財政金融委員会

2023-06-15 参議院 全109発言

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会議録情報#0
令和五年六月十五日(木曜日)
   午前十時十六分開会
    ─────────────
   委員の異動
 六月十三日
    辞任         補欠選任
     広瀬めぐみ君     神谷 政幸君
     山本 啓介君     永井  学君
 六月十四日
    辞任         補欠選任
     神谷 政幸君     山本佐知子君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         酒井 庸行君
    理 事
                浅尾慶一郎君
                大家 敏志君
                西田 昌司君
                横沢 高徳君
                上田  勇君
    委 員
                佐藤 信秋君
                白坂 亜紀君
                永井  学君
                馬場 成志君
                藤川 政人君
                古川 俊治君
                宮沢 洋一君
                宮本 周司君
                山本佐知子君
                勝部 賢志君
                柴  愼一君
                秋野 公造君
                横山 信一君
                浅田  均君
                梅村  聡君
                大塚 耕平君
                井上 哲士君
                神谷 宗幣君
                堂込麻紀子君
   国務大臣
       財務大臣     鈴木 俊一君
   副大臣
       財務副大臣    秋野 公造君
       防衛副大臣    井野 俊郎君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        小松 康志君
   政府参考人
       内閣官房内閣情
       報調査室次長   七澤  淳君
       復興庁審議官   森田  稔君
       財務省主計局次
       長        前田  努君
       資源エネルギー
       庁長官官房資源
       エネルギー政策
       統括調整官    山田  仁君
       防衛省大臣官房
       審議官      小杉 裕一君
       防衛省防衛政策
       局長       増田 和夫君
       防衛省整備計画
       局長       川嶋 貴樹君
       防衛装備庁技術
       戦略部長     堀江 和宏君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○我が国の防衛力の抜本的な強化等のために必要
 な財源の確保に関する特別措置法案(内閣提出
 、衆議院送付)
    ─────────────
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酒井庸行#1
○委員長(酒井庸行君) ただいまから財政金融委員会を開会をいたします。
 委員の異動について御報告を申し上げます。
 昨日までに、山本啓介君及び広瀬めぐみ君が委員を辞任され、その補欠として永井学君及び山本佐知子君が選任をされました。
    ─────────────
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酒井庸行#2
○委員長(酒井庸行君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
 我が国の防衛力の抜本的な強化等のために必要な財源の確保に関する特別措置法案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、財務省主計局次長前田努君外七名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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酒井庸行#3
○委員長(酒井庸行君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。
    ─────────────
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酒井庸行#4
○委員長(酒井庸行君) 我が国の防衛力の抜本的な強化等のために必要な財源の確保に関する特別措置法案を議題とし、質疑を行います。
 質疑のある方は順次御発言を願います。
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横沢高徳#5
○横沢高徳君 おはようございます。立憲民主・社民の横沢高徳でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
 明日十六日にも閣議決定が予定されている骨太方針二〇二三では、税制措置の実施措置を先送りするとの報道がされております。
 具体的には、二〇二五年以降のしかるべき時期とすることも可能になるよう、五兆円強の確保を目指す税外収入の上積みやその他追加収入を含めた取組の状況を踏まえ、柔軟に判断するとの文言を盛り込むことが考えられているとされていますが、大臣、まずこの情報は御存じかどうか、まず伺います。
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鈴木俊一#6
○国務大臣(鈴木俊一君) 存じ上げております。
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横沢高徳#7
○横沢高徳君 そこで、お伺いをいたします。
 わざわざ二〇二五年以降と明記するということは、令和六年には税制措置を実施しないですよと言っているようなものだと思います。衆議院の解散が騒がれている中で、選挙にちょっと影響があることは後回しにしようという思惑が透けて見えるとも取られます。防衛増税は選挙の後に先送りをするのかどうなのか、大臣にお伺いをいたします。
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鈴木俊一#8
○国務大臣(鈴木俊一君) 御指摘の骨太の方針二〇二三でありますけれども、現在、閣議決定に向けまして詰めの調整を行っているところであります。
 その上で、骨太方針におけます防衛力強化の財源確保として、税制措置の実施時期に関する箇所でありますけれども、これは先般、自民党の特命委員会から総理に対して行われた申入れの中で、令和六年度以降の適切な時期とされている税制措置の開始時期について、令和七年以降のしかるべき時期とする柔軟な判断も可能とするには、税制措置以外の財源を更に確保することが必要であり、本提言を踏まえ、その他の収入を含めて更なる上積みに向けた取組を政府に期待をする等の提言がなされたことを受けまして、その趣旨も踏まえ、検討が現在行われているところであります。
 その上で、税制措置の開始時期につきましては、昨年末に閣議決定した枠組みの下、行財政改革を含めた財源調達の見通し、景気や賃上げの動向及びこれらに対する政府の対応、これを踏まえて、今後、与党税制調査会において判断していくこととしていることは、これまでも御説明をしているとおりでありまして、昨年末に決定した防衛力強化のための財源フレームや政府のこれまでの説明が変わるものではありません。
 税制措置の開始時期については、閣議決定した枠組みの下で、引き続き、政府・与党で緊密に連携し、柔軟に判断してまいりたいと考えております。
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横沢高徳#9
○横沢高徳君 ありがとうございます。
 これまで鈴木大臣は、令和六年度以降に追加して確保することができる税外収入について現時点で具体的に見込まれるものはないと何度も答弁をされておりました。また、様々な財源を最大限かき集めてきたとの答弁もされております。にもかかわらず、税外収入の上積みやその他の追加収入があるかのような文言を骨太方針に追加しようとしている、これは、これまでの委員会質疑の答弁と整合性が付くのかどうなのかというところがあります。
 この点について、大臣の御見解をお伺いをいたします。
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鈴木俊一#10
○国務大臣(鈴木俊一君) 先ほど申し上げましたとおり、まだ二〇二三骨太の方針、最終調整中でございますが、与党の提言、これも、昨年末に閣議決定をいたしました財源の、失礼しました、税制措置の実施時期等を踏まえた閣議決定の枠内、何ら変わりのないものでございます。その時点でも、やはり実施時期は六年になるのか七年になるのか、それはしかるべき時期にやると、こういうことに書いてあるわけでありまして、当然、その中におきましては、遅れればその分の、別途ですね、この財源が必要になってくるということは織り込み済みのことでございます。
 よくお示ししております台形のところも、幅を持たせて書いてあるわけでありまして、そうした従来のこのこと、その枠内で進めていきたいということで、何ら今までの答弁に矛盾するものはないと考えております。
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横沢高徳#11
○横沢高徳君 ありがとうございます。
 それでは、先日行われた地方公聴会についてお伺いをしたいと思います。
 十三日、福島県で開催された地方公聴会で、防衛財源確保に対して被災地の皆様の思い、考えを聞いてまいりました。地方公聴会が実現できましたことを心より感謝を申し上げます。
 その中で、復興特別所得税の仕組みの変更の件です。
 浪江町の吉田町長の非常に重い内容であるという言葉が忘れられません。吉田町長の言葉に込められた意味を重く受け止め、議論をしていかなければならないと私は強く感じました。若い世代の陸前高田の及川さんは、税だったりが足かせになって将来に先細りになっていくことは何とかしたい、していかなければいけないと思いを口にされました。伊東さんからは、国民みんなが被災者を助けようといって税金から復興財源を出ていることに有り難い、そういうところに引っかけてやるのはやっぱり引っかかると、苦しい心境を語っておられました。
 大臣はこれまで、現下の家計の負担にならないようにと、仕組みの理解を得られるよう説明していくと答弁を繰り返してこられました。確かに、理屈であったり税制措置の仕組みの理解はできると思います。でもやはり、何かがこう胸に引っかかるものがある、これが被災地の皆様の本音ではないでしょうか。
 被災地の皆様への、心情への配慮が十分ではないとするのであれば、大臣、この防衛財源確保法の審議の中で、今ここで被災地の皆様への大臣の思いを伝えてはいかがでしょうか。この点について、大臣、お答えをいただきたいと思います。
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鈴木俊一#12
○国務大臣(鈴木俊一君) 六月十二日に福島県で行われました地方公聴会、私も、全てではありませんけれども、そのときの発言を目を通させていただきました。今、横沢先生から御披露がございましたとおりに、吉田浪江町長さん、またドメーヌミカヅキ及川代表さんのいろいろな御発言も読まさせていただいたところでありまして、改めて被災地の方々の思い、そういうものは改めて受け止めさせていただいたところでございます。
 こうした関係のする方々、特にも被災地住民の方々の不安や懸念の声、これには正確で分かりやすい情報発信をしなければならないと、そういうふうに思っているところでございます。心に響いていないんではないかという御指摘もございましたが、政府としては、国民の皆さん、とりわけ被災地の皆さん、そして、二〇三八年以降も御負担をお願いするという意味におきましては、若い世代の皆さんの御理解をいただけるよう説明を、丁寧な、誠実な説明を続けていくこと、これに尽きるんだと思いまして、その思いで今後ともしっかりと取り組んでまいりたいと思っております。
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横沢高徳#13
○横沢高徳君 是非とも御説明を尽くしていただきたいというふうに思います。
 浪江町の吉田町長が重い口を開いて、いまだふるさとに帰れない人がいるんですと、早い段階で政策や事業は享受した県民もいます、まだ享受できない県民もいるということを頭に置いてください、そういった方にすると、なぜ復興予算が我々享受できないのに防衛費に回るんですかという疑念は持って当然かと思いますという発言もされておりました。
 やはり、皆さん、まだまだ復興道半ばで、これで財源が終わってしまうんじゃないか、不安がある中での今生活だと思います。是非大臣の口から、復興、ふるさとに帰ろうとしている最後の一人まで思いを実現できるように復興財源を確保していくというお答えをいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
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鈴木俊一#14
○国務大臣(鈴木俊一君) 政府としては、復興を最後までやり遂げる、それから必要な復興財源を確保するということ、これはもう今回の防衛費の整備を行う財源確保に当たりましてもその大前提となっていることであります。
 復興、宮城県、岩手県、福島県始め、地域によってはもうあらかたハード事業は終了して、心のケア等ソフト事業がこれから重要になっていくわけでありますが、福島などにつきましては廃炉を始めとしてまだまだ息の長い取組が必要であるわけでありまして、最後まで政府が前面に立って復興を完遂させる、その思いでしっかりと取り組んでまいります。
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横沢高徳#15
○横沢高徳君 ありがとうございました。
 時間ですので、終わります。
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勝部賢志#16
○勝部賢志君 立憲民主・社民の勝部賢志でございます。
 会派に与えられた時間内で質疑をさせていただきたいと思います。
 今国会も最終盤を迎えて、今も財確法の審議の根拠となるべき数字や具体的な事業内容は、依然として国会での議論には付されておりません。
 そもそも、最初に我々に示されたのは、防衛力整備計画の概要のみでありました。それで、その二月の予算委員会、衆議院ですが、その中でようやくトマホークについては令和五年度の予算で四百発調達を目指すということが明らかになったわけですが、これも、アメリカがそれを公表したことによって、後追いの形で防衛省から発表があったわけであります。
 その後の衆参委員会でも再三資料要求をしてきましたけれども、今、六月になっていますが、この時点で提出されたものは僅か二種類のものであります。その一つは、五月の二十六日付けで防衛省から出された新規必要事業の十五大項目の百四十六項目について記された資料であります。今日、皆さんのお手元にも配付をさせていただいておりますが、この五月二十六日、防衛省からの配付資料ですね、あの資料ですね。
 それからもう一つは、連合審査で小西委員が要求をした六月八日付けの資料で、この配付資料の裏のページ、六ページ目に掲載してありますけれど、無人アセットに関する研究開発〇・二兆円、それから需品・化学・衛生器材等〇・六兆円と、その内訳を記したものであります。この資料もこれ一枚だけ出されたということでありまして、まさに惨たんたる状態であります。
 私は、八日に行われました対総理に対して、更なる資料の提出の御決断をいただいて、是非省庁に指示してほしいということをお願いをいたしました。更問いもさせていただきましたが、その中で総理は、明らかにできる資料については最大限政府として努力をし、説明責任を努めてまいりたいと、こう答弁をされました。その後、その説明資料がどのようになっているのか、私どものところにはまだ手元に届いておりません。
 そこでお伺いをいたしますけれども、更なる説明資料、せめて、ここにあります百四十六項目のうち二項目は今こういう形で示されましたから、残された百四十四項目、これは単位が億になっています。本来、予算審議は千円単位で行われるものでありますから、本当はそういう精緻なものが必要だと思いますけれども、当面、まずはこの億単位でも結構なので、それを是非出していただきたいというふうに思いますけど、準備状況は、防衛省、いかがでしょうか。
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川嶋貴樹#17
○政府参考人(川嶋貴樹君) お答え申し上げます。
 今般の防衛力の抜本的強化はこれまでにない大きな取組でございます。厳しい安全保障環境や自衛隊の現状、そして今後必要となる防衛力の内容について丁寧な説明をしていくべきと考えてございます。
 御指摘の四十三兆円につきましても、防衛力整備計画の初年度に当たります令和五年度予算の事業の積み上げをこれまで以上に詳細にお示しするとともに、閣議決定後、速やかに防衛力の抜本的強化に向けた取組の要点をお伝えするため、スタンドオフ防衛能力等の重要分野ごとの整備方針とともに主要事業の整備規模などを取りまとめて、約四十三兆円の七割に当たります三十・六兆円について細部を公開、公表いたしました。四十三兆円の中身について、A4三枚紙あるいはA4の一枚紙しか明らかにしていないという御指摘は当たらないのじゃないかと考えてございます。
 その他の事業十二・九兆円につきましては、多数の細かい事業の積み上げでありまして、煩雑となることを回避する観点からも、説明、概要説明資料からは省略させていただきましたけれども、国会の審議の過程で求められたということもあり、整理したものを国会、これは衆議院の財政金融委員会でございますが、それにも提出したところでございます。
 また、その内訳といたしまして、先般、五月三十日の参議院財金外防連合審査会におきまして、御党の小西先生の求めに応じまして、スタンドオフ防衛能力の情報収集・分析機能の強化の内訳を示すとともに、同日、さらに、小西先生から更なる求めを受けまして、本委員会の理事会におきまして与野党間で御協議いただいた結果を踏まえ、六月八日、防衛省より、無人アセットに関する研究開発の内訳、需品・化学・衛生器材の内訳をお示ししたところでございます。
 さらに、同日、六月八日、小西先生でございますが、参議院外交防衛委員会におきまして更なる内訳のお求めをいただいたということを受けまして、作業を継続しているところですが、今般新たに、練習機等の内訳といたしまして、初等練習機T5、T7後継機、中等練習機T4後継機等二千五百四十二億円、機齢延伸措置等二百四十一億円、合計二千七百八十三億円、また、衛生関連経費の内訳といたしまして、診療委託費六百五十七億円、治療用医療費の取得二百五十七億円、医療用備品の取得等千百二十八億円、合計二千四十二億円を、また、各幕各機関の維持運営経費等の内訳といたしまして、陸上自衛隊関連経費六千九百二十五億円、海上自衛隊関連経費七千四百九十億円、航空自衛隊関連経費四千三百十億円、その他の機関関連経費三千八百八億円、合計二兆二千五百三十二億円をお示しすることといたしました。
 従来、五か年計画、中期防の事業経費の内訳の詳細は毎年度の予算編成過程でお示しし、それまでですね、これまで対外的にお示ししてこなかったというところでございますけれども、今般の防衛力の抜本的強化に向けた取組について国会で御審議をいただくために防衛省として努力を尽くしてきたことを御理解いただきたいと考えてございます。
 その上で、防衛力の抜本的強化に当たっては、御指摘の数字のほか……ヤジ
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酒井庸行#18
○委員長(酒井庸行君) 防衛省、もう少し簡単にまとめていただけますか。
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川嶋貴樹#19
○政府参考人(川嶋貴樹君) はい。
 今後も引き続き最大限努力をしてまいります。
 以上でございます。
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勝部賢志#20
○勝部賢志君 まあ長々と答弁をいただいて、ちょっと時間が足りなくなりますから、簡潔にお願いをします。
 今お話があったように、求めがあれば出すというんであれば、やはり予算を審議をしていただく側の政府が、求めがあれば提出はするけどといって、再三私たちは、このような状態では審議が十分にできないと、精緻な議論をするためには是非出してほしいと何遍も申し上げているのに出し惜しみをしているというふうには、言いようがないような対応だというふうに思いますよ。
 それで、今言われたような部分、小西委員に出されたんであれば、是非この財政金融委員会に出していただきたいと思います。いかがですか。
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川嶋貴樹#21
○政府参考人(川嶋貴樹君) 承りました。
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勝部賢志#22
○勝部賢志君 であればですね、まだ、ほかの項目も是非出していただきたい。
 今、二項目更に追加をされたということでありますから、三項目ですか、ちょっと答弁の中で全部聞き取れませんでしたけれど。ですから、残された項目についても是非出していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
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川嶋貴樹#23
○政府参考人(川嶋貴樹君) 中期、ああ、防衛力整備計画の事業の総数は約数万件にも及ぶということもありまして、また、保全の観点から慎重な精査が必要な事業もあるということで、直ちに全ての事業を網羅的にお示しすることは困難でありますけれども、引き続き最大限努力をしてまいりたいと考えてございます。
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勝部賢志#24
○勝部賢志君 この議論で私ども再三申し上げているんですけれども、二か月、三か月ですか、予算委員会が終わってからでもその議論をしているわけですよね。で、最初に出されたのが昨年の暮れでありますから、それから数えるともう半年になるわけです。その間、今のような説明のための資料というのは本当に出されていないわけですよね。それで議論を尽くせと言われても、本当に中身が分からない。
 だから、我々は、四十三兆円というのは最初に額ありきで決めたんじゃないのかと、本当に積み上げたものがあるんなら、その資料があるでしょうから、それ是非出してほしい、確かに防衛の観点から出せないものはあるというのは承知をしていると何度も申し上げてきたんです。
 大臣、このような形で、やっぱり審議をお願いをする側として極めて不誠実な対応だというふうに思いますけれども、是非、しっかりとした資料提出を大臣からも指示いただきたいと思います。お願いします。
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鈴木俊一#25
○国務大臣(鈴木俊一君) ただいまの防衛省の方からも、いろいろの経過でありますとか、それに含めて、具体的な数字も含めて発言があったところでございます。
 防衛力整備という、こういう、まあ表に出せない部分もあるということはあるわけでございまして、その辺については御理解もいただかなければならないと思いますが、防衛省において、今後とも、提出できるものについては防衛省において適切に判断をしていただいて、しかるべき対応をされるべきことが重要であると、そういうふうに考えるところでございます。
 いずれにいたしましても、防衛力の抜本的強化の重要性を踏まえれば、国会に対しては説明を尽くし、御理解を得られるよう誠実に努力をすることが重要であると考えます。
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勝部賢志#26
○勝部賢志君 大臣からそういう答弁をいただきましたので、委員長におかれましては、是非、この委員会に今私が申し上げた趣旨の資料を提出をいただくようにお取り計らいをいただきたいと思います。
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酒井庸行#27
○委員長(酒井庸行君) 後刻理事会にて協議をいたします。
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勝部賢志#28
○勝部賢志君 それで、何でこれほど資料資料という話をするかというと、今政府から出されている防衛省の、私が資料にしたこの百四十六項目が出ているこの資料なんですけれども、極めて大ざっぱだということなんです。これはこの間も申し上げましたんですが、とにかく単位が兆ということなもんですから、中には〇・〇九兆円というようなものもありますけれども、非常に大ざっぱなんですね。
 その一つの例を申し上げますと、例えばですが、裏面を見ていただきたいんですけれど、無人アセットに関する研究開発は〇・二兆円というふうに最初に配られた資料には書かれているんです。で、説明を求めて新たに出てきたものの中には、無人アセットに関する研究開発〇・二兆円と書かれていて、細かい億単位のやつを見ると千五百五十九億円となっています。〇・二兆円が実は千五百五十九億円だということなんですね。それがもう随所にあるわけですよ。
 これは、このいわゆる先に見せられた資料だけでは本当にアバウトな額しか分からない。そして、私、このここに出ている〇・七兆円とか〇・二兆円というのを全部足してみました。そうしたら、大臣、幾らあったと思いますか、この合計額。四十四・五兆円になるんです。ですから、四十三兆円と言いながら一・五兆円も、まあ何というんですか、幅のあるというか曖昧なというか、そういう予算になっているんですよ。
 そして、もうちょっと見ていただきたいんですけれど、三ページ、四ページ目ですか、十二番のところの防衛産業基盤の強化、そして、企業、その中に点が、ポツが三つ目のところでしょうかね、企業努力や契約の履行リスクを利益率に反映する仕組みを新たに構築と書いてあって、ここには金額が出ていないんですね。こういうものがその下にもあるんです。防衛セキュリティーゲートウエーの整備、これも金額が出ていないんですよ。ということは、これも足せば、さっき言ったように四十四・五兆円以上になるんじゃないですか。
 そして、大臣は、この計画を防衛省から説明を受けて、要するに丁寧な説明を受けて自分は納得をしたというふうにおっしゃっておられるんですけど、こういう、額も出ていない、しかも極めてアバウトな数字、これで大臣が納得をされたんでしょうか。いかがでしょうか。
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鈴木俊一#29
○国務大臣(鈴木俊一君) 私としても、新たなこの大綱等を決めるに当たりましては、国家安全保障委員会の四大臣会合のメンバーでありますから、ずっと議論にも参画をしておりました。そして、大枠については納得をしているところでございます。まさに私も入ったところで決めたわけでありますから、十分その経過も存じているところでございます。
 しかし、実際の個々のこの防衛装備品の購入等あるいは研究費にどれぐらい掛かるという計数については、財務大臣として一つ一つそれを確認しているわけではなくているわけでございまして、こうした計数については十分に一つ一つ見ているというわけではないという点、そこは御理解をいただきたいと思います。
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