安全保障委員会

2018-04-13 衆議院 全122発言

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会議録情報#0
平成三十年四月十三日(金曜日)
    午後一時開議
 出席委員
   委員長 寺田  稔君
   理事 大岡 敏孝君 理事 門山 宏哲君
   理事 武田 良太君 理事 宮澤 博行君
   理事 若宮 健嗣君 理事 本多 平直君
   理事 渡辺  周君 理事 浜地 雅一君
      江渡 聡徳君    小田原 潔君
      大野敬太郎君    金子 俊平君
      北村 誠吾君    熊田 裕通君
      高村 正大君    中谷  元君
      中谷 真一君    浜田 靖一君
      福田 達夫君    古田 圭一君
      和田 義明君    宮川  伸君
      村上 史好君    井上 一徳君
      古本伸一郎君    佐藤 茂樹君
      広田  一君    赤嶺 政賢君
      穀田 恵二君    串田 誠一君
      照屋 寛徳君
    …………………………………
   防衛大臣         小野寺五典君
   防衛大臣政務官      大野敬太郎君
   防衛大臣政務官      福田 達夫君
   政府参考人
   (内閣府国際平和協力本部事務局長)        能化 正樹君
   政府参考人
   (防衛省大臣官房長)   高橋 憲一君
   政府参考人
   (防衛省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官)           小波  功君
   政府参考人
   (防衛省大臣官房審議官) 辰己 昌良君
   政府参考人
   (防衛省大臣官房審議官) 齋藤 雅一君
   政府参考人
   (防衛省防衛政策局長)  前田  哲君
   政府参考人
   (防衛省整備計画局長)  西田 安範君
   政府参考人
   (防衛省統合幕僚監部総括官)           鈴木 敦夫君
   安全保障委員会専門員   林山 泰彦君
    —————————————
委員の異動
四月十三日
 辞任         補欠選任
  大西 宏幸君     金子 俊平君
  和田 義明君     古田 圭一君
  赤嶺 政賢君     穀田 恵二君
  下地 幹郎君     串田 誠一君
同日
 辞任         補欠選任
  金子 俊平君     大西 宏幸君
  古田 圭一君     和田 義明君
  穀田 恵二君     赤嶺 政賢君
  串田 誠一君     下地 幹郎君
    —————————————
本日の会議に付した案件
 政府参考人出頭要求に関する件
 国の安全保障に関する件(イラク派遣の日報等)
     ————◇—————
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寺田稔#1
○寺田委員長 これより会議を開きます。
 国の安全保障に関する件、特にイラク派遣の日報等について調査を進めます。
 この際、お諮りをいたします。
 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府国際平和協力本部事務局長能化正樹君、防衛省大臣官房長高橋憲一君、防衛省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官小波功君、防衛省大臣官房審議官辰己昌良君、防衛省大臣官房審議官齋藤雅一君、防衛省防衛政策局長前田哲君、防衛省整備計画局長西田安範君、防衛省統合幕僚監部総括官鈴木敦夫君の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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寺田稔#2
○寺田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
    —————————————
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寺田稔#3
○寺田委員長 質疑の申出がありますので、順次これを許します。村上史好君。
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村上史好#4
○村上(史)委員 立憲民主党の村上史好でございます。
 昨日に引き続きまして、日報問題について質問をさせていただきたいと思います。
 昨日のことですから、皆さんもまだ、まさに記憶に残っておられると思いますけれども、日報の報告、陸自の場合、どこに報告していたのか、また、上級部隊はどこの上級部隊に報告したのか、このことを再三尋ねましたけれども、全く答えになっていない答弁でございました。
 そもそも、自衛隊は、指揮命令機能のもとに、上意下達、あるいは、筋を通して上層部に報告を上げていく、これが当たり前の組織であります。ですから、日報を書いた隊員がどこの部署に報告していいのかわからないというようなことは、一般常識でもあり得ないことだと思います。
 改めて、一日過ぎましたけれども、同じことを聞きます。日報はどの部署に報告をされたのでしょうか。まず、入り口の部署を教えてください。
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鈴木敦夫#5
○鈴木政府参考人 お答え申し上げます。
 昨日来お話ございますが、日報につきましては、これは、行動命令に基づきまして活動する部隊が作成した上級部隊への定時報告ということで、防衛大臣又は上級部隊の判断に資するものということでございます。
 南スーダン等の部隊については、又は航空自衛隊の部隊については昨日御報告申し上げたとおりでございますが、お尋ねは、イラクの部隊、陸上自衛隊の部隊のことだと思っております。
 陸上自衛隊のイラク復興支援群などの部隊は、イラク人道復興支援特別措置法、それから基本計画、実施要領に基づいて、活動内容や活動地域等が規定されておりました。
 また、日報に関しましての集約や報告の経路、要領等につきましては、当時は防衛庁長官でございますが、防衛庁長官が発する一般命令を踏まえた派遣に関する陸幕長指示、これに規定されていたというふうに考えられますが、現在把握している限り、該当すると思われる文書が現時点で確認されておりませんので、今この場で確たることを申し上げられないことを御容赦ください。
 ただ、その上で申し上げれば、こうしたイラク復興支援群等のイラク・サマワに展開していた陸上自衛隊の部隊は、防衛庁長官の直轄の部隊でございました。昨日御報告しました航空自衛隊の部隊は、航空支援集団司令官のもとにある部隊でございますが、この陸上自衛隊のサマワにおきます展開されていた部隊は、防衛庁長官の直轄部隊でございました。したがって、これらの部隊が、イラク・サマワに展開していた陸上部隊が作成した、いわゆるイラク日報と申しますか、そうしたものの報告は、陸幕ですとか統幕に実態として報告されていたというふうに考えられます。
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村上史好#6
○村上(史)委員 今、陸幕若しくは統幕ですか、に報告、最終的にはそうだと思います。必ず陸幕の方を通すはずだと思うんですけれども、いきなり陸幕に行ったわけですか。
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鈴木敦夫#7
○鈴木政府参考人 前であれば、派遣された部隊は、中央即応集団司令官のもとで派遣されておりましたので、そちらに直接行って、そこから陸幕ですとか統幕に上がっていくと思われますが、イラクの場合は、先ほど申し上げましたように、イラクに派遣されていた陸上自衛隊の部隊そのものが、防衛庁長官、当時ですけれども、の直轄部隊であったことからすれば、報告は、基本的に、まさに上級司令官の方にもたらされるわけですから、防衛庁長官になされるのが日報のあり方ではございます。
 ただ、実態といたしまして、陸上幕僚監部それから統合幕僚監部、こうしたものを経由して報告がなされるという形がとられていたのではないかというふうに考えられます。
 ただ、厳密に申し上げますと、先ほど申し上げた、それを規定している、ちょっと文書そのものが今、現時点では確認されておらないので、今申し上げたような次第でございます。
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村上史好#8
○村上(史)委員 ということは、昨年見つかりました一万四千ページの日報ですけれども、その日報というのは陸幕の方で保存をしていた、持っていた、そういう理解でいいんですか。
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鈴木敦夫#9
○鈴木政府参考人 まさに、日々報告がなされている、そういう時点では、当然、陸上幕僚監部、統合幕僚監部で持っていたということが推定されます。
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村上史好#10
○村上(史)委員 ということは、そこを調べれば、ほかの日報も全て把握できるということでよろしいんですか。
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鈴木敦夫#11
○鈴木政府参考人 今、現時点で、保有状況を確認するという作業におきましては、当時であれば、当然、今申し上げた陸幕ですとか統幕というのは保有していてしかるべきところでございます。
 ただ、あれから十数年の時間がたってございます。日報そのものの位置づけが、現在は違いますが、その当時で申し上げれば一年未満ということで、まさに、その用途が済んでしまえば破棄というような扱いでございましたので、そこにあったとしても、文書管理上は、そこにずっと保存されているという仕組みには必ずしもなっていなかったというふうに考えてございます。
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村上史好#12
○村上(史)委員 いわゆる幹の部分は今御答弁いただきまして、その後、枝葉のところに、その日報が各部署に分かれた、そういう理解でいいんだろうと思うんですけれども。
 ただ、今回で特に問題になっているのは、その日報を隠していた、あるいは報告をしていなかった、この事実に基づいて、本当にシビリアンコントロールというものがきいていたのか、そのことが問われていると思います。
 今の御答弁でもわかりますように、曖昧な部分、だと思いますという答弁に終始しています。こういう状況があるからこそ、今回の問題を惹起したのではないか。
 十年前といっても、わずか十年前ですよ。そんなに何十年も昔の話じゃないんですよ。自衛隊の組織はずっと同じようにあったわけです。そういう中でこういう問題が起こってきた。そういう重い認識を持つ必要があるのではないか。そのために、今回、日報の、特に陸自の日報の報告経路、これを私は重大視して質問をしてまいりました。
 大臣、一連の昨日からのやりとり、そしてまたシビリアンコントロールという側面から、もちろん、大臣も、第一義的には、自衛隊を統率する大臣がシビリアンコントロールを果たさなければなりませんけれども、我々国会、与党であろうと野党であろうと、国会もシビリアンコントロールを果たしていかなければならない大きな責任があると思います。
 そういう面で、一連の昨日からのやりとりを含めて、大臣の御見解をお伺いをして、質問を終わりたいと思います。
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小野寺五典#13
○小野寺国務大臣 まず、十年以上前の文書であります。そして、当時は、一年未満ですから、用済み後廃棄ということで、廃棄してもいい文書ということであります。
 問題は、そのような文書がありますかという国会の要請あるいは情報公開の要請があった中で、当然、なくなって廃棄になっていることが悪いのではなくて、もし見つけて、あった場合には速やかに出さなければいけないというところが今回の問題なんだと思います。
 その点で、国会の御要請やあるいは情報公開に対して適切に、一生懸命捜して誠実に応えなかったという問題、それから、一番の問題は、昨年の三月二十七日に実はわかっていたのに、それをわかっていましたということで上げなかった、それがもっと大きな問題なんだと思います。
 そして、こういうことというのは、やはりシビリアンコントロールですから、国民の意思、政治の意思というのをしっかり末端の部隊まで浸透する、そしてまた、末端の部隊まで、何が起きたかを速やかに政治まで報告をし、政治の場から国民の皆様に御報告をする、この流れが適正に行われなければ、やはりシビリアンコントロールの問題として私どもとしては重大に考えなきゃいけない、そういう思いなんだと思います。
 今回のことはそういう意味で大変重大だと思い、私どもとしては、今後このようなことがないように、まず、この日報等の文書がばらばらにあるということが問題なので、一元管理をして、今後もし情報公開等が来た場合には、そこに速やかにお示しできるような、そういう体制をまずつくる、再発防止に努めてまいりたいと思います。
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村上史好#14
○村上(史)委員 終わります。ありがとうございました。
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寺田稔#15
○寺田委員長 次に、広田一君。
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広田一#16
○広田委員 無所属の会の広田一でございます。どうかよろしくお願いを申し上げます。
 質疑に入ります前に、要求資料の確認をさせていただきたいと思います。
 先般の質疑の中でも、三月三十一日に大臣が今回の日報について報告を受けた、出張の前に受けたということであります。そのときの説明資料を提出願いたい、このように言っておりました。この件に関して、本多立憲民主党の筆頭理事にも同様の資料の提示があって、それについては、本多筆頭にきょうはお許しをいただいてそれぞれ配付をさせていただいているところでございますが、まず、小野寺大臣に確認をしたいと思います。
 そちらの資料で三月三十一日にこの日報問題について説明を聴取したんでしょうか。
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小野寺五典#17
○小野寺国務大臣 委員御指摘の本多平直議員に提出させていただいた資料は、防衛省より四月二日に陸自におけるイラクの日報の確認について公表する際に使用した資料、「防衛省における行政文書に関する対外的な対応について」であり、お尋ねの大臣説明資料そのものではないと思います。
 三月三十一日の私への報告の際に使用した資料は、あくまで部内検討用の文書であり、その時点においては防衛省として何ら意思決定されていないものであったため、今御指摘された中では、本多委員にお持ちしたのは四月二日に今回公表したこの資料というふうに報告を受けております。
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広田一#18
○広田委員 そうすると、本多理事の方には間違った資料を提出してしまったということでよろしいんでしょうか。
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鈴木敦夫#19
○鈴木政府参考人 お答え申し上げます。
 本多委員の御要望にありましたところで、それを受けまして、ちょっと事務方の方から、非常に説明不足によりまして公表資料をお渡ししてしまったということでございます。その際に、これが防衛大臣の説明資料だということは全くございませんので、誤った形でお渡ししてしまったということは本当に深くおわび申し上げます。
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広田一#20
○広田委員 現在、公文書の問題、さらには情報公開の話、そういったところでこのような集中審議をしている中で、本多理事が、自分もそうなんですけれども、三月三十一日の大臣に対して説明した資料を提出してほしいというふうに言い、出てきた資料が全く違うものだったということを今認めて、謝罪をされたわけでございます。
 それに加えて、本多理事が、お隣にいらっしゃいますけれども、この件について再三再四説明を求めているにもかかわらず、きょうに至って、この文書が間違いでしたというふうな報告、話もないというふうな状況であります。これは非常にゆゆしき事態であって、私自身もこれは質疑で取り上げている件なので、違うんであるんだったら、違いますというふうに伝えるのが当然じゃないですか。
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鈴木敦夫#21
○鈴木政府参考人 本件につきましては、申し上げれば、先般の広田委員からの御質問におきましても、その際、その資料も見せられて、そのものについてはピンナップ資料というか、対外的に説明した資料だということを御説明したつもりではございました。
 ただ、いずれにせよ、本多委員からの御要求は大臣への説明資料ということでございました。それを受けて、私どもの方として、その当時、そのとき御説明できる資料がその対外説明資料ということでございましたので、それをお渡ししたつもりでございましたけれども、その際にそのことが明確に本多委員に伝わらなかったということでございましたので、その点では私どもが説明不足であったということでございますので、改めて深くおわびを申し上げます。
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広田一#22
○広田委員 実は、自分も要求したときに同じものがファクスで来たんです。やはりこれは一目瞭然で、これは違うだろうということで問合せしたら、撤回をしたんですよね。そういう中で、先日、本多委員自身は、三月三十一日の大臣に報告した資料だという前提で質問をされていたわけでございます。
 今、経緯等については鈴木総括官の方から御説明があったわけでございますけれども、これは、そうであるんだったら、やはり要求した議員に対してしっかり事の経緯を説明するのが筋じゃないか。まさしく文書等の取扱いが今重大な問題になっているときに、この委員会での審議に資するための資料が全く違うものが出ていて、それを前提に議論しようとしてきたこと自体が全く同じような問題になってしまいますので、このようなことがぜひ二度とないように、改めて大臣の方からも指導していただきたいんですけれども、いかがでしょうか。
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小野寺五典#23
○小野寺国務大臣 先日の本多委員の質問の中で、私もなぜ日付にこだわって質問されたのかなというふうに思ったんですが、恐らくこの四月二日という文書を見て、多分、そういう思いをされたんだなと改めて思いました。
 これは、今回の日報の問題、一連の中でもそうなんですが、やはり、もし何か訂正すべきことがあった場合には、まず第一報を入れて、そして速やかに対処するというのが基本であります。今回のこの事案で、もしかして本多委員にメッセージがきちっと伝わっていないと事務方がわかったんであれば、その時点で速やかに、こういうことではないでしょうかという形で適切に対応することが必要だったんではないかと思っております。
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広田一#24
○広田委員 まさしく当委員会で質疑をした案件でございますので、やはり速やかに対応すべきであったし、その後の防衛省の対応は非常になっていない、このように言わざるを得ません。
 それでは、いわゆる昨年の三月二十七日の日報問題についてお伺いをいたします。
 イラクの日報に関しまして、河野統幕長は五日の記者会見で、研究本部の教訓課長が昨年の三月二十七日にイラク日報を見つけた際に防衛相に報告がなかったことについて、これは大臣の指示が徹底できなかったことは極めて大きな問題、指示がどのような形で流れて、どういう意識で捜していたのか調べなければならないというふうに述べております。
 これに関連いたしまして、同じく五日の定例記者会見に関する報道によりますと、山崎陸幕長は、陸自研究本部の教訓課長が、昨年二月に稲田大臣の指示でこのイラクの日報の照会が省内で行われたことにつきまして、照会は稲田元大臣の指示に基づくものだとは知らなかった、このように話しているそうでございますけれども、この点に関しまする事実確認と、もしこれが事実だとすると、大臣の指示が現場に徹底されていないという証左になると思いますけれども、これらの点につきまして、大野政務官にお伺いいたします。
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大野敬太郎#25
○大野大臣政務官 恐れ入ります。
 ただいま御指摘の点につきまして、四月五日に陸幕長の会見で、研究本部の中で大臣の指示に基づいて捜査しているといった意識がなかったという報告があった旨、陸幕長の方が記者会見で述べられているということは私どもも承知をさせていただいております。
 研究本部内でどのような形で探索の指示が認識がされていたのかという部分については、やはり調査にかかわる部分でございまして、例えば、ここで調査の認識があったんだと言うと、みんな認識があった風に倣ってしまうかもしれませんし、なかったんだと言うと、なかった風に倣ってしまうかもしれない。つまり、我々としては、厳格にエビデンスをしっかりしっかり確認していかなくちゃいけない。それが、私が今の時点で何か具体的に、こうだったんだという認識を調査チームは持っているという、そういったものを改めて言うことというのは今の段階ではできないわけでございますので、中身は、現在については差し控えさせていただきたいと思います。
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広田一#26
○広田委員 大野政務官にお伺いしますけれども、確かに、さまざまなエビデンスを固めていかなければならないということは理解をすることができます。しかしながら、現職の陸幕長が記者会見を開いて、この点について、照会が当時の稲田大臣の指示に基づくものだとは知らなかったというふうに明確に述べているわけであります。
 まず、一連の作業の中で、この点についてはしっかりと状況把握をすべきであるし、重ねてお伺いしますが、これについては、では、まだ確とした確認作業ができていない、こういった理解でよろしいんでしょうか。
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大野敬太郎#27
○大野大臣政務官 その点につきまして、我々もしっかりと調査を進めさせていただいている、それは明確に申し上げさせていただきたいと思います。
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広田一#28
○広田委員 調査をしている段階で、まず、日報については、発見すればすぐ公にしているわけであります。そういった中で、このように陸幕長が記者会見で明言されていること、これが事実かどうかということについて、やはりこの当委員会でしっかり答弁する責任が大野政務官にあるんじゃないでしょうか。
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大野敬太郎#29
○大野大臣政務官 この点につきましては、陸幕長から申し上げさせていただいているとおり、第一報としまして、認識がなかったというふうに承知している、ここは間違いなく事実でございます。
 ただ、どういったところに認識があったのか、どういったところになかったのか、そういうところについては、まさにこの核心、ど真ん中の部分になりますので、何とぞここは御理解をいただきまして、誠心誠意、先ほど冒頭、大臣が申し上げられたように、我々はその全体像をしっかりと解明していく、これが我々のタスクだと思っておりますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。
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