国家基本政策委員会合同審査会
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会
会議録情報#0
平成二十二年四月二十一日(水曜日)
午後三時開会
─────────────
出席委員
衆議院
委員長 大畠 章宏君
理事 鈴木 克昌君 理事 鉢呂 吉雄君
理事 樋高 剛君 理事 吉田おさむ君
理事 若井 康彦君 理事 村上誠一郎君
理事 柳本 卓治君 理事 井上 義久君
阿久津幸彦君 青木 愛君
小宮山泰子君 古賀 一成君
齋藤 勁君 下条 みつ君
高木 義明君 玉置 公良君
手塚 仁雄君 中山 義活君
橋本 清仁君 伴野 豊君
松木けんこう君 山岡 賢次君
石破 茂君 大島 理森君
川崎 二郎君 谷垣 禎一君
志位 和夫君
参議院
委員長 溝手 顕正君
理事 家西 悟君 理事 広中和歌子君
理事 石井みどり君 理事 伊達 忠一君
石井 一君 一川 保夫君
亀井 郁夫君 川上 義博君
輿石 東君 高嶋 良充君
平田 健二君 山下八洲夫君
岸 信夫君 北川イッセイ君
末松 信介君 野村 哲郎君
木庭健太郎君 山口那津男君
井上 哲士君
出席国務大臣
内閣総理大臣 鳩山由紀夫君
財務大臣
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(経済財
政政策)) 菅 直人君
総務大臣
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(地域主
権推進)) 原口 一博君
法務大臣 千葉 景子君
外務大臣 岡田 克也君
文部科学大臣
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(科学技
術政策)) 川端 達夫君
厚生労働大臣 長妻 昭君
農林水産大臣 赤松 広隆君
経済産業大臣 直嶋 正行君
国土交通大臣
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(沖縄及
び北方対策)) 前原 誠司君
環境大臣 小沢 鋭仁君
防衛大臣 北澤 俊美君
国務大臣
(内閣官房長官) 平野 博文君
国務大臣
(国家公安委員
会委員長)
(内閣府特命担
当大臣(防災)
) 中井 洽君
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(金融)
) 亀井 静香君
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(消費者
及び食品安全、
少子化対策、男
女共同参画)) 福島みずほ君
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(「新し
い公共」)) 仙谷 由人君
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(行政刷
新)) 枝野 幸男君
出席内閣官房副長官
内閣官房副長官 松野 頼久君
内閣官房副長官 松井 孝治君
委員外の出席者
衆議院事務局
国家基本政策委
員会専門員 桂 富夫君
参議院事務局
常任委員会専門
員 山口 一夫君
─────────────
本日の会議に付した案件
○国家の基本政策に関する調査
─────────────
〔溝手顕正君会長席に着く〕
この発言だけを見る →午後三時開会
─────────────
出席委員
衆議院
委員長 大畠 章宏君
理事 鈴木 克昌君 理事 鉢呂 吉雄君
理事 樋高 剛君 理事 吉田おさむ君
理事 若井 康彦君 理事 村上誠一郎君
理事 柳本 卓治君 理事 井上 義久君
阿久津幸彦君 青木 愛君
小宮山泰子君 古賀 一成君
齋藤 勁君 下条 みつ君
高木 義明君 玉置 公良君
手塚 仁雄君 中山 義活君
橋本 清仁君 伴野 豊君
松木けんこう君 山岡 賢次君
石破 茂君 大島 理森君
川崎 二郎君 谷垣 禎一君
志位 和夫君
参議院
委員長 溝手 顕正君
理事 家西 悟君 理事 広中和歌子君
理事 石井みどり君 理事 伊達 忠一君
石井 一君 一川 保夫君
亀井 郁夫君 川上 義博君
輿石 東君 高嶋 良充君
平田 健二君 山下八洲夫君
岸 信夫君 北川イッセイ君
末松 信介君 野村 哲郎君
木庭健太郎君 山口那津男君
井上 哲士君
出席国務大臣
内閣総理大臣 鳩山由紀夫君
財務大臣
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(経済財
政政策)) 菅 直人君
総務大臣
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(地域主
権推進)) 原口 一博君
法務大臣 千葉 景子君
外務大臣 岡田 克也君
文部科学大臣
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(科学技
術政策)) 川端 達夫君
厚生労働大臣 長妻 昭君
農林水産大臣 赤松 広隆君
経済産業大臣 直嶋 正行君
国土交通大臣
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(沖縄及
び北方対策)) 前原 誠司君
環境大臣 小沢 鋭仁君
防衛大臣 北澤 俊美君
国務大臣
(内閣官房長官) 平野 博文君
国務大臣
(国家公安委員
会委員長)
(内閣府特命担
当大臣(防災)
) 中井 洽君
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(金融)
) 亀井 静香君
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(消費者
及び食品安全、
少子化対策、男
女共同参画)) 福島みずほ君
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(「新し
い公共」)) 仙谷 由人君
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(行政刷
新)) 枝野 幸男君
出席内閣官房副長官
内閣官房副長官 松野 頼久君
内閣官房副長官 松井 孝治君
委員外の出席者
衆議院事務局
国家基本政策委
員会専門員 桂 富夫君
参議院事務局
常任委員会専門
員 山口 一夫君
─────────────
本日の会議に付した案件
○国家の基本政策に関する調査
─────────────
〔溝手顕正君会長席に着く〕
溝
溝手顕正#1
○会長(溝手顕正君) ただいまから国家基本政策委員会合同審査会を開会いたします。
本日、会長を務めます参議院国家基本政策委員長の溝手顕正でございます。どうぞよろしくお願いします。拍手
この際、本合同審査会における発言に関して申し上げます。
内閣総理大臣及び野党党首におかれましては、申合せの時間内で活発な討議が行われるようにするため、御発言はそれぞれ簡潔にされるようお願いを申し上げます。また、本日は時間表示装置を使用いたします。表示装置は発言者の持ち時間を示します。持ち時間が終了したときは赤色のランプが点灯しますので、御承知願います。
なお、委員及び傍聴議員各位におかれましても、不規則発言等、議事の妨げになるような言動は厳に慎まれますよう、御協力をお願い申し上げます。
それでは、国家の基本政策に関する調査を議題とし、討議を行います。自由民主党総裁谷垣禎一君。拍手
この発言だけを見る →本日、会長を務めます参議院国家基本政策委員長の溝手顕正でございます。どうぞよろしくお願いします。拍手
この際、本合同審査会における発言に関して申し上げます。
内閣総理大臣及び野党党首におかれましては、申合せの時間内で活発な討議が行われるようにするため、御発言はそれぞれ簡潔にされるようお願いを申し上げます。また、本日は時間表示装置を使用いたします。表示装置は発言者の持ち時間を示します。持ち時間が終了したときは赤色のランプが点灯しますので、御承知願います。
なお、委員及び傍聴議員各位におかれましても、不規則発言等、議事の妨げになるような言動は厳に慎まれますよう、御協力をお願い申し上げます。
それでは、国家の基本政策に関する調査を議題とし、討議を行います。自由民主党総裁谷垣禎一君。拍手
谷
谷垣禎一#2
○谷垣禎一君 総理は、先日、アメリカに行かれまして、核セキュリティーサミットに参加されましたね。これは、アメリカと日本がイニシアティブを取って始めたもので、たしかシェルパ会合も日本で行われたと記憶しております。日本は唯一の被爆国という立場であり、当然このサミットでは外交的なリーダーシップを発揮しなければならない、こういうことであったと思います。
ところが、私は、これが終わりました後のメディアの評価を読みまして愕然としました。ワシントン・ポストであります。オバマ政権の当局者たちの意見によれば、このショーの最大の敗北者は、哀れでますます愚かな鳩山首相だったとまで言っている。私は、怒り心頭に発しました。何たる日本国総理大臣に対する暴言だろうと、私はそのように思いました。
しかし、考えますと、その原因が総理、あなたにあるということも否定できません。問題は、前回の党首討論でも申し上げましたが、総理の政治の責任者としての発言、これが軽い、そしてうまくいかないときにはあたかも他人事のように責任を転嫁する、こういうことが今まで幾つもありました。あなたの政権で、政治と金の問題、だれ一人責任取った人はありません。そしてまた、政策においても数々のマニフェスト違反がありました。あなたたちのいわゆる改革を推し進めるというよりか、むしろ歯車を逆に回している面がある。
その一つは郵政改革ですね。官から民へという方向への逆行、それから公的金融の肥大化、財投復活、こういう道を歩んでいるじゃありませんか。
それから二番目、これは高速道路です。あなたたちのマニフェストでは原則無料化であったはずが、いつの間にか実質値上げ、浮いた財源で高速道路を造る、こういうようなこと。そのほか枚挙にいとまがありません。
しかし、なかんずく公務員制度改革、これについては元々民主党のマニフェストでは人件費二割削減、何一つ手が付いていません。それから天下り根絶、これも逆方向に進んでいる。福田内閣のときに与野党一緒になって作りました国家公務員制度改革基本法も無視をしている。これはつまり、労組依存、労組の言いなりの御党では絶対にできない、こういうことを証明しているんじゃないかと思います。
ところが、こういう法案を出しておきながら、今週末には、まあ審議も尽くさないで無理やり採決をするというようなことが言われてもいる。まさかそんなばかなことはなさらないでしょうと、あらかじめ警告をしておきます。
そして、先ほどの核サミットに返りますと、総理は十分間、オバマ大統領と会談をされたということであります。この十分間で何を議論されたんでしょうか。
この発言だけを見る →ところが、私は、これが終わりました後のメディアの評価を読みまして愕然としました。ワシントン・ポストであります。オバマ政権の当局者たちの意見によれば、このショーの最大の敗北者は、哀れでますます愚かな鳩山首相だったとまで言っている。私は、怒り心頭に発しました。何たる日本国総理大臣に対する暴言だろうと、私はそのように思いました。
しかし、考えますと、その原因が総理、あなたにあるということも否定できません。問題は、前回の党首討論でも申し上げましたが、総理の政治の責任者としての発言、これが軽い、そしてうまくいかないときにはあたかも他人事のように責任を転嫁する、こういうことが今まで幾つもありました。あなたの政権で、政治と金の問題、だれ一人責任取った人はありません。そしてまた、政策においても数々のマニフェスト違反がありました。あなたたちのいわゆる改革を推し進めるというよりか、むしろ歯車を逆に回している面がある。
その一つは郵政改革ですね。官から民へという方向への逆行、それから公的金融の肥大化、財投復活、こういう道を歩んでいるじゃありませんか。
それから二番目、これは高速道路です。あなたたちのマニフェストでは原則無料化であったはずが、いつの間にか実質値上げ、浮いた財源で高速道路を造る、こういうようなこと。そのほか枚挙にいとまがありません。
しかし、なかんずく公務員制度改革、これについては元々民主党のマニフェストでは人件費二割削減、何一つ手が付いていません。それから天下り根絶、これも逆方向に進んでいる。福田内閣のときに与野党一緒になって作りました国家公務員制度改革基本法も無視をしている。これはつまり、労組依存、労組の言いなりの御党では絶対にできない、こういうことを証明しているんじゃないかと思います。
ところが、こういう法案を出しておきながら、今週末には、まあ審議も尽くさないで無理やり採決をするというようなことが言われてもいる。まさかそんなばかなことはなさらないでしょうと、あらかじめ警告をしておきます。
そして、先ほどの核サミットに返りますと、総理は十分間、オバマ大統領と会談をされたということであります。この十分間で何を議論されたんでしょうか。
鳩
鳩山由紀夫#3
○内閣総理大臣(鳩山由紀夫君) 確かに、ワシントン・ポストの言われるように、私は愚かな総理かもしれません。
それを、昨年の十二月において、もし、えいやっと辺野古という場所に新たな普天間の移設先を決めていればどんなに楽であったか計り知れません。そして、そのことでオバマ大統領との間で日米関係が一見良くなったように見えたかもしれません。しかし、果たしてそうでしょうか。私はそうは思わなかった。決して、愚かだったから、愚直だったから、あるいはそうかもしれません。しかし、結果として辺野古の海、果たして工事が進んだでしょうか。私は、結果としてあと数年間何も動かなくなる。結果として、日米関係が一見良くなったにもかかわらず、結局は日米安保おかしくなったね、あの結論間違いだったじゃないか、そのように言われたかもしれない。
私は、だからこそ沖縄の県民の負担をできるだけもっと少なくしていかなきゃいけない。今日までの沖縄の皆様方の大変な御負担を考えたときに、少しでもそれを和らげることができたら、愚直にそう思ったのは間違いでしょうか。私は決して間違いであるとは思っていない。
私は、その思いの下でオバマ大統領に、核セキュリティーサミットのときに、むしろ私は、日米安保を大事にしたい、日米同盟というものを更に維持発展していきたい、そのためにも沖縄の皆さんの負担をもっと軽減させる道はないか、今その思いで努力をしているところであると。そのことが結果として日米安保の将来にとってもいいことになるはずだと。だから、五月末までに、必ず私として責任を持ちますから、だから是非オバマ大統領にも協力を願いたい。そのことをあの十分間、わざわざオバマ大統領が核セキュリティーサミットのワーキングディナー冒頭の時間を鳩山に与えていただいて、そのことを申し上げたところでございます。
この発言だけを見る →それを、昨年の十二月において、もし、えいやっと辺野古という場所に新たな普天間の移設先を決めていればどんなに楽であったか計り知れません。そして、そのことでオバマ大統領との間で日米関係が一見良くなったように見えたかもしれません。しかし、果たしてそうでしょうか。私はそうは思わなかった。決して、愚かだったから、愚直だったから、あるいはそうかもしれません。しかし、結果として辺野古の海、果たして工事が進んだでしょうか。私は、結果としてあと数年間何も動かなくなる。結果として、日米関係が一見良くなったにもかかわらず、結局は日米安保おかしくなったね、あの結論間違いだったじゃないか、そのように言われたかもしれない。
私は、だからこそ沖縄の県民の負担をできるだけもっと少なくしていかなきゃいけない。今日までの沖縄の皆様方の大変な御負担を考えたときに、少しでもそれを和らげることができたら、愚直にそう思ったのは間違いでしょうか。私は決して間違いであるとは思っていない。
私は、その思いの下でオバマ大統領に、核セキュリティーサミットのときに、むしろ私は、日米安保を大事にしたい、日米同盟というものを更に維持発展していきたい、そのためにも沖縄の皆さんの負担をもっと軽減させる道はないか、今その思いで努力をしているところであると。そのことが結果として日米安保の将来にとってもいいことになるはずだと。だから、五月末までに、必ず私として責任を持ちますから、だから是非オバマ大統領にも協力を願いたい。そのことをあの十分間、わざわざオバマ大統領が核セキュリティーサミットのワーキングディナー冒頭の時間を鳩山に与えていただいて、そのことを申し上げたところでございます。
谷
谷垣禎一#4
○谷垣禎一君 私は、もう一回愕然としましたよ。日本国総理大臣が、私は愚かな、愚かだったかもしれない。何ですか、それは。私は、あなたにもっと使命感を持っていただきたいと思いますよ。
それで、今あなたの思いは聞きました。しかし、私は今、オバマ大統領と何を話したかということを伺ったんです。十分間というのは十分だとは私は思いませんよ。なぜ、今それほどのあなたの思いがあるんなら、日米間の話合いは大事でしょう、なぜ十分間ではなくて、ワーキングディナーの最中ではなくて、正式な会談をやらなかったんですか。申し込んだんですか。お答えください。
この発言だけを見る →それで、今あなたの思いは聞きました。しかし、私は今、オバマ大統領と何を話したかということを伺ったんです。十分間というのは十分だとは私は思いませんよ。なぜ、今それほどのあなたの思いがあるんなら、日米間の話合いは大事でしょう、なぜ十分間ではなくて、ワーキングディナーの最中ではなくて、正式な会談をやらなかったんですか。申し込んだんですか。お答えください。
鳩
鳩山由紀夫#5
○内閣総理大臣(鳩山由紀夫君) それは当然、オバマ大統領との間にもっと時間が欲しいと、そういう話は外務省を通じて申し上げたんではないかと思います。ただ、私としても、またオバマ大統領としても、今回はこのぐらいがよろしいと。少なくとも政府の案というものを、腹案は持っていますが、必ずしもしっかりと決まっていない段階の中で余り長い話をするよりも、このワーキングディナーのときに十分間のところがよいとオバマ大統領の方が判断されたと思います。私は、十分間の中で、自分として、今精いっぱいこの状況の中で日米同盟というものを重要であるということを申し上げて、日米同盟を更に重視する立場の中で時間をいただきたいと、その中で必ず将来にとってよかったと思っていただけるような決着をさしてまいりたい、その趣旨で申し上げたところでございます。
決して、確かに十分以上の時間があればよかったと思います。しかし、オバマ大統領もこの短い期間の中で十数人の方と首脳会談をされたんだと思います。その中で、今回は私はまずトップバッターとしてオバマ大統領との時間が与えられたことに、その思いを感謝をしております。
この発言だけを見る →決して、確かに十分以上の時間があればよかったと思います。しかし、オバマ大統領もこの短い期間の中で十数人の方と首脳会談をされたんだと思います。その中で、今回は私はまずトップバッターとしてオバマ大統領との時間が与えられたことに、その思いを感謝をしております。
谷
谷垣禎一#6
○谷垣禎一君 全く理解できませんね。
今、最初、普天間に力を入れると言われました。普天間も大事ですよ。だけど、この核サミットも大事なんです。十分間でできたんですか。本当はもっと時間を取った、そういうことをもっと努力されなきゃいけなかった。これだけの重要問題でありながら、今のあなたの御答弁は全く理解できない。
それで、今、普天間のことをおっしゃったから普天間に移ります。
昨日の本会議で、我が党の小野寺五典さんの質問、総理の腹案でも二〇一四年の普天間返還に変わりはないかと、こういう質問に対して、総理は二〇一四年返還とはおっしゃらなかった。危険性の除去と答弁をされたわけですね。
総理、これはどういう意味ですか。危険除去というのは返還ではないんですか。それとも、普天間は一部でも継続使用されるという意味を含んでいるんですか。この危険性の除去ということの意味合いをおっしゃってください。
この発言だけを見る →今、最初、普天間に力を入れると言われました。普天間も大事ですよ。だけど、この核サミットも大事なんです。十分間でできたんですか。本当はもっと時間を取った、そういうことをもっと努力されなきゃいけなかった。これだけの重要問題でありながら、今のあなたの御答弁は全く理解できない。
それで、今、普天間のことをおっしゃったから普天間に移ります。
昨日の本会議で、我が党の小野寺五典さんの質問、総理の腹案でも二〇一四年の普天間返還に変わりはないかと、こういう質問に対して、総理は二〇一四年返還とはおっしゃらなかった。危険性の除去と答弁をされたわけですね。
総理、これはどういう意味ですか。危険除去というのは返還ではないんですか。それとも、普天間は一部でも継続使用されるという意味を含んでいるんですか。この危険性の除去ということの意味合いをおっしゃってください。
鳩
鳩山由紀夫#7
○内閣総理大臣(鳩山由紀夫君) 谷垣総裁、私は、核セキュリティーサミットの場でも当然、このオバマ大統領との会談のほかにも十分に日本の立場を示してまいりました。特に、このワーキングディナーのまず最初に、冒頭に私の方から演説の時間を与えていただきましたことは申し上げておきたいと思います。決して、核セキュリティーサミットを軽視しているとか、そのような思いを持っているというわけではありませんから、そのことは御理解をいただきたい。
そして、今お尋ねがありました危険性の除去。この普天間の問題は、まず普天間の危険性の除去、安全性の確保というものが一番大事だと、そこからスタートしたと私は理解をしております。したがいまして、結果としてそれが普天間の返還になれば一番いいに決まっています。そして、そのことを当然求めていくことは言うまでもありません。
しかし、まず一番大事なことは、普天間の周辺にお住まいの皆さんの危険性の除去というものを果たすこと、そして沖縄の皆様方の負担というものを軽減させしめるということが大事であるということで私は申し上げたところでありまして、それが当然のことながら結果として普天間の全面返還につながるように私としても最大の努力をすることは言うまでもありません。
この発言だけを見る →そして、今お尋ねがありました危険性の除去。この普天間の問題は、まず普天間の危険性の除去、安全性の確保というものが一番大事だと、そこからスタートしたと私は理解をしております。したがいまして、結果としてそれが普天間の返還になれば一番いいに決まっています。そして、そのことを当然求めていくことは言うまでもありません。
しかし、まず一番大事なことは、普天間の周辺にお住まいの皆さんの危険性の除去というものを果たすこと、そして沖縄の皆様方の負担というものを軽減させしめるということが大事であるということで私は申し上げたところでありまして、それが当然のことながら結果として普天間の全面返還につながるように私としても最大の努力をすることは言うまでもありません。
谷
谷垣禎一#8
○谷垣禎一君 総理、念のために申し上げておきますが、従来の案、現行案であれば二〇一四年に普天間返還だったんです。今、総理の御答弁は、普天間を危険除去ということをおっしゃって、これからは努力するとおっしゃっただけでしょう。もし、もしそういうことであるならば、我々の今までの案から大きな後退ですよ。そして、大きな後退であり、単に先送り、これは大きな後退というだけじゃなしに、普天間返還の先送りになるんですよ。そのことを申し上げたい。
この発言だけを見る →鳩
鳩山由紀夫#9
○内閣総理大臣(鳩山由紀夫君) 今まで旧政権の下で何ができたんですか。もうあとちょっとでまさに辺野古に決めて普天間が返還できる、そんな状況じゃなかったじゃないですか。だからこそ、私どもは新政権になって新しい発想が必要だと申し上げているわけであります。
二〇一四年までに返還できる、あるいはそのことをお望みだったと思います。しかし、現実に、あのときに例えば強行して辺野古に例えば埋立てをするというような工事に取りかかれる状況ではまるでなかったじゃありませんか。それが、だからこそあと何年先になるか分からない、冒頭私が申し上げたのはそのことであります。
旧政権に任していれば、あのまま普天間返還されずに二〇一四年の期間がずるずるずるずる先延ばしされていた、まさにそうなったに違いないと。そのぐらい沖縄の皆さん方が、あの辺野古の海を埋め立てるのは困る、そのような思いを私どもに伝えてくださったから、だからこそ私どもがあの選挙のときにおかげさまで沖縄においても勝利をさせていただくことができたわけであります。それは、辺野古、あの海を埋め立ててはならないという沖縄県民の意思だったじゃありませんか。
だから、私は、二〇一四年に、これからもできる限り新しい移設先を求めていきながら、普天間の危険性の除去というものを行い、そしてその結果として普天間が全面返還されるように最大限努力をします。それも二〇一四年にそれができれば最も望ましいことであることは言うまでもありませんから、その努力はこれからも行ってまいることをお約束します。ヤジ
この発言だけを見る →二〇一四年までに返還できる、あるいはそのことをお望みだったと思います。しかし、現実に、あのときに例えば強行して辺野古に例えば埋立てをするというような工事に取りかかれる状況ではまるでなかったじゃありませんか。それが、だからこそあと何年先になるか分からない、冒頭私が申し上げたのはそのことであります。
旧政権に任していれば、あのまま普天間返還されずに二〇一四年の期間がずるずるずるずる先延ばしされていた、まさにそうなったに違いないと。そのぐらい沖縄の皆さん方が、あの辺野古の海を埋め立てるのは困る、そのような思いを私どもに伝えてくださったから、だからこそ私どもがあの選挙のときにおかげさまで沖縄においても勝利をさせていただくことができたわけであります。それは、辺野古、あの海を埋め立ててはならないという沖縄県民の意思だったじゃありませんか。
だから、私は、二〇一四年に、これからもできる限り新しい移設先を求めていきながら、普天間の危険性の除去というものを行い、そしてその結果として普天間が全面返還されるように最大限努力をします。それも二〇一四年にそれができれば最も望ましいことであることは言うまでもありませんから、その努力はこれからも行ってまいることをお約束します。ヤジ
溝
谷
溝
谷
溝
溝
谷
谷垣禎一#16
○谷垣禎一君 全く認識が違います。要するに、今総理がおっしゃったような状況、これをあおって、今までのいろいろな努力をつぶしてきたのはあなたたちなんですよ。
それで、もう少し具体的にしかし聞きます。
昨日、官房副長官が徳之島の三人の町長に電話をされて、会いたいと、こういうことをおっしゃったそうです。国民も、一体この問題を総理はどのように解決するか、じりじりしながら見ているんですよね。
実際、本音のところ、総理はどうやってこれを解決されるおつもりなのか。前回のときに腹案ありとおっしゃった。そろそろ腹案をきちっと明らかにすべき時期じゃないですか。総理、腹案って何なんですか。
この発言だけを見る →それで、もう少し具体的にしかし聞きます。
昨日、官房副長官が徳之島の三人の町長に電話をされて、会いたいと、こういうことをおっしゃったそうです。国民も、一体この問題を総理はどのように解決するか、じりじりしながら見ているんですよね。
実際、本音のところ、総理はどうやってこれを解決されるおつもりなのか。前回のときに腹案ありとおっしゃった。そろそろ腹案をきちっと明らかにすべき時期じゃないですか。総理、腹案って何なんですか。
鳩
鳩山由紀夫#17
○内閣総理大臣(鳩山由紀夫君) まず、私どもがあおったとおっしゃいますが、あおったんじゃありません。沖縄の県民の意思を理解しながら私どもは選挙を戦ったわけでございます。そして、その結果として選挙に勝利を収めたということでありますから、その前後を誤解されない方がよろしいかとまず申し上げておきます。
そして、今お尋ねのことでございますが、私は今ここで腹案というものを持っていることは事実でございます。しかし、それを、当然のことながら、地元よりもまず本当にこの腹案がアメリカに対して理解をされるかどうかということを水面下でしっかりとやり取りをしなきゃならないと、そのように思っておりまして、それをやらないうちに様々地元の皆さんにこうなるからと言っても、先方が必ずしもそこに対して理解を示さないということになれば、全くある意味でその地元の方に御迷惑をお掛けしてしまう。徳之島の皆さん方にも、あのように大きな集会をなさったということで、我々としてまだ何も申し上げていない中で、あのように懸念をお与えしてしまったということには大変申し訳ない思いであることは事実でありますが、まだ腹案というものをやり取りをしている最中でありますだけに、先方に対してそのことを今、どこだから、だから頼むなどというようなことをこのQTの立場で申し上げることができないことを、どうか谷垣総裁、御容赦ください。
この発言だけを見る →そして、今お尋ねのことでございますが、私は今ここで腹案というものを持っていることは事実でございます。しかし、それを、当然のことながら、地元よりもまず本当にこの腹案がアメリカに対して理解をされるかどうかということを水面下でしっかりとやり取りをしなきゃならないと、そのように思っておりまして、それをやらないうちに様々地元の皆さんにこうなるからと言っても、先方が必ずしもそこに対して理解を示さないということになれば、全くある意味でその地元の方に御迷惑をお掛けしてしまう。徳之島の皆さん方にも、あのように大きな集会をなさったということで、我々としてまだ何も申し上げていない中で、あのように懸念をお与えしてしまったということには大変申し訳ない思いであることは事実でありますが、まだ腹案というものをやり取りをしている最中でありますだけに、先方に対してそのことを今、どこだから、だから頼むなどというようなことをこのQTの立場で申し上げることができないことを、どうか谷垣総裁、御容赦ください。
谷
谷垣禎一#18
○谷垣禎一君 これだけ徳之島の皆さんに不安を与えているんですよ。これだけ不安を与えておきながらまだ腹案を言えない、おかしくはないですか。徳之島は案なのか案ではないのか、あれだけの反対集会があった後も依然として案なのか、お答えください。
この発言だけを見る →鳩
鳩山由紀夫#19
○内閣総理大臣(鳩山由紀夫君) 私は、今そこでどちらかに申し上げれば、そのことによって徳之島の皆さんや、あるいはそうでない場合にその別の方々にも御迷惑をお与えすることになる。したがいまして、私は、もっとしっかりとしたすり合わせ、やり取りを申し上げながら、その中で私どもとして、できるだけ早い時期が望ましいということは言うまでもありませんが、そのときに皆様方にお話をさしていただきます。今ここでは控えさしていただきますことを御容赦ください。
この発言だけを見る →谷
谷垣禎一#20
○谷垣禎一君 この期に及んで言えないというのでは、徳之島の方に私は気の毒過ぎると思うんです。
徳之島の方々が今怒っているのは幾つか理由があると思います。
一つ、今、アメリカと水面下で話し合うというようなことをおっしゃった。総理もアメリカに行って、何かこれはオバマさんにおっしゃったんでしょう。しかし、自分たちの方にはちっともボールが返ってこないということにいら立ちが高まっていることも事実です。
それからもう一つ、これは是非申し上げたいんですが、今年は沖縄の、いや、奄美の振興予算ですね、これを二九%カットしたんです。やっぱり離島はなかなか厳しい状況にある、そういう離島の経済的厳しさを言わばだしにして、もしこういう基地の移転に付き合うならば何とかすると言わんばかりの手法がかいま見えることに奄美大島の人は怒っているんですよ、いや、徳之島の人は怒っているんですよ。どうですか。
この発言だけを見る →徳之島の方々が今怒っているのは幾つか理由があると思います。
一つ、今、アメリカと水面下で話し合うというようなことをおっしゃった。総理もアメリカに行って、何かこれはオバマさんにおっしゃったんでしょう。しかし、自分たちの方にはちっともボールが返ってこないということにいら立ちが高まっていることも事実です。
それからもう一つ、これは是非申し上げたいんですが、今年は沖縄の、いや、奄美の振興予算ですね、これを二九%カットしたんです。やっぱり離島はなかなか厳しい状況にある、そういう離島の経済的厳しさを言わばだしにして、もしこういう基地の移転に付き合うならば何とかすると言わんばかりの手法がかいま見えることに奄美大島の人は怒っているんですよ、いや、徳之島の人は怒っているんですよ。どうですか。
鳩
鳩山由紀夫#21
○内閣総理大臣(鳩山由紀夫君) 谷垣総裁、それは全くの誤解でございます。奄美の振興に関して、予算等、例えば札束を、ほっぺたをたたくようなそんなやり方を、今までされていたかもしれませんが、私ども新政権は決してそういうやり方はいたしませんから、どうぞそこは御懸念なきようにお願いいたします。
この発言だけを見る →谷
谷垣禎一#22
○谷垣禎一君 これは総理がどう弁解されようと、長崎の知事選でもこういうことがあり、そして長崎の人たちは何くそと思って戦ったんですよ。総理はその辺の認識が間違っていると思いますよ。
しかし、この期に及んで腹案も言えない、こういうことであれば、五月の決着というのはできるんですか。
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鳩
鳩山由紀夫#23
○内閣総理大臣(鳩山由紀夫君) 今そのことはしっかりと全閣僚、意思を合わせながら努力をしているところでございまして、五月末までに決着をさせると、その思いは変わっておりません。
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谷垣禎一#24
○谷垣禎一君 今また総理は、お得意の思いという言葉を使われました。
しかし、思いではなくて、総理は、この党首討論でも何度もおっしゃって、いろんなところでおっしゃっていますが、五月に政府、与党間の案も作り、そして現地の了解も取り、アメリカとも合意を得る、こういうことを五月中にきちっとやると今までおっしゃってこられました。
まさかこの期に及んで、そういうことはしないんだとはおっしゃらないでしょうね。五月にきちっとおやりになるんでしょうね。もう一回。
この発言だけを見る →しかし、思いではなくて、総理は、この党首討論でも何度もおっしゃって、いろんなところでおっしゃっていますが、五月に政府、与党間の案も作り、そして現地の了解も取り、アメリカとも合意を得る、こういうことを五月中にきちっとやると今までおっしゃってこられました。
まさかこの期に及んで、そういうことはしないんだとはおっしゃらないでしょうね。五月にきちっとおやりになるんでしょうね。もう一回。
鳩
鳩山由紀夫#25
○内閣総理大臣(鳩山由紀夫君) これは何度も申し上げておりますように、これはまず沖縄の県民の皆さん、国民の皆さんと申し上げてもよいかと思います、さらには移設先になる可能性がある、なる方々の御理解も必要だと思います。そして、アメリカもこれは理解してくれなければ当然話にならないこともよく理解をしています。そのような三者というもの、これは連立政権でありますから連立の合意というものも必要だとも理解をしておりますが、それを行っていきながら、しっかりといわゆる私が申し上げている決着というものを行ってまいります。五月の末までという、その時期を変えるつもりはありません。
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谷垣禎一#26
○谷垣禎一君 五月末ということはきちっとコミットをするということを確約されたわけですね。
しかし、防衛大臣は、この間どこかで五月決着は難しいとおっしゃっていました。総理が国民に約束され、何度もコミットされたことを、関係閣僚ができそうもないとおっしゃっておられる。これは閣内不一致じゃありませんか。
この発言だけを見る →しかし、防衛大臣は、この間どこかで五月決着は難しいとおっしゃっていました。総理が国民に約束され、何度もコミットされたことを、関係閣僚ができそうもないとおっしゃっておられる。これは閣内不一致じゃありませんか。
鳩
鳩山由紀夫#27
○内閣総理大臣(鳩山由紀夫君) それは、できないと申されたわけではないと思っています。
当然のことながら、私も簡単じゃないと思っていますよ。それは、簡単にやろうとすれば、先ほど申し上げたように、十二月にという話が当然あったかと思います。しかし、それを私は、真の意味での日米安保のために、あるいは沖縄の県民の皆さんの御負担を少しでも和らげたいという思いの下で、その思いは消し去ったわけでございます。それだけに、楽な道ではないということは関係閣僚みんな理解をしている中で、しかしながら、心を一つにして頑張ろうと誓い合っているところでありますから、何も矛盾はありません。
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谷
谷垣禎一#28
○谷垣禎一君 総理の論法はいつもそうですね。やはりそういうことが国民に不安を与えていると、こういうことに思い至らないのかと私は不思議に思います。
もう一回伺いたいんですが、総理は去年以来、先ほどの現行案に対する御批判の中でも、沖縄県民の気持ちということを随分おっしゃっています。最低でも県外、こうおっしゃった。これは今でも生きているんですね。
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鳩
鳩山由紀夫#29
○内閣総理大臣(鳩山由紀夫君) 私は、当時、そのように申し上げたことは事実でございます。今でも県外という思いを、少なくとも沖縄の……ヤジ思いは思いでしょう。県外に当然移設先を求めていきたいという気持ちは変わっておりません。そして、当然のことながら、沖縄の県民の思い、思いを十分に理解をさせていただくならば、負担をできる限り軽減をさせていかなきゃならない、そのように感じております。
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