財政金融委員会
⚠️ 発言のコピー・転載時は出典元URL(kokkai.ndl.go.jpおよびkokkai-data.com)を必ず残してください。改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。
会
会議録情報#0
令和七年四月八日(火曜日)
午前十時開会
─────────────
委員の異動
三月三十一日
辞任 補欠選任
古庄 玄知君 三原じゅん子君
四月一日
辞任 補欠選任
小沼 巧君 勝部 賢志君
四月七日
辞任 補欠選任
牧野たかお君 梶原 大介君
松山 政司君 藤井 一博君
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 三宅 伸吾君
理 事
白坂 亜紀君
西田 昌司君
船橋 利実君
柴 愼一君
杉 久武君
委 員
大家 敏志君
梶原 大介君
櫻井 充君
野上浩太郎君
藤井 一博君
古川 俊治君
宮沢 洋一君
勝部 賢志君
熊谷 裕人君
上田 勇君
横山 信一君
浅田 均君
藤巻 健史君
上田 清司君
堂込麻紀子君
小池 晃君
大野 泰正君
神谷 宗幣君
国務大臣
財務大臣
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(金融)
) 加藤 勝信君
副大臣
内閣府副大臣 瀬戸 隆一君
財務副大臣 横山 信一君
大臣政務官
内閣府大臣政務
官 西野 太亮君
厚生労働大臣政
務官 吉田 真次君
事務局側
常任委員会専門
員 村田 和彦君
政府参考人
金融庁総合政策
局長 屋敷 利紀君
金融庁総合政策
局政策立案総括
審議官 堀本 善雄君
金融庁企画市場
局長 油布 志行君
金融庁監督局長 伊藤 豊君
総務省大臣官房
審議官 新田 一郎君
財務省主計局次
長 吉野維一郎君
厚生労働省大臣
官房審議官 森 真弘君
経済産業省大臣
官房審議官 河野 太志君
参考人
日本銀行理事 神山 一成君
─────────────
本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○参考人の出席要求に関する件
○財政及び金融等に関する調査
(金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五条の規定に基づく破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告に関する件)
(指定金融機関の公金収納事務等に関する件)
(金融機関の破綻処理態勢に関する件)
(スルガ銀行の不正融資問題に関する件)
(社会保障関係費の在り方に関する件)
(金融機関の気候変動問題への対応に関する件)
○国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律及び米州投資公社への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案(閣法第七号)(衆議院送付)
─────────────
この発言だけを見る →午前十時開会
─────────────
委員の異動
三月三十一日
辞任 補欠選任
古庄 玄知君 三原じゅん子君
四月一日
辞任 補欠選任
小沼 巧君 勝部 賢志君
四月七日
辞任 補欠選任
牧野たかお君 梶原 大介君
松山 政司君 藤井 一博君
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 三宅 伸吾君
理 事
白坂 亜紀君
西田 昌司君
船橋 利実君
柴 愼一君
杉 久武君
委 員
大家 敏志君
梶原 大介君
櫻井 充君
野上浩太郎君
藤井 一博君
古川 俊治君
宮沢 洋一君
勝部 賢志君
熊谷 裕人君
上田 勇君
横山 信一君
浅田 均君
藤巻 健史君
上田 清司君
堂込麻紀子君
小池 晃君
大野 泰正君
神谷 宗幣君
国務大臣
財務大臣
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(金融)
) 加藤 勝信君
副大臣
内閣府副大臣 瀬戸 隆一君
財務副大臣 横山 信一君
大臣政務官
内閣府大臣政務
官 西野 太亮君
厚生労働大臣政
務官 吉田 真次君
事務局側
常任委員会専門
員 村田 和彦君
政府参考人
金融庁総合政策
局長 屋敷 利紀君
金融庁総合政策
局政策立案総括
審議官 堀本 善雄君
金融庁企画市場
局長 油布 志行君
金融庁監督局長 伊藤 豊君
総務省大臣官房
審議官 新田 一郎君
財務省主計局次
長 吉野維一郎君
厚生労働省大臣
官房審議官 森 真弘君
経済産業省大臣
官房審議官 河野 太志君
参考人
日本銀行理事 神山 一成君
─────────────
本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○参考人の出席要求に関する件
○財政及び金融等に関する調査
(金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五条の規定に基づく破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告に関する件)
(指定金融機関の公金収納事務等に関する件)
(金融機関の破綻処理態勢に関する件)
(スルガ銀行の不正融資問題に関する件)
(社会保障関係費の在り方に関する件)
(金融機関の気候変動問題への対応に関する件)
○国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律及び米州投資公社への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案(閣法第七号)(衆議院送付)
─────────────
三
三宅伸吾#1
○委員長(三宅伸吾君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、古庄玄知君、小沼巧君、牧野たかお君及び松山政司君が委員を辞任され、その補欠として三原じゅん子君、勝部賢志君、梶原大介君及び藤井一博君が選任されました。
─────────────
この発言だけを見る →委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、古庄玄知君、小沼巧君、牧野たかお君及び松山政司君が委員を辞任され、その補欠として三原じゅん子君、勝部賢志君、梶原大介君及び藤井一博君が選任されました。
─────────────
三
三宅伸吾#2
○委員長(三宅伸吾君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、金融庁総合政策局長屋敷利紀君外七名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、金融庁総合政策局長屋敷利紀君外七名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
三
三
三宅伸吾#4
○委員長(三宅伸吾君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に日本銀行理事神山一成君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に日本銀行理事神山一成君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
三
三
三宅伸吾#6
○委員長(三宅伸吾君) 財政及び金融等に関する調査を議題といたします。
まず、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五条の規定に基づく破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告に関する件について、政府から説明を聴取いたします。加藤内閣府特命担当大臣。
この発言だけを見る →まず、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五条の規定に基づく破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告に関する件について、政府から説明を聴取いたします。加藤内閣府特命担当大臣。
加
加藤勝信#7
○国務大臣(加藤勝信君) 令和五年十二月八日に、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五条に基づき、破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告書を国会に提出いたしました。
報告対象期間は、令和五年四月一日以降令和五年九月三十日までとなっております。
御審議に先立ちまして、その概要を御説明申し上げます。
まず、今回の報告対象期間中に、金融整理管財人による業務及び財産の管理を命ずる処分は行われておりません。
次に、預金保険機構による資金援助のうち、救済金融機関等に対する金銭の贈与は、今回の報告対象期間中にはなく、これまでの累計で十九兆三百十九億円となっております。
また、預金保険機構による破綻金融機関等からの資産の買取りは、今回の報告対象期間中にはなく、これまでの累計で六兆五千百九十二億円となっております。
なお、預金保険機構の政府保証付借入れ等の残高は、令和五年九月三十日現在、各勘定合計で八千九百億円となっています。
ただいま概要を御説明申し上げましたとおり、破綻金融機関の処理等に関しては、これまでも適時適切に所要の措置を講じることに努めてきたところであります。
金融庁といたしましては、今後とも、各金融機関の健全性にも配慮しつつ、金融システムの安定確保に向けて、万全を期してまいる所存でございます。
御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
この発言だけを見る →報告対象期間は、令和五年四月一日以降令和五年九月三十日までとなっております。
御審議に先立ちまして、その概要を御説明申し上げます。
まず、今回の報告対象期間中に、金融整理管財人による業務及び財産の管理を命ずる処分は行われておりません。
次に、預金保険機構による資金援助のうち、救済金融機関等に対する金銭の贈与は、今回の報告対象期間中にはなく、これまでの累計で十九兆三百十九億円となっております。
また、預金保険機構による破綻金融機関等からの資産の買取りは、今回の報告対象期間中にはなく、これまでの累計で六兆五千百九十二億円となっております。
なお、預金保険機構の政府保証付借入れ等の残高は、令和五年九月三十日現在、各勘定合計で八千九百億円となっています。
ただいま概要を御説明申し上げましたとおり、破綻金融機関の処理等に関しては、これまでも適時適切に所要の措置を講じることに努めてきたところであります。
金融庁といたしましては、今後とも、各金融機関の健全性にも配慮しつつ、金融システムの安定確保に向けて、万全を期してまいる所存でございます。
御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
三
柴
柴愼一#9
○柴愼一君 おはようございます。立憲民主・社民・無所属の柴です、柴愼一です。よろしくお願いいたします。
本題のFRC報告の質疑に入る前に、昨日の決算委員会でも様々な議論が行われました、トランプ大統領による関税政策が全世界に影響を及ぼしていることについて、トランプ大統領が発表をした相互関税や自動車への追加関税の発動がもう迫っていると。世界や我が国の経済に大きな影響を与えるとして、石破総理は、国難と言うべき事態というふうにも発言もされております。
世界経済の先行きの不安から、大変な世界的な株価の下落を招いているということで、今日少し戻しているようですが、ここでは関税政策直接ではなく、その影響が及ばないように、是非政府を挙げて外交努力、努めていただきたいと、外交努力に当たっていただきたいというふうに思いますが、その影響を受けている金融市場について加藤大臣の認識をお聞きしたいというふうに思います。
この発言だけを見る →本題のFRC報告の質疑に入る前に、昨日の決算委員会でも様々な議論が行われました、トランプ大統領による関税政策が全世界に影響を及ぼしていることについて、トランプ大統領が発表をした相互関税や自動車への追加関税の発動がもう迫っていると。世界や我が国の経済に大きな影響を与えるとして、石破総理は、国難と言うべき事態というふうにも発言もされております。
世界経済の先行きの不安から、大変な世界的な株価の下落を招いているということで、今日少し戻しているようですが、ここでは関税政策直接ではなく、その影響が及ばないように、是非政府を挙げて外交努力、努めていただきたいと、外交努力に当たっていただきたいというふうに思いますが、その影響を受けている金融市場について加藤大臣の認識をお聞きしたいというふうに思います。
加
加藤勝信#10
○国務大臣(加藤勝信君) 株の日々の動向についてはこれまでコメントを差し控えさせていただいておりますけれども、足下、世界の金融市場においては、今般のトランプ大統領の関税政策などを受けて不安定な動きが見られ、昨日は日経平均株価先物等に関するサーキットブレーカーが発動されたところであります。投資家の皆さん方においては冷静に判断いただくことが重要と考えております。
また、個人投資家の方々は、安定的な資産形成に向けて、長期、積立て、分散投資の重要性を考慮し、投資判断を行っていただくことが重要と考えており、金融機関に対しても、こうした考え方を踏まえつつ、投資家の方々からの相談に丁寧に対応するよう求めてまいります。
また、本日開催された閣僚級会合における総理指示を受け、金融庁においても米国の関税措置に関する総合経済対策本部を立ち上げたところであります。当該本部において、内外の経済・金融市場の動向などについて今後とも高い緊張感を持って注視し、関係省庁などと連携し、適切な対応を取っていきたいと考えております。
この発言だけを見る →また、個人投資家の方々は、安定的な資産形成に向けて、長期、積立て、分散投資の重要性を考慮し、投資判断を行っていただくことが重要と考えており、金融機関に対しても、こうした考え方を踏まえつつ、投資家の方々からの相談に丁寧に対応するよう求めてまいります。
また、本日開催された閣僚級会合における総理指示を受け、金融庁においても米国の関税措置に関する総合経済対策本部を立ち上げたところであります。当該本部において、内外の経済・金融市場の動向などについて今後とも高い緊張感を持って注視し、関係省庁などと連携し、適切な対応を取っていきたいと考えております。
柴
柴愼一#11
○柴愼一君 ありがとうございます。
輸出企業を中心に経済の先行きの不透明感が高まっているということで、今、対策の本部も立ち上げたということですが、金融庁としてどのような対応を図っていこうというふうにお考えなのか、お聞かせいただけますか。
この発言だけを見る →輸出企業を中心に経済の先行きの不透明感が高まっているということで、今、対策の本部も立ち上げたということですが、金融庁としてどのような対応を図っていこうというふうにお考えなのか、お聞かせいただけますか。
加
加藤勝信#12
○国務大臣(加藤勝信君) 今申し上げたところでありますけれども、まずは内外の経済・金融市場の動向、また投資家の動向などについて高い緊張感を持って注視をしていきたい、また関係省庁とも連携、適切なと思っておりますが、さらには各金融機関においていろんな対応、相談等も含めていろんな対応が既に行われていると思います。そういった情報もしっかり収集、把握をしながら、必要な対応を検討していきたいと考えております。
この発言だけを見る →柴
柴愼一#13
○柴愼一君 石破総理も、迅速で正確な情報発出が極めて重要だということもおっしゃられているというふうに思いますが、金融行政を担う金融庁として、投資家や国民の皆さんにどのような情報発出をしていくことが検討されているのか、お聞かせいただけますか。
この発言だけを見る →加
加藤勝信#14
○国務大臣(加藤勝信君) 先ほどと重複してしまいますけれども、昨日はサーキットブレーカーが発動されたと。サーキットブレーカーというのは、基本的に、一時的に取引を停止をすることによって言わば冷静な判断を求める、こういった仕組みと承知をしております。そういった意味においても、投資家の皆さん方においては冷静な判断をしていただくことが重要ということ。
それから、個人の投資家の皆さん方にとっては、安定的な資産形成に向けて、長期、積立て、分散投資、こういったことからこれまでも進めていただいているところでありますけれども、投資判断を今後行っていく上においてもそうしたことを考慮していただくことが重要であり、また金融機関においてもそうした考え方に沿って投資家の方々からの相談、これ丁寧に応じていただきたい、またそうしたことを求めていきたいというふうに考えております。
この発言だけを見る →それから、個人の投資家の皆さん方にとっては、安定的な資産形成に向けて、長期、積立て、分散投資、こういったことからこれまでも進めていただいているところでありますけれども、投資判断を今後行っていく上においてもそうしたことを考慮していただくことが重要であり、また金融機関においてもそうした考え方に沿って投資家の方々からの相談、これ丁寧に応じていただきたい、またそうしたことを求めていきたいというふうに考えております。
柴
柴愼一#15
○柴愼一君 証券会社には、ニュースとかで見ていると、今後の株価がどうなるのかというような問合せが多く来ているということですけど、証券会社に電話してこれから株価どうなりますかと聞ける人というのは相当な投資家じゃないかと。普通のNISA始めたばっかりの人はスマホで見て、ああ、下がっちゃったなといって一喜一憂をしているんじゃないかというふうに思ったときに、そういう方々にどういう情報発出していくのかというのがすごく大切なんじゃないかというふうに思うんです。
昨年八月の株価の大きな変動がありました。五日に急落して、また六日に戻ったというときは、投資家の属性を見ると、八月頭で四万円超えたといったときには大体海外の機関投資家がだんだん売り抜けていって、で、実際に下がったときにはみんなびっくりして、国内の投資家が下がっているときに売って、また今度は、底値になったなと、底打ったなと思ったら、今度海外の投資家がまた買い戻していったということでいくと、国民の貴重な金融資産の多くが海外の機関投資家に流れてしまったんじゃないかというふうに思うんです。
NISAを始めとして、貯蓄から投資ということは国を挙げて推進をしてきたというときに、前回のような事態が生じないようにしなきゃいけないというふうに思うんですが、その点については今どのような状況になっているのかとか、これからどうしなきゃいけないのかというようなことについて、金融庁として何か対応を考えていらっしゃいますか。
この発言だけを見る →昨年八月の株価の大きな変動がありました。五日に急落して、また六日に戻ったというときは、投資家の属性を見ると、八月頭で四万円超えたといったときには大体海外の機関投資家がだんだん売り抜けていって、で、実際に下がったときにはみんなびっくりして、国内の投資家が下がっているときに売って、また今度は、底値になったなと、底打ったなと思ったら、今度海外の投資家がまた買い戻していったということでいくと、国民の貴重な金融資産の多くが海外の機関投資家に流れてしまったんじゃないかというふうに思うんです。
NISAを始めとして、貯蓄から投資ということは国を挙げて推進をしてきたというときに、前回のような事態が生じないようにしなきゃいけないというふうに思うんですが、その点については今どのような状況になっているのかとか、これからどうしなきゃいけないのかというようなことについて、金融庁として何か対応を考えていらっしゃいますか。
加
加藤勝信#16
○国務大臣(加藤勝信君) 部門別の売買等々を見ておりますと、かなりの部分、御指摘のように外国人投資家が我が国の先物、現物を含めて半分以上、たしか平均すると七割、八割だったと思いますけれども、取引の主体になっているというのは御指摘のとおりだと思います。一方で、個人の方も二割前後あったというふうに承知をしております。ちょっと数字違うかもしれませんが。
そういった中で、まさに委員御指摘のように、短期としてはいろんな動きが当然これまでもあると思います。ただ、一般の個人の投資家の方々から見ると、従前から申し上げておりますように、今回の一つ一つのアクションをどうのこうのと私ども言う立場ではありませんけれども、資産形成の中においては、長期の積立て、分散投資、こういったことの重要性を申し上げてきたところでございますので、そういった考え方に沿った対応もまた引き続き重要だということでございますので、どこまで、今おっしゃったように、言われたように、証券会社に上がるか下がるかって聞くこと自体がどうなのかというふうにも受け止めますが、ただいろんな相談があることは間違いないと思います。そういったときにも、そうした考え方に沿いながら、ただ個々のお客さんの運用方針とか置かれている状況もいろいろあろうかと思いますので、まさに丁寧な対応を各金融機関に求めていきたいというふうに考えております。
この発言だけを見る →そういった中で、まさに委員御指摘のように、短期としてはいろんな動きが当然これまでもあると思います。ただ、一般の個人の投資家の方々から見ると、従前から申し上げておりますように、今回の一つ一つのアクションをどうのこうのと私ども言う立場ではありませんけれども、資産形成の中においては、長期の積立て、分散投資、こういったことの重要性を申し上げてきたところでございますので、そういった考え方に沿った対応もまた引き続き重要だということでございますので、どこまで、今おっしゃったように、言われたように、証券会社に上がるか下がるかって聞くこと自体がどうなのかというふうにも受け止めますが、ただいろんな相談があることは間違いないと思います。そういったときにも、そうした考え方に沿いながら、ただ個々のお客さんの運用方針とか置かれている状況もいろいろあろうかと思いますので、まさに丁寧な対応を各金融機関に求めていきたいというふうに考えております。
柴
柴愼一#17
○柴愼一君 今申し上げたように、例えば、どのような投資家がどのような行動を今取っているのかというのを是非金融庁としてもできる限り把握をしていただきたいと。プロの投資家が個別株を売っているのか、NISAを始めとしてそういう投信の残高が減っているのかとか含めて、そういうのを分析していくことで、逆に、金融教育、金融経済教育が進んでいるのか、まだまだなのかというようなことを含めて今後の対応に生かしていけるというふうに思いますので、そんな対応を是非お願いしたいというふうに思います。
それでは、本題のFRC報告についてお伺いしていきたいというふうに思います。
まず、最近、私も、ユーチューブを含めていろいろやっぱり、国会のいろいろ委員会を、自分もこうなった立場で見ると、新しい皆さんも本当によく見ていらっしゃるということで考えると、FRC報告というのは破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容についての報告だということでいくと、これ、FRC報告って何なんだというようなこと。破綻金融機関のこの処理を始めた理由とか、これまで果たしてきた意義とか具体的な対応、また国民負担がどれぐらいだったのかというようなことを含めて、これまでのFRC報告についてどのようなものだったかということを改めてちょっとおさらいのためにお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。
この発言だけを見る →それでは、本題のFRC報告についてお伺いしていきたいというふうに思います。
まず、最近、私も、ユーチューブを含めていろいろやっぱり、国会のいろいろ委員会を、自分もこうなった立場で見ると、新しい皆さんも本当によく見ていらっしゃるということで考えると、FRC報告というのは破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容についての報告だということでいくと、これ、FRC報告って何なんだというようなこと。破綻金融機関のこの処理を始めた理由とか、これまで果たしてきた意義とか具体的な対応、また国民負担がどれぐらいだったのかというようなことを含めて、これまでのFRC報告についてどのようなものだったかということを改めてちょっとおさらいのためにお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。
伊
伊藤豊#18
○政府参考人(伊藤豊君) お答えを申し上げます。
このFRC報告でございますけれども、いわゆる平成金融危機のときに国民に対してきちんとした情報を開示すべきであるということで、半年に一度国会に提出をさせていただいているというものでございまして、概要を、先ほど大臣からも冒頭の御説明ありましたけれども、若干重複いたしますが、これまで、金融庁といたしましては、破綻金融機関の処理のために金融整理管財人による業務及び財産の管理を命ずる処分、これは破綻金融機関の処理の際に行われるものでございますけれども、そうしたこと、それから、預金保険機構による救済金融機関、これは破綻金融機関を引き取った金融機関でございますが、救済金融機関等に対する金銭の贈与、それから預金保険機構による破綻金融機関等からの資産の買取りといった措置を講じてきているところでございまして、こうした措置を始めとする円滑な破綻処理のための制度、平成金融危機の中で、先ほど申し上げたように、FRC報告の根拠法である金融再生法というのがございましたけれども、これが整備されまして、預金保険法に現在継承をされているというところでございます。
金融庁といたしましては、これまで、こうした金融再生法、預金保険法を始めとする法令に基づき所要の措置を講じることを通じて、金融システムの安定に努め、国民負担が極力発生しないよう配意してきたところでございますし、こうした枠組みを通じて、我が国の金融機能の安定及びその再生が図られ、信用秩序の維持や預金者の保護につながったものと考えておりますが、そうしたことを主に数字の面で御報告するのがFRC報告ということでございます。
国民負担についてもお尋ねがございましたので申し上げますけれども、これまで預金保険機構が実施した約十九兆円の金銭贈与がございますけれども、このうちペイオフコスト、これは一千万以下のところと、あとは当座預金に相当するところでございますけれども、この分は七・六兆円でございまして、これは金融機関が納付する預金保険料でカバーをされております。
それから、このペイオフコストを超える金銭贈与が十一・四兆円ございまして、このうちの一兆円は金融機関がかつて納付しておりました特別保険料で回収されておりますけれども、残る十・四兆円が国民負担として確定しているということでございます。
この発言だけを見る →このFRC報告でございますけれども、いわゆる平成金融危機のときに国民に対してきちんとした情報を開示すべきであるということで、半年に一度国会に提出をさせていただいているというものでございまして、概要を、先ほど大臣からも冒頭の御説明ありましたけれども、若干重複いたしますが、これまで、金融庁といたしましては、破綻金融機関の処理のために金融整理管財人による業務及び財産の管理を命ずる処分、これは破綻金融機関の処理の際に行われるものでございますけれども、そうしたこと、それから、預金保険機構による救済金融機関、これは破綻金融機関を引き取った金融機関でございますが、救済金融機関等に対する金銭の贈与、それから預金保険機構による破綻金融機関等からの資産の買取りといった措置を講じてきているところでございまして、こうした措置を始めとする円滑な破綻処理のための制度、平成金融危機の中で、先ほど申し上げたように、FRC報告の根拠法である金融再生法というのがございましたけれども、これが整備されまして、預金保険法に現在継承をされているというところでございます。
金融庁といたしましては、これまで、こうした金融再生法、預金保険法を始めとする法令に基づき所要の措置を講じることを通じて、金融システムの安定に努め、国民負担が極力発生しないよう配意してきたところでございますし、こうした枠組みを通じて、我が国の金融機能の安定及びその再生が図られ、信用秩序の維持や預金者の保護につながったものと考えておりますが、そうしたことを主に数字の面で御報告するのがFRC報告ということでございます。
国民負担についてもお尋ねがございましたので申し上げますけれども、これまで預金保険機構が実施した約十九兆円の金銭贈与がございますけれども、このうちペイオフコスト、これは一千万以下のところと、あとは当座預金に相当するところでございますけれども、この分は七・六兆円でございまして、これは金融機関が納付する預金保険料でカバーをされております。
それから、このペイオフコストを超える金銭贈与が十一・四兆円ございまして、このうちの一兆円は金融機関がかつて納付しておりました特別保険料で回収されておりますけれども、残る十・四兆円が国民負担として確定しているということでございます。
柴
柴愼一#19
○柴愼一君 国民負担が十・四兆円だったということですが、逆にそういう金融機関をしっかりと、破綻のそういうスキームをつくることで国民負担が最小化をされてきたんじゃないかということも私も認識しているということで、そういう意義があったんだというふうに思っています。
金融機関の破綻というのは経済社会に与える影響が大きいということで、今おっしゃられたような法律等を整備して金融機関の処理のスキームをつくってきたということだと思います。ただ、これは一般企業とはやっぱり大きく違うんですよねと、それだけ金融機関というのは公的な役割を担っているんだというふうに思っています。
金融機関の安定を図ってきたこれまでの対応の総括を踏まえて、金融機関が果たすべき役割とか政府が期待する役割含めて、今後の金融安定化措置のあるべき姿とはどういうものなのかということについて、認識をお聞かせいただきたいと思います。
この発言だけを見る →金融機関の破綻というのは経済社会に与える影響が大きいということで、今おっしゃられたような法律等を整備して金融機関の処理のスキームをつくってきたということだと思います。ただ、これは一般企業とはやっぱり大きく違うんですよねと、それだけ金融機関というのは公的な役割を担っているんだというふうに思っています。
金融機関の安定を図ってきたこれまでの対応の総括を踏まえて、金融機関が果たすべき役割とか政府が期待する役割含めて、今後の金融安定化措置のあるべき姿とはどういうものなのかということについて、認識をお聞かせいただきたいと思います。
加
加藤勝信#20
○国務大臣(加藤勝信君) 今御説明させていただきましたように、これまでも破綻金融機関の処理等のための処理を講じてきたわけでありますが、基本はやっぱり金融システムの安定化を図るということであります。
また、これまでの教訓も踏まえて、金融危機対応のための制度や金融機関を強化するための国が資本参加する制度も整備をしてまいりました。
今後とも、金融システムにおける潜在的なリスクを早め早めに分析、特定し、必要に応じて今申し上げた制度も活用することで、個別金融機関の健全性、そしてそれを通じた金融システムの安定、これを継続して確保することが重要と考え、それに必要な対応を取っていきたいと考えております。
この発言だけを見る →また、これまでの教訓も踏まえて、金融危機対応のための制度や金融機関を強化するための国が資本参加する制度も整備をしてまいりました。
今後とも、金融システムにおける潜在的なリスクを早め早めに分析、特定し、必要に応じて今申し上げた制度も活用することで、個別金融機関の健全性、そしてそれを通じた金融システムの安定、これを継続して確保することが重要と考え、それに必要な対応を取っていきたいと考えております。
柴
柴愼一#21
○柴愼一君 金融システムの安定を図っていくことが大事だということだとお聞きしました。早め早めの情報収集をした上で対応を図っていくということだと思います。
日銀の大規模金融緩和政策の見直しによって、金利のある世界に今移りつつあります。このことが金融機関の経営環境にどのような影響を及ぼすというふうに認識していらっしゃるのか、お聞かせください。
この発言だけを見る →日銀の大規模金融緩和政策の見直しによって、金利のある世界に今移りつつあります。このことが金融機関の経営環境にどのような影響を及ぼすというふうに認識していらっしゃるのか、お聞かせください。
伊
伊藤豊#22
○政府参考人(伊藤豊君) お答え申し上げます。
金利の上昇による銀行の収益性、収益への影響でございますけれども、これは各行の運用調達構造、それから経営戦略によって異なりますし、顧客との関係、他行の動向、国内外の経済情勢も含めた経営環境の変化にも左右されるので、金利のみをもって影響を申し上げることは難しゅうございますし、個々の銀行によっても様々であるというふうに考えておりますが、その上で、やや一般論として申し上げますと、金利の上昇は、金融機関の収益に対しては、例えば預金金利の上昇、それから保有債券の評価額の減少などを通じて収益をこれは悪化をする方向に向く面がある一方で、貸出金利の上昇や債券運用利回りの改善を通じて収益を拡大をしていくということも期待されるところでございます。
一方で、足下様々な経済情勢の下で不確実性が増しておりますので、銀行にはこうした国内外の経済情勢の動きを注視するとともに、取引先又は自行の財務基盤等に影響を与え得る大きな変化やその予兆を把握した際には迅速に対応することが求められるところでございまして、金融庁もこうした観点から引き続き注視をしていきたいと、監督をしていきたいというふうに考えております。
この発言だけを見る →金利の上昇による銀行の収益性、収益への影響でございますけれども、これは各行の運用調達構造、それから経営戦略によって異なりますし、顧客との関係、他行の動向、国内外の経済情勢も含めた経営環境の変化にも左右されるので、金利のみをもって影響を申し上げることは難しゅうございますし、個々の銀行によっても様々であるというふうに考えておりますが、その上で、やや一般論として申し上げますと、金利の上昇は、金融機関の収益に対しては、例えば預金金利の上昇、それから保有債券の評価額の減少などを通じて収益をこれは悪化をする方向に向く面がある一方で、貸出金利の上昇や債券運用利回りの改善を通じて収益を拡大をしていくということも期待されるところでございます。
一方で、足下様々な経済情勢の下で不確実性が増しておりますので、銀行にはこうした国内外の経済情勢の動きを注視するとともに、取引先又は自行の財務基盤等に影響を与え得る大きな変化やその予兆を把握した際には迅速に対応することが求められるところでございまして、金融庁もこうした観点から引き続き注視をしていきたいと、監督をしていきたいというふうに考えております。
柴
柴愼一#23
○柴愼一君 金融機関と大くくりにしても、メガから地域の中小の金融機関を含めて様々な状況があるということは理解した上で、やっぱり金利がある世界で状況変わってきていくということだと思います。これからは預金獲得も様々行われていくんじゃないかということを含めて、一方で預金獲得の競争が始まれば、弱い体力のないところについては、預金の流出が起こるとか含めて様々な変化が起きてくると。
そしてまた、聞いているのは、地域の金融機関によっては、今人材不足によって人材獲得に非常に苦慮しているということを含めて、経営環境大分変わってきているんじゃないかというふうに思います。そんなことを含めて、金融庁として様々な金融機関についてウォッチをいただいて、必要な対応を是非図っていただきたいというふうに思います。
貯蓄から投資へと向かう資産運用立国を目指す中で、銀行が果たすべき役割というものもちょっと変わってきているんではないかというふうに思います。地域活性化やスタートアップ支援含めて、企業又は企業価値に着目した融資など、間接金融を担っていく金融機関として果たすべき役割は高まっているというふうに思うんですが、その辺についての金融庁の認識をお聞かせいただけますか。
この発言だけを見る →そしてまた、聞いているのは、地域の金融機関によっては、今人材不足によって人材獲得に非常に苦慮しているということを含めて、経営環境大分変わってきているんじゃないかというふうに思います。そんなことを含めて、金融庁として様々な金融機関についてウォッチをいただいて、必要な対応を是非図っていただきたいというふうに思います。
貯蓄から投資へと向かう資産運用立国を目指す中で、銀行が果たすべき役割というものもちょっと変わってきているんではないかというふうに思います。地域活性化やスタートアップ支援含めて、企業又は企業価値に着目した融資など、間接金融を担っていく金融機関として果たすべき役割は高まっているというふうに思うんですが、その辺についての金融庁の認識をお聞かせいただけますか。
加
加藤勝信#24
○国務大臣(加藤勝信君) 今お話しの点、あるいは物価上昇、人手不足への対応など、事業者の皆さんが抱える経営課題は多様化しております。そうした中で金融機関は、大事なことは、顧客の事業をしっかり理解をし、資金面を含めて様々な支援を行うことを通じて企業、経済の持続的な成長をサポートするなど、金融仲介機能を十分に発揮することが期待をされております。
この間、金融機関における貸出金残高は、全銀協の公表資料によりますと、二〇二五年二月末時点で前年同月比四・一%増と、近年増加傾向にあるものと認識をしております。
金融機関に期待される役割を踏まえて、金融機関に対しては、単なる資金繰り支援にとどまらず、経営改善、事業再生支援など事業者の実情に応じた支援を徹底することを要請をしてきたところであり、引き続き適切に、今申し上げた金融仲介機能が発揮されるよう、私ども金融庁としてもモニタリングに努めていきたいと考えております。
この発言だけを見る →この間、金融機関における貸出金残高は、全銀協の公表資料によりますと、二〇二五年二月末時点で前年同月比四・一%増と、近年増加傾向にあるものと認識をしております。
金融機関に期待される役割を踏まえて、金融機関に対しては、単なる資金繰り支援にとどまらず、経営改善、事業再生支援など事業者の実情に応じた支援を徹底することを要請をしてきたところであり、引き続き適切に、今申し上げた金融仲介機能が発揮されるよう、私ども金融庁としてもモニタリングに努めていきたいと考えております。
柴
柴愼一#25
○柴愼一君 今までの話もあったとおり、これまでFRC報告含めて対応を図ってきたということで、金融機関の安定とその再生を図ってきたと、信用秩序の維持と預金者保護を確保するための措置も政府としてとってきたんだと、それだけ金融機関の役割ってやっぱり大きいんだということだと思います。
これまでの様々な委員会での議論の中で、企業の内部留保が積み上がるきっかけというか、積み上がる理由の一つとして銀行に対する不信感があるんじゃないかと。経営危機になったときに銀行お金貸してくれなかったじゃないかと、だからやっぱり企業は内部留保をため込んじゃったんだというような議論もありました。
企業が内部留保を積極的に活用していくためには企業活動を支える質の高い金融機能の提供が不可欠だというふうに考えますが、大臣の認識をお聞かせいただけますか。
この発言だけを見る →これまでの様々な委員会での議論の中で、企業の内部留保が積み上がるきっかけというか、積み上がる理由の一つとして銀行に対する不信感があるんじゃないかと。経営危機になったときに銀行お金貸してくれなかったじゃないかと、だからやっぱり企業は内部留保をため込んじゃったんだというような議論もありました。
企業が内部留保を積極的に活用していくためには企業活動を支える質の高い金融機能の提供が不可欠だというふうに考えますが、大臣の認識をお聞かせいただけますか。
加
加藤勝信#26
○国務大臣(加藤勝信君) ちょっと重複して恐縮ですけれども、まさにそうしたことが内部留保がたまる理由の一つとして挙げられて、指摘されていたということは、私も承知しているところであります。
その上で、先ほど申し上げた、最近の中においては貸出金、貸出残高も増加傾向にあります。同時に、単に資金の貸し手だけではなくて、やっぱり企業、その対象とされる地域の企業に対してきめ細かい支援をしていく、そういった意味において、顧客の中において経営を改善していく、あるいは事業の再生を図っていく等々、こういった支援が今求められているというふうに思っておりますし、また、そのことがまたそれぞれの金融機関の基盤を強化する。要するに、お客さんが強くなれば当然それを支援している金融機関の経営基盤も強化される、強くなるということでございますから、そうしたことも含めて、しっかり地域において、あるいは日本の経済において金融機関が果たすべき役割しっかり果たしていけるように、我々としても対応していきたいと考えております。
この発言だけを見る →その上で、先ほど申し上げた、最近の中においては貸出金、貸出残高も増加傾向にあります。同時に、単に資金の貸し手だけではなくて、やっぱり企業、その対象とされる地域の企業に対してきめ細かい支援をしていく、そういった意味において、顧客の中において経営を改善していく、あるいは事業の再生を図っていく等々、こういった支援が今求められているというふうに思っておりますし、また、そのことがまたそれぞれの金融機関の基盤を強化する。要するに、お客さんが強くなれば当然それを支援している金融機関の経営基盤も強化される、強くなるということでございますから、そうしたことも含めて、しっかり地域において、あるいは日本の経済において金融機関が果たすべき役割しっかり果たしていけるように、我々としても対応していきたいと考えております。
柴
柴愼一#27
○柴愼一君 先ほども申し上げましたが、トランプ大統領による関税政策で世界に不確実性が高まっているということでいえば、我が国の基幹産業の自動車産業にも大きな影響が懸念をされる、各企業の業績悪化などが本当に懸念をされていますというときだからこそ、先ほど言ったような、企業の実力を正しく評価して企業経営を支える金融機関の役割というのが非常に重要な局面に、資金繰り含めて大事な局面に来ているんじゃないかということを含めて、是非金融庁としての一層のまた金融行政のお取組をいただきたいというふうに思います。
続いて、金融機関が果たすべき公的役割の一つとして、地方自治体の公金事務を取り扱う指定金融機関等があります。指定金融機関を担う金融機関の数が減少しているというふうに聞くことがありますが、この数年のその推移とそうなっている要因についてどのように分析されているのか、お聞かせください。
この発言だけを見る →続いて、金融機関が果たすべき公的役割の一つとして、地方自治体の公金事務を取り扱う指定金融機関等があります。指定金融機関を担う金融機関の数が減少しているというふうに聞くことがありますが、この数年のその推移とそうなっている要因についてどのように分析されているのか、お聞かせください。
新
新田一郎#28
○政府参考人(新田一郎君) お答え申し上げます。
地方公共団体においては、公金の収納や支払の事務について指定金融機関などに取り扱わせるものとされてございます。
指定金融機関などの指定の状況につきましては、平成の市町村合併後の平成二十一年四月一日時点と、直近で調査をいたしました令和五年四月一日時点を比較いたしますと、都道府県では二千四百二十三から二千十三と約一七%の減少、市区町村では一万九千二百六十一から一万七千九百八十と約七%減少いたしております。
この要因について詳細を確認できているわけではございませんが、主に、収納事務の一部を取り扱うこととされております収納代理金融機関が減少いたしておりますので、コンビニ収納やスマホ決済など他の決済手段が広がっていく中で、公金収納事務の取扱いを縮小する金融機関があることが考えられます。
以上でございます。
この発言だけを見る →地方公共団体においては、公金の収納や支払の事務について指定金融機関などに取り扱わせるものとされてございます。
指定金融機関などの指定の状況につきましては、平成の市町村合併後の平成二十一年四月一日時点と、直近で調査をいたしました令和五年四月一日時点を比較いたしますと、都道府県では二千四百二十三から二千十三と約一七%の減少、市区町村では一万九千二百六十一から一万七千九百八十と約七%減少いたしております。
この要因について詳細を確認できているわけではございませんが、主に、収納事務の一部を取り扱うこととされております収納代理金融機関が減少いたしておりますので、コンビニ収納やスマホ決済など他の決済手段が広がっていく中で、公金収納事務の取扱いを縮小する金融機関があることが考えられます。
以上でございます。
柴