財務金融委員会

2018-04-18 衆議院 全236発言

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会議録情報#0
平成三十年四月十八日(水曜日)
    午後一時二十分開議
 出席委員
   委員長 小里 泰弘君
   理事 井林 辰憲君 理事 津島  淳君
   理事 三ッ矢憲生君 理事 義家 弘介君
   理事 海江田万里君 理事 岸本 周平君
   理事 竹内  譲君
      石崎  徹君    今枝宗一郎君
      勝俣 孝明君    金子 俊平君
      神田 憲次君    熊田 裕通君
      小泉 龍司君    國場幸之助君
      斎藤 洋明君    柴山 昌彦君
      鈴木 隼人君    田畑  毅君
      武井 俊輔君    中山 展宏君
      藤丸  敏君    本田 太郎君
      牧島かれん君    御法川信英君
      宗清 皇一君    山田 賢司君
      山田 美樹君    尾辻かな子君
      川内 博史君    末松 義規君
      高木錬太郎君    中谷 一馬君
      青山 大人君    近藤 和也君
      柚木 道義君    安住  淳君
      野田 佳彦君    宮本  徹君
      杉本 和巳君    青山 雅幸君
      鷲尾英一郎君
    …………………………………
   財務大臣
   国務大臣
   (金融担当)       麻生 太郎君
   内閣府副大臣       田中 良生君
   財務副大臣       うえの賢一郎君
   財務副大臣        木原  稔君
   厚生労働副大臣      高木美智代君
   財務大臣政務官      今枝宗一郎君
   財務大臣政務官      長峯  誠君
   会計検査院事務総局第五局長            堀川 義一君
   政府参考人
   (人事院事務総局職員福祉局長)          合田 秀樹君
   政府参考人
   (内閣府地域経済活性化支援機構担当室次長)    伊野 彰洋君
   政府参考人
   (公正取引委員会事務総局経済取引局長)      菅久 修一君
   政府参考人
   (金融庁検査局長)    三井 秀範君
   政府参考人
   (法務省人権擁護局長)  名執 雅子君
   政府参考人
   (財務省大臣官房長)   矢野 康治君
   政府参考人
   (財務省理財局長)    太田  充君
   政府参考人
   (厚生労働省大臣官房審議官)           井上  真君
   政府参考人
   (厚生労働省大臣官房審議官)           成田 裕紀君
   政府参考人
   (経済産業省大臣官房審議官)           小瀬 達之君
   政府参考人
   (経済産業省経済産業政策局長)          糟谷 敏秀君
   政府参考人
   (中小企業庁事業環境部長)            吾郷 進平君
   政府参考人
   (国土交通省航空局次長) 和田 浩一君
   財務金融委員会専門員   駒田 秀樹君
    —————————————
委員の異動
四月十八日
 辞任         補欠選任
  石崎  徹君     金子 俊平君
  川内 博史君     中谷 一馬君
  末松 義規君     尾辻かな子君
  前原 誠司君     柚木 道義君
  野田 佳彦君     安住  淳君
同日
 辞任         補欠選任
  金子 俊平君     熊田 裕通君
  尾辻かな子君     末松 義規君
  中谷 一馬君     川内 博史君
  柚木 道義君     前原 誠司君
  安住  淳君     野田 佳彦君
同日
 辞任         補欠選任
  熊田 裕通君     石崎  徹君
    —————————————
四月六日
 消費税一〇%への増税中止を求めることに関する請願(宮本岳志君紹介)(第八四九号)
 所得税法第五十六条の廃止に関する請願(近藤昭一君紹介)(第八五〇号)
は本委員会に付託された。
    —————————————
本日の会議に付した案件
 会計検査院当局者出頭要求に関する件
 政府参考人出頭要求に関する件
 財政及び金融に関する件
     ————◇—————
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小里泰弘#1
○小里委員長 これより会議を開きます。
 財政及び金融に関する件について調査を進めます。
 この際、お諮りいたします。
 両件調査のため、本日、政府参考人として人事院事務総局職員福祉局長合田秀樹君、内閣府地域経済活性化支援機構担当室次長伊野彰洋君、公正取引委員会事務総局経済取引局長菅久修一君、金融庁検査局長三井秀範君、法務省人権擁護局長名執雅子君、財務省大臣官房長矢野康治君、理財局長太田充君、厚生労働省大臣官房審議官井上真君、大臣官房審議官成田裕紀君、経済産業省大臣官房審議官小瀬達之君、経済産業政策局長糟谷敏秀君、中小企業庁事業環境部長吾郷進平君、国土交通省航空局次長和田浩一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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小里泰弘#2
○小里委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 引き続き、お諮りいたします。
 両件調査のため、本日、会計検査院事務総局第五局長堀川義一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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小里泰弘#3
○小里委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
    —————————————
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小里泰弘#4
○小里委員長 質疑の申出がありますので、順次これを許します。柚木道義君。
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柚木道義#5
○柚木委員 希望の党の柚木道義でございます。
 質疑の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。
 冒頭、開会が二十分以上おくれたことの理由をお聞きしましたらば、きょう、答弁要求をお願いをしております福田財務省事務次官が御出席をいただけないと。何で御出席をいただけないんでしょうか。
 過去にも、国会の前例もちゃんと調べております。外務事務次官二回、厚生労働事務次官一回、建設事務次官三回、防衛事務次官一回、これは調べただけでもですよ、ちょっと調べただけでも、こういう形で事務次官は国会で答弁をしておりますし、福田事務次官の義理のお父様に当たられる元文科事務次官も、かつて、リクルート事件があって、国会で招致までされて出席をされている。そういうことも含めて次官御本人もよくそういう経緯は御存じだと思うんですが、この委員会の中で、理事会の中で、御出席をいただけないということなんですね。
 答弁によっては、申しわけありませんが、やはり福田事務次官でなければ真相の究明が進まない、この委員会を通じて国民の皆さんに説明責任を果たせないということであれば、やはり来てもらわなければということを私は申し上げざるを得ない場面があるかもしれませんので、その点をまず事前に、私は、抗議と同時に、今後の質疑の中でやはり来ていただくということをお願いをするかもしれませんので、よろしくお願いいたします。
 麻生財務大臣、この間、まあ、副総理でもいらっしゃるので。「安倍内閣で様々な不祥事が多発」と。(パネルを示す)これは、この間、防衛省の日報問題、そして、加計学園の問題、内閣府、文部科学省、そして、裁量労働データをめぐるデータ捏造、改ざん、厚生労働省。
 もちろん、その後、厚労省の場合は、まさに労働局長のパワハラ、健康局長のセクハラ、更迭をされる、あるいは処分を検討中、こういう状況も起こっている。そして、財務省、森友学園の公文書改ざん、また、防衛省も、イラク派遣の日報が出てくる。そして、まさにそういう中で、今回、省庁のトップと言われる財務省のそのトップ、つまり官僚の中のトップと言ってもいい財務事務次官のセクハラ疑惑報道によって、著しく国民の信頼、もう税金を納めたくない、こういう状況が起こっているわけでございまして。
 今回の疑惑は、きょうも、新潮の早刷りがもうここにあります、手元に。うそがばれる日ということで、新たな事例、店の名前も、前回のこともちゃんと出ていて、詳細が更に書かれてあって、そして別の音源の記事まで詳細に、これは店の名前も含めて、記述をされているという状況ですよ。
 一番のこの疑惑の論点になっているのが、この音声、公開されている、福田次官のものであるかどうかがいまだにわからないと財務省が言い張っています。これは、麻生大臣、なぜ福田事務次官の声かどうか、音声鑑定つまり声紋鑑定をされないんでしょうか。御答弁をお願いします。
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麻生太郎#6
○麻生国務大臣 声紋鑑定という話がありましたけれども、私どもの、福田次官本人も、音声データのような発言をしたことがあることは否定はしておらないのは御存じのとおりです。むしろ問題は、どのような場で、どのような相手に対して、どのような流れの中で発言したのかということが問題なんだと思っております。
 福田次官が報じられているようなセクハラのやりとりをしたのかどうかを判断するためには、そうした事実関係というものをきっちり鮮明にすることがポイントなんだと考えておりますので、音声データの鑑定を行うというよりも、福田次官の声であることを前提に、ただいま申し上げたような事実関係というものを解明するべく、私どもとしては調査を進めているというところでして、このため、現状で、今、音声データの鑑定を行うということを考えているわけではありません。
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柚木道義#7
○柚木委員 ちょっと、マイクの音、この後、もう少し、答弁、大きくしていただけますか、ちょっと聞き取りづらいので。
 もう一遍確認なんですけれども、この二点、確認ですね。一つは、今の段階で音声確認つまり声紋調査などをする考えがないというのは聞き取れたんですが、今、財務省が弁護士事務所に委託調査をしていくという流れの中で、この音源は福田事務次官のものという前提で調査を委託しているということをおっしゃったんですか。お答えをもう一度お願いします。いやいや、今、財務大臣の答弁ですから、財務大臣に確認ですよ。財務大臣の答弁ですから。財務大臣の発言の確認ですから、いや、官房長、自分の、後で変えられちゃ困りますから。
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矢野康治#8
○矢野政府参考人 お答えを申し上げます。
 そのとおりでございます。
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柚木道義#9
○柚木委員 だったら、確認してくれればいいじゃないですか。前提で進めるんでしょう。麻生財務大臣はこうおっしゃっていますよね、俺は聞いて福田かなって感じはしましたよと。あるいは、元財務政務官の方も、声の主は福田さんと。私も、財務政務官を務めていた時期が野田内閣のときにございまして、もちろん存じ上げております。私がコメントをすることは控えますけれども、政府側の政務関係者も含めて、そして何よりも麻生財務大臣御自身が聞いて福田次官かなと思ったということですから、それは福田次官御自身が自分の声かどうかわからないはずないじゃないですか。
 前提として、御本人、次官の声だと言うんだったら、財務大臣、一言確認をいただければ、確認していないときのうおっしゃっているようですけれども、確認いただければ、福田次官御本人の声かということが、御本人が認められるということは何か差しさわりがあるんでしょうか。財務大臣、御答弁をお願いします。
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麻生太郎#10
○麻生国務大臣 まず、私どもとしては、福田次官の、いわゆる報じられているようなセクハラなやりとりをしたのかどうかについて、肯定も否定もしておりません。現時点ではわからないということを申し上げております。
 そして、私どもは、一般論として、セクハラ疑惑というものが仮に浮上した場合には、いわゆるデュープロセス、適正手続をきちんとした上で、実際にセクハラがあったと認定するためには、どのような場で、どのような相手に対して、どのような流れの中で発言したのかという事実関係というものをきちんと押さえておかないかぬ、これはもう人事院できちんと決められた規則がありますので、その中で私どもは、きちんとした対応として、各担当には、それぞれのセクハラの担当官を置かねばならぬと書いてありますので、私ども、置いております。
 置いておりますが、その担当官でやると、財務省の人間ではないかというようなことになりますので、今回は弁護士をということで、第三者としての弁護士というものを使わせていただいて、事実関係の解明というものについて、私どもはきちんと、デュープロセスというものをきちんとしてもらわないかぬということなのであって、相手側の声がここには入っていませんから、福田次官の声だけしか入っておりませんで、どういう経過になったか、相手側の声は全く入っておりませんから、そういった意味で、私どもとしてはこういう対応をさせていただいておるということであります。
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柚木道義#11
○柚木委員 肯定も否定もしないとおっしゃっているんですけれども、違いますよ、この文書、月曜日に出したのは。完全否定しているじゃないですか。完全否定しているんですよ。そして、まさに、仮に肯定も否定もしないんだったら、なおさら本人確認が必要ですよ。
 私は、不可解なのは、全否定をしておきながら、本人の声かどうかわからないんだったら、何で全否定できるんですか。そして、本人の声かどうかわからないんだったら、何で新潮を訴えることができるんですか。これも不可解なんです。
 しかも、相手方に対しては名乗り出てきなさいと。名乗り出てきなさいと。これは、まさに報道機関への圧力にもなりかねない、現場はそう受けとめている。したがって、今この瞬間も、財金クラブ加盟の各社で、財務省あるいは政府ということかもしれません、厳重に抗議をする、こういうことは受け入れられない、そういう話が今行われているというふうにも聞いておりますし、きょうじゅうに抗議がなされるのかもしれません、この質疑中にも。
 そういうように、御自分たちの方は、福田次官、当事者、報道によればこれは加害者の疑惑があるわけです。そちらには、本人の確認もしない、音声確認もしない。他方で、被害者と報じられている相手側には、名乗り出てきなさい、名乗り出なければセクハラ認定しませんよときのう言っていますよ、閣議後会見で。
 こんなアンフェアなことをやって、財務大臣、国民の信頼回復ができる、こういう調査手法で国民の信頼回復ができるとお考えですか。お答えください。
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麻生太郎#12
○麻生国務大臣 先ほど冒頭に言いましたように、人事院のセクシュアルハラスメントに関する相談という資料、こういうのがあるのは御存じですよね。読まれたこともあると思いますけれども。この内容に沿って、私どもはきちっとした対応をさせねばならぬと思っております。これはそういうマニュアルがありますので、そのマニュアルどおりにやらせていただく。
 ただ、この中で、担当というところでは、私どもとしては、財務省の担当官ということが書いてあるから、これはまた、いわゆる身内の担当官じゃないかとかいう話になるから弁護士をという話を申し上げております。
 したがって、今は被害者という方が名乗ってきておられませんから、私どもとしては、ハラスメントというものは、これは受けた人の話が出てこなきゃいけません。受けた方の答えは少なくともあのテープの中に出てきていませんし、私どもとしては、したがって、こういったような話は常に被害者の方が極めて不利な立場に置かれるとよく言われる話ですから、私どもは、そういうのは重々わかりますので、ぜひそういったことを考えた上で、少なくとも、その人方に別に名乗り出ていただく必要もありませんということも紙に書いてありますから、よく読んでくださいね。書いてありますよ、匿名で結構ですからと書いてありますから、そういったところもこれは読まれたでしょう、これ。読んでいないんですか。読まれていないのかな、いないんだったら、読まなきゃしゃあないから……(柚木委員「いやいや、国民の理解が得られるかとお尋ねしているので、御答弁」と呼ぶ)私どもは、こういったようなのをきちんと文書で……(柚木委員「私が質問をしているんです」と呼ぶ)
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小里泰弘#13
○小里委員長 発言は許可を得てから行ってください。
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麻生太郎#14
○麻生国務大臣 少なくとも、私どもとしてはこういった文書を出させていただいておりますので、そういった中に、調査への協力をお願いしたいということで、この文書の中にも私どもとしては十分に公平になるような形が書いてあると思いますので、これ以上、形としてどういった形になるのがいいのか、私どもわかりませんけれども、少なくとも、弁護士というものに対して、この文書をよく読んでいただいた結果として、中身のことに関して、ずっと書いてある内容を協力を依頼しているのであって、圧力に感じるかどうかは存じませんけれども、少なくとも匿名でも結構、少なくとも名乗り出てきている方がおられないとなると、こちらは加害者の方の一方的な話だけになっているというのが現状だと思っております。
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柚木道義#15
○柚木委員 これ以上どうしたらいいのか、この調査が適切なんだというような趣旨の答弁をされるんですけれども、いずれ世論調査もかけられるでしょう。財務次官どうすべきか、あるいは、今回の財務省のこのまさに被害者やマスコミへの恫喝まがいの文書をどう評価するか。世調の結果もぜひ受けとめていただきたいんですけれども、大前提として、財務大臣、あるいは財務省もそうかもしれません、性犯罪被害とか、あるいはこういったハラスメント被害への対応、今、人事院規則に書いてあるじゃないかということでおっしゃるんですが、全くちょっと国民の感覚からずれているんじゃないんですか。
 野田聖子さんがこうおっしゃっていますね、きのう閣議後会見。しかも、前段に、麻生財務大臣、菅官房長官に直接面会で伝えたと。被害女性が加害者側の弁護士に申し出るのは普通はできることではないと。これは、性犯罪被害対応、もちろんハラスメント対応も含めて、当たり前の話ですよね。この野田女性活躍担当大臣からの財務省の対応への批判を財務大臣はどう受けとめられたんですか。
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麻生太郎#16
○麻生国務大臣 これは野田大臣が被害者に配慮すべきというお考えで、これは大事なポイントで、当たり前の話なのであって、大事なポイントだ、私どももそう思っております。
 他方で、御存じのように、セクハラ疑惑が浮上した場合の、いわゆるデュープロセス、適正手続ですかね、に関しては、事実関係をきちんと押さえておく必要があるというのは当然のことです。このため、今回の週刊誌記事に言います女性記者という方がおられるのであれば、これはもうぜひ調査への協力をお願いしたいんだということを申し上げております。
 御協力をいただける方については、これは不利益が生じないようにせないかぬ、当たり前の話なのであって、責任を持って対応させていただきたいということであって、私どもが、財務省がみずから調査するということになると、先ほど申し上げたことに、出ますので、別に、匿名で希望されるなら、それはそれでも構いませんし。問題は、その方が本人であるということがわかればよろしいのであって、守秘義務等々は当然のことだと思いますので、私どもとしてはそういった手続を踏まさせていただいているということであります。
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柚木道義#17
○柚木委員 野田大臣がせっかく申入れをされたのに、全くその趣旨を理解されていないということが今よくわかりましたよ。本当にもう、安倍内閣は女性活躍などという言葉をもう二度と使わないでいただきたいと私は今思いましたよ。
 そういう観点でこの調査を進めても、メディアへの、被害女性への圧力にこそなれ、真相究明なんか一ミリも進みませんよ、大臣。ヤジ今、ちょっと、委員長、冤罪というやじが飛んでいるんですけれども。ヤジいや、ですから、それを確認するために今質疑しているんですよ。
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小里泰弘#18
○小里委員長 静粛に。
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柚木道義#19
○柚木委員 大臣、第三者の弁護士とおっしゃるんですけれども、まさに財務省が顧問料を払っていて、その弁護士の皆さんは、いや、もっと言うと、この財務省の文書の中には、新潮社の公訴を準備していると、福田次官。そういう相談も含めてしているかもしれないような弁護士事務所が第三者であり得るわけないじゃないですか。
 被害女性と報じられている、もうこれは報じられているとは言いません、今前提で言いますから。被害女性が加害側の弁護士の事務所、弁護士に申出をしろなんて、そんなことできるわけないじゃないですか。
 何をもって第三者とこれは定義できるんですか。財務大臣、お答えください。
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矢野康治#20
○矢野政府参考人 お答え申し上げます。
 セクハラ問題については、被害者とされる方の人権を最大限尊重しなければいけない非常にデリケートな問題であるということは重々承知しております。
 先ほどちらっと大臣も答弁されましたけれども、人事院の規則によりますと、各省に置かれておりますセクハラの担当者という者がおりまして、我が省でおきますと秘書課に担当者がおりますけれども、この者に間をとらせて調査をさせていいわけですけれども、それでは外部の方に失礼であろうということで、我々、弁護士の方にお願いをしているということでございます。弁護士の方には守秘義務もございますし、我々、新たにお願いした弁護士事務所は、名前も名乗らなくてもいいといったことを公表しておられます。最大限の配慮をしているつもりでございます。
 これ以上にどのようにすれば、セクハラ問題は、民間で起こった場合でも常にそうですけれども、二次災害の問題がつきものと言われておりますけれども、それをいかにミニマイズするかというのが非常に難しい問題ですけれども。ただ、その問題がある、ミニマイズできない、ゼロにできないからといって、そこでわからない事実を放置して加害があったと言うことはできない、これは常にそうです。そこだけは御理解ください。
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柚木道義#21
○柚木委員 全く配慮になっていませんよ。
 強いて言えば、せめて財務省の顧問弁護士じゃない弁護士を。それぐらいの人脈お持ちでしょう。募集したらたくさん応募が来ると思いますよ。第三者、いや、公募したらいいのかと閣議後会見で言われたけれども、それだっていいじゃないですか。幾らでも方法はありますよ。
 要は、財務省の顧問料つまり税金から出ていて、その中から今回も調査すると、きのう参事官も言っていますよ。そういう方でない弁護士に聞いてくださいということを言っているんですが、なぜ声の主を確認することをここまで否定されるのか、本当に不思議でなりません。
 こういうコメントも出ていますね。そもそも財務大臣御自身が福田次官の声と認めているのに、福田事務次官が自分の声かわからないと言っているのは往生際が悪いと。これは誰が言っているかというと、財務省の幹部ですよ。財務省の中でも今回の対応を非常に残念に思っている、特に女性職員はたくさんいる。財務省というのはセクハラをもみ消す組織だったのか、こういう受けとめ方が財務省の中でも広がっている。
 何で声の主を特定できないのかといえば、これは財務大臣、認めてしまったら、この声が福田次官だと、さっきの人事院の規則の話は後ほど詳細にしますけれども、まさにその規則に抵触をするということを、詰めた議論をせざるを得ないから、時間稼ぎで本人の声の確認を先送りをしているととられてもしようがないですよ。財務大臣、違いますか。財務大臣、いかがですか。通告していますから、財務大臣に通告していますから。
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麻生太郎#22
○麻生国務大臣 大きな声を出さなくても聞こえますから、大丈夫ですよ。
 財務省としましては、音声データの鑑定をぎりぎりに行うというよりも、福田次官の声であることを前提にして、ただいま申し上げたような、事実関係を解明すべく調査を進めているものだと理解をしております。
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柚木道義#23
○柚木委員 前提としてということであれば、これは後ほど、私、人事院規則のこともやりますけれども、停職はもとより免職だってあり得るんですよ。
 前提としてということを再三答弁されるので、ここで、ちょっと国民の皆さんもここが一番のポイントだと思っていますから、麻生財務大臣は、じゃ、前提としてということは、この音源は福田事務次官その人であると認めたということでよろしいですね。
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麻生太郎#24
○麻生国務大臣 これもさっきからたびたび御答弁申し上げておりますように、この話の、テープの話は相手側の声が全然入っていませんから、したがって、こういったテープというものは、セクシュアルハラスメントに関する話というものは、ハラスメントを受けた人の話が出てこなくては、基本的にはこの種の話は普通はない、御存じのとおりだと思いますが。
 したがって、私どもは、加害者の声しか出ていないという状況ですから、そういった意味では、私どもとしては、資料として、これはどういう状況でどういう場所でどういうことがというのを教えていただかないかぬ、知らせてもらわないかぬというのは、この種の裁判になれば当然のことだと思っております。
 したがって、私どもとしては、そういったようなことをぜひ教えていただければということを申し上げているのであって、そのことに対しては相手側の方々の立場も十分に考えなきゃいかぬというので、守秘義務等々が、私どもの役所の担当官がやるといかがなものかということを考えて、弁護士事務所を使わせていただいた。
 弁護士事務所はもっと一般に公募しろと。直ちに公募して信用ができる人が集まれるであろうかという、いろいろなことを、現実的なことを考えたということだと思いますがね。
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小里泰弘#25
○小里委員長 この際、矢野官房長からもちょっと答弁をもらいます。
 矢野官房長。
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矢野康治#26
○矢野政府参考人 お答え申し上げます。
 福田次官が、自分の言葉かどうかわからないというようなことを、あやふやなことを言ったという御指摘はそのとおりでございます。
 ただ、これは雑音がいろいろ入っていたということと、それから、これは常にそうですけれども、本人の声というのは、音声というのは、マイクを通じた声というのは普通なかなか聞かないものですから、そこでちょっと判然としないというようなことはありましたけれども、そんなところで、入り口でとどまっていてはいけないので、今大臣がおっしゃられましたように、もうこれが本人の声であるという前提で調査に入っているということですので、その点はもう全てクリアしていると思っていただきたいと思います。
 それからもう一つ、先ほどお答えしそびれましたけれども、顧問弁護士であって、この人間は、福田次官が、個人が訴えることについても手伝っているかのような御指摘がございましたが、ここは全く遮断されておりますので、それは誤解でございます。
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柚木道義#27
○柚木委員 そんなことは誰も信じませんよ、国民は。
 今、非常に、国民の皆さんからしたら、ええっというような答弁をされているんですよ。つまり、財務大臣も官房長も、これは早刷りですけれども、━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━そういうことは福田次官本人の声という前提で調査をするんだけれども、しかし、本人の声と認めているわけじゃないんですよ。ヤジいやいや、だって、そういう答弁ですよね。
 そして、じゃあちょっと伺いますけれども、新しい早刷り、これ、財務大臣、ごらんになりましたか、きょう出ているの。ごらんになっていますか、ごらんになっていない、なっていない。
 ちょっと委員長、お許しいただければ、私がやっている間に、一部ちょうどあるので、ちょっとお手元に、理事の方に届けていただいてよろしいですか。
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小里泰弘#28
○小里委員長 それは事前に協議しておりませんので。
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柚木道義#29
○柚木委員 いや、別に場内で協議していただくのは正当なことですからね、委員長にお願いして。
 読んでいらっしゃらないのであれば、これもひどいですよ、本当に。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 これ、こういう……ヤジ
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