厚生労働委員会

2024-04-05 衆議院 全240発言

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会議録情報#0
令和六年四月五日(金曜日)
    午前九時開議
 出席委員
   委員長 新谷 正義君
   理事 大岡 敏孝君 理事 大串 正樹君
   理事 橋本  岳君 理事 三谷 英弘君
   理事 井坂 信彦君 理事 中島 克仁君
   理事 足立 康史君 理事 伊佐 進一君
      秋葉 賢也君    畦元 将吾君
      泉田 裕彦君    上田 英俊君
      勝目  康君    金子 容三君
      川崎ひでと君    塩崎 彰久君
      鈴木 英敬君    田所 嘉徳君
      田畑 裕明君    田村 憲久君
      高階恵美子君    中谷 真一君
      仁木 博文君    西野 太亮君
      堀内 詔子君    本田 太郎君
      三ッ林裕巳君    柳本  顕君
      山本 左近君    吉田 真次君
      阿部 知子君    大西 健介君
      神谷  裕君    堤 かなめ君
      西村智奈美君    山井 和則君
      柚木 道義君    吉田はるみ君
      早稲田ゆき君    一谷勇一郎君
      遠藤 良太君    岬  麻紀君
      福重 隆浩君    吉田久美子君
      宮本  徹君    田中  健君
      福島 伸享君
    …………………………………
   厚生労働大臣       武見 敬三君
   内閣府副大臣       工藤 彰三君
   厚生労働副大臣      宮崎 政久君
   厚生労働大臣政務官    塩崎 彰久君
   厚生労働大臣政務官    三浦  靖君
   政府参考人
   (内閣官房内閣人事局内閣審議官)         横田 美香君
   政府参考人
   (消費者庁審議官)    依田  学君
   政府参考人
   (総務省自治行政局公務員部長)          小池 信之君
   政府参考人
   (厚生労働省大臣官房長) 村山  誠君
   政府参考人
   (厚生労働省労働基準局長)            鈴木英二郎君
   政府参考人
   (厚生労働省職業安定局長)            山田 雅彦君
   政府参考人
   (厚生労働省雇用環境・均等局長)         堀井奈津子君
   政府参考人
   (厚生労働省人材開発統括官)           岸本 武史君
   政府参考人
   (経済産業省商務情報政策局商務・サービス政策統括調整官)         山影 雅良君
   厚生労働委員会専門員   森  恭子君
    ―――――――――――――
委員の異動
四月五日
 辞任         補欠選任
  川崎ひでと君     西野 太亮君
  本田 太郎君     泉田 裕彦君
  吉田 統彦君     神谷  裕君
同日
 辞任         補欠選任
  泉田 裕彦君     本田 太郎君
  西野 太亮君     川崎ひでと君
  神谷  裕君     吉田はるみ君
同日
 辞任         補欠選任
  吉田はるみ君     吉田 統彦君
    ―――――――――――――
四月五日
 介護保険制度の改善、介護従事者の処遇改善を求めることに関する請願(吉田統彦君紹介)(第八七三号)
 同(阿部知子君紹介)(第九四九号)
 同(阿部知子君紹介)(第九七六号)
 全ての看護職員の処遇改善に関する請願(吉田統彦君紹介)(第八七四号)
 最低賃金全国一律制度への法改正を求めることに関する請願(吉田統彦君紹介)(第八七五号)
 安全・安心の医療・介護の実現のため人員増と処遇改善を求めることに関する請願(吉田統彦君紹介)(第八七六号)
 同(阿部知子君紹介)(第九五〇号)
 同(緑川貴士君紹介)(第九五八号)
 福祉職員の最低賃金を千五百円以上にして、職員配置基準を引き上げることに関する請願(岡本あき子君紹介)(第八七七号)
 同(小沢一郎君紹介)(第八九八号)
 同(森田俊和君紹介)(第八九九号)
 同(田中健君紹介)(第九二七号)
 同(近藤昭一君紹介)(第九五一号)
 同(早稲田ゆき君紹介)(第九七七号)
 同(田村貴昭君紹介)(第一〇〇五号)
 国民を腎疾患から守る総合対策の早期確立に関する請願(青山周平君紹介)(第八七八号)
 同(泉田裕彦君紹介)(第八七九号)
 同(岡本あき子君紹介)(第八八〇号)
 同(奥野信亮君紹介)(第八八一号)
 同(亀岡偉民君紹介)(第八八二号)
 同(野田聖子君紹介)(第八八三号)
 同(平林晃君紹介)(第八八四号)
 同(山下貴司君紹介)(第八八五号)
 同(湯原俊二君紹介)(第八八六号)
 同(吉田統彦君紹介)(第八八七号)
 同(小渕優子君紹介)(第九〇〇号)
 同(関芳弘君紹介)(第九〇一号)
 同(田野瀬太道君紹介)(第九〇二号)
 同(玉木雄一郎君紹介)(第九〇三号)
 同(二階俊博君紹介)(第九〇四号)
 同(根本匠君紹介)(第九〇五号)
 同(根本幸典君紹介)(第九〇六号)
 同(福島伸享君紹介)(第九〇七号)
 同(福田昭夫君紹介)(第九〇八号)
 同(堀井学君紹介)(第九〇九号)
 同(御法川信英君紹介)(第九一〇号)
 同(吉川元君紹介)(第九一一号)
 同(井出庸生君紹介)(第九二八号)
 同(梅谷守君紹介)(第九二九号)
 同(大串博志君紹介)(第九三〇号)
 同(金子俊平君紹介)(第九三一号)
 同(小島敏文君紹介)(第九三二号)
 同(小林史明君紹介)(第九三三号)
 同(田中健君紹介)(第九三四号)
 同(棚橋泰文君紹介)(第九三五号)
 同(馬場雄基君紹介)(第九三六号)
 同(林佑美君紹介)(第九三七号)
 同(平口洋君紹介)(第九三八号)
 同(阿部知子君紹介)(第九五二号)
 同(田畑裕明君紹介)(第九五三号)
 同(細田健一君紹介)(第九五四号)
 同(緑川貴士君紹介)(第九六二号)
 同(古屋圭司君紹介)(第九八一号)
 同(早稲田ゆき君紹介)(第九八二号)
 同(上田英俊君紹介)(第一〇〇八号)
 同(渡辺創君紹介)(第一〇〇九号)
 国立病院の機能強化に関する請願(近藤昭一君紹介)(第九四八号)
 軍事費の拡大ではなく社会保障の拡充を求めることに関する請願(櫻井周君紹介)(第九五九号)
 同(牧義夫君紹介)(第九六〇号)
 同(山崎誠君紹介)(第九六一号)
 同(赤嶺政賢君紹介)(第九七八号)
 同(たがや亮君紹介)(第九七九号)
 同(早稲田ゆき君紹介)(第九八〇号)
 同(新垣邦男君紹介)(第一〇〇六号)
 同(田村貴昭君紹介)(第一〇〇七号)
は本委員会に付託された。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 連合審査会開会申入れに関する件
 政府参考人出頭要求に関する件
 参考人出頭要求に関する件
 雇用保険法等の一部を改正する法律案(内閣提出第一〇号)
     ――――◇―――――
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新谷正義#1
○新谷委員長 これより会議を開きます。
 内閣提出、雇用保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
 この際、お諮りいたします。
 本案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣人事局内閣審議官横田美香君、消費者庁審議官依田学君、総務省自治行政局公務員部長小池信之君、厚生労働省大臣官房長村山誠君、労働基準局長鈴木英二郎君、職業安定局長山田雅彦君、雇用環境・均等局長堀井奈津子君、人材開発統括官岸本武史君、経済産業省商務情報政策局商務・サービス政策統括調整官山影雅良君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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新谷正義#2
○新谷委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
    ―――――――――――――
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新谷正義#3
○新谷委員長 これより質疑に入ります。
 質疑の申出がありますので、順次これを許します。柚木道義君。
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柚木道義#4
○柚木委員 立憲民主党の柚木道義でございます。
 今日も質疑の機会をいただきまして、本当にありがとうございます。
 雇用保険と小林製薬の半々で通告しておりまして、先に小林製薬の方から入りたいと思います。
 日々、入院患者とか受診者とか相談件数とか、刻々と変化をしておりまして、健康被害はますます拡大してきているんじゃないでしょうか。最新の状況を教えてください。
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武見敬三#5
○武見国務大臣 受診者の方の人数は、四月三日水曜日現在で一千五十八名、それから入院が百八十八名、それから相談件数、これが四万件、こうなっております。
 なお、厚生労働省に消費者庁とともに設置をしましたコールセンターについては、問合せ数は二千八百二十一件でございます。
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柚木道義#6
○柚木委員 私の昨日の質問通告時点より、今私も初めて答弁で正確に聞きましたが、それぞれ、受診者は前回発表よりも六十人増えて千五十八人と今言われました。そして、入院患者は百八十八人ということであれば、前回発表より十一人増えている。さらには、小林製薬への相談件数は四万件ということであれば、前回発表よりも九千件も増えている。そして、厚労省コールセンター、二千八百二十一件であれば、前回よりも六百件増えている。本当にとどまるところを知らないような、拡大傾向に今あると思うんですね。
 そこで、是非、ちょっと一点伺いますが、私の前回質疑に本当に迅速に対応いただいて、体の異常を感じた方だけではなくて、本当に、摂取した方全てが受診あるいは保健所への相談、こういうことをしていただきたいとの通知を出していただいたのも昨日確認しておりまして、そこは感謝しております。
 ただ、いろいろな大学の、まさに腎臓学会含めて専門医の方が対応に当たられている中で、多分、私の記憶だと、最初にNHKで報道された日大医学部の阿部主任教授が、その他のいろいろなメディアにも実名でいろいろなコメントをされている中で、私、非常に気になるのは、小林製薬の紅こうじ問題は、ほぼ全ての患者にファンコニー症候群が起こる、そして、摂取を始めてから一、二か月程度で症状が出るケースもあって、そうすると、やはりほぼ全ての摂取者が検査を受けた方がいいのではないかと。この阿部教授も、放置をすると腎臓全体の機能が悪化し、慢性腎不全に至ると。
 そして、私も、前回申し上げたように透析患者さんと日常的な交流もあるものですから、本当に大変なんですよね、仕事しながらとか、いろいろな状況の中で。そういうケースに至ることを本当に防ぐ意味でも、摂取をされた、今回、三製品、回収になっている紅麹コレステヘルプ始め、摂取者、やはり全ての方々に対して検査を受けてほしい、こういう広報を是非厚労省として、小林製薬や大阪市とも連携して行っていただきたいんですが、いかがでしょうか。
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武見敬三#7
○武見国務大臣 私どもも全く同様な懸念を持っておりまして、コールセンターには本当に様々なお問合せをいただいておりますが、例えば、委員御指摘の点については、身体に明らかな異常がない場合であっても、小林製薬による回収の対象となっている製品を摂取していたなどの理由で何らかの不安などがある場合には、医療機関等の受診又は最寄りの保健所に御相談いただくように、ホームページも含めて御案内をさせていただいております。
 引き続き、こうしたコールセンター等を通じて、御相談の問合せに対しては丁寧に対応をし、そして、これを服用されていた方々に対しては、やはり医療機関への診断、治療等に関わる対応をお勧めしているところでございます。
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柚木道義#8
○柚木委員 小林製薬の相談窓口や厚労省、消費者庁の合同の相談窓口の中で、医療機関受診の中でも、やはり、最近まで摂取していた人は症状が残っている可能性があって、しかも、摂取開始後一、二か月で症状が出てくるという時間差で症状が出てくるケースがあるということを是非なるべく周知をいただいて、そして、そういう方々には、腎機能検査、尿検査などを受けていただくようなことをちょっと具体で、相談をいただいたときに回答もいただくような、あるいは広報、周知をいただくようなことを是非お願いしたいんです。大臣、そこを一言お願いします。
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武見敬三#9
○武見国務大臣 この点に関しては、腎臓学会の方とも、今の時期にどういう症状の患者が出ているかということについての連携調査をやっておりまして、これらを踏まえて、実際に、先生御指摘のような、いつの時点で臨床症状が出てくるのか、腎臓に関しては症状が出てくるのが遅くなるケースがあって、それが大変懸念されますので、なるべく早くとにかく受診していただくようにすることが大切だという観点で、学会等とも連携して、迅速に対応するつもりでおります。
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柚木道義#10
○柚木委員 一応、恐らくこうだと理解しますが、最後、もう一点だけ確認です。
 迅速に医療機関を受診するというのは、私たちが聞くと、取りあえずお医者さんにかかって診てもらってくださいねというふうに受け止めちゃうんですよ。でも、時間差で症状が出てくることを想定する上で、やはり、血液検査とか尿検査とか検査を、受診の上、受けていただくということをセットで言っていただくという意味でよろしいですか。
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武見敬三#11
○武見国務大臣 御指摘の、実際の検査等の臨床の在り方については、学会とよく相談して、きちんとしたエビデンスに基づいて方針を決めさせていただければというふうに思います。
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柚木道義#12
○柚木委員 日本腎臓学会も、まさに今月一日の段階で報告された患者四十七人中四十六人でファンコニー症候群の症状が見られて、るる私が申し上げたような見解をお持ちのようですから、是非早急に確認をして、ちょっと週末が難しければ週明けにでも正式にちゃんと、検査もしっかりしていただくと周知徹底をいただけるという趣旨だと思いますので、よろしくお願いいたします。
 法改正について伺います。
 山井議員からも質問があって、大臣も非常に問題意識をお持ちで、私も先週質問したときに同様の、非常に問題認識は共通していると思っておりまして。やはりポイントは、原因究明はもちろん必要だし、進めていただかなければいけません。他方で、それを待っていたら、本当に、御承知のように、大臣も大阪市長さんとも面会されていろいろな情報共有をされていると思いますが、原因究明に時間がかかる可能性がありますよね。ですから、五月末とか原因究明を進めた上でではなくて、それはそれでやっていただきながら、やはり、再発防止のための法改正というのは別途進めていただきたいんです。
 そして……ヤジちょっと、不規則発言はなるべくやめてほしいんです。でも、重要な発言なんですよ。実は、原因が分からなくても健康被害の報告義務を課して、そして、それに応じて公表するということが重要なんですよ。なぜならば……ヤジちょっと済みません、専門家が言っていることを私も聞いた上で発言していますから。
 これは一定の要件ですよ。例えば今回のように、先ほどの阿部主任教授を始め、本当にいろいろな、医療機関の中でも主任教授ですからね、あるいは腎臓学会、それで臨床もやっている、あるいは国民生活センターなどの公的な消費者の相談窓口とか、そういう客観性のある健康被害情報が複数以上あった場合には。これはまさにガイドラインの中にもそういったことが規定されていると思いますので、ガイドラインではそこは緩い、罰則規定もない、したがって、例えば食品衛生法の中に報告義務をきっちりと、これを省令ではなくて法律の中に明記することによって。法定化するということは、薬機法でも罰則規定とセットですから。まさに今回のような、二か月も報告がなく、公表がなかった、その間に摂取して亡くなられた方が含まれているという指摘もあるわけですから。
 原因が、それは、今だって、プベルル酸だって、文献も少ないし、なかなか分からないと言われている中で、しかし、摂取したことによって健康被害、特に今回は初の機能性表示食品で五人もの死亡者が出ているとするならば、やはり、原因が特定されなくても健康被害の情報が客観的に得られた場合には報告義務を課すと。これを是非、食品衛生法の中に、食品表示法の場合は消費者庁にも聞きますけれども、是非、食品衛生法の中に、法律に報告義務を明記いただきたいんです。しかも、この国会で成立をさせていただきたいんです。そうでないと、五月末では間に合いませんから。是非、法定化の議論を前倒しでお願いします。
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武見敬三#13
○武見国務大臣 官房長官の方から、当面の対応として、国立医薬品食品衛生研究所と連携して、引き続き原因物質の特定、分析を進め、その結果の速やかな公表及び原因究明を図る、そして、五月末を目途に、食品による健康被害等に関する情報収集体制の見直し及び国の関与の在り方について検討するという指示があったのでありますけれども、委員御指摘のとおり、まず、健康被害をこれ以上広げないということを原因究明と一緒にまずやらなきゃいけない。
 したがって、原因究明と同時にこうした回収作業を指導したわけでありますし、また同時に、服用しておられたと思われる方々、不安であれば医療機関に直ちに受診してくださいという働きかけをさせていただいているわけであります。
 やはり、こうしたしっかりとした原因究明、そしてまた疫学的な調査を通じた因果関係というものをしっかりと踏まえた上で、例えば、製造工程にどういう問題があったのか、あるいは、安全管理というガバナンスにどういう問題があったのか、こういったことを徹底的に調べて、再発防止のためにはどういうルールが今後必要になるか、こういう考え方で私はしっかりと対応していきたいと思います。
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柚木道義#14
○柚木委員 そのスタンスは結構なんですよ。ただ、五月末だと、この会期末に解散があるかどうかも分かりませんけれども、やはり、次の国会とか来年の通常国会とか言っていたら、事は小林製薬さんだけの話にとどまりませんので、今のようなスタンスでやっていただいて結構なんですが、五末ではなくて。
 これは並行してできると思うんですよ。私、昨日、わざわざ薬機法の担当者にも来ていただいて、そして衛生法や表示法の担当者ともやり取りをして、どうやってこれを衛生法、場合によっては表示法に落とし込んでいくかという議論をテクニカルにやっていますので。その議論、できますから、並行して。
 だから、五末ではなくて、やはりこの国会中の、最後、皆さんが、理事の先生方も含めて、あるいは田村先生も含めて、いろいろなお力添えをいただければこの国会で必ず成立しますから、是非そのスケジュール感で、五末じゃなくてもうちょっと前倒しで、並行してこの報告義務の法制化について検討、議論、進めてください。お願いします。
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武見敬三#15
○武見国務大臣 原因究明等に関わるプロセスというのは、でき得る限り迅速にやらせていただくようにいたします。そして、その上で、先ほども申し上げたようなルールに関わる御議論を立法府でも当然やっていただくことになるんだろうと思います。
 そして、やはり、これは国民の命に関わる問題だということは、今回、五名も既にお亡くなりになられた方がいるというのは相当重く受け止めなきゃなりません。したがって、その上で、是非、先生方ともしっかりと連携をして、こうしたルール化、そして、もしそれが法制化が必要とするということであれば、法制化についての手続を迅速に行うということになるのではないかと思います。
 ただ、いずれにせよ、こうしたことをやるときには、しっかりとした科学的なエビデンスをしっかりとそれぞれのレベルの中で確認をして行うということが私は必要だと思います。是非、その点についての御理解はいただきたいと思います。
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柚木道義#16
○柚木委員 理解はしますので、それはそれでやってください。それで、五末にちゃんと見解を示してください。ただ、五末にならないと法制化の議論はできませんでは、やはり遅いですよ。並行して、ちょっとでもその部分は、五末ではなくて前倒しで検討を是非指示してください。お願いします、大臣、一言。
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武見敬三#17
○武見国務大臣 私もこの点に関しては、特に、報告が、保健所であるとか大阪市に対する報告、それから厚生労働省に対する報告が二か月近く遅れたということは極めて遺憾な話だ、こういうふうに思っておるわけであります。したがって、こういうことが二度と起きないような新たなルール化は当然必要になってくるんだろうと思います。
 しかし、それはまた同時に、製造工程にどんな原因があったのかということに関わる分析を科学的にきちんとやって、そしてそれをやりつつ、今度は、実際に最初にかかるのは、医師に診療にかかるわけですね。そうすると、最初、医師は、その症状がどういう原因に基づいた症状であるのかというのは分からないわけです。したがって、それらの情報が集積されて初めて、同じものによる原因でこういう症状が表れたということが分かってくるわけでありますから、そのプロセスをどう迅速化することがルールによって可能かということを議論するということが私は非常に必要だと思います。
 それはできるだけ迅速にやることはお約束いたしますので、その点、御了解いただければと思います。
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柚木道義#18
○柚木委員 できるだけ迅速にというのが、五月末よりも、ちょっと初めての答弁なので、そこに期待しますので。本当に、我々、まさに健康被害防止法案として今、党内でも議論を進めておりますので、我々も法案を出しますので、是非、政府としても前倒しでよろしくお願いします。
 どうも、なかなかすぱっとした答弁を、問題意識は持ちながらされない中で、ちょっと今ちょうど言われましたよ、二度と起きない新たなルールが必要。さっき大臣、冒頭の閣議後会見で、私も全部聞いておりましたが、政治と金の裏金問題についても一政治家としてコメントされていましたよ。私、そっちも新たなルール、二度と起こらないために必要だと思うんですよ。
 今回、皆さん御存じですか、小林製薬さん、私もびっくりしましたよ。資料八ページ目、自民党さんの政治資金団体、国民政治協会に三十四年間にわたって、平成元年から千三百九十一万円も献金しているんですよ、千三百九十一万円。おまけに、安倍総理の自民党の第四選挙区支部、分かっただけでも、過去三年間、令和二年二十万、令和三年三十万、令和四年は、お亡くなりになっているので代表が安倍昭恵さんになって十万。年間三回だったところが、亡くなった年は一回ですよ。
 本当に、裏金、キックバック、脱税、処分、そして政治をゆがめているんじゃないかということで、昨日も街頭アンケートでは、政治資金の透明化というのを一番求めているんですよ、国民は。
 まさにこういうことが……ヤジこれは載っているからいいですよ。これが裏金化していることが今回問題になって、処分されたんでしょう。国民政治協会、毎年三十億円近く集まっているじゃないですか。機能性表示食品の売上げ上位企業も全部調べましたよ。ばんばん献金しているじゃないですか。こういうことが……ヤジいや、献金は表でしていても、皆さんが裏金化していたから今回処分になったんでしょう。だからやめませんか、是非。
 私、びっくりしましたけれども、この小林製薬は、一九九三年以降、三十一年間で十七回も製品回収をやっていますよ。おまけに、二〇一一年には、子会社の小林メディカルが医療機器の試験データ改ざんで薬事法違反で業務停止命令、行政処分ですよ。こういうことをやっている間も、その年も、毎年毎年、一年も途切れることなく献金しているんですよ。
 私が言いたいのは、そういうところから献金を、今の感覚、びっくりしますよ、受け取り続ける、そういう姿勢が国民から見ても乖離しているんじゃないですか。
 少なくとも、そんないろいろな行政命令を受けている、これは、一政治家としてさっきこうコメントされましたよ。国民にきちんと理解を得られる努力を常にしなくてはならない。一字一句違いません。大臣のコメントですよ、国民の理解を得るために。これは直近が令和四年までですから、少なくとも、今現在も小林製薬から政治献金を自民党の政治資金団体が受けているというようなことであれば、それは、即刻献金停止、岸田総理にそのように進言してください。お願いします。
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武見敬三#19
○武見国務大臣 個別の案件あるいは党の方の御決断に私の方から今とやかく言える立場ではないのでありますけれども、ただ、一政治家として、やはり、今回の政治と金の問題というのは、大変に国民の不信を買ってしまう、誠に反省すべき深刻な事態であって、こういうことを二度と起こさないようにしっかり努力をすると同時に、やはり、こうした問題に関わる説明責任、透明性の確保というのは、私は、本当に大事だという点については、先ほども記者会見の中でも申し上げた次第であります。
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柚木道義#20
○柚木委員 ちなみに、安倍元総理、今、昭恵さんがなった、自民党の山口県の第四選挙区支部も、過去三年分だけじゃなくて過去十年分まで遡りましたよ。二百八十万円ですよ、現会長の個人献金。
 安倍総理にも献金、自民党にも献金、機能性表示食品の売上げ上位ランク企業。まあ、余り挙げるとちょっとあれですから、安倍総理との交流ももう皆さん周知の例えば富士フイルムの古森元会長なんかも、まさにパー券も含めて献金、自民党にもしている、パー券も買っている。こういうことが、国民から見たら、しかもそれが裏金につながる、キックバック、脱税、今不信を増幅させているんじゃないんですか。
 是非、一政治家として、こうした利益関係にあるような企業・団体献金は禁止する、所管の厚労大臣として見解を述べてください。
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武見敬三#21
○武見国務大臣 まさに今、立法府の方で、こうした政治と金の問題についての在り方、法整備を含めて御議論をされているところだというふうに思います。今政府の中にいる立場の者として、とかく言うべきことではないかと思います。
 ただ、先ほども申し上げたとおり、やはり、国民の不信を買ってしまったことに関わる我々の責務というのは、これを再発させないように、そして、政治と金の問題に関わる透明性、説明責任というものをきちんと果たすというその姿勢をしっかりと国民にお示しすることが今私どもにとっては大変大切なことだろう、こう思います。
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柚木道義#22
○柚木委員 武見大臣御自身も、勉強会、セミナー、過去十回を見ると、一千二百万、三百万、多いときは二千百万、二百万と、それぞれ名立たるホテルでされていますよ。やはり、李下に冠を正さず、是非、国民の疑念を、今、厚労大臣ですからね、特に。やはり、企業・団体献金、そしてパー券、そういったところは、岸田総理も含めて、まさに今回処分して、岸田総理だけ処分がないのは何でなんですか。だって、安倍派の座長の塩谷さんは、異議申立て書の中で、岸田総理は、派閥の会計責任者が立件されていて、何で、岸田総理に処分がないのはおかしいと。
 国民目線、一政治家として見て、厳格に処分しましたと言って自分だけ処分しないのはどう見えると思いますか。いかがですか。
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武見敬三#23
○武見国務大臣 今まさに私は政府の立場にいて、そうした党の御判断に関して今申し上げるというのは控えさせていただきたいと思います。
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柚木道義#24
○柚木委員 普通は、その後に、とはいえと一言、さっきまでつけていらっしゃいましたよ。
 本当に、やはり私は、正直、二階さんも、金額ベースでいうと、私が国民の立場を思うと、全員処分して、申し訳ないけれども、五百万で線を引かずに。自分も処分、岸田総理自らを。その上で、国民に政治資金の透明化を掲げて。我々も、企業・団体献金の禁止とか、あるいは、本当に隠蔽できないように、いろいろな形で透明化を含む法案を、まさに今月から政治改革特別委員会で、私もメンバーに入らせていただくようなので、議論しますよ。是非、せめて岸田総理、処分なし、これはちょっとやはり。今後、補選もありますよね。国民は評価しますよ。全員処分して、自分も処分をすれば、少なくとも国民の理解は進むと思いませんか。一言是非お願いしますよ、一政治家として。
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武見敬三#25
○武見国務大臣 私は、やはり、党においてお決めになったことについて、今まさに内閣の一員としての立場で行政府に身を置いておりますので、あえてコメントは控えさせていただきます。
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柚木道義#26
○柚木委員 大変残念ですよ。やはり、そういうところで大臣が、この小林製薬の問題も含めて、これだけ三十四年にわたって千四百万円も自民党さんに献金していて、安倍さんにも、昭恵さんにも含めて十年間で二百八十万円も献金していて、そういう中で、疑いを持たれないように、機能性表示食品は安倍案件と言われていますよ、本当に。そういうことのまさに疑念を払拭する上でも、今回の裏金、キックバック、脱税問題の処分を、やはり総理自らも処分して、全員処分で出直す、そういうことでなければ国民の信頼は得られないと思いますよ。
 ちょっと私、消費者庁も来ていただいているのでこれはまとめて伺います、さっき事前に伝えていますので。食品表示法上も、報告義務をそれぞれに課すというのは可能なんですよね。まずそのことを答えてください。
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依田学#27
○依田政府参考人 お答え申し上げます。
 食品表示法のたてつけといたしましては、食品関連事業者が販売をするに当たって遵守すべき食品表示基準というものを内閣府令で定めておりまして、それを遵守していないと思われる事業者に関しましては、立入検査等の報告を求めまして、指示、命令、そして刑事罰を科す、こういう構成でございます。
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柚木道義#28
○柚木委員 それを是非、衛生法の方でも、入口、出口ですよね、まず、私、届出制もこの後聞きますけれども、一部許可制なり必要だと思いますけれども、入口、出口でそれぞれやはりきちっと報告義務を課す、あるいはどっちかに統一するならそれでも結構ですからやっていただきたいんです。
 次、まとめて聞きますが、まさに、安全性と有効性を示す論文の形式さえ整っていれば機能性表示食品として登録できちゃうんですよね。でも事後チェックできているのは一割程度ですよ。もうちょっと事後チェックを増やす必要があるんじゃないですか。
 しかも、チェックした製品、どういう基準でチェックがされるんですか、そして、チェックする項目、内容、そしてチェック後に何がどう改善されるんですかと聞いたら、公表していないんですよ、そもそも。それで分析、検証事業という予算事業をやっているんです。これはちゃんと分かりやすく公表してほしいんです。
 それで、私も消費者庁のデータベースを見ましたけれども、一五%は更新されていないんですよ、そもそも情報が。ちゃんと更新させてください。資料の四ページ、五ページ目にその部分をつけております。
 そして、更新するだけじゃなくて、読んでみると非常に分かりにくいです。こんなものを国民に丸投げする姿勢は、責任ある姿勢とは言えません。やはり、普通見るときに何を気にするかといったら、どういうふうに効くのかな、どうなっていたら効いていないのかな、あるいは、こういう症状が出ていたら副反応じゃないかしら、病院に行かなきゃいけないんじゃないかしら、そういうのを聞きたいんですよ。専門的な成分とか云々かんぬん、いっぱい書いてあって、論文がこうだとか。そうじゃなくて、国民が求める情報を分かりやすく、この消費者庁のデータベース、機能性表示食品の一覧表に示していただきたいんです。
 以上、まとめて答弁をお願いします。
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依田学#29
○依田政府参考人 お答え申し上げます。
 何点か御指摘いただいたと認識しております。
 まず、事後チェック。
 基本的に、事前の形式的な確認をさせていただきますけれども、基本的に事後チェックによりまして表示の適正化を図っていく、こういうたてつけの制度でございます。したがいまして、機能性関与成分の分析方法の検証、あるいはその機能性関与成分がきちっと入っているのかどうか、こういった事後チェックの調査事業をやってございます。
 こちらの選定基準でございますけれども、調査対象となる可能性の高い食品とそうでない食品について、事業者の対応の差が生じるということは、これは調査事業の趣旨として適当ではないということでございまして、その点については公表させていただいておりません。買上げ調査につきましては、これは、件数ベースではございますけれども、公表してございます。
 データベースの件でございます。
 基本的に、この制度におきましては、科学的根拠について、基本的に全て公開、事業者に公開させるというところがこの制度の非常に主眼だと認識しております。その点、ホームページ等について、見やすくないとか、あと、ホームページの奥の奥まで行かないとアクセスできない、こういった御批判については真摯に対応すべきだと考えておりまして、令和七年度からはDX化も検討もしております。そういった形で、消費者のアクセス改善ということについては不断に取り組んでまいりたいと思います。
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