予算委員会

2018-11-07 参議院 全617発言

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会議録情報#0
平成三十年十一月七日(水曜日)
   午前九時開会
    ─────────────
   委員の異動
 十一月五日
    辞任         補欠選任
     堀井  巌君     大野 泰正君
     西田 実仁君     平木 大作君
     若松 謙維君     熊野 正士君
     矢田わか子君     田名部匡代君
 十一月六日
    辞任         補欠選任
     今井絵理子君     三木  亨君
     佐藤 信秋君     中野 正志君
     藤木 眞也君     有村 治子君
     山本 一太君     進藤金日子君
     大野 元裕君     藤田 幸久君
     武田 良介君     小池  晃君
 十一月七日
    辞任         補欠選任
     進藤金日子君     宮島 喜文君
     石橋 通宏君     有田 芳生君
     徳永 エリ君     大野 元裕君
     小池  晃君     仁比 聡平君
     片山 大介君     清水 貴之君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         金子原二郎君
    理 事
                石井 準一君
                高橋 克法君
                二之湯武史君
                長谷川 岳君
                山下 雄平君
                谷合 正明君
                蓮   舫君
                足立 信也君
                辰巳孝太郎君
    委 員
                青山 繁晴君
                朝日健太郎君
                有村 治子君
                宇都 隆史君
                大野 泰正君
                太田 房江君
                こやり隆史君
                島田 三郎君
                進藤金日子君
                滝沢  求君
                中泉 松司君
                中西  哲君
                中野 正志君
                長峯  誠君
                三木  亨君
                宮島 喜文君
                元榮太一郎君
                吉川ゆうみ君
                和田 政宗君
                伊藤 孝江君
                熊野 正士君
                平木 大作君
                三浦 信祐君
                有田 芳生君
                石橋 通宏君
                小西 洋之君
                杉尾 秀哉君
                大島九州男君
                大野 元裕君
                田名部匡代君
                徳永 エリ君
                藤田 幸久君
                小池  晃君
                大門実紀史君
                仁比 聡平君
                浅田  均君
                片山 大介君
                清水 貴之君
                青木  愛君
               薬師寺みちよ君
   国務大臣
       内閣総理大臣   安倍 晋三君
       財務大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(金融)
       )        麻生 太郎君
       総務大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(マイナ
       ンバー制度))  石田 真敏君
       法務大臣     山下 貴司君
       外務大臣     河野 太郎君
       文部科学大臣
       国務大臣     柴山 昌彦君
       厚生労働大臣
       国務大臣     根本  匠君
       農林水産大臣   吉川 貴盛君
       経済産業大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(原子力
       損害賠償・廃炉
       等支援機構))  世耕 弘成君
       国土交通大臣
       国務大臣     石井 啓一君
       環境大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(原子力
       防災))     原田 義昭君
       防衛大臣     岩屋  毅君
       国務大臣
       (内閣官房長官) 菅  義偉君
       国務大臣
       (復興大臣)   渡辺 博道君
       国務大臣
       (国家公安委員
       会委員長)
       (内閣府特命担
       当大臣(防災)
       )        山本 順三君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(経済財
       政政策))    茂木 敏充君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(沖縄及
       び北方対策、消
       費者及び食品安
       全、少子化対策
       、海洋政策))  宮腰 光寛君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(クール
       ジャパン戦略、
       知的財産戦略、
       科学技術政策、
       宇宙政策))   平井 卓也君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(規制改
       革、地方創生、
       男女共同参画)
       )        片山さつき君
       国務大臣     櫻田 義孝君
   副大臣
       財務副大臣    鈴木 馨祐君
        ─────
       会計検査院長職
       務代行
       検査官      柳  麻理君
        ─────
   政府特別補佐人
       内閣法制局長官  横畠 裕介君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        藤井 亮二君
   政府参考人
       内閣府政策統括
       官        海堀 安喜君
       内閣府地方創生
       推進室次長    田川 和幸君
       総務省自治行政
       局選挙部長    大泉 淳一君
       総務省総合通信
       基盤局長     谷脇 康彦君
       法務省入国管理
       局長       和田 雅樹君
       厚生労働大臣官
       房生活衛生・食
       品安全審議官   宮嵜 雅則君
       厚生労働省労働
       基準局長     坂口  卓君
       厚生労働省職業
       安定局長     土屋 喜久君
       厚生労働省保険
       局長       樽見 英樹君
       厚生労働省人材
       開発統括官    吉本 明子君
       経済産業大臣官
       房審議官     新居 泰人君
       資源エネルギー
       庁電力・ガス事
       業部長      村瀬 佳史君
       国土交通省総合
       政策局長     栗田 卓也君
       国土交通省都市
       局長       青木 由行君
       国土交通省水管
       理・国土保全局
       長        塚原 浩一君
       国土交通省住宅
       局長       石田  優君
       環境省自然環境
       局長       正田  寛君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○平成三十年度一般会計補正予算(第1号)(内
 閣提出、衆議院送付)
○平成三十年度特別会計補正予算(特第1号)(
 内閣提出、衆議院送付)
    ─────────────
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金子原二郎#1
○委員長(金子原二郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
 平成三十年度補正予算二案に関する理事会決定事項について御報告いたします。
 本日は、総括質疑方式による質疑終了後、締めくくり質疑を三十二分行うこととし、各会派への割当て時間は、公明党六分、立憲民主党・民友会六分、国民民主党・新緑風会七分、日本共産党五分、日本維新の会四分、希望の会(自由・社民)二分、無所属クラブ二分とすること、質疑順位につきましてはお手元の通告表のとおりでございます。
    ─────────────
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金子原二郎#2
○委員長(金子原二郎君) 平成三十年度一般会計補正予算(第1号)、平成三十年度特別会計補正予算(特第1号)、以上二案を一括して議題とし、前回に引き続き、質疑を行います。
 徳永エリ君の関連質疑を許します。足立信也君。
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足立信也#3
○足立信也君 皆さん、おはようございます。国民民主党の足立信也でございます。
 今日は立冬でございます。だんだんこれから寒くなりますが、海の向こうのアメリカでは大変な熱気のようでございますけれども、中間選挙の大勢が判明するのは夕刻以降だと思いますので、どうかそれまで、総理、集中して予算委員会に臨んでいただきたいと思います。
 まず、所信表明で、人生百年時代の到来は大きなチャンスですと、そのように総理はおっしゃいました。人生百年時代の到来というのはどのような概念なんでしょうか。
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安倍晋三#4
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ある海外の研究によれば、日本では二〇〇七年に生まれた子供の半分が百七歳より長く生きると推計されています。こうした超長寿社会、まさに人生百年時代を世界に先駆けて迎える日本においては、これまでの単線型ではない多様な人生の再設計を可能とすることが必要であります。
 人生百年時代を見据えて、今後三年掛けて、子供から現役世代、そしてお年寄りまで、全ての世代が安心できる社会保障制度へと改革を進めてまいりたいと考えています。
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足立信也#5
○足立信也君 今おっしゃったことは、これ、ロンドン・ビジネススクール教授のリンダ・グラットンさんの著書、そのことで問題ないでしょうか。
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安倍晋三#6
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そういうことでございます。
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足立信也#7
○足立信也君 その根拠を示すことがもし可能であれば、今、二一〇七年には主な先進国では半数以上が百歳よりも長生きすると、五〇%以上がですね、ということなんですが、もし根拠を示せるのであれば、それをまた、総理じゃなくても結構ですが、示せる方がいらっしゃったら示してほしいんですが。
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茂木敏充#8
○国務大臣(茂木敏充君) UCバークレーのマックス・プランク・インスティテュート・フォー・デモグラフィック・リサーチ、ここが行っております調査でも、二〇〇七年に生まれた子供の半数は百七歳まで生きると。今、総理の御答弁のとおり、そのような研究を行っております。
 また、先生の方から御指摘いただきましたリンダ・グラットン教授の著書「ライフ・シフト」、原題は「ザ・ハンドレッド・イヤー・ライフ」でありまして、日本版のサブタイトル「百年時代の人生戦略」と、このようになっております。
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足立信也#9
○足立信也君 パネルでお示しいたしましたが、これは社人研の今後の予測でございます。(資料提示)
 皆さん御案内のように、ゼロ歳児の平均余命が平均寿命ということになるわけです。二〇六五年のところで男性が約八十五歳、それから女性が九十一歳です。平均余命ですから、じゃ、八十歳の人がどれぐらいの余命かというと、二〇六五年で男性が十一歳、女性が十四歳、これが平均です。
 このデータと、今、茂木大臣がおっしゃいましたけれども、これの整合性というのはどのように、つまり、八十歳の人は、二〇六五年、今から四十七年後ですか、それでも八十歳の人は九十四ですね、この整合性はどう捉えておられるんですか。
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茂木敏充#10
○国務大臣(茂木敏充君) お示しいただいたこの特定年齢の平均余命、今拝見いたしましたが、恐らく、その平均寿命でありますと、例えばゼロ歳でお亡くなりになる、十歳でお亡くなりになる方もいるわけでありまして、最頻値と、つまり一番多い割合で何歳まで生きるかという数字でいいますと、恐らく先生がお示ししたグラフをベースにしても百歳程度までは行くんではないかなと思います。
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足立信也#11
○足立信也君 これ以上はデータの話になるんですが、平均余命を見ても、とてもとても二〇六〇、あと四十七年後まで考えても、ここまでは行かないわけです。
 大事なことは、皆さん百歳まで生きるんですよ、それを考えて行動しましょうねではなくて、今まさに茂木大臣、原題をおっしゃいましたが、これ、リンダ・グラットンが言いたかったことは、いわゆるライフ・シフトであって、三つのシフトが必要だと、長くなるから。それは複数の部門のスペシャリストになること、自分が興味のあることのスペシャリストになって、それを複数持つこと。それから、ほかの者とのネットワークをつくると、このことが大事。そして、働くことを情熱や満足感を得られる経験を生み出す行為とすること。この三つのシフトが大事だと、そう考え、おっしゃっているわけです。
 そのためには何が一番重要だと書いているんでしょうか。私は全部は読んではおりませんが、あらあら読んでいますが、何が大事だと捉えているのでしょうか。
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茂木敏充#12
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほども申し上げましたように、日本語のサブタイトル、「百年時代の人生戦略」となっておりますが、政府の人生百年時代構想会議、昨年、総理の下でスタートいたしましたが、著者でありますリンダ・グラットン教授にも会議のメンバーに入ってもらいまして、初回にも教授自身のプレゼンテーションも行ってもらったところであります。
 「ライフ・シフト」、私も二回読みましたが、世界に先駆けて人生百年時代を迎える日本において、これまでの教育、仕事、老後という三つのステージを大半の人が同じペースで示す、そういった単線型のモデルではなくて、そこの中で、スペシャリストがあったり、一人ではなくて、先生おっしゃるようなネットワークをどう生かすかと、こういったことも含めて多様な人生設計をどう可能にしていくかと。教授の言葉で言えばマルチステージの人生、これをどう生きるかと、そのための教育であったりとか雇用、社会保障、これが最後の章に出てくる部分でありますけれども、それをどう変えていくかということが重要だと。
 そして、それがこの会議の主要なテーマでありまして、そこの中で、教育の無償化に加えて大学改革、さらにはリカレント教育の充実、教授の言葉で言いますとリ・クリエーション、再創造、自己の改善への投資活動と、こういったことを政府としても大胆に提案をさせていただいたと、改革の取りまとめをさせていただいたところであります。
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足立信也#13
○足立信也君 今、中で列挙されましたけれども、ポイントはやっぱり、社会保障もおっしゃいましたが、教育が大事だということなんです。それがこの著者の言いたかったことだと私は思います。
 民法改正で四年後には十八歳成人となって、契約に責任を負うこと。あるいは、日本は高齢社会の中で医療費は無駄は省かなきゃいけない。しかし、ヘルスリテラシーというふうに言いますけれども、日本は、医師から言われたことを理解するのは難しいというのは、日本は四四%、EUは平均一五%ですというように、非常にそのヘルスリテラシーに関して、アジアでは最下位と言われるぐらい弱いのです。
 そこで、まず、人生百年時代構想会議が六月十三日に取りまとめされましたが、この中で五項目ほどありますが、義務教育がないというのはどうしてなんでしょう。
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安倍晋三#14
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 人づくり革命基本構想では、少子高齢化が進む中においても我が国が力強い成長を続けていくため、一人一人の人材の質を高める人づくり革命として、幼児教育の無償化、低所得世帯の真に必要な子供たちに限って高等教育の無償化、そして時代のニーズ等に合った教育機関へと変革するための大学改革や人生百年時代における学び直しの重要性に鑑みたリカレント教育の充実などを実現することとしました。
 一方、幼児教育からつながる小学校、中学校等の義務教育については、その重要性にこれはもちろん疑いはありませんが、既に無償とされていることから、今回の人生百年時代構想会議における議論の対象とはしなかったということであります。
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足立信也#15
○足立信也君 既に無償だからとおっしゃいましたが、私は、義務教育は極めて大事だと、そのように思っています。なぜか。十五歳で義務教育が終わったときに、あと三年でもう成人並みの契約にも責任持たなければいけないし、あるいは働くということはどうなのか、悪質クレーマーの話もありますけど、労働のことについてきちっと分かっているかどうか。あるいは、私は、今保健体育がありますけど、体育重視であって、医療費の無駄を省きたいんなら、医療のことを勉強してもらったら、一番予防、あるいは省けますよ。
 そういったことを義務教育の間にきちんとやらなきゃいけないというのが私の考え方です。そこが今は無償化だからもう省いたということは、内容が大事ですから、是非そこをやるべきだと私は思います。
 十一月は過労死等防止啓発月間です。そこで、教員の働き方なんですが、今、小学校で教員の在校時間は十一時間三十三分、中学校で在校時間は十二時間十二分、アンケートによると八割がストレスを感じているということなんですが、先国会で働き方改革がメーンでしたけれども、加藤前厚生労働大臣はその前は働き方改革担当大臣でしたが、残念ながら、労働基準法の改正というかなり狭められた範囲であって、公務員等の学校の先生に関する働き方改革ということがほとんど抜け落ちてしまった。
 この学校教員の働き方、この改革については今どのように検討されて、どう運んでいかれるおつもりなんでしょうか。
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柴山昌彦#16
○国務大臣(柴山昌彦君) 今議員御指摘のとおり、質の高い学校教育を維持発展させるためには教師の業務負担の軽減を図ることが喫緊の課題であると考えております。そのためには、教師でなければできない業務以外の多くの仕事を教師が担っているという現状を抜本的に変えることが必要だと考えています。
 昨年十二月に学校や教師の業務の役割分担や適正化を着実に実行するための方策などを盛り込んだ緊急対策を取りまとめて、本年二月に各教育委員会に通知を発出したところであります。また、平成三十一年度の概算要求においては、小学校の英語教育のための専科教員千名を含む合計二千八百六十一名の定数改善を要求するとともに、教師の業務負担の軽減のために、中学校における部活指導員やスクールサポートスタッフの配置拡充に必要な経費も要求をさせていただいております。
 さらに、中央教育審議会において昨年六月から学校における働き方改革をテーマに集中的に審議をしていただいておりまして、それを踏まえて、さらに勤務時間管理の徹底、業務の役割分担適正化、学校の指導、事務体制の効果的な強化充実、勤務時間制度の改善など、教職の専門職としての教師にふさわしい勤務環境の確保にしっかりと取り組んでいきたいと考えております。
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足立信也#17
○足立信也君 文科省の事務次官通知が出ました、緊急対策。そこにあるのは、教員の意識改革だというようなことを書いてあるんだけれども、肝腎なことはやっぱり人が足りないということなんですよ。ここを増やさない限り、私は、義務教育終わった時点で、先ほど十八歳の話しましたけど、生きるための力を付けさせてあげなきゃ駄目なんですよ。そのための義務教育の在り方というものを本当に議論していただきたいし、実行に移していただきたい。
 その中でかなり障害になっているのがいわゆる給特法ですが、この改正についても意見が働き方改革の中で出ました。この道筋はどういうふうに考えておられるでしょうか。改正するんでしょうか。
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柴山昌彦#18
○国務大臣(柴山昌彦君) 御指摘の給特法については、今、中央教育審議会において学校における働き方改革の観点から審議をしていただいているところです。
 この問題についてはいろいろな議論をいただいていますけれども、いずれにしても、子供の発達段階に応じて分かりやすい授業、子供の意欲を引き出す授業を通じて教師の専門性が最大限発揮されるような勤務環境を整備することが大事であるということで、我が国の義務教育の高い成果を支える持続可能な体制を確立する観点から、この働き方改革及び給特法について議論をしていただいていると。今まさにその議論の最中であるということでありまして、その審議を踏まえて今後検討させていただきたいと思います。
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足立信也#19
○足立信也君 専門性を高めるということは、もっと人が必要だということですよ。そこは間違えないでいただきたい。日本は教員が、一人当たりの生徒数とか見ても、やはりほかの国と比べると明らかに少ないわけですから、そこはしっかり次代を担う子供たちを義務教育の間で生きる力をしっかり付けていただく、このことが大事だと思います。
 パネルをお願いします。
 二〇一〇年に新成長戦略というのを、私、政務官でしたが、作らさせていただきました。当時のGDPは中国に抜かれて第三位、しかし、一人当たりGDPは十七位だったんですね。その主な理由は就業率の低さ、特に女性、障害を持った方、元気な高齢者というところです。
 今、高齢な方、六十代の終わりまでもっと働いてもらおうというようなことが出ておりますが、これ、高齢者の就業率の国際比較です。もう既に、日本はほかの国々と比べてはるかに高い就業率なんですよ。ここで確認したいのは、七十歳までは働くことを選ぶ、選べるということは大事なんですが、一様に皆さんそうですよという考え方はやはり取るべきではないと、私はそのように思いますが、その点についてはいかがでしょう。
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根本匠#20
○国務大臣(根本匠君) 私も、委員のおっしゃるとおりだと思います。
 基本的には、働く意欲がある高齢者が年齢に関わりなく活躍することのできる社会、これの実現を目指すのが重要だと思います。ただ、六十五歳を超える高齢者、働き方に対する本人の希望あるいは健康状態など多様でありますので、ここは、働く意欲がある高齢者がその能力を十分に発揮して、働く個々の事情に応じて活躍できるように、多様な選択肢も検討していく必要があると考えています。
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足立信也#21
○足立信也君 これを御覧のように、働けと、人生長くなるから働けと言うだけではやっぱり駄目で、一人一人に見合ったことがなければいけないし、労働者の保護あるいは処遇の問題というようなこともセットで検討していただきたいんですが、今はそれも含めて、一時、シルバー人材センターの保険がほとんどの方が入れていないというようなこともございました。この高齢者に対する処遇あるいはその保護、労働者の保護ということについても、これも検討が進んでいるということでよろしいですか。
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根本匠#22
○国務大臣(根本匠君) それも私も大事なことだと思います。
 シルバー人材センターについても様々な要望を受けて対応を拡大しましたし、それから、やはり大事なのは、高齢者の皆さん、様々な仕事をやるわけですが、どういう仕事にどういう成果を求めるか。やはり仕事の内容に応じた処遇、待遇、これが必要だと思います。今検討させていただいております。
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足立信也#23
○足立信也君 ちょっと順番変えまして、今話題になっている外国人の雇用について、ちょっと順番を入れ替えていきたいと思います。
 外国人の労働者の増加率、これを見ると、ベストファイブが熊本、鹿児島、宮崎、島根、富山。人口減少が著しいあるいは地方というところに顕著に現れていて、もう欠くべからざる存在ということなんだろうと思います。
 そこで、お伺いしたいのは、社会保障、雇用保険、これは国籍を問わず日本人と同様だということだと思いますが、まずそれを確認させてください。
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山下貴司#24
○国務大臣(山下貴司君) お答えいたします。
 雇用保険、社会保険、生活保護についてはいずれも厚生労働省の所管ではございますが、まず雇用保険、社会保険の対象者については、一般的に日本人であるか外国人であるかによる差異は設けていないというふうに承知しております。したがって、特定技能外国人、新しい制度においても、他の、あっ、そうですね、外国人についても同様に雇用保険、社会保険の対象となるというふうに認識しております。
 他方、生活保護につきましては、生活保護は日本国民を対象としているものということで、あと人道上の配慮から、厚労省は、通知に基づいて、適法に日本に滞在し活動に制限を求めない一定の外国人永住者あるいは定住者、日本人の配偶者等に認めているということで、これから外れる外国人については対象にはならないということでございます。
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足立信也#25
○足立信也君 じゃ、確認ですが、雇用保険上、雇用保険二事業というのがございます。その中でも能力開発事業というものがございます。特定技能で日本にいらっしゃる方、これが会社の都合等々があって辞めざるを得ないときに能力開発の事業というものは当然彼らも在留して受けられる、日本人と同様だということは、そういうことでいいんですか。
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山下貴司#26
○国務大臣(山下貴司君) お答えいたします。
 厚労省所管の特定の事業のことではございますので、詳細については厚労省、大臣に伺っていただきたいんですが、少なくとも、支援として、我々、特定技能一号に関しましては職業生活上、社会生活上、日常生活上の支援をするということを考えております。
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足立信也#27
○足立信也君 じゃ、根本厚労大臣にお願いします。
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根本匠#28
○国務大臣(根本匠君) 受けられます。
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足立信也#29
○足立信也君 そこが、おととい蓮舫さんが質問されておりましたけれども、やはり在留して能力開発事業を受けられるわけですね。そこで、どこまで日本にいることができるのかという問題も、制度設計もきちっとやっていないといけないとまず思います。
 この前、経団連の方と話をしたときに、何が一番問題か、本人とその扶養している方々の本人特定だということなんです。本当にその人なんだろうか、これが一番心配だと言うんです。マイナンバーの利用は考えているんでしょうか。
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