環境委員会
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会
会議録情報#0
令和六年五月二十三日(木曜日)
午前十時開会
─────────────
委員の異動
五月二十二日
辞任 補欠選任
石井 準一君 赤松 健君
関口 昌一君 藤井 一博君
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 三原じゅん子君
理 事
梶原 大介君
長谷川英晴君
田島麻衣子君
串田 誠一君
山下 芳生君
委 員
赤松 健君
朝日健太郎君
加田 裕之君
佐藤 信秋君
滝沢 求君
藤井 一博君
川田 龍平君
水岡 俊一君
竹谷とし子君
谷合 正明君
梅村みずほ君
浜野 喜史君
山本 太郎君
世耕 弘成君
ながえ孝子君
国務大臣
環境大臣 伊藤信太郎君
事務局側
常任委員会専門
員 金子 和裕君
政府参考人
内閣府大臣官房
審議官 原 典久君
内閣府規制改革
推進室次長 稲熊 克紀君
法務省大臣官房
審議官 松井 信憲君
厚生労働省大臣
官房審議官 鳥井 陽一君
厚生労働省健康
・生活衛生局感
染症対策部長 佐々木昌弘君
農林水産省大臣
官房危機管理・
政策立案総括審
議官 松尾 浩則君
環境省大臣官房
審議官 前田 光哉君
環境省大臣官房
環境保健部長 神ノ田昌博君
環境省地球環境
局長 秦 康之君
環境省水・大気
環境局長 土居健太郎君
環境省総合環境
政策統括官 鑓水 洋君
─────────────
本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○環境及び公害問題に関する調査
(水俣病問題等に関する件)
─────────────
この発言だけを見る →午前十時開会
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委員の異動
五月二十二日
辞任 補欠選任
石井 準一君 赤松 健君
関口 昌一君 藤井 一博君
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 三原じゅん子君
理 事
梶原 大介君
長谷川英晴君
田島麻衣子君
串田 誠一君
山下 芳生君
委 員
赤松 健君
朝日健太郎君
加田 裕之君
佐藤 信秋君
滝沢 求君
藤井 一博君
川田 龍平君
水岡 俊一君
竹谷とし子君
谷合 正明君
梅村みずほ君
浜野 喜史君
山本 太郎君
世耕 弘成君
ながえ孝子君
国務大臣
環境大臣 伊藤信太郎君
事務局側
常任委員会専門
員 金子 和裕君
政府参考人
内閣府大臣官房
審議官 原 典久君
内閣府規制改革
推進室次長 稲熊 克紀君
法務省大臣官房
審議官 松井 信憲君
厚生労働省大臣
官房審議官 鳥井 陽一君
厚生労働省健康
・生活衛生局感
染症対策部長 佐々木昌弘君
農林水産省大臣
官房危機管理・
政策立案総括審
議官 松尾 浩則君
環境省大臣官房
審議官 前田 光哉君
環境省大臣官房
環境保健部長 神ノ田昌博君
環境省地球環境
局長 秦 康之君
環境省水・大気
環境局長 土居健太郎君
環境省総合環境
政策統括官 鑓水 洋君
─────────────
本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○環境及び公害問題に関する調査
(水俣病問題等に関する件)
─────────────
三
三原じゅん子#1
○委員長(三原じゅん子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、関口昌一君及び石井準一君が委員を辞任され、その補欠として藤井一博君及び赤松健君が選任されました。
─────────────
この発言だけを見る →委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、関口昌一君及び石井準一君が委員を辞任され、その補欠として藤井一博君及び赤松健君が選任されました。
─────────────
三
三原じゅん子#2
○委員長(三原じゅん子君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
環境及び公害問題に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房審議官原典久君外十名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
三
三
加
加田裕之#5
○加田裕之君 おはようございます。自由民主党の加田裕之でございます。
水俣病問題に関する件につきまして質問をさせていただきたいと思います。
水俣病問題は環境省の原点である、これは大臣も何度も何度も答弁をされております。私もそうであってほしいと願っております。
五月一日、水俣病関係団体との懇談における環境省の不適切な対応については、深い反省の下に、課題に対して真摯に、そしてまた患者の皆様方に寄り添う姿勢でしっかり向き合うべきであると思っております。
今回、質疑を通しまして、改めて、環境省に対しまして、本件に対する対応状況や大臣の意気込みを、そして寄り添う姿勢を確認したいと思っております。
まず、五月九日の参議院環境委員会におきまして、大臣自身が水俣を訪問いたしまして、そして直接謝罪したと答弁をされておりました。私も、あの問題、あれ見まして、すぐに水俣の方の皆様方を訪問されまして、そしてまた謝罪をされ、そしてまた真摯に向き合ったということにつきましては評価するものではありますが、今回のその後の事案について具体的にどのように対応したのか、大臣にお伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →水俣病問題に関する件につきまして質問をさせていただきたいと思います。
水俣病問題は環境省の原点である、これは大臣も何度も何度も答弁をされております。私もそうであってほしいと願っております。
五月一日、水俣病関係団体との懇談における環境省の不適切な対応については、深い反省の下に、課題に対して真摯に、そしてまた患者の皆様方に寄り添う姿勢でしっかり向き合うべきであると思っております。
今回、質疑を通しまして、改めて、環境省に対しまして、本件に対する対応状況や大臣の意気込みを、そして寄り添う姿勢を確認したいと思っております。
まず、五月九日の参議院環境委員会におきまして、大臣自身が水俣を訪問いたしまして、そして直接謝罪したと答弁をされておりました。私も、あの問題、あれ見まして、すぐに水俣の方の皆様方を訪問されまして、そしてまた謝罪をされ、そしてまた真摯に向き合ったということにつきましては評価するものではありますが、今回のその後の事案について具体的にどのように対応したのか、大臣にお伺いしたいと思います。
伊
伊藤信太郎#6
○国務大臣(伊藤信太郎君) お答え申し上げます。
私自身がお伺いした御意見、御要望を踏まえ、水俣病問題への対応力を高めるため、五月十日付けで前田審議官を新たに水俣病担当とし、省内横断的な体制での水俣病タスクフォースを設置いたしました。
その後、十六日から十七日にかけて前田審議官を水俣に派遣して計七団体との面会を行い、改めて懇談の場についての御要望等をお伺いしました。同様に、二十一日に前田審議官を新潟に派遣して計六団体との面会を行ったところでございます。
現在いただいた御要望を踏まえて、改めて懇談の場を開催することに向けて調整を進めているところでございます。
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その後、十六日から十七日にかけて前田審議官を水俣に派遣して計七団体との面会を行い、改めて懇談の場についての御要望等をお伺いしました。同様に、二十一日に前田審議官を新潟に派遣して計六団体との面会を行ったところでございます。
現在いただいた御要望を踏まえて、改めて懇談の場を開催することに向けて調整を進めているところでございます。
加
加田裕之#7
○加田裕之君 大臣の先ほどの答弁のように、新たにタスクフォースを立ち上げられましたが、このタスクフォースの目的というものは何なのか、これについて大臣にお伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →伊
伊藤信太郎#8
○国務大臣(伊藤信太郎君) 水俣病タスクフォースは、五月一日の懇談及び八日の面会で私自身がお伺いした御意見、御要望を踏まえ、環境省全体でこの水俣の問題に取り組んでいく趣旨で立ち上げました。水俣病関係団体との改めての懇談の場の開催に向け、御意見、御要望を誠実かつ真摯に検討し、損なわれた関係団体、現地との関係性を修復することを目的としております。
タスクフォースによって強化された体制により、職員の頻繁な現地出張を行いつつ、懇談内容の充実に取り組んでまいります。
この発言だけを見る →タスクフォースによって強化された体制により、職員の頻繁な現地出張を行いつつ、懇談内容の充実に取り組んでまいります。
加
加田裕之#9
○加田裕之君 それでは次に、今回の、先ほど大臣が答弁ありましたように、水俣病の対策専属担当といたしましての前田審議官にお伺いしたいと思うんですが、五月十六日、十七日に早速水俣を訪問されたということ、そして五月二十一日に新潟水俣病患者の皆様方のところへ訪問したということですが、どういう形でどのようなやり取りがあったのか、お伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →前
前田光哉#10
○政府参考人(前田光哉君) お答えいたします。
五月十六日、十七日の二日間、水俣を訪問し、七団体の方々とお会いし、改めての懇談の場についての御要望等をお伺いいたしました。
初日十六日は、水俣病関係の六団体との意見交換を行いました。意見交換の場では、聞きおく場ではなく双方向で意見交換する場にしたい、個別のテーマに分けて実務レベルでも議論したい、タスクフォースは水俣病対策全般を見直す組織にしてほしいといった御意見、御要望をいただいたところでございます。
翌日十七日には、オンラインで一団体と意見交換を行い、要望事項に関して検討経緯を含めて迅速に回答してほしい、これまで水俣に職員が通って築いてきた関係が今回のことで壊れてしまうことは残念だと、今後幅広い層のもっともっと多くの環境省職員を水俣に派遣して組織全体で信頼関係を構築してほしいといった御意見、御要望をいただいたところでございます。
また、五月二十一日には、新潟を訪問し、六団体の方々とお会いし、懇談の場についての御要望等をお伺いしたところでございますが、懇談の場はできるだけ長く時間を取ってほしい、水俣病問題が早く落ち着くことを願うといった御意見、御要望をいただきました。
いずれの意見交換におきましても、今回は御意見を持ち帰り、懇談の場の在り方につきましては改めて環境省から提案することとなっております。
答弁は以上です。
この発言だけを見る →五月十六日、十七日の二日間、水俣を訪問し、七団体の方々とお会いし、改めての懇談の場についての御要望等をお伺いいたしました。
初日十六日は、水俣病関係の六団体との意見交換を行いました。意見交換の場では、聞きおく場ではなく双方向で意見交換する場にしたい、個別のテーマに分けて実務レベルでも議論したい、タスクフォースは水俣病対策全般を見直す組織にしてほしいといった御意見、御要望をいただいたところでございます。
翌日十七日には、オンラインで一団体と意見交換を行い、要望事項に関して検討経緯を含めて迅速に回答してほしい、これまで水俣に職員が通って築いてきた関係が今回のことで壊れてしまうことは残念だと、今後幅広い層のもっともっと多くの環境省職員を水俣に派遣して組織全体で信頼関係を構築してほしいといった御意見、御要望をいただいたところでございます。
また、五月二十一日には、新潟を訪問し、六団体の方々とお会いし、懇談の場についての御要望等をお伺いしたところでございますが、懇談の場はできるだけ長く時間を取ってほしい、水俣病問題が早く落ち着くことを願うといった御意見、御要望をいただきました。
いずれの意見交換におきましても、今回は御意見を持ち帰り、懇談の場の在り方につきましては改めて環境省から提案することとなっております。
答弁は以上です。
加
加田裕之#11
○加田裕之君 早速そうやって前田審議官がいろいろ行かれて、そして様々な声を聞かれた。そして、先ほど来お話ありますように、水俣病問題は環境行政の原点であるということ、これは本当に、今まで先輩方が、環境省の、環境庁時代からもですけど、積み上げてきた蓄積がやはりあると思います。そうしたものが、やはり今回、私は一番やはり問題というのは、寄り添う姿勢というものが不足していたんではないか、そういうものに対して思いというものを受け止める姿勢というものが問われているんではないかと思っております。
そして、ちょっとこれ質問なんですけど、前田審議官にですけれども、現地の関係者からの声をお聞きになられて審議官としましてはどういうふうに受け止められたのか、システム的な話とかそういうものではなくて、審議官のこの率直な気持ちをお伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →そして、ちょっとこれ質問なんですけど、前田審議官にですけれども、現地の関係者からの声をお聞きになられて審議官としましてはどういうふうに受け止められたのか、システム的な話とかそういうものではなくて、審議官のこの率直な気持ちをお伺いしたいと思います。
前
前田光哉#12
○政府参考人(前田光哉君) お答えいたします。
五月一日の環境省の会議運営につきましては厳しいお叱りの声を多くいただき、改めて謝罪を行ったところでございます。改めての懇談会の設置の仕方につきましては、設け方につきましては、双方向の意見交換や出席者の健康状態への配慮、進め方など、様々な御意見をいただいたところでございます。こうした御意見、御要望を踏まえ、改めての懇談の場に向けた調整を進めてまいりたいと考えております。
また、先ほど申し上げました点も、少し繰り返しになりますが、これまで水俣に職員が通って築いてきた関係が今回のことで壊れてしまうことは残念という声もあったところでございまして、改めての懇談の場の開催、職員の水俣への派遣等を通じ、損なわれました信頼関係の修復に取り組んでいく必要があると私としては強く感じたところでございます。
答弁は以上です。
この発言だけを見る →五月一日の環境省の会議運営につきましては厳しいお叱りの声を多くいただき、改めて謝罪を行ったところでございます。改めての懇談会の設置の仕方につきましては、設け方につきましては、双方向の意見交換や出席者の健康状態への配慮、進め方など、様々な御意見をいただいたところでございます。こうした御意見、御要望を踏まえ、改めての懇談の場に向けた調整を進めてまいりたいと考えております。
また、先ほど申し上げました点も、少し繰り返しになりますが、これまで水俣に職員が通って築いてきた関係が今回のことで壊れてしまうことは残念という声もあったところでございまして、改めての懇談の場の開催、職員の水俣への派遣等を通じ、損なわれました信頼関係の修復に取り組んでいく必要があると私としては強く感じたところでございます。
答弁は以上です。
加
加田裕之#13
○加田裕之君 ありがとうございます。
やはり、積み上げてきた信頼関係というものをしっかりと取り戻すには、やはり何倍もの私はまた努力が必要であると思っております。
五月三十一日、新潟水俣病が公式確認された特別な日でございます。これは報道ベースで見ますと、現地の皆様方が、これ大臣に是非とも御出席してほしいという声がありましたが、実際、国会開会中ということですので、国定政務官が行かれるということでございます。是非そのときにも事情というものをしっかりと説明していただいて、そして閉会後速やかに大臣がやはり新潟の方にも行っていただいて、もちろんですけれども、時間も取っていただく、そしてまた、いろいろな皆様方の御意見を真摯に聞いていただく、寄り添う姿勢というものを私は示していただきたいと思っております。
先ほど来、こういった対応をされてきました前田審議官からの御報告を受けて、改めて伊藤大臣の決意と、そしてまた思いをお伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →やはり、積み上げてきた信頼関係というものをしっかりと取り戻すには、やはり何倍もの私はまた努力が必要であると思っております。
五月三十一日、新潟水俣病が公式確認された特別な日でございます。これは報道ベースで見ますと、現地の皆様方が、これ大臣に是非とも御出席してほしいという声がありましたが、実際、国会開会中ということですので、国定政務官が行かれるということでございます。是非そのときにも事情というものをしっかりと説明していただいて、そして閉会後速やかに大臣がやはり新潟の方にも行っていただいて、もちろんですけれども、時間も取っていただく、そしてまた、いろいろな皆様方の御意見を真摯に聞いていただく、寄り添う姿勢というものを私は示していただきたいと思っております。
先ほど来、こういった対応をされてきました前田審議官からの御報告を受けて、改めて伊藤大臣の決意と、そしてまた思いをお伺いしたいと思います。
伊
伊藤信太郎#14
○国務大臣(伊藤信太郎君) 審議官が訪問した際に水俣病の関係団体の皆様から、これまで水俣に環境省職員が築いてきた関係が壊れてしまうことへの懸念が寄せられたと承知しております。今回の件の深い反省、これに基づき、損なわれた関係団体、現地との関係性の修復に取り組んでまいりたいと思います。
まずは、改めて懇談の場について、五月一日の懇談及び八日の面会で伺った御意見、御要望を踏まえて、出席される方の御意見を丁寧にお伺いする場として設定してまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →まずは、改めて懇談の場について、五月一日の懇談及び八日の面会で伺った御意見、御要望を踏まえて、出席される方の御意見を丁寧にお伺いする場として設定してまいりたいと考えております。
加
加田裕之#15
○加田裕之君 是非、やはり丁寧に、そしてまた寄り添う姿勢で御意見を聞いていただきたいと思います。もちろん、式典のその部分というのは、国会の制約、これは我々の院の方での制約もありますから大臣は出席はできないんですけど、先ほど言いましたように国定政務官が行かれるということで、大臣、そして副大臣、政務官始め環境省が一つのチームとなりまして、そしてまた、今回のこの水俣の事案につきまして、本当に患者の皆様方、関係団体の皆様方に寄り添う姿勢で臨んでいただきたいと思っております。
これはやはり環境省の信頼関係を取り戻すという意気込みで頑張っていただきますようよろしくお願い申し上げまして、私の質問を終わります。
ありがとうございます。
この発言だけを見る →これはやはり環境省の信頼関係を取り戻すという意気込みで頑張っていただきますようよろしくお願い申し上げまして、私の質問を終わります。
ありがとうございます。
田
田島麻衣子#16
○田島麻衣子君 立憲民主・社民の田島麻衣子です。本日はよろしくお願いいたします。
大臣、環境大臣、私たち立憲民主党の議員団は、大臣、いいですか、二十日に水俣市を訪問しました、片道六時間ほど掛かりましたけれども。そこで、患者の方々、団体の方々の話を聞きました。もちろん、マイクを切るようなことは一切しませんでした。向き合ってまいりました。
大臣に見ていただきたいんですけれども、これは、患者の団体の話を聞く前に歴史考証館に行きまして、その中で購入した本であるんですね。(資料提示)映画「MINAMATA」の題材にもなったユージン・スミスさんの写真集であるんですけれども、この中に、過去の誤りをもって未来に絶望しない人々にささげるというふうに書かれています。同じように、この絶望的な現実の目の前で未来に絶望しない、私もそうありたいと思ってこの質疑をしたいというふうに思うんですね。
これ、中見てみますと、とてもとても胸を痛めずには見れない、見れるものではない写真がたくさんあるんです。この智子ちゃん、母胎感染で生まれてきているんです。水俣病なんですよ。これを理解しない大人たちのためにこの智子ちゃんを連れて、見て触って、この被害を実際に理解しろと、これを患者の皆さん言っているんですね。私は、この前の、歴史考証館に行ったときに、どうして患者の皆さんがあれだけ怒ったのか、その理由を私なりに理解することができた。
大臣に最初に伺います。大臣は、なぜ五月一日、患者の団体の皆さんがあれだけ怒ったのか、その理由はどこにあるというふうに認識されていますか。
この発言だけを見る →大臣、環境大臣、私たち立憲民主党の議員団は、大臣、いいですか、二十日に水俣市を訪問しました、片道六時間ほど掛かりましたけれども。そこで、患者の方々、団体の方々の話を聞きました。もちろん、マイクを切るようなことは一切しませんでした。向き合ってまいりました。
大臣に見ていただきたいんですけれども、これは、患者の団体の話を聞く前に歴史考証館に行きまして、その中で購入した本であるんですね。(資料提示)映画「MINAMATA」の題材にもなったユージン・スミスさんの写真集であるんですけれども、この中に、過去の誤りをもって未来に絶望しない人々にささげるというふうに書かれています。同じように、この絶望的な現実の目の前で未来に絶望しない、私もそうありたいと思ってこの質疑をしたいというふうに思うんですね。
これ、中見てみますと、とてもとても胸を痛めずには見れない、見れるものではない写真がたくさんあるんです。この智子ちゃん、母胎感染で生まれてきているんです。水俣病なんですよ。これを理解しない大人たちのためにこの智子ちゃんを連れて、見て触って、この被害を実際に理解しろと、これを患者の皆さん言っているんですね。私は、この前の、歴史考証館に行ったときに、どうして患者の皆さんがあれだけ怒ったのか、その理由を私なりに理解することができた。
大臣に最初に伺います。大臣は、なぜ五月一日、患者の団体の皆さんがあれだけ怒ったのか、その理由はどこにあるというふうに認識されていますか。
伊
伊藤信太郎#17
○国務大臣(伊藤信太郎君) お答え申し上げます。
五月一日の水俣病関係団体との懇談において、時間を経過した一部の方について発言の途中でマイクの音量を切るという運営をしたことについては大変遺憾であり、発言された方に対して大変申し訳ない思いでございます。発言の途中でマイクの音量が切られて、環境省は話を聞く気がないのかとお怒りを感じられる、当然だろうと思います。申し訳ございません。
この発言だけを見る →五月一日の水俣病関係団体との懇談において、時間を経過した一部の方について発言の途中でマイクの音量を切るという運営をしたことについては大変遺憾であり、発言された方に対して大変申し訳ない思いでございます。発言の途中でマイクの音量が切られて、環境省は話を聞く気がないのかとお怒りを感じられる、当然だろうと思います。申し訳ございません。
田
田島麻衣子#18
○田島麻衣子君 このときに答弁書を読んで答えるという、大臣、私は自分の言葉でしっかり話すべきだと思いますよ。なぜ皆さんは怒ったのか、もう一回お願いします。答えていないです、大臣。
この発言だけを見る →伊
伊藤信太郎#19
○国務大臣(伊藤信太郎君) 六十八年間に及び、この水俣病が公式認定されてから長い間、いろんな意味でお苦しみがあり、またいろいろな意味での葛藤なり、そういう気持ちの蓄積もあり、そして今回の環境省の対応は大変不誠実であったということでお怒り、また感情がそのような形になったというふうに私は考えております。
この発言だけを見る →田
田島麻衣子#20
○田島麻衣子君 五六年の公式確認以降、行政は確認されながらも汚染を放置してきた。そして、損害賠償請求権を放棄させるような少額の見舞金の契約書を結ぶことによって村人たちは声を上げることができなくなった。また、水銀をろ過する装置、実際には機能していなかったんですけれども、そうしたものを造って、大丈夫なんだと村の人たちに言ってきたわけですよね。彼らは何度も何度も裏切られ続けてきているんですよ。また、大臣がマイクを切ったことによって、彼らはきっとまた裏切られたと思ったに違いない、私は彼らの理解を、そういうふうに理解しました。
今、大臣、やっぱりもう少し、水俣市もう一回行って、私は、この歴史考証館にも足を運んで、こうした方々の苦しみや怒りというものをしっかり理解するべきだというふうに思っております。
こうした三分間の時間制限、ほかにも設けているというふうに私は聞いております。今後、こうした環境省管轄の患者、被害者懇談会において時間制限を設ける、これやめるべきだと思いますが、いかがですか。質問通告は四番になります。
この発言だけを見る →今、大臣、やっぱりもう少し、水俣市もう一回行って、私は、この歴史考証館にも足を運んで、こうした方々の苦しみや怒りというものをしっかり理解するべきだというふうに思っております。
こうした三分間の時間制限、ほかにも設けているというふうに私は聞いております。今後、こうした環境省管轄の患者、被害者懇談会において時間制限を設ける、これやめるべきだと思いますが、いかがですか。質問通告は四番になります。
伊
伊藤信太郎#21
○国務大臣(伊藤信太郎君) まず、五月一日の懇談の場において、発言の途中でマイクを切ったという、大変不適切だと考えております。私は、そもそも今回の一団体当たり三分間という時間は短過ぎるというふうに考えております。水俣病関係とも改めて懇談の場を設置しますけれども、御意見を丁寧に、十分に伺う運営をしてまいりたいと思います。
今後の公害関係団体との意見交換についても、各団体と御相談しつつ、御意見を丁寧に伺うことができるような運営方法を検討してまいりたいと思います。
この発言だけを見る →今後の公害関係団体との意見交換についても、各団体と御相談しつつ、御意見を丁寧に伺うことができるような運営方法を検討してまいりたいと思います。
田
田島麻衣子#22
○田島麻衣子君 我々立憲民主党の議員団は、水俣市を訪問しまして、その後、議員立法、これ新たな救済方法というのを提示したいということを考えております。
大臣は国会答弁の中で、例えば五月十日、衆議院の環境委員会で、水俣病について、救済について、現行法制で足りなければ、それをどういうふうにするかも含めて検討してまいりたいと思いますと述べておられます。これは山下議員に対しても同じことをおっしゃっているんですが、大臣が考えます現行法制で足りない部分、これは一体何になるのか、お答えいただきたいと思います。
この発言だけを見る →大臣は国会答弁の中で、例えば五月十日、衆議院の環境委員会で、水俣病について、救済について、現行法制で足りなければ、それをどういうふうにするかも含めて検討してまいりたいと思いますと述べておられます。これは山下議員に対しても同じことをおっしゃっているんですが、大臣が考えます現行法制で足りない部分、これは一体何になるのか、お答えいただきたいと思います。
伊
伊藤信太郎#23
○国務大臣(伊藤信太郎君) 水俣病については、歴史の中で、公害健康被害補償法に基づいて三千人が認定を受けて補償を受けられるとともに、これまで平成七年と平成二十一年の二度にわたり政治救済が行われてございます。
平成二十一年の水俣病被害特措法は、超党派の議員立法によって成立して、地域における紛争を終結させ、水俣病の最終解決を図ることを規定しております。こうした二度の政治救済により、合わせて五万人が、五万人以上が救済対象となってございます。特措法が超党派の議員立法により制定された経緯を踏まえ、その立法趣旨を最大限尊重して、制度を運用すべきものだというふうに考えております。
環境省としては、こうした歴史と経緯を十分踏まえつつ、現行法の丁寧な運用、医療、福祉の充実、地域の再生、融和、振興などに取組を進めてまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →平成二十一年の水俣病被害特措法は、超党派の議員立法によって成立して、地域における紛争を終結させ、水俣病の最終解決を図ることを規定しております。こうした二度の政治救済により、合わせて五万人が、五万人以上が救済対象となってございます。特措法が超党派の議員立法により制定された経緯を踏まえ、その立法趣旨を最大限尊重して、制度を運用すべきものだというふうに考えております。
環境省としては、こうした歴史と経緯を十分踏まえつつ、現行法の丁寧な運用、医療、福祉の充実、地域の再生、融和、振興などに取組を進めてまいりたいと考えております。
田
田島麻衣子#24
○田島麻衣子君 いやいや、大臣、誠実に答えていただきたいです。こうした事件が起こったわけですから、質問に誠実に答えていただきたい。
大臣は、足りなければとおっしゃっているんですよ。足りない部分はどこですか。
この発言だけを見る →大臣は、足りなければとおっしゃっているんですよ。足りない部分はどこですか。
伊
田
田島麻衣子#26
○田島麻衣子君 即答することはできない。
認定要件の緩和ですとか、環境影響評価、これをしっかりやる、こういったことを足らざる点だというふうに考えてはいらっしゃらないですか。
この発言だけを見る →認定要件の緩和ですとか、環境影響評価、これをしっかりやる、こういったことを足らざる点だというふうに考えてはいらっしゃらないですか。
伊
伊藤信太郎#27
○国務大臣(伊藤信太郎君) この間、関係団体あるいは関係団体以外の皆様からも、多様な意見、また多岐にわたる御要望をいただいております。
その中には、今御指摘のところもありますけれども、それ以外のところもございます。こういったものをよく精査して、現行法でできることを最大限にやっていくというのが環境省の立場だとございます。
この発言だけを見る →その中には、今御指摘のところもありますけれども、それ以外のところもございます。こういったものをよく精査して、現行法でできることを最大限にやっていくというのが環境省の立場だとございます。
田
田島麻衣子#28
○田島麻衣子君 私たちが向き合った患者団体の方から質問を一つ承ってまいりました。聞いていただきたいというふうに言われたんですけれども、七十年近く水俣病が解決されなかった理由を環境大臣はどのように把握されていますか。
この発言だけを見る →伊
伊藤信太郎#29
○国務大臣(伊藤信太郎君) 水俣病が公式認定されてから六十八年たつわけでありますけれども、その理由を一つに絞って言うことは難しいと思いますけれども、まずその六十八年の歴史をたどれば、まずは当初の対策の遅れが被害を拡大したこと、それから環境や健康への深刻な被害は回復が容易でないことがあるのではないかと考えております。
この発言だけを見る →