予算委員会
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会
会議録情報#0
平成六年六月二十一日(火曜日)
午前九時一分開会
―――――――――――――
委員の異動
六月二十日
辞任 補欠選任
佐藤 泰三君 溝手 顕正君
六月二十一日
辞任 補欠選任
小島 慶三君 武田邦太郎君
西山登紀子君 聴濤 弘君
―――――――――――――
出席者は左のとおり。
委員長 井上 吉夫君
理 事
片山虎之助君
久世 公堯君
村上 正邦君
梶原 敬義君
北村 哲男君
角田 義一君
足立 良平君
林 寛子君
白浜 一良君
委 員
岩崎 純三君
遠藤 要君
大河原太一郎君
大島 慶久君
加藤 紀文君
沓掛 哲男君
斎藤 文夫君
下稲葉耕吉君
成瀬 守重君
野間 赳君
服部三男雄君
松浦 孝治君
松谷蒼一郎君
溝手 顕正君
一井 淳治君
上山 和人君
川橋 幸子君
日下部禧代子君
谷畑 孝君
種田 誠君
肥田美代子君
三重野栄子君
峰崎 直樹君
山田 健一君
藁科 滿治君
池田 治君
笹野 貞子君
武田邦太郎君
直嶋 正行君
荒木 清寛君
牛嶋 正君
刈田 貞子君
聴濤 弘君
吉岡 吉典君
喜屋武眞榮君
国務大臣
内閣総理大臣 羽田 孜君
法 務 大 臣 中井 洽君
外 務 大 臣 柿澤 弘治君
大 蔵 大 臣 藤井 裕久君
文 部 大 臣 赤松 良子君
厚 生 大 臣 大内 啓伍君
農林水産大臣 加藤 六月君
通商産業大臣 畑 英次郎君
運 輸 大 臣 二見 伸明君
郵 政 大 臣 日笠 勝之君
労 働 大 臣 鳩山 邦夫君
建 設 大 臣 森本 晃司君
自 治 大 臣
国 務 大 臣
(国家公安委員
会委員長) 石井 一君
国 務 大 臣
(内閣官房長官) 熊谷 弘君
国 務 大 臣
(総務庁長官) 石田幸四郎君
国 務 大 臣
(北海道開発庁
長官)
(沖縄開発庁長
官) 佐藤 守良君
国 務 大 臣
(防衛庁長官) 神田 厚君
国 務 大 臣
(経済企画庁長
官) 寺澤 芳男君
国 務 大 臣
(科学技術庁長
官) 近江巳記夫君
国 務 大 臣
(環境庁長官) 浜四津敏子君
国 務 大 臣
(国土庁長官) 左藤 恵君
政府委員
内閣官房内閣内
政審議室長
兼内閣総理大臣
官房内政審議室
長 藤井 威君
内閣官房内閣安
全保障室長
兼内閣総理大臣
官房安全保障室
長 坪井 龍文君
内閣官房内閣広
報官室内閣広報
官
兼内閣総理大臣
官房広報室長 半田 嘉弘君
内閣法制局長官 大出 峻郎君
警察庁刑事局保
安部長 中田 恒夫君
警察庁警備局長 菅沼 清高君
総務庁長官官房
審議官
兼内閣審議官 上村 知昭君
総務庁行政管理
局長 八木 俊道君
防衛庁参事官 高島 有終君
防衛庁参事官 熊谷冨士雄君
防衛庁長官官房
長 宝珠山 昇君
防衛庁防衛局長 村田 直昭君
防衛庁教育訓練
局長 上野 治男君
防衛施設庁長官 米山 市郎君
防衛施設庁施設
部長 江間 清二君
防衛施設庁労務
部長 小澤 毅君
経済企画庁物価
局長 谷 弘一君
科学技術庁原子
力局長 石田 寛人君
沖縄開発庁総務
局長 渡辺 明君
法務省人権擁護
局長 筧 康生君
公安調査庁長官 緒方 重威君
外務大臣官房長 池田 維君
外務大臣官房領
事移住部長 畠中 篤君
外務省総合外交
政策局長 柳井 俊二君
外務省総合外交
政策局国際社会
協力部長 高野幸二郎君
外務省総合外交
政策局軍備管 林 暘君
理・科学審議官
外務省アジア局
長 川島 裕君
外務省北米局長 時野谷 敦君
外務省中近東ア
フリカ局長 須藤 隆也君
外務省経済協力
局長 平林 博君
外務省条約局長 丹波 實君
大蔵省主計局長 篠沢 恭助君
大蔵省関税局長 高橋 厚男君
大蔵省銀行局長 寺村 信行君
大蔵省国際金融
局長 加藤 隆俊君
証券取引等監視
委員会事務局長 杉崎 重光君
国税庁次長 三浦 正顯君
文部大臣官房長 吉田 茂君
文部省生涯学習
局長 岡村 豊君
文部省初等中等
教育局長 野崎 弘君
文部省高等教育
局長 遠山 敦子君
文部省体育局長 奥田輿志清君
厚生大臣官房総
務審議官 佐々木典夫君
厚生省保健医療
局長 谷 修一君
厚生省薬務局長 田中 健次君
厚生省社会・援
護局長 土井 豊君
厚生省児童家庭
局長 瀬田 公和君
厚生省保険局長 多田 宏君
農林水産大臣官
房長 高橋 政行君
農林水産省構造
改善局長 入澤 肇君
通商産業省貿易
局長 中川 勝弘君
通商産業省機械
情報産業局長 渡辺 修君
中小企業庁次長 桑原 茂樹君
運輸大臣官房総
務審議官
兼貨物流通本部
長 和田 義文君
海上保安庁長官 井山 嗣夫君
郵政大臣官房財
務部長 楠田 修司君
郵政省通信政策
局長 五十嵐三津雄君
郵政省電気通信
局長 松野 春樹君
労働大臣官房長 征矢 紀臣君
労働省労働基準
局長 石岡慎太郎君
労働省婦人局長 松原 亘子君
労働省職業安定
局長 七瀬 時雄君
建設大臣官房長 伴 襄君
建設省建設経済
局長 小野 邦久君
建設省都市局長 黒川 弘君
建設省河川局長 豊田 高司君
建設省道路局長 藤川 寛之君
建設省住宅局長 三井 康壽君
自治大臣官房総
務審議官 松本 英昭君
自治省行政局長 吉田 弘正君
自治省行政局公
務員部長 鈴木 正明君
事務局側
常任委員会専門
員 宮本 武夫君
国立国会図書館側
館 長 加藤木理勝君
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
○平成六年度一般会計予算(内閣提出、衆議院送
付)
○平成六年度特別会計予算(内閣提出、衆議院送
付)
○平成六年度政府関係機関予算(内閣提出、衆議
院送付)
―――――――――――――
この発言だけを見る →午前九時一分開会
―――――――――――――
委員の異動
六月二十日
辞任 補欠選任
佐藤 泰三君 溝手 顕正君
六月二十一日
辞任 補欠選任
小島 慶三君 武田邦太郎君
西山登紀子君 聴濤 弘君
―――――――――――――
出席者は左のとおり。
委員長 井上 吉夫君
理 事
片山虎之助君
久世 公堯君
村上 正邦君
梶原 敬義君
北村 哲男君
角田 義一君
足立 良平君
林 寛子君
白浜 一良君
委 員
岩崎 純三君
遠藤 要君
大河原太一郎君
大島 慶久君
加藤 紀文君
沓掛 哲男君
斎藤 文夫君
下稲葉耕吉君
成瀬 守重君
野間 赳君
服部三男雄君
松浦 孝治君
松谷蒼一郎君
溝手 顕正君
一井 淳治君
上山 和人君
川橋 幸子君
日下部禧代子君
谷畑 孝君
種田 誠君
肥田美代子君
三重野栄子君
峰崎 直樹君
山田 健一君
藁科 滿治君
池田 治君
笹野 貞子君
武田邦太郎君
直嶋 正行君
荒木 清寛君
牛嶋 正君
刈田 貞子君
聴濤 弘君
吉岡 吉典君
喜屋武眞榮君
国務大臣
内閣総理大臣 羽田 孜君
法 務 大 臣 中井 洽君
外 務 大 臣 柿澤 弘治君
大 蔵 大 臣 藤井 裕久君
文 部 大 臣 赤松 良子君
厚 生 大 臣 大内 啓伍君
農林水産大臣 加藤 六月君
通商産業大臣 畑 英次郎君
運 輸 大 臣 二見 伸明君
郵 政 大 臣 日笠 勝之君
労 働 大 臣 鳩山 邦夫君
建 設 大 臣 森本 晃司君
自 治 大 臣
国 務 大 臣
(国家公安委員
会委員長) 石井 一君
国 務 大 臣
(内閣官房長官) 熊谷 弘君
国 務 大 臣
(総務庁長官) 石田幸四郎君
国 務 大 臣
(北海道開発庁
長官)
(沖縄開発庁長
官) 佐藤 守良君
国 務 大 臣
(防衛庁長官) 神田 厚君
国 務 大 臣
(経済企画庁長
官) 寺澤 芳男君
国 務 大 臣
(科学技術庁長
官) 近江巳記夫君
国 務 大 臣
(環境庁長官) 浜四津敏子君
国 務 大 臣
(国土庁長官) 左藤 恵君
政府委員
内閣官房内閣内
政審議室長
兼内閣総理大臣
官房内政審議室
長 藤井 威君
内閣官房内閣安
全保障室長
兼内閣総理大臣
官房安全保障室
長 坪井 龍文君
内閣官房内閣広
報官室内閣広報
官
兼内閣総理大臣
官房広報室長 半田 嘉弘君
内閣法制局長官 大出 峻郎君
警察庁刑事局保
安部長 中田 恒夫君
警察庁警備局長 菅沼 清高君
総務庁長官官房
審議官
兼内閣審議官 上村 知昭君
総務庁行政管理
局長 八木 俊道君
防衛庁参事官 高島 有終君
防衛庁参事官 熊谷冨士雄君
防衛庁長官官房
長 宝珠山 昇君
防衛庁防衛局長 村田 直昭君
防衛庁教育訓練
局長 上野 治男君
防衛施設庁長官 米山 市郎君
防衛施設庁施設
部長 江間 清二君
防衛施設庁労務
部長 小澤 毅君
経済企画庁物価
局長 谷 弘一君
科学技術庁原子
力局長 石田 寛人君
沖縄開発庁総務
局長 渡辺 明君
法務省人権擁護
局長 筧 康生君
公安調査庁長官 緒方 重威君
外務大臣官房長 池田 維君
外務大臣官房領
事移住部長 畠中 篤君
外務省総合外交
政策局長 柳井 俊二君
外務省総合外交
政策局国際社会
協力部長 高野幸二郎君
外務省総合外交
政策局軍備管 林 暘君
理・科学審議官
外務省アジア局
長 川島 裕君
外務省北米局長 時野谷 敦君
外務省中近東ア
フリカ局長 須藤 隆也君
外務省経済協力
局長 平林 博君
外務省条約局長 丹波 實君
大蔵省主計局長 篠沢 恭助君
大蔵省関税局長 高橋 厚男君
大蔵省銀行局長 寺村 信行君
大蔵省国際金融
局長 加藤 隆俊君
証券取引等監視
委員会事務局長 杉崎 重光君
国税庁次長 三浦 正顯君
文部大臣官房長 吉田 茂君
文部省生涯学習
局長 岡村 豊君
文部省初等中等
教育局長 野崎 弘君
文部省高等教育
局長 遠山 敦子君
文部省体育局長 奥田輿志清君
厚生大臣官房総
務審議官 佐々木典夫君
厚生省保健医療
局長 谷 修一君
厚生省薬務局長 田中 健次君
厚生省社会・援
護局長 土井 豊君
厚生省児童家庭
局長 瀬田 公和君
厚生省保険局長 多田 宏君
農林水産大臣官
房長 高橋 政行君
農林水産省構造
改善局長 入澤 肇君
通商産業省貿易
局長 中川 勝弘君
通商産業省機械
情報産業局長 渡辺 修君
中小企業庁次長 桑原 茂樹君
運輸大臣官房総
務審議官
兼貨物流通本部
長 和田 義文君
海上保安庁長官 井山 嗣夫君
郵政大臣官房財
務部長 楠田 修司君
郵政省通信政策
局長 五十嵐三津雄君
郵政省電気通信
局長 松野 春樹君
労働大臣官房長 征矢 紀臣君
労働省労働基準
局長 石岡慎太郎君
労働省婦人局長 松原 亘子君
労働省職業安定
局長 七瀬 時雄君
建設大臣官房長 伴 襄君
建設省建設経済
局長 小野 邦久君
建設省都市局長 黒川 弘君
建設省河川局長 豊田 高司君
建設省道路局長 藤川 寛之君
建設省住宅局長 三井 康壽君
自治大臣官房総
務審議官 松本 英昭君
自治省行政局長 吉田 弘正君
自治省行政局公
務員部長 鈴木 正明君
事務局側
常任委員会専門
員 宮本 武夫君
国立国会図書館側
館 長 加藤木理勝君
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
○平成六年度一般会計予算(内閣提出、衆議院送
付)
○平成六年度特別会計予算(内閣提出、衆議院送
付)
○平成六年度政府関係機関予算(内閣提出、衆議
院送付)
―――――――――――――
井
井上吉夫#1
○委員長(井上吉夫君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成六年度一般会計予算、平成六年度特別会計予算、平成六年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
前回に引き続き、総括質疑を行います。服部三男雄君。
この発言だけを見る →平成六年度一般会計予算、平成六年度特別会計予算、平成六年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
前回に引き続き、総括質疑を行います。服部三男雄君。
服
服部三男雄#2
○服部三男雄君 総理にお尋ねいたしますが、私は、主として北朝鮮の核開発疑惑に絡む国内の法制上の問題、危機管理の問題についてお尋ねしたいんですが、その前に、一昨日の朝刊でございますが、一昨日の朝刊全紙の、総理が街頭演説で発言された内容についてお尋ねしたいと思うんです。
予算が重要な最終局面に来ておりまして、連日この参議院で総括質疑が行われている。その最中に、当委員会における総理答弁と街頭における発言内容がかなり食い違っているとの記事が各紙に掲載されました。
時局重大な折でございますのでこの問題に触れざるを得ないんですが、あの新聞記事に書かれてあった北朝鮮の核開発能力及び意図がないとの発言は新聞記事どおり総理は発言されたんでしょうか。
この発言だけを見る →予算が重要な最終局面に来ておりまして、連日この参議院で総括質疑が行われている。その最中に、当委員会における総理答弁と街頭における発言内容がかなり食い違っているとの記事が各紙に掲載されました。
時局重大な折でございますのでこの問題に触れざるを得ないんですが、あの新聞記事に書かれてあった北朝鮮の核開発能力及び意図がないとの発言は新聞記事どおり総理は発言されたんでしょうか。
羽
羽田孜#3
○国務大臣(羽田孜君) この点、実はそういう指摘がありまして、私自身は大体国会で発言を申し上げておるとおりに発言をしているつもりであるということを実は申し上げておりました。ただ、テープをみずから起こしてみましたら、確かに金日成主席、この方が核を持つ意思もない、あるいは能力も持たないということを言ったことを踏まえて、少し私もこれはちょっと誤解されるぞという発言をしたことについて今反省をいたしております。
この発言だけを見る →服
井
斎
斎藤文夫#6
○斎藤文夫君 服部委員の質問に関連いたしまして、ただいまの問題について総理はいささか反省していると、こうお述べになられましたけれども、実は大変重大な問題でございまして、その程度の反省で了解をするわけにはいかない。
そこで、改めて質問をさせていただきます。
とにかく、各紙が全部錦糸町駅前の街頭演説、しかも外務大臣がお供をした、その街頭演説の中で、まことに国際的に大きな波乱を起こす、だれが考えたって総理がこんな発言を、今、国会で私たちは予算の総括をやっている真っ最中にもかかわらず、国民と対話をするという姿勢は私どもも認めますけれども、私たちは国会で堂々と論ずることが国民に対する一番の総理の道だと思っております。いささか雰囲気に負けてはみ出した演説をなすったとおっしゃるのかもしれませんけれども、我々がやったならいざ知らず、日本を代表する総理ですよ。世界に重大な影響を及ぼす総理の発言としてはまことに不見識と思いますが、もう一度そのときのお話の内容を聞かせてください。
この発言だけを見る →そこで、改めて質問をさせていただきます。
とにかく、各紙が全部錦糸町駅前の街頭演説、しかも外務大臣がお供をした、その街頭演説の中で、まことに国際的に大きな波乱を起こす、だれが考えたって総理がこんな発言を、今、国会で私たちは予算の総括をやっている真っ最中にもかかわらず、国民と対話をするという姿勢は私どもも認めますけれども、私たちは国会で堂々と論ずることが国民に対する一番の総理の道だと思っております。いささか雰囲気に負けてはみ出した演説をなすったとおっしゃるのかもしれませんけれども、我々がやったならいざ知らず、日本を代表する総理ですよ。世界に重大な影響を及ぼす総理の発言としてはまことに不見識と思いますが、もう一度そのときのお話の内容を聞かせてください。
羽
羽田孜#7
○国務大臣(羽田孜君) 御指摘の私の発言につきましてでございますけれども、北朝鮮がみずから核兵器をつくる能力も意図もないと表明していることを受けまして、北朝鮮が実際に核兵器を保有していないことを期待するとの趣旨を述べたものでございまして、よって北朝鮮が実際に核兵器を保有しているかについて述べたものではないということは御理解をいただきたいと思います。
いずれにいたしましても、北朝鮮の核兵器開発の実態は不明であり、こうした核兵器開発の疑惑を払拭するためにも何としてもやっぱり北朝鮮がIAEAによる査察を完全に受け入れることが重要であるということを私は実は申し上げた。そして、私ども政府の立場であるということを重ねて申し上げさせていただきたいと思います。
この発言だけを見る →いずれにいたしましても、北朝鮮の核兵器開発の実態は不明であり、こうした核兵器開発の疑惑を払拭するためにも何としてもやっぱり北朝鮮がIAEAによる査察を完全に受け入れることが重要であるということを私は実は申し上げた。そして、私ども政府の立場であるということを重ねて申し上げさせていただきたいと思います。
斎
斎藤文夫#8
○斎藤文夫君 いろいろ新聞を私も読みました。講釈師見てきたような何とかで、あなたひとり芝居的にカーターさんと金主席の会話を入れ子で訴えて、持っていないと思う、これからも持つとは思わない、ましてや北朝鮮は能力もなければ金もないと、あなた、北朝鮮を侮辱するような総理の御発言じゃないですか。これをどうおとりになりますが。
この発言だけを見る →羽
羽田孜#9
○国務大臣(羽田孜君) この発言は、これはしばしば報道なんかでされておるところでありまして、要するに、北朝鮮としては別に能力もありませんよ、技術もありませんよ、みずから持つ意思もありませんよということはしばしば実は言われていることでありまして、そういう意味で私は、もし本当にそういうことであるんだったら早くオープンにしなさい、IAEAの査察を受けなさい、ということであれば、みんな国民の皆さん方には、国民というよりは世界の皆さん方には理解されるんじゃないのかなという思いでございます。
この発言だけを見る →斎
斎藤文夫#10
○斎藤文夫君 これはなかなか了解できないんです。
これは、もしも総理がおっしゃるような表現の仕方であれば、別の表現の言葉があるんです。あなたの日本語に通訳が要るようなことだったら総理なんかやっていられないでしょう。もう一度答弁を。
この発言だけを見る →これは、もしも総理がおっしゃるような表現の仕方であれば、別の表現の言葉があるんです。あなたの日本語に通訳が要るようなことだったら総理なんかやっていられないでしょう。もう一度答弁を。
羽
羽田孜#11
○国務大臣(羽田孜君) これはよくそういうことが報道されたりすることをそのまま使ったわけでございまして、やっぱり大衆の方にはわかりやすくということ、これが主であります。そして私は、北朝鮮が核というものの開発ということは、これは実際にもしこれが認められるということになったら、要するに認められることになったら核拡散を許してしまうということになるわけでありますから、何としても北が核に対するそういう意欲なんか持ってもらいたくないというのが実は私の真意であるということはぜひともひとつ御理解をいただきたいと思うんです。
この発言だけを見る →斎
斎藤文夫#12
○斎藤文夫君 いや、そういう真意だったらああいう発言にはならないんですよ。すぐ例えば人民日報が、あなたの発言にびっくりして、日本の最高の責任者としてああいう発言をしたのは初めてだと。
世界じゅうは国連を含めて今制裁の決議案を出そうという前向きの姿勢である。今まで外務省なりあるいはあなたが外務大臣のときからの発言を私は全部調べた。全部、疑惑ある、大変なことだ、そういう答弁を国会で繰り返してきたでしょう。それが街頭演説という一つの雰囲気の中であなたが誤解をされるような発言をすること自身、総理として重大な責任があるとお考えになりませんか。もう一回。
この発言だけを見る →世界じゅうは国連を含めて今制裁の決議案を出そうという前向きの姿勢である。今まで外務省なりあるいはあなたが外務大臣のときからの発言を私は全部調べた。全部、疑惑ある、大変なことだ、そういう答弁を国会で繰り返してきたでしょう。それが街頭演説という一つの雰囲気の中であなたが誤解をされるような発言をすること自身、総理として重大な責任があるとお考えになりませんか。もう一回。
羽
羽田孜#13
○国務大臣(羽田孜君) 確かに、街頭での話でありましたから、私がそういった誤解を与えるようなことをしたことはもう本当に、一番初めに申し上げましたとおり反省をしなければならないし、やはり日本の総理の発言というのは相当大きいものであります。ただ、私の話をしている基本の流れというものは一切国会での発言とは変わらないものであるということを、ぜひひとつ理解をしていただきたいと存じます。
この発言だけを見る →斎
柿
柿澤弘治#15
○国務大臣(柿澤弘治君) 私も同席をいたしておりましたが、羽田総理は北朝鮮核疑惑問題の平和的な話し合いによる解決というのを強く期待する旨おっしゃいまして、その中で金日成主席の核は持たない、持っていないということを引用され、それを期待するという趣旨でおっしゃったものというふうに理解をいたしておりまして、我が国、日本政府としては、北朝鮮が核兵器を持っているか持っていないか、確証できる立場にはございません。
この発言だけを見る →井
井
柿
柿澤弘治#18
○国務大臣(柿澤弘治君) そうした趣旨で総理が御発言をされたものと私は認識をしておりますが、総理が先ほどその点については誤解を招いて遺憾であるというお話でございますので、そういう点では、そうした誤解を招いたとすればこれは我が国政府の真意とは異なる部分がございますので、その点申し上げさせていただきます。
この発言だけを見る →斎
井
井
羽
羽田孜#22
○国務大臣(羽田孜君) 確かに、私も実は速記を先ほど申し上げましたように起こしまして、そうしましたら、私がここで答弁していることと基本的な流れは一切変わっておりません。ただ、言葉が、何というんですか、誤解されるような言葉であったということは、これは私が先ほど申し上げたように反省いたしております。
ただし、これはやっぱり一国の、日本を代表する総理としての発言でございますから、これははっきりしておきませんとまたよそに誤解を与えることがありますから、政府として統一見解を出すようにさせていただきたいと思います。
この発言だけを見る →ただし、これはやっぱり一国の、日本を代表する総理としての発言でございますから、これははっきりしておきませんとまたよそに誤解を与えることがありますから、政府として統一見解を出すようにさせていただきたいと思います。
斎
斎藤文夫#23
○斎藤文夫君 統一見解を出していただきたい。そうでなければ、きょうの新聞の一部に、CIA以上の日本は世界に冠たる諜報機関を持っているのかなんてやゆもされるんですよ。
私は、あえて総理に申し上げます。
まさに私は政局絡みの意図的発言だととっているんですよ。でも、そうでないと言うんだったら、この時期に国際的混乱を当然起こすべき発言を不用意にされた責任はもっと痛感しなきゃ総理もだめですよ。日本を代表するお立場だ。普通の人の政治をやりたいとおっしゃるけれども、サラリーマンがお茶を飲みながらわいわいがやがやお話をするのとは違う。総理の発言というのは極めて重い。
そこで私は、今回総理は、日本には核開発の能力がある、東大生だってそのぐらいのことはできるだろうと、つい前の日に言っているんです。今度は逆に、北朝鮮が核を持っていないまで平気でおっしゃられる。これらのお話を聞いておりますと、本当にこの内閣は総理を初め閣僚がしょっちゅう連日のように、間違いました、申し訳ない、おわびと食言の繰り返しでしょう。こんな内閣はみずからが責任をとるべきじゃないですか。御決意を。
この発言だけを見る →私は、あえて総理に申し上げます。
まさに私は政局絡みの意図的発言だととっているんですよ。でも、そうでないと言うんだったら、この時期に国際的混乱を当然起こすべき発言を不用意にされた責任はもっと痛感しなきゃ総理もだめですよ。日本を代表するお立場だ。普通の人の政治をやりたいとおっしゃるけれども、サラリーマンがお茶を飲みながらわいわいがやがやお話をするのとは違う。総理の発言というのは極めて重い。
そこで私は、今回総理は、日本には核開発の能力がある、東大生だってそのぐらいのことはできるだろうと、つい前の日に言っているんです。今度は逆に、北朝鮮が核を持っていないまで平気でおっしゃられる。これらのお話を聞いておりますと、本当にこの内閣は総理を初め閣僚がしょっちゅう連日のように、間違いました、申し訳ない、おわびと食言の繰り返しでしょう。こんな内閣はみずからが責任をとるべきじゃないですか。御決意を。
羽
羽田孜#24
○国務大臣(羽田孜君) 今のお話でありますけれども、能力問題というのにつきましては、これは大木委員の方からたしか御質問がありまして、しかし日本はそういうものはあるけれども、非核三原則といいますが、核を持たないという決意というものをしているんだということでありまして、私は全くそういうあれですねということを申し上げたところでございます。
なお、私も実は言葉については、それはいろんなおもしろがってからかわれますけれども、街頭におきましても相当言葉は選んで実は使ってきたつもりでございます。ただ、あのときに確かに欠けておったということがありますこと、誤解を呼んだことは、しかし全体の脈絡を読んでいただければ、私の本会議における考え方とは変わっておらないんだということだけはひとつ御理解をいただきたいというふうに存じます。
この発言だけを見る →なお、私も実は言葉については、それはいろんなおもしろがってからかわれますけれども、街頭におきましても相当言葉は選んで実は使ってきたつもりでございます。ただ、あのときに確かに欠けておったということがありますこと、誤解を呼んだことは、しかし全体の脈絡を読んでいただければ、私の本会議における考え方とは変わっておらないんだということだけはひとつ御理解をいただきたいというふうに存じます。
井
井
斎
服
服部三男雄#28
○服部三男雄君 柿澤外相にお尋ねしますが、今の答弁は本当に聞いていて無責任だと受け取られます。外相は総理のその錦糸町の街頭演説の横におられたわけですね。今総理が陳謝されたように、意図がないという発言を聞いた後、あなたは総理にどういうことを進言されましたか。閣僚として、自分の所管事項ですから、どういうことをその場で、あるいはその後、この国会あるいは新聞で問題になるまでにどういうふうにあなたは総理を補佐し、進言されましたか。
この発言だけを見る →柿
柿澤弘治#29
○国務大臣(柿澤弘治君) 私もその点については総理に、御発言の内容については誤解を与えるおそれがあるということを申し上げました。私自身その前に演説をさせていただきましたが、その中ではブリクス事務局長の書簡を引いて、何らかの量のプルトニウムが別途抽出されているおそれがあるということをきちっと発言して、この問題は我が国の安全保障にかかわる大事な問題だということをその街頭で訴えさせていただいたわけでございますので、その点で聞いていた皆さんは誤解がなかったと思いますが、その点について、きょう総理がそういう形で釈明をされたわけでございますので、その趣旨で日本政府の立場については御理解をいただきたいと思っております。
この発言だけを見る →