外交防衛委員会

2018-11-22 参議院 全177発言

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会議録情報#0
平成三十年十一月二十二日(木曜日)
   午前十時開会
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   委員の異動
 十一月二十一日
    辞任         補欠選任
     今井絵理子君     山本 一太君
     高橋 克法君     武見 敬三君
     宮島 喜文君     佐藤 正久君
     山口那津男君     里見 隆治君
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  出席者は左のとおり。
    委員長         渡邉 美樹君
    理 事
                宇都 隆史君
                中西  哲君
                三宅 伸吾君
                高瀬 弘美君
                大野 元裕君
    委 員
                猪口 邦子君
                佐藤 正久君
                武見 敬三君
                中曽根弘文君
                堀井  巌君
                山田  宏君
                山本 一太君
                里見 隆治君
                小西 洋之君
                白  眞勲君
                福山 哲郎君
                井上 哲士君
                浅田  均君
              アントニオ猪木君
                伊波 洋一君
   国務大臣
       外務大臣     河野 太郎君
       防衛大臣     岩屋  毅君
   副大臣
       防衛副大臣    原田 憲治君
   大臣政務官
       防衛大臣政務官  鈴木 貴子君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        神田  茂君
   政府参考人
       外務大臣官房政
       策立案参事官   紀谷 昌彦君
       外務大臣官房参
       事官       安藤 俊英君
       外務大臣官房参
       事官       齊藤  純君
       外務省北米局長  鈴木 量博君
       防衛大臣官房長  武田 博史君
       防衛大臣官房衛
       生監       田原 克志君
       防衛大臣官房審
       議官       深澤 雅貴君
       防衛大臣官房審
       議官       森田 治男君
       防衛省防衛政策
       局長       槌道 明宏君
       防衛省整備計画
       局長       西田 安範君
       防衛省人事教育
       局長       岡  真臣君
       防衛省地方協力
       局長       中村 吉利君
       防衛省統合幕僚
       監部総括官    齋藤 雅一君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改
 正する法律案(内閣提出、衆議院送付)
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渡邉美樹#1
○委員長(渡邉美樹君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
 委員の異動について御報告いたします。
 昨日までに、山口那津男君、宮島喜文君、今井絵理子君及び高橋克法君が委員を辞任され、その補欠として里見隆治君、佐藤正久君、山本一太君及び武見敬三君が選任されました。
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渡邉美樹#2
○委員長(渡邉美樹君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
 防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、外務大臣官房政策立案参事官紀谷昌彦君外十二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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渡邉美樹#3
○委員長(渡邉美樹君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
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渡邉美樹#4
○委員長(渡邉美樹君) 防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
 本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
 質疑のある方は順次御発言願います。
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白眞勲#5
○白眞勲君 おはようございます。立憲民主党の白眞勲でございます。
 一昨日、私も質問したんですが、その続きをちょっとやりたいと思いまして、まず河野大臣にお聞きしたいと思います。
 日ロ関係につきまして、いわゆる東京宣言がございますけれども、今回の交渉というのは東京宣言にのっとった形で交渉に当たるということで、そういう姿勢で間違いないでしょうか。
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河野太郎#6
○国務大臣(河野太郎君) 交渉の前でございますので、政府の考え方その他、公の場で申し上げるのは差し控えます。
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白眞勲#7
○白眞勲君 前回と全く一緒な御答弁なんですけれども、今聞いたのは、平成二十八年十二月十二日に、当時の岸田外務大臣は今の件についてこう答えているんですね。これは藤田幸久国民民主党の議員の質問なんですけど、同じこと聞きました、私、今。
 いわゆる東京宣言がございますが、東京宣言にのっとった形で今回の交渉に当たるという姿勢で間違いないでしょうか。岸田外務大臣、結論から申し上げると、そのとおりでございます。東京宣言を含めて我が国は様々な取組を行い、今日まで様々な共同声明、宣言を積み重ねてきました。一九九三年の東京宣言を含めて様々な宣言、声明を積み重ねてきましたが、それに基づいて取組を続けていきたいと思います。加えて、二〇一三年の安倍総理とプーチン大統領による日ロパートナーシップの共同声明、これも加えて、全ての諸文書及び諸合意に基づいて交渉を進めていきたいと考えておりますと、こう答えていらっしゃいます。
 これ、河野外務大臣、今の御答弁と違うんじゃないんですか。
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河野太郎#8
○国務大臣(河野太郎君) 交渉前でございますので、政府の考え方を公の場で申し上げるのは差し控えます。ヤジ
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渡邉美樹#9
○委員長(渡邉美樹君) 速記を止めてください。
   〔速記中止〕
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渡邉美樹#10
○委員長(渡邉美樹君) 速記を起こしてください。
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河野太郎#11
○国務大臣(河野太郎君) 機微の交渉をこれから始めようというところでございますので、政府側の考え方を公の場で申し上げるのは差し控えております。ヤジ
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渡邉美樹#12
○委員長(渡邉美樹君) 速記を止めてください。
   〔速記中止〕
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渡邉美樹#13
○委員長(渡邉美樹君) 速記を起こしてください。
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河野太郎#14
○国務大臣(河野太郎君) 首脳会談の合意に基づいて交渉を加速化させようということで交渉が加速化していく中で、機微なことは申し上げられないというふうに申し上げております。ヤジ
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渡邉美樹#15
○委員長(渡邉美樹君) 速記を止めてください。
   〔速記中止〕
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渡邉美樹#16
○委員長(渡邉美樹君) 速記を起こしてください。
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河野太郎#17
○国務大臣(河野太郎君) 交渉が機微な状況に入りますので、日本政府側のコメントがロシア側に様々な影響を及ぼすことを避けるために、一切政府側の考え方は公の場で申し上げないというのが政府の方針でございますので、御理解をいただきたいと思います。
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白眞勲#18
○白眞勲君 このときも交渉は機微だったと思いますよ。日ロ交渉で機微じゃないときあったんでしょうか。私は、それはおかしいというふうに思いますよ。
 ですから、じゃ、ちょっと話を変えましょう。岸田外務大臣がこのとき、もう一回藤田さんおっしゃっているんです、聞いたときにもまた同じことを言っているんですね。一九九三年の東京宣言ももちろんでありますが、一九九一年の日ソ共同声明、そして一九九八年のモスクワ宣言、二〇〇一年のイルクーツク声明、そして二〇〇三年の日ロ行動計画、これらを全てしっかりと踏まえた上で交渉を進めていくこと、こう書いています、言っています、はっきりと言っている。で、二〇一三年、プーチン大統領と安倍総理がまさに確認をしているということでございます、ここまで言っている。
 ですから、これまでの方針と変わったのかどうか。これを、じゃお聞きしましょう。
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河野太郎#19
○国務大臣(河野太郎君) 現時点での政府の方針は、政府側の考え方を公の場で申し上げないということでございます。
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白眞勲#20
○白眞勲君 そういう、申し上げないことも申し上げないという答えだということで私は理解いたしました。つまり、今までのこういったことについても申し上げないということは、そういうことだなということでいいと思います。いいというか、納得はいかないけれども、そういう河野外務大臣としてのスタンスだなということが分かりました。
 じゃ、河野外務大臣、ありがとうございました。
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渡邉美樹#21
○委員長(渡邉美樹君) 退室して結構でございます。
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白眞勲#22
○白眞勲君 今回の法律案に関連しまして、まず防衛医科大学出身の医官についてお聞きしたいと思いますが、何か、防衛大学を卒業しても九年間ですかね、自衛隊で働かなければならないということになっているんですが、その後はお辞めになる方も相当増えていたということを聞いております。例えば、護衛艦では船に乗れない医官もいたとか、そういう……ヤジ
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渡邉美樹#23
○委員長(渡邉美樹君) 速記を止めてください。
   〔速記中止〕
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渡邉美樹#24
○委員長(渡邉美樹君) 速記を起こしてください。
 この際、齊藤参事官より発言を求められているので、これを許します。齊藤参事官。
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齊藤純#25
○政府参考人(齊藤純君) ありがとうございます。
 先ほど、委員長の御発言の趣旨を取り違えまして、勝手に退室いたしました。深くおわび申し上げます。申し訳ございませんでした。
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白眞勲#26
○白眞勲君 もう一回聞きますけど、防衛医大の学生さん、出身の方が九年間の、何というんでしょうね、この義務、義務と言っていいのかな、いわゆる仕事はしなきゃいけない、そしてその後は自由ですねというと、急に辞め出す人たちが多くなったという問題を私は聞いたことがあるんですよね。
 艦艇にも、例えば護衛艦にも医官が乗らない、乗務していないで艦艇が出発したりということもあると、護衛艦とかですね、そういった問題があるというふうになっているんですけれども、最近の状況はどうなっていますか。
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岩屋毅#27
○国務大臣(岩屋毅君) 防衛医科大学出身の医官、いわゆる自衛隊医官の充足率なんですけれども、平成三十年四月現在で八二・七%でございます。これは、過去十年間で最も低かった平成二十一年の六七・一%に対して一五・六%増加しておりまして、全体としては改善傾向にあると考えておりますが、充足率が下がる要因は医官の離職であります。先生御指摘のとおりです。その主な理由は、やはり医師として診療機会が必ずしも多くないというか、臨床数が必ずしも多くないということが挙げられるんだと思います。
 したがって、私どもとしては、防衛医科大学校病院等での研修期間の延長、それから部外の病院での兼業等を通じた診療機会の拡充などの取組を努めて、診療機会が増えるように努めているところでございます。
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白眞勲#28
○白眞勲君 大体、お医者さん、一般のお医者さんもそうなんですけれども、何というんですかね、学校を卒業して、何ですか、あれ、医師国家試験か、受かったいわゆるお医者さんの、初めの頃のお医者さんと十年、十五年たったときのお医者さんというのは、やっぱりそのぐらいのときの方が一番こう、何というんだろうな、円熟味が増してくるというか、そういったときにお辞めになっちゃうというのは非常にこれ残念な話だというふうに思いますので、是非これは今後とも注目していただきたいというふうに思います。
 と同時に、自衛官の定年についても私お聞きしたいと思っているんですけれども、階級によっては満五十三歳で退職というふうになるとも聞いているんですけど、今の時代、人生百年時代に満五十三歳というのはちょっと若過ぎるなというふうには思えなくはないんですが、さはさりとて、逆に、大変過酷な状況で対処しなければならない自衛隊の自衛官の皆さんが、ある程度の年齢に達すると若い隊員のようにはいかなくなるというのも確かだろうなというふうにも思えなくはない。でも逆に、野原を駆け巡る隊員だけではなくて、建物の中で、あるいは船の運航関係なら少し年齢がいってもいいのではとも思えなくはないわけなんですね。
 ですから、その辺りも考慮して、大臣も先日、衆議院での御答弁で、具体的内容も含めて精力的に検討を進めるべきだということをお話しされましたが、その検討の際、私、具体的に、有識者を集めて検討を依頼するのかどうか、それも聞きたいなと思うんですし、また省内で検討するのかどうか、それもまた検討のやり方として聞きたいなと思っているんですね。
 と同時に、やはり自衛官のOBの方々、実際に五十三歳で退職した方々が一体その後どういうふうになっているんだということの聞き取り調査とか、あるいは実際にそういうところにも入ってもらって検討を進めていくということも必要なんではないんだろうか。あるいは、余り人件費が今度高くなってしまうということが、階級はどうしても年齢が上がると上がっちゃいますから、それをどういうふうにしていくんだという部分も含めて、今のこの辺り、どういうふうに防衛大臣としてお考えになっているのか、聞きたいと思います。
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岩屋毅#29
○国務大臣(岩屋毅君) 今、白先生御指摘の件は極めて重要な課題だと私どもも考えております。
 自衛隊に求められる活動も年々多様化しております。この人的基盤をどうやって強化していくか、人口減少という中にあってどうやってやっていくかというのは極めて重要な課題だというふうに思っております。
 最近の装備品の高度化、任務の国際化などに対応できる知見等を豊富に備えた人材を一層有効活用する必要があるというふうに思っておりますので、そういった観点から、今の若年定年制を取るこの自衛官の特殊性を踏まえつつも、対象とすべき階級、あるいは職種と言ってもいいんでしょうか、それから年齢幅や引上げペースなどの論点を含めて省内で今検討を進めておりますが、これも先生御指摘の有識者の意見あるいはOBの意見なども是非聴取させていただいて、検討を深めてまいりたいというふうに思っております。
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