本会議
⚠️ 発言のコピー・転載時は出典元URL(kokkai.ndl.go.jpおよびkokkai-data.com)を必ず残してください。改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。
会
会議録情報#0
昭和四十四年五月三十日(金曜日)
—————————————
議事日程 第三十三号
昭和四十四年五月三十日
午後二時開議
第一 都市再開発法案(内閣提出、参議院送
付)
第二 太平洋諸島信託統治地域に関する日本国
とアメリカ合衆国との間の協定の締結について
承認を求めるの件
…………………………………
一 国務大臣の演説(観光基本法に基づく昭
和四十三年度年次報告及び昭和四十四年度
観光政策について)
—————————————
○本日の会議に付した案件
本日の議事における発言時間は趣旨弁明につい
ては十五分質疑答弁討論その他については十
分とするの動議(園田直君外二十六名提出)
建設委員長始関伊平君解任決議案(柳田秀一君
外六名提出)
質疑終局の動議(園田直君外二十六名提出)
討論終局の動議(園田直君外二十六名提出)
日程第一 都市再開発法案(内閣提出、参議院
送付)
質疑終局の動議(園田直君外二十六名提出)
討論終局の動議(園田直君外二十六名提出)
外務委員長北澤直吉君解任決議案(柳田秀一君
外六名提出)
質疑終局の動議(園田直君外二十六名提出)
討論終局の動議(園田直君外二十六名提出)
日程第二 太平洋諸島信託統治地域に関する日
本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結に
ついて承認を求めるの件
午後二時六分開議
この発言だけを見る →—————————————
議事日程 第三十三号
昭和四十四年五月三十日
午後二時開議
第一 都市再開発法案(内閣提出、参議院送
付)
第二 太平洋諸島信託統治地域に関する日本国
とアメリカ合衆国との間の協定の締結について
承認を求めるの件
…………………………………
一 国務大臣の演説(観光基本法に基づく昭
和四十三年度年次報告及び昭和四十四年度
観光政策について)
—————————————
○本日の会議に付した案件
本日の議事における発言時間は趣旨弁明につい
ては十五分質疑答弁討論その他については十
分とするの動議(園田直君外二十六名提出)
建設委員長始関伊平君解任決議案(柳田秀一君
外六名提出)
質疑終局の動議(園田直君外二十六名提出)
討論終局の動議(園田直君外二十六名提出)
日程第一 都市再開発法案(内閣提出、参議院
送付)
質疑終局の動議(園田直君外二十六名提出)
討論終局の動議(園田直君外二十六名提出)
外務委員長北澤直吉君解任決議案(柳田秀一君
外六名提出)
質疑終局の動議(園田直君外二十六名提出)
討論終局の動議(園田直君外二十六名提出)
日程第二 太平洋諸島信託統治地域に関する日
本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結に
ついて承認を求めるの件
午後二時六分開議
小
小平久雄#1
○副議長(小平久雄君) これより会議を開きます。
————◇—————
本日の議事における発言時間は趣旨弁明については十五分質疑答弁討論その他については十分とするの動議(園田直君外二十六名提出)
この発言だけを見る →————◇—————
本日の議事における発言時間は趣旨弁明については十五分質疑答弁討論その他については十分とするの動議(園田直君外二十六名提出)
小
小平久雄#2
○副議長(小平久雄君) 園田直君外二十六名から、本日の議事における発言時間は趣旨弁明については十五分質疑答弁討論その他については十分とするの動議が提出されました。
本動議は記名投票をもって採決いたします。
本動議に賛成の諸君は白票、反対の諸君は青票を持参せられんことを望みます。——閉鎖。
〔議場閉鎖〕
この発言だけを見る →本動議は記名投票をもって採決いたします。
本動議に賛成の諸君は白票、反対の諸君は青票を持参せられんことを望みます。——閉鎖。
〔議場閉鎖〕
小
小
小
小
小
小平久雄#7
○副議長(小平久雄君) 右の結果、本日の議事における発言時間は、趣旨弁明については十五分、質疑、答弁、討論その他については十分とするに決しました。
—————————————
園田直君外二十六名提出発言時間制限の動議を可とする議員の氏名
安倍晋太郎君 足立 篤郎君
阿部 喜元君 相川 勝六君
青木 正久君 赤城 宗徳君
赤澤 正道君 天野 光晴君
荒舩清十郎君 有田 喜一君
井原 岸高君 池田 清志君
上村千一郎君 臼井 莊一君
内田 常雄君 浦野 幸男君
江崎 真澄君 遠藤 三郎君
小川 半次君 小澤 太郎君
小沢 辰男君 小渕 恵三君
大石 八治君 大久保武雄君
大竹 太郎君 大坪 保雄君
大野 明君 大橋 武夫君
大平 正芳君 大村 襄治君
岡崎 英城君 岡本 茂君
加藤常太郎君 加藤 六月君
海部 俊樹君 桂木 鉄夫君
金丸 信君 金子 一平君
金子 岩三君 上林山榮吉君
亀岡 高夫君 亀山 孝一君
鴨田 宗一君 川崎 秀二君
川島正次郎君 川野 芳滿君
木野 晴夫君 木部 佳昭君
木村 武雄君 北澤 直吉君
吉川 久衛君 久野 忠治君
久保田円次君 草野一郎平君
鯨岡 兵輔君 熊谷 義雄君
倉石 忠雄君 倉成 正君
藏内 修治君 小坂善太郎君
小峯 柳多君 小山 長規君
小山 省二君 河野 洋平君
河本 敏夫君 佐々木秀世君
佐々木義武君 佐藤 榮作君
佐藤 文生君 斎藤 寿夫君
坂田 道太君 坂村 吉正君
櫻内 義雄君 志賀健次郎君
始関 伊平君 椎名悦三郎君
塩谷 一夫君 重政 誠之君
澁谷 直藏君 島村 一郎君
正示啓次郎君 白浜 仁吉君
進藤 一馬君 周東 英雄君
菅波 茂君 鈴木 善幸君
砂田 重民君 砂原 格君
瀬戸山三男君 園田 直君
田川 誠一君 田澤 吉郎君
田中伊三次君 田中 榮一君
田中 角榮君 田中 正巳君
田村 良平君 竹内 黎一君
竹下 登君 谷垣 專一君
千葉 三郎君 塚田 徹君
塚原 俊郎君 坪川 信三君
渡海元三郎君 登坂重次郎君
床次 徳二君 内藤 隆君
中尾 栄一君 中垣 國男君
中川 一郎君 中野 四郎君
中山 榮一君 中山 マサ君
永田 亮一君 永山 忠則君
灘尾 弘吉君 南條 徳男君
二階堂 進君 丹羽 久章君
丹羽喬四郎君 西岡 武夫君
西村 直己君 根本龍太郎君
羽田武嗣郎君 橋本登美三郎君
橋本龍太郎君 長谷川 峻君
八田 貞義君 濱野 清吾君
早川 崇君 原田 憲君
広川シズエ君 廣瀬 正雄君
福家 俊一君 福田 赳夫君
福田 篤泰君 福永 健司君
藤枝 泉介君 藤尾 正行君
藤田 義光君 藤波 孝生君
藤山愛一郎君 船田 中君
古内 広雄君 古川 丈吉君
古屋 亨君 保利 茂君
坊 秀男君 細田 吉藏君
堀川 恭平君 増岡 博之君
松浦周太郎君 松澤 雄藏君
松田竹千代君 松野 幸泰君
三ツ林弥太郎君 三原 朝雄君
箕輪 登君 水野 清君
湊 徹郎君 村上信二郎君
村山 達雄君 毛利 松平君
粟山 秀君 森下 國雄君
森田重次郎君 八木 徹雄君
山口シヅエ君 山下 元利君
山田 久就君 山村新治郎君
吉田 重延君 早稻田柳右エ門君
渡辺 栄一君 渡辺 肇君
渡辺美智雄君 關谷 勝利君
否とする議員の氏名
安宅 常彦君 阿部 昭吾君
阿部 助哉君 赤路 友藏君
淡谷 悠藏君 井岡 大治君
井手 以誠君 井上 泉君
井上 普方君 伊賀 定盛君
猪俣 浩三君 石川 次夫君
石野 久男君 石橋 政嗣君
板川 正吾君 枝村 要作君
小川 三男君 大出 俊君
大柴 滋夫君 大原 亨君
太田 一夫君 岡田 利春君
岡田 春夫君 岡本 隆一君
加藤 清二君 加藤 万吉君
勝澤 芳雄君 角屋堅次郎君
金丸 徳重君 神近 市子君
唐橋 東君 川崎 寛治君
川村 継義君 河上 民雄君
河野 正君 木原 実君
北山 愛郎君 久保 三郎君
久保田鶴松君 黒田 寿男君
小林 信一君 後藤 俊男君
河野 密君 神門至馬夫君
佐々栄三郎君 佐藤觀次郎君
佐野 憲治君 佐野 進君
斉藤 正男君 實川 清之君
島本 虎三君 田中 武夫君
田邊 誠君 田原 春次君
多賀谷真稔君 武部 文君
楯 兼次郎君 千葉 佳男君
戸叶 里子君 中井徳次郎君
中澤 茂一君 中嶋 英夫君
中谷 鉄也君 中村 重光君
永井勝次郎君 楢崎弥之助君
西風 勲君 野口 忠夫君
野間千代三君 長谷川正三君
畑 和君 浜田 光人君
平岡忠次郎君 平林 剛君
広沢 賢一君 広瀬 秀吉君
福岡 義登君 古川 喜一君
穗積 七郎君 細谷 治嘉君
堀 昌雄君 松本 七郎君
三木 喜夫君 武藤 山治君
村山 喜一君 森 義視君
森本 靖君 八木 一男君
八木 昇君 矢尾喜三郎君
安井 吉典君 柳田 秀一君
山内 広君 山口 鶴男君
山田 耻目君 山中 吾郎君
山本 幸一君 山本 政弘君
山本弥之助君 米内山義一郎君
米田 東吾君 依田 圭五君
渡辺 芳男君 浅井 美幸君
有島 重武君 伊藤惣助丸君
小川新一郎君 大野 潔君
大橋 敏雄君 近江巳記夫君
岡本 富夫君 沖本 泰幸君
北側 義一君 小濱 新次君
斎藤 実君 鈴切 康雄君
田中 昭二君 竹入 義勝君
中野 明君 樋上 新一君
広沢 直樹君 伏木 和雄君
正木 良明君 山田 太郎君
田代 文久君 林 百郎君
松本 善明君
—————————————
建設委員長始関伊平君解任決議案(柳田秀一君外六名提出) (委員会審査省略要求案件)
この発言だけを見る →—————————————
園田直君外二十六名提出発言時間制限の動議を可とする議員の氏名
安倍晋太郎君 足立 篤郎君
阿部 喜元君 相川 勝六君
青木 正久君 赤城 宗徳君
赤澤 正道君 天野 光晴君
荒舩清十郎君 有田 喜一君
井原 岸高君 池田 清志君
上村千一郎君 臼井 莊一君
内田 常雄君 浦野 幸男君
江崎 真澄君 遠藤 三郎君
小川 半次君 小澤 太郎君
小沢 辰男君 小渕 恵三君
大石 八治君 大久保武雄君
大竹 太郎君 大坪 保雄君
大野 明君 大橋 武夫君
大平 正芳君 大村 襄治君
岡崎 英城君 岡本 茂君
加藤常太郎君 加藤 六月君
海部 俊樹君 桂木 鉄夫君
金丸 信君 金子 一平君
金子 岩三君 上林山榮吉君
亀岡 高夫君 亀山 孝一君
鴨田 宗一君 川崎 秀二君
川島正次郎君 川野 芳滿君
木野 晴夫君 木部 佳昭君
木村 武雄君 北澤 直吉君
吉川 久衛君 久野 忠治君
久保田円次君 草野一郎平君
鯨岡 兵輔君 熊谷 義雄君
倉石 忠雄君 倉成 正君
藏内 修治君 小坂善太郎君
小峯 柳多君 小山 長規君
小山 省二君 河野 洋平君
河本 敏夫君 佐々木秀世君
佐々木義武君 佐藤 榮作君
佐藤 文生君 斎藤 寿夫君
坂田 道太君 坂村 吉正君
櫻内 義雄君 志賀健次郎君
始関 伊平君 椎名悦三郎君
塩谷 一夫君 重政 誠之君
澁谷 直藏君 島村 一郎君
正示啓次郎君 白浜 仁吉君
進藤 一馬君 周東 英雄君
菅波 茂君 鈴木 善幸君
砂田 重民君 砂原 格君
瀬戸山三男君 園田 直君
田川 誠一君 田澤 吉郎君
田中伊三次君 田中 榮一君
田中 角榮君 田中 正巳君
田村 良平君 竹内 黎一君
竹下 登君 谷垣 專一君
千葉 三郎君 塚田 徹君
塚原 俊郎君 坪川 信三君
渡海元三郎君 登坂重次郎君
床次 徳二君 内藤 隆君
中尾 栄一君 中垣 國男君
中川 一郎君 中野 四郎君
中山 榮一君 中山 マサ君
永田 亮一君 永山 忠則君
灘尾 弘吉君 南條 徳男君
二階堂 進君 丹羽 久章君
丹羽喬四郎君 西岡 武夫君
西村 直己君 根本龍太郎君
羽田武嗣郎君 橋本登美三郎君
橋本龍太郎君 長谷川 峻君
八田 貞義君 濱野 清吾君
早川 崇君 原田 憲君
広川シズエ君 廣瀬 正雄君
福家 俊一君 福田 赳夫君
福田 篤泰君 福永 健司君
藤枝 泉介君 藤尾 正行君
藤田 義光君 藤波 孝生君
藤山愛一郎君 船田 中君
古内 広雄君 古川 丈吉君
古屋 亨君 保利 茂君
坊 秀男君 細田 吉藏君
堀川 恭平君 増岡 博之君
松浦周太郎君 松澤 雄藏君
松田竹千代君 松野 幸泰君
三ツ林弥太郎君 三原 朝雄君
箕輪 登君 水野 清君
湊 徹郎君 村上信二郎君
村山 達雄君 毛利 松平君
粟山 秀君 森下 國雄君
森田重次郎君 八木 徹雄君
山口シヅエ君 山下 元利君
山田 久就君 山村新治郎君
吉田 重延君 早稻田柳右エ門君
渡辺 栄一君 渡辺 肇君
渡辺美智雄君 關谷 勝利君
否とする議員の氏名
安宅 常彦君 阿部 昭吾君
阿部 助哉君 赤路 友藏君
淡谷 悠藏君 井岡 大治君
井手 以誠君 井上 泉君
井上 普方君 伊賀 定盛君
猪俣 浩三君 石川 次夫君
石野 久男君 石橋 政嗣君
板川 正吾君 枝村 要作君
小川 三男君 大出 俊君
大柴 滋夫君 大原 亨君
太田 一夫君 岡田 利春君
岡田 春夫君 岡本 隆一君
加藤 清二君 加藤 万吉君
勝澤 芳雄君 角屋堅次郎君
金丸 徳重君 神近 市子君
唐橋 東君 川崎 寛治君
川村 継義君 河上 民雄君
河野 正君 木原 実君
北山 愛郎君 久保 三郎君
久保田鶴松君 黒田 寿男君
小林 信一君 後藤 俊男君
河野 密君 神門至馬夫君
佐々栄三郎君 佐藤觀次郎君
佐野 憲治君 佐野 進君
斉藤 正男君 實川 清之君
島本 虎三君 田中 武夫君
田邊 誠君 田原 春次君
多賀谷真稔君 武部 文君
楯 兼次郎君 千葉 佳男君
戸叶 里子君 中井徳次郎君
中澤 茂一君 中嶋 英夫君
中谷 鉄也君 中村 重光君
永井勝次郎君 楢崎弥之助君
西風 勲君 野口 忠夫君
野間千代三君 長谷川正三君
畑 和君 浜田 光人君
平岡忠次郎君 平林 剛君
広沢 賢一君 広瀬 秀吉君
福岡 義登君 古川 喜一君
穗積 七郎君 細谷 治嘉君
堀 昌雄君 松本 七郎君
三木 喜夫君 武藤 山治君
村山 喜一君 森 義視君
森本 靖君 八木 一男君
八木 昇君 矢尾喜三郎君
安井 吉典君 柳田 秀一君
山内 広君 山口 鶴男君
山田 耻目君 山中 吾郎君
山本 幸一君 山本 政弘君
山本弥之助君 米内山義一郎君
米田 東吾君 依田 圭五君
渡辺 芳男君 浅井 美幸君
有島 重武君 伊藤惣助丸君
小川新一郎君 大野 潔君
大橋 敏雄君 近江巳記夫君
岡本 富夫君 沖本 泰幸君
北側 義一君 小濱 新次君
斎藤 実君 鈴切 康雄君
田中 昭二君 竹入 義勝君
中野 明君 樋上 新一君
広沢 直樹君 伏木 和雄君
正木 良明君 山田 太郎君
田代 文久君 林 百郎君
松本 善明君
—————————————
建設委員長始関伊平君解任決議案(柳田秀一君外六名提出) (委員会審査省略要求案件)
小
小平久雄#8
○副議長(小平久雄君) 柳田秀一君外六名から、建設委員長始関伊平君解任決議案が提出されました。
本決議案は、提出者の要求のとおり委員会の審査を省略して議事日程に追加するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →本決議案は、提出者の要求のとおり委員会の審査を省略して議事日程に追加するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
小
小
井
井上普方#11
○井上普方君 私は、日本社会党並びに公明党を代表して、建設委員長始関伊平君解任決議案の提案理由説明を行ないます。拍手
まず、主文を朗読いたします。
本院は、建設委員長始関伊平君を解任する。
右決議する。
〔拍手〕
理 由
建設委員長始関伊平君は、公平であるべき委員長の職責に違反し、政府与党の意のままにしたがい、突如として内閣提出の「都市再開発法案」の質疑打切り、強行採決を行なった。
かかる暴挙は当然無効であり、国会正常化に背を向け、議会制民主主義を踏みにじった多数横暴の行為といわねばならない。
したがって、国会の権威を傷つけた委員長としての責任はきわめて重大であり、委員長として不適格である。
これが、本決議案を提出する理由である。
〔拍手〕
一昨日、建設委員会において、建設委員会には初めての強行採決が行なわれました。まことに遺憾にたえないところであります。強行採決は、国鉄運賃値上げ法、総定員法、地方公務員定年制法案、それに会期延長と、すでに四回も、国民の声を無視して行なわれましたが、一昨日は、外務、逓信、建設委員会と、一日に三回も強行採決したと称しているのであります。通常国会でこのように立て続けに強行採決とは、国会始まって以来のことでございまして、前例にもないことであります。
通常国会の会期は百五十日と定められており、その定められた会期の中で慎重審議を行なうことが、国民の厳粛な負託にこたえる唯一の道であり、議会民主主義を守り育てる道であります。しかるに、政府・自民党は、多数を背景に、会期を七十二日も延長したにもかかわりませず、建設委員会理事会の話し合いも一方的に打ち切り、一方、委員会において都市再開発法の強行採決を行なったと称しておるのであります。会期を七十二日も前例のない大幅延長を行なっておきながら、他方では、強行採決と党利党略的な議会運営を行ない、議会民主主義をみずから破壊しているのであります。まさに、自民党あって民主主義なし、自民党あって国会なしの感を深くするのでございます。拍手多数党であれば何でも押しまくっていくという国会、しかも、こうした国会運営について、政府・与党が何ら疑問を持たず、反省もしない国会、このような国会のあり方について国民が大きな不信感を抱くのは当然であり、大学紛争も、議会民主制のこのような空洞化に対する反発と抗議が大きな原因になっていることを政府・自民党は知らなければなりません。拍手そればかりではありません。始関伊平君は、率先して委員会運営のルールを破り、国民生活に深く影響する都市再開発法案の強行採決を行なったのでありまして、断じて許すことができないのであります。拍手
始関君は、大学卒業後、通産省の役人をやったようでありますが、小心にして我執強く、官僚の特色たる上からの命令にはこれ従い、国民生活そのものを圧迫し、てん然として恥じざる官僚性、独善性を小役人時代に身につけたのでございます。拍手一たん事起こるや、その性格をまる出しにしたのが一昨日の委員会審議であり、委員会運営であったと思われるのであります。始関君が委員長になるまでの建設委員会の運営は、ただすところはただし、聞くべきところは聞き、各党の対立を鋭く見せながらも、委員会の運営は、一定のルールを守りながら民主的に行なわれてまいりました。この点は、自民党諸君もお認めになるところであろうと存ずるのであります。しかるに、一昨日の強行採決は一体何ぞ。このたびの強行採決は、いままでのよき慣習を踏みにじったものでありまして、これひとえに始関君の小役人的根性のあらわれでございます。
当選五回にして待望の常任委員長のいすにありつきましたが、それまでは二年生議員の多い政務次官をすること三回、はしかのようなもので、一度はやらねばならぬが、二度とやるものでないと自民党議員がはしかにたとえております政務次官を低迷すること前後三回、当選五回にして、組閣のたびに新聞辞令の大臣候補にものぼらなかった始関君、立身出世を身上とする始関君は、佐藤派に始関ありと認めていただきたい、せめて次の組閣の際には新聞の片すみに大臣候補の新聞辞令でも出してもらいたいといういじらしい気持ちで、小心翼々の始関君が清水寺の舞台より飛びおりたる気持ちで強行したのでありましょう。御心情まことにお察し申し上げると同時に、れんびんの情禁じ得ざるものであります。拍手しかしながら、かかる暴挙を行なった始関委員長は、議会制民主主義の立場より許されないことでありまして、断じて糾弾さるべきであります。拍手
そもそも委員長は、各党の意見を公平に取り入れ、委員会の審議を円滑に処理する義務があります。この都市再開発法案の審議にあたり、始関委員長は、理事会、委員会において常に独善性を発揮し、与党の理事すらもしばしばたしなめる場面があったのであります。始関君はよわい六十歳を過ぎ、当選五回の閲歴を持っておりますが、政治家として大成するには、いまのような官僚独善的な性格を直すことが必要であることを御忠告申し上げたいのであります。今回の強行採決なるものは、自民党国会対策方面の圧力によって行なったと申していますが、それであれば、国会の委員長の立場はありません。また、議会民主主義の確立もあり得ないのであります。
都市再開発法案は、過密化した都市の土地の合理的な高度利用と都市機能の更新をはかり、公共の福祉に寄与することを目的としたものとされておるのでありますが、今日まで都市問題をなおざりにし、国民を都市公害のまっただ中にほうり出したのは一体どなたでございましょう。戦後二十数年にわたる保守政権以外の何ものでもありません。特に池田内閣以来、高度成長政策の名のもとに推し進められてまいりました政府・自民党の、生産あって国民生活なしの政策の結果、全国に過密過疎現象が急激に顕在化をいたしておるのでありまして、都市住民には、公害、交通難、住宅難等々の都市問題を惹起いたしておるのであります。
都市再開発法案には、以上の観点より幾多の問題点があります。政府の責任において今日の過密を来たしたのでありますから、まず、再開発法案のうたう目的遂行のためには、国の、政府の責任を明確にする必要があるのでありますが、との法案にはそれが示されておらないのであります。
第二に、都市全体の機能整備をはかる総合的再開発計画や、構想の基本的規定は不問に付せられておるのであります。
第三に、どの地点からどのように再開発を行なうかという実施計画、実施方法も不明であります。
第四に、現行再開発制度との関係において、本法案の位置づけが不明確なのであります。
以上のように、都市再開発法案には多くの問題を含んでおるのでありまして、都市住民の利害に重大な関係を持つ法案でありますから、第五十五回国会以来参議院先議にしてまいりましたけれども、三回にわたり継続審査となったいわくつきの法案であります。今国会においても、参議院より衆議院に送付せられまして、建設委員会に付託せられて以来、審議が慎重に行なわれましたが、いまだ五名しか質問がなされておらず、まだ六名の質問通告者が残っておるのであります。
すでに行なわれました質問の中で、国有地、公有地の面開発を行なって民間に範を示す必要があるというような観点から質問が行なわれましたが、国有地が大企業に不当に安く貸し付けられておる実態が指摘せられたのであります。一例をあげますならば、帝国ホテルのごときは一坪当たり評価額が二千五十万円でありますにもかかわらず、これの貸し付け料は年に一坪一万円でありまして、しかも、昭和七十二年まで、すなわち、三十年間有効というような実例を示されたのであります。このように、大企業に対しましては不当に安く貸し付けられておる実態が指摘いたされまして、与野党委員全員が強い不満を示しまして、大蔵省当局並びに建設省当局に対しまして、強い姿勢で臨むよう要求いたしたのであります。
また、特に、公権と私権との関係において重大な問題を含んでおります。民間の三分の二の同意があれば、他の三分の一の人々に土地収用法の収用権を適用できる規定があります。これは宅建業者が、三分の二の諸権利を買収した形で、他の三分の一の人々に収用権を適用するという危険がありまして、これをチェックする方法を講じなければならないのであります。
また、本法案は、権利処理が非常に複雑化しております。ために法廷に持ち込まれる可能性がきわめて大きいのでありまして、運用いかんによりましては、違憲訴訟が発生する可能性すら持っておるのであります。まして、法解釈の上におきまして、法制定時の国会審議が非常に重要なることは、申し上げるまでもございません。
このように未解決の問題がありますので、建設委員会では、すでに参考人を招聘することにきまっておりまして、その人選も終わり、すでに参考人の方々には通知済みのことであります。
また、法案修正につきましても、各党間で検討中のことでございまして、社会、公明両党より修正要綱が出されまして、自民党を含めた全理事が集まって、修正個所をいかにするかということを、各条検討中であったのであります。近日中にそうした審議が済み……
この発言だけを見る →まず、主文を朗読いたします。
本院は、建設委員長始関伊平君を解任する。
右決議する。
〔拍手〕
理 由
建設委員長始関伊平君は、公平であるべき委員長の職責に違反し、政府与党の意のままにしたがい、突如として内閣提出の「都市再開発法案」の質疑打切り、強行採決を行なった。
かかる暴挙は当然無効であり、国会正常化に背を向け、議会制民主主義を踏みにじった多数横暴の行為といわねばならない。
したがって、国会の権威を傷つけた委員長としての責任はきわめて重大であり、委員長として不適格である。
これが、本決議案を提出する理由である。
〔拍手〕
一昨日、建設委員会において、建設委員会には初めての強行採決が行なわれました。まことに遺憾にたえないところであります。強行採決は、国鉄運賃値上げ法、総定員法、地方公務員定年制法案、それに会期延長と、すでに四回も、国民の声を無視して行なわれましたが、一昨日は、外務、逓信、建設委員会と、一日に三回も強行採決したと称しているのであります。通常国会でこのように立て続けに強行採決とは、国会始まって以来のことでございまして、前例にもないことであります。
通常国会の会期は百五十日と定められており、その定められた会期の中で慎重審議を行なうことが、国民の厳粛な負託にこたえる唯一の道であり、議会民主主義を守り育てる道であります。しかるに、政府・自民党は、多数を背景に、会期を七十二日も延長したにもかかわりませず、建設委員会理事会の話し合いも一方的に打ち切り、一方、委員会において都市再開発法の強行採決を行なったと称しておるのであります。会期を七十二日も前例のない大幅延長を行なっておきながら、他方では、強行採決と党利党略的な議会運営を行ない、議会民主主義をみずから破壊しているのであります。まさに、自民党あって民主主義なし、自民党あって国会なしの感を深くするのでございます。拍手多数党であれば何でも押しまくっていくという国会、しかも、こうした国会運営について、政府・与党が何ら疑問を持たず、反省もしない国会、このような国会のあり方について国民が大きな不信感を抱くのは当然であり、大学紛争も、議会民主制のこのような空洞化に対する反発と抗議が大きな原因になっていることを政府・自民党は知らなければなりません。拍手そればかりではありません。始関伊平君は、率先して委員会運営のルールを破り、国民生活に深く影響する都市再開発法案の強行採決を行なったのでありまして、断じて許すことができないのであります。拍手
始関君は、大学卒業後、通産省の役人をやったようでありますが、小心にして我執強く、官僚の特色たる上からの命令にはこれ従い、国民生活そのものを圧迫し、てん然として恥じざる官僚性、独善性を小役人時代に身につけたのでございます。拍手一たん事起こるや、その性格をまる出しにしたのが一昨日の委員会審議であり、委員会運営であったと思われるのであります。始関君が委員長になるまでの建設委員会の運営は、ただすところはただし、聞くべきところは聞き、各党の対立を鋭く見せながらも、委員会の運営は、一定のルールを守りながら民主的に行なわれてまいりました。この点は、自民党諸君もお認めになるところであろうと存ずるのであります。しかるに、一昨日の強行採決は一体何ぞ。このたびの強行採決は、いままでのよき慣習を踏みにじったものでありまして、これひとえに始関君の小役人的根性のあらわれでございます。
当選五回にして待望の常任委員長のいすにありつきましたが、それまでは二年生議員の多い政務次官をすること三回、はしかのようなもので、一度はやらねばならぬが、二度とやるものでないと自民党議員がはしかにたとえております政務次官を低迷すること前後三回、当選五回にして、組閣のたびに新聞辞令の大臣候補にものぼらなかった始関君、立身出世を身上とする始関君は、佐藤派に始関ありと認めていただきたい、せめて次の組閣の際には新聞の片すみに大臣候補の新聞辞令でも出してもらいたいといういじらしい気持ちで、小心翼々の始関君が清水寺の舞台より飛びおりたる気持ちで強行したのでありましょう。御心情まことにお察し申し上げると同時に、れんびんの情禁じ得ざるものであります。拍手しかしながら、かかる暴挙を行なった始関委員長は、議会制民主主義の立場より許されないことでありまして、断じて糾弾さるべきであります。拍手
そもそも委員長は、各党の意見を公平に取り入れ、委員会の審議を円滑に処理する義務があります。この都市再開発法案の審議にあたり、始関委員長は、理事会、委員会において常に独善性を発揮し、与党の理事すらもしばしばたしなめる場面があったのであります。始関君はよわい六十歳を過ぎ、当選五回の閲歴を持っておりますが、政治家として大成するには、いまのような官僚独善的な性格を直すことが必要であることを御忠告申し上げたいのであります。今回の強行採決なるものは、自民党国会対策方面の圧力によって行なったと申していますが、それであれば、国会の委員長の立場はありません。また、議会民主主義の確立もあり得ないのであります。
都市再開発法案は、過密化した都市の土地の合理的な高度利用と都市機能の更新をはかり、公共の福祉に寄与することを目的としたものとされておるのでありますが、今日まで都市問題をなおざりにし、国民を都市公害のまっただ中にほうり出したのは一体どなたでございましょう。戦後二十数年にわたる保守政権以外の何ものでもありません。特に池田内閣以来、高度成長政策の名のもとに推し進められてまいりました政府・自民党の、生産あって国民生活なしの政策の結果、全国に過密過疎現象が急激に顕在化をいたしておるのでありまして、都市住民には、公害、交通難、住宅難等々の都市問題を惹起いたしておるのであります。
都市再開発法案には、以上の観点より幾多の問題点があります。政府の責任において今日の過密を来たしたのでありますから、まず、再開発法案のうたう目的遂行のためには、国の、政府の責任を明確にする必要があるのでありますが、との法案にはそれが示されておらないのであります。
第二に、都市全体の機能整備をはかる総合的再開発計画や、構想の基本的規定は不問に付せられておるのであります。
第三に、どの地点からどのように再開発を行なうかという実施計画、実施方法も不明であります。
第四に、現行再開発制度との関係において、本法案の位置づけが不明確なのであります。
以上のように、都市再開発法案には多くの問題を含んでおるのでありまして、都市住民の利害に重大な関係を持つ法案でありますから、第五十五回国会以来参議院先議にしてまいりましたけれども、三回にわたり継続審査となったいわくつきの法案であります。今国会においても、参議院より衆議院に送付せられまして、建設委員会に付託せられて以来、審議が慎重に行なわれましたが、いまだ五名しか質問がなされておらず、まだ六名の質問通告者が残っておるのであります。
すでに行なわれました質問の中で、国有地、公有地の面開発を行なって民間に範を示す必要があるというような観点から質問が行なわれましたが、国有地が大企業に不当に安く貸し付けられておる実態が指摘せられたのであります。一例をあげますならば、帝国ホテルのごときは一坪当たり評価額が二千五十万円でありますにもかかわらず、これの貸し付け料は年に一坪一万円でありまして、しかも、昭和七十二年まで、すなわち、三十年間有効というような実例を示されたのであります。このように、大企業に対しましては不当に安く貸し付けられておる実態が指摘いたされまして、与野党委員全員が強い不満を示しまして、大蔵省当局並びに建設省当局に対しまして、強い姿勢で臨むよう要求いたしたのであります。
また、特に、公権と私権との関係において重大な問題を含んでおります。民間の三分の二の同意があれば、他の三分の一の人々に土地収用法の収用権を適用できる規定があります。これは宅建業者が、三分の二の諸権利を買収した形で、他の三分の一の人々に収用権を適用するという危険がありまして、これをチェックする方法を講じなければならないのであります。
また、本法案は、権利処理が非常に複雑化しております。ために法廷に持ち込まれる可能性がきわめて大きいのでありまして、運用いかんによりましては、違憲訴訟が発生する可能性すら持っておるのであります。まして、法解釈の上におきまして、法制定時の国会審議が非常に重要なることは、申し上げるまでもございません。
このように未解決の問題がありますので、建設委員会では、すでに参考人を招聘することにきまっておりまして、その人選も終わり、すでに参考人の方々には通知済みのことであります。
また、法案修正につきましても、各党間で検討中のことでございまして、社会、公明両党より修正要綱が出されまして、自民党を含めた全理事が集まって、修正個所をいかにするかということを、各条検討中であったのであります。近日中にそうした審議が済み……
小
井
井上普方#13
○井上普方君(続) 委員会採決の運びになっておったのであります。
始関君は、こうした話し合いや、議会のルールを全く無視いたしまして、参考人の方々にも無礼をおかし、一方的に強行採決を行なったのであります。われわれは、国民の名において絶対に許すことはできないのであります。拍手本日も、理事会を開くことなく、始関君は独断で委員会を開こうといたしました。本日でございます。昨日には、御本人の解任決議案が本会議に提出されておるのは、御承知のとおりであります。厚顔、恥知らずというか、上からの命、これ従う小役人根性のあらわれというか、私は判断に苦しむものであります。拍手私の職業からお察し申し上げますならば、老人性脳動脈硬化症、高じて脳細胞硬化症を来たしておる疑いが持たれるのであります。拍手
この発言だけを見る →始関君は、こうした話し合いや、議会のルールを全く無視いたしまして、参考人の方々にも無礼をおかし、一方的に強行採決を行なったのであります。われわれは、国民の名において絶対に許すことはできないのであります。拍手本日も、理事会を開くことなく、始関君は独断で委員会を開こうといたしました。本日でございます。昨日には、御本人の解任決議案が本会議に提出されておるのは、御承知のとおりであります。厚顔、恥知らずというか、上からの命、これ従う小役人根性のあらわれというか、私は判断に苦しむものであります。拍手私の職業からお察し申し上げますならば、老人性脳動脈硬化症、高じて脳細胞硬化症を来たしておる疑いが持たれるのであります。拍手
小
井
井上普方#15
○井上普方君(続) 一刻も早く脳神経科に入院して治療される要があると考えます。放置すれば老人性痴呆症を来たすおそれがありますので、委員長をおやめになって、千葉海岸でゆっくりと御静養なさることを、心よりおすすめするものであります。
〔発言する者多し〕
この発言だけを見る →〔発言する者多し〕
小
井
井上普方#17
○井上普方君(続) さて、最後に、国権の最高機関としての権威と機能を回復し、国民の信頼を取り戻すためにはどうすればよいか。それには、国会の重要なる役員である常任委員長には、真に民主主義を理解し、議会のルールを守る人を得る必要があります。遺憾ながら、始関伊平君は常任委員長の資格に欠けております。国会の場で国民の意思を反映し、議会民主主義の機能を発揮するためには、本院の解任決議によって始関君にやめてもらう以外にありません。よって、ここに建設委員長始関伊平君の解任決議案を提出した次第であります。
全会一致の御賛成をお願いいたしまして、提案理由の説明を終わります。拍手
この発言だけを見る →全会一致の御賛成をお願いいたしまして、提案理由の説明を終わります。拍手
小
阿
阿部昭吾#19
○阿部昭吾君 ただいま、わが日本社会党並びに公明党を代表し、井上君から提案をせられました建設常任委員長始関伊平君を解任せんとする決議案に対し、私は、日本社会党を代表し、歯にきぬを着せずに、さらに若干の質問を行ない、建設委員長始関伊平君が一昨日とった行為がいかに悪逆非道なものであるかということを明らかにし、始関伊平君をして、あのような、毒を食らわば皿までといった、天をもおそれぬ所業に走らせた自民党執行部、なかんづく、その中のファッショ的なグループの罪状を国民の前に告発せんとするものであります。拍手
今日まで建設委員会においては、わが社会党はじめ野党が耐えがたきを耐えて、よく議会政治擁護のために心を砕いてまいったのであります。委員会は円滑に、かつ順調に運営をされてまいったのであります。与党の諸君は、内容の審議の場合には欠席をなさるか、あるいは退席をなさる、採決のときだけ出席をされる方が多いのであります。また、採決の瞬間だけ、にわかな臨時委員も出てくるのであります。これは、世上聞くところによりますると、与党の国会対策においては、一人の委員が幾つかの委員会にいわば採決要員として、定足数要員として出席をされるというのであります。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━他党のことは一々申し上げたくないのでありますが、これでは、もはや実のある審議などということは、およそ期待し得べくもないと思うのであります。拍手われわれは、建設委員会におきましては、あまりにひど過ぎるときには、ときたま注意を喚起してまいりましたが、じっと耐えて、それこそ忍耐と寛容をもって今日まで委員会運営のために努力をしてまいったのであります。われわれのこの真の忍耐と寛容、これによりまして、わが建設委員会は和気あいあいのうちに運営をされてまいったのであります。
爆発寸前の今日の日本の大都会、特に歴代内閣の中でも最も反動的な、最もファッショ的な、そして国民から最も不人気な佐藤内閣になりましてから、わが国の都市は、もはや人間の住む最低の条件をさえも欠くようになってまいったのでありますパンク寸前のところに落ち込んでいるのが今日のわが日本の都市の現状であります。かかる情勢のもとにおいて、都市の再開発、人間的な都市の再建ということは現代の大きな課題であります。そのために、都市再開発法の審議につきましては、建設委員会の理事会において、私を含めて多くの質問者が予定をされておったのであります。また、参考人の意見聴取を行なって、広く国民の御意見を反映させるということ、そしてわが社会党並びに公明党の修正提案についても、前向きに、それこそ建設的に話し合いが進められておったのであります。
われわれと自民党との都市再開発についての意見の違いは、自民党側は、政府の責任をあいまいにして、都市住民と国民の負担、国民の責任で無理に押しつけようというものであります。われわれは、この国家百年の大事業ともいうべき都市の再建は、少なくとも政府の責任を明白に定めて、住民に選択を求めるという民主的な進め方をしなければならぬと主張してまいったのであります。特に、国の財政負担を、都市再開発事業の場合に積極的に行なうべきであるという主張を行なってまいったのであります。われわれと自民党との意見の相違については、前向き、建設的に一致をさせる努力が話し合いで着々実を結びつつあった段階であります。そのやさきに、突如として質疑打ち切り、強行採決があえて行なわれたのであります。円満な話し合いの進行さ中に、このような暴挙は、まさにファッショか、気のふれた者ででもなければ私はやらないところだと、こう思うのであります。提案者、わが僚友井上君は、理事として建設委員会の円滑なる運営のために、すぐれた見識と人間性豊かな良識をもってつとめてこれらたのであります。暴逆なる自民党側といえども、これを評価しておったところであります。
始関伊平君のとった今回の所業、議会政治を破壊するような行為を始関伊平君をしてとらしめた背景は一体何なのか。都市再開発法の野党修正をおそれたのであるかどうか、自民党のファッショ派グループからの圧力によるものなのかどうか、あるいは委員長始関伊平君の人間それ自体に基因するものなのかどうか、提案者井上君の明敏なる答弁を求めたいと思うのであります。
さらにお尋ねをしたいのでありますが、始関伊平君は、紳士録などの人物紹介によりますと、戦争犯罪人首相として注目をされ、歴代内閣のうち最も反動的、ファッショ的な官僚的だという岸信介氏の直系の商工官僚上がりと、こう言われているのであります。ヤジまた、始関君は、その官僚臭が抜け切らず、選挙ではめっぽう弱いというふうに書いてあるのであります。始関君が直属をする岸氏が全盛時代でもあまり登用されなかったと、こう書いてあるのであります。
私には、一昨日、始関氏は、質疑だけだと、つい直前まで言明をしておきながら、一気に、まるでだまし討ちのようなやり方で強行したということは、彼、始関君の人間を端的に説明をしているように思われるのであります。井上君は、医者としても、若くして学位号を持つという達識の士でありまするから、彼、始関君のこのあたりの心の問題、魂のさまよいの状況等についても解明を与えていただきたいと、こう思うのであります。
最後に、私は、国会は審議をやるところだと、こう自民党の諸君は口癖のように、ばかの一つ覚えのようにおっしゃるのであります。ヤジところが、私は、各委員会において自民党の諸君が発言しておるという姿をあまり見たことがないのであります。拍手速記録をよく読んでみましても、自民党の諸君は全く発言をしておらないのであります。
この発言だけを見る →今日まで建設委員会においては、わが社会党はじめ野党が耐えがたきを耐えて、よく議会政治擁護のために心を砕いてまいったのであります。委員会は円滑に、かつ順調に運営をされてまいったのであります。与党の諸君は、内容の審議の場合には欠席をなさるか、あるいは退席をなさる、採決のときだけ出席をされる方が多いのであります。また、採決の瞬間だけ、にわかな臨時委員も出てくるのであります。これは、世上聞くところによりますると、与党の国会対策においては、一人の委員が幾つかの委員会にいわば採決要員として、定足数要員として出席をされるというのであります。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━他党のことは一々申し上げたくないのでありますが、これでは、もはや実のある審議などということは、およそ期待し得べくもないと思うのであります。拍手われわれは、建設委員会におきましては、あまりにひど過ぎるときには、ときたま注意を喚起してまいりましたが、じっと耐えて、それこそ忍耐と寛容をもって今日まで委員会運営のために努力をしてまいったのであります。われわれのこの真の忍耐と寛容、これによりまして、わが建設委員会は和気あいあいのうちに運営をされてまいったのであります。
爆発寸前の今日の日本の大都会、特に歴代内閣の中でも最も反動的な、最もファッショ的な、そして国民から最も不人気な佐藤内閣になりましてから、わが国の都市は、もはや人間の住む最低の条件をさえも欠くようになってまいったのでありますパンク寸前のところに落ち込んでいるのが今日のわが日本の都市の現状であります。かかる情勢のもとにおいて、都市の再開発、人間的な都市の再建ということは現代の大きな課題であります。そのために、都市再開発法の審議につきましては、建設委員会の理事会において、私を含めて多くの質問者が予定をされておったのであります。また、参考人の意見聴取を行なって、広く国民の御意見を反映させるということ、そしてわが社会党並びに公明党の修正提案についても、前向きに、それこそ建設的に話し合いが進められておったのであります。
われわれと自民党との都市再開発についての意見の違いは、自民党側は、政府の責任をあいまいにして、都市住民と国民の負担、国民の責任で無理に押しつけようというものであります。われわれは、この国家百年の大事業ともいうべき都市の再建は、少なくとも政府の責任を明白に定めて、住民に選択を求めるという民主的な進め方をしなければならぬと主張してまいったのであります。特に、国の財政負担を、都市再開発事業の場合に積極的に行なうべきであるという主張を行なってまいったのであります。われわれと自民党との意見の相違については、前向き、建設的に一致をさせる努力が話し合いで着々実を結びつつあった段階であります。そのやさきに、突如として質疑打ち切り、強行採決があえて行なわれたのであります。円満な話し合いの進行さ中に、このような暴挙は、まさにファッショか、気のふれた者ででもなければ私はやらないところだと、こう思うのであります。提案者、わが僚友井上君は、理事として建設委員会の円滑なる運営のために、すぐれた見識と人間性豊かな良識をもってつとめてこれらたのであります。暴逆なる自民党側といえども、これを評価しておったところであります。
始関伊平君のとった今回の所業、議会政治を破壊するような行為を始関伊平君をしてとらしめた背景は一体何なのか。都市再開発法の野党修正をおそれたのであるかどうか、自民党のファッショ派グループからの圧力によるものなのかどうか、あるいは委員長始関伊平君の人間それ自体に基因するものなのかどうか、提案者井上君の明敏なる答弁を求めたいと思うのであります。
さらにお尋ねをしたいのでありますが、始関伊平君は、紳士録などの人物紹介によりますと、戦争犯罪人首相として注目をされ、歴代内閣のうち最も反動的、ファッショ的な官僚的だという岸信介氏の直系の商工官僚上がりと、こう言われているのであります。ヤジまた、始関君は、その官僚臭が抜け切らず、選挙ではめっぽう弱いというふうに書いてあるのであります。始関君が直属をする岸氏が全盛時代でもあまり登用されなかったと、こう書いてあるのであります。
私には、一昨日、始関氏は、質疑だけだと、つい直前まで言明をしておきながら、一気に、まるでだまし討ちのようなやり方で強行したということは、彼、始関君の人間を端的に説明をしているように思われるのであります。井上君は、医者としても、若くして学位号を持つという達識の士でありまするから、彼、始関君のこのあたりの心の問題、魂のさまよいの状況等についても解明を与えていただきたいと、こう思うのであります。
最後に、私は、国会は審議をやるところだと、こう自民党の諸君は口癖のように、ばかの一つ覚えのようにおっしゃるのであります。ヤジところが、私は、各委員会において自民党の諸君が発言しておるという姿をあまり見たことがないのであります。拍手速記録をよく読んでみましても、自民党の諸君は全く発言をしておらないのであります。
小
阿
阿部昭吾#21
○阿部昭吾君(続) 私は、審議をなさるということは、発言し、論議をすることだと思うのであります。自民党諸君は、ものを言わないで、どうして審議をやるというのでありましょうか。拍手
議会政治とは何か、議会制民主主義とは何か、この根本命題について、与党諸君にもよく理解できまするように、明敏なる答弁を要求いたしまして、私の質問を終わりたいと思います。拍手
この発言だけを見る →議会政治とは何か、議会制民主主義とは何か、この根本命題について、与党諸君にもよく理解できまするように、明敏なる答弁を要求いたしまして、私の質問を終わりたいと思います。拍手
小
小平久雄#22
○副議長(小平久雄君) ただいまの阿部昭吾君の発言中、不穏当の言辞があるとの申し出があります。議長は、速記録を取り調べの上、適当の処置をとることといたします。
〔井上普方君登壇〕
この発言だけを見る →〔井上普方君登壇〕
井
井上普方#23
○井上普方君 ただいま阿部君から御質問がございましたが、阿部君の選挙区には池田正之輔さんという、自民党でございますか、古い政治家がおられまして、そこでは「悪検事総長を弾劾す」という張り紙をべたべたと各電信柱に張っておる中から出てこられた阿部君でございますので、いかにも阿部昭吾君の舌鋒鋭いことを私は痛感いたしたのであります。拍手
ただいまの御質問の第一点は、野党修正をおそれたのかと、こういう御質問もございますが、私ども社会党並びに公明党の両党から修正要綱が出されまして、そして、実は理事全員におきまして、一々これをチェックしながら、どういう方法にするかということで、法案の中にいかにこれを盛り込むかという作業を進めておったのであります。
わが党の修正の基本的な立場というものをひとつ申し上げてみたいと思います。
この再開発法は、先ほども申しましたように、三回にわたりまして継続審査になったのでございますが、このたびは、自民党の諸君はどうしても通さしていただきたいというので、住宅を都市再開発によってつくられた建物の上に上乗せすることと、さらには、高度利用地区をひとつもう少し考えようじゃないかということを、本案提出以前に直したのでございます。しかし、これとてもまだまだ十分じゃない。そこで、都市全体の機能を改善して整備をはかる総合的な再開発計画が、構想の基本的な規定を不問に付しておるのをどうするか。また、市街地のどの地区からどのように再開発を進めていくかというような、全体計画に基づく段階的計画と実施方法も不明になっておるので、これを修正案の中においてどういうようにしていくかということを、まず審議いたしておったのであります。
具体的な問題といたしましては、いまの都市状況を見てみますと、昼間人口と夜間人口とに大きいアンバランスがある。都市のどまん中におきましては、いわゆるドーナツ現象を来たしておる。このドーナツ現象を少なくして、職住近接を一体どうするか。それにはやはり、この再開発事業法によるところの夜間人口と昼間の人口との比率を法律的に、あるいは政令で明確にすべきじゃなかろうか、こういうことが問題になりまして、建設省の役人は、この点につきましては、ひとつそれは政令におきまして明確にいたしましょう。それを法律では直せぬかということを申しますと、これはひとつ政令におまかせ願いたいというようなことを実は審議いたしたのであります。
第二点といたしましては、この再開発は、いままでは防災街区、こういうような法律でやられておりましたけれども、実際には貧困な環境、施設のもとで、大火とか風水害の防止であるとか、あるいは公害を規制するとか、あるいは衛生改善をする、道路をつくる、遊び場拡大というような、緊急にして必要な、不良居住地区、機能麻痺の中小企業地区の最優先的な再開発をひとつこの際法律の中に織り込んだらどうか、こういうことを申しておったのでありますが、これは行政指導でやりたい、こういうのが自民党さんの意見でございました。私どもは、そうじゃない、こういうような地区こそ、まず第一番にやるべきだということを明確に法律の中に入れるべきではなかろうかということで、この点においては話が対立いたしておったのであります。
さらには、重点的な施設計画といたしまして……(「要領よく言ってくれ」と呼ぶ者あり)わからぬ者が悪い。住民の日常生活を直接的に守って向上するのには、やはり公園とか道路であるとか、あるいは広場にとどまらず、集会所であるとか、あるいはまた、このごろは夫婦共かせぎというものが多いのでございますから、保育所をつくる、あるいは気軽に利用できる運動場というような共同利用の施設を、やはり再開発地帯におきまして重点的に総合的に配置すべきじゃないか、これを法律の中に入れないかという話をいたしておったのでありますが、これは、都市計画法との相関関係の中において入れたい、それじゃ、これを法律的にやったらどうかというような話も、まだまだ進められておったのであります。
さらにはまた、計画決定の権限は、都市計画法に基づきまして都道府県知事にあるとされておりますが、町づくりのこの責任者は、何を申しましても市町村である。そういう市町村というような、住民に身近にあるこの市町村を責任体制にする必要があるのではないか。私どもはこのように考えまして、自民党の諸君あるいは各党の諸君と話をいたしておったのでありますが、この点につきましては、これまた自民党の検討事項として残っておるのであります。しかし、この再開発というものは、市民の参加と協力によって初めてなし得る問題でございますので、これで住みよい都市づくりをするというためには、計画の決定に先立ちまして、住民の意思が反映できるよう、積極的な住民参加の方式を民主的な手続、運営等で確立する必要があるということを、私どもは強く要求いたしたのであります。
保利官房長官が建設大臣当時に都市計画法を策定いたしまして、私ども、このときに、この審議に参加いたしたのでありますが、保利建設大臣は、当時、この私どもの言う住民参加ということにつきましては非常に理解がございまして、住民参加の道を開きまして、公聴会を開くとか、あるいはまた、地図をつくったならばこれを公示するという方法を、保利大臣のときには法律的に入れたのであります。したがって、このたびの都市再開発法も、同じように、住民参加の方法を講ずるようにしなければならないと私どもは申したのでありますが、与党の諸君は、この点はひとつ考えてみようというお話でございました。これはあるいは、強行採決が行なわれなかったならば、民主的な建設委員会理事各位でございましたがゆえに、おそらくは、やれたのではなかろうか、このように考えられるのであります。
さらにはまた、先ほど申しました組合施行の場合に、三分の一の不同意者にも——不同意する者が三分の一ありましても、これを積極的に賛意と協力をさすように、行政手段あるいは法的に、あるいは政令において、どういうように不同意者の三分の一を、これを組み込んでいくかという方策をここで真剣に考えなければ、せっかくの組合施行の方法をとる都市再開発もできないじゃないか、この意見をどういうようにして反映さすかということも、これまた真剣に理事会において討議せられておったところであります。
この発言だけを見る →ただいまの御質問の第一点は、野党修正をおそれたのかと、こういう御質問もございますが、私ども社会党並びに公明党の両党から修正要綱が出されまして、そして、実は理事全員におきまして、一々これをチェックしながら、どういう方法にするかということで、法案の中にいかにこれを盛り込むかという作業を進めておったのであります。
わが党の修正の基本的な立場というものをひとつ申し上げてみたいと思います。
この再開発法は、先ほども申しましたように、三回にわたりまして継続審査になったのでございますが、このたびは、自民党の諸君はどうしても通さしていただきたいというので、住宅を都市再開発によってつくられた建物の上に上乗せすることと、さらには、高度利用地区をひとつもう少し考えようじゃないかということを、本案提出以前に直したのでございます。しかし、これとてもまだまだ十分じゃない。そこで、都市全体の機能を改善して整備をはかる総合的な再開発計画が、構想の基本的な規定を不問に付しておるのをどうするか。また、市街地のどの地区からどのように再開発を進めていくかというような、全体計画に基づく段階的計画と実施方法も不明になっておるので、これを修正案の中においてどういうようにしていくかということを、まず審議いたしておったのであります。
具体的な問題といたしましては、いまの都市状況を見てみますと、昼間人口と夜間人口とに大きいアンバランスがある。都市のどまん中におきましては、いわゆるドーナツ現象を来たしておる。このドーナツ現象を少なくして、職住近接を一体どうするか。それにはやはり、この再開発事業法によるところの夜間人口と昼間の人口との比率を法律的に、あるいは政令で明確にすべきじゃなかろうか、こういうことが問題になりまして、建設省の役人は、この点につきましては、ひとつそれは政令におきまして明確にいたしましょう。それを法律では直せぬかということを申しますと、これはひとつ政令におまかせ願いたいというようなことを実は審議いたしたのであります。
第二点といたしましては、この再開発は、いままでは防災街区、こういうような法律でやられておりましたけれども、実際には貧困な環境、施設のもとで、大火とか風水害の防止であるとか、あるいは公害を規制するとか、あるいは衛生改善をする、道路をつくる、遊び場拡大というような、緊急にして必要な、不良居住地区、機能麻痺の中小企業地区の最優先的な再開発をひとつこの際法律の中に織り込んだらどうか、こういうことを申しておったのでありますが、これは行政指導でやりたい、こういうのが自民党さんの意見でございました。私どもは、そうじゃない、こういうような地区こそ、まず第一番にやるべきだということを明確に法律の中に入れるべきではなかろうかということで、この点においては話が対立いたしておったのであります。
さらには、重点的な施設計画といたしまして……(「要領よく言ってくれ」と呼ぶ者あり)わからぬ者が悪い。住民の日常生活を直接的に守って向上するのには、やはり公園とか道路であるとか、あるいは広場にとどまらず、集会所であるとか、あるいはまた、このごろは夫婦共かせぎというものが多いのでございますから、保育所をつくる、あるいは気軽に利用できる運動場というような共同利用の施設を、やはり再開発地帯におきまして重点的に総合的に配置すべきじゃないか、これを法律の中に入れないかという話をいたしておったのでありますが、これは、都市計画法との相関関係の中において入れたい、それじゃ、これを法律的にやったらどうかというような話も、まだまだ進められておったのであります。
さらにはまた、計画決定の権限は、都市計画法に基づきまして都道府県知事にあるとされておりますが、町づくりのこの責任者は、何を申しましても市町村である。そういう市町村というような、住民に身近にあるこの市町村を責任体制にする必要があるのではないか。私どもはこのように考えまして、自民党の諸君あるいは各党の諸君と話をいたしておったのでありますが、この点につきましては、これまた自民党の検討事項として残っておるのであります。しかし、この再開発というものは、市民の参加と協力によって初めてなし得る問題でございますので、これで住みよい都市づくりをするというためには、計画の決定に先立ちまして、住民の意思が反映できるよう、積極的な住民参加の方式を民主的な手続、運営等で確立する必要があるということを、私どもは強く要求いたしたのであります。
保利官房長官が建設大臣当時に都市計画法を策定いたしまして、私ども、このときに、この審議に参加いたしたのでありますが、保利建設大臣は、当時、この私どもの言う住民参加ということにつきましては非常に理解がございまして、住民参加の道を開きまして、公聴会を開くとか、あるいはまた、地図をつくったならばこれを公示するという方法を、保利大臣のときには法律的に入れたのであります。したがって、このたびの都市再開発法も、同じように、住民参加の方法を講ずるようにしなければならないと私どもは申したのでありますが、与党の諸君は、この点はひとつ考えてみようというお話でございました。これはあるいは、強行採決が行なわれなかったならば、民主的な建設委員会理事各位でございましたがゆえに、おそらくは、やれたのではなかろうか、このように考えられるのであります。
さらにはまた、先ほど申しました組合施行の場合に、三分の一の不同意者にも——不同意する者が三分の一ありましても、これを積極的に賛意と協力をさすように、行政手段あるいは法的に、あるいは政令において、どういうように不同意者の三分の一を、これを組み込んでいくかという方策をここで真剣に考えなければ、せっかくの組合施行の方法をとる都市再開発もできないじゃないか、この意見をどういうようにして反映さすかということも、これまた真剣に理事会において討議せられておったところであります。
小
井
井上普方#25
○井上普方君(続) それで、借家人に対しましては、実は権限はございません。借地人に対しては権限はありますけれども、借家人に対しては権限がない。ここらあたりに非常に問題がありますので、これもひとつ法律の中に何とか明確化しようじゃないかということが話し合いの中心でございました。
わが党並びに公明党の修正案をあらまし申し上げまして、御答弁にかえる次第でございます。拍手
この発言だけを見る →わが党並びに公明党の修正案をあらまし申し上げまして、御答弁にかえる次第でございます。拍手
小
福
福岡義登#27
○福岡義登君 私は、先ほど井上普方君から、その趣旨説明が行なわれました建設常任委員長始関伊平君の解任決議案について、提案者に対しまして、日本社会党を代表し、若干の質問を行なわんとするものであります。
質問に先立ちまして、私の心境を申し述べさせていただきますならば、始関委員長と同じ委員会に身を置き、しかも、会館も同じ第二議員会館の七階で、朝夕顔を合わせておる私といたしましては、始関委員長の解任決議案に賛成する立場から質問を行なうことは、私情においてまことに忍びがたいものがあるのであります。しかし、始関君のおかしたあやまちはあまりにも大きく、議会制民主主義を守り、もって国民の負託にこたえなければならないという大義の前にはいかんともいたしがたく、泣いて馬謖を切るというのが私のただいまの心境であります。拍手この段階におきまして、始関君に対する私の友情を示すといたしますならば、始関君が解任決議案が採決に付される前に、みずからの不明をわび、男らしく辞任することを忠告することだけであります。始関君がこの私の忠告に従い、友情にこたえてくれることを切に祈ってやまないのであります。もし始関君がこの私の忠告に基づき身を処してくれるならば、おのずから将来の道は開けるものと思います。しかしながら、この私の忠告を無視するならば、厚顔無恥というか、無知もうまいといいましょうか、多く社会からの批判を受けて、その政治生命にも大きな危機が訪れるのではないかとも心配するのであります。拍手
さて、具体的な質問に入るわけでありますが、その第一は、議会制民主主義の歴史に大きな問題を残しました今次延長国会の冒頭の五月二十六日、始関委員長は、従来の慣行を無視し、しかも、定例日でない五月二十七日に一方的に理事会を開催するべく公報に掲載したことについてであります。
従来は、理事会を開こうとするときには、あらかじめ各党の理事に連絡を行ない、その上によって行なわれたと思うのでありますが、五月二十六日の場合は、この連絡が全くなく、突如として公報に掲載されたと聞いておるのでありますが、もしこれが事実だとするならば、許すことのできない不法にして不信行為だと思うのであります。どのような経緯であったのか、提案者から具体的な説明をお伺いしたいのであります。
第二の質問は、五月二十八日の理事会における始関委員長のとった行為についてであります。
当日の理事会は、延長国会における議案の審査日程などについて各党理事の意見調整が行なわれていたところ、始関委員長は、理事会を一方的に打ち切り、委員会の会議を開こうとしたと聞いております。このことも、もし事実だとすればゆゆしき問題でありますが、どのような理事会の経過であったのか、提案者の井上普方君も理事でありますから、その間の事情を詳しく御説明願いたいのであります。
第三の質問は、同じく五月二十八日の委員会における始関委員長の行動についてであります。
さきに述べましたごとく、始関委員長は、理事会を一方的に打ち切った直後、野党各党理事から、理事会を再開して延長国会の日程などについて協議すべきであるという強い意見が出されていたのにもかかわらず、これを退け、委員会の会議を強引に開いたと聞くのでありますが、これまた委員長としてとるべき態度ではなく、事実だとすれば許しがたいことだと思うのでありますが、どのような経緯であったのか、提案者から具体的に御説明をいただきたいのであります。
第四の質問は、一方的に委員会の会議を開いた始関委員長は、都市再開発法案を議題とし、あらかじめしめし合わせていたと思われる与党議員からの質疑打ち切りの動議が出されるや、他の委員の意見を求めることもなく、特に、そのときの委員室は、騒然として会議を続行できるような状態ではなかったのにもかかわらず、動議は賛成多数として質疑打ち切りを可決したとしているのであります。言語道断といわなければなりません。速記録もとれないような状態の中で、委員長が当然休憩を宣し、事態の集約をはかるべきだったと思うのでありますが、一体どのような経過であったのか、その詳細を御説明願いたいと思います。
第五の質問は、同じ日の委員会で始関委員長は、先議案件であるべき委員長の不信任決議案が出されていたのにもかかわらず、これを取り上げなかった事実があるのであります。このことも公平を欠く始関委員長の行動であったと思うのでありますが、提案者はその間の事情をどのように考えておられるのか、お伺いをしたいのであります。
質問の第六は、さきに述べました委員会における質疑打ち切りに続いて、始関委員長は、都市再開発法案を採決に付したとしているのでありますが、当時の会議の中では、先ほども申し上げましたように、速記録もとりにくい状態でありましたので、その中での採決ができるような事情ではなかったと思うのでありますが、これをあえて採決をしたとするがごときは、全く暴挙といわなければなりません。提案者の御見解を承りたいのであります。
第七の質問は、強行採決をされたという都市再開発法案の審議経過についてであります。
都市再開発法案に対しましては、私たち日本社会党は多くの意見を持ち、その一部を今日までの会議で述べてまいりました。今後もまた引き続いて法案審査の中で、これらの残された意見を述べようといたしたのであります。しかるに、質疑打ち切り、強行採決というのでは、意見を述べることもできないのでありまして、委員会における審査を続行されることを強く望みたいのであります。
特に、社会党といたしましては、先ほど阿部昭吾君からの御質問にもありましたように、理事会におきまして、同法案に対する修正案を提示していたのであります。この修正案に対しましては、自民党を含め各党とも検討するとの約束がなされておったのでありますが、この理事会における約束ごとも履行されないままに強行採決を行なわれたのであります。これではほんとうに国民のための都市再開発法であるかどうか、はなはだもって疑いたくなるのであります。提案者井上普方君は、先ほども御説明がなされておりますが、もう少し、この都市再開発法案の修正に対する理事会における経過、約束ごとというものを明らかにしてもらいたいと思うのであります。
この発言だけを見る →質問に先立ちまして、私の心境を申し述べさせていただきますならば、始関委員長と同じ委員会に身を置き、しかも、会館も同じ第二議員会館の七階で、朝夕顔を合わせておる私といたしましては、始関委員長の解任決議案に賛成する立場から質問を行なうことは、私情においてまことに忍びがたいものがあるのであります。しかし、始関君のおかしたあやまちはあまりにも大きく、議会制民主主義を守り、もって国民の負託にこたえなければならないという大義の前にはいかんともいたしがたく、泣いて馬謖を切るというのが私のただいまの心境であります。拍手この段階におきまして、始関君に対する私の友情を示すといたしますならば、始関君が解任決議案が採決に付される前に、みずからの不明をわび、男らしく辞任することを忠告することだけであります。始関君がこの私の忠告に従い、友情にこたえてくれることを切に祈ってやまないのであります。もし始関君がこの私の忠告に基づき身を処してくれるならば、おのずから将来の道は開けるものと思います。しかしながら、この私の忠告を無視するならば、厚顔無恥というか、無知もうまいといいましょうか、多く社会からの批判を受けて、その政治生命にも大きな危機が訪れるのではないかとも心配するのであります。拍手
さて、具体的な質問に入るわけでありますが、その第一は、議会制民主主義の歴史に大きな問題を残しました今次延長国会の冒頭の五月二十六日、始関委員長は、従来の慣行を無視し、しかも、定例日でない五月二十七日に一方的に理事会を開催するべく公報に掲載したことについてであります。
従来は、理事会を開こうとするときには、あらかじめ各党の理事に連絡を行ない、その上によって行なわれたと思うのでありますが、五月二十六日の場合は、この連絡が全くなく、突如として公報に掲載されたと聞いておるのでありますが、もしこれが事実だとするならば、許すことのできない不法にして不信行為だと思うのであります。どのような経緯であったのか、提案者から具体的な説明をお伺いしたいのであります。
第二の質問は、五月二十八日の理事会における始関委員長のとった行為についてであります。
当日の理事会は、延長国会における議案の審査日程などについて各党理事の意見調整が行なわれていたところ、始関委員長は、理事会を一方的に打ち切り、委員会の会議を開こうとしたと聞いております。このことも、もし事実だとすればゆゆしき問題でありますが、どのような理事会の経過であったのか、提案者の井上普方君も理事でありますから、その間の事情を詳しく御説明願いたいのであります。
第三の質問は、同じく五月二十八日の委員会における始関委員長の行動についてであります。
さきに述べましたごとく、始関委員長は、理事会を一方的に打ち切った直後、野党各党理事から、理事会を再開して延長国会の日程などについて協議すべきであるという強い意見が出されていたのにもかかわらず、これを退け、委員会の会議を強引に開いたと聞くのでありますが、これまた委員長としてとるべき態度ではなく、事実だとすれば許しがたいことだと思うのでありますが、どのような経緯であったのか、提案者から具体的に御説明をいただきたいのであります。
第四の質問は、一方的に委員会の会議を開いた始関委員長は、都市再開発法案を議題とし、あらかじめしめし合わせていたと思われる与党議員からの質疑打ち切りの動議が出されるや、他の委員の意見を求めることもなく、特に、そのときの委員室は、騒然として会議を続行できるような状態ではなかったのにもかかわらず、動議は賛成多数として質疑打ち切りを可決したとしているのであります。言語道断といわなければなりません。速記録もとれないような状態の中で、委員長が当然休憩を宣し、事態の集約をはかるべきだったと思うのでありますが、一体どのような経過であったのか、その詳細を御説明願いたいと思います。
第五の質問は、同じ日の委員会で始関委員長は、先議案件であるべき委員長の不信任決議案が出されていたのにもかかわらず、これを取り上げなかった事実があるのであります。このことも公平を欠く始関委員長の行動であったと思うのでありますが、提案者はその間の事情をどのように考えておられるのか、お伺いをしたいのであります。
質問の第六は、さきに述べました委員会における質疑打ち切りに続いて、始関委員長は、都市再開発法案を採決に付したとしているのでありますが、当時の会議の中では、先ほども申し上げましたように、速記録もとりにくい状態でありましたので、その中での採決ができるような事情ではなかったと思うのでありますが、これをあえて採決をしたとするがごときは、全く暴挙といわなければなりません。提案者の御見解を承りたいのであります。
第七の質問は、強行採決をされたという都市再開発法案の審議経過についてであります。
都市再開発法案に対しましては、私たち日本社会党は多くの意見を持ち、その一部を今日までの会議で述べてまいりました。今後もまた引き続いて法案審査の中で、これらの残された意見を述べようといたしたのであります。しかるに、質疑打ち切り、強行採決というのでは、意見を述べることもできないのでありまして、委員会における審査を続行されることを強く望みたいのであります。
特に、社会党といたしましては、先ほど阿部昭吾君からの御質問にもありましたように、理事会におきまして、同法案に対する修正案を提示していたのであります。この修正案に対しましては、自民党を含め各党とも検討するとの約束がなされておったのでありますが、この理事会における約束ごとも履行されないままに強行採決を行なわれたのであります。これではほんとうに国民のための都市再開発法であるかどうか、はなはだもって疑いたくなるのであります。提案者井上普方君は、先ほども御説明がなされておりますが、もう少し、この都市再開発法案の修正に対する理事会における経過、約束ごとというものを明らかにしてもらいたいと思うのであります。
小
福
福岡義登#29
○福岡義登君(続) 質問の第八は、都市計画法案の内容についてであります。
今日、緊急を要する政治課題として、過疎、過密の問題があることは皆さん御案内のとおりであります。都市においては深刻な住宅難、交通地獄、産業公害等々により国民生活が大きく破壊されようといたしております。また一方では、過疎現象も最近極度にはなはだしく、地域住民の生活は重大な危機に直面しておるのであります。これらは、歴代自民党内閣が大企業中心の政策をとり、国民生活を顧みなかったためであります。
この発言だけを見る →今日、緊急を要する政治課題として、過疎、過密の問題があることは皆さん御案内のとおりであります。都市においては深刻な住宅難、交通地獄、産業公害等々により国民生活が大きく破壊されようといたしております。また一方では、過疎現象も最近極度にはなはだしく、地域住民の生活は重大な危機に直面しておるのであります。これらは、歴代自民党内閣が大企業中心の政策をとり、国民生活を顧みなかったためであります。