決算行政監視委員会第三分科会

2024-05-13 衆議院 全328発言

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会議録情報#0
本分科会は令和六年四月十五日(月曜日)委員会において、設置することに決した。
五月十日
 本分科員は委員長の指名で、次のとおり選任された。
      小倉 將信君    下村 博文君
      福田 達夫君    松野 博一君
      山下 貴司君    吉野 正芳君
      井坂 信彦君    谷田川 元君
      たがや 亮君
五月十日
 井坂信彦君が委員長の指名で、主査に選任された。
令和六年五月十三日(月曜日)
    午前九時三分開議
 出席分科員
   主査 井坂 信彦君
      井原  巧君    小倉 將信君
      金子 容三君    柴山 昌彦君
      下村 博文君    杉田 水脈君
      高木  啓君    福田 達夫君
      松野 博一君    三ッ林裕巳君
      山下 貴司君    阿部 知子君
      逢坂 誠二君    野間  健君
      谷田川 元君    大石あきこ君
   兼務 神津たけし君 兼務 長妻  昭君
   兼務 住吉 寛紀君 兼務 林  佑美君
   兼務 吉田とも代君 兼務 佐藤 英道君
    …………………………………
   厚生労働大臣       武見 敬三君
   農林水産大臣       坂本 哲志君
   経済産業大臣       齋藤  健君
   環境大臣         伊藤信太郎君
   内閣府副大臣       工藤 彰三君
   厚生労働副大臣      浜地 雅一君
   内閣府大臣政務官     古賀友一郎君
   厚生労働大臣政務官    塩崎 彰久君
   会計検査院事務総局事務総長官房審議官       中尾 英樹君
   会計検査院事務総局事務総長官房審議官       柳瀬 太郎君
   会計検査院事務総局第二局長            長岡 尚志君
   会計検査院事務総局第三局長            中川  浩君
   会計検査院事務総局第五局長            片桐  聡君
   政府参考人
   (内閣府孤独・孤立対策推進室室長代理)      滝澤 幹滋君
   政府参考人
   (警察庁長官官房審議官) 親家 和仁君
   政府参考人
   (こども家庭庁長官官房審議官)          野村 知司君
   政府参考人
   (総務省大臣官房総括審議官)           海老原 諭君
   政府参考人
   (厚生労働省大臣官房高齢・障害者雇用開発審議官) 田中佐智子君
   政府参考人
   (厚生労働省医政局長)  浅沼 一成君
   政府参考人
   (厚生労働省健康・生活衛生局長)         大坪 寛子君
   政府参考人
   (厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部長)   佐々木昌弘君
   政府参考人
   (厚生労働省医薬局長)  城  克文君
   政府参考人
   (厚生労働省労働基準局長)            鈴木英二郎君
   政府参考人
   (厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長)    辺見  聡君
   政府参考人
   (厚生労働省老健局長)  間 隆一郎君
   政府参考人
   (厚生労働省保険局長)  伊原 和人君
   政府参考人
   (農林水産省大臣官房総括審議官)         杉中  淳君
   政府参考人
   (農林水産省大臣官房総括審議官)         宮浦 浩司君
   政府参考人
   (農林水産省大臣官房審議官)           関村 静雄君
   政府参考人
   (農林水産省大臣官房審議官)           押切 光弘君
   政府参考人
   (農林水産省大臣官房新事業・食品産業部長)    小林 大樹君
   政府参考人
   (農林水産省大臣官房統計部長)          山田 英也君
   政府参考人
   (農林水産省消費・安全局長)           安岡 澄人君
   政府参考人
   (農林水産省農産局長)  平形 雄策君
   政府参考人
   (農林水産省経営局長)  村井 正親君
   政府参考人
   (農林水産省農村振興局長)            長井 俊彦君
   政府参考人
   (水産庁長官)      森   健君
   政府参考人
   (経済産業省大臣官房審議官)           西村 秀隆君
   政府参考人
   (経済産業省商務情報政策局商務・サービス政策統括調整官)         山影 雅良君
   政府参考人
   (資源エネルギー庁長官官房資源エネルギー政策統括調整官)         木原 晋一君
   政府参考人
   (資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長)            井上 博雄君
   政府参考人
   (資源エネルギー庁電力・ガス事業部長)      久米  孝君
   政府参考人
   (国土交通省大臣官房審議官)           宿本 尚吾君
   政府参考人
   (環境省大臣官房審議官) 飯田 博文君
   政府参考人
   (環境省大臣官房環境保健部長)          神ノ田昌博君
   政府参考人
   (環境省地球環境局長)  秦  康之君
   厚生労働委員会専門員   森  恭子君
   農林水産委員会専門員   飯野 伸夫君
   経済産業委員会専門員   藤田 和光君
   環境委員会専門員     野崎 政栄君
   決算行政監視委員会専門員 菊田 幸夫君
    ―――――――――――――
分科員の異動
五月十三日
 辞任         補欠選任
  福田 達夫君     杉田 水脈君
  松野 博一君     金子 容三君
  吉野 正芳君     井原  巧君
  谷田川 元君     逢坂 誠二君
  たがや 亮君     大石あきこ君
同日
 辞任         補欠選任
  井原  巧君     柴山 昌彦君
  金子 容三君     松野 博一君
  杉田 水脈君     福田 達夫君
  逢坂 誠二君     西村智奈美君
  大石あきこ君     たがや 亮君
同日
 辞任         補欠選任
  柴山 昌彦君     三ッ林裕巳君
  西村智奈美君     阿部 知子君
同日
 辞任         補欠選任
  三ッ林裕巳君     高木  啓君
  阿部 知子君     野間  健君
同日
 辞任         補欠選任
  高木  啓君     吉野 正芳君
  野間  健君     谷田川 元君
同日
 第一分科員住吉寛紀君、佐藤英道君、第二分科員神津たけし君、第四分科員長妻昭君、林佑美君及び吉田とも代君が本分科兼務となった。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 令和二年度一般会計歳入歳出決算
 令和二年度特別会計歳入歳出決算
 令和二年度国税収納金整理資金受払計算書
 令和二年度政府関係機関決算書
 令和二年度国有財産増減及び現在額総計算書
 令和二年度国有財産無償貸付状況総計算書
 令和三年度一般会計歳入歳出決算
 令和三年度特別会計歳入歳出決算
 令和三年度国税収納金整理資金受払計算書
 令和三年度政府関係機関決算書
 令和三年度国有財産増減及び現在額総計算書
 令和三年度国有財産無償貸付状況総計算書
 令和四年度一般会計歳入歳出決算
 令和四年度特別会計歳入歳出決算
 令和四年度国税収納金整理資金受払計算書
 令和四年度政府関係機関決算書
 令和四年度国有財産増減及び現在額総計算書
 令和四年度国有財産無償貸付状況総計算書
 (厚生労働省、農林水産省、経済産業省及び環境省所管)
     ――――◇―――――
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井坂信彦#1
○井坂主査 これより決算行政監視委員会第三分科会を開会いたします。
 私が本分科会の主査を務めることになりました井坂信彦でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 本分科会は、厚生労働省所管、農林水産省所管、経済産業省所管及び環境省所管についての審査を行うことになっております。
 なお、各省庁の審査に当たっては、その冒頭に決算概要説明、会計検査院の検査概要説明及び会計検査院の指摘に基づき講じた措置についての説明を聴取することといたします。
 令和二年度決算外二件、令和三年度決算外二件及び令和四年度決算外二件中、厚生労働省所管、農林水産省所管、経済産業省所管及び環境省所管について審査を行います。
 これより農林水産省所管について審査を行います。
 まず、概要説明を聴取いたします。坂本農林水産大臣。
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坂本哲志#2
○坂本国務大臣 令和二年度、令和三年度及び令和四年度の農林水産省の決算の概要を御説明いたします。
 第一に、令和二年度の決算の概要を御説明いたします。
 まず、一般会計についてであります。
 歳入は、歳入予算額四千六百十六億円余に対し、収納済歳入額は四千六百三億円余であります。
 歳出は、歳出予算現額四兆六千五百六億円余に対し、支出済歳出額は三兆二千七百二十八億円余、翌年度繰越額は一兆二千二百九十三億円余、不用額は千四百八十五億円余であります。
 次に、特別会計についてであります。
 食料安定供給特別会計については、収納済歳入額九千二百六十四億円余に対し、支出済歳出額は八千二百九億円余であり、その差額千五十四億円余のうち、翌年度の歳入への繰入額は千二十三億円余であります。
 また、国有林野事業債務管理特別会計については、収納済歳入額及び支出済歳出額が共に三千六百三十三億円余であり、その差額はありません。
 第二に、令和三年度の決算の概要を御説明いたします。
 まず、一般会計についてであります。
 歳入は、歳入予算額四千六百六十二億円余に対し、収納済歳入額は四千九百九十四億円余であります。
 歳出は、歳出予算現額一兆四千四百七十六億円余に対し、支出済歳出額は三兆二千二百六億円余、翌年度繰越額は一兆二十八億円余、不用額は二千二百四十一億円余であります。
 次に、特別会計についてであります。
 食料安定供給特別会計については、収納済歳入額九千七百九十七億円余に対し、支出済歳出額は九千百三十四億円余であり、その差額六百六十三億円余のうち、翌年度の歳入への繰入額は六百三十五億円余であります。
 また、国有林野事業債務管理特別会計については、収納済歳入額及び支出済歳出額が共に三千六百三億円余であり、その差額はありません。
 第三に、令和四年度の決算の概要を御説明いたします。
 まず、一般会計についてであります。
 歳入は、歳入予算額四千五百九十三億円余に対し、収納済歳入額は五千五十億円余であります。
 歳出は、歳出予算現額四兆五千二百三十三億円余に対し、支出済歳出額は三兆四千三十三億円余、翌年度繰越額は九千八百十二億円余、不用額は千三百八十七億円余であります。
 次に、特別会計についてであります。
 食料安定供給特別会計については、収納済歳入額一兆二千五百四十一億円余に対し、支出済歳出額は一兆一千五百五億円余であり、その差額千三十六億円余のうち、翌年度歳入への繰入額は千十七億円余であります。
 また、国有林野事業債務管理特別会計については、収納済歳入額及び支出済歳出額が共に三千五百三十四億円余であり、その差額はありません。
 以上をもちまして、令和二年度、令和三年度及び令和四年度の農林水産省の決算の概要の説明を終わります。
 よろしく御審議のほどをお願いいたします。
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井坂信彦#3
○井坂主査 次に、会計検査院の検査概要説明を聴取いたします。会計検査院柳瀬審議官。
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柳瀬太郎#4
○柳瀬会計検査院当局者 令和二年度農林水産省の決算につきまして検査いたしました結果の概要を御説明いたします。
 検査報告に掲記いたしましたものは、不当事項十五件、意見を表示し又は処置を要求した事項五件及び本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項四件であります。
 まず、不当事項について御説明いたします。
 検査報告番号八六号から一〇〇号までの十五件は、補助事業の実施及び経理が不当と認められるものであります。
 次に、意見を表示し又は処置を要求した事項について御説明いたします。
 その一は、強い農業・担い手づくり総合支援交付金事業の実施に関して、改善の処置を要求し、及び是正改善の処置を求めたもの、その二は、農地情報公開システム整備事業により構築されたシステムに関し、意見を表示し、及び改善の処置を要求したもの、その三は、立木販売等における丸太のトラック運搬に係る経費の積算に関して、改善の処置を要求したもの、その四は、農地耕作条件改善事業における地域内農地集積型事業の実施に関して、改善の処置を要求したもの、その五は、政府所有米穀の販売等業務委託契約のメッシュチェック荷役経費の単価に関して、改善の処置を要求したものであります。
 次に、本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項について御説明いたします。
 その一は、公用車による高速自動車国道等の利用に関するもの、その二は、中山間地域等直接支払交付金事業に関するもの、その三は、合板・製材生産性強化対策事業等における間伐材生産事業の実施に関するもの、その四は、競争力強化型機器等導入緊急対策事業の実施に関するものであり、これら四件について指摘したところ、それぞれ改善の処置が取られたものであります。
 続きまして、令和三年度農林水産省の決算につきまして検査いたしました結果の概要を御説明いたします。
 検査報告に掲記いたしましたものは、不当事項二十件、意見を表示し又は処置を要求した事項五件及び本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項一件であります。
 まず、不当事項について御説明いたします。
 検査報告番号一九九号は、委託費の支払いが過大となっていたもの、二〇〇号から二一八号までの十九件は、補助事業の実施及び経理が不当と認められるものであります。
 次に、意見を表示し又は処置を要求した事項について御説明いたします。
 その一は、高収益作物次期作支援交付金事業の実施に関して、適宜の処置を要求し、及び改善の処置を要求したもの、その二は、過剰木材在庫利用緊急対策事業と同様の要件を規定する事業に関して、意見を表示したもの、その三は、林業・木材産業改善資金の実施に関して、改善の処置を要求したもの、その四は、農業農村整備事業等における公共測量の実施に関して、改善の処置を要求したもの、その五は、国営更新事業に係る附帯施設の機能保全計画の策定状況等の把握等に関して、改善の処置を要求したものであります。
 次に、本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項について御説明いたします。
 これは、離島漁業再生事業の実施に関するもので、これについて指摘したところ、改善の処置が取られたものであります。
 最後に、令和四年度農林水産省の決算につきまして検査いたしました結果の概要を御説明いたします。
 検査報告に掲記いたしましたものは、不当事項十八件、意見を表示し又は処置を要求した事項三件及び本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項二件であります。
 まず、不当事項について御説明いたします。
 検査報告番号二〇五号は、会計経理が適正を欠いていたもの、二〇六号は、契約額が割高となっていたもの、二〇七号から二二二号までの十六件は、補助事業の実施及び経理が不当と認められるものであります。
 次に、意見を表示し又は処置を要求した事項について御説明いたします。
 その一は、水田活用の直接支払交付金事業の実施に関して、改善の処置を要求するとともに、意見を表示したもの、その二は、森林環境保全整備事業で整備された防護柵に関して、改善の処置を要求したもの、その三は、非常用発電設備が設置された農業水利施設のうち、ポンプ場設計基準等の改定前に設計された施設に関して、改善の処置を要求したものであります。
 次に、本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項について御説明いたします。
 その一は、畜産・酪農収益力強化総合対策基金等事業の実施に関するもの、その二は、収穫調査に係る人員輸送費の積算に関するものであり、これら二件について指摘したところ、それぞれ改善の処置が取られたものであります。
 以上をもって説明を終わります。
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井坂信彦#5
○井坂主査 ただいまの会計検査院の指摘に基づき講じた措置について説明を聴取いたします。坂本農林水産大臣。
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坂本哲志#6
○坂本国務大臣 まず、訂正をさせていただきます。
 先ほどの発言の中で、令和三年度の歳出予算現額を一兆四千四百七十六億円余と発言いたしましたが、正しくは四兆四千四百七十六億円余でございます。おわびして訂正をいたします。
 会計検査院から報告のあった令和二年度、令和三年度及び令和四年度決算検査報告に対しまして、農林水産省が講じた措置を御説明いたします。
 予算の執行に当たっては、常に効率的かつ厳正な処理に努力してまいりましたが、不当事項等として指摘を受けるような事態が生じたことは、誠に遺憾であります。
 指摘を受けた事項に当たっては、不当事項について、指摘に基づき直ちに是正や改善措置、補助金の返還、手直し工事を実施するとともに、それ以外の処置要求事項等についても、指摘に基づき是正や再発防止のための改善措置を講じているところです。
 今後、このような事例の発生を未然に防止するため、指導監督の強化を図り、事務事業の厳正かつ効率的な実施に万全を期すとともに、予算の適切な執行をより一層徹底してまいる所存であります。
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井坂信彦#7
○井坂主査 この際、お諮りいたします。
 お手元に配付いたしております決算概要説明等のうち、ただいま説明を聴取した部分を除き、詳細な説明は、これを省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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井坂信彦#8
○井坂主査 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
    ―――――――――――――
    〔決算概要説明等は本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
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井坂信彦#9
○井坂主査 以上をもちまして農林水産省所管についての説明は終わりました。
    ―――――――――――――
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井坂信彦#10
○井坂主査 これより質疑に入ります。
 質疑の申出がありますので、順次これを許します。逢坂誠二君。
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逢坂誠二#11
○逢坂分科員 どうも、おはようございます。立憲民主党の逢坂誠二でございます。今日はよろしくお願いします。
 まず、今日は、子供食堂についてお伺いをしたいと思います。
 一点目、子供食堂の現在の数、これを政府はどのように把握しているか、参考人の方からお知らせください。
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野村知司#12
○野村政府参考人 お答え申し上げます。
 全国の子供食堂に対する各種立ち上げの支援などを行っております認定NPO法人むすびえさんの調査によりますると、子供食堂は、二〇一八年時点において二千二百八十六か所でございましたところ、二〇二三年時点では九千百三十二か所となっております。箇所数は増加をしているというふうに承知をしております。
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逢坂誠二#13
○逢坂分科員 今、子供食堂の数が九千を超えているという報告でありますけれども、子供食堂は二〇一二年に第一号ができたかというふうに承知をしております。それから十二年で九千を超える一万近い数になっている。全国の中学校の数が大体一万ということでありますので、それを思うと、中学校区一つに一か所というような感じになるかなと思っています。
 御案内のとおり、子供食堂、これは民間やボランティアの皆さんによって行われている。政府の方では、子供食堂を継続するために、継続的な支援策を設けているわけでは必ずしもないわけであります。しかし、これほど子供食堂の数が増えているということは、そのニーズ、必要性、それが高いんだろうということの裏返しかなというふうに思っております。
 そこで、子供食堂の必要性に対する認識、これは政務官の方でしょうか、御認識を少し御披瀝いただきたいと思います。
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古賀友一郎#14
○古賀大臣政務官 お答え申し上げます。
 子供食堂でございますが、委員御指摘のとおり、地域のボランティアの方などが子供たちに対して無料又は安価で栄養のある食事、あるいは温かな団らんを提供する場、提供する取組といたしまして、様々な目的、あるいは様々な運営方法で行われているというところでございまして、利用者につきましても、必ずしも低所得世帯の子供に限らずに、誰でも参加できる場所が多い、こういうふうに承知をいたしております。
 こうした子供食堂は、子供たちに対する食の支援はもちろんのことでございますけれども、子供の安全、安心な居場所としても、また、虐待等々、更なる支援を必要とする子供の早期発見、早期対応の端緒となるなど、重要かつ多面的な役割がある、こういうふうに認識をいたしておりまして、その取組を支援していくことを通じて子供たちの健やかな成長を促進してまいりたい、このように考えております。
 以上です。
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逢坂誠二#15
○逢坂分科員 政務官、是非、子供食堂の重要性、これをしっかり認識をした上で、政府としてもこれからも十分な対策を講じていただきたいというふうに思います。
 そこで、また政府参考人にお伺いしますけれども、一昨年度、政府から全国の子供食堂に対して国費でどの程度の支援を行ったのか、これが一点。また、今年はどのような支援メニューがあって、どの程度の予算を計上しているのか。この二点、お知らせください。
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野村知司#16
○野村政府参考人 お答え申し上げます。
 子供食堂に対する支援の実績ということで、御指摘になられました令和四年度でございますけれども、例えば、地域子供の未来応援交付金という補助金がございましたけれども、こちらの中では、各地方自治体に対しまして合計六億円強の支援を行ったところでございます。
 ただ、ちょっと、この補助金のメニューとして、子供食堂のみではございませんので、子供食堂を始めとして、フードパントリーでございますとか、学習サポートの場、プレーパークでございますとか、そういった地域の実情に応じた、子供たちあるいは親御さんも含めた形での居場所づくり、こうしたものへの支援として活用いただいたところでございます。
 今年度でございますけれども、令和五年度補正予算で措置をいたしました二事業、具体的には、地方自治体が実施主体となっていただきます地域こどもの生活支援事業について十三億円、民間の中間法人から各地域での子供食堂などの取組を支援していただくひとり親家庭等のこどもの食事等支援事業について二十五億円を繰り越して実施をし、子供食堂への支援に充てることとしてございます。
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逢坂誠二#17
○逢坂分科員 一昨年度の決算の状況、六億余りということですが、残念ながら、子供食堂単体での補助ではなくて、ほかのものも含めてというお話でありました。
 そこで、野村さん、もしお手元にあれば、一昨年度の執行の状況というのはどの程度だったのか、これは今の時点で分かりますかね。
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野村知司#18
○野村政府参考人 お答え申し上げます。
 メニュー事業でございますので、取組の具体の内訳まではちょっと持ち合わせておりませんが、地域子供の未来応援交付金という予算額自体は二十億ちょっとございまして、その中で、こういった地域関係の取組への支援ということで支出済みとなっているのが、先ほど御紹介申し上げた六億強ということでございます。
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逢坂誠二#19
○逢坂分科員 予算額が二十億で、執行済みが六億だということなんですね。ということは、余り使われていないんですよ。
 是非政務官にお願いしたいんですけれども、子供食堂をやられている皆さんというのは、行政の状況に精通している人ばかりではないんですね。やはりボランティアの方も多いですし、御地元のお父さんやお母さんたちが手弁当でやっているというようなものもあるわけです。そういう方々に、補助のメニューをただ示しただけで、さあ申請してくださいといっても、これは簡単なことではないんですね。
 そこで、二つお願いしたいんですけれども、一つは、政府の支援メニューが幾つかに分かれている。農水省にあったり、厚労省にあったり、こども家庭庁にあったりということもありますので、メニューを一元化して分かりやすく提示をするというのが一つ。それから、申請が非常に煩瑣。役所の人から見ればこんなの大したことないよというものなのかもしれないんですけれども、やはり、一般国民から見ると、役所に何かを出すというだけでびびるんですね。だから、そこは、複雑な申請を少しでも簡素にして、申請しやすいような環境づくりをしていただきたいというふうに思いますけれども、この二点、いかがでしょう。
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古賀友一郎#20
○古賀大臣政務官 お答え申し上げます。
 大変重要な御指摘をいただいたというふうに認識をいたしておりまして、子供食堂が全国各地で大変増えてきているということもございますし、今おっしゃった、それぞれの現場に支援策の情報をきちんと分かるようにお伝えしていくということは大変重要な課題だというふうになってきていると認識しております。
 この点について、既に自治体やあるいは中間支援団体に対する説明会などを順次開催してきておりまして、実は今日もその予定がございますけれども、引き続き、自治体や中間支援団体と連携をしながら、様々な機会を捉えて情報提供に努めていきたいと思います。
 あわせて、先ほど二点あったと思います、一元的という話と、それから申請の煩瑣な問題を解決せよ、こういった御指摘がございまして、こういうことも含めて、支援策を効果的に実施していくためには、やはり現場のニーズといいますか、そういったところをしっかりと我々も酌み上げていくということが大変重要だ、こういうふうに考えておりまして、その点についても、自治体あるいは中間支援団体と連携しながら、しっかり対応させていただきたい、こういうふうに思っております。
 以上です。
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逢坂誠二#21
○逢坂分科員 政務官、是非よろしくお願いします。
 そこで、坂本大臣にお伺いしますけれども、坂本大臣、奥様も子供食堂に関わっているというふうに承知をしているんですけれども、大臣としての子供食堂に対する認識、そして農水省としてどんな支援を行っているか、お話しいただけますか。
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坂本哲志#22
○坂本国務大臣 三年前、私は、孤独・孤立対策担当大臣で、子供食堂も担当しておりました。そのときが六千か所でございました。僅か二年の間に、令和五年度で九千を超える子供食堂になった。それは、都市も地方も問わずこれだけ急増したということは、やはり私たちはしっかりそこを考えなければいけないというふうに思っております。
 いろいろな方、うちで、やはりボランティアが子供を対象にできるというようなことが、一つ、私の女房なんかもやっている大きな要因であろうというふうに思いますけれども、その中で、様々な困難を抱える子供たちが安心して過ごせる居場所であるということと同時に、居場所をなくした中高齢者の皆さんたちがそこにコミュニケーションの場として参加をして、そして共に食事をする、このような状況になっていることが、やはり大きく子供食堂を増やしている原因ではないだろうかというふうに考えております。
 さらに、その中で、子供たちを中心に栄養のある食事を提供し、食品アクセスの確保も農林省としても図っていかなければいけないというふうに考えております。
 これまでも、食育推進の観点から、子供食堂への政府備蓄米の無償交付を行ってまいりました。これ以外に、子供食堂が地域の共食の場を提供する取組の支援、こういったもの、例えば消費・安全対策交付金等などによりましてその支援をしていかなければいけないというふうに思っております。
 さらに、円滑な食品アクセスの確保を図る観点から、子供食堂等への多様な食料の提供に向けて、地域の関係者が連携する体制づくり、これを支援していかなければいけないと考えております。
 引き続き、こども家庭庁及び子供食堂を支援する関係省庁とも連携をしながら、地域の取組を後押ししてまいりたいというふうに思っております。
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逢坂誠二#23
○逢坂分科員 大臣、ありがとうございます。こども家庭庁よりも何か踏み込んでいろいろな答弁をいただいたような感じがするわけでありますけれども。
 要するに、こういうことなんですねという言い方は変なんですが、本来やるべきこども家庭庁よりも農水省の方が実は踏み込んだ発言をしている、これはやはりちょっとおかしなことでありまして、もっとこども家庭庁が前面に出て頑張らなきゃいけないというふうに思っていますので、是非お願いでございますけれども、子供食堂は単なる食事の場ではない、子供も高齢者も含めて、地域にとって非常に重要な場であるということでありますので、こども家庭庁においては、子供食堂というのはどういうものであるかということをよく検討した上で、政府としてどういう対応をすべきかということをしっかり考えていただきたいということをお願いさせていただきます。
 それでは、古賀政務官と野村さんは、これで子供食堂の質問を終わりますので、委員長、退席いただいて構いませんので、よろしくお願いします。
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井坂信彦#24
○井坂主査 御退席くださって結構です。
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逢坂誠二#25
○逢坂分科員 どうもありがとうございました。
 それでは、今度は農水省にお伺いします。農業の問題です。
 ここ二十年余りの農業従事者、それから農業従事者の平均年齢、農地面積の推移、これをお知らせください。
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山田英也#26
○山田政府参考人 お答え申し上げます。
 ここ二十年ということでございますので、二〇〇〇年以降ということでデータを取らせていただきました。
 まず、農業従事者でございますが、基幹的農業従事者と申しまして、ふだんお仕事として主に自営の農業に従事されている方、こちらの人数で申し上げますと、二〇〇〇年の二百四十万人から、二〇二〇年には百三十六万人、そして直近の二〇二三年では百十六万人となってございます。そして、その基幹的農業従事者の方々の平均年齢でございますが、二〇〇〇年の六十二・二歳から、二〇二三年には六十八・七歳となってございます。また、耕地面積でございますが、二〇〇〇年の四百八十三万ヘクタールから、直近の二〇二三年では四百三十万ヘクタールとなってございます。
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逢坂誠二#27
○逢坂分科員 農業従事者が大幅に減っている、しかも平均年齢が約六十九歳ということであります。それから、農地面積も減っている。相当深刻な状況なんですが、この農業従事者、さらに農地面積が減っている理由を政府はどう見ているでしょうか。政府参考人、お願いします。
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村井正親#28
○村井政府参考人 お答え申し上げます。
 まず、農業従事者数の関係でございますけれども、先ほど統計部長の方から答弁ありましたが、個人経営体の農業者であります基幹的農業従事者につきましては、農林業センサスの数字で見ると、現行の食料・農業・農村基本法の制定時、平成十一年ということになりますけれども、そのときから約二十年間で百四万人減少したということでございますけれども、このうちの七十七万人を稲作関連が占めているという状況でございます。
 稲作は、機械化等の進展を背景に、少ない労働時間で生産できる体系が確立していることなどから、高齢でも比較的従事しやすいという特徴がございますけれども、こういった形で、高齢でありながらこれまで従事されてきた方々がいよいよリタイアする局面に入っている、こういったことが背景にあるというふうに考えております。
 加えて、企業の定年延長による早期退職世代や定年帰農世代の就農の減少、若年世代における少子化や職業選択肢の多様化等による新規就農者の減少なども農業者の減少の要因と考えており、次代の農業人材を育成しなければ、農業の持続性が危ぶまれるとの危機感を持っております。
 次に、農地面積の関係でございますけれども、農地面積が減少している主な要因は、宅地や工場等の建設に伴う農地転用や、高齢化や労働力不足などによる荒廃農地の発生によるものと考えております。
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逢坂誠二#29
○逢坂分科員 これもなかなか深刻な状況なんですけれども、農業従事者、農地面積に対して、農水省、将来はこれはどのように推移すると見ているのか、その状況をお知らせください。
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