運輸委員会
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会
会議録情報#0
昭和六十年八月二十日(火曜日)
午前十時三十一分開議
出席委員
委員長 三ツ林弥太郎君
理事 鹿野 道彦君 理事 久間 章生君
理事 津島 雄二君 理事 三塚 博君
理事 小林 恒人君 理事 吉原 米治君
理事 近江巳記夫君 理事 河村 勝君
佐藤 文生君 関谷 勝嗣君
近岡理一郎君 林 大幹君
福家 俊一君 山村新治郎君
若林 正俊君 兒玉 末男君
左近 正男君 田並 胤明君
富塚 三夫君 薮仲 義彦君
梅田 勝君 辻 第一君
出席国務大臣
運 輸 大 臣 山下 徳夫君
委員外の出席者
内閣審議官 松山 雅昭君
日本国有鉄道再
建監理委員会事 林 淳司君
務局次長
警察庁刑事局審
議官 仁平 圀雄君
防衛庁防衛局運
用課長 大森 敬治君
国土庁土地局土
地政策課長鯉 河原崎守彦君
運輸大臣官房国
有鉄道再建総括 棚橋 泰君
審議官
運輸省国際運輸
・観光局長 仲田豊一郎君
運輸省航空局長 西村 康雄君
運輸省航空局技
術部長 大島 士郎君
運輸省航空事故
調査委員会事務 藤富 久司君
局長
日本国有鉄道総
裁 杉浦 喬也君
日本国有鉄道常
務理事 岡田 宏君
日本国有鉄道経
理局長 前田喜代治君
参 考 人
(日本航空株式
会社代表取締役 高木 養根君
社長)
運輸委員会調査
室長 荻生 敬一君
―――――――――――――
六月二十五日
一、地域交通整備法案(小林恒人君外六名提
出、第百一回国会衆法第二四号)
二、交通事業における公共割引の国庫負担に関
する法律案(吉原米治君外六名提出、第百一
回国会衆法第二五号)
三、都市における公共交通の環境整備に関する
特別措置法案(左近正男君外九名提出、衆法
第一九号)
四、陸運に関する件
五、海運に関する件
六、航空に関する件
七、日本国有鉄道の経営に関する件
八、港湾に関する件
九、海上保安に関する件
一〇、観光に関する件
一一、気象に関する件
の閉会中審査を本委員会に付託された。
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
参考人出頭要求に関する件
航空に関する件(日本航空機墜落事故問題)
海運に関する件
日本国有鉄道の経営に関する件
――――◇―――――
この発言だけを見る →午前十時三十一分開議
出席委員
委員長 三ツ林弥太郎君
理事 鹿野 道彦君 理事 久間 章生君
理事 津島 雄二君 理事 三塚 博君
理事 小林 恒人君 理事 吉原 米治君
理事 近江巳記夫君 理事 河村 勝君
佐藤 文生君 関谷 勝嗣君
近岡理一郎君 林 大幹君
福家 俊一君 山村新治郎君
若林 正俊君 兒玉 末男君
左近 正男君 田並 胤明君
富塚 三夫君 薮仲 義彦君
梅田 勝君 辻 第一君
出席国務大臣
運 輸 大 臣 山下 徳夫君
委員外の出席者
内閣審議官 松山 雅昭君
日本国有鉄道再
建監理委員会事 林 淳司君
務局次長
警察庁刑事局審
議官 仁平 圀雄君
防衛庁防衛局運
用課長 大森 敬治君
国土庁土地局土
地政策課長鯉 河原崎守彦君
運輸大臣官房国
有鉄道再建総括 棚橋 泰君
審議官
運輸省国際運輸
・観光局長 仲田豊一郎君
運輸省航空局長 西村 康雄君
運輸省航空局技
術部長 大島 士郎君
運輸省航空事故
調査委員会事務 藤富 久司君
局長
日本国有鉄道総
裁 杉浦 喬也君
日本国有鉄道常
務理事 岡田 宏君
日本国有鉄道経
理局長 前田喜代治君
参 考 人
(日本航空株式
会社代表取締役 高木 養根君
社長)
運輸委員会調査
室長 荻生 敬一君
―――――――――――――
六月二十五日
一、地域交通整備法案(小林恒人君外六名提
出、第百一回国会衆法第二四号)
二、交通事業における公共割引の国庫負担に関
する法律案(吉原米治君外六名提出、第百一
回国会衆法第二五号)
三、都市における公共交通の環境整備に関する
特別措置法案(左近正男君外九名提出、衆法
第一九号)
四、陸運に関する件
五、海運に関する件
六、航空に関する件
七、日本国有鉄道の経営に関する件
八、港湾に関する件
九、海上保安に関する件
一〇、観光に関する件
一一、気象に関する件
の閉会中審査を本委員会に付託された。
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
参考人出頭要求に関する件
航空に関する件(日本航空機墜落事故問題)
海運に関する件
日本国有鉄道の経営に関する件
――――◇―――――
三
三ツ林弥太郎#1
○三ツ林委員長 これより会議を開きます。
航空に関する件、特に日本航空一二三便ボーイング747SR-100型機墜落事故について調査を進めます。
この際、去る八月十二日、日本航空機の墜落事故でお亡くなりになられた多数の方々に、本委員会といたしまして深く哀悼の意を表し、御冥福を祈り、黙祷をささげたいと思います。
全員御起立を願います。――黙祷。
〔総員起立、黙祷〕
この発言だけを見る →航空に関する件、特に日本航空一二三便ボーイング747SR-100型機墜落事故について調査を進めます。
この際、去る八月十二日、日本航空機の墜落事故でお亡くなりになられた多数の方々に、本委員会といたしまして深く哀悼の意を表し、御冥福を祈り、黙祷をささげたいと思います。
全員御起立を願います。――黙祷。
〔総員起立、黙祷〕
三
三
三ツ林弥太郎#3
○三ツ林委員長 参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本件について、本日、日本航空株式会社代表取締役社長高木養根君を参考人として出席を求め、意見を聴取いたしたいと任じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →本件について、本日、日本航空株式会社代表取締役社長高木養根君を参考人として出席を求め、意見を聴取いたしたいと任じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
三
三
山
山下徳夫#6
○山下国務大臣 私は、航空交通の安全の確保が航空行政の最も基本的な課題であると確信して、従来から安全対策に最大限の努力を傾注するよう関係者を指導してきたところでありますが、去る八月十二日、日本航空一二三便ボーイング747型機(乗客五百九名、乗員十五名)が墜落し、多数の死傷者が発生したことは、まことに遺憾に存ずる次第であります。
この事故により亡くなられた方々の御冥福を心からお祈りいたしますとともに、御遺族の方々に衷心よりお悔やみ申し上げる次第であります。また、負傷されました方々の一日も早い御回復をお祈り申し上げる次第でございます。
政府といたしましては、捜索救難活動を強力に推進するため、直ちに持ち回り閣議により日航機事故対策本部を設置し、本部では、きのうまでに七回にわたり会議を開き、生存者の救出、遺体の搬出に全力を尽くすことを申し合わせ、関係機関の連絡調整を密にすることにより、事後対策の万全を期してきたところであります。
現在、関係機関の総力を挙げた遺体、遺品の収容、確認作業が鋭意続けられているところであり、今後ともその作業に全力を傾注してまいる所存であります。
また、事故の再発防止のため、事故原因の究明を急ぐとともに、ボーイング747型機の垂直尾翼及び胴体与圧室後部の一斉点検を指示したところでありますが、今後かかる事故が二度と起こらないよう航空機の安全確保に万全を期してまいる所存であります。
事故の内容及び対策の実施状況については政府委員より説明させますので、よろしくお願い申し上げます。
この発言だけを見る →この事故により亡くなられた方々の御冥福を心からお祈りいたしますとともに、御遺族の方々に衷心よりお悔やみ申し上げる次第であります。また、負傷されました方々の一日も早い御回復をお祈り申し上げる次第でございます。
政府といたしましては、捜索救難活動を強力に推進するため、直ちに持ち回り閣議により日航機事故対策本部を設置し、本部では、きのうまでに七回にわたり会議を開き、生存者の救出、遺体の搬出に全力を尽くすことを申し合わせ、関係機関の連絡調整を密にすることにより、事後対策の万全を期してきたところであります。
現在、関係機関の総力を挙げた遺体、遺品の収容、確認作業が鋭意続けられているところであり、今後ともその作業に全力を傾注してまいる所存であります。
また、事故の再発防止のため、事故原因の究明を急ぐとともに、ボーイング747型機の垂直尾翼及び胴体与圧室後部の一斉点検を指示したところでありますが、今後かかる事故が二度と起こらないよう航空機の安全確保に万全を期してまいる所存であります。
事故の内容及び対策の実施状況については政府委員より説明させますので、よろしくお願い申し上げます。
三
西
西村康雄#8
○西村説明員 日本航空一二三便の航空事故に関しまして、事故の概要と対策の実施状況について御報告申し上げます。
この事故は、八月十二日十九時ごろ発生いたしまして、群馬県、長野県県境の三国山付近に墜落いたしました。事故機は、日本航空所属のボーイング式747SR-100型、航空機登録番号はJA八一一九でございます。この航空機は日本航空の一二三便で、東京国際空港を十八時に出発し、大阪国際空港に十九時に到着する予定の便でございました。搭乗者は乗客五百九名で、うち幼児が十二名でございます。また乗員は十五名で、搭乗者総計は五百二十四名となります。乗員は、機長高濱雅己(四十九歳)ほか十四名でございます。
事故に至る経過と捜索活動の概要を申し上げますと、事故機は、八月十二日十八時十二分に東京国際空港を離陸し、大阪国際空港に向け飛行中、十八時二十五分伊豆半島東方上空に至りまして、東京航空交通管制部に対して異常事態が発生した旨の緊急連絡を行っております。そして東京国際空港へ引き返すことを要求しております。東京航空交通管制部は、直ちに大島上空を経由して同空港へのレーダー誘導を行うために右旋回して東方向に戻るよう指示を行いましたが、同機からは操縦不能という報告がございました。事故機はさらに北西に向かいまして、駿河湾上空を横断して焼津付近上空において進路を北にとり、不安定な飛行を続けながら富士山の西側の上空を通過し、北東に向かいました。大月付近上空では高度を下げつつ北上し、十八時五十七分、東京国際空港から磁方位三百八度五十九海里の地点で羽田レーダーの画面から機影が消失いたしました。
関係機関は直ちに捜索業務を開始しまして、夜を徹して、自衛隊、警察、消防等の関係機関によりまして、空と地上からの墜落現場の捜索が続けられまして、翌八月十三日の早朝、群馬県、長野県県境の三国山付近に墜落していることが確認されたわけでございます。
事故対策の概要でございますが、今回の事故の重大さにかんがみ、捜索救難活動を強力に推進するため、事故の発生いたしました八月十二日、直ちに運輸大臣を本部長とする日航機事故対策本部を設置いたしまして、既に七回にわたり会議を開き、生存者の救出、遺体の収容に全力を尽くすことを申し合わせ、関係機関の連絡調整を緊密にいたしまして、事後対策の万全を期してきたところでございます。
また、運輸省について申し上げますと、事務次官を長とする事故対策本部を事故発生後直ちに設置して、関係機関との連絡体制をしいているところでございます。
現地における捜索救助活動のあらましについて申し上げます。
八月十三日午前十一時五十分、群馬県多野郡上野村に現地における捜索救助活動に当たる体制として現地対策本部が設けられました。現地における捜索救助に当たっております要員、そして機材の出動状況について申し上げますと、防衛庁は今日まで約二万二千五百人、車両三千二百六十両、航空機延べ二百機という数の出動をしております。そして警察関係でございますが、延べ一万八千人、車両延べ三千二百両、航空機延べ四十機が参加しております。また消防関係は人員約一万二百人、車両約四百両、航空機二機が参加しております。海上保安庁は人員一千四百人、航空機三十八機、船艇五十一隻で、海上捜索に従事したもの及び陸上からの作業に従事したものでございます。
このような関係機関の捜索救助活動の結果、生存者の救出は、八月十三日午前、四人の生存者が発見されたわけで、生存者は、吉崎博子さん(三十五歳)、吉崎美紀子さん(八歳)、川上慶子さん(十二歳)、落合由美さん(二十六歳)で、いずれも女性でございます。
遺体の収容、確認でございますが、これに現在総力を挙げております。八月十九日二十三時現在では、収容遺体総数四百八十八体、身元の確認がなされた遺体は三百九十三体となっております。
事故調査でございますが、航空事故調査委員会は十三日事故現場における調査を開始いたしました。現在、墜落現場におきまして調査を実施しておりますが、別途八月十四日午後発見されたボイスレコーダーとフライトレコーダーの調査、解析を行っております。昨十九日夕刻、ボイスレコーダーの粗解読を終えまして、公表いたしました。
それから、浮遊物、漂着物でございますが、これは相模湾付近の海域で八月十三日に垂直安定板の前方上部が発見され、また八月十四日に補助動力装置空気取り入れ口のダクトと下部方向舵の表面が、さらに十五日に垂直安定板前方上部の一部が発見されたわけでございます。その後も事故機の機体の一部と見られる物件が数多く湘南海岸等に漂着しております。海上保安庁では現在引き続き海上捜索を進めているところでございます。
それから、今回の事故原因につきましては、現在航空事故調査委員会で調査中ではございますが、垂直尾翼の損傷が事故原因の端緒であるという疑いが強くなってまいりました。そこでとりあえず八月十五日に、日本航空、全日本空輸、日本アジア航空、日本貨物航空、この四社がボーイング747型の飛行機を所有しておりますが、この四社に対しまして、垂直安定板と方向舵について所要の検査を実施して、ふぐあいがあれば修理するよう指示いたしました。さらに八月十七日に、垂直尾翼の損傷が胴体の与圧室後部の構造の破壊から派生してきたという可能性もあろうかということで、上記の指示のほかにさらに胴体与圧室後部の構造を点検項目として追加した次第でございます。
現在までの事故対策の概要は以上のとおりでございます。
この発言だけを見る →この事故は、八月十二日十九時ごろ発生いたしまして、群馬県、長野県県境の三国山付近に墜落いたしました。事故機は、日本航空所属のボーイング式747SR-100型、航空機登録番号はJA八一一九でございます。この航空機は日本航空の一二三便で、東京国際空港を十八時に出発し、大阪国際空港に十九時に到着する予定の便でございました。搭乗者は乗客五百九名で、うち幼児が十二名でございます。また乗員は十五名で、搭乗者総計は五百二十四名となります。乗員は、機長高濱雅己(四十九歳)ほか十四名でございます。
事故に至る経過と捜索活動の概要を申し上げますと、事故機は、八月十二日十八時十二分に東京国際空港を離陸し、大阪国際空港に向け飛行中、十八時二十五分伊豆半島東方上空に至りまして、東京航空交通管制部に対して異常事態が発生した旨の緊急連絡を行っております。そして東京国際空港へ引き返すことを要求しております。東京航空交通管制部は、直ちに大島上空を経由して同空港へのレーダー誘導を行うために右旋回して東方向に戻るよう指示を行いましたが、同機からは操縦不能という報告がございました。事故機はさらに北西に向かいまして、駿河湾上空を横断して焼津付近上空において進路を北にとり、不安定な飛行を続けながら富士山の西側の上空を通過し、北東に向かいました。大月付近上空では高度を下げつつ北上し、十八時五十七分、東京国際空港から磁方位三百八度五十九海里の地点で羽田レーダーの画面から機影が消失いたしました。
関係機関は直ちに捜索業務を開始しまして、夜を徹して、自衛隊、警察、消防等の関係機関によりまして、空と地上からの墜落現場の捜索が続けられまして、翌八月十三日の早朝、群馬県、長野県県境の三国山付近に墜落していることが確認されたわけでございます。
事故対策の概要でございますが、今回の事故の重大さにかんがみ、捜索救難活動を強力に推進するため、事故の発生いたしました八月十二日、直ちに運輸大臣を本部長とする日航機事故対策本部を設置いたしまして、既に七回にわたり会議を開き、生存者の救出、遺体の収容に全力を尽くすことを申し合わせ、関係機関の連絡調整を緊密にいたしまして、事後対策の万全を期してきたところでございます。
また、運輸省について申し上げますと、事務次官を長とする事故対策本部を事故発生後直ちに設置して、関係機関との連絡体制をしいているところでございます。
現地における捜索救助活動のあらましについて申し上げます。
八月十三日午前十一時五十分、群馬県多野郡上野村に現地における捜索救助活動に当たる体制として現地対策本部が設けられました。現地における捜索救助に当たっております要員、そして機材の出動状況について申し上げますと、防衛庁は今日まで約二万二千五百人、車両三千二百六十両、航空機延べ二百機という数の出動をしております。そして警察関係でございますが、延べ一万八千人、車両延べ三千二百両、航空機延べ四十機が参加しております。また消防関係は人員約一万二百人、車両約四百両、航空機二機が参加しております。海上保安庁は人員一千四百人、航空機三十八機、船艇五十一隻で、海上捜索に従事したもの及び陸上からの作業に従事したものでございます。
このような関係機関の捜索救助活動の結果、生存者の救出は、八月十三日午前、四人の生存者が発見されたわけで、生存者は、吉崎博子さん(三十五歳)、吉崎美紀子さん(八歳)、川上慶子さん(十二歳)、落合由美さん(二十六歳)で、いずれも女性でございます。
遺体の収容、確認でございますが、これに現在総力を挙げております。八月十九日二十三時現在では、収容遺体総数四百八十八体、身元の確認がなされた遺体は三百九十三体となっております。
事故調査でございますが、航空事故調査委員会は十三日事故現場における調査を開始いたしました。現在、墜落現場におきまして調査を実施しておりますが、別途八月十四日午後発見されたボイスレコーダーとフライトレコーダーの調査、解析を行っております。昨十九日夕刻、ボイスレコーダーの粗解読を終えまして、公表いたしました。
それから、浮遊物、漂着物でございますが、これは相模湾付近の海域で八月十三日に垂直安定板の前方上部が発見され、また八月十四日に補助動力装置空気取り入れ口のダクトと下部方向舵の表面が、さらに十五日に垂直安定板前方上部の一部が発見されたわけでございます。その後も事故機の機体の一部と見られる物件が数多く湘南海岸等に漂着しております。海上保安庁では現在引き続き海上捜索を進めているところでございます。
それから、今回の事故原因につきましては、現在航空事故調査委員会で調査中ではございますが、垂直尾翼の損傷が事故原因の端緒であるという疑いが強くなってまいりました。そこでとりあえず八月十五日に、日本航空、全日本空輸、日本アジア航空、日本貨物航空、この四社がボーイング747型の飛行機を所有しておりますが、この四社に対しまして、垂直安定板と方向舵について所要の検査を実施して、ふぐあいがあれば修理するよう指示いたしました。さらに八月十七日に、垂直尾翼の損傷が胴体の与圧室後部の構造の破壊から派生してきたという可能性もあろうかということで、上記の指示のほかにさらに胴体与圧室後部の構造を点検項目として追加した次第でございます。
現在までの事故対策の概要は以上のとおりでございます。
三
高
高木養根#10
○高木参考人 日本航空の社長をいたしております高木でございます。
去る八月十二日、群馬県、長野県県境の三国山付近におきまして弊社航空機の墜落事故により極めて多数の方々のとうといお命を亡くし、また四名の方々に重傷を負わせるという大惨事を引き起こしましたことは、まことに申しわけなく、衷心より深くおわび申し上げます。
三年前の羽田沖事故に続き、再びこのような大惨事を引き起こしましたことは、まことに申しわけなく、ただただおわび申し上げる次第でございます。
御遺族並びに御被災者の方々のお気持ちを考えますと、まことに申しわけないという気持ちでいっぱいでありまして、断腸の思いでございます。お亡くなりになられました方々の御冥福を心からお祈りいたしますとともに、御遺族の皆様に対しまして深く哀悼の意を表させていただきます。また、負傷されました方々の一日も早い御回復を衷心よりお祈り申し上げる次第でございます。
これまで私どもは、安全運航の確保を会社経営の至上命題といたしまして、全社を挙げて安全な運航の確保と完全な整備の実施に取り組んでまいりました。にもかかわりませず、今日このような大事故を引き起こし、国民の皆様方に多大の御迷惑をおかけする事態に立ち至りましたことは、まことに申しわけなく、ただひたすらおわび申し上げる次第でございます。公共輸送機関に携わる者といたしまして、責任を痛感しているところでございます。
御被災者の救出並びに御遺体の収容、確認等の捜索救難活動に際しましては、上野村、藤岡市、群馬県等地元の方々を初め運輸省、防衛庁、警察庁、消防庁、海上保安庁等多くの関係機関の皆様の御協力をいただき、心から感謝いたしております。現在もなお、困難な状況の中で捜索救難活動を実施していただいているわけでございますが、本当にありがたく、関係者の皆様に衷心よりお礼申し上げます。
御被災者並びに御遺族の方々に対し弊社のとりました応急措置につきましては、事故発生後、直ちに羽田に事故対策本部を設置するとともに、現地並びに藤岡市に千二百人に上る社員を派遣し、藤岡市に現地対策本部を設けて、御被災者及び御遺族の方々のお世話に全力を尽くしている次第でございます。しかしながら、突発的な事態のため、遺憾ながら種々至りませぬところもありましたこととまことに申しわけなく存じております。事故発生直後より御遺族及び負傷されました御乗客の方々に対しましては、それぞれ専任の世話役を任命し、お世話に当たっておりますが、今後も引き続きその任に当たらせることといたしております。さらに将来にわたりまして、御被災者及び御遺族の皆様方のお世話に万全を期するために、去る八月十三日付で「JA―八一一九号機事故ご被災者相談室」を弊社本社内に、また「JA―八一一九号機事故ご被災者大阪地区相談室」を弊社大阪支店内に設置いたしました。
今後の問題ではありますが、補償の問題につきましては、御負傷者並びに御遺族の皆様方の御納得が得られますよう誠心誠意対処してまいる所存でございます。
事故原因につきましては、現在、御当局におかれまして、航空事故調査委員会を中心に御調査を進められておりますので、真相の究明はその調査結果をまつといたしまして、私どもは八月十五日に御当局から御指示のございましたB747系列型機の一斉点検の実施のみならず、事故につながる可能性のある要因を徹底的に洗い出しまして、直ちに具体的な対策を立て、早急に実行に移してまいる所存であります。
航空輸送に携わる者として、安全性の確保は至上命題であると認識いたしております。このことは全社員も同様でございます。しかしながら、今回このような大事故を引き起こしましたことは、まことに申しわけなく、重大な責任を感じております。
社内の運航管理体制、整備点検体制はもとより、社内の全部門にわたりいま一度徹底的に点検し、事故の絶滅に向け、全役職員一丸となって努力を重ねてまいる決意でございます。
何とぞ今後とも御指導、御叱正を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。
この発言だけを見る →去る八月十二日、群馬県、長野県県境の三国山付近におきまして弊社航空機の墜落事故により極めて多数の方々のとうといお命を亡くし、また四名の方々に重傷を負わせるという大惨事を引き起こしましたことは、まことに申しわけなく、衷心より深くおわび申し上げます。
三年前の羽田沖事故に続き、再びこのような大惨事を引き起こしましたことは、まことに申しわけなく、ただただおわび申し上げる次第でございます。
御遺族並びに御被災者の方々のお気持ちを考えますと、まことに申しわけないという気持ちでいっぱいでありまして、断腸の思いでございます。お亡くなりになられました方々の御冥福を心からお祈りいたしますとともに、御遺族の皆様に対しまして深く哀悼の意を表させていただきます。また、負傷されました方々の一日も早い御回復を衷心よりお祈り申し上げる次第でございます。
これまで私どもは、安全運航の確保を会社経営の至上命題といたしまして、全社を挙げて安全な運航の確保と完全な整備の実施に取り組んでまいりました。にもかかわりませず、今日このような大事故を引き起こし、国民の皆様方に多大の御迷惑をおかけする事態に立ち至りましたことは、まことに申しわけなく、ただひたすらおわび申し上げる次第でございます。公共輸送機関に携わる者といたしまして、責任を痛感しているところでございます。
御被災者の救出並びに御遺体の収容、確認等の捜索救難活動に際しましては、上野村、藤岡市、群馬県等地元の方々を初め運輸省、防衛庁、警察庁、消防庁、海上保安庁等多くの関係機関の皆様の御協力をいただき、心から感謝いたしております。現在もなお、困難な状況の中で捜索救難活動を実施していただいているわけでございますが、本当にありがたく、関係者の皆様に衷心よりお礼申し上げます。
御被災者並びに御遺族の方々に対し弊社のとりました応急措置につきましては、事故発生後、直ちに羽田に事故対策本部を設置するとともに、現地並びに藤岡市に千二百人に上る社員を派遣し、藤岡市に現地対策本部を設けて、御被災者及び御遺族の方々のお世話に全力を尽くしている次第でございます。しかしながら、突発的な事態のため、遺憾ながら種々至りませぬところもありましたこととまことに申しわけなく存じております。事故発生直後より御遺族及び負傷されました御乗客の方々に対しましては、それぞれ専任の世話役を任命し、お世話に当たっておりますが、今後も引き続きその任に当たらせることといたしております。さらに将来にわたりまして、御被災者及び御遺族の皆様方のお世話に万全を期するために、去る八月十三日付で「JA―八一一九号機事故ご被災者相談室」を弊社本社内に、また「JA―八一一九号機事故ご被災者大阪地区相談室」を弊社大阪支店内に設置いたしました。
今後の問題ではありますが、補償の問題につきましては、御負傷者並びに御遺族の皆様方の御納得が得られますよう誠心誠意対処してまいる所存でございます。
事故原因につきましては、現在、御当局におかれまして、航空事故調査委員会を中心に御調査を進められておりますので、真相の究明はその調査結果をまつといたしまして、私どもは八月十五日に御当局から御指示のございましたB747系列型機の一斉点検の実施のみならず、事故につながる可能性のある要因を徹底的に洗い出しまして、直ちに具体的な対策を立て、早急に実行に移してまいる所存であります。
航空輸送に携わる者として、安全性の確保は至上命題であると認識いたしております。このことは全社員も同様でございます。しかしながら、今回このような大事故を引き起こしましたことは、まことに申しわけなく、重大な責任を感じております。
社内の運航管理体制、整備点検体制はもとより、社内の全部門にわたりいま一度徹底的に点検し、事故の絶滅に向け、全役職員一丸となって努力を重ねてまいる決意でございます。
何とぞ今後とも御指導、御叱正を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。
三
三
鹿
鹿野道彦#13
○鹿野委員 質問に先立ちまして、今回の日航のボーイング747の墜落事故に際しまして、とうとい命を失われた方々に対しまして、謹んで御冥福をお祈り申し上げます。御遺族の方々に対しまして、心よりお悔やみ申し上げます。そして四名の生存者の方々の速やかなる回復を祈るものであります。
今回の大事故、まさに衝激的な大惨事であります。起こってはならない、あってはならないことが起こってしまいました。振り返ってみますと、三年半前、五十七年の二月、あの日航の羽田沖の墜落事故、私がちょうどその当時運輸政務次官の任に当たっておりました。運輸政務次官という立場において、二度とこのような事故を起こしてはならないと心に誓ったものであります。それが今回のこの大惨事であります。犠牲となられた人々の無念さ、遺族、親族の方々の心情を思いますとき、どう申し上げたらいいか、言葉もございません。
運輸行政の根幹は安全の確保である、このような基本的な考え方を運輸大臣はどのようにお考えでございますか。
この発言だけを見る →今回の大事故、まさに衝激的な大惨事であります。起こってはならない、あってはならないことが起こってしまいました。振り返ってみますと、三年半前、五十七年の二月、あの日航の羽田沖の墜落事故、私がちょうどその当時運輸政務次官の任に当たっておりました。運輸政務次官という立場において、二度とこのような事故を起こしてはならないと心に誓ったものであります。それが今回のこの大惨事であります。犠牲となられた人々の無念さ、遺族、親族の方々の心情を思いますとき、どう申し上げたらいいか、言葉もございません。
運輸行政の根幹は安全の確保である、このような基本的な考え方を運輸大臣はどのようにお考えでございますか。
山
山下徳夫#14
○山下国務大臣 ただいま御指摘のとおりでございまして、これは航空機に限らずすべての交通機関の基本的な問題がすべて安全の確保から出発するという信念のもとに、私は国会におきまして、その私の気持ちも今日まで披瀝してまいりましたし、また披瀝しましたとおり事務当局にも常にそのように指導をしてまいった次第でございます。
とりわけ航空機が非常に大型化してから、今度はその最も悪い面が出てきたわけでございますけれども、そういう点を考慮しながら、航空機の事故が直接死につながるという点を考え、航空機の整備点検等法に決められたこと、あるいは全般的に特に航空機については注意するようにということをかねがね申しつけてまいりましただけに、今回の事故につきましては、まことに遺憾のきわみだ、かように理解をいたしておる次第でございます。
この発言だけを見る →とりわけ航空機が非常に大型化してから、今度はその最も悪い面が出てきたわけでございますけれども、そういう点を考慮しながら、航空機の事故が直接死につながるという点を考え、航空機の整備点検等法に決められたこと、あるいは全般的に特に航空機については注意するようにということをかねがね申しつけてまいりましただけに、今回の事故につきましては、まことに遺憾のきわみだ、かように理解をいたしておる次第でございます。
鹿
鹿野道彦#15
○鹿野委員 このような大惨事は本当にもう二度と起こしてはならないわけであります。そのためにも、どうしてこのような大惨事になったか、原因究明を徹底的になさなければなりません。機体の残骸調査なりフライトレコーダー、ボイスレコーダーの解析なり、あるいは奇跡的に助けられたところの四名の方々の証言なり、そういうところから原因究明調査が進められておるわけでありますけれども、現時点におきましてはどう考えておられるのか、そしていつの時点でこの原因が究明されるのか、お聞かせをいただきたいと思います。
この発言だけを見る →山
山下徳夫#16
○山下国務大臣 運輸省の航空事故調査委員会は、事故発生が十二日の夜遅くでございまして、その翌朝、いち早く委員長以下十三名、現地に派遣いたしまして、直ちに事故調査に入った次第でございます。
関係者の協力を得ながら鋭意やったことはもちろんでございますが、主たる調査の目標は残骸の調査、機体の残骸でございます、あるいは海上から拾い上げましたこれまた機体の残骸、破片でございますが、それらについて今日鋭意原因の究明、解明に当たっておる次第でございます。同時に、今お話がございましたボイスレコーダー、フライトレコーダーにつきましても、既にこれらの分析等に入っておりますが、特にボイスレコーダーにつきましては、昨日粗解読と申しましょうか、おおよその解読が終わりましたので、直ちに記者団にも発表いたしまして、これは公表いたした次第でございます。ただ、粗解読と申しますのは、まだ若干解読できないところがある。同時にまた、どなたがこれを話されたか、それがわからないという若干の問題がまだ残っておりますので、鋭意こういう問題についても引き続き解読に努力をいたしてまいりたいと思っております。
なお、生存された方々からの事情の聴取でございますけれども、なるほど病状は回復に向かっておられますけれども、やはり精神的な安定面がまだ不十分であるということでございますので、質問事項を絞って、院長その他を介しまして間接的に回答を求めるということでございますが、いずれある程度の精神的な安定が得られました場合には、さらに事故調査委員会等も直接いろいろと伺ってみたい、こういうことでございます。
いつごろ調査の結果が判明するかということでございますが、ようやく調査が本格化した段階でございますので、これからということでございますから、残念ながら今の時点におきまして、おおよそいつということを私から御回答できないことをひとつ御了承いただきたいと思います。
この発言だけを見る →関係者の協力を得ながら鋭意やったことはもちろんでございますが、主たる調査の目標は残骸の調査、機体の残骸でございます、あるいは海上から拾い上げましたこれまた機体の残骸、破片でございますが、それらについて今日鋭意原因の究明、解明に当たっておる次第でございます。同時に、今お話がございましたボイスレコーダー、フライトレコーダーにつきましても、既にこれらの分析等に入っておりますが、特にボイスレコーダーにつきましては、昨日粗解読と申しましょうか、おおよその解読が終わりましたので、直ちに記者団にも発表いたしまして、これは公表いたした次第でございます。ただ、粗解読と申しますのは、まだ若干解読できないところがある。同時にまた、どなたがこれを話されたか、それがわからないという若干の問題がまだ残っておりますので、鋭意こういう問題についても引き続き解読に努力をいたしてまいりたいと思っております。
なお、生存された方々からの事情の聴取でございますけれども、なるほど病状は回復に向かっておられますけれども、やはり精神的な安定面がまだ不十分であるということでございますので、質問事項を絞って、院長その他を介しまして間接的に回答を求めるということでございますが、いずれある程度の精神的な安定が得られました場合には、さらに事故調査委員会等も直接いろいろと伺ってみたい、こういうことでございます。
いつごろ調査の結果が判明するかということでございますが、ようやく調査が本格化した段階でございますので、これからということでございますから、残念ながら今の時点におきまして、おおよそいつということを私から御回答できないことをひとつ御了承いただきたいと思います。
鹿
鹿野道彦#17
○鹿野委員 一刻も早い原因究明を望むところであります。
そこで、運輸省は八月十五日と十七日、同機種であるボーイング川の一斉点検を指示されたわけでありますが、その一斉点検の実施状況はどうであったか、お聞かせいただきたいと思います。
この発言だけを見る →そこで、運輸省は八月十五日と十七日、同機種であるボーイング川の一斉点検を指示されたわけでありますが、その一斉点検の実施状況はどうであったか、お聞かせいただきたいと思います。
大
大島士郎#18
○大島説明員 航空局といたしまして、この事故の直後、同種のジャンボ747型機に対して事故の端緒となるおそれのある、あるいは可能性が強い部分につきまして緊急に一斉点検を指示したところでございます。
具体的には、八月十五日に垂直尾翼の構造関係について、また事故の現場における調査活動の状況から見まして、二日後の八月十七日には後部耐圧隔壁、周辺耐圧隔壁及びその周辺の胴体構造についての緊急点検を指示したところであります。目下点検作業が続けられておるところでございますが……(鹿野委員「簡潔に。簡潔にひとつ」と呼ぶ)きょう現在の結果につきましては、垂直安定板及び方向舵、垂直尾翼関係の特に飛行時間の古い機体について申しますと、対象十六機中十四機が終了しております。また胴体の与圧隔壁関係につきましては、古い機体について申しますと、十六機中十三機が終了しておりまして、いずれも二十二日までの間にすべて完了する予定でございます。
古い機体について特に重点的に申し上げました。結果につきましては、現在までのところ、特に飛行に影響を及ぼすような種類のふぐあいは発見されておりません。
この発言だけを見る →具体的には、八月十五日に垂直尾翼の構造関係について、また事故の現場における調査活動の状況から見まして、二日後の八月十七日には後部耐圧隔壁、周辺耐圧隔壁及びその周辺の胴体構造についての緊急点検を指示したところであります。目下点検作業が続けられておるところでございますが……(鹿野委員「簡潔に。簡潔にひとつ」と呼ぶ)きょう現在の結果につきましては、垂直安定板及び方向舵、垂直尾翼関係の特に飛行時間の古い機体について申しますと、対象十六機中十四機が終了しております。また胴体の与圧隔壁関係につきましては、古い機体について申しますと、十六機中十三機が終了しておりまして、いずれも二十二日までの間にすべて完了する予定でございます。
古い機体について特に重点的に申し上げました。結果につきましては、現在までのところ、特に飛行に影響を及ぼすような種類のふぐあいは発見されておりません。
鹿
鹿野道彦#19
○鹿野委員 引き続きこの点検の徹底、そして対策、適切な措置をとられることを強調しておきたいと思います。
そこで、先ほど申し上げましたとおりに三年半前、あのような大事故が起き、そして今回の大惨事であります。日航のいわゆる安全の管理体制に問題がなかったのかどうか、その後どのように運輸省として指導してこられたのか、その辺のところを率直にお尋ねをしたいと思います。
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大
大島士郎#20
○大島説明員 五十七年の羽田沖の事故の後、乗員の管理体制を中心としまして、日本航空の運航整備部門に対する立入検査をいたしまして、その結果、乗員管理体制、運航整備についての改善事項を指摘いたしました。その後、臨時の立入検査あるいは年間を通じて行っております立入検査においてその実施状況を点検してきたところでございます。しかしながら、今回再び重大事故が起こったことは大変遺憾なことに感じております。そこで改めて、特に整備部門を中心といたしまして、近く立入検査を実施し、この時点において問題点があれば、所要の措置をとっていきたいと考えております。
この発言だけを見る →鹿
鹿野道彦#21
○鹿野委員 政府側といたしましては、今後毅然たる姿勢でひとつ監督指導、これを強く望むものであります。
そこで、今日もあの暑い中、捜索隊の方々もけがをなされながらも頑張ってもらっておるわけでありますけれども、それの中におきまして、まだ百四十名の方々の身元が確認されておらない、こういう状況であります。今後の身元確認に万全を期されるよう、そしてまた犠牲となった方々に対しましての十分なる弔意、そして補償の問題、その後の適切なる措置につきましては、どうぞひとつ政府側におきましても非常に重要な問題としてとらえられ、万全を期していただきますよう強く望むところでございます。
終わりに、今回のこの大惨事は極めて遺憾であります。このような事故は二度と起こしてはなりません。このような事故絶滅の対策について大臣の決意をお聞きいたします。
この発言だけを見る →そこで、今日もあの暑い中、捜索隊の方々もけがをなされながらも頑張ってもらっておるわけでありますけれども、それの中におきまして、まだ百四十名の方々の身元が確認されておらない、こういう状況であります。今後の身元確認に万全を期されるよう、そしてまた犠牲となった方々に対しましての十分なる弔意、そして補償の問題、その後の適切なる措置につきましては、どうぞひとつ政府側におきましても非常に重要な問題としてとらえられ、万全を期していただきますよう強く望むところでございます。
終わりに、今回のこの大惨事は極めて遺憾であります。このような事故は二度と起こしてはなりません。このような事故絶滅の対策について大臣の決意をお聞きいたします。
山
山下徳夫#22
○山下国務大臣 私は、この事故以後、参議院における委員会の答弁あるいは各種のテレビその他で私の所信を常に申し述べてまいりました。
まず、今後二度と人災と名のつくものが起こるということは、これはもう絶対許されないことである。同時にまた、人災だけでなくても、機体の構造その他について、これは国際的な条約によって製造国の協力を求めることは当然でございますし、そういう点についても徹底的に、徹底的の上に徹底的というくらいの、そんな気持ちで私はこの際これに処していかなければならぬ。私自身がかつて事故に遭い、また今回の飛行機も、実はその飛行機に私も東京まで乗って、その直後に起きた事故でございますし、何か他人事でないとみずからに言い聞かせながら、これを行政の上にしかと踏まえて反映させてまいりたい、これが私の今日の気持ちでございます。
この発言だけを見る →まず、今後二度と人災と名のつくものが起こるということは、これはもう絶対許されないことである。同時にまた、人災だけでなくても、機体の構造その他について、これは国際的な条約によって製造国の協力を求めることは当然でございますし、そういう点についても徹底的に、徹底的の上に徹底的というくらいの、そんな気持ちで私はこの際これに処していかなければならぬ。私自身がかつて事故に遭い、また今回の飛行機も、実はその飛行機に私も東京まで乗って、その直後に起きた事故でございますし、何か他人事でないとみずからに言い聞かせながら、これを行政の上にしかと踏まえて反映させてまいりたい、これが私の今日の気持ちでございます。
三
兒
兒玉末男#24
○兒玉委員 運輸大臣にまずお伺い申し上げますが、本事故が十二日後発生してから、直接大臣にも連絡をとりましたが、十三日に大臣を通して中曽根総理に四項目の緊急申し入れをしましたが、その申し入れは中曽根総理の方にはお届けしてあるかどうか、まずお伺いしたいと存じます。
この発言だけを見る →山
山下徳夫#25
○山下国務大臣 事故発生の夜、先生から御丁重な御連絡をちょうだいし、また厳しい事後対策についての御指示もございましたことは、私もしかと踏まえまして、仰せのとおり総理にはお伝えいたしております。
この発言だけを見る →兒
兒玉末男#26
○兒玉委員 この重大事故を解明する運輸委員会において、私は去る十六日、この委員会に総理の出席を求めるよう運輸委員会の委員部を通して申し入れました。ところが言を左右にして、この委員会には出席できない。我が党の理事の強い要求にもかかわらず、こういう大事な委員会に出ないことは、靖国神社には参っても委員会には出ないのか。国会軽視の面が私は強いと思うのでありますが、いかなる理由で総理は出席ができなかったのか、その点明らかにしてもらいたい。
この発言だけを見る →山
山下徳夫#27
○山下国務大臣 そのいきさつについては私もよく存じておりません。議運等においてどのようなお計らいをいただいたかということも存じておりませんけれども、当面やはりこの問題は、所管の大臣である私の責任において皆様方にお答えし、また私の気持ちを皆さん方に率直に申し上げることによって政府の姿勢と御理解いただくというふうに私自身は考えておる次第でございますから、どうかその点はそのようにひとつ御了解をいただきたいと思います。
この発言だけを見る →兒
兒玉末男#28
○兒玉委員 総理の出席ができないことは、まことに遺憾の意を私は表明する次第であります。
そこで、まず申し入れの第一点にございましたが、生存者の確認、捜索に全力を挙げてもらいたいということでありますが、初期捜索において、聞くところによると、群馬の相馬原の部隊等も万一に備えて待機をしておったというふうに聞き及んでおります。同時にまた、十二日の午後十時前後に運輸大臣の要請によって陸上自衛隊、航空自衛隊等の隊員が約千五百名、それから群馬県警の警察官も相当数がその夜まで動員されておったけれども、諸般の情勢から翌日の夜明けを待って捜索活動に入った、こういうふうに言われておりますが、少なくとも現在の自衛隊等の装備状況からするならば、せっかく千五百名の動員要請があった以上、夜間の捜索活動がどうしてもできなかったものか、あるいは二次災害の懸念があったにしても、現在のいわゆる自衛隊等の装備からすれば、この初期における早期捜索活動は可能ではなかったのか、その辺の見解をお伺いしたい。
この発言だけを見る →そこで、まず申し入れの第一点にございましたが、生存者の確認、捜索に全力を挙げてもらいたいということでありますが、初期捜索において、聞くところによると、群馬の相馬原の部隊等も万一に備えて待機をしておったというふうに聞き及んでおります。同時にまた、十二日の午後十時前後に運輸大臣の要請によって陸上自衛隊、航空自衛隊等の隊員が約千五百名、それから群馬県警の警察官も相当数がその夜まで動員されておったけれども、諸般の情勢から翌日の夜明けを待って捜索活動に入った、こういうふうに言われておりますが、少なくとも現在の自衛隊等の装備状況からするならば、せっかく千五百名の動員要請があった以上、夜間の捜索活動がどうしてもできなかったものか、あるいは二次災害の懸念があったにしても、現在のいわゆる自衛隊等の装備からすれば、この初期における早期捜索活動は可能ではなかったのか、その辺の見解をお伺いしたい。
山
山下徳夫#29
○山下国務大臣 実は、その翌日、私も現地に向かいまして、私のヘリコプターがこの現場を発見するのに非常に手間取ったぐらい折り重なる山でございまして、よくもよりにもよってという、何かそんな感じがするぐらい非常に険しい、しかも交通が途絶えたところでございまして、事故の発生の夜、音信が途絶えてから四分後には自衛隊の飛行機が発進した。それを契機としてあらゆる手段でもって現地を確認すべく努力を払われた。翌日私は行きまして、関係者からすべてその現状を聞きまして、初動の捜索について遺漏はなかったと私は存じておりますが、詳しくは関係の官庁からまた答弁があることと思います。
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