予算委員会

2001-05-30 参議院 全483発言

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会議録情報#0
平成十三年五月三十日(水曜日)
   午前九時開会
    ─────────────
   委員の異動
 五月二十二日
    辞任         補欠選任
     福本 潤一君     大森 礼子君
     渡辺 孝男君     浜田卓二郎君
     戸田 邦司君     高橋 令則君
 五月二十三日
    辞任         補欠選任
     佐藤 泰三君     南野知惠子君
     真鍋 賢二君     木村  仁君
     筆坂 秀世君     大沢 辰美君
 五月二十九日
    辞任         補欠選任
     木村  仁君     山内 俊夫君
     南野知惠子君     久野 恒一君
     木俣 佳丈君     浅尾慶一郎君
     柳田  稔君     齋藤  勁君
     浜田卓二郎君     松 あきら君
     松岡滿壽男君     岩本 荘太君
     石井 一二君     佐藤 道夫君
 五月三十日
    辞任         補欠選任
     櫻井  充君     谷林 正昭君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         岡野  裕君
    理 事
                佐々木知子君
                須藤良太郎君
                吉村剛太郎君
                高嶋 良充君
                円 より子君
                弘友 和夫君
                小池  晃君
                照屋 寛徳君
    委 員
                有馬 朗人君
                石渡 清元君
                入澤  肇君
                岩城 光英君
                鎌田 要人君
                岸  宏一君
                久野 恒一君
                佐藤 昭郎君
                斉藤 滋宣君
                陣内 孝雄君
                野沢 太三君
                日出 英輔君
                保坂 三蔵君
                松谷蒼一郎君
                松村 龍二君
                山内 俊夫君
                浅尾慶一郎君
                江田 五月君
                小川 敏夫君
                齋藤  勁君
                谷林 正昭君
                内藤 正光君
                堀  利和君
                峰崎 直樹君
                簗瀬  進君
                大森 礼子君
                益田 洋介君
                松 あきら君
                大沢 辰美君
                西山登紀子君
                宮本 岳志君
                清水 澄子君
                岩本 荘太君
                高橋 令則君
                佐藤 道夫君
   国務大臣
       内閣総理大臣   小泉純一郎君
       総務大臣     片山虎之助君
       法務大臣     森山 眞弓君
       外務大臣     田中眞紀子君
       財務大臣     塩川正十郎君
       文部科学大臣   遠山 敦子君
       厚生労働大臣   坂口  力君
       農林水産大臣   武部  勤君
       経済産業大臣   平沼 赳夫君
       国土交通大臣   扇  千景君
       環境大臣     川口 順子君
       国務大臣
       (内閣官房長官) 福田 康夫君
       国務大臣
       (国家公安委員
       会委員長)    村井  仁君
       国務大臣
       (防衛庁長官)  中谷  元君
       国務大臣
       (沖縄及び北方
       対策担当大臣)  尾身 幸次君
       国務大臣
       (金融担当大臣) 柳澤 伯夫君
       国務大臣
       (経済財政政策
       担当大臣)    竹中 平蔵君
       国務大臣     石原 伸晃君
   内閣官房副長官
       内閣官房副長官  上野 公成君
   副大臣
       内閣府副大臣   村田 吉隆君
       防衛庁副長官   萩山 教嚴君
       外務副大臣    植竹 繁雄君
       財務副大臣    村上誠一郎君
       文部科学副大臣  青山  丘君
       厚生労働副大臣  桝屋 敬悟君
       経済産業副大臣  松田 岩夫君
       国土交通副大臣  泉  信也君
       環境副大臣    風間  昶君
   大臣政務官
       防衛庁長官政務
       官        嘉数 知賢君
       経済産業大臣政
       務官       西川太一郎君
   政府特別補佐人
       内閣法制局長官  津野  修君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        吉田 成宣君
   政府参考人
       防衛施設庁長官  伊藤 康成君
       外務省経済協力
       局長       西田 恒夫君
       経済産業省製造
       産業局長     岡本  巖君
       国土交通省総合
       政策局観光部長  鷲頭  誠君
   参考人
       国際協力銀行総
       裁        保田  博君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○参考人の出席要求に関する件
○予算の執行状況に関する調査

    ─────────────
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岡野裕#1
○委員長(岡野裕君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
 参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
 予算の執行状況に関する調査のため、本日の委員会に国際協力銀行総裁保田博君を参考人として出席を求めたい、かように存じますが、御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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岡野裕#2
○委員長(岡野裕君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ─────────────
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岡野裕#3
○委員長(岡野裕君) 予算の執行状況に関する調査についての理事会決定事項、これについて御報告いたします。
 本日の午前は経済対策及び外交問題等に関する集中審議を行うこととし、質疑は往復方式で行い、質疑割り当て時間は二百二分とし、各会派への割り当て時間は、民主党・新緑風会百分、公明党二十六分、日本共産党三十六分、社会民主党・護憲連合十九分、無所属の会七分、自由党七分、二院クラブ・自由連合七分とすること、また、午後の質疑は片道方式で行い、質疑割り当て時間は六十八分とし、各会派への割り当て時間は、自由民主党・保守党十八分、民主党・新緑風会二十四分、公明党八分、日本共産党八分、社会民主党・護憲連合四分、自由党三分、二院クラブ・自由連合三分とすること、質疑順位につきましてはそれぞれお手元配付のとおりといたします。
    ─────────────
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岡野裕#4
○委員長(岡野裕君) 予算の執行状況に関する調査を議題とし、経済対策及び外交問題等に関する集中審議を行います。
 それでは、これより質疑を行います。まず、齋藤勁君。
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齋藤勁#5
○齋藤勁君 おはようございます。
 民主党・新緑風会の齋藤勁でございます。神奈川県選出国会議員といたしまして、総理大臣の誕生をお喜び申し上げます。
 地元の記者から、齋藤さん、風速何メートルぐらいですかという質問をされたことがあるんですが、五十メートルじゃ飛ばされちゃうし、四十メートルでも屋根が飛ばされるのかなと、三十メートルぐらいかなというふうに実は答えたんですが、そんな感想を地元の記者に述べました。
 さて、きょうは経済・外交ということで主として、後半、やはり本県選出、私の同僚議員の浅尾議員、また質疑者を見ましたら、松さんも出られると。神奈川県選出議員がオンパレードでございますが。
 さて、私は主として外交関係を中心にしたいんですが、一に入る前に、よく総理大臣というのはうそはついてもいいことが一つぐらいあると。それは、解散のことについてはうそをついてもいいんだというのが何かこの永田町の常識みたいな話になっているようなふうがあるんですけれども、うそはついてもいい、人間はだれでもうそをついちゃいけないわけですけれども、総理大臣の政治家としてのうそはついていいの一つに解散の問題があるということですが、このことについてはどう総理は思いますか。
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小泉純一郎#6
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 解散権というのは総理の専権事項と言われますが、軽々に扱ってはならない問題だと思っております。しかも、参議院選挙を目前に控えて、衆議院同時選挙という問題に関心を持っている方多いようですが、私は、衆議院、まだ一年足らず、全く衆参同時選挙というものは考えておりません。やる気もありません。
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齋藤勁#7
○齋藤勁君 このことでやりとりするつもりはございませんが、たまたま私は、衆参同日選挙ということではなく、一般的な言い方で総理がうそをついてもいいというのは永田町の政界言葉でありますねということをお尋ねしたんですが、ずばり、予定されています改選期に、参議院選に同日選はないというきのうまでの見解を述べられたというふうに承っておきます。
 さて、新世紀維新という、こういうことを所信表明で総理が述べられておりますけれども、このことはあらゆる分野、日本を取り巻く内外さまざまな問題について改革をしていくという、こういうことで受けとめてよろしいんでしょうか。
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小泉純一郎#8
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 歴史を振り返ってみますと、やはり節目というのがあります。よく言われるのが、明治維新とか第二次世界大戦後とか大きな転換期、これは大方の認めるところだと思います。世紀の変わり目、ちょうど二十一世紀ですね、これも大きな節目ではないか。しかも、時代が大きく変わっている。そういう意味から、明治維新、第二次世界大戦後に匹敵するぐらいの今大きな転換期である。この転換期に対応できるような体制をとっていく、いわゆる改革しなければならないということから新世紀維新というぐらいの気持ちで諸改革に取り組む覚悟が必要ではないかということで、新世紀維新という言葉を使わせていただきました。
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齋藤勁#9
○齋藤勁君 日米関係に関して伺います。
 きょうの報道ですと、外交、アメリカへ行く訪米日程が決まったということですが、そういうことで内容的な点につきましても明らかにしていただけますか。
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小泉純一郎#10
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 六月三十日にブッシュ大統領と会談する予定で今準備を進めております。
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齋藤勁#11
○齋藤勁君 外務大臣、これも報道ですけれども、きのうの参議院の外交防衛委員会に私も出ていましたので、外務大臣が訪米されるというので、日程についてまだアメリカ政府の方と調整をしていますという話だったんですが、総理の訪米前に外務大臣としては行かれる予定ですか。それでまた、今度、総理も今、日程が決まったようですので、おおむねもうきょうの時点では外務大臣の日程は明らかになったんでしょうか。
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田中眞紀子#12
○国務大臣(田中眞紀子君) 本日の今の段階ではまだ日程は決まっておりませんけれども、事務的に詰めていただいておりまして、総理からのお許しもありましたので、できれば総理がいらっしゃる前に伺わせていただきたいということで、先方の御都合を伺っております。
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齋藤勁#13
○齋藤勁君 当然、多岐にわたると思います、アメリカとの話し合いの内容については。
 とりわけ、後ほど同僚議員から経済問題については中心的にいろいろ質問があると思うんですが、一点、私の方でお尋ねさせていただきますのは、とりわけ我が国の景気回復、経済が非常にまだまだ深刻な状況、なかなか脱出し切れないということであります。このことでアメリカ経済と日本経済、言ってみれば構造的にリンクしている部分はないんだろうか。唯一のと申しますか、最大の、世界でいう我が国は債権国と言われる、そしてまたアメリカは債務国だと。こういう中で、どうもある意味では割り切れないのが日米関係で横たわっているような気がいたします。
 そんな中で、総理として、我が国の長引く不況、景気不況が今日までなかなかトンネルを抜け切れない最大の不況の原因、不良債権をとにかく処理すればこのことについては脱出をし得るんだという、そういう要因ですね、このことについて、そしてまたアメリカ経済、日本経済というのはどういう関係になって見詰めていられるんだろうか。何かアメリカから日本に、日本からアメリカに注文するそれぞれの関係についても今どういうふうに考えられておるのか、伺いたいと思います。
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小泉純一郎#14
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 経済の停滞にはいろいろ理由があると思いますが、それぞれ重なり合っている要因があると思います。日本内部の構造的な問題もあるでしょうし、あるいは外部の影響も、経済というのは一国で成り立っているわけではありませんから、いろいろ出てくると思います。
 かつて、アメリカがくしゃみをすれば日本が風邪を引くということが言われておりますし、それだけ日米の相互依存関係は大きいものだと思っています。現在でも輸出入ともに日米関係というのは最大の相互依存関係を持っておりますから、大変お互いの経済というものは影響し合っていると思います。今後とも、それぞれの経済情勢というものをよく状況を見ながら、お互い提携、協力というものも重要ではないかなと思います。
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齋藤勁#15
○齋藤勁君 我が国の今日までの長引く不況の最大の原因、幾つかあるでしょうということで、最大の原因は何だと思われるのか。先ほど私は、不良債権の徹底処理ができてこなかったということも一つ話をしているんですが、とりわけこのことが大きい要因だと、これが一番大きい要因なんだということはいかがでしょうか。
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小泉純一郎#16
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現下の経済再生という取り組みからしますと、早く不良債権を処理して前向きの経済発展に対する意欲を取り戻したいということから、構造改革なくして景気回復なしということでいろいろな改革に取り組まなきゃならない。わけても、二、三年以内に不良債権の最終処理を目指すという方針を掲げているわけでありますので、この問題に取り組むことが一番大事ではないか。要するに、不良債権の処理に苦悩していると、これが景気の足を引っ張っているというふうに私は考えております。
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齋藤勁#17
○齋藤勁君 先ほど申しましたように、世界最大の債権国である。言ってみれば、債権国というのは金持ちであると、こうなるわけですね。一方、デフレ圧力に苦しめられていると。
 ということで、片方は世界最大の債務国、一つ陰りを見せつつも空前の好況をずっと維持しているというアメリカ経済、この日米関係の構造にメスを入れない限り日本経済というのは立ち直れないんではないかという学者あるいは識者もありまして、いろいろ私も勉強させていただいた部分もあるんですが、どうも大いに心は、そうではないのかなというふうに思いつつ今あるところでありまして、この間全く効果がないということはないにしても、大方効果はないだろうという財政出動についても、こういったような根本的な部分についてメスを入れない限り、ただただ我が国の国富を減らすばかりであると。
 言ってみれば、日本がこの経済、あるいは汗水垂らして稼いだお金が、アメリカの財務省の証券を買うことですべてアメリカに還流してしまう。円がいつの間にかドルにすりかわり、アメリカ経済は日本の苦況によって株式が高騰をしていると、こういうふうなことであって、どうもアメリカというのは基軸通貨国なので、幾ら借金を重ねても、とりあえず、言葉をあえてきつく言わせていただければ、ドル紙幣を刷り続けていくと。日本は働くアリであり、そしてまたぜいたくをするのはキリギリスのアメリカと、こういうような構図というのが見られないだろうかと、こういうふうに思います。
 このことは、先ほどまた申しましたとおり、経済関係が主でございませんので後ほど譲りますけれども、改革の痛みというのを総理は今回の所信表明以来、本会議あるいは予算委員会でもずっと伝えられているんですけれども、言ってみれば国民の痛みというのは今も十分現時点でも味わっている、味わわされていると。
 きのうの発表の完全失業者の数も四・九%、三百四十数万人、あるいはホームレスの数が二万人、そして自殺者の数がここ三年ほど毎年毎年年間三万人を超す数、大変な日本の国内を取り巻く状況で、私も地元のみならずさまざまな方に話しますけれども、痛み痛みというけれども、十分痛めつけられている。これを、何でこれからまたさらに痛めつけられるんだということ。というのもいろいろ議論をしていきますけれども、そういうのが率直な国民感情であるということ。
 これは日本が今、バブル経済が破綻した後、いろんなことを強いられておりますが、これは我が党も早くセーフティーネットを張るべきだと。この間の歴代自民党を中心とした政権が、やはり国民に対して医療の問題、福祉の問題、雇用の問題、それぞれのセーフティーネットのさまざまな政策をきちっと張らなかった。そういった全部ツケが、先ほど申しました自殺者の数であり、あるいは完全失業者、ホームレスの数、あるいは生活保護者の数にあらわれているのではないかということで、私は率直に今の現状、国民は痛みを味わっているということについて申し上げながら、この不良債権の処理をということはこれは別に異論はないんですが、もっと奥深い原因があるのではないか。
 日本経済、アメリカ経済との関係、このことについて私はあえて提案させていただきまして、これから日米の関係でいろいろ総理自身もブッシュ大統領あるいはアメリカのそれぞれの首脳と会われるという中で検討されていくというふうに思いますが、このことについて指摘をさせていただきたいというふうに思います。
 次に、引き続き総理並びに外務大臣に外交・安全保障政策についてお伺いいたします。
 外務大臣、先週、中国での外交、御苦労さまでございました。
 外交日程を終えて総理へ報告をされた。外交上のシークレットの部分もこれはあろうと思いますけれども、どのようなことを、特に中国あるいは韓国両国等を中心にさまざまな話し合いをされまして、総理にどういう報告をされたのか、概要をお伺いしたいというふうに思います。
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田中眞紀子#18
○国務大臣(田中眞紀子君) 今月の二十四、二十五、二十六とASEMという会議がございまして、アジア欧州外務大臣会議もありまして、そのときの全体の会議でのテーマになりました事柄について御報告いたしまして、あとは一対一で二国間で話をいたしました国が数カ国ございましたので、その中で多分御関心がおありになる日韓と日中についても御報告をいたしました。
 中身を……
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齋藤勁#19
○齋藤勁君 概略で結構です。
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田中眞紀子#20
○国務大臣(田中眞紀子君) 中韓ともに教科書問題、もう御案内のとおりですけれども、それから台湾問題、それから靖国問題についていろいろとこちらからも、それから先方からもお話がございましたものですから、それを踏まえての御意見のポイントになる部分を御説明いたしました。
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齋藤勁#21
○齋藤勁君 後ほど靖国問題あるいは別な関係について伺わせていただきますが、先ほどのアメリカとの、訪米の関係にもなるんですけれども、新たなるミサイル防衛構想、これについては中国あるいは韓国それぞれ、外務大臣、どういう話し合いをされましたですか。
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田中眞紀子#22
○国務大臣(田中眞紀子君) 中韓両国ではこのような話は一切出ませんで、むしろASEMの会議の中で、ヨーロッパの国の外務大臣がいろいろ意見をランチのときにおっしゃっておられました。
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齋藤勁#23
○齋藤勁君 総理、この新たなるアメリカのミサイル防衛構想、ブッシュ大統領の考え方が示されているんですが、訪米時の協議の中に当然このことが課題として入るんではないかと思いますが、我が国政府の見解としてどうこれは臨まれる予定なのか、現時点での考え方を伺いたいと思います。
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小泉純一郎#24
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このミサイル防衛問題については、今後とも米国と緊密に協議をしていきたいと思います。
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齋藤勁#25
○齋藤勁君 我が国内、政府内、あるいは与党内、どういうふうにこれから、日程的な点もありますが、論議の積み立てをしていくつもりですか。
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中谷元#26
○国務大臣(中谷元君) 我が国の安全保障に関することでありますので、外務省、防衛庁、また官邸と密接に連絡協議をしていく所存でございます。
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齋藤勁#27
○齋藤勁君 スタンスとして、諸外国は既に懸念をしているとか賛成とか、大体どちらかのスタンスに立っていると思うんですよ。それなりの、ASEMの、ヨーロッパのいろんな首脳のそういったサインがあったのではないかと思うんですが、どういうスタンス、立場に立ってこれから議論形成をしていく立場ですか。総理、どうですか、総理として。
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中谷元#28
○国務大臣(中谷元君) 米国のミサイル防衛構想につきましては、昨日もNATOでこの問題、協議されておりますが、その内容もまだ構想、概要段階で中身がわからないということでNATOの協議は終わっております。
 ですから、ミサイル防衛構想につきましてもまだ概要の段階で、これから米国の戦略やらその内容が明らかになってこようと思いますので、現時点におきましても、我が国の立場はNATO並びに各国の状況と同じ程度でございます。
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齋藤勁#29
○齋藤勁君 総理は同じ考え方ですか。今、防衛庁長官の見解と。
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