会の開催実績を見ると、いいですか、過去十年間の地方公聴会の開催実績を見ると、前日の夕方に議決をして次の日に開催するなどという例はもちろん一度もありません。全てが与野党合意の下、準備期間として、議決から開催までおおよそ四日から七日空けて開催されています。今回、衆議院の特別委員会でも地方公聴会は開催されましたが、四日間の準備期間を設けています。本来は、国会の審議について自分も意見を言いたい、国会の状況を聞きたいという国民の知る権利をこれまた侵したことになるわけです。もう怒りを通り越して情けない気分です。
このように乱暴に開催された地方公聴会が結果としてどのような状況だったかといえば、用意された五十席に対して埋まったのは約三十席、政党関係者のみ。会場周辺には大勢の市民が集まったにもかかわらず、何党ですか、党の紹介がない人は入れません。拒否をされた有様です。結局、地方公聴会も、入場できたのは政党の関係者だけ。全て秘密。まさに問題だらけの特定秘密保護法案の審議に見合うような皮肉な結果となりました。
私たち野党は、共産党を除いて、この手続には瑕疵があるとして地方公聴会は認めていません。なぜなら、これも先人が大切にしてきた地方公聴会の先例をぶち壊したくないからです。こんなことを前例にしたくないからです。
私たちは、これほどまでに強行に開会された委員会でも出席をしました。全ての委員会に出席をし、そして審議を尽くしました。それは、何としてもこの法案の問題点を浮き彫りにしたかったからです。こんな地方公聴会や委員会の審議で、審議を尽くしたとか、野党の要求どおりに進めたとか、国民の意見を受け止め丁寧に議論をしたとか言われても、誰が納得できるのでしょうか。
そして、挙げ句の果ては昨日の強行採決でございます。私も、国会へ来て十五年以上になりますが、最初から最後まで職権で進めてしまう、ここまでの乱暴で横暴な委員会運営は経験したことがありません。このような運営の仕方が、総理が言われる国民の不安や懸念を払拭するよう丁寧に説明をし尽くすことでしょうか。
私は、民主主義とは、手続と時間の関数であると思います。なぜ重要法案や予算は長時間の審議時間を確保するのか。それは、アリバイのためではありません。多様な意見があり、重要法案には賛成も反対も課題もたくさんあるということを委員会の審議を通じて一つ一つ抽出し、我々国会議員だけでなく、その議事を通じて納得性を高めていく作業が民主主義だと私は思っています。
なぜ委員長提案の議員立法は手続が省略できるのか。それは、各党の考えが一致したことによって納得性の問題がクリアできているからです。つまり、課題が多く、疑問が多ければ多いほど、政府にはより説明責任が求められ、一つ一つ納得を積み重ねていくことによって委員会の審議が深まっていきます。
与党の皆さんが言うように、私も、どこかの時点で採決に至らなければいけないとは考えています。そのときの対応はそれぞれの立場で当たり前です。しかし、衆議院では四十一時間審議したものの、参議院で僅か二十一時間。そして、地方公聴会もどきを含めて、これで審議を尽くしたというのは、まさに議会制民主主義を否定するものであるばかりでなく、与党自ら参議院は要らないと言っているに等しいとは思いませんか。
こんな運営を主導し、まさに公平性と中立性を忘れ、官邸と国対の言うがまま、一瀉千里に暴挙を積み重ねてきた中川特別委員長に強く責任を問うものであります。
この場にいる……ヤジもう終わります。もう終わります。もう終わります。この場にいる参議院議員の皆さん、私たちは、安全保障や外交案件、必要最低限の秘密を伴うことはやむを得ないと考えています。
この発言だけを見る →私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました国家安全保障に関する特別委員会委員長中川雅治君の問責決議案について、提案の趣旨を御説明いたします。
まずは決議案を朗読いたします。
本院は、国家安全保障に関する特別委員長中川雅治君を問責する。
右決議する。
まずは冒頭、本日の午後、政府・与党は国会を延長すると発表されました。延長されるならば、なぜ定時定刻の本会議を無理やりずらしたのでしょうか。延長されるなら、なぜ地方公聴会を前日に決めて強行に開催したのでしょうか。延長するならば、なぜ何の瑕疵もない常任委員長の首を取るために明け方の四時まで私たちは付き合わされたのでしょうか。極め付けは、なぜ慎重審議を求める国民の声を無視して衆議院の僅か半分の時間で特別委員会を強行採決したのでしょうか。延長するならば今日も審議ができたはずです。
こんな手続に瑕疵のある強行採決は決して認めるわけにはいきません。希代の悪法を通してはいけない。政府・与党には、心からそのことを反省して、委員会にこの法律を差し戻すことを求めたいと思います。あらゆる先例をぶち壊し、政府・自民党のなりふり構わない議会運営に心の底から抗議をするものであります。
以下、提案理由を申し上げます。
まずは、冒頭、昨日未明の内閣委員長解任決議案並びに経済産業委員長解任決議案の提出について、改めて抗議を申し上げます。そして、そのことがいかに本趣旨であります特別委員会委員長中川雅治君の問責と結び付くかについて申し上げたいと思います。
一昨日まで、憲政史上、僅か一人しか常任委員長は解任されていません。それは先生方も御案内のとおりです。なぜ常任委員長はこのように解任されることなく歴史を積み重ねてきたのでしょうか。それは、常任委員長は、ほかならぬ我々議員全員がこの本会議において全会一致で選んでいるからです。よほどの瑕疵がない限り、多少の問題があっても常任委員長の身分は軽々しく扱わない、数の論理を超えて一定の先例としてでき上がってきたからです。そして、もちろんこれは多数を持つ与党の判断に大きく委ねられています。
具体的に申し上げます。
参議院の委員会の先例録では、常任委員長は各会派に配分するのを例とするとなっています。つまり、常任委員長は、所属議員に比例して配分し、会派の推薦に基づいて選任するのを例としています。それは、昭和三十七年の一月の二十四日、私が生まれた五日後に開かれた議院運営委員会理事会において決められた申合せであり、それに基づいて委員長は選任されてきました。五十年以上にわたって参議院を構成されてきた先人の諸先輩方の御尽力と知恵によってこの常任委員長は成り立ってきたわけです。比例配分、当該会派の推薦が先例です。よほど何か問題があった場合は、各会派が自らの責任で委員長の辞表を出し委員長を替える、そういった運営がなされてきました。これも長年の議会の知恵だと思います。
多数派が数の論理で解任決議を出せば必ず通るんです。そんなことは当たり前のことなんだ。しかし、五五年体制の下で、先人、特に自民党の諸先輩方は、むき出しの数の論理ではなく、民主主義の本旨にのっとり各会派に配分する、この先例を大切にしてきたのではないでしょうか。
また、その申合せによれば、「各会派は、委員長の中立性に制約を加えてはならない。」ともあります。これも重要な文言です。しかし、我々は政治をやっています。時には中立性をやや超えるようなこともあるかもしれない。しかし、そのことをもってどの程度かについては、それこそ議会の知恵の中でやってきた。それがこの参議院の知恵だと私は思っています。
そして、重要なのはここからです。国会法三十条の二、「院の議決をもつて、常任委員長を解任することができる。」、該当するものがあります。これは四項目あります。一つ目、正当な理由がないにもかかわらず委員会を開会しないこと。ヤジ多分そういうやじが飛ぶと思っていました。しかし、この正当な理由とは、例えば委員長の自己都合であるとか、委員会が開催されることが決まっていたのにすっぽかすというような状況がない限りは、こんなことはあり得ません。理事同士が協議をしているような状況は、それは正当な理由がないとは言えません。
恐らく川口順子前議員のお話が出てくると思いますが、川口順子前議員は、御案内のように、議院運営委員会の承認をもって、一般的には委員長は開会中には海外に行けないにもかかわらず、無理やり承認を当時の委員長にもらって行ったにもかかわらず、そして委員会の開催を予定していたにもかかわらず、自らの招集した委員会をすっぽかして帰ってこなかったんです。これは、正当な理由がないにもかかわらず委員会を開会しないことに充当します。
二つ目、みだりに休憩又は散会を宣告すること。三つ目、故なく委員の発言を許可せず又は委員の動議を議題としないこと。四つ目、故なく速記を中止すること。これらの行為があった場合に解任することができるというのが国会法の三十条の二でございます。
大久保委員長は、解任決議が出されたその日の本会議で議了案件について委員長報告をされています。ということは、委員会も開かれているし、議了もしっかりやられているということでございます。つまり、何ら先ほどの四項目には該当しません。
理由を見付けるとすれば、自分たちが通したい法律を僅か一日の審議で通したいがゆえにこの委員長が邪魔だった。自分たちの意向どおりに動く委員長をつくりたいという、まさに長年の先人たちがつくってきた先例をぶち壊した、多数派のエゴそのものでございました。このことは、先ほどの申合せによる、「各会派は、委員長の中立性に制約を加えてはならない。」という点にも反しているということを指摘しておきたいと思います。
また、水岡委員長に至っては、理事間の調整が整わず、むしろ調整を促していたのであり、自らの責任で委員会を開会しなかったわけではありません。全く具体的に瑕疵はなく、このことについても強く抗議をするものであります。
委員長を解任するには、先ほど申し上げたような国会法三十条の二に該当するようなものでなければなりません。昨日の委員長解任決議案の自民党側の趣旨説明の文言、改めて確認しました。残念ながら、アベノミクスは委員長の解任の理由には全く当たりません。アベノミクスは打ち出の小づちでもなければ、議会の中で何でもできる魔法のつえでもありません。逆に、委員長の解任決議をアベノミクス、アベノミクスと言って振りかざすこと自身が、日本の議会制民主主義を破壊することになるアベノリスクであると私は思います。
さらには、あの趣旨説明は、使い回しの文章を使われていました。事務局が文言を書こうが、いろんな場合があると思います。しかし、皆さん、院の委員長の首を取るという重たい作業を使い回しの趣旨説明でやるというのは本当に私は失礼な話であるし、侮辱をしていると思います。自民党の諸先輩方は、こんなことを昔許したでしょうか。もっと議会運営に対する畏敬の念を持って接しられたのではないでしょうか。過半数を持っている与党が常任委員長の解任決議案を出すということは、もう一度言いますが、それだけで直接委員長の首を取ることになります。そのことにもっと謙虚になってください。
確認をさせていただきます。常任委員長は各会派に配分するのを例とするというのが、先ほどから申し上げているように先例です。この先例をどさくさに紛れてぶっ潰すおつもりなのでしょうか。
私は、民主党に配分されてきた二つの委員長が欲しくて言っているのではありません。長年の先例を今の自民党がどう考えるかについて、しっかり申し上げたいんです。先例をぶち壊すということがいかに重いことかについてしっかりとお考えいただき、遅くとも次の通常国会までに、再び先例のとおり、水岡、大久保両議員を委員長に戻し、ぶち壊した先例の復元を強く求めるものであります。
御都合主義に走り、数があれば何でもかんでもできるという考え方は明らかに間違っています。我々が与党をさせていただいたときに、国会が混乱しているのは全て与党の責任だと自民党の議員に何度言われたか分かりません。そのことをそのままお返しします。今、国会が混乱の極みにあるのは全て政府・与党の責任であります。
そんな状況の中で、国家安全保障特別委員会の委員長はどのような委員会運営をされてきたのかを具体的に述べてまいりたいと思います。
最初の法案が、それも強行で下ろされた法案が委員会に付託された十一月の二十七日、初めての理事懇談会でございます。
委員長は、委員長として最初に申し上げておきますと言われて、公平かつ円満な運営をしていきます、円満な形で進めていきたい、初めから、これは初めからと言われているのが委員長正直なところなんですが、初めから強行採決するなんて考えているはずはないと言葉をいただきました。その言葉を受けて、法案に賛成の野党、反対の野党もそろって委員会の審議について議論を始めることになりました。
普通、委員会は、運営に関する協議事項について確認をし合わなければいけません。我々野党は、まずは要求大臣のお願いをしました。森大臣は御案内のように施行後は所管大臣ではない、当時はそうでした。だから、官房長官も要求大臣として出席をしていただきたい、当たり前のことでございます。そのことを要求したところ、芳しいお返事はいただけませんでした。
ですから、若干休憩をして、各党の国対等に持ち帰ってお互い調整をやり取りしましょうと申し上げ、与党側の理事からも休憩をしていいのではないかという発言がありました。それにもかかわらず、委員長は、理事懇談会であり、話が平行線なので、私が決めます、要求大臣は与党の言うとおりにしますと突然裁定を下されました。野党側からは、そうではなくてちゃんと休憩して合意しましょうと。
今こんなことを言うのは変な話ですが、当時は外交日程がありました。中曽根会長が主催をされているASEAN議員会議で私は発言の機会をいただいたので、私は絶対に懇談会に戻ってくるので三十分から一時間待ってくださいと申し上げたら、そのことに対しても全く聞く耳を持たず、与党の理事に対して、委員会の案件の提案をしてくださいと促されました。まだ審議に入る前提となる環境も整っていないのに、与党理事から翌日の委員会審議の案が読み上げられ、そのまま理事懇談会を散会されました。
民主主義では合意形成が重要です。改めて申し上げますが、初めから強行採決するなんて考えているはずはないとおっしゃった委員長が、舌の根も乾かないうちに、その三十分後に強行採決をされました。これが、全ての委員会の開催が強行採決ずくめという極めて異例な委員会のスタートでございました。
翌日の理事会では、初日から強行的なことは遺憾であると申し上げた私たちに、委員長は、ほぼ一貫して、間違っていないということを主張されていました。そして、議論が続いている中、今度は、委員長は、理事会の休憩を宣言をされずに、突然立ち上がって委員会室に駆け込み、委員会の開会を告げられました。これが、委員の皆さん御記憶だと思いますが、審議が二時間遅れたときのてんまつです。
理事会は、質問時間や質疑者、大臣の出席等々を確認をするものです。その確認もしない間に、休憩を宣言せずに委員会を開会されました。実は、理事会が開会中で、並行して委員会も開会という、これまた憲政史上前代未聞のことが起こりました。
当然、理事会室に与党の理事も唖然として残っておられました。こんなことは許されないと委員会室に入って、委員長に、休憩もしていないじゃないですかと、理事会が開いたままでは委員会は始められないと申し上げ、抗議を野党でしました。私たちは、別に遅延行為をしたわけでもないし、審議拒否をしたわけでもありません。すると、今度は、これが中川委員長の、僕は本心はいい人であるゆえんだと思いますが、自ら休憩を宣言していないことに気付かれたのか、何と委員会室から、もう一回委員会を休憩を宣言して、何と理事会室に戻りましょうと戻られたんです。つまり、自分が休憩を宣言していないことを認められたわけですね。しかし、こういったことは、先ほどの国会法に言う、まさに散会、休憩を本当にみだりにすることにほかなりません。
実は、私は、院内の本会議でこんなことを申し上げるのは甚だ自分としても嫌な気持ちがします。しかし、昨日、自民党が我々の委員長を解任する際に、公平中立、公平中立と何度も言われたから、事実として申し上げています。
翌日には、官房長官の出席についてゼロ回答でした。そして、私たちは、野党もです、野党も、官房長官の出席は、お忙しいだろうから、とにかく予定を出してくれれば理解をすると私は言いました。そうしたら、私の質問の前に与党の理事が何と言ったかというと、先ほどもありましたが、日程ではなく、政府・与党と調整をして、福山委員の質問には官房長官が答えるべきではないというふうに判断をしました、次です、与党が見る限り、福山議員の質問には森大臣がお答えさせていただける部分があるので、官房長官が答えるべきではないと判断をしたので官房長官は出席しませんというものでした。
皆さん、何で我々国会議員の質問権が与党に検閲をされる必要があるのでしょうか。大臣の要求を与党に制限をされる必要があるのでしょうか。これには、私だけではありません、野党の理事全員が憤慨をして、本当に怒りを禁じ得ませんでした。実は、具体的な名前は申し上げませんが、野党のある理事の方は、今の発言をした自民党の理事に対して、そんな発言をしたら後で問題になるから撤回した方がいいよという本当に温かい言葉を投げかけておられました。
与党はいつからこんな傲慢なことを言い出したんでしょうか。国会のルールも、議員の質問権もお構いなしです。ヤジ女々しいというやじがありました。女々しいのは、数の力で押し切ろうとしてこんなことまでやっている与党こそ女々しいと私は思います。
この質問権の話に野党側が納得せず、国対等に持ち帰って協議をしますと言ったときに、何と委員長は、委員会室に入って、私の質問で私が席にも着いていないのに委員会を開会しました。時間を進めました。現実の問題としては、与党側から事前検閲をされ、大臣が制限をされ、自分の質問のところでは勝手に委員長が時間を始められる。
いいですか、与党の皆さん、逆の立場だったらどうか考えてください。幾ら多数を持っていても、野党であっても、我々の後ろにも国民はいます。我々も国民一人一人の一票一票を重ねてこの議席にいます。あなたたちはそのことに対して傲慢過ぎる。そのことに対してどういう考えでこの国会を運営してきたのか、本当に猛省を促したいと思います。
実は、細かくは申し上げませんが、それ以降の理事会は、もう野党には一言も発言をさせてもらえませんでした。手を挙げても、委員長と与党の理事が勝手に、もう理事会を打ち切って委員会を始めます、二日にわたってそのことが続きました。皆さん、手を挙げて理事会で発言をしようとしているものを何も言わずに制限をされる悔しさを想像してみてください。野党の理事も我々も、後ろには国民がいます。つまり、あなたたちが制限をしたということは国民の声を制限をしたということです。
先ほど国会法で申し上げました、故なく発言をさせないこと、まさにこのことが今回の問責の大きな理由です。もうこんなことばかりなので、もういいかげん嫌なんですが……ヤジでしょう。それを現実にやらせてきたんですよ、あなたたちは。
過去十年間の地方公聴会の開催実績を見ると、いいですか、過去十年間の地方公聴会の開催実績を見ると、前日の夕方に議決をして次の日に開催するなどという例はもちろん一度もありません。全てが与野党合意の下、準備期間として、議決から開催までおおよそ四日から七日空けて開催されています。今回、衆議院の特別委員会でも地方公聴会は開催されましたが、四日間の準備期間を設けています。本来は、国会の審議について自分も意見を言いたい、国会の状況を聞きたいという国民の知る権利をこれまた侵したことになるわけです。もう怒りを通り越して情けない気分です。
このように乱暴に開催された地方公聴会が結果としてどのような状況だったかといえば、用意された五十席に対して埋まったのは約三十席、政党関係者のみ。会場周辺には大勢の市民が集まったにもかかわらず、何党ですか、党の紹介がない人は入れません。拒否をされた有様です。結局、地方公聴会も、入場できたのは政党の関係者だけ。全て秘密。まさに問題だらけの特定秘密保護法案の審議に見合うような皮肉な結果となりました。
私たち野党は、共産党を除いて、この手続には瑕疵があるとして地方公聴会は認めていません。なぜなら、これも先人が大切にしてきた地方公聴会の先例をぶち壊したくないからです。こんなことを前例にしたくないからです。
私たちは、これほどまでに強行に開会された委員会でも出席をしました。全ての委員会に出席をし、そして審議を尽くしました。それは、何としてもこの法案の問題点を浮き彫りにしたかったからです。こんな地方公聴会や委員会の審議で、審議を尽くしたとか、野党の要求どおりに進めたとか、国民の意見を受け止め丁寧に議論をしたとか言われても、誰が納得できるのでしょうか。
そして、挙げ句の果ては昨日の強行採決でございます。私も、国会へ来て十五年以上になりますが、最初から最後まで職権で進めてしまう、ここまでの乱暴で横暴な委員会運営は経験したことがありません。このような運営の仕方が、総理が言われる国民の不安や懸念を払拭するよう丁寧に説明をし尽くすことでしょうか。
私は、民主主義とは、手続と時間の関数であると思います。なぜ重要法案や予算は長時間の審議時間を確保するのか。それは、アリバイのためではありません。多様な意見があり、重要法案には賛成も反対も課題もたくさんあるということを委員会の審議を通じて一つ一つ抽出し、我々国会議員だけでなく、その議事を通じて納得性を高めていく作業が民主主義だと私は思っています。
なぜ委員長提案の議員立法は手続が省略できるのか。それは、各党の考えが一致したことによって納得性の問題がクリアできているからです。つまり、課題が多く、疑問が多ければ多いほど、政府にはより説明責任が求められ、一つ一つ納得を積み重ねていくことによって委員会の審議が深まっていきます。
与党の皆さんが言うように、私も、どこかの時点で採決に至らなければいけないとは考えています。そのときの対応はそれぞれの立場で当たり前です。しかし、衆議院では四十一時間審議したものの、参議院で僅か二十一時間。そして、地方公聴会もどきを含めて、これで審議を尽くしたというのは、まさに議会制民主主義を否定するものであるばかりでなく、与党自ら参議院は要らないと言っているに等しいとは思いませんか。
こんな運営を主導し、まさに公平性と中立性を忘れ、官邸と国対の言うがまま、一瀉千里に暴挙を積み重ねてきた中川特別委員長に強く責任を問うものであります。
この場にいる……ヤジもう終わります。もう終わります。もう終わります。この場にいる参議院議員の皆さん、私たちは、安全保障や外交案件、必要最低限の秘密を伴うことはやむを得ないと考えています。