予算委員会

1990-05-09 衆議院 全296発言

⚠️ 発言のコピー・転載時は出典元URL(kokkai.ndl.go.jpおよびkokkai-data.com)を必ず残してください。改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

会議録情報#0
平成二年五月九日(水曜日)
    午後三時開議
 出席委員
   委員長 越智 伊平君
   理事 近藤 鉄雄君 理事 佐藤 信二君
   理事 野田  毅君 理事 原田昇左右君
   理事 宮下 創平君 理事 加藤 万吉君
   理事 佐藤 敬治君 理事 村山 富市君
   理事 神崎 武法君
      粟屋 敏信君    井奥 貞雄君
      井出 正一君    伊吹 文明君
      池田 行彦君    石井  一君
      稲村 利幸君    内海 英男君
     小此木彦三郎君    越智 通雄君
      金子 一義君    亀井 善之君
      工藤  巖君    倉成  正君
      後藤田正晴君    左藤  恵君
      自見庄三郎君    鈴木 宗男君
      田澤 吉郎君    戸井田三郎君
      野中 広務君    葉梨 信行君
      長谷川 峻君    浜田 幸一君
      林  義郎君    原田  憲君
      松本 十郎君    村岡 兼造君
      村田敬次郎君    村山 達雄君
      井上 普方君    川崎 寛治君
      串原 義直君    嶋崎  譲君
      新村 勝雄君    新盛 辰雄君
      戸田 菊雄君    藤田 高敏君
      堀込 征雄君    松浦 利尚君
      和田 静夫君    渡辺 嘉藏君
      石田 祝稔君    倉田 栄喜君
      日笠 勝之君    冬柴 鐵三君
      山田 英介君    三浦  久君
      吉井 英勝君    中野 寛成君
      楢崎弥之助君
 出席国務大臣
        内閣総理大臣  海部 俊樹君
        法 務 大 臣 長谷川 信君
        外 務 大 臣 中山 太郎君
        大 蔵 大 臣 橋本龍太郎君
        文 部 大 臣 保利 耕輔君
        厚 生 大 臣 津島 雄二君
        農林水産大臣  山本 富雄君
        通商産業大臣  武藤 嘉文君
        運 輸 大 臣 大野  明君
        郵 政 大 臣 深谷 隆司君
        労 働 大 臣 塚原 俊平君
        建 設 大 臣 綿貫 民輔君
        自 治 大 臣
        国家公安委員会
        委員長     奥田 敬和君
        国 務 大 臣
       (内閣官房長官) 坂本三十次君
        国 務 大 臣
        (総務庁長官) 塩崎  潤君
        国 務 大 臣
        (北海道開発庁
        長官)
        (沖縄開発庁長
        官)      砂田 重民君
        国 務 大 臣
        (防衛庁長官) 石川 要三君
        国 務 大 臣
        (経済企画庁長
        官)      相沢 英之君
        国 務 大 臣
        (科学技術庁長
        官)      大島 友治君
        国 務 大 臣
        (環境庁長官) 北川 石松君
        国 務 大 臣
        (国土庁長官) 佐藤 守良君
 出席政府委員
        内閣官房副長官 大島 理森君
        内閣官房内閣安
        全保障室長
        兼内閣総理大臣
        官房安全保障室
        長       依田 智治君
        総務庁長官官房
        審議官
        兼内閣審議官  杉浦  力君
        総務庁長官官房
        審議官
        兼内閣審議官  増島 俊之君
        総務庁長官官房
        審議官     新野  博君
        防衛庁参事官  内田 勝久君
        防衛庁長官官房
        長       児玉 良雄君
        防衛庁防衛局長 日吉  章君
        防衛庁教育訓練
        局長      米山 市郎君
        防衛庁人事局長 畠山  蕃君
        防衛庁経理局長 藤井 一夫君
        防衛施設庁総務
        部長      吉住 愼吾君
        防衛施設庁労務
        部長      竹下  昭君
        経済企画庁国民
        生活局長    末木凰太郎君
        経済企画庁総合
        計画局長    冨金原俊二君
        科学技術庁原子
        力局長     緒方謙二郎君
        環境庁企画調整
        局長      安原  正君
        国土庁長官官房
        長       北村廣太郎君
        国土庁長官官房
        会計課長    森   悠君
        国土庁土地局長 藤原 良一君
        法務省入国管理
        局長      股野 景親君
        外務大臣官房審
        議官      太田  博君
        外務大臣官房領
        事移住部長   久米 邦貞君
        外務省アジア局
        長       谷野作太郎君
        外務省北米局長 松浦晃一郎君
        外務省欧亜局長 都甲 岳洋君
        外務省経済局長 林  貞行君
        外務省経済協力
        局長      木幡 昭七君
        外務省条約局長 福田  博君
        外務省情報調査
        局長      佐藤 行雄君
        大蔵省主計局長 小粥 正巳君
        大蔵省主税局長 尾崎  譲君
        大蔵省国際金融
        局次長     江沢 雄一君
        厚生大臣官房総
        務審議官    加藤 栄一君
        厚生省健康政策
        局長      仲村 英一君
        厚生省保健医療
        局長      長谷川慧重君
        厚生省年金局長 水田  努君
        農林水産大臣官
        房長      鶴岡 俊彦君
        農林水産大臣官
        房予算課長   山本  徹君
        農林水産省経済
        局長      川合 淳二君
        通商産業省通商
        政策局次長   堤  富男君
        通商産業省貿易
        局長      内藤 正久君
        通商産業省基礎
        産業局長    高橋 達直君
        運輸大臣官房長 松尾 道彦君
        運輸大臣官房会
        計課長     岩田 貞男君
        運輸省海上技術
        安全局長    石井 和也君
        海上保安庁次長 野尻  豊君
        労働大臣官房長 若林 之矩君
        労働省労働基準
        局長      野崎 和昭君
        労働省職業安定
        局長      清水 傳雄君
        労働省職業能力
        開発局長    甘粕 啓介君
        建設大臣官房総
        務審議官    福本 英三君
        建設大臣官房会
        計課長     小野 邦久君
        建設省住宅局長 伊藤 茂史君
        自治大臣官房長 小林  実君
        自治省行政局選
        挙部長     浅野大三郎君
        自治省財政局長 持永 堯民君
        自治省税務局長 湯浅 利夫君
 委員外の出席者
        予算委員会調査
        室長      多田 俊幸君
    ─────────────
委員の異動
四月二十六日
 辞任         補欠選任
  稲村 利幸君     星野 行男君
 小此木彦三郎君     井奥 貞雄君
  倉成  正君     狩野  勝君
  田澤 吉郎君     岩屋  毅君
  井上 普方君     川島  實君
  加藤 万吉君     大畠 章宏君
  川崎 寛治君     速見  魁君
  串原 義直君     上野 建一君
  佐藤 敬治君     須永  徹君
  嶋崎  譲君     吉岡 賢治君
  新村 勝雄君     沢田  広君
  新盛 辰雄君     小森 龍邦君
  戸田 菊雄君     小川  信君
  藤田 高敏君     元信  堯君
  松浦 刺尚君     上原 康助君
  武藤 山治君     仙谷 由人君
  村山 富市君     渡部 行雄君
  和田 静夫君     常松 裕志君
  神崎 武法君     東  順治君
  日笠 勝之君     竹内 勝彦君
  冬柴 鐵三君     近江巳記夫君
  山田 英介君     渡部 一郎君
  吉井 英勝君     小沢 和秋君
  大内 啓伍君     菅原喜重郎君
  楢崎弥之助君     江田 五月君
  井奥 貞雄君     住  博司君
  星野 行男君     萩山 教嚴君
  常松 裕志君     辻  一彦君
  吉岡 賢治君     鉢呂 吉雄君
  竹内 勝彦君     東  祥三君
  東  順治君     藤原 房雄君
  川島  實君     沖田 正人君
  須永  徹君     松前  仰君
  三浦  久君     藤田 スミ君
  鉢呂 吉雄君     貴志 八郎君
  速見  魁君     関  晴正君
  元信  堯君     山花 貞夫君
  近江巳記夫君     貝沼 次郎君
  藤原 房雄君     東  順治君
  渡部 一郎君     山口那津男君
  沖田 正人君     佐藤 恒晴君
  貴志 八郎君     山元  勉君
  沢田  広君     小松 定男君
  松前  仰君     和田 貞夫君
  山花 貞夫君     鈴木喜久子君
  藤田 スミ君     三浦  久君
  貝沼 次郎君     薮仲 義彦君
  東  順治君     草川 昭三君
  三浦  久君     児玉 健次君
  住  博司君     山本 有二君
  関  晴正君     速見  魁君
  草川 昭三君     平田 米男君
  東  祥三君     森本 晃司君
  山口那津男君     吉井 光照君
  小川  信君     小川 国彦君
  大畠 章宏君     堀込 征雄君
  佐藤 恒晴君     松原 脩雄君
  鈴木喜久子君     外口 玉子君
  仙谷 由人君     野坂 浩賢君
  辻  一彦君     秋葉 忠利君
  速見  魁君     山中 末治君
  山元  勉君     清水  勇君
  渡部 行雄君     佐々木秀典君
  森本 晃司君     玉城 栄一君
  吉井 光照君     河上 覃雄君
  小沢 和秋君     吉井 英勝君
  児玉 健次君     古堅 実吉君
  河上 覃雄君     遠藤 和良君
  平田 米男君     石田 祝稔君
  菅原喜重郎君     川端 達夫君
  小川 国彦君     馬場  昇君
  松原 脩雄君     小林  守君
  山中 末治君     細川 律夫君
  石田 祝稔君     平田 米男君
  遠藤 和良君     伏屋 修治君
  薮仲 義彦君     近江巳記夫君
  上野 建一君     細谷 治通君
  古堅 実吉君     佐藤 祐弘君
  吉井 英勝君     菅野 悦子君
  秋葉 忠利君     辻  一彦君
  馬場  昇君     伊藤 忠治君
  細川 律夫君     前島 秀行君
  細谷 治通君     小岩井 清君
  玉城 栄一君     竹内 勝彦君
  平田 米男君     草野  威君
  江田 五月君     阿部 昭吾君
  佐藤 祐弘君     古堅 実吉君
  菅野 悦子君     金子 満広君
  川端 達夫君     高木 義明君
  伊藤 忠治君     大木 正吾君
  清水  勇君     後藤  茂君
  前島 秀行君     網岡  雄君
  近江巳記夫君     倉田 栄喜君
  竹内 勝彦君     斉藤  節君
  伏屋 修治君     河上 覃雄君
  金子 満広君     菅野 悦子君
  網岡  雄君     長谷百合子君
  草野  威君     大野由利子君
  倉田 栄喜君     坂井 弘一君
  斉藤  節君     東  祥三君
  大木 正吾君     斉藤 一雄君
  小林  守君     川島  實君
  小松 定男君     沢田  広君
  佐々木秀典君     渡部 行雄君
  河上 覃雄君     吉井 光照君
  坂井 弘一君     薮仲 義彦君
  菅野 悦子君     吉井 英勝君
  古堅 実吉君     東中 光雄君
  後藤  茂君     谷村 啓介君
  東  祥三君     斉藤  節君
  川島  實君     井上 普方君
  小岩井 清君     串原 義直君
  斉藤  節君     森本 晃司君
  薮仲 義彦君     貝沼 次郎君
  谷村 啓介君     山元  勉君
  岩屋  毅君     田澤 吉郎君
  狩野  勝君     倉成  正君
  萩山 教嚴君     稲村 利幸君
 山本 有二君     小此木彦三郎君
  上原 康助君     松浦 利尚君
  小森 龍邦君     新盛 辰雄君
  斉藤 一雄君     戸田 菊雄君
  沢田  広君     新村 勝雄君
  辻  一彦君     和田 静夫君
  外口 玉子君     藤田 高敏君
  野坂 浩賢君     武藤 山治君
  長谷百合子君     川崎 寛治君
  堀込 征雄君     加藤 万吉君
  山元  勉君     嶋崎  譲君
  和田 貞夫君     佐藤 敬治君
  渡部 行雄君     村山 富市君
  大野由利子君     神崎 武法君
  貝沼 次郎君     冬柴 鐵三君
  森本 晃司君     日笠 勝之君
  吉井 光照君     山田 英介君
  東中 光雄君     三浦  久君
  高木 義明君     大内 啓伍君
  阿部 昭吾君     楢崎弥之助君
同月二十七日
 辞任         補欠選任
  倉成  正君     石破  茂君
  加藤 万吉君     佐々木秀典君
  川崎 寛治君     沢田  広君
  串原 義直君     渡辺 嘉藏君
  嶋崎  譲君     有川 清次君
  新盛 辰雄君     小岩井 清君
  戸田 菊雄君     谷村 啓介君
  藤田 高敏君     野坂 浩賢君
  村山 富市君     志賀 一夫君
  神崎 武法君     中村  巖君
  日笠 勝之君     草川 昭三君
  山田 英介君     倉田 栄喜君
  三浦  久君     藤田 スミ君
  吉井 英勝君     辻  第一君
  大内 啓伍君     菅原喜重郎君
  楢崎弥之助君     阿部 昭吾君
  佐藤 敬治君     辻  一彦君
  井上 普方岩     元信  堯君
  志賀 一夫君     筒井 信隆君
  谷村 啓介君     五島 正規君
  和田 静夫君     鈴木  久君
  渡辺 喜藏君     常松 裕志君
  草川 昭三君     吉井 光照君
  倉田 栄喜君     渡部 一郎君
  中村  巖君     遠藤 乙彦君
  藤田 スミ君     寺前  巖君
  菅原喜重郎君     柳田  稔君
  冬柴 鐵三君     石田 祝稔君
  渡部 一郎君     長田 武士君
  柳田  稔君     菅原喜重郎君
  寺前  巖君     木島日出夫君
  菅原喜重郎君     神田  厚君
  神田  厚君     中野 寛成君
  小岩井 清君     網岡  雄君
  五島 正規君     渡部 行雄君
  辻  一彦君     土肥 隆一君
  筒井 信隆君     小川 国彦君
  野坂 浩賢君     関  晴正君
  元信  堯君     吉岡 賢治君
  石田 祝稔君     平田 米男君
  遠藤 乙彦君     遠藤 和良君
  吉井 光照君     近江巳記夫君
  木島日出夫君     寺前  巖君
  辻  第一君     吉井 英勝君
  網岡  雄君     赤松 広隆君
  鈴木  久君     細谷 治通君
  吉岡 賢治君     山花 貞夫君
  近江巳記夫君     草川 昭三君
  長田 武士君     山田 英介君
  阿部 昭吾君     江田 五月君
  赤松 広隆君     加藤 繁秋君
  土肥 隆一君     中村 正男君
  山花 貞夫君     北川 昌典君
  草川 昭三君     草野  威君
  平田 米男君     貝沼 次郎君
  寺前  巖君     山原健二郎君
  中野 寛成君     川端 達夫君
  北川 昌典君     沢藤礼次郎君
  常松 裕志君     山元  勉君
  遠藤 和良君     春田 重昭君
  貝沼 次郎君     北側 一雄君
  山原健二郎君     木島日出夫君
  川端 達夫君     伊藤 英成君
  北側 一雄君     山口那津男君
  草野  威君     東  祥三君
  石破  茂君     倉成  正君
  有川 清次君     嶋崎  譲君
  小川 国彦君     村山 富市君
  加藤 繁秋君     新盛 辰雄君
  佐々木秀典君     加藤 万吉君
  沢田  広君     川崎 寛治君
  沢藤礼次郎君     井上 普方君
  関  晴正君     藤田 高敏君
  中村 正男君     佐藤 敬治君
  細谷 治通君     和田 静夫君
  山元  勉君     串原 義直君
  渡部 行雄君     戸田 菊雄君
  東  祥三君     日笠 勝之君
  春田 重昭君     神崎 武法君
  山口那津男君     冬柴 鐵三君
  木島日出夫君     三浦  久君
  伊藤 英成君     大内 啓伍君
  江田 五月君     楢崎弥之助君
五月七日
 辞任         補欠選任
  大内 啓伍君     中野 寛成君
同月九日
 辞任         補欠選任
  井出 正一君     後藤田正晴君
  伊吹 文明君     村田敬次郎君
  内海 英男君     井奥 貞雄君
 小此木彦三郎君     松本 十郎君
  金子 一義君     村山 達雄君
  自見庄三郎君     村岡 兼造君
  鈴木 宗男君     浜田 幸一君
  野中 広務君     原田  憲君
  町村 信孝君     長谷川 峻君
  串原 義直君     堀込 征雄君
  武藤 山治君     渡辺 嘉藏君
  日笠 勝之君     倉田 栄喜君
  冬柴 鐵三君     石田 祝稔君
  吉井 英勝君     不破 哲三君
同日
 辞任         補欠選任
  井奥 貞雄君     内海 英男君
 亀井 善之君     小此木彦三郎君
  堀込 征雄君     串原 義直君
  渡辺 嘉藏君     武藤 山治君
  石田 祝稔君     冬柴 鐵三岩
  倉田 栄喜君     日笠 勝之君
同日
 理事加藤万吉君、佐藤敬治君、村山富市君及び
 神崎武法君四月二十六日委員辞任につき、その
 補欠として加藤万吉君、佐藤敬治君、村山富市
 君及び神崎武法君が理事に当選した。
    ─────────────
本日の会議に付した案件
 理事の補欠選任
 平成二年度一般会計予算
 平成二年度特別会計予算
 平成二年度政府関係機関予算
 主査からの報告聴取
     ────◇─────
この発言だけを見る →
越智通雄#1
○越智委員長 これより会議を開きます。
 この際、理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。
 委員の異動に伴い、現在理事が四名欠員となっております。この際、その補欠選任を行うのでありますが、先例により、委員長において指名することに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →
越智通雄#2
○越智委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 それでは、理事に
      加藤 万吉君    佐藤 敬治君
      村山 富市君    神崎 武法君
を指名いたします。
     ────◇─────
この発言だけを見る →
越智通雄#3
○越智委員長 平成二年度一般会計予算、平成二年度特別会計予算、平成二年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
 この際、各分科会主査より、それぞれの分科会における審査の報告を求めます。
 第一分科会主査池田行彦君。
この発言だけを見る →
池田行彦#4
○池田(行)委員 第一分科会における審査の経過を御報告いたします。
 本分科会の審査は、去る四月二十六日、二十七日の二日間にわたり行われました。
 質疑応答の詳細は会議録に譲ることとし、ここでは質疑事項のうち主なものを申し上げます。
 裁判所及び会計検査院関係では、司法、立法、行政三権の意見交換の必要性、陪審制度の導入、会計検査の指摘事項についての事後点検等について、
 国会関係では、国会の情報化促進、国会職員の労働条件の改善等について、
 防衛庁及び沖縄開発庁関係では、防衛庁本庁舎の移転問題、岩国米軍基地の沖合移設、厚木基地のNLPの硫黄島移転、飛行場周辺の騒音対策、那覇那潮基地へのP3C配備及び弾薬庫の増設、沖縄の米軍基地の返還と跡地利用等について、
 総務庁関係では、病院等交代制職場の労働時間短縮、同和問題の現状と対策、人種差別撤廃条約の批准促進、入国審査官増員の必要性、国家公務員の労働条件の改善等について、
 内閣及び総理府本府関係では、韓国内の在日韓国人政治犯釈放への取り組み、シベリア抑留者の補償問題等について、
 科学技術庁関係では、原子力発電所の事故防止、地球環境問題への取り組み、放射性廃棄物処理施設の建設問題、我が国の宇宙開発のあり方、原子力船「むつ」の出力上昇試験の安全性等について、
 警察庁関係では、警察官の待遇改善、道路交通法及び車庫法の改正、外国人被疑者の捜査手続における通訳の確保等について質疑がありました。
 以上、御報告申し上げます。
この発言だけを見る →
越智通雄#5
○越智委員長 第二分科会主査越智通雄君。
この発言だけを見る →
越智通雄#6
○越智(通)委員 第二分科会における審査の経過を御報告いたします。
 本分科会におきましても、四月二十六、二十七日の両日審査を行いました。
 質疑内容の詳細につきましては会議録に譲ることとし、ここでは質疑事項のうち主なものについて申し上げます。
 まず、外務省関係では、日ソ外交の基本姿勢、北方領土の返還問題、シベリア抑留者の補償問題、在日米軍の削減と在沖縄米軍基地の返還、在日韓国人及び朝鮮人問題、ガット・ウルグアイ・ラウンドにおける米の市場開放問題、海外留学生のホームステイにかかわるトラブルの防止策、人種差別撤廃条約の早期批准、輸入食品の安全性の確保等であります。
 次に、法務省関係では、戦後処理問題、在日韓国人及び朝鮮人の法的地位の問題、外国人の不法就労問題、出入国管理体制の強化、登記及び入国管理事務関係出先機関における職員の増員と事務機器の近代化等であり、
 大蔵省関係では、我が国の金融資本市場の現状とG7、中国への第三次円借款問題、公益法人課税のあり方、パート減税、所得税の控除方式の是正等の税制問題、税務行政のあり方、たばこ産業の振興、日本たばこ産業池田工場の廃止問題等でありました。
 以上、御報告申し上げます。
この発言だけを見る →
越智通雄#7
○越智委員長 第三分科会主査工藤巌君。
この発言だけを見る →
工藤巖#8
○工藤委員 第三分科会における審査の経過を御報告申し上げます。
 本分科会も四月二十六、二十七日の両日審査を行いました。
 質疑応答の詳細につきましては会議録に譲ることとし、質疑事項のうち主なものを申し上げます。
 まず、文部省関係では、学校事務職員の定数基準、第二国立国会図書館の建設構想、国際識字年の意義、スポーツ・健康行政の整備充実、日本語大辞典の編さん、国立大学職員の待遇と附属図書館の定員外職員の実情、児童生徒の登校拒否の原因と背景、養護教員の配置と養護学校の整備、遺跡等文化財の保存、冬季オリンピック長野開催の実現、国際化に対応する教育のあり方、高校生海外留学の実情、地方国立大学の拡充整備、大学院の質的高度化の必要性等であり、
 自治省関係では、最高裁判所裁判官国民審査制度の意義、選挙制度審議会答申に対する対応、宅地開発等指導要綱の適切な運用、原子力発電所周辺地域における住民参加の防災訓練、在来新幹線の新駅設置と地元負担、救急医療体制の整備充実、職務上請求取得した戸籍謄本の不正流用問題、不在者投票制度の見直し、留守家庭児童会の制度化等であります。
 以上、御報告申し上げます。
この発言だけを見る →
越智通雄#9
○越智委員長 第四分科会主査林義郎君。
この発言だけを見る →
林義郎#10
○林(義)委員 第四分科会における審査の経過を御報告いたします。
 本分科会におきましても、去る四月二十六日及び二十七日の両日審査を行いました。
 その質疑内容の詳細につきましては会議録に譲ることとし、ここでは質疑事項のうち主なものについて申し上げます。
 まず、労働省関係では、国鉄清算事業団職員の解雇と再就職問題及び仲裁裁定に対するJRと労働省の対応、人手不足に対応する総合的雇用対策、在日韓国人の就職問題、外国人労働者問題、障害者の雇用対策、労働時間の短縮、勤労青少年有給教育休暇制度の創設、パートタイム労働及び育児休業制度の法制化、勤労者の住宅問題などであります。
 次に、厚生省関係では、在宅要介護老人対策、マンパワーの確保と養成の推進等「高齢者保健福祉推進十か年戦略」の進め方、高齢者住宅及び施設の充実、有料老人ホームのあり方、救急医療体制の整備、医療法の改正問題、骨髄移植・骨髄バンク問題、国民健康保険料の格差の是正、廃棄物処理対策、食品添加物の安全性、輸入食品検査体制の拡充、心身障害児者及び精神薄弱児者の福祉対策、色覚異常者問題、喫煙の健康に対する影響、地域改善対策、沖縄の厚生年金格差の是正及び遺骨収集問題、中国残留日本人孤児問題などであります。
 以上、御報告申し上げます。
この発言だけを見る →
越智通雄#11
○越智委員長 第五分科会主査内海英男君。
この発言だけを見る →
内海英男#12
○内海委員 第五分科会における審査の経過を御報告いたします。
 本分料会におきましても、四月二十六、二十七日の両日審査を行いました。
 質疑内容の詳細につきましては会議録に譲ることとし、ここでは質疑事項のうち主なものについて申し上げます。
 まず、農林水産省関係では、同和対策審議会答申に沿った農村の近代化と農業政策のあり方、土地改良事業第三次長期計画の達成見通し及び転作地等受益者負担の軽減措置、ビニールハウスの固定資産税、中央競馬会のファンサービスの改善と岡山市の場外馬券売り場建設問題、東京湾の青潮対策及び環境保全対策、日ソサケ・マス漁業交渉の経過及び国際漁業再編対策による救済措置、自主流通に係る価格形成の場の設定、ウルグアイ・ラウンド交渉等、米の自由化問題と国内自給の考え方、輸入食品の安全性の確保、スーパー三〇一条に係る日米林産物交渉の決着内容と我が国への影響、IWC商業捕鯨モラトリアムの見通しと調査捕鯨についての見解、吉野川下流域の塩水化対策、ゴルフ場における農薬使用と環境保全対策、本年産米価についての考え方等であります。
 環境庁関係では、地球温暖化、オゾン層保護等の地球環境問題、空き缶等の処理対策、IPCSの有機水銀の新評価基準及び今後の水俣病対策、ゴルフ場の農薬散布と環境汚染、手賀沼、印堀沼及び琵琶湖の湖沼水質保全対策、JR在来線及び道路交通騒音の現状と対策、石垣島のアオサンゴ保護と空港建設計画、大気汚染防止対策、産業廃棄物の処理と水質保全対策等であります。
 以上、御報告申し上げます。
この発言だけを見る →
越智通雄#13
○越智委員長 第六分科会主査石井一君。
この発言だけを見る →
石井一#14
○石井(一)委員 第六分科会における審査の経過について御報告いたします。
 本分料会におきましても、四月二十六、二十七日の両日にわたり審査を行いました。
 質疑の詳細につきましては会議録に譲ることとし、ここでは主な質疑事項について申し上げます。
 まず、通商産業省関係では、我が国産業構造の現状と今後のあり方、中部地域における航空宇宙産業の振興対策、西暦二〇〇五年開催万博の愛知への招致促進、伝統的工芸品産業振興対策、古紙リサイクルの現状と見通し、貿易研修センターの移転問題、国内製靴産業の現状と対策、産炭地域振興臨時措置法の延長と産炭地域振興対策の推進、石炭鉱害復旧事業の進捗状況と残存鉱害量の調査、白島及び上五島における石油備蓄基地のあり方、青森県六ケ所村の核燃料サイクル施設に関する電源立地促進対策交付金の交付のあり方、原子力発電所における安全確保対策、商店街の活性化対策、中小企業への官公需受注確保対策、事業承継税制の実現など中小企業育成諸対策実施の重要性などであります。
 次に、経済企画庁関係では、総合調整官庁として果たすべき役割と機動的な経済運営のあり方、個人信用情報に対する公的規制の必要性、訪問販売法の運用の現状と指定商品方式の見直しなどであります。
 以上、御報告申し上げます。
この発言だけを見る →
越智通雄#15
○越智委員長 第七分科会主査代理伊吹文明君。
この発言だけを見る →
伊吹文明#16
○伊吹委員 第七分科会における審査の経過について御報告いたします。
 本分科会においても各分科会同様、四月二十六、二十七日の両日審査を行いました。
 審査の内容につきましては会議録に譲ることとし、ここでは質疑事項のうち主なものについて申し上げます。
 まず、運輸省関係では、整備新幹線の建設促進、大都市圏における鉄道の輸送力増強対策、常磐新線の早期着工への取り組み方、営団地下鉄の延伸計画の早期実現、身体障害者等に対する運賃割引制度の改善、タクシー運転手の労働条件の改善、地方バス路線維持のための財政補助、自動車検査登録事務所の新設基準、関西国際空港の全体構想、新東京国際空港第二期工事の進捗状況、東京国際空港沖合展開事業の進捗状況、中部新国際空港建設の必要性、地方空港の整備、造船業の経営安定化と新技術研究への取り組み、港湾区域内の無免許埋め立てについての対応、海難事故における油流出防止対策などであります。
 次に、郵政省関係では、切手発行政策、電波行政の基本的姿勢、災害情報伝達放送のあり方、NHKの受信料の値上げ、NTTの電話番号案内の有料化などであります。
 以上、御報告申し上げます。
この発言だけを見る →
越智通雄#17
○越智委員長 第八分科会主査粟屋敏信君。
この発言だけを見る →
粟屋敏信#18
○粟屋委員 第八分科会における審査の経過について御報告申し上げます。
 本分科会も各分科会同様、去る四月三十六、二十七日の両日審査を行いました。
 質疑の詳細は会議録に譲ることとし、ここでは質疑事項のうち主なものを申し上げます。
 まず、建設省関係では、高規格幹線道路網の整備、一般国道の拡幅及びバイパスの整備、主要地方道の国道昇格、連続立体交差事業の推進、高速道路料金の見直し、自動車道トンネルの排気ガス処理問題、JR御徒町駅付近の地下工事による道路陥没事故と請負工事のあり方、ビル等の建設残土処理問題、建設業における労働者不足への対策、公団住宅の建てかえ問題、電柱、電線の地中化事業の推進、豪雪地域における雪害対策、長良川河口ぜきの建設問題、中小河川の改修整備、地域改善対策特定事業の進捗状況などでありました。
 次に国土庁関係では、大都市圏における地価抑制策、水資源対策の推進、琵琶湖総合開発事業の進捗状況、大阪湾臨海再開発構想、大都市圏における防災対策などでありました。
 以上、御報告申し上げます。
この発言だけを見る →
越智通雄#19
○越智委員長 以上をもちまして分科会主査の報告は終了いたしました。
    ─────────────
この発言だけを見る →
越智通雄#20
○越智委員長 これより締めくくり総括質疑を行います。
 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。野田毅君。
この発言だけを見る →
野田毅#21
○野田(毅)委員 総理、連休の間、暑いところを南西アジア諸国御歴訪、お疲れさまでございました。何年ぶりかになるかと思います。中曽根総理以来の歴訪であったかなと思うのですが、大体この時期になぜ南西アジアの諸国をお選びになったのか、そしてそのねらいは何であったのか、まずそのあたりからひとつ国民に向かって、自分が何を意図してそっちの方に行ったのかということを御披露願いたいと思います。
この発言だけを見る →
海部俊樹#22
○海部内閣総理大臣 南西アジアの国々と日本はきょうまでも友好関係を維持していることは野田委員御承知のとおりと思いますが、冒頭にお話に出ましたように、インド、パキスタンには中曽根総理以後六年経過しておりますし、またスリランカは岸信介総理以来三十三年経過しておる。同時にまた、バングラデシュという国は今まで総理訪問したことがないということで、これらの国々からかねてから要請を受け続けておりました。同時に、私も就任以来アメリカと欧州の訪問はでき、それぞれの首脳と会談をしてまいりましたが、アジアの一員たる日本としてアジア諸国をいまだ一国も訪問していなかったということ等もございまして、この連休には南西アジア四カ国と東南アジアの議長国であるインドネシアと訪問をいたしました。行きに立ち寄りましたタイ国では、チャチャイ首相から要請を受けて朝食の懇談をさせていただきました。
 なぜ今の時期にと言われますのは、今申し上げたように比較的訪れるチャンスが少なかった地域だということと、同時にそれらの国々の首脳と話し合ってみまして思いますことは、世界の対立構造が大きく変化をしてきた。東西の対立というのが変化をしてまいりますと、例えば非同盟というのはどういう旗印でどういうことになるのか。世界情勢の変化というものが南西アジア地域にはやはり大きな影響を与えるようになっております。そういったときに、日本とそれらの国々とのきょうまでの友好関係の中で、さらにその関係を深めていきたい、経済の自立をしていくためにもあるいは文化面での交流のためにも、日本に果たしてもらいたい役割は大きいということを首脳はこもごもに言われました。
 私は、そういった意味で南西アジア地域に対して、一部では、ややもすると世界の大きな変化で欧州に西側の目はいってしまっておるのではないか、アジアのことは目が向かないんじゃないか、そういう懸念や御指摘も間々あったわけでありますが、私は、それはありません、アジアを日本も一員として従前同様に大切に考えて今後ともお役に立ちたいと思っておりますということをはっきり申し上げました。
この発言だけを見る →
野田毅#23
○野田(毅)委員 大変今の御説明よかったと思うのですね、この時期に。とかくすると、日米間は毎年のように貿易摩擦問題なり、ここ国会でも構造協議問題なり、非常に大きくクローズアップされる、あるいはヨーロッパにおいては、ソ連を初め東欧諸国の変動、そういった中からややもすれば欧米にマスコミも目が向きがちであった。しかし、そういう中でやはり日本の基本は、一つはもちろん西側の一員としての基盤があるけれども、もう一つはやはりアジアの一員であるということ、それを身をもってお示しになったということのあらわれであろう、こういうことで国民にもそのことは認識をされる大きな、大事なきっかけだったというふうに思います。
 それで、お帰りになって、それらの各国をお回りになった御感想、あるいはこの点でこういう成果があったぞ、せっかく行かれたのですからただ行ってきたのではないはずであります。海外諸国でいろいろな論評をやっておりますけれども、国会の場でその成果、感想をお述べになるのがきょうは初めての機会でありますから、ぜひひとつ感想をお述べいただきたいと思います。
この発言だけを見る →
海部俊樹#24
○海部内閣総理大臣 一言で申しますと、南西アジアの四カ国にはそれぞれ立場とかいろいろ要請されることのニュアンスの違いは、国が違いますから確かに違いはありましたが、全体としてやはり自分の国の力をつけていかなければならぬ、そして、そのために日本のきょうまでの経済援助それから技術協力、そういったものを一層期待するという気持ちが非常に強かったかと。首脳の皆さんと直接話し合って、日本がアジアの一員だという考え方に立って今後もいろいろなことをしていく。同時に、経済協力のみならず、文化面の協力も遺跡の問題等についても御協力をさせていただきたい。同時に、それらの国々と本当に相互理解を深めていくためには、あすを担う青少年の皆さんの交流も大切だというので、南西アジアの青年、今後五年間にとりあえず五百人招待しますから日本へ見に来てください、日本を十分理解するために来てください、こういう提言もいたしました。
 そのほか、技術者やあるいは研究者、学者の問題等も出ましたけれども、一様にそれらの事々についてはさらに両国の関係を深めながらアジアの安定とアジアの平和を確実なものにしていくためにはどうしたらいいか、それぞれ三国間の話もしましたし、同時に、御承知のように南西アジア地域はSAARCという連合体をつくってSAARCの内部でいろいろきょうまで努力が続いてきておりました。私は、SAARCが域外国との関係も望まれるなれば、日本としてもSAARCを通じての南西アジアへの御協力もいろいろ考えていきたいということを申しましたら、これは各国首脳とも賛意を表してもらえました。
 帰りに寄りましたインドネシアは東南アジアの議長国でありますから、南西アジアとはいささか趣が異なっておりましたが、今や離陸する経済的な体質改善、構造改善の最中でありまして、きょうまで頼っておった石油製品の輸出よりも非石油製品の方の比重が大きくなった。さらに日本が適切な協力、貢献を続けてくれれば、何かこの今の五カ年計画が終わったときには、できれば自力ですべてできる国になりたいという大きな目標を立てて大統領が話しておられたのが非常に印象的でございました。
 以上でございます。
この発言だけを見る →
野田毅#25
○野田(毅)委員 大変お疲れさまでございました。
 今経済的協力のみならず、文化的な協力の分野、恐らくそのうちに日本に対して何らかの政治的な分野についても協力を要請されるようなことが出てくるかもしれない、そういったことをも頭に置きつつ、ぜひひとつ海部外交を展開をしていただきたい、こう思うわけであります。
 同じアジアの問題でありますが、あと二週間ほどいたしますと、二十四日にはお隣韓国の盧泰愚大統領が来日をされるわけであります。この日韓両国の友好関係を進める上では非常に大事な好機だ、私はそう理解をいたしておりまして、ぜひこの訪日を成功させなければならない。今、両国政府においてそのための地ならしを一生懸命御努力をいただいておることだと思っております。この機会に、日韓両国関係について政府の基本的なスタンスといいますか、これを改めてお伺いをいたしておきたいと思います。
この発言だけを見る →
海部俊樹#26
○海部内閣総理大臣 韓国との問題は、アジアの中で、しかもお隣同士の国で、自由と民主主義をともに国の存立の基盤として、そして国民が努力をしながら経済的にも力をずっとつけてきた国として、私は友好関係というものをさらに強固なものにしていきたい、これが大きな基本認識でございます。
 そのためにはぜひ触れなければならぬのは、過去の歴史の経緯もございます。私は日本としては、それらの問題について謙虚な気持ちでそのことを率直に認めるとともに、我々が反省しなければならぬことは率直に反省をしながら、将来に向かって日韓両国が果たさなければならないいろいろなアジアの平和と安定のための役割もあるわけでありますから、過去の問題と、ここで一つの節目として将来に向かって前進できるようなそんな間柄をつくるために、今度の大統領の訪日の問題は我々として謙虚に受けとめて解決をして前進していくための一つの踏み台にしたい、こう考えております。
この発言だけを見る →
野田毅#27
○野田(毅)委員 事前のいろいろな地ならしの御努力の過程で、在日韓国人の特に三世あるいは協定二世の処遇問題などについていろいろ御努力をいただきました。報道によりますと、まだまだ残された課題は多いものの、当面大統領が訪日をされるための一応の合意といいますか、大体その辺には達したというような報道もございますが、御披露できる範囲の中でその合意の内容、八項目なりいろいろあったと思いますが、その点についてお示しいただきたいと思います。
この発言だけを見る →
中山太郎#28
○中山国務大臣 委員お尋ねの件につきましては、去る四月三十日ソウルにおきまして日韓外相会議を開きまして、次のようなことで一応の合意を見たわけでございます。
 いわゆる在日韓国人三世問題について、在日韓国人法的地位協定第二条に基づきこれまで日韓間の事務レベルで協議を実施してまいりました。
 その点につきまして、まず第一に、簡素化した手続で覊束的に永住を認める。
 第二に、退去強制事由は内乱、外患の罪、国交・外交上の利益にかかわる罪及びこれに準ずる重大な犯罪に限定する。
 三、再入国許可については出国期間を最大限五年とする。
 四、指紋押捺については、三世以下子孫の立場に配慮しこれを行わないこととする。このため指紋押捺にかわる適切な手段を早期に講ずる。
 五、外国人登録証の携帯制度については三世以下子孫の立場に配慮した適切な解決策を見出す。
 六、その他教育問題、地方自治体公務員及び教師の採用問題、地方自治体選挙権問題等については今後とも協議を続けていくこととする。
 今後さらに詰めるべき点や引き続き協議すべき事項がございますが、最終的に明年一月を目途として日韓両国政府が満足し得るような結論を得るように双方が努力をいたす、こういうことで合意を見たわけでございます。
この発言だけを見る →
野田毅#29
○野田(毅)委員 大変お疲れでございました。まだまだ残された課題、幾つかあるようであります。
 そこで、先般あるテレビを見ておりましたら、在日韓国人の三世の学生のことが出ておりました。本当に若い学生が、偏見や差別に悩み、苦しみながらも誇りを持って生きていきたい、日本名ではなくて自分の本名で生きていくんだ、その本名を日本の社会で自分で名のっていくということは実は大変な勇気が要った、だがそれをあえて乗り越えていくんだというようなことがありまして、思わず胸の熱くなったことがあります。
 この人たちは、自分たちが好きこのんで日本に来たわけじゃない、彼らに何の罪もない、しかし生活の基盤はまさに日本の中にある、税金も一人前に納めているわけでありますね。そんなことを思いますと、彼らが悩み苦しんでいる、そういうものを招いた基本的原因はむしろ我々日本人の過去及び現在の行動に起因しているんだということは、やはり改めて想起すべきことではないかなというふうに実は率直に思います。これは何も政府だけではなくて、我々日本国民全体がやはりこの点はもう一遍しっかりと肝に銘ずることではないかな、そのように実は感ずるわけです。
 さらにまた、この日本の社会が今いろいろ貿易摩擦だけではない、国際社会の中でどうも閉鎖的ではないかといういろいろな角度で見られております。そういう中で、もっともっと日本の社会自身がオープンマインドな社会にしていかなければいけない。そういう角度からも、私はこの問題は積極的に将来にわたって取り組んでもらいたい、このように思うのです。
 残された問題、これはいろいろ法務省だとかいろいろなこともあるのでしょうけれども、私はそういう基本的なスタンスというものについて、今後残された問題を解決していく対処方針といいますか、そういうことについてぜひひとつ引き続き、これは外務大臣、その辺の基本的スタンスといいますか、そのことについて伺いたいと思うのです。
この発言だけを見る →
← 戻る