金融問題等に関する特別委員会

1996-06-05 衆議院 全368発言

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会議録情報#0
平成八年六月五日(水曜日)
    午前十時開議
出席委員
  委員長 高鳥  修君
   理事 小里 貞利君 理事 尾身 幸次君
   理事 大島 理森君 理事 小沢 辰男君
   理事 松田 岩夫君 理事 森本 晃司君
   理事 早川  勝君 理事 錦織  淳君
      伊吹 文明君    石橋 一弥君
      柿澤 弘治君    金子 一義君
      木村 義雄君    岸田 文雄君
      栗原 博久君    塩谷  立君
      中村正三郎君    野呂田芳成君
      原田昇左右君    穂積 良行君
      堀之内久男君    横内 正明君
      安倍 基雄君    愛野興一郎君
      江田 五月君    鹿野 道彦君
      北側 一雄君    笹川  堯君
      鮫島 宗明君    竹内  譲君
      谷口 隆義君    野田  毅君
      平田 米男君    村井  仁君
      坂上 富男君    田中 昭一君
      永井 哲男君    細谷 治通君
      田中  甲君    佐々木陸海君
      矢島 恒夫君    吉井 英勝君
      海江田万里君
 出席国務大臣
        内閣総理大臣  橋本龍太郎君
        大 蔵 大 臣 久保  亘君
        農林水産大臣  大原 一三君
        自 治 大 臣 倉田 寛之君
        国 務 大 臣
       (内閣官房長官) 梶山 静六君
 出席政府委員
        警察庁刑事局長 野田  健君
        大蔵省銀行局長 西村 吉正君
        大蔵省銀行局保
        険部長     福田  誠君
        大蔵省国際金融
        局長      榊原 英資君
        国税庁次長   若林 勝三君
        農林水産大臣官
        房長      高木 勇樹君
        農林水産省経済
        局長      堤  英隆君
        自治省行政局選
        挙部長     谷合 靖夫君
 委員外の出席者
        議     員 保岡 興治君
        議     員 永井 哲男君
        金融問題等に関
        する特別委員会
        調査室長    藤井 保憲君
    ―――――――――――――
委員の異動六月五日
 辞任         補欠選任
  石橋 一弥君     塩谷  立君
  江田 五月君     竹内  譲君
  鹿野 道彦君     谷口 隆義君
  吉井 英勝君     佐々木陸海君
同日
 辞任         補欠選任
  塩谷  立君     石橋 一弥君
  竹内  譲君     江田 五月君
  谷口 隆義君     鹿野 道彦君
  佐々木陸海君     矢島 恒夫君
同日
 辞任         補欠選任
  矢島 恒夫君     吉井 英勝君
    ―――――――――――――
六月五日
 住専処理への税金投入反対、真相の徹底究明に
 関する請願(古堅実吉君紹介)(第二七九九号
 )
 同(吉井英勝君紹介)(第二八〇〇号)
 同(藤田スミ君紹介)(第二八七三号)
 同(吉井英勝君紹介)(第二八七四号)
 同(中島武敏君紹介)(第二九〇四号)
 同(不破哲三君紹介)(第二九〇五号)
は本委員会に付託された。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 特定住宅金融専門会社の債権債務の処理の促進
 等に関する特別措置法案(内閣提出第三五号)
 金融機関等の経営の健全性確保のための関係法
 律の整備に関する法律案(内閣提出第九四号)
 金融機関の更生手続の特例等に関する法律案
 (内閣提出第九五号)
 預金保険法の一部を改正する法律案(内閣提出
 第九六号)
 農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する
 法律案(内閣提出第九七号)
 特定住宅金融専門会社が有する債権の時効の停
 止等に関する特別措置法案(保岡興治君外五名
 提出、衆法第三号)
     ――――◇―――――
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高鳥修#1
○高鳥委員長 これより会議を開きます。
 内閣提出、特定住宅金融専門会社の債権債務の処理の促進等に関する特別措置法案、金融機関等の経営の健全性確保のための関係法律の整備に関する法律案、金融機関の更生手続の特例等に関する法律案、預金保険法の一部を改正する法律案、農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する法律案及び保岡興治君外五名提出、特定住宅金融専門会社が有する債権の時効の停止等に関する特別措置法案の各案を一括して議題といたします。
 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松田岩夫君。
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松田岩夫#2
○松田委員 最初に、自治省にお尋ねをいたします。政治団体社会計画研究会というものの届け出がありますか。
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谷合靖夫#3
○谷合政府委員 お尋ねの社会計画研究会から自治大臣に対して設立届が提出されております。
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松田岩夫#4
○松田委員 右政治団体、今申しました政治団体の設立届の年月日と主たる事務所の所在地を教えてください。
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谷合靖夫#5
○谷合政府委員 お答えいたします。
 設立届の届け出は昭和五十一年一月六日に行われております。また、主たる事務所の所在地でございますが、設立時には千代田区丸の内二の二でございましたが、昭和五十六年一月に千代田区丸の内二の四の一への異動の届け出がありまして、さらに平成七年一月に千代田区永田町二の十の二への異動の届け出が提出をされております。
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松田岩夫#6
○松田委員 この政治団体の代表者及び会計責任者について、次の各時期における各氏名をそれぞれ教えてください。一つ目設立時、二つ目九二年、平成四年、九六年、平成八年、それぞれのときの代表者及び会計責任者を教えてください。
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谷合靖夫#7
○谷合政府委員 設立時における代表者でございますが武藤幸雄氏、会計責任者は松田義幸氏と届け出が出されており、また平成四年におきましては、代表者は武藤幸雄氏、会計責任者は森田廣氏となっております。さらに、現在の代表者は加藤紘一氏、会計責任者は佐藤三郎氏というふうになっております。
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松田岩夫#8
○松田委員 この政治団体と衆議院議員加藤紘一氏とは、今のお話で代表者が現在は加藤紘一さんということでございましたね。加藤紘一さんとの関係を重ねてお伺いします。
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谷合靖夫#9
○谷合政府委員 お尋ねの社会計画研究会につきましては、平成六年の政治資金規正法の改正前におきましては加藤紘一議員のいわゆる指定団体として届け出が行われております。この前の改正で指定団体制度がなくなりまして、その改正後におきましては加藤紘一議員のいわゆる資金管理団体としての届け出が提出されております。
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松田岩夫#10
○松田委員 社会計画研究会、この政治団体の平成四年の支出項目中、政治活動費総額は幾らと届け出られておりますか。
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谷合靖夫#11
○谷合政府委員 お尋ねの社会計画研究会の平成四年分の収支報告書を確認をいたしましたところ、支出のうち、政治活動費の総額は一億一千四百五十五万七千二百二円となっております。
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松田岩夫#12
○松田委員 さて、この政治団体は九二年、平成四年の政治活動費について平成八年六月四日、昨日収支報告書の訂正を行ったことがありますか。
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谷合靖夫#13
○谷合政府委員 社会計画研究会の平成四年分の収支報告書を確認をしましたところ、平成八年六月四日に訂正願が提出され、訂正が行われております。
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松田岩夫#14
○松田委員 その訂正手続は会計責任者名において行われたと思いますが、同人の来庁時間は何時ごろでありましたか。
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谷合靖夫#15
○谷合政府委員 お答えをいたします。
 来庁者は代理の方だというふうに聞いておりますが、また詳細な時刻については確認はいたしておりませんけれども、事務担当者に聞きましたところ、午前十時前ごろに訂正に来られたというふうに聞いております。
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松田岩夫#16
○松田委員 午前十時前ごろといいますと、昨日の参考人質疑の直前ということでございますね。
 訂正の内容についてお示しください。
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谷合靖夫#17
○谷合政府委員 社会計画研究会の平成四年分の収支報告書によりますと、政治活動費のうち「寄附・交付金」という項目につきまして、平成四年三月十七日に紘和会に対して一千万円の寄附を行った旨の記載が行われますとともに、「寄附・交付金」と同じ項目にかかわる「その他」の支出欄の額が二千三百十四万円から一千三百十四万円に訂正されております。
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松田岩夫#18
○松田委員 その日付はいつになっていますか、紘和会に支出したという日付は。
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谷合靖夫#19
○谷合政府委員 先ほども申し上げましたが、平成四年三月十七日に紘和会に対して一千万円の寄附を行った旨の記載が行われるという訂正になっております。
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松田岩夫#20
○松田委員 平成四年三月十七日と申しますと、きのうの質疑でも申し上げましたが、参議院予算委員会で佐藤三吾議員から、共和の森口副社長から一千万円をいただかれたかどうか御質問を受けられたその日でございますね。
 この訂正された内容を平成四年、九二年当時にこの政治団体が確認していた場合、収支明細書に記載して届け出なければならない事項だったと思いますが、正確ですか、正しいですか。
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谷合靖夫#21
○谷合政府委員 私ども事実関係については承知をいたしておりませんので一般的に申し上げますと、政治資金規正法第十二条第一項二号におきましては、政治団体の会計責任者は、その提出する報告書においてすべての支出についてその総額及び所定の項目別の金額を記載するとともに、経常経費以外の経費の支出のうち一件当たりの金額が五万円以上のものにつきましては、その支出を受けた者の氏名、金額、年月日等を記載するものというふうにされているところでございます。
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松田岩夫#22
○松田委員 そうすると、事実関係はともかく、法律論として、この規定に違反した場合、罰則はありますか。あれば、平成四年当時及び現在における法定刑を教えてください。
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谷合靖夫#23
○谷合政府委員 先ほど申し上げました政治資金規正法十二条の規定に違反した場合につきましては、同法第二十五条において罰則が定められております。
 その法定刑でございますが、平成四年当時の政治資金規正法におきましては、五年以下の禁錮または三十万円以下の罰金というふうになっております。また、改正後の現在の現行法におきましては、五年以下の禁錮または百万円以下の罰金というふうになっております。
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松田岩夫#24
○松田委員 いや、大変な重い刑なんですね。わかりました。
 さて、自治大臣、お待たせいたしました。昨日の審議で明確になった、この社会計画研究会、この訂正が、九二年、平成四年の、つまり今から四年前になりますかの事実として、昨日、つまり四年もたった昨日、訂正がされたわけでございます。所管大臣としてどのような所感、感想を持っておられますか、ちょっと伺っておきます。
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倉田寛之#25
○倉田国務大臣 政治資金規正法におきましては、政治資金の収支を広く公開することをその大きな目的の一つとしております。政治団体の会計責任者は、その政治資金について法の規定に従った収支報告書を提出しなければならないものとされているところでございます。したがいまして、もし収支報告書の提出後に誤りが明らかになった場合におきましては、その時点において法の規定に則し、適切に訂正されるべきものと考えております。
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松田岩夫#26
○松田委員 ありがとうございました。
 先ほどのお話で、訂五年月日、平成四年の三月十七日というふうに過去にさかのぼって訂正されておられるわけで、当然のことでございますが、この日がちょうど佐藤三吾議員の質問の日といったようなことを思いますと、当時、知っておられたのではないか、知っておられながら、御報告をしておられなかったのではないか。これは私が推測するわけでありますが、推測させていただくとすると、この私の推測が事実とすれば、極めて重い罰金のかかる罪、こういうことになる、こういうことが明らかになりました。
 さて、昨日の加藤参考人に対する私の質疑の中で、今御質問いたしましたことが出てまいりましたので、追加として御質問させていただいたわけでありますが、きのうも申しましたように、いただかれていない、いただいていないというのに返却をされた、その返却の金の出どころを今明確にさせていただいたわけでありますが、それを昨日訂正という形で処理された、こういうわけであります。私どもとしては、ますます、なぜいただかれていないと言われながらこうした返却の手続がとられたのか、いただいていない金を返すなどということは前代未聞、まことに不自然なわけでございます。
 一層疑惑は深まるばかりでございますが、昨日の夜、今お手元に配らせていただきました、記者からいただいたんでございますが、記者会見をされて水町さんがこれを配られたということなんで、質疑の資料として今お手元にお配りをさせていただきましたが、見ていただきますと、「たとえ偽証の制裁がないとはいえ加藤議員の弁明は残念ながら真実に反するの一言につきるものであります。真実は一つであります。」と述べて、以下ずっと書いてありますが、「加藤議員が国会で弁明した以上私も一方当事者として国会で証言する義務と責任があると思料します。」ただいま住専に対して税金を使うかどうか、その住専の不良資産、不良債権七十三億円をつくった共和から一千万円の献金を受けておられるかどうか、まさに住専問題そのものであります。
 そういう意味で、私どもはこの加藤さんの証人喚問を強く求めてまいりました。きのうの参考人質疑で一層疑惑は深まったわけでございまして、まして水町元後援会長の御意見とも全く異なっている。こうなりますと、まさにここになぜ一緒に証人喚問しないのか、なぜそれができないのか、国民は強い不満を持っているわけであります。それをしないのは国会のなれ合いだなどとさえ言う人がいました。私たち新進党は、昨日夕刻の理事会でも、改めて両氏の証人喚問を強く要求いたしました。しかし、与党の理事の皆さんの反対で、取り上げていただけませんでした。なれ合いでやらないのではありません。与党の反対でできないでいるわけでございます。
 委員長、重ねてお願いをいたします。委員会の運営の責任者として、こうした国民の声に耳を傾けていただいて、もう一度理事会で、この加藤さんと水町さんの両人の証人喚問を取り上げていただくよう、心からお願いをいたします。
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高鳥修#27
○高鳥委員長 理事会で協議いたします。
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松田岩夫#28
○松田委員 私の質問を終わります。
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高鳥修#29
○高鳥委員長 この際、竹内譲君から関連質疑の申し出があります。松田君の持ち時間の範囲内でこれを許します。竹内譲君。
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