予算委員会

2023-03-22 参議院 全334発言

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会議録情報#0
令和五年三月二十二日(水曜日)
   午後一時十一分開会
    ─────────────
   委員の異動
 三月二十日
    辞任         補欠選任
     生稲 晃子君     堀井  巌君
     古庄 玄知君     赤松  健君
     長谷川 岳君     友納 理緒君
     古賀 千景君     岸 真紀子君
     村田 享子君     田島麻衣子君
     新妻 秀規君     山本 香苗君
     松野 明美君     音喜多 駿君
     竹詰  仁君     上田 清司君
     吉良よし子君     仁比 聡平君
     天畠 大輔君     山本 太郎君
 三月二十二日
    辞任         補欠選任
     比嘉奈津美君     松川 るい君
     石川 大我君     横沢 高徳君
     田島麻衣子君     村田 享子君
     山本 香苗君     高橋 光男君
     若松 謙維君     横山 信一君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         末松 信介君
    理 事
                足立 敏之君
                大野 泰正君
                片山さつき君
                高橋はるみ君
                藤川 政人君
                石橋 通宏君
                杉尾 秀哉君
                矢倉 克夫君
                片山 大介君
    委 員
                赤松  健君
                朝日健太郎君
                有村 治子君
                猪口 邦子君
                臼井 正一君
                小林 一大君
                島村  大君
                田中 昌史君
                友納 理緒君
                中田  宏君
                広瀬めぐみ君
                船橋 利実君
                堀井  巌君
                松川 るい君
                松下 新平君
                山田 俊男君
                若林 洋平君
                石垣のりこ君
                岸 真紀子君
                塩村あやか君
                田島麻衣子君
                福島みずほ君
                村田 享子君
                横沢 高徳君
                塩田 博昭君
                高橋 光男君
                宮崎  勝君
                山本 香苗君
                横山 信一君
                若松 謙維君
                青島 健太君
                音喜多 駿君
                串田 誠一君
                礒崎 哲史君
                上田 清司君
                仁比 聡平君
                山添  拓君
                山本 太郎君
   国務大臣
       総務大臣     松本 剛明君
       外務大臣     林  芳正君
       財務大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(金融)
       )        鈴木 俊一君
       文部科学大臣
       国務大臣     永岡 桂子君
       厚生労働大臣   加藤 勝信君
       農林水産大臣   野村 哲郎君
       経済産業大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(原子力
       損害賠償・廃炉
       等支援機構))  西村 康稔君
       国土交通大臣
       国務大臣     斉藤 鉄夫君
       防衛大臣     浜田 靖一君
       国務大臣
       (内閣官房長官) 松野 博一君
       国務大臣
       (デジタル大臣)
       (内閣府特命担
       当大臣(消費者
       及び食品安全、
       デジタル改革)
       )        河野 太郎君
       国務大臣
       (復興大臣)   渡辺 博道君
       国務大臣
       (国家公安委員
       会委員長)
       (内閣府特命担
       当大臣(防災、
       海洋政策))   谷  公一君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(少子化
       対策、男女共同
       参画))     小倉 將信君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(知的財
       産戦略、科学技
       術政策、宇宙政
       策、経済安全保
       障))      高市 早苗君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(沖縄及
       び北方対策、規
       制改革、地方創
       生、クールジャ
       パン戦略、アイ
       ヌ施策))    岡田 直樹君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(経済財
       政政策))    後藤 茂之君
   副大臣
       財務副大臣    秋野 公造君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        星  正彦君
   政府参考人
       内閣官房新しい
       資本主義実現本
       部事務局次長   三浦 章豪君
       内閣官房デジタ
       ル田園都市国家
       構想実現会議事
       務局審議官    内田 幸雄君
       内閣官房内閣人
       事局人事政策統
       括官       窪田  修君
       内閣法制局第二
       部長       平川  薫君
       内閣府政策統括
       官        榊  真一君
       内閣府子ども・
       子育て本部統括
       官        吉住 啓作君
       公正取引委員会
       事務総局経済取
       引局長      藤本 哲也君
       復興庁統括官   角田  隆君
       復興庁統括官   由良 英雄君
       総務省大臣官房
       総括審議官    山野  謙君
       総務省情報流通
       行政局長     小笠原陽一君
       法務省民事局長  金子  修君
       出入国在留管理
       庁出入国管理部
       長        丸山 秀治君
       外務省大臣官房
       参事官      池上 正喜君
       外務省北米局長  河邉 賢裕君
       財務省主計局長  新川 浩嗣君
       文部科学省初等
       中等教育局長   藤原 章夫君
       厚生労働省健康
       局長       佐原 康之君
       厚生労働省医薬
       ・生活衛生局長  八神 敦雄君
       厚生労働省労働
       基準局長     鈴木英二郎君
       厚生労働省老健
       局長       大西 証史君
       厚生労働省保険
       局長       伊原 和人君
       農林水産省大臣
       官房危機管理・
       政策立案総括審
       議官       前島 明成君
       農林水産省農村
       振興局長     青山 豊久君
       水産庁長官    神谷  崇君
       経済産業省大臣
       官房長      藤木 俊光君
       経済産業省大臣
       官房福島復興推
       進グループ長   片岡宏一郎君
       経済産業省経済
       産業政策局地域
       経済産業グルー
       プ長       新居 泰人君
       経済産業省製造
       産業局長     山下 隆一君
       資源エネルギー
       庁省エネルギー
       ・新エネルギー
       部長       井上 博雄君
       資源エネルギー
       庁資源・燃料部
       長        定光 裕樹君
       資源エネルギー
       庁電力・ガス事
       業部長      松山 泰浩君
       中小企業庁次長  飯田 健太君
       中小企業庁事業
       環境部長     小林 浩史君
       国土交通省総合
       政策局長     瓦林 康人君
       国土交通省道路
       局長       丹羽 克彦君
       国土交通省住宅
       局長       塩見 英之君
       環境省水・大気
       環境局長     秦  康之君
       防衛省整備計画
       局長       川嶋 貴樹君
       防衛省地方協力
       局長       深澤 雅貴君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○令和五年度一般会計予算(内閣提出、衆議院送
 付)
○令和五年度特別会計予算(内閣提出、衆議院送
 付)
○令和五年度政府関係機関予算(内閣提出、衆議
 院送付)
    ─────────────
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末松信介#1
○委員長(末松信介君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
 令和五年度総予算三案に関する理事会決定事項について御報告いたします。
 本日は、一般質疑を八十分行うこととし、各会派への割当て時間は、立憲民主・社民三十七分、日本維新の会十八分、国民民主党・新緑風会十分、日本共産党十分、れいわ新選組五分、質疑順位につきましてはお手元の質疑通告表のとおりでございます。
    ─────────────
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末松信介#2
○委員長(末松信介君) 令和五年度一般会計予算、令和五年度特別会計予算、令和五年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
 これより質疑を行います。岸真紀子さん。
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岸真紀子#3
○岸真紀子君 立憲民主・社民の岸真紀子です。
 昨日、岸田総理がウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談したことが報道されました。詳しくは、後日、何らかの形での国会報告となると思われますが、冒頭、官房長官に、今回のウクライナ電撃訪問の経過を御説明願います。
 特に、現職総理が事前に公表せず戦争当事国を訪れたのは戦後初めてですが、リスク管理がどうであったのか疑問です。一部報道が移動中の姿をカメラに捉え、電撃訪問が事前に明らかになっていました。政府としてこれで本当によかったのかと率直に感じています。危機管理が薄かったのではないか、その辺りも御説明お願いします。
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松野博一#4
○国務大臣(松野博一君) お答えをさせていただきます。
 岸田総理のキーウ訪問につきましては、諸般の事情を踏まえ検討を進めてきた結果、今回訪問を行うこととしたものであります。
 具体的には、戦時下にある国を訪問するという観点から、秘密保全、安全対策や危機管理面等において遺漏のないよう、最適な方法を総合的に検討した結果、総理一行は、インドからポーランド・ジェシュフまでチャーター機を用いて移動し、ポーランド国内からは列車等の陸路でキーウに移動をいたしました。
 ウクライナは、先生から御指摘をいただきましたとおり、現在戦時下にあり、通常の警察警護要員による警護ではなく、軍事的な観点を含めた警護が必要な状況にあります。かかる観点から、ロシア軍による攻撃についての情報の入手、当該情報に基づく避難等を含め、ウクライナでの警護につきましてはウクライナ政府が全面的に責任を負って実施をしたところでございます。
 この対応は、これまで他の国の首相がウクライナを訪問した際も基本的に同様であり、日本としても、今般の岸田総理のウクライナ訪問に当たってウクライナ政府と慎重に調整を重ね、安全確保に万全を期した形で訪問を実施をいたしました。
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岸真紀子#5
○岸真紀子君 総理も、秘密保持と危機管理、安全対策を万全に期すべく慎重に調整を重ねたとおっしゃっていますが、やっぱり疑問です。なぜあんなふうに報道されていたのかというのは、また後日追及していくことになると思います。
 続きまして、三月二十日の本委員会の小西議員の質疑でのやり取りを踏まえまして、放送法の政治的公平をめぐる問題を質疑します。
 私は、総務委員会でも指摘をしましたが、この問題は、礒崎陽輔さんが議員個人の行動とはならない総理補佐官の立場であることを忘れてはなりません。公開された約八十枚の総務省の公文書を読むと、礒崎元総理補佐官が執拗に総務省の職員へ迫っていたことが記されており、総務省にとっては総理の意向と捉えなければならず、相当なプレッシャーを受けていた背景を読み取れます。
 また、この後伺っていきますが、高市大臣が総務大臣として関わり、しかも現在も閣僚であるにもかかわらず、総務省職員を侮辱するに等しい捏造という強い言葉で発言しています。高市大臣によって行政がゆがめられているとんでもない事案となっていることに、私は憤りしかありません。
 最初に、今日も参考人質疑を求めましたが、与党に拒否されましたので残念でありますが、総務省に確認をいただいているところですので質疑をしていきます。
 高市大臣は、平成二十七年二月十三日の大臣レクについて、当時の平川大臣室参事官と松井大臣秘書官の二人が絶対にないということを言ってくれていますと、三月十五日の予算委員会に続いて二十日も明言をし、この絶対にないという言葉を大臣が二人から直接聞いたと答弁しています。
 高市大臣に絶対にないと言ったかどうか記憶にないは、こんなことを二人そろって記憶がないなど、ありまして、あり得ないので、真実は、絶対などと言っていないのではないですか。少なくとも、高市大臣の絶対にない発言の信憑性は失われ、これを根拠としていた捏造は崩れたことになるのではないですか。
 その点について伺います。
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山野謙#6
○政府参考人(山野謙君) お答え申し上げます。
 本日の理事懇談会でも御報告させていただいているとおり、両名に聞き取りを行った結果、この時期にはNHK予算など放送に関するレクがあったとしてもおかしくないが、個々のレクについては覚えていない、放送法の政治的公平の答弁に関しては、五月十二日の委員会前日に大臣の指示を受けて夜遅くまで答弁のやり取りがあったことを覚えており、その前の二月に文書にあるような内容の大臣レクがあったとは思わない、それから、NHK予算の時期でもあり、この時期に放送に関するレクが何らかあったとしてもおかしくないが、八年も前のことであり個々のレクの時期や内容は記憶にない、この二月十三日付けの大臣レク文書に記載された内容のレクについても記憶にない、こうした旨の説明をしているところでございます。
 改めて、高市大臣から両名への聞き取りに対してどう答えたか、改めて聞いたわけでございますが、高市大臣に対し絶対にないという表現をしたかどうかの記憶はないが、先ほど申し上げたことと同様の説明をしたものと認識しているとのことでございました。
 以上でございます。
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岸真紀子#7
○岸真紀子君 高市大臣に絶対にないと言ったかどうかは記憶にないというふうに答弁をいただきました。
 さらに、重ねて聞きます。
 先ほどの理事懇で提出いただいた資料の政治的公平に関する行政文書の正確性に係る精査についての三ページになります。
 このレクは、五月十一日以前のレクということになるんではないかという答弁があります、報告があります。放送法第四条に規定する政治的公平について大臣レクが存在しなかったとは認識しにくいのではないかと思うというふうに関係者Bの方が説明をしています。このレクは、本当に五月十一日以前のレクでよろしいですか。
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山野謙#8
○政府参考人(山野謙君) お答え申し上げます。
 平成二十七年の二月十三日付けの高市大臣レク結果とされる文書についてでございますけれども、私どもが聞き取りを行った結果、八年前でもあり、約八年前でもあり詳細についての記憶は定かでないが、日頃確実な仕事を心掛けているので、上司の関与を経た文書が残っているのであれば、この時期、放送法に関する大臣レクが行われているのではないかと認識しているということでございました。
 また、ほかの二人に確認したところ、一人につきましては、当時の課長補佐と同様の認識であるとの考えを示しておりまして、もう一人につきましては、このような資料が残っているんであれば、個々の発言内容は別にして、政治的公平についての大臣レクが存在しなかったとは認識しにくいのではないかと思うとのことでございました。
 なお、この点については、当時の大臣室の同席者の認識とは必ずしも認識が一致してございません。高市大臣の御認識については既に御案内のとおりでございます。
 ほかの三文書でございますけれども、これにつきましても、作成者が不明であるとともに、関係者の認識が必ずしも一致していないところでございます。
 以上でございます。
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岸真紀子#9
○岸真紀子君 同じく三ページの関係者Aの、文書整理ナンバー二十一という、これ二月十三日のことですが、放送法四条の解釈という重要な案件を大臣に全く報告していないというのはあり得ないと思うと答えています。これは、政治的公平のレクを大臣に行ったはずだと証言していることでよろしいですか。確認願います。
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山野謙#10
○政府参考人(山野謙君) 平成二十七年二月十三日の高市大臣レク結果とされる文書についてでございますけれども、先ほども述べましたが、当時の課長補佐によれば、約八年前でもあり詳細についての記憶は定かでないけれども、日頃確実な仕事を心掛けているので、上司の関与を経た文書が残っているのであれば、この時期に放送法に関する大臣レクが行われたのではないかとの認識というふうに考えてございます。
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岸真紀子#11
○岸真紀子君 関係者Cから、作成者、作成者というのは関係者Aになりますが、この作成者と同様の事実認識を有しており、当時の放送法第四条の解釈についての全体の対応は、大きな流れとして、放送法第四条の解釈について大臣レクがなかったとは考えにくいと認識していると答えています。ということは、二人が五月以前にレクをしているということになります。
 当時の安藤、長塩、西潟さんは、事前の二月十三日にレクをしたということでよろしいですか。
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山野謙#12
○政府参考人(山野謙君) これも繰り返しになりますが、この文書につきまして、当該課長補佐によれば、先ほど申しました、八年前でもあり詳細についての記憶は定かでないけれども、日頃確実な仕事を心掛けているので、上司の関与を経た文書が残っているのであれば、この時期に放送法に関する大臣レクが行われたのではないかと認識しているということでございます。
 また、ほかの二人でございますけれども、これにつきましても、お一方については、当時の課長補佐と同様の認識であると考えてございますし、もう一人につきましても、このような資料が残っているのであれば、個々の発言内容は別として、政治的公平についての大臣レクが存在しなかったとは認識しにくいんではないかと思うと、こういう考えでございます。
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岸真紀子#13
○岸真紀子君 先日の委員会質疑の後段で小西議員が高市大臣に聞いたことを再度伺います。
 高市大臣は、かつての部下である官僚が文書を捏造したと言うのであれば、その官僚の皆さんが刑法犯罪を犯し、かつ国家公務員法違反をしたことになりますが、それでも高市大臣は捏造されたとおっしゃるのですか。
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高市早苗#14
○国務大臣(高市早苗君) 二月十三日付けの大臣レク文書を含む四枚の文書につきまして、ありもしないことをあったかのように作ることという意味で私は捏造と発言をいたしました。
 総務省も本日示された報告で認められているとおり、この文書の正確性は確認できなかったということで、やはり不正確な文書であるという私の考え方は変わりません。あくまでも表現の仕方であると思っております。
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岸真紀子#15
○岸真紀子君 大臣だけが正確性じゃないと言っているだけで、先ほどの答弁を聞いていると、あったと言っていますよ。
 次に、松野官房長官にお伺いしますが、高市大臣の捏造発言は、職員に対する名誉毀損、侮辱行為ではありませんか。
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松野博一#16
○国務大臣(松野博一君) お答えをさせていただきます。
 総務省の行政文書でございますので、総務省から答弁をさせていただきます。
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松本剛明#17
○国務大臣(松本剛明君) 高市大臣は文書の正確について御自身の認識を述べられた、そのような発言の趣旨だと理解いたしております。
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岸真紀子#18
○岸真紀子君 では、松本大臣、違う視点で聞きます。
 現在、総務省行政を所管し公文書を扱う担当大臣として、記録と記憶、しかも八年前のことです、どちらが正確性があるとお考えですか。
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松本剛明#19
○国務大臣(松本剛明君) 行政文書を始め公文書には正確性を期することが望まれるというのは私もそのように考えるところでありますが、今回、本件文書について正確性が確認できなかったことは甚だ遺憾に思っております。
 文書の正確性が確認できておりませんので、文書と記憶を比較するということも必ずしもできないかというふうに思いますが、いずれも、優秀な役所の人たちの記憶が関係者に聞いても一致をしないということでございますので、その記憶、発言を私どもとしては聞き取って国会に御報告をするのが役目と考え、聞き取ったことをそのままお伝え申し上げておるところでございます。
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岸真紀子#20
○岸真紀子君 記録の方が正しいんですよ、一般的に考えて。
 松本大臣は、現総務大臣として、部下たちが捏造した、公務員としてあるまじき行為をしたと、高市大臣によって捏造ストーリーを作られていることをどう捉えていますか。
 本人たちは捏造していないと、そして松本大臣も正確性は調査中だけど捏造はなかったと答弁しています。しかし、御承知でしょうか。一部のSNS上では、総務省職員を名指しで捏造した人とフェイクが拡散されているんです。無実の罪を高市大臣に着せられてしまっているんです。これをどう捉えていますか。
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松本剛明#21
○国務大臣(松本剛明君) 高市大臣の御発言については、先ほど申しましたように、この文書について高市大臣の認識と異なるということからそのような御趣旨の発言をされたと理解をいたしております。
 私も総務省をお預かりをする大臣として、総務省の職員は、少なくとも私が今見る限りよく仕事をしてくれているというふうに思いますし、これまでもそのようにしてきてくれていたものというふうに考えているところでございますが、今回、この国会で御議論に付されている行政文書については正確性が確認できなかったことは甚だ遺憾であると申し上げてきたところでございます。
 私どもとしても、今後もしっかり努めてまいりたいと考えております。
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岸真紀子#22
○岸真紀子君 先ほどの答弁で、高市大臣に絶対にないと言ったかどうか記憶にないというふうに、大臣室長、室の方の答弁はあります。で、今日いただいた文書にも、レクについても記憶にないというふうには書いてあるものの、二人とも絶対にないと答弁したことはないと言っているんですね。
 保身のためにうそをついたということですか、大臣、高市大臣。
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高市早苗#23
○国務大臣(高市早苗君) 総務省からの報告を見ましたけれども、五月十二日の委員会前日に大臣の指示を受けて夜遅くまで答弁のやり取りがあったことを覚えており、その前の二月に文書にあるような内容の大臣レクがあったとは思わない、また、そのレク文書に記載された内容のレクについても記憶にない、私に対して絶対にないという表現をしたかどうかの記憶はないが、上記と同様の説明をしたものと認識しているということでございます。
 私は、今回、この文書がマスコミ等に公表されたのは三月二日だと記憶をいたしておりますが、その後、あの当時の大臣室の職員に、要は、そのレクの相手方とされている方々、三名は情報流通行政局の方でございます。まあ私も含めて三名が大臣室から出席をいたしておりました。少しあの文書を見て驚きまして、当時の職員に、この文書に記載されている内容に記憶があるかということで尋ねましたら、やはり先ほど申し上げたような答えがございました。その前の二月の時点で、この件で、二月にこの件で大臣レクがあったとは思わないということで、その内容についても記憶がないということでもございまして、私の記憶と合わせてですね、私自身の認識として、文書にあるような内容のレクややり取りはなかったと確信をいたしました。
 あわせて、礒崎元補佐官が放送法に御興味をお持ちということも三月に文書を公開されて初めて知りましたので、併せて礒崎元補佐官から大臣室へ連絡があったことがあるかについても確認したら、一度もないということでございました。
 そもそも、この当該文書、二月十三日十五時四十五分から十六時の大臣レク結果とされるメモについて、仮に礒崎補佐官からの伝言を伺い、そして、四枚添付資料が公開文書に付いておりましたが、それらの説明を受け、さらに放送法の解釈について質疑応答したとしたら、とても十五分では収まらないものだと考えております。
 基本的に私は、こういった形のレクチャーというのは絶対にこの時期にはなかったと確信をいたしております。ヤジ
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末松信介#24
○委員長(末松信介君) 静粛にしてください。
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高市早苗#25
○国務大臣(高市早苗君) ただ、済みません、秘書官に確認した内容は先ほど申し上げたとおりでございます。
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岸真紀子#26
○岸真紀子君 今日も報告いただいたとおり、二つ大事な観点がありまして、大臣は直接その二人の方に聞いたと言ったんですが、二人から直接聞いていないということが報告で分かりました。それとプラス、絶対にないとは答えていない、二月十三日のレクは絶対にないとは答えていないということがあったんです。
 これだけいろんなことが出ているのに、なぜいまだにこれ認めないんですか。見苦しくないですか。
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松本剛明#27
○国務大臣(松本剛明君) 私どもは、高市大臣の大臣室の方との話ですか、同席者についてお話を聞いて、高市大臣と連絡を取ったと。しかし、私もそうですが、数日前のことで一言一句まではなかなか覚えていないものですから、このような趣旨の発言をしたけれども、どのような表現を取ったかは記憶がないというふうに申しておったので、これをそのまま国会に御答弁をさせていただいたところでございます。
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岸真紀子#28
○岸真紀子君 松本大臣、いいかげん、高市大臣かばうのやめませんか。松本大臣がやるべきことは、この事案でいえば、公文書として経過を残して保存してきた部下を守るべきではないですか。
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松本剛明#29
○国務大臣(松本剛明君) 部下を守り、事実をお伝えするのが役目だと考えております。
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