予算委員会
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会
会議録情報#0
平成二十一年五月二十五日(月曜日)
午後一時五十六分開会
─────────────
委員の異動
五月二十二日
辞任 補欠選任
石井 一君 一川 保夫君
川崎 稔君 蓮 舫君
芝 博一君 藤本 祐司君
中村 哲治君 下田 敦子君
市川 一朗君 石井みどり君
岩城 光英君 森 まさこ君
木庭健太郎君 草川 昭三君
福島みずほ君 近藤 正道君
五月二十五日
辞任 補欠選任
森 まさこ君 丸川 珠代君
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 溝手 顕正君
理 事
犬塚 直史君
小林 正夫君
前川 清成君
峰崎 直樹君
森 ゆうこ君
岩永 浩美君
坂本由紀子君
鶴保 庸介君
荒木 清寛君
委 員
相原久美子君
一川 保夫君
尾立 源幸君
大石 尚子君
大河原雅子君
大久保 勉君
大塚 耕平君
郡司 彰君
自見庄三郎君
下田 敦子君
鈴木 寛君
富岡由紀夫君
広田 一君
福山 哲郎君
藤末 健三君
藤本 祐司君
牧山ひろえ君
蓮 舫君
石井みどり君
泉 信也君
木村 仁君
北川イッセイ君
関口 昌一君
南野知惠子君
林 芳正君
丸川 珠代君
森 まさこ君
山田 俊男君
山本 一太君
加藤 修一君
草川 昭三君
澤 雄二君
山下 芳生君
近藤 正道君
荒井 広幸君
国務大臣
総務大臣
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(地方分
権改革)) 鳩山 邦夫君
法務大臣 森 英介君
財務大臣
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(金融、
経済財政政策)
) 与謝野 馨君
文部科学大臣 塩谷 立君
厚生労働大臣 舛添 要一君
農林水産大臣 石破 茂君
国土交通大臣 金子 一義君
国務大臣
(内閣官房長官) 河村 建夫君
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(科学技
術政策、食品安
全)) 野田 聖子君
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(少子化
対策、男女共同
参画)) 小渕 優子君
内閣官房副長官
内閣官房副長官 浅野 勝人君
副大臣
外務副大臣 橋本 聖子君
財務副大臣 石田 真敏君
農林水産副大臣 近藤 基彦君
大臣政務官
財務大臣政務官 末松 信介君
農林水産大臣政
務官 野村 哲郎君
国土交通大臣政
務官 岡田 直樹君
事務局側
常任委員会専門
員 村松 帝君
政府参考人
内閣官房内閣審
議官 福島 克臣君
人事院事務総局
職員福祉局長 川村 卓雄君
内閣府大臣官房
審議官 梅溪 健児君
内閣府政策統括
官 松田 敏明君
内閣府男女共同
参画局長 板東久美子君
警察庁長官官房
審議官 園田 一裕君
総務省人事・恩
給局長 村木 裕隆君
総務省自治行政
局公務員部長 松永 邦男君
総務省自治行政
局選挙部長 門山 泰明君
総務省自治財政
局長 久保 信保君
法務省刑事局長 大野恒太郎君
外務大臣官房審
議官 中島 明彦君
外務大臣官房参
事官 小原 雅博君
外務大臣官房参
事官 兼原 信克君
外務省総合外交
政策局長 別所 浩郎君
財務省主計局長 丹呉 泰健君
財務省理財局長 佐々木豊成君
文部科学省初等
中等教育局長 金森 越哉君
文部科学省高等
教育局長 徳永 保君
文部科学省研究
振興局長 磯田 文雄君
厚生労働省医政
局長 外口 崇君
厚生労働省健康
局長 上田 博三君
厚生労働省医薬
食品局食品安全
部長 石塚 正敏君
厚生労働省雇用
均等・児童家庭
局長 村木 厚子君
厚生労働省社会
・援護局長 阿曽沼慎司君
厚生労働省政策
統括官 小野 晃君
国土交通省道路
局長 金井 道夫君
防衛大臣官房技
術監 秋山 義孝君
防衛省防衛政策
局長 高見澤將林君
参考人
日本銀行副総裁 西村 清彦君
─────────────
本日の会議に付した案件
○参考人の出席要求に関する件
○平成二十一年度一般会計補正予算(第1号)(
内閣提出、衆議院送付)
○平成二十一年度特別会計補正予算(特第1号)
(内閣提出、衆議院送付)
○平成二十一年度政府関係機関補正予算(機第1
号)(内閣提出、衆議院送付)
─────────────
この発言だけを見る →午後一時五十六分開会
─────────────
委員の異動
五月二十二日
辞任 補欠選任
石井 一君 一川 保夫君
川崎 稔君 蓮 舫君
芝 博一君 藤本 祐司君
中村 哲治君 下田 敦子君
市川 一朗君 石井みどり君
岩城 光英君 森 まさこ君
木庭健太郎君 草川 昭三君
福島みずほ君 近藤 正道君
五月二十五日
辞任 補欠選任
森 まさこ君 丸川 珠代君
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 溝手 顕正君
理 事
犬塚 直史君
小林 正夫君
前川 清成君
峰崎 直樹君
森 ゆうこ君
岩永 浩美君
坂本由紀子君
鶴保 庸介君
荒木 清寛君
委 員
相原久美子君
一川 保夫君
尾立 源幸君
大石 尚子君
大河原雅子君
大久保 勉君
大塚 耕平君
郡司 彰君
自見庄三郎君
下田 敦子君
鈴木 寛君
富岡由紀夫君
広田 一君
福山 哲郎君
藤末 健三君
藤本 祐司君
牧山ひろえ君
蓮 舫君
石井みどり君
泉 信也君
木村 仁君
北川イッセイ君
関口 昌一君
南野知惠子君
林 芳正君
丸川 珠代君
森 まさこ君
山田 俊男君
山本 一太君
加藤 修一君
草川 昭三君
澤 雄二君
山下 芳生君
近藤 正道君
荒井 広幸君
国務大臣
総務大臣
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(地方分
権改革)) 鳩山 邦夫君
法務大臣 森 英介君
財務大臣
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(金融、
経済財政政策)
) 与謝野 馨君
文部科学大臣 塩谷 立君
厚生労働大臣 舛添 要一君
農林水産大臣 石破 茂君
国土交通大臣 金子 一義君
国務大臣
(内閣官房長官) 河村 建夫君
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(科学技
術政策、食品安
全)) 野田 聖子君
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(少子化
対策、男女共同
参画)) 小渕 優子君
内閣官房副長官
内閣官房副長官 浅野 勝人君
副大臣
外務副大臣 橋本 聖子君
財務副大臣 石田 真敏君
農林水産副大臣 近藤 基彦君
大臣政務官
財務大臣政務官 末松 信介君
農林水産大臣政
務官 野村 哲郎君
国土交通大臣政
務官 岡田 直樹君
事務局側
常任委員会専門
員 村松 帝君
政府参考人
内閣官房内閣審
議官 福島 克臣君
人事院事務総局
職員福祉局長 川村 卓雄君
内閣府大臣官房
審議官 梅溪 健児君
内閣府政策統括
官 松田 敏明君
内閣府男女共同
参画局長 板東久美子君
警察庁長官官房
審議官 園田 一裕君
総務省人事・恩
給局長 村木 裕隆君
総務省自治行政
局公務員部長 松永 邦男君
総務省自治行政
局選挙部長 門山 泰明君
総務省自治財政
局長 久保 信保君
法務省刑事局長 大野恒太郎君
外務大臣官房審
議官 中島 明彦君
外務大臣官房参
事官 小原 雅博君
外務大臣官房参
事官 兼原 信克君
外務省総合外交
政策局長 別所 浩郎君
財務省主計局長 丹呉 泰健君
財務省理財局長 佐々木豊成君
文部科学省初等
中等教育局長 金森 越哉君
文部科学省高等
教育局長 徳永 保君
文部科学省研究
振興局長 磯田 文雄君
厚生労働省医政
局長 外口 崇君
厚生労働省健康
局長 上田 博三君
厚生労働省医薬
食品局食品安全
部長 石塚 正敏君
厚生労働省雇用
均等・児童家庭
局長 村木 厚子君
厚生労働省社会
・援護局長 阿曽沼慎司君
厚生労働省政策
統括官 小野 晃君
国土交通省道路
局長 金井 道夫君
防衛大臣官房技
術監 秋山 義孝君
防衛省防衛政策
局長 高見澤將林君
参考人
日本銀行副総裁 西村 清彦君
─────────────
本日の会議に付した案件
○参考人の出席要求に関する件
○平成二十一年度一般会計補正予算(第1号)(
内閣提出、衆議院送付)
○平成二十一年度特別会計補正予算(特第1号)
(内閣提出、衆議院送付)
○平成二十一年度政府関係機関補正予算(機第1
号)(内閣提出、衆議院送付)
─────────────
溝
溝手顕正#1
○委員長(溝手顕正君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
平成二十一年度補正予算三案審査のため、本日の委員会に日本銀行副総裁西村清彦君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
平成二十一年度補正予算三案審査のため、本日の委員会に日本銀行副総裁西村清彦君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
溝
溝
溝手顕正#3
○委員長(溝手顕正君) 平成二十一年度補正予算三案に関する理事会決定事項について御報告いたします。
本日は、一般質疑を八十一分行うこととし、各会派への割当て時間は、民主党・新緑風会・国民新・日本三十九分、自由民主党二十分、公明党七分、日本共産党五分、社会民主党・護憲連合五分、改革クラブ五分とすること、質疑順位につきましてはお手元の質疑通告表のとおりでございます。
─────────────
この発言だけを見る →本日は、一般質疑を八十一分行うこととし、各会派への割当て時間は、民主党・新緑風会・国民新・日本三十九分、自由民主党二十分、公明党七分、日本共産党五分、社会民主党・護憲連合五分、改革クラブ五分とすること、質疑順位につきましてはお手元の質疑通告表のとおりでございます。
─────────────
溝
溝手顕正#4
○委員長(溝手顕正君) 平成二十一年度一般会計補正予算(第1号)、平成二十一年度特別会計補正予算(特第1号)、平成二十一年度政府関係機関補正予算(機第1号)、以上三案を一括して議題とし、質疑を行います。鈴木寛君。ヤジ
この発言だけを見る →鈴
溝
鈴
溝
溝手顕正#8
○委員長(溝手顕正君) 鈴木寛君要求の二人の政府参考人の招致について、理事会の意見がまとまらず、今まで時間が掛かったわけでございます。
協議の結果、この御両人については、別途機会を設けて質疑を行うということで与野党協議が相調いましたので、鈴木議員、改めてその詳細については両筆頭で詰めていくということで決着が付いた次第でございます。
以上が開会が遅れた理由でございます。どうぞよろしく御理解をいただきたいと思います。
はい、どうぞ。
この発言だけを見る →協議の結果、この御両人については、別途機会を設けて質疑を行うということで与野党協議が相調いましたので、鈴木議員、改めてその詳細については両筆頭で詰めていくということで決着が付いた次第でございます。
以上が開会が遅れた理由でございます。どうぞよろしく御理解をいただきたいと思います。
はい、どうぞ。
鈴
鈴木寛#9
○鈴木寛君 委員長の御裁定ということでございますから、委員の一人としてその指示に従いたいと思いますが、大変私は遺憾でございます。
委員の皆様方、お手元に質疑通告表というのが配られているかと思います。今のお話は、この質疑通告者、私、鈴木寛君要求の森兼啓太君と木村盛世君の件でございますけれども、これ今まで、私の記憶では、国会議員が質疑者の通告を行って、そして、このまさに紙に、ペーパーに刷られている人たちがこうしたことで国会に来ないと。そして、本人は来たいということを了解をしていただいている。更に言えば、森兼さんについては、その上司である厚生労働省の改革室長の了解も内々いただいているにもかかわらず、一時間もこの大変お忙しい四人の大臣をお待たせをして、この国会が厚生省のまさに横暴によって開会が遅れてしまったということは極めて遺憾だというふうに思います。まさに今の日本の政治が、この四人の大臣よりも厚生省の官僚の皆さんの方が偉いと。余りにも本末転倒、官僚内閣の実態を私は大変重大に今回思っておるということだけ申し上げておきたいと思っております。
それでは、舛添大臣に御質問をさせていただきたいと思います。
今日はインフルエンザ対策のことでお話をさせていただきたいと思いますが、まず、大臣始め厚生労働省の皆さん、そして検疫官の皆さん、そして全国の、特に関西の医療関係者の皆さん、行政の皆さん、本当にこの問題で日夜、もうこの何週間にもわたって大変御苦労されて、そして国民の皆様方の健康と命を守るために御奮闘をいただいていることに、この場を借りて心から敬意と感謝を申し上げたいというふうに思います。まだまだこの問題、予断の置けない状況でございますので、引き続き、大変御苦労さまでございますが、よろしく御奮闘をお願いを申し上げたいというふうに思います。
冒頭、私のこの問題についての考え方を申し上げます。これ、まさに人類が初めて直面する問題でありますから、これ全知全能の人はいないわけで、前例もないし、それからすべてを予見してこれが正解だということもないという性質の課題であるということは私も十分承知をしております。まさに不確実性の中で、どれだけ国会あるいは内閣挙げて、全世界のあるいは日本のそれぞれのいろいろな現場の人の皆さんのまさに英知を結集して、そして汗を結集して、とにかく全力を尽くす、そのことに忠実に誠実であると、私はこの一点に尽きるというふうに思っております。その観点から、是非、もちろんお忙しいのはよく分かっておりますし、大臣が、御自身はそういうことで御努力をされているということは私は率直に党派を超えて御評価を申し上げたいと思います。
今日お呼びをした森兼さんも、実は大臣が五月十四日にまさに大臣アドバイザーとして任命をされて、この方はもう二十年にわたっての感染症問題の権威でありますので、そういうことで御意見を聞かれるということ、非常に評価しようと思って今日お呼びをしたわけでありますが、こういうことになってしまったことは大変残念でありますし、そのことは逆に言うと、大臣の秘書官からは御了解をいただいていたということも大臣の名誉のために申し上げたいと思うわけでありますが、大臣の秘書官よりも偉い方が厚生省にいらっしゃったということであります。
そこで、配付させていただいている資料の一、これ、御覧をいただきたいんでありますが、その観点から見逃すことのできない記事がございますので配付をさせていただきました。これは共同通信が全国に一千万から一千五百万部の読者を抱えるいろいろな地方紙に対して配信をしている記事でございます。中国新聞に掲載されたものを持ってまいりました。この中で、下線部の①、②、③、④、⑤と付させていただいておりますけれども検疫の問題、これも私は、その当否について別に良かったとか悪かったとか、これは後付けで物を言ってもしようがないわけで、ただ、これからまだまだ今後の対策、予断を許しません。それから、多くの有識者から第二波が来るということが言われております。そのことはもちろん定かでありませんが、しかし我々はあらゆる可能性を想定して、そして気が付いたときにその誤りを正すにはばかることなかれということで、常に毎日のように点検して改善をしていくと、こういうことが必要なものですから、そういう将来に向けた建設的な観点からこの記事は非常に気になる記事であります。
つまりは、一部の専門家は、下線部①でありますが、検疫についていろいろな指摘をしていた、あるいはWHOも検疫の効果には疑問との国際基準を出していたと、こういうことがあります。あるいは、ここのところをお伺いしようと思っていたわけでありますが、国立感染症研究所もこれについてのいろんな助言をしていたということでございますが、こうした助言を、聞く聞かないは別として、要するに採用するかしないかは別として、厚生労働省はどの程度把握をしておられたのか、お答えをいただきたいと思います。
この発言だけを見る →委員の皆様方、お手元に質疑通告表というのが配られているかと思います。今のお話は、この質疑通告者、私、鈴木寛君要求の森兼啓太君と木村盛世君の件でございますけれども、これ今まで、私の記憶では、国会議員が質疑者の通告を行って、そして、このまさに紙に、ペーパーに刷られている人たちがこうしたことで国会に来ないと。そして、本人は来たいということを了解をしていただいている。更に言えば、森兼さんについては、その上司である厚生労働省の改革室長の了解も内々いただいているにもかかわらず、一時間もこの大変お忙しい四人の大臣をお待たせをして、この国会が厚生省のまさに横暴によって開会が遅れてしまったということは極めて遺憾だというふうに思います。まさに今の日本の政治が、この四人の大臣よりも厚生省の官僚の皆さんの方が偉いと。余りにも本末転倒、官僚内閣の実態を私は大変重大に今回思っておるということだけ申し上げておきたいと思っております。
それでは、舛添大臣に御質問をさせていただきたいと思います。
今日はインフルエンザ対策のことでお話をさせていただきたいと思いますが、まず、大臣始め厚生労働省の皆さん、そして検疫官の皆さん、そして全国の、特に関西の医療関係者の皆さん、行政の皆さん、本当にこの問題で日夜、もうこの何週間にもわたって大変御苦労されて、そして国民の皆様方の健康と命を守るために御奮闘をいただいていることに、この場を借りて心から敬意と感謝を申し上げたいというふうに思います。まだまだこの問題、予断の置けない状況でございますので、引き続き、大変御苦労さまでございますが、よろしく御奮闘をお願いを申し上げたいというふうに思います。
冒頭、私のこの問題についての考え方を申し上げます。これ、まさに人類が初めて直面する問題でありますから、これ全知全能の人はいないわけで、前例もないし、それからすべてを予見してこれが正解だということもないという性質の課題であるということは私も十分承知をしております。まさに不確実性の中で、どれだけ国会あるいは内閣挙げて、全世界のあるいは日本のそれぞれのいろいろな現場の人の皆さんのまさに英知を結集して、そして汗を結集して、とにかく全力を尽くす、そのことに忠実に誠実であると、私はこの一点に尽きるというふうに思っております。その観点から、是非、もちろんお忙しいのはよく分かっておりますし、大臣が、御自身はそういうことで御努力をされているということは私は率直に党派を超えて御評価を申し上げたいと思います。
今日お呼びをした森兼さんも、実は大臣が五月十四日にまさに大臣アドバイザーとして任命をされて、この方はもう二十年にわたっての感染症問題の権威でありますので、そういうことで御意見を聞かれるということ、非常に評価しようと思って今日お呼びをしたわけでありますが、こういうことになってしまったことは大変残念でありますし、そのことは逆に言うと、大臣の秘書官からは御了解をいただいていたということも大臣の名誉のために申し上げたいと思うわけでありますが、大臣の秘書官よりも偉い方が厚生省にいらっしゃったということであります。
そこで、配付させていただいている資料の一、これ、御覧をいただきたいんでありますが、その観点から見逃すことのできない記事がございますので配付をさせていただきました。これは共同通信が全国に一千万から一千五百万部の読者を抱えるいろいろな地方紙に対して配信をしている記事でございます。中国新聞に掲載されたものを持ってまいりました。この中で、下線部の①、②、③、④、⑤と付させていただいておりますけれども検疫の問題、これも私は、その当否について別に良かったとか悪かったとか、これは後付けで物を言ってもしようがないわけで、ただ、これからまだまだ今後の対策、予断を許しません。それから、多くの有識者から第二波が来るということが言われております。そのことはもちろん定かでありませんが、しかし我々はあらゆる可能性を想定して、そして気が付いたときにその誤りを正すにはばかることなかれということで、常に毎日のように点検して改善をしていくと、こういうことが必要なものですから、そういう将来に向けた建設的な観点からこの記事は非常に気になる記事であります。
つまりは、一部の専門家は、下線部①でありますが、検疫についていろいろな指摘をしていた、あるいはWHOも検疫の効果には疑問との国際基準を出していたと、こういうことがあります。あるいは、ここのところをお伺いしようと思っていたわけでありますが、国立感染症研究所もこれについてのいろんな助言をしていたということでございますが、こうした助言を、聞く聞かないは別として、要するに採用するかしないかは別として、厚生労働省はどの程度把握をしておられたのか、お答えをいただきたいと思います。
舛
舛添要一#10
○国務大臣(舛添要一君) 鈴木委員が非常に正確にこの事態を把握してくださっておりますので、今おっしゃったように、だれも遭遇したことのない新型インフルエンザで、まさに試行錯誤を繰り返しながら、日々反省をしながら新しい状況に対応していかないといけない。
そこに書いてありますように、一部は、いろんな専門家の意見を聞くのはいかがなものかというような批判を一部のマスコミはおやりになっていますけれども、今専門家の先生方は、尾身さん、これはWHOで非常に優れた業績を上げられた先生で私もよく知っています、この方をヘッドに委員会を形成しておりますけれども、すべてがその委員会の専門家の助言に基づいて成り立っております。そこで私は、万が一ですよ、大変信頼しているわけですからそのすばらしい先生方集めているんですけど、万が一その専門家委員会の判断が誤っていたら日本国政府の判断はすべて誤ることになります。そういうことで、セカンドオピニオン、サードオピニオンも聞いた方がいいだろうということで別途様々な意見の方をお呼びしました。
その中で、そこにあるような、一番極端な方は、もう水際なんて意味ないと、とにかく潜伏期間が間に入って、例えば今日私が発病するとすると、昨日からウイルスは出ているわけですから、それは発病しないとサーモグラフィーをやろうが何やろうが出てきません。だから、恐らく神戸なんかの例はそういうふうにして入ってきたか、ないしは四月の二十八日より前に入ってきたかもしれません。ですから、そういうことは聞いておりますし、このWHOの中にも様々な意見があります。
ただ、一方で、昨日、航空機の乗務員が、これ、調子悪いということを事前にお知らせいただいたので、段階を変えたんです、対処を変えましたけれども、これはちょっと機内検疫をやった方がいいということで、あの方が発症しているというのは、患者であるということは発見しました。ですから、全く無意味であるわけではありません。ただ、人的資源をどこでどの段階でどういうふうにスライドするかということは非常に難しいということで、これは日々反省し、それから今回の教訓をきちんとこれは厚生労働省としても組織として次の、渡していかないといけないと思っています。
今振り返りますと、要するに一番の盲点だったのは、やはりどうしても島国であるということで水際対策を一生懸命やろうと。ところが、神戸の場合は普通のインフルエンザだと思っていた。私は、もう入ってくるのは時間の問題だという言い方をしていましたけれども、今反省して言えば、既に入っているかもしれませんよということをもっと言っておけばよかったかなと、今にして思えばそう思います。
ですから、そういう反省を踏まえて、その限られた人的資源をもっとよく生かしたいというように思いますし、様々な意見について謙虚に今後とも耳を傾けたいと思っております。
この発言だけを見る →そこに書いてありますように、一部は、いろんな専門家の意見を聞くのはいかがなものかというような批判を一部のマスコミはおやりになっていますけれども、今専門家の先生方は、尾身さん、これはWHOで非常に優れた業績を上げられた先生で私もよく知っています、この方をヘッドに委員会を形成しておりますけれども、すべてがその委員会の専門家の助言に基づいて成り立っております。そこで私は、万が一ですよ、大変信頼しているわけですからそのすばらしい先生方集めているんですけど、万が一その専門家委員会の判断が誤っていたら日本国政府の判断はすべて誤ることになります。そういうことで、セカンドオピニオン、サードオピニオンも聞いた方がいいだろうということで別途様々な意見の方をお呼びしました。
その中で、そこにあるような、一番極端な方は、もう水際なんて意味ないと、とにかく潜伏期間が間に入って、例えば今日私が発病するとすると、昨日からウイルスは出ているわけですから、それは発病しないとサーモグラフィーをやろうが何やろうが出てきません。だから、恐らく神戸なんかの例はそういうふうにして入ってきたか、ないしは四月の二十八日より前に入ってきたかもしれません。ですから、そういうことは聞いておりますし、このWHOの中にも様々な意見があります。
ただ、一方で、昨日、航空機の乗務員が、これ、調子悪いということを事前にお知らせいただいたので、段階を変えたんです、対処を変えましたけれども、これはちょっと機内検疫をやった方がいいということで、あの方が発症しているというのは、患者であるということは発見しました。ですから、全く無意味であるわけではありません。ただ、人的資源をどこでどの段階でどういうふうにスライドするかということは非常に難しいということで、これは日々反省し、それから今回の教訓をきちんとこれは厚生労働省としても組織として次の、渡していかないといけないと思っています。
今振り返りますと、要するに一番の盲点だったのは、やはりどうしても島国であるということで水際対策を一生懸命やろうと。ところが、神戸の場合は普通のインフルエンザだと思っていた。私は、もう入ってくるのは時間の問題だという言い方をしていましたけれども、今反省して言えば、既に入っているかもしれませんよということをもっと言っておけばよかったかなと、今にして思えばそう思います。
ですから、そういう反省を踏まえて、その限られた人的資源をもっとよく生かしたいというように思いますし、様々な意見について謙虚に今後とも耳を傾けたいと思っております。
鈴
鈴木寛#11
○鈴木寛君 まさにそういうことを国会の場でもきちっと国民の皆さんとシェアをしたいと、そういう思いで私は臨んでおります。
同じ参考資料のこれは④、今日は内閣官房の内閣審議官お見えだと思いますが、報告書の最終案でこのことが削られたとありますが、このことは事実でしょうか。あるいは、その理由を教えてください。
この発言だけを見る →同じ参考資料のこれは④、今日は内閣官房の内閣審議官お見えだと思いますが、報告書の最終案でこのことが削られたとありますが、このことは事実でしょうか。あるいは、その理由を教えてください。
福
福島克臣#12
○政府参考人(福島克臣君) お答えいたします。
この報告書案というものがどういうものを指すのかよく存じません、よく定かではございませんが、いずれにしましても、五月十三日に専門家諮問委員会に答申を求めましたのは停留に関する報告について答申を求めたものでございまして、それについてお答えをいただいたと考えております。
この発言だけを見る →この報告書案というものがどういうものを指すのかよく存じません、よく定かではございませんが、いずれにしましても、五月十三日に専門家諮問委員会に答申を求めましたのは停留に関する報告について答申を求めたものでございまして、それについてお答えをいただいたと考えております。
鈴
鈴木寛#13
○鈴木寛君 そして、問題はこの五番目ですね。厚労省の対策メンバーは、我々も水際対策の効果が少ないのは知っている、やめたいが官邸の判断になっているので勝手にやめられないという報道があります。
この報道が本当だとすると私は大問題だというふうに思いますし、そして今日あえて木村盛世さんをお呼びしたのは、その次のページです。繰り返し防護服を着た検疫官がテレビに映れば対策のアピールになる、政治的判断で続けたのだろうと指摘すると。これが事実か事実でないかというのは極めて深刻かつ重大な問題だと思います。これが事実であれば、この国民の健康にとって極めて重要な課題を政治的パフォーマンスに利用したということになりますし、私はそうでないということを信じたいと思います。舛添さんのこの昼夜問わない御努力を見るに信じたいと思いますが、であれば、そのことをきちっと国民の皆様方に御理解をいただく、あるいはきちっと誤解を解くという努力もこれしなければいけないということをしたかったわけでありますが、そのことはできませんでした。
さらに、五月十四日、資料の二でございますが、早くからこの木村盛世氏はそのような御意見を提起をされていらっしゃったわけでありますが、この意見がどういう経過でどのように取り扱われたのかと。もちろん、それをすべて聞けと言うつもりは私はありませんけれども、しかし、有力な意見がどういうふうに議論されて、ああ、なるほどなということをより多く国民の皆さんとシェアをするのが私は熟議の民主主義ではないかというふうに思っておりますが、このことについての真偽、厚生労働省はどういうふうに把握し、どのようにこのことを説明されるのか、お伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →この報道が本当だとすると私は大問題だというふうに思いますし、そして今日あえて木村盛世さんをお呼びしたのは、その次のページです。繰り返し防護服を着た検疫官がテレビに映れば対策のアピールになる、政治的判断で続けたのだろうと指摘すると。これが事実か事実でないかというのは極めて深刻かつ重大な問題だと思います。これが事実であれば、この国民の健康にとって極めて重要な課題を政治的パフォーマンスに利用したということになりますし、私はそうでないということを信じたいと思います。舛添さんのこの昼夜問わない御努力を見るに信じたいと思いますが、であれば、そのことをきちっと国民の皆様方に御理解をいただく、あるいはきちっと誤解を解くという努力もこれしなければいけないということをしたかったわけでありますが、そのことはできませんでした。
さらに、五月十四日、資料の二でございますが、早くからこの木村盛世氏はそのような御意見を提起をされていらっしゃったわけでありますが、この意見がどういう経過でどのように取り扱われたのかと。もちろん、それをすべて聞けと言うつもりは私はありませんけれども、しかし、有力な意見がどういうふうに議論されて、ああ、なるほどなということをより多く国民の皆さんとシェアをするのが私は熟議の民主主義ではないかというふうに思っておりますが、このことについての真偽、厚生労働省はどういうふうに把握し、どのようにこのことを説明されるのか、お伺いしたいと思います。
上
上田博三#14
○政府参考人(上田博三君) 私どもといたしましては新聞情報でこれを知ったわけでございますけれども、直接本人から意見をいただいたわけではございませんので、新聞情報として、参考情報として考慮をさせていただいたと、こういうことでございます。
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上
鈴
鈴木寛#17
○鈴木寛君 なぜそれが必要ないと。これは、朝日新聞あるいは共同通信で延べで要するに二千万人を超える、二千五百万人の方が読んでいる、こういう情報があって、一方で舛添さんがいろんなことをおっしゃっている。これは、国民はどっちを信じたらいいのかと。これこそまさに混乱の種なんです。これを整理する必要がないと判断される根拠を教えてください。
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上田博三#18
○政府参考人(上田博三君) この方は検疫官でございまして、私どもが呼ぶと、やはり上司というかそういう関係にもあるものでございますから、そういうことを掛けて、もう少し、何といいますか、公平な形で聞けるチャンスがあればそのようにしたいというふうに考えております。
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鈴木寛#19
○鈴木寛君 いずれにしてもダブルメッセージになっているんですよ、国民に対しては。これが混乱のネタだと。どっちが正しいとか悪いとかという話じゃないんです。この情報を整理したらどうですかと申し上げているんです。
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鈴
鈴木寛#21
○鈴木寛君 是非この情報を整理していただきたいと思います。
舛添大臣が先ほどもお話ありましたように、結局、診断体制の問題ですね。結局、神戸、神戸高校の事例、まさにそこの問題、PCRの体制が十分でなかったというようなことあるかと思いますが、現状、このPCR調査、要するに詳細な遺伝子診断体制、これ、どういうふうな状況になっているでしょうか。
この発言だけを見る →舛添大臣が先ほどもお話ありましたように、結局、診断体制の問題ですね。結局、神戸、神戸高校の事例、まさにそこの問題、PCRの体制が十分でなかったというようなことあるかと思いますが、現状、このPCR調査、要するに詳細な遺伝子診断体制、これ、どういうふうな状況になっているでしょうか。
上
上田博三#22
○政府参考人(上田博三君) 神戸市は、神戸市の衛生研究所の検査能力が不足をしておりまして、現在、神戸検疫所が補助をしておりますけれども、まだ少し検査待ちがあるというような状況でございます。
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鈴木寛#23
○鈴木寛君 私も、神戸の、あるいは大阪のお医者さんから毎日、連日いろんなメールをいただいております。これ、そもそもPCR圧力というふうな言い方があるんだそうですけれども、このPCR診断を渡航歴のある人に限定してきた、これは民主党のインフルエンザ本部の聴取でも厚生省の方からそういう説明を受けました。ここが今振り返れば問題だったんじゃないかという指摘がありますが、これ、どういうふうに考えておられますか。
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上田博三#24
○政府参考人(上田博三君) 現実にPCRができるようになったのは五月の六日からでございます。そういうこともあって、その時点ではA型簡易キットしかなかったと。その後もまだそれぞれの衛生研究所で検査能力が十分でないようなこともあって、A型簡易キット陽性というだけでPCRになかなか回せないと。そういうことがあれば、やむを得ずやはり一番疫学的に関連性の強いメキシコとか米国とかカナダとか、こういうものの関連、いわゆる疫学的にはリンクといいますけれども、こういうものに関係のあるものに限ったと、こういうことからそういうことになったというふうに考えているところでございます。
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鈴木寛#25
○鈴木寛君 これまた別のメールですが、長崎ではPCRが三十しかないと、キットがですね。これは、やっぱりPCRの検査体制、早急に私は充実させていくべきだと思いますが、この点はどのようにお考えでしょうか。
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上田博三#26
○政府参考人(上田博三君) 現在、七十七の衛生研究所と十七の検疫所、それから国立感染研、あるいはその他大学でもこのPCRができるようでございますけれども、これは、まずプライマーというものと、それから検査のための、これは一般に販売されているものなんですが、このものと、それから機械と、この三つが、あとは人員ですね、これがそろわなければいけません。
そういう点では、大まか、全体で今一日の可能な件数は一千件ぐらいはできると思っているんですが、御指摘の点を踏まえて、今後の第二波以降のことも考えてこの能力については強化をする必要があるというふうに考えているところでございます。
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鈴
鈴木寛#27
○鈴木寛君 是非それはやっていただきたいと思います。
じゃ次に、発熱相談センター、これもパンクをしているんだ、大変だと、こういう悲鳴が聞こえておりますが、現在、稼働状況がどういうことになっていて、これで十分なのか、それとも、我々はこれを更にきちっと体制を確立すべきだと思っておりますが、その点についてお答えいただきたいと思います。
この発言だけを見る →じゃ次に、発熱相談センター、これもパンクをしているんだ、大変だと、こういう悲鳴が聞こえておりますが、現在、稼働状況がどういうことになっていて、これで十分なのか、それとも、我々はこれを更にきちっと体制を確立すべきだと思っておりますが、その点についてお答えいただきたいと思います。
上
上田博三#28
○政府参考人(上田博三君) 発熱相談センターは全都道府県に整備をされておりますが、大体一日当たり全体で四万件以上の相談に対応しているわけでございます。そういう点では実際には不足をしているわけでございますが、先ごろこの方針を、患者さんが数例発生している地域とそれから患者さんが増加を見られて重症化を防止する地域に分けましたので、それぞれの地域で若干の扱いは異なってまいりますけれども、おっしゃるように、発熱相談センター、これは保健所が中心となりますけれども、そのキャパシティーといいますか、相談可能件数についてはもう少し増やさないと国民の相談には乗り切れないと、このように考えているところでございます。
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鈴木寛#29
○鈴木寛君 総務大臣、兵庫県とかいろんな都道府県からの知事で、総務大臣のところにも要請来ていると思うんですが、これ、是非総務大臣からもこの都道府県を支援していただきたいと思いますが、どうも厚生省が都道府県に押し付けていると、こういう指摘もあるわけですが、是非。
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