予算委員会

2001-03-02 衆議院 全247発言

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会議録情報#0
平成十三年三月二日(金曜日)
    午後一時十分開議
 出席委員
   委員長 野呂田芳成君
   理事 北村 直人君 理事 久間 章生君
   理事 小林 興起君 理事 自見庄三郎君
   理事 細田 博之君 理事 池田 元久君
   理事 佐藤 観樹君 理事 原口 一博君
   理事 谷口 隆義君
      池田 行彦君    石川 要三君
      大原 一三君    奥野 誠亮君
      亀井 善之君    栗原 博久君
      阪上 善秀君    塩川正十郎君
      田中眞紀子君    高鳥  修君
      谷川 和穗君    津島 雄二君
      中山 正暉君    丹羽 雄哉君
      葉梨 信行君    萩野 浩基君
      牧野 隆守君    三塚  博君
      宮本 一三君    八代 英太君
      五十嵐文彦君    岩國 哲人君
      生方 幸夫君    海江田万里君
      金子善次郎君    城島 正光君
      仙谷 由人君    中川 正春君
      中田  宏君    平岡 秀夫君
      松野 頼久君    白保 台一君
      若松 謙維君    鈴木 淑夫君
      達増 拓也君    中井  洽君
      佐々木憲昭君    山口 富男君
      阿部 知子君    辻元 清美君
      横光 克彦君    井上 喜一君
      近藤 基彦君
    …………………………………
   内閣総理大臣       森  喜朗君
   総務大臣         片山虎之助君
   法務大臣         高村 正彦君
   外務大臣         河野 洋平君
   財務大臣         宮澤 喜一君
   文部科学大臣       町村 信孝君
   厚生労働大臣       坂口  力君
   農林水産大臣       谷津 義男君
   経済産業大臣       平沼 赳夫君
   国土交通大臣       扇  千景君
   環境大臣         川口 順子君
   国務大臣
   (内閣官房長官)
   (男女共同参画担当大臣) 福田 康夫君
   国務大臣
   (国家公安委員会委員長)
   (防災担当大臣)     伊吹 文明君
   国務大臣
   (防衛庁長官)      斉藤斗志二君
   国務大臣
   (沖縄及び北方対策担当大
   臣)           橋本龍太郎君
   国務大臣
   (金融担当大臣)     柳澤 伯夫君
   国務大臣
   (経済財政政策担当大臣) 麻生 太郎君
   国務大臣
   (科学技術政策担当大臣) 笹川  堯君
   内閣官房副長官      安倍 晋三君
   内閣府副大臣       坂井 隆憲君
   内閣府副大臣       仲村 正治君
   防衛庁副長官       石破  茂君
   外務副大臣        衛藤征士郎君
   財務副大臣        村上誠一郎君
   文部科学副大臣      大野 功統君
   文部科学副大臣      河村 建夫君
   厚生労働副大臣      増田 敏男君
   厚生労働副大臣      桝屋 敬悟君
   経済産業副大臣      中山 成彬君
   国土交通副大臣      高橋 一郎君
   国土交通副大臣      泉  信也君
   防衛庁長官政務官     岩屋  毅君
   防衛庁長官政務官     米田 建三君
   財務大臣政務官      大野 松茂君
   厚生労働大臣政務官    奥山 茂彦君
   環境大臣政務官      熊谷 市雄君
   政府特別補佐人
   (内閣法制局長官)    津野  修君
   政府参考人
   (法務省刑事局長)    古田 佑紀君
   参考人
   (日本銀行総裁)     速水  優君
   予算委員会専門員     大西  勉君
    —————————————
委員の異動
三月一日
 辞任         補欠選任
  池田 元久君     石毛えい子君
  岩國 哲人君     高木 義明君
  生方 幸夫君     大島  敦君
  海江田万里君     前田 雄吉君
  金子善次郎君     伴野  豊君
  城島 正光君     中山 義活君
  仙谷 由人君     後藤 茂之君
  中田  宏君     山田 敏雅君
  原口 一博君     山井 和則君
  平岡 秀夫君     大出  彰君
  松野 頼久君     近藤 昭一君
  佐々木憲昭君     藤木 洋子君
  山口 富男君     赤嶺 政賢君
  五十嵐文彦君     阿久津幸彦君
  佐藤 観樹君     島   聡君
  高木 義明君     手塚 仁雄君
  中山 義活君     大畠 章宏君
  達増 拓也君     東  祥三君
  藤木 洋子君     大森  猛君
  大出  彰君     前原 誠司君
  大畠 章宏君     田中 慶秋君
  後藤 茂之君     桑原  豊君
  近藤 昭一君     後藤  斎君
  島   聡君     中川 正春君
  山井 和則君     細野 豪志君
  赤嶺 政賢君     塩川 鉄也君
  大森  猛君     春名 直章君
  阿久津幸彦君     松原  仁君
  田中 慶秋君     大谷 信盛君
  手塚 仁雄君     首藤 信彦君
  中川 正春君     山花 郁夫君
  山田 敏雅君     三村 申吾君
  中井  洽君     樋高  剛君
  塩川 鉄也君     瀬古由起子君
  桑原  豊君     今田 保典君
  後藤  斎君     江崎洋一郎君
  細野 豪志君     中村 哲治君
  前原 誠司君     石井 紘基君
  瀬古由起子君     中林よし子君
  春名 直章君     矢島 恒夫君
  池田 行彦君     田中 和徳君
  石井 紘基君     大石 尚子君
  大島  敦君     山口  壯君
  今田 保典君     三井 辨雄君
  首藤 信彦君     今野  東君
  松原  仁君     楢崎 欣弥君
  鈴木 淑夫君     中塚 一宏君
  樋高  剛君     藤島 正之君
  中林よし子君     小沢 和秋君
  矢島 恒夫君     石井 郁子君
  辻元 清美君     金子 哲夫君
  横光 克彦君     植田 至紀君
  谷川 和穗君     山本 明彦君
  石毛えい子君     松本 剛明君
  江崎洋一郎君     長妻  昭君
  伴野  豊君     小林 憲司君
  前田 雄吉君     鈴木 康友君
  三村 申吾君     津川 祥吾君
  山花 郁夫君     筒井 信隆君
  若松 謙維君     斉藤 鉄夫君
  東  祥三君     達増 拓也君
  中塚 一宏君     山田 正彦君
  小沢 和秋君     吉井 英勝君
  植田 至紀君     重野 安正君
  丹羽 雄哉君     大村 秀章君
  山口  壯君     井上 和雄君
  斉藤 鉄夫君     若松 謙維君
  吉井 英勝君     児玉 健次君
  小島 敏男君     森岡 正宏君
  白保 台一君     福島  豊君
  若松 謙維君     上田  勇君
  井上 喜一君     松浪健四郎君
  田中 和徳君     後藤田正純君
  葉梨 信行君     松島みどり君
  牧野 隆守君     西川 京子君
  上田  勇君     若松 謙維君
  松浪健四郎君     井上 喜一君
  塩川正十郎君     高木  毅君
  福島  豊君     田端 正広君
  若松 謙維君     石井 啓一君
  大村 秀章君     丹羽 雄哉君
  後藤田正純君     池田 行彦君
  高木  毅君     塩川正十郎君
  西川 京子君     牧野 隆守君
  松島みどり君     葉梨 信行君
  森岡 正宏君     小島 敏男君
  山本 明彦君     谷川 和穗君
  井上 和雄君     生方 幸夫君
  大石 尚子君     平岡 秀夫君
  大谷 信盛君     城島 正光君
  小林 憲司君     金子善次郎君
  今野  東君     岩國 哲人君
  鈴木 康友君     海江田万里君
  津川 祥吾君     中田  宏君
  筒井 信隆君     佐藤 観樹君
  中村 哲治君     原口 一博君
  長妻  昭君     松野 頼久君
  楢崎 欣弥君     五十嵐文彦君
  松本 剛明君     池田 元久君
  三井 辨雄君     仙谷 由人君
  石井 啓一君     若松 謙維君
  田端 正広君     白保 台一君
  藤島 正之君     中井  洽君
  山田 正彦君     鈴木 淑夫君
  石井 郁子君     佐々木憲昭君
  児玉 健次君     山口 富男君
  金子 哲夫君     辻元 清美君
  重野 安正君     横光 克彦君
同月二日
 辞任         補欠選任
  岩國 哲人君     家西  悟君
  生方 幸夫君     加藤 公一君
  城島 正光君     田中  甲君
  仙谷 由人君     首藤 信彦君
  中田  宏君     中村 哲治君
  平岡 秀夫君     阿久津幸彦君
  辻元 清美君     北川れん子君
  横光 克彦君     植田 至紀君
  五十嵐文彦君     山内  功君
  海江田万里君     武正 公一君
  松野 頼久君     山村  健君
  達増 拓也君     佐藤 公治君
  中井  洽君     黄川田 徹君
  山口 富男君     木島日出夫君
  植田 至紀君     山内 惠子君
  北川れん子君     今川 正美君
  池田 元久君     津川 祥吾君
  佐藤 観樹君     田中 慶秋君
  首藤 信彦君     江崎洋一郎君
  原口 一博君     小林  守君
  黄川田 徹君     都築  譲君
  佐藤 公治君     一川 保夫君
  今川 正美君     大島 令子君
  山内 惠子君     日森 文尋君
  加藤 公一君     永田 寿康君
  金子善次郎君     松原  仁君
  田中  甲君     大石 尚子君
  山村  健君     山谷えり子君
  一川 保夫君     山田 正彦君
  都築  譲君     西村 眞悟君
  大島 令子君     中川 智子君
  日森 文尋君     保坂 展人君
  阿久津幸彦君     水島 広子君
  江崎洋一郎君     小泉 俊明君
  小林  守君     伴野  豊君
  中村 哲治君     後藤  斎君
  山内  功君     渡辺  周君
  白保 台一君     赤羽 一嘉君
  若松 謙維君     太田 昭宏君
  西村 眞悟君     土田 龍司君
  山田 正彦君     塩田  晋君
  木島日出夫君     松本 善明君
  佐々木憲昭君     塩川 鉄也君
  中川 智子君     原  陽子君
  保坂 展人君     菅野 哲雄君
  中山 正暉君     山口 泰明君
  赤羽 一嘉君     北側 一雄君
  太田 昭宏君     上田  勇君
  山口 泰明君     中山 正暉君
  家西  悟君     岩國 哲人君
  大石 尚子君     城島 正光君
  小泉 俊明君     仙谷 由人君
  後藤  斎君     中田  宏君
  田中 慶秋君     佐藤 観樹君
  武正 公一君     海江田万里君
  津川 祥吾君     池田 元久君
  永田 寿康君     生方 幸夫君
  伴野  豊君     原口 一博君
  松原  仁君     金子善次郎君
  水島 広子君     平岡 秀夫君
  山谷えり子君     松野 頼久君
  渡辺  周君     五十嵐文彦君
  上田  勇君     若松 謙維君
  北側 一雄君     白保 台一君
  塩田  晋君     達増 拓也君
  土田 龍司君     中井  洽君
  塩川 鉄也君     佐々木憲昭君
  松本 善明君     山口 富男君
  菅野 哲雄君     横光 克彦君
  原  陽子君     辻元 清美君
  奥野 誠亮君     阪上 善秀君
  小島 敏男君     萩野 浩基君
  岩國 哲人君     中川 正春君
  辻元 清美君     阿部 知子君
  井上 喜一君     松浪健四郎君
  森田 健作君     近藤 基彦君
  阿部 知子君     辻元 清美君
  松浪健四郎君     井上 喜一君
  阪上 善秀君     奥野 誠亮君
  中川 正春君     岩國 哲人君
  近藤 基彦君     森田 健作君
同日
 理事池田元久君、佐藤観樹君及び原口一博君同月一日委員辞任につき、その補欠として池田元久君、佐藤観樹君及び原口一博君が理事に当選した。
    —————————————
本日の会議に付した案件
 理事の補欠選任
 政府参考人出頭要求に関する件
 平成十三年度一般会計予算
 平成十三年度特別会計予算
 平成十三年度政府関係機関予算
 主査からの報告聴取

     ————◇—————
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野呂田芳成#1
○野呂田委員長 これより会議を開きます。
 理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
 委員の異動に伴い、現在理事が三名欠員となっております。この際、その補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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野呂田芳成#2
○野呂田委員長 御異議なしと認めます。
 それでは、理事に
      池田 元久君    佐藤 観樹君
      原口 一博君
を指名いたします。
     ————◇—————
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野呂田芳成#3
○野呂田委員長 平成十三年度一般会計予算、平成十三年度特別会計予算、平成十三年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
 この際、各分科会主査から、それぞれの分科会における審査の報告を求めます。
 第一分科会主査亀井善之君。
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亀井善之#4
○亀井(善)委員 第一分科会における審査の経過及び内容について御報告申し上げます。
 本分科会は、昨日と本日の二日間審査を行いました。その詳細につきましては会議録に譲ることとし、ここでは主な質疑事項について申し上げます。
 まず、会計検査院所管については、内閣官房報償費等に対する会計検査のあり方など、
 次に、内閣所管では、内閣官房報償費の使途及びその改善策など、
 次に、内閣府所管については、国民生活センターの役割、男女共同参画基本計画の策定趣旨及び基本的考え方、盗難高級車の不正輸出防止策、交通事故防止策、暴走族に対する取り締まり強化の必要性、自衛隊における小銃等の調達価格の見直し、米軍厚木基地におけるNLP(夜間離発着訓練)の移転見通しなどでありました。
 以上、御報告申し上げます。
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野呂田芳成#5
○野呂田委員長 第二分科会主査自見庄三郎君。
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自見庄三郎#6
○自見委員 第二分科会について御報告申し上げます。
 本分科会は、総務省所管について二日間審査を行いました。その詳細につきましては会議録に譲ることといたします。
 その主な質疑事項は、地上放送のデジタル化、市町村合併の促進、参議院比例代表区への非拘束名簿式比例代表制の導入に伴う開票作業への影響、郵便局職員の人事交流のあり方、特例地方債の発行のあり方、財団法人ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団問題、電子投票システムの早期導入の必要性、障害者への選挙情報の伝達のあり方、地方公共団体と郵便局の協力の推進、政治主導による行政改革の必要性、NHKニュースのインターネットによる二次利用問題、地域の商店街の振興策等々であります。
 以上、御報告申し上げます。
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野呂田芳成#7
○野呂田委員長 第三分科会主査宮本一三君。
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宮本一三#8
○宮本委員 第三分科会について御報告申し上げます。
 本分科会は、法務省、外務省及び財務省所管について二日間審査を行いました。その詳細につきましては会議録に譲ることといたします。
 その主な質疑事項は、外務省の報償費等にかかわる諸問題、宇和島水産高校の実習船えひめ丸と米原潜グリーンビルとの衝突事故に関する問題、ブッシュ米国新政権に対する我が国の基本姿勢、ポーランドに対する投資支援、繊維製品・農産物に対するセーフガード発動問題、アフガニスタン問題、日本たばこの中長期的な経営ビジョン、国及び地方の財政再建の見通し、公安調査庁の調査権限、非嫡出子の差別規定の撤廃を含む民法改正、我が国の治安維持体制の整備、少年犯罪防止のための予算拡充等々であります。
 以上、御報告申し上げます。
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野呂田芳成#9
○野呂田委員長 第四分科会主査細田博之君。
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細田博之#10
○細田委員 第四分科会について御報告申し上げます。
 本分科会は、文部科学省所管について二日間審査を行いました。その詳細につきましては会議録に譲ることといたします。
 その主な質疑事項は、中高一貫教育の成果と今後の課題、三十人学級の早期実現の見通し、歴史教科書検定に係る諸問題、スポーツ振興に向けての政府の取り組み、サッカーくじの導入が青少年に与える影響、幼稚園と保育所の一元化の必要性、障害児教育の向上策、我が国の情報教育の現状、地震予知研究の推進、原子力安全対策、国際熱核融合実験炉(ITER)の国内誘致等々であります。
 以上、御報告申し上げます。
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野呂田芳成#11
○野呂田委員長 第五分科会主査谷口隆義君。
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谷口隆義#12
○谷口委員 第五分科会について御報告申し上げます。
 本分科会は、厚生労働省所管について二日間審査を行いました。その詳細につきましては会議録に譲ることといたします。
 その主な質疑事項は、基礎年金財源の全額税方式化、年金積立金の運用状況、少子高齢化時代の雇用問題、医療安全対策、薬害問題、原爆症認定作業の迅速化、ものつくり大学設立の是非、ホームレス対策、角膜移植の推進、朝倉病院問題、プールの水質改善などであります。
 以上、御報告申し上げます。
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野呂田芳成#13
○野呂田委員長 第六分科会主査北村直人君。
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北村直人#14
○北村(直)委員 第六分科会について御報告申し上げます。
 本分科会は、農林水産省及び環境省所管について二日間審査を行いました。その詳細につきましては会議録に譲ることといたします。
 その主な質疑事項は、総合的環境施策の展開についての環境省の決意、「地球と共生する「環(わ)の国」日本」実現のための具体的方途、自然環境の保全に向けた環境省の積極的役割、廃棄物問題への対処方針、有明海におけるノリ不作問題、林業の荒廃問題及び今後の林業振興への取り組み、農産物セーフガード発動への取り組み、遺伝子組み換え作物の輸入規制の必要性、日中漁業交渉の経緯、農林水産業の担い手対策等々であります。
 以上、報告申し上げます。
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野呂田芳成#15
○野呂田委員長 第七分科会主査小林興起君。
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小林興起#16
○小林(興)委員 第七分科会について御報告申し上げます。
 本分科会は、経済産業省所管について二日間審査を行いました。その詳細につきましては会議録に譲ることといたします。
 その主な質疑事項は、鉱業法見直しの必要性、繊維セーフガード発動への取り組み、産業集積地域の整備方針、地場産業への支援策、風力発電推進の必要性、リサイクル製品への支援措置、愛知万博の進捗状況、今後の原子力行政のあり方、計量士の信頼性確保への取り組み等々であります。
 以上、御報告申し上げます。
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野呂田芳成#17
○野呂田委員長 第八分科会主査栗原博久君。
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栗原博久#18
○栗原委員 第八分科会について御報告申し上げます。
 本分科会は、国土交通省所管につきまして二日間審査を行いました。その詳細につきましては会議録に譲ることといたします。
 その主な質疑事項は、二十一世紀における国土交通行政のあり方、ダム建設事業等公共事業の見直し、国道の整備状況、治水対策、中央リニア新幹線の整備、首都圏第三空港、中部国際空港及び地方空港の整備、平成十二年九月の東海豪雨被害の復興状況と支援策、中小建設業者の受注機会の確保、バリアフリー化の推進、公共交通のあり方、連続立体交差事業の推進等々であります。
 以上、御報告申し上げます。
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野呂田芳成#19
○野呂田委員長 以上をもちまして各分科会主査の報告は終了いたしました。
    —————————————
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野呂田芳成#20
○野呂田委員長 この際、お諮りいたします。
 三案審査のため、本日、政府参考人として法務省刑事局長古田佑紀君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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野呂田芳成#21
○野呂田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
    —————————————
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野呂田芳成#22
○野呂田委員長 これより締めくくり質疑に入ります。
 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。佐藤観樹君。
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佐藤観樹#23
○佐藤(観)委員 御承知のように、村上前参議院議員と申しましょうか、自民党の参議院の会長と申しましょうか、きのう逮捕されたわけでございます。
 その前に、議員辞職のときに、総理に、議員辞職をされたことについてどう思いますかということを、私なりほかの方からいろいろとお伺いをしたわけでございますが、友人関係の話、それから自民党として、幹部として大変ショックだったというような話はございましたが、この事件というのは、かねてから言われておりますように、この事件だけじゃありませんが、政官業の癒着という、自民党が与党の間に非常にたくさんあったスキャンダルの典型なんですね、延長線上なんですね。つまり、業界の方からお金と票を出して議員をつくって、議員は役所に法案をつくらせ、あるいは予算をつけさせ、そして、役所はその後、そのつくったポジションにOBを送る、この政官業の癒着の、またこれは同じトライアングルの結果が今度の事件であります。
 したがって、これは、私もこの前も申しましたように、単なる村上、小山両参議院議員、あるいはKSD側の人が捕まったというだけではなくて、自民党の今日までの政界支配の基本的な構図がそのままあらわれたというふうに私は考えておりますし、世間もそう考えておるわけでございます。
 何でかつての労働省が、最初は反対だと言われておりましたけれども、これに応援するようになったか。これは、私は言いましたけれども、いわばOBというのを、ものつくり大学をつくればまた大量にOBを送ることができる。つまり、国民の税金を使って新しい職場をつくっているんですよ。
 こういう基本的な構図であるという認識及びその反省ということについて、その反省は総理にはございませんか。
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森喜朗#24
○森内閣総理大臣 KSD問題に関しまして、きょうは村上前議員が逮捕されまして初めて私は国会で答弁することになりますので、少し時間をいただきまして、自分の気持ちも申し上げたいと思います。
 村上氏が参議院におきまして指導的な役割を担っておられました方だけに、私としても大変残念でもありますし、また極めて深刻に受けとめております。
 所属議員が二人もの逮捕を出したということにいたしましても、自由民主党としての責任も重く受けとめておりまして、公党として国民の皆様に心からおわびを申し上げたいと思う次第でございます。
 今後、司法当局の捜査によって徹底的に真相究明が行われ、国民の前に真相が明らかにされていくべきものであろうと考えておりますが、私としても、重大な関心を持ってその進展を注視していきたい、このように考えております。
 今、佐藤議員からいろいろ御指摘がございました。佐藤議員がそのような政官業という、そういういわゆるトライアングルの構造というふうに、すべてをそう決めつけられることについて、私はその考え方にはくみすることはできません。
 この結果を見ればそのような形をとり得るのかもしれませんが、もとより、このことを意図してそうしたことがあったとは思えないし、また、それぞれ省庁に関係するそうした団体ができる、あるいは大学ができる、今の場合は大学という御指摘でございました、それによって、まさにそこに何人ものいわゆる官僚が派遣されるからその道を開こうと思ったとか、そんなことを考えてこうした政策が進められているというふうに私は思いません。
 少なくともこのものつくり大学については、るる、これまでそれぞれの閣僚からも、また私も御答弁を申し上げてまいりましたけれども、本当に日本の古くからある大事な伝統技術といいましょうか、そういうものを大事に大事に残していかなきゃならない。そして、昨今の若い学生諸君たちも、あるいは若い青年たちと申し上げていいか、そうしたことに関心を持たないということであってはならない。そういう思いから、そうした技術を持つ技術者を養成していこう、そういう発想の中で、こうした高等教育機関が必要であるということからスタートをした。私もそのように信じておりますし、そういう方向で村上議員も、もしそのことに対しての最初の発意者であるとするならば、そういう考え方で進められたものであるということは私は疑う余地はない、そういうふうに考えております。
 しかし、いずれにいたしましても、こうしたことはやはり行き過ぎてはいけないわけでありまして、やはり自分の心の中に問うて、絶えず自分の心の中で引き締めていかなければならないということは言うまでもないし、この事件、すべてまだわかりませんけれども、少なくとも今伝えられているようなことから見れば、そうした制御する気持ちが残念ながらなかったのかなという気持ちでは、私は、かつての友人としても、かつてというか今でも友人でありますが、友人としても本当に残念だったな、そう思っている次第であります。
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佐藤観樹#25
○佐藤(観)委員 ものつくり大学の是非についてはここで随分いろいろと議論をしたわけで、そのことの内容自体が決して悪いということを言っているわけではない。
 ただ、基本的に、KSDという、業界といってもそれ自体はそう大きくはないわけですけれども、いわば政官業という言葉で言えば、KSDのお金、票、これをバックにして、この場合主に労働省、あるいは文部省もかかわってきているわけですけれども、アイム・ジャパンになればまた厚生省もかかわってくるというようなことで、いわば役所を舞台にしながら、そしてその中に、村上元参議院議員を初め、法律をつくるあるいは予算をつけるという役割を演じた人がおるわけでありまして、そういった意味で、まさにリクルートにしてもそうでしたし、あるいはロッキードにしても、政界という場にしながら、政官業の癒着のトライアングルが今度の事件である。その中には、これから追及をいたしますけれども、歴代並んでいる総裁も、これから追及いたしますにせ党員事件には実はかかわってくるんですよ。
 したがって、今総理の答弁の前半の部分は、過日、村上参議院議員が参議院議員をやめるときに聞いた話でありまして、私がお伺いしたいのは、いわばKSD疑獄といいましょうか、これは政官業の癒着という、従来から自民党さんが与党としてあったこの構造から発しているもの、そういう視点、そしてこれを直さないと、いつもこういう事件ごとに自民党さんは言います。解党的出直し、こう言われるけれども、それは本当にそういう認識の上に立たなければ解党的出直しもできないのではないか。そういう決意が森総理にはあるんだろうか。どうもそのあたりがいつも言いわけと申しましょうか、ものつくり大学は内容的にはいいものだということで、すりかえがあるというのがいつもあなたの答弁なんですよ。
 そういうことじゃないんです。本当に皆さんの方が解党的出直しをしようと思ったら、この政官業の癒着の上にこのことが発生したんだということをしっかり認識をしないと、とても解党的出直しということにはならぬのではないか、そういうお考えがありますかと私はお伺いしている。
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森喜朗#26
○森内閣総理大臣 私はすりかえで答弁を申し上げているわけじゃありませんが、たまたま佐藤議員が、ものつくり大学ができて、それができるとまた労働省や文部省から人を派遣することができる、そういう受け入れができるからということを例示として挙げられたから、私はそんな思いで労働省も文部省もバックアップしたのではないということを申し上げたかったわけです。
 結果としてそういう形ができてきたということが、政官業、いわゆるトライアングルの構図ということの御指摘だろうと思いますが、私が先ほど申し上げましたように、やはりいいものをつくり、いい政治をし、いい政策を掲げ、そして行政に対してもいい指導的な立場をとっていくということが大事なんであって、そうしたことが行き過ぎるということがこうした不幸な事件を招くわけでありますから、そこにやはり、みずからを律する、制するという気持ちがなければならないということを申し上げたわけであります。
 解党的なことができるかということでありますから、こうしたいろいろ不祥事を越えて、また我が党もそうしたことの反省を乗り越えて、これまでいろいろな形で、政治資金、政治と金、そういうものに対して律するような措置は随分私どもとしても積み上げてきたというふうに考えております。
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佐藤観樹#27
○佐藤(観)委員 私が指摘するような、あるいは国民の皆さんがそう思っているような、この事件の起こった背景あるいは構図、政官業がもたれ合いでこういう事件が発生をした、そういう認識はどうもないようでございますので、次に角度を変えます。
 皆さんのお手元に三枚、ホチキスでとめた資料がありますので見ていただきたいのでありますが、「党費肩代わりの実態と自民党総裁・幹事長の任期」、こういうものが行っております。どうして自民党の総裁、幹事長というのまで書いたかということは順次御説明をいたします。
 それで、毎々この予算委員会でも、例えば、ここにございます一九九一年から九九年までのKSDがかかわった党員、これはKSD側の資料等もいろいろ突き合わせてやっているわけでありますが、党費のところにクエスチョンがついておりますのは、これは家族党員等いろいろやっておりますから、ちょっと必ずしも正確じゃないところもあるかもしれないということでしたわけでありますが、今日まで十年間の間に延べ四十三万五千九百人という党員をKSDあるいは豊明会等が自民党の党員としてつくったわけであります。しかしそれが、本当に自分たちが全く自覚がない、そういう方がほとんどだということは、随分この委員会でも明らかになってまいりました。
 片山総務大臣にお伺いしたいのでありますけれども、一体、個人が全く知らない場合に、その自分の属するAならAという団体が党費といってその党に納めるというのは、政治資金規正法上、四条、五条からいって、これは党費扱いにできますか。私は寄附だと思うのですが。
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片山虎之助#28
○片山国務大臣 この委員会でも再三お答え申し上げておりますが、個々の事案については、それぞれの事案ごとの事実関係、これを精査しなければなりません、さまざまだと思いますけれども。
 今佐藤委員言われましたように、仮に当該団体が、本人との意思疎通も全くなく、当該本人が全く知らないまま党員の申し込みを行い、その党費相当額を政党に支払った場合においては、当該金銭の支払いは債務の履行とは言いがたい、党費とは言いがとうございまして、政党に対する寄附に該当するものと考えざるを得ません。
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佐藤観樹#29
○佐藤(観)委員 片山総務大臣の有名なあうん党員という、つまり、総務大臣が言いたかったのは、全くコミュニケーションがなくて別の団体が党費の肩がわりをしている、それは事実上、そのお金は、政治資金規正法上、寄附の扱いであるということであります。
 それで、この際ちょっとお伺いしておきたいのですが、きょうは法務省の刑事局長来ていらっしゃると思いますが、こういうように全く本人が知らないうちに某党の党員にされるということについては、これは有印私文書偽造の罪になる可能性があるというふうに私は解しておりますが、それはそういうことでよろしいですか。
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