予算委員会

2017-01-30 参議院 全542発言

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会議録情報#0
平成二十九年一月三十日(月曜日)
   午前八時四十八分開会
    ─────────────
   委員氏名
    委員長         山本 一太君
    理 事         石井 準一君
    理 事         中泉 松司君
    理 事         二之湯 智君
    理 事         長谷川 岳君
    理 事        三原じゅん子君
    理 事         福山 哲郎君
    理 事         舟山 康江君
    理 事         竹谷とし子君
    理 事         辰巳孝太郎君
                青山 繁晴君
                朝日健太郎君
                有村 治子君
                上野 通子君
                太田 房江君
                こやり隆史君
                古賀友一郎君
                酒井 庸行君
                高橋 克法君
                中西 健治君
                中山 恭子君
                長峯  誠君
                三宅 伸吾君
                元榮太一郎君
                山田 修路君
                山田  宏君
                吉川ゆうみ君
                渡邉 美樹君
                風間 直樹君
                小西 洋之君
                杉尾 秀哉君
                白  眞勲君
                藤末 健三君
                宮沢 由佳君
                矢田わか子君
                浜田 昌良君
                平木 大作君
                宮崎  勝君
                若松 謙維君
                大門実紀史君
                山下 芳生君
                浅田  均君
                片山虎之助君
                山本 太郎君
                松沢 成文君
    ─────────────
   委員の異動
 一月二十日
    辞任         補欠選任
     片山虎之助君     石井  章君
 一月二十四日
    辞任         補欠選任
     松沢 成文君    薬師寺みちよ君
 一月二十六日
    辞任         補欠選任
    薬師寺みちよ君     松沢 成文君
 一月二十七日
    辞任         補欠選任
     高橋 克法君     片山さつき君
     風間 直樹君     平山佐知子君
     宮沢 由佳君     大塚 耕平君
     矢田わか子君     蓮   舫君
     山下 芳生君     倉林 明子君
     石井  章君     石井 苗子君
     山本 太郎君     福島みずほ君
 一月三十日
    辞任         補欠選任
     大塚 耕平君     宮沢 由佳君
     平山佐知子君     古賀 之士君
     蓮   舫君     矢田わか子君
     浜田 昌良君     山本 香苗君
     倉林 明子君     山添  拓君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         山本 一太君
    理 事
                石井 準一君
                中泉 松司君
                二之湯 智君
                長谷川 岳君
               三原じゅん子君
                福山 哲郎君
                舟山 康江君
                竹谷とし子君
                辰巳孝太郎君
    委 員
                青山 繁晴君
                朝日健太郎君
                有村 治子君
                上野 通子君
                太田 房江君
                片山さつき君
                こやり隆史君
                古賀友一郎君
                酒井 庸行君
                中西 健治君
                中山 恭子君
                長峯  誠君
                三宅 伸吾君
                元榮太一郎君
                山田 修路君
                山田  宏君
                吉川ゆうみ君
                渡邉 美樹君
                大塚 耕平君
                小西 洋之君
                古賀 之士君
                杉尾 秀哉君
                白  眞勲君
                平山佐知子君
                藤末 健三君
                宮沢 由佳君
                矢田わか子君
                蓮   舫君
                浜田 昌良君
                平木 大作君
                宮崎  勝君
                山本 香苗君
                若松 謙維君
                倉林 明子君
                大門実紀史君
                山添  拓君
                浅田  均君
                石井 苗子君
                福島みずほ君
                松沢 成文君
   国務大臣
       内閣総理大臣   安倍 晋三君
       財務大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(金融)
       )        麻生 太郎君
       総務大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(マイナ
       ンバー制度))  高市 早苗君
       法務大臣     金田 勝年君
       外務大臣     岸田 文雄君
       文部科学大臣
       国務大臣     松野 博一君
       厚生労働大臣   塩崎 恭久君
       農林水産大臣   山本 有二君
       経済産業大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(原子力
       損害賠償・廃炉
       等支援機構))  世耕 弘成君
       国土交通大臣
       国務大臣     石井 啓一君
       環境大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(原子力
       防災))     山本 公一君
       防衛大臣     稲田 朋美君
       国務大臣
       (内閣官房長官) 菅  義偉君
       国務大臣
       (復興大臣)   今村 雅弘君
       国務大臣
       (国家公安委員
       会委員長)
       (内閣府特命担
       当大臣(消費者
       及び食品安全、
       防災))     松本  純君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(少子化
       対策、男女共同
       参画))     加藤 勝信君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(経済財
       政政策))    石原 伸晃君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(沖縄及
       び北方対策、ク
       ールジャパン戦
       略、知的財産戦
       略、科学技術政
       策、宇宙政策)
       )        鶴保 庸介君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(規制改
       革、地方創生)
       )        山本 幸三君
       国務大臣     丸川 珠代君
   副大臣
       内閣府副大臣   越智 隆雄君
       財務副大臣    大塚  拓君
   政府特別補佐人
       内閣法制局長官  横畠 裕介君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        小野 亮治君
   政府参考人
       内閣官房内閣審
       議官       平川  薫君
       内閣府政策統括
       官        加藤 久喜君
       内閣府再就職等
       監視委員会事務
       局長       塚田  治君
       外務大臣官房審
       議官       水嶋 光一君
       外務大臣官房審
       議官       飯田 圭哉君
       農林水産省食料
       産業局長     井上 宏司君
       農林水産省農村
       振興局長     佐藤 速水君
       資源エネルギー
       庁電力・ガス事
       業部長      村瀬 佳史君
       国土交通省水管
       理・国土保全局
       長        山田 邦博君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○国政調査に関する件
○平成二十九年度一般会計予算(内閣送付、予備
 審査)
○平成二十九年度特別会計予算(内閣送付、予備
 審査)
○平成二十九年度政府関係機関予算(内閣送付、
 予備審査)
○平成二十八年度一般会計補正予算(第3号)(
 内閣提出、衆議院送付)
○平成二十八年度特別会計補正予算(特第3号)
 (内閣提出、衆議院送付)
○委員派遣承認要求に関する件
○政府参考人の出席要求に関する件
    ─────────────
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山本一太#1
○委員長(山本一太君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
 本委員会は、今期国会におきましても、予算の執行状況に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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山本一太#2
○委員長(山本一太君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ─────────────
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山本一太#3
○委員長(山本一太君) 平成二十九年度一般会計予算、平成二十九年度特別会計予算、平成二十九年度政府関係機関予算、平成二十八年度一般会計補正予算(第3号)、平成二十八年度特別会計補正予算(特第3号)、以上五案を一括して議題といたします。
 政府から趣旨説明を聴取いたします。財務大臣麻生太郎君。
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麻生太郎#4
○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十九年度予算及び平成二十八年度第三次補正予算の大要につきましては、既に、本会議において申し述べたところではありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明させていただきたいと存じます。
 最初に、平成二十九年度予算について申し上げます。
 平成二十九年度予算は、経済・財政再生計画の二年目に当たる予算であり、現下の重要な課題に的確に対応しつつ、経済再生と財政健全化の両立を実現するものといたしております。
 具体的には、一億総活躍社会の実現に向け、保育士及び介護人材等の処遇改善や給付型奨学金の創設などの主要な取組を確実に行ってまいります。科学技術振興費を伸ばすとともに、公共事業関係費の成長分野への重点化など経済の再生に直結する取組を推進いたしております。また、国民生活の安全・安心を確保する観点から、海上保安体制の強化やテロに備えた情報収集・対処能力の強化などを行ってまいります。
 一般歳出につきましては、五十八兆三千五百九十一億円であり、これに地方交付税交付金等十五兆五千六百七十一億円及び国債費二十三兆五千二百八十五億円を加えた一般会計総額は、九十七兆四千五百四十七億円となっております。
 一方、歳入につきましては、租税等の収入は、五十七兆七千百二十億円、その他収入は、五兆三千七百二十九億円を見込んでおります。また、公債金は、三十四兆三千六百九十八億円であり、前年度当初予算に対し、六百二十二億円の減額を行っております。
 次に、主要な経費について順次御説明をさせていただきます。
 社会保障関係費につきましては、一億総活躍社会の実現に向け、保育士及び介護人材等の処遇改善を行うこととしておりますほか、保育の受皿拡大、年金受給資格期間の短縮など社会保障の充実を図ることとしております。一方で、持続可能な社会保障制度を構築する観点から、社会保障に係る改革工程表等に沿った医療・介護制度改革の着実な実行等に取り組むことといたしております。これらの結果、三十二兆四千七百三十五億円を計上いたしております。
 文教及び科学振興費につきましては、給付型奨学金の創設や無利子奨学金の拡充など、一億総活躍社会の実現に向けた取組の充実を図るほか、大学改革、教育環境の整備等を推進することといたしております。また、民間投資を引き出し、日本経済の成長力を高めるような研究開発を重点的に推進することといたしております。これらの結果、五兆三千五百六十七億円を計上いたしております。
 恩給関係費につきましては、二千九百四十七億円を計上いたしております。
 地方財政につきましては、歳出特別枠を減額するなど地方歳出を見直す一方、地方の一般財源総額を適切に確保するため、地方交付税交付金等を増額し、地方に最大限配慮いたしており、十五兆五千六百七十一億円を計上いたしております。
 防衛関係費予算につきましては、中期防衛力整備計画に基づき所要の取組を講じるとともに、沖縄の基地負担軽減等のための在日米軍再編事業を着実に推進することといたしており、五兆一千二百五十一億円を計上いたしております。
 公共事業関係費につきましては、豪雨・台風災害等を踏まえた防災・減災対策や、民間投資を誘発し、日本の成長力を高める事業などへの重点化・効率化を推進することとしており、五兆九千七百六十三億円を計上いたしております。
 経済協力費につきましては、難民対策等のグローバルな課題への対応に重点化しつつ、ODAは予算・事業量共に必要な額を確保しており、五千百十億円を計上いたしております。
 中小企業対策費につきましては、事業承継支援及び下請取引対策を充実するほか、生産性の向上や資金繰りの対策等にも万全を期すこととしており、一千八百十億円を計上いたしております。
 エネルギー対策費につきましては、省エネルギーの推進支援に重点を置きつつ、国内資源の開発や海外資源の権益確保等を推進するほか、原子力防災対策等に取り組むこととしており、九千六百三十五億円を計上いたしております。
 農林水産関係予算につきましては、農林水産業の成長産業化を図るため、輸出力の強化や農業基盤整備の充実等に取り組むことといたしております。これらの結果、公共事業関係費のうち、農林水産関係部分を含め、全体で二兆三千七十一億円を計上いたしております。
 国家公務員の人件費につきましては、給与改定や給与制度の総合的見直し、定員純減等を的確に予算に反映させることにより、五兆二千五十五億円となっております。
 東日本大震災からの復興につきましては、復興のステージに応じた課題に対応するため、平成二十九年度東日本大震災復興特別会計の総額を二兆六千八百九十六億円といたしております。
 平成二十九年度財政投融資計画につきましては、現下の超低金利環境を生かし、リニア中央新幹線の全線開業前倒しを図るほか、成長戦略の実行や地域活性化に向け、長期のリスクマネーを積極的に供給するなど、真に必要な資金需要に適切に対応し、総額十五兆一千二百八十二億円といたしております。
 以上、平成二十九年度予算について御説明を申し上げました。
 続いて、平成二十八年度第三次補正予算について御説明をさせていただきます。
 一般会計において、災害対策費、国際分担金及び拠出金、自衛隊の安定的な運用態勢の確保など、総額六千二百二十五億円の歳出の追加を行うことといたしております。これらにつきましては、既定経費を四千百六十四億円減額するとともに、税外収入で一千四十七億円の増収を見込むほか、建設公債を一千十四億円発行することで対応することといたしております。
 他方、税収は、最近までの収入実績等を勘案して、一兆七千四百四十億円の減収を見込んでおります。また、地方法人税の税収減に伴う地方交付税原資の減額の補填のため、地方交付税交付金を計上いたしております。これらについては、特例公債一兆七千五百十二億円発行することで対応することといたしております。
 この結果、平成二十八年度一般会計第三次補正後予算の総額は、一般会計第二次補正後予算に対して歳入歳出共に二千百三十三億円増加し、百兆二千二百二十億円となっております。
 また、特別会計予算につきましては、所要の補正を行っております。
 以上、平成二十八年度第三次補正予算につきまして、その内容を御説明させていただきました。
 何とぞ御審議の上、速やかに御賛同くださいますようお願いを申し上げます。
 なお、本日、本委員会に「平成二十九年度予算の後年度歳出・歳入への影響試算」及びこれに関連いたします国債整理基金の資金繰り状況等について仮定計算、提出いたしております。よろしくお目通しのほども併せてお願いを申し上げます。
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山本一太#5
○委員長(山本一太君) 以上で平成二十九年度総予算三案及び平成二十八年度第三次補正予算二案の趣旨説明は終了いたしました。
 なお、総予算に関する副大臣の補足説明は省略し、これを本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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山本一太#6
○委員長(山本一太君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
    ─────────────
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山本一太#7
○委員長(山本一太君) 委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。
 平成二十九年度総予算三案審査のため、二月十三日及び十四日の二日間、山形県に委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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山本一太#8
○委員長(山本一太君) 御異議ないと認めます。
 つきましては、派遣委員等の決定は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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山本一太#9
○委員長(山本一太君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ─────────────
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山本一太#10
○委員長(山本一太君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
 平成二十八年度第三次補正予算二案審査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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山本一太#11
○委員長(山本一太君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
    ─────────────
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山本一太#12
○委員長(山本一太君) 平成二十八年度第三次補正予算二案に関する理事会決定事項について御報告いたします。
 本日及び明日の質疑は総括質疑方式で行い、質疑割当て時間は二百八十三分とし、各会派への割当て時間は、自由民主党・こころ八十八分、民進党・新緑風会八十三分、公明党三十五分、日本共産党三十三分、日本維新の会二十二分、希望の会(自由・社民)十一分、無所属クラブ十一分とすること、質疑順位につきましてはお手元の質疑通告表のとおりでございます。
 速記を止めてください。
   〔速記中止〕
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山本一太#13
○委員長(山本一太君) 速記を起こしてください。
    ─────────────
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山本一太#14
○委員長(山本一太君) 平成二十八年度一般会計補正予算(第3号)、平成二十八年度特別会計補正予算(特第3号)、以上二案を一括して議題といたします。
 これより質疑に入ります。蓮舫君。
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蓮舫#15
○蓮舫君 おはようございます。民進党の蓮舫です。
 総理、申し訳ございません、通告をしていないのですが、二十八日にアメリカのトランプ大統領と電話会談をされました。そのときの感触、そして二月十日にワシントンで首脳会談に臨まれるということです。その思いについてまず聞かせていただけますか。
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安倍晋三#16
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般、土曜日に、二十八日に電話して首脳会談を行いまして、二月の十日に日米の首脳会談を行い、その場で安全保障また経済全般にわたって議論を行い、また、アジア太平洋地域の現状認識も含めて議論をしていくことによってお互いに信頼関係を構築し、そして日米同盟の揺るぎない姿を世界に発信していくことで一致したところでございます。
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蓮舫#17
○蓮舫君 トランプ大統領が中東、アフリカ七か国の市民の入国を一時的に禁止するという大統領令に署名、国内外で反発が広がっているんですが、自由の制限とか、あるいは報復措置、分断を生むかのような対応というのは懸念を私は感じるんですが、総理はどうお考えになりますか。
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安倍晋三#18
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、蓮舫委員が御紹介のような大統領令を発出していることは承知をしておりますが、日本としては、G7の議長国でもあります。また、私も国連演説等で、この難民が出てくるような状況を根絶をする、その中で世界が協力をしなければいけないということにおいて日本はその役割を果たしていきたいと、このように考えております。
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蓮舫#19
○蓮舫君 トランプ大統領が署名をした大統領令は難民だけではなくて一般国民ですが、その件に関しては何かお考えはありますか。
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安倍晋三#20
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、米国の言わば大統領令という形での米政府の考え方を示したものであろうと思います。それについて私はこの場でコメントする立場にはございませんが、いずれにせよ、いずれにせよ、我々はこの難民への対応は国際社会が連携して対応していくべきものであると、このように考えております。
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蓮舫#21
○蓮舫君 トランプ大統領は、同じく大統領令で、総理が進めていたTPPから永久に離脱と署名をされました。その後の大統領の発言を見ていても、日本車、その貿易が不公平と述べるなど、どちらかというと保護貿易主義、米国第一主義というのが、私は、これまで世界が協調して進めてきた自由貿易ではない、真逆に進んでいるように懸念を示しておられるんですが、是非、ワシントンでの首脳会談のときには、主張すべきものは主張をして、安易に譲らないようにしていただきたいとお願いをしたいと思います。
 さて、総理、昨年の秋、総理は、アベノミクスの果実で保育の充実や介護離職ゼロ対策に使うとしていましたが、この審議をする補正予算案で一・七兆の赤字国債を発行する羽目になりました。もはやアベノミクスの財源は見当たらないどころか、基礎的財政収支は昨年七月より三兆円悪化する見通しとなりました。二〇二〇年度のプライマリーバランス黒字化、あるいはその財政再建というのは随分絶望的な状況になっているんですが、それでも総理は、この間、消費税増税二度先送り、予定していた社会保障の充実も先送りして、そのツケはこれから国民が負担を担わされることになります。
 いま一度、ここで総理のアベノミクス、立ち止まってみてはいかがでしょうか。
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安倍晋三#22
○内閣総理大臣(安倍晋三君) プライマリーバランスについての目標、二〇二〇年度の目標については既にお話をしているとおりでありますが、私たちが進めてきているこの経済政策によって税収は二十二兆円、民主党政権時代よりも増えているのは事実でございます。そしてまた、国債の、公債の発行額も減額を続けているのも事実でございます。そして同時に、プライマリーバランスについても、十五兆円改善しているのも事実、民主党政権のときから比べてこの四年間で十五兆円改善しているのも事実であります。また、二〇一五年の半減目標は何とか達成することができたわけでございます。
 状況はもちろん厳しい状況ではありますが、しっかりと税収を伸ばしていく、そして歳出削減するところはしっかりと効率化を図っていきたいと、このように考えております。
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蓮舫#23
○蓮舫君 どうか今日は自画自賛と他者の批判だけではなくて議論をさせていただきたいんですが、まず、総理が進めるとされた働き方改革、これはなぜ進めようと思われたんでしょうか。
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安倍晋三#24
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 働き方改革については、先般、電通の社員が働き過ぎ、過酷な労働状況によって自らの命を絶つという悲しい出来事もありました。そして、それと同時に、我々は一億総活躍社会を掲げているわけでありまして、女性も高齢者も、あるいは難病を持っている方も一度失敗した方も、皆さんがその能力を生かせる社会をつくっていく、そのためにはまた多様な働き方がしたいというニーズもあるわけでありまして、その中でそういうニーズに応えていく、そして誰もが自分の能力を発揮できる社会をつくっていく、そういう柔軟な働き方を実現をしていかなければならないと、このように考えております。
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蓮舫#25
○蓮舫君 生産年齢人口が縮小していく中で、一人一人の労働生産性を高めることは議論をまつまでもないと思っているんですが、私たちは、この働き方改革で優先すべきは長時間労働の規制だと考えています。それは、過労死等で一度失ったらもう二度と取り戻せない命をどうやって守るのか、これが最大の私たちは考え方の基軸にしています。今日は、過労死御遺族の方々もこの場に来られて傍聴をされています。
 総理、確認ですが、総理の言われる柔軟な働き方改革、これは長時間労働助成ではなくて、長時間労働規制であると考えていいですか。
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安倍晋三#26
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、蓮舫委員も一人一人の生産性を上げていくことが大切であるということをおっしゃった、それは認識が同じではないかと、こう思うわけでございます。
 働き方改革の中において働き過ぎを是正をしていく、これは当然のことであって、それによって豊かな人生を送っていくことができるようにもなっていくわけでありますし、そして過労死のような状況は決して起こさない、そういう働き方に変えていくと同時に、それによって生産性も上がっていくと我々は考えているところでございます。
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蓮舫#27
○蓮舫君 長時間労働をなくすには、残業の上限、時間規制を設けること、併せてインターバル規制を入れることが大事だと、我々は既に法案を出しています。
 現行の労働基準法三十六条、法律の上限を超え残業が認められるのは一か月四十五時間が基礎となっているんですが、各紙報道で、この週末、政府案の上限は年七百二十時間、月平均六十、繁忙期に限りは百時間、二か月続けて八十時間、この残業を認める方向でと一斉に報道されましたが、この方向でまとめるんでしょうか。
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塩崎恭久#28
○国務大臣(塩崎恭久君) 報道は報道でございまして、私ども、時間外労働の上限につきましては、今基本的な考え方は総理から申し述べたところでございますけれども、今、政府の働き方改革実現会議におきまして、これから有識者、労働者、使用者側の議員から様々な意見を承って検討を深めていこう、そして実態をやはりきっちりと見て、しっかりと議論をして結論を出していこうと、こういうふうに考えております。
 誰に対して何時間の上限をするか等々の具体的な規制の中身につきましては、当然のことながら、脳疾患あるいは心臓疾患の労災認定基準、いわゆる過労死基準をクリアするといった健康の確保を図った上で、女性や高齢者、そして様々な方々が活躍しやすい社会をつくる、まさにそれが一億総活躍社会づくりでありますが、この観点、そしてワーク・ライフ・バランスをしっかりと改善をしていく観点など、様々な視点からこれから議論を深めていこうと思っているところでございます。
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蓮舫#29
○蓮舫君 いや、答えていません。
 一斉に報道された、繁忙期に限り月百時間、二か月で八十時間まで認める、この議論を進めているんですか。
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