外交防衛委員会

2024-05-21 参議院 全190発言

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会議録情報#0
令和六年五月二十一日(火曜日)
   午前十時開会
    ─────────────
   委員の異動
 五月十六日
    辞任         補欠選任
     下野 六太君     山口那津男君
     山添  拓君     仁比 聡平君
 五月十七日
    辞任         補欠選任
     仁比 聡平君     山添  拓君
 五月二十日
    辞任         補欠選任
     山口那津男君     伊藤 孝江君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         小野田紀美君
    理 事
                佐藤 正久君
                若林 洋平君
                小西 洋之君
                上田  勇君
                石井 苗子君
    委 員
                有村 治子君
                猪口 邦子君
                柘植 芳文君
                中曽根弘文君
                松川 るい君
                三宅 伸吾君
                吉川ゆうみ君
                福山 哲郎君
                水野 素子君
                伊藤 孝江君
                松沢 成文君
                榛葉賀津也君
                山添  拓君
                伊波 洋一君
                高良 鉄美君
   国務大臣
       外務大臣     上川 陽子君
       防衛大臣     木原  稔君
   副大臣
       法務副大臣    門山 宏哲君
       外務副大臣    柘植 芳文君
   大臣政務官
       外務大臣政務官  高村 正大君
       外務大臣政務官  深澤 陽一君
       外務大臣政務官  穂坂  泰君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        中内 康夫君
   政府参考人
       出入国在留管理
       庁出入国管理部
       長        君塚  宏君
       外務省大臣官房
       審議官      熊谷 直樹君
       外務省大臣官房
       参事官      濱本 幸也君
       外務省大臣官房
       参事官      宮本 新吾君
       外務省大臣官房
       参事官      高橋美佐子君
       経済産業省貿易
       経済協力局貿易
       管理部長     猪狩 克朗君
       防衛省大臣官房
       施設監      扇谷  治君
       防衛省大臣官房
       審議官      弓削 州司君
       防衛省防衛政策
       局長       加野 幸司君
       防衛省人事教育
       局長       三貝  哲君
       防衛省地方協力
       局長       大和 太郎君
       防衛省統合幕僚
       監部総括官    田中 利則君
       防衛装備庁装備
       政策部長     坂本 大祐君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○外交、防衛等に関する調査
 (中東情勢に関する件)
 (日韓関係に関する件)
 (防衛装備移転に関する件)
 (在日米軍基地問題に関する件)
 (尖閣諸島をめぐる問題に関する件)
 (防衛力の整備に関する件)
 (日米関係に関する件)
○国際復興開発銀行協定の改正の受諾について承
 認を求めるの件(内閣提出、衆議院送付)
○欧州復興開発銀行を設立する協定の改正の受諾
 について承認を求めるの件(内閣提出、衆議院
 送付)
○千九百七十二年の廃棄物その他の物の投棄によ
 る海洋汚染の防止に関する条約の千九百九十六
 年の議定書の二千九年の改正の受諾について承
 認を求めるの件(内閣提出、衆議院送付)
    ─────────────
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小野田紀美#1
○委員長(小野田紀美君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
 委員の異動について御報告いたします。
 昨日までに、下野六太君が委員を辞任され、その補欠として伊藤孝江君が選任されました。
    ─────────────
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小野田紀美#2
○委員長(小野田紀美君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
 外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、出入国在留管理庁出入国管理部長君塚宏君外十二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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小野田紀美#3
○委員長(小野田紀美君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ─────────────
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小野田紀美#4
○委員長(小野田紀美君) 外交、防衛等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
 質疑のある方は順次御発言願います。
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佐藤正久#5
○佐藤正久君 おはようございます。自民党の佐藤正久です。
 外務大臣に伺います。
 ICCのカーン主任検察官は、ネタニヤフ首相やハマスの指導者らに逮捕状を請求しました。バイデン大統領は、言語道断、イスラエルとハマスは同列ではないと強く反発し、英国のスナク首相も反発しておりますが、日本政府の受け止め、これをお伺いいたします。
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上川陽子#6
○国務大臣(上川陽子君) 五月の二十日、ICCのカーン検察官は、パレスチナの事態に関し、ハマスのシンワル・ガザ地区行政、政治局長、デイフ軍事部門司令官及びハニーヤ政治局長、そしてイスラエルのネタニヤフ首相及びガラント国防相に対する逮捕状を第一予審裁判部に請求した旨発表をいたしました。今後、第一予審裁判部は、本件請求及び検察官が提出した証拠その他の情報を検討した上で、被疑者に係る逮捕状を発付するか否か判断するものと承知をしております。
 いずれにせよ、我が国は、ICCの締約国として、また本件がイスラエル・パレスチナ情勢に与える影響の観点からも、今後の動向を重大な関心を持って引き続き注視してまいりたいと考えております。
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佐藤正久#7
○佐藤正久君 なかなか今の段階での日本政府の立場表明は難しいと思いますけれども、余りこれが、立場表明が遅くなりますといろんな面で影響出ますので、しっかりと法の支配や情勢を考えながら態度表明をお願いしたいというふうに思います。
 既に資料を配付しておりますので、資料を見ながらお伺いしたいと思います。
 韓国の祖国革新党の党首チョ国氏は、竹島に上陸しました。
 外務省は、竹島は韓国による不法占拠としております。チョ国の不法占拠している竹島への上陸は、法務副大臣、これは違法上陸ということでよろしいでしょうか。
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門山宏哲#8
○副大臣(門山宏哲君) 一般論として申し上げれば、入管法上、外国人が入国審査官から上陸等の許可等を受けないで本邦に上陸することは不法上陸になります。
 ただし、これは上陸に関する入管法上の手続を取ることができることを前提として上陸の許可等を受けないことを問題とするものでございまして、竹島につきましては、現実に我が国が施政を行い得ない状態にあり、入管法上の手続を取ることのできない地域であることに照らしますと、入管法適用の前提を欠くものと思料いたします。
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佐藤正久#9
○佐藤正久君 委員の皆さん、これが政府の立場なんですよ。外務省は、竹島は不法占拠だと言う、不法占拠したところに上陸したので抗議をしている。だけど不法上陸と言わないと。
 外務大臣、不法占拠しているから上陸しているのに、それを違法上陸とも不法上陸とも言わなくて、領土交渉、非常に迫力がないと思いますけれども、外務大臣、やはりここは、領土交渉する立場からは、不法占拠と言っている以上は、やっぱりそこは不法上陸あるいは違法上陸と言うべきではありませんか。
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上川陽子#10
○国務大臣(上川陽子君) 違法上陸かとの御質問に対してのお答えにつきましては、国内法上の扱いはただいま法務副大臣から述べたとおりでございます。
 国際法上の観点からは、竹島問題につきましては国際法上何ら根拠がないまま行われている不法占拠でありまして、このような不法占拠に基づき韓国が竹島に対して行ういかなる措置又は行為も法的な正当性を有するものではないと考えております。
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佐藤正久#11
○佐藤正久君 やっぱり、領土交渉する以上は、やっぱり日本政府の方でも強いメッセージを発しないと、これ何回でも繰り返されることになります。
 四月三十日、野党の国会議員三名の不法上陸に続いて、五月十三日、チョ国氏が不法上陸をしたと。これは、外務省の抗議にかかわらずまた上陸をされてしまったと。このチョ国は、竹島の不法上陸の機会を捉えて、日本はLINEを奪おうとしていると非難をしました。特にLINE問題に関連しては、松本総務大臣は伊藤博文の孫であることに言及した上で、伊藤博文は韓国の領土を略奪し、伊藤博文の孫は韓国サイバー領土のLINEを略奪していると、いわれなきいちゃもんを付けています。
 なぜ外務省は、チョ国の不法上陸について抗議をしたにもかかわらず、このLINE問題について日本政府に対する批判は当たらないと、これも併せて抗議しなかったんでしょうか。
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上川陽子#12
○国務大臣(上川陽子君) 十三日に韓国野党代表による竹島上陸が強行されたことを受けて、同日、外交ルートを通じて強く抗議するとともに、再発防止を強く求めました。
 LINEヤフー社への行政指導に関しましては、野党代表による政治的発信の中身の一つ一つにつきましては抗議してきておりません。その上で、LINEヤフー社への行政指導に関する日本政府の立場につきましては、官房長官会見等で累次にわたって明らかにしてきているほか、韓国政府に対しましても我が国の立場を説明しております。
 引き続き、必要に応じて、韓国政府に対しまして丁寧に説明してまいりたいと考えております。
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佐藤正久#13
○佐藤正久君 外務大臣、これやっぱり弱いんですよ、今のその立場だと、四月三十日の上陸と同じですから。今回、わざとチョ国は竹島上陸とLINEヤフー問題を絡めて日本を批判しているわけですから、同じ抗議ではやっぱり効果がないと。
 逆に、大臣、韓国の中央日報は、チョ国がLINEヤフー問題を批判するのに竹島上陸を使ったことを批判しているんですよ。韓国政府は竹島は領土問題と言っているのに、韓国野党は自ら日韓間の問題に竹島を捉えようとしています。チョ国含め野党は、墓穴を掘っていると私は思います。日本は竹島を領土問題と言って交渉を求めていても韓国は乗ってこないという状況なのに、韓国野党は日韓間の問題としていると。
 私や新藤大臣、あるいは稲田議員が鬱陵島の竹島資料館で韓国の国会議員と竹島について議論しようとして韓国に渡ろうとしたら、韓国内で大騒ぎとなって入国拒否となりました。その報道がアジアや欧州で報道されて、日韓間に領土問題があるということが広く周知されて、韓国は大失敗したと韓国内で議論が起きました。韓国が実効支配しているのに領土問題として拡散してしまったと。
 まさに今回、韓国の野党自らが領土問題化しているなら、外務省は竹島問題を話し合おうと韓国政府に言うべきです。韓国与党に気を遣って、領土問題がある竹島に日本自ら触れたくないように映るのは、これは大問題です。また、日本は野党の言動を利用して竹島問題を話し合おうと言えば、逆に韓国野党の立場が韓国国内では悪くなります。批判が野党に行く可能性は十分あります。
 まさに、いろんな観点から日本政府はこの機会を捉えて韓国政府・与党に竹島を領土問題として交渉すべきと韓国政府に言うべきではありませんか。
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上川陽子#14
○国務大臣(上川陽子君) 竹島問題につきましては、国際法上何ら根拠がないまま行われている不法占拠であり、このような不法占拠に基づき韓国が竹島に対して行ういかなる措置、また行為も法的な正当性を有するものではありません。韓国側が関連の行為を行った際には、我が国の立場を先方に明確に伝達する必要があり、今回も遅滞なく外交ルートで抗議を行いました。
 竹島問題をめぐる韓国側との外交上のやり取りでありますので全て明らかにすることについては差し控えさせていただきましたが、ますが、竹島問題につきましては、国際法にのっとり冷静かつ平和的に紛争を解決するという考えに基づき対応をしてまいります。
 引き続き、日本の領土、領海、領空を断固として守り抜く、この決意の下、毅然と対応していく考えでありまして、何ができるか、更なる検討を進めてまいりたいと考えております。
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佐藤正久#15
○佐藤正久君 日本はICJに三回提訴をしているけど、韓国が乗ってこないと。まさに韓国の野党が日韓間の問題に竹島を捉えているんであれば、こういうときにやっぱり一押しするということも非常に大事だと私は思います。
 次に、日韓のレーダー照射問題について伺います。
 今月末のシャングリラ会合の日韓防衛相会談で、防衛交流再開との報道があります。
 そもそも、照射事件がうやむやのままでの再発防止は、将来に禍根を残しかねないと思います。まさにいつか来た道で、特に韓国野党は、竹島問題でもそうですけれども、第一党と第二党が組んで、反日無罪、親日有罪という文在寅政権時の先祖返りとも思える主張を繰り返しています。レーダー照射問題の実態解明を伏せたまま前に進むと、韓国で左派政権ができたときに取り返しが付かないことになると思います。反日のチョ国も三年後の有力な大統領候補です。現在、日本の国内状況、世論調査を見ても、問題の実態解明が進まない中での再発防止策は国民の納得感を得にくいという状況、問題に片を付けずに前に進もう、一足飛びに防衛交流再開とするのは自民党の悪いところだと批判が出てもおかしくないと思います。
 大臣、事実関係を伺います。韓国は海自の哨戒機へのレーダー照射を認めているのでしょうか。
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木原稔#16
○国務大臣(木原稔君) 日韓の防衛当局間では、昨年六月四日の日韓防衛相会談において防衛当局間の懸案について再発防止策を含めた協議を加速することで一致したことも踏まえて、様々な機会を捉えて意見交換を行っているところであります。
 なお、御質問の件につきましては、韓国国防部報道官は、五月二十日の国防部定例ブリーフィングにおいて、我々の立場を変更したことはない旨答弁をしたと承知しております。
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佐藤正久#17
○佐藤正久君 認めていない。これはまさに海自隊員の命に関わる照射問題です。
 資料を見てください。この右側の写真、これは、自衛隊のイラク派遣時、竹島は韓国領土というボードを掲げて、自衛隊員をだまして写真を撮った韓国人がいます。到底、日本政府としては受け入れられない主張です。
 軍の中にも反日の関係の人間もいます。だから、左派政権ができたら、レーダー照射問題の蒸し返しがあってもおかしくないと。
 大臣、この写真を見てどう思われますか。
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木原稔#18
○国務大臣(木原稔君) この資料の写真の存在は承知をしております。
 改めて、竹島は、歴史的事実に照らしても、かつ、国際法上も明らかに日本固有の領土であり、この韓国軍兵士の行為というのは誠に遺憾でありまして、当時、当時はだから防衛庁ですね、防衛庁としては韓国側に対ししかるべく抗議をしたと承知をしております。
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佐藤正久#19
○佐藤正久君 まさに、これまで、レーダー照射問題の事実関係、再発防止策について韓国の防衛当局と協議をするというときに、やっぱりもう少し国民や海上自衛隊の方に見える形の協議というのも大事だと思います。
 水俣問題もそうですけれども、政のレベルで汗をかいて、その姿勢を国民や哨戒機を運用する海自の現場の方に見てもらい、説明をすると。韓国の国防部の主張はここがおかしい、事実関係の解明とともに、再発防止のためにはこのような方策が必要だということを国民に説明するプロセスもなく前に進むのはどうかと思います。
 いずれにせよ、国民に納得感が得てもらうようなプロセスなしにいきなり前に進むのは、将来に禍根を残すと思います。特に韓国は政権交代が起きるのが常で、現在の大統領の不支持率は六七%、与党の支持率も三二%で、野党を大きく下回っています。そこを踏まえて、国益と隊員の安全確保をする交渉が大事だと思います。しっかり国民と隊員の理解を得ながらこの問題に対処することを要望したいと思います。
 最後に、上川外務大臣にお伺いします。
 先般、イランの大統領がヘリコプターの墜落事故で命を落とす結果になりました。日本政府の受け止め、外務大臣の受け止めをお伺いします。
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上川陽子#20
○国務大臣(上川陽子君) 二〇二四年の五月十九日、イランのライースィ大統領やアブドラヒアン外相等が搭乗したヘリコプターがイラン北西部の東アゼルバイジャン州で不時着した事案に関し、二〇二四年五月二十日、イラン政府は、ライースィ大統領及びアブドラヒアン外務大臣を始めとするヘリコプター搭乗者が死亡した旨発表しました。
 我が国はイランと長年良好な関係を維持してきており、私自身、アブドラヒアン外相とは二〇二三年九月の日・イラン首脳会談で初めてお目にかかって以来、二〇二三年十二月のジュネーブにおける外相会談や、また二度にわたりまして行いました電話会談にて率直な対話を積み重ねてきたところでございます。
 突然の訃報に接し、深い悲しみの念に堪えないところであります。私自身も、二〇二四年五月二十日、外相代行に任命されたバーゲリキャニ政務担当外務次官宛てに、心からの哀悼の意を表する弔意メッセージを発出いたしました。
 イラン政府及びイラン国民の皆様並びに御遺族に対し、深甚なるお悔やみを申し上げますとともに、ライースィ大統領、アブドラヒアン外務大臣を始めとする方々の御冥福を衷心よりお祈り申し上げます。
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佐藤正久#21
○佐藤正久君 終わります。
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小西洋之#22
○小西洋之君 立憲民主・社民の小西でございます。
 まず、冒頭、上川外務大臣に質問させていただきます。
 先日の五月の十八日の静岡のあの知事選のときの大臣の御発言ですが、知事選の自民党の推薦候補の方の応援演説の中で、一歩を踏み出していただいたこの方を、私たち女性が生まずして何が女性でしょうかという御発言をされたということなんですが、私もこの自民党推薦候補者の政見を、政策などを見たんですが、日本中の女性がこぞってこの方を応援、当選させなきゃいけない合理性や論理必然性を私は見受けられなかったんですけれども。
 とすると、私たち女性が生まずして何が女性でしょうかという御発言の根っこには、大臣として、子供を産まずして何が女性かという誤った偏見、価値観があるのではないかというふうに思ってしまったんですが、この発言の真意について、大臣の発言の真意について御説明をお願いいたします。
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上川陽子#23
○国務大臣(上川陽子君) 御指摘いただきました発言でございますが、女性のパワーで私という衆議院議員を生んで、誕生させてくださった皆さんにいま一度女性パワーを発揮していただき、大村知事を誕生させよう、そういう意味で申し上げたところであります。
 ただ、女性パワーで未来を変えるという私の真意と違う形で受け止められる可能性がある、こうした御指摘がございました。真摯にこれを受け止めさせていただき、撤回させていただいた次第でございます。
 私は、静岡の女性パワーを実感した初当選以来、二十四年間、その前も含めますと三十年に掛かる期間、女性が新しい変化を生み出すパワーになることをあらゆるところで実感をしてまいりました。これは世界でも私自身実感しているところであります。そうした思いについては、初当選以来全く変わっておらず、むしろ日々高まっている状況でございます。
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小西洋之#24
○小西洋之君 ちょっと明確にお答えいただけないので念のため確認なんですが、大臣として、女性というのは子供を産まなければいけない、女性として、子供を産まない人は女性としての資格はないですとか、分かりやすく言うと、子供を産まずして何が女性かといった、そういうような価値観というのは全くないということでよろしいですか。それをはっきり答えてください。
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上川陽子#25
○国務大臣(上川陽子君) そういう思いを持ったことは一度もございません。
 私は、それは人生観としても、また人の思いとしても全くございませんので、そういう意味で受け取られるという可能性について御指摘があったということを、そのことは真摯に受け止めなければいけないと、そういう思いで撤回をさせていただいた次第であります。
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小西洋之#26
○小西洋之君 分かりました。
 では、防衛省の方に質問を移らせていただきます。
 いわゆるこの戦闘機の輸出に関してなんですが、まず経産省に、外為法の解釈について質問をさせていただきます。
 かつて、この武器輸出、これ全部禁止していたわけですが、三木内閣の時代の有名な政府統一見解というものがありまして、昭和五十一年の二月の二十七日なんですが、その中の文言として、三原則対象地域以外の地域については、憲法及び外国為替及び外国貿易管理法の精神にのっとり、武器の輸出は慎むものとするという文言があります。
 ここでいう憲法の精神とは何か、憲法前文の平和主義、平和的生存権などがありますけれども、その関連、あるいはその憲法の精神の、精神の根拠が憲法のどの条項、条規なのかということを示しながら答弁ください。
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猪狩克朗#27
○政府参考人(猪狩克朗君) お答えいたします。
 三木総理時代の政府統一見解における憲法の精神とは、過去に政府から答弁してございますとおり、憲法の平和主義の精神にのっとったものでございます。すなわち、憲法前文にございます「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する」といったいわゆる平和的生存権の考え方にのっとったものでございます。
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小西洋之#28
○小西洋之君 ありがとうございました。
 では、先ほどのいわゆる外為法ですね、外為法の精神とは何か、またその根拠も示しながら答弁ください。
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猪狩克朗#29
○政府参考人(猪狩克朗君) お答えいたします。
 三木総理時代の政府統一見解における外為法の精神とは、当時の外為法の目的でございます外国貿易の正常な発展や国民経済の復興と発展という観点を踏まえたものであると考えております。
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