農林水産委員会
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会
会議録情報#0
平成四年十二月八日(火曜日)
午前十時開会
―――――――――――――
委員氏名
委員長 吉川 芳男君
理 事 浦田 勝君
理 事 永田 良雄君
理 事 菅野 久光君
理 事 三上 隆雄君
理 事 林 紀子君
青木 幹雄君
大塚清次郎君
鎌田 要人君
北 修二君
佐藤 静雄君
高木 正明君
一井 淳治君
稲村 稔夫君
谷本 巍君
村沢 牧君
風間 昶君
矢原 秀男君
新間 正次君
星川 保松君
喜屋武眞榮君
―――――――――――――
委員の異動
十二月四日
辞任 補欠選任
谷本 巍君 松前 達郎君
星川 保松君 磯村 修君
十二月七日
辞任 補欠選任
松前 達郎君 谷本 巍君
磯村 修君 星川 保松君
―――――――――――――
出席者は左のとおり。
委員長 吉川 芳男君
理 事
浦田 勝君
永田 良雄君
菅野 久光君
三上 隆雄君
林 紀子君
委 員
大塚清次郎君
鎌田 要人君
北 修二君
佐藤 静雄君
一井 淳治君
稲村 稔夫君
谷本 巍君
村沢 牧君
風間 昶君
矢原 秀男君
喜屋武眞榮君
新間 正次君
国務大臣
農林水産大臣 田名部匡省君
政府委員
農林水産政務次 陣内 孝雄君
官
農林水産大臣官 上野 博史君
房長
農林水産省経済 眞鍋 武紀君
局長
農林水産省構造 入澤 肇君
改善局長
農林水産省農蚕 高橋 政行君
園芸局長
農林水産省畜産 赤保谷明正君
局長
農林水産省食品 須田 洵君
流通局長
食糧庁長官 鶴岡 俊彦君
林野庁長官 馬場久萬男君
水産庁長官 川合 淳二君
事務局側
常任委員会専門 片岡 光君
員
説明員
外務省経済局国 北島 信一君
際機関第一課長
厚生省健康政策 今田 寛睦君
局指導課長
厚生省生活衛生 織田 肇君
局食品保健課長
厚生省生活衛生 牧野 利孝君
局食品化学課長
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
○国政調査に関する件
○農林水産政策に関する調査
(当面の農林水産行政に関する件)
(派遣委員の報告)
○農業農村整備事業の推進に関する請願(第五三
号)
○我が国二百海里全面適用の早期実現を基本とす
る資源管理水域の創設に関する請願(第一二七
号)
○米の市場開放阻止及び水田農業政策に関する請
願(第二五二号外三件)
○鯨の合理的利用等に関する請願(第六二二号外
三件)
○米の輸入自由化反対に関する請願(第一一三三
号外一〇件)
○継続調査要求に関する件
―――――――――――――
この発言だけを見る →午前十時開会
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委員氏名
委員長 吉川 芳男君
理 事 浦田 勝君
理 事 永田 良雄君
理 事 菅野 久光君
理 事 三上 隆雄君
理 事 林 紀子君
青木 幹雄君
大塚清次郎君
鎌田 要人君
北 修二君
佐藤 静雄君
高木 正明君
一井 淳治君
稲村 稔夫君
谷本 巍君
村沢 牧君
風間 昶君
矢原 秀男君
新間 正次君
星川 保松君
喜屋武眞榮君
―――――――――――――
委員の異動
十二月四日
辞任 補欠選任
谷本 巍君 松前 達郎君
星川 保松君 磯村 修君
十二月七日
辞任 補欠選任
松前 達郎君 谷本 巍君
磯村 修君 星川 保松君
―――――――――――――
出席者は左のとおり。
委員長 吉川 芳男君
理 事
浦田 勝君
永田 良雄君
菅野 久光君
三上 隆雄君
林 紀子君
委 員
大塚清次郎君
鎌田 要人君
北 修二君
佐藤 静雄君
一井 淳治君
稲村 稔夫君
谷本 巍君
村沢 牧君
風間 昶君
矢原 秀男君
喜屋武眞榮君
新間 正次君
国務大臣
農林水産大臣 田名部匡省君
政府委員
農林水産政務次 陣内 孝雄君
官
農林水産大臣官 上野 博史君
房長
農林水産省経済 眞鍋 武紀君
局長
農林水産省構造 入澤 肇君
改善局長
農林水産省農蚕 高橋 政行君
園芸局長
農林水産省畜産 赤保谷明正君
局長
農林水産省食品 須田 洵君
流通局長
食糧庁長官 鶴岡 俊彦君
林野庁長官 馬場久萬男君
水産庁長官 川合 淳二君
事務局側
常任委員会専門 片岡 光君
員
説明員
外務省経済局国 北島 信一君
際機関第一課長
厚生省健康政策 今田 寛睦君
局指導課長
厚生省生活衛生 織田 肇君
局食品保健課長
厚生省生活衛生 牧野 利孝君
局食品化学課長
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
○国政調査に関する件
○農林水産政策に関する調査
(当面の農林水産行政に関する件)
(派遣委員の報告)
○農業農村整備事業の推進に関する請願(第五三
号)
○我が国二百海里全面適用の早期実現を基本とす
る資源管理水域の創設に関する請願(第一二七
号)
○米の市場開放阻止及び水田農業政策に関する請
願(第二五二号外三件)
○鯨の合理的利用等に関する請願(第六二二号外
三件)
○米の輸入自由化反対に関する請願(第一一三三
号外一〇件)
○継続調査要求に関する件
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吉
吉川芳男#1
○委員長(吉川芳男君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、農林水産政策に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、農林水産政策に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
吉
吉
菅
菅野久光#4
○菅野久光君 きょう、午後の飛行機で大臣が急速訪米、訪欧されるということがきのう私どもに伝えられて、急速、大臣の訪米、訪欧を前に、私ども委員会として、それぞれの会派から大臣に対する激励、頑張ってきてほしいという思いを込めて、短い時間ではありますけれども、大臣はきっちり十一時前には出発できると、そういうことを私ども委員会で確認いたしました。したがいまして、これからの質問は、私も簡潔にお尋ねいたしますが、大臣もひとつ簡潔に述べていただきたいというふうに思います。
大臣の訪米の問題については時期を見てということであったというふうに思いますが、急遽、事務当局にお聞きしますと、昨日の朝になってから決まったというようなことでございますが、この急速、訪米、訪欧することになったのはどういうような状況が生まれたからなのか、その点をお聞かせいただきたいと思います。
この発言だけを見る →大臣の訪米の問題については時期を見てということであったというふうに思いますが、急遽、事務当局にお聞きしますと、昨日の朝になってから決まったというようなことでございますが、この急速、訪米、訪欧することになったのはどういうような状況が生まれたからなのか、その点をお聞かせいただきたいと思います。
田
田名部匡省#5
○国務大臣(田名部匡省君) 今週後半からジュネーブにおきまして、各国の交渉官による交渉が再開されるであろうという見通しが大変強くなってまいりました。この際、交渉に臨む従来からの私どもの立場というものを、交渉官にだけにこれを任せておくわけにはまいらぬ、閣僚レベルでアメリカとECに伝える必要がある。それは、従来と変わったのは、米とECがいろんな話し合いをされて、どうも修正につながるのではないかというところが今までと違った面が出てきた。出てきたにもかかわらず、私どもこのままにしておるわけにいかず、いよいよ本格交渉が再開されるというのに、現地に行っている交渉官に一切黙ってやらせておくということもどうかという判断に立ちまして決定をしたわけであります。
従来からの基本方針というものがありますから、また国会決議もございまして、私どもこの日本の立場というものを十分説明しながら、困難な問題に真剣に取り組むよう、政治レベルで理解を求めたいということでございます。特に、急なことで国会の大変な御配慮をいただいたということに感謝しながら努力をしてまいりたい、こう考えております。
この発言だけを見る →従来からの基本方針というものがありますから、また国会決議もございまして、私どもこの日本の立場というものを十分説明しながら、困難な問題に真剣に取り組むよう、政治レベルで理解を求めたいということでございます。特に、急なことで国会の大変な御配慮をいただいたということに感謝しながら努力をしてまいりたい、こう考えております。
菅
菅野久光#6
○菅野久光君 とにかく、きょう昼過ぎから出かけられるわけですが、訪米、訪欧に当たっての基本方針、これは今までと変わらないとは思いますが、この場で再度基本方針といいますか、それをひとつお聞かせいただき、何をアメリカやECに行って主張なされるのかという点についてもお伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →田
田名部匡省#7
○国務大臣(田名部匡省君) 今申し上げたように、私どもは従来からの基本方針、特に私はかねがねこのことはもう十分委員会でも、あらゆる場を通じて包括関税化は受け入れがたいということを申し上げてまいりました。それは、輸出補助金に比してこの取り扱いというものは不公平だ、どう見ても承服しがたいということを申し上げてまいりました。そのことはもうはっきりしております。加えて、先ほど申し上げましたように、アメリカとECが本当にどこまでの話し合いをされたのかというのはいまだに公式の場で明確になっておりません。そのこともただし、それに応じて私どもの包括関税化、修正に値すると私は判断しているわけでありまして、その辺のことをきちっとさせてきたい、こう考えております。
いずれにしても、方針は全然変わっておりませんので、その態度を貫き通してまいりたい、こう考えております。
この発言だけを見る →いずれにしても、方針は全然変わっておりませんので、その態度を貫き通してまいりたい、こう考えております。
菅
菅野久光#8
○菅野久光君 今回の油糧種子のアメリカとECとの合意案、これについてはドンケル合意案の修正ではないか、私はそういうふうに思うんです。何か合意案、あのドンケルの中だというようなことをアメリカやECが主張しているようですが、その辺のところが私は非常に重要な問題ではないかというふうに思うんです。
今、例外なき関税化ということを何としても修正させなきゃいかぬというのが今度大臣が行かれる一番主要な課題だというふうに思うんですが、アメリカ、ECとの今回の油糧種子に伴う合意についてはドンケル案からはみ出しているというふうに農林水産省としては判断をされておるのかどうか、その点をお伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →今、例外なき関税化ということを何としても修正させなきゃいかぬというのが今度大臣が行かれる一番主要な課題だというふうに思うんですが、アメリカ、ECとの今回の油糧種子に伴う合意についてはドンケル案からはみ出しているというふうに農林水産省としては判断をされておるのかどうか、その点をお伺いしたいと思います。
田
田名部匡省#9
○国務大臣(田名部匡省君) 報道でも御案内のとおり、数量ベースの削減を六年間で品目別に一律二一%。これはダンケルの合意案では二四%だったんですね。そこが議論のあるところで、日本の場合は包括関税化というものは認められない。向こうは数字をいじっただけだ、だから中にあるんだと、こういう理屈を言っているんですが、しかし変更はあくまでも変更であって、あくまであの案というものは変える意思がない、こういうことで出されたものでありますから、そこの辺の理解の仕方というのは、米、EC、日本との違いというのはあると思うのでありますが、いずれにしても私どもはいろんなことの分析の中からこれは修正であるというふうに判断をいたしておりまして、その辺のところは相当議論をしなきゃいかぬ部分であろう、こう考えております。
この発言だけを見る →菅
菅野久光#10
○菅野久光君 今回、訪米、訪欧されるに当たって、本当に大臣は大変な任務をしょって行かれるわけですが、きのう外務委員会で我が党の谷本委員が外務大臣に質問をいたしましたが、交渉だから全く一トンも入れないということはやっぱり問題があるんじゃないかというような、何というんですかね、条件闘争というんですか、我が国の農業に余り大きな影響を与えない程度ならば受け入れてもいいのではないかというような答弁がされたという報道がされているわけです。
私どもも、いつもこれは閣内不統一ではないかというふうに言っているわけでありますが、いつも同じで、前の牛肉・オレンジのときもそうでした。何となく国民の間に受け入れやむを得ないのではないかというような空気をつくらせて、最後は受け入れてしまった。そのことが結果的に今酪農だとか肉牛の関係について大きな影響を与えているわけですけれども、これは酪農や肉牛の関係はもちろんあるわけですけれども、米の問題についてはそれ以上にこれはもう大変な問題になるわけですね。ですから、これは国内世論を誘導するとかなんとかということではない、私はそういう条件闘争的なものではないというふうに思うんです。そんな意味で、農林水産業の所管大臣である田名部大臣が、この問題に主体的に交渉に取り組んでいく。もちろん外務大臣あるいは通産大臣、関係していろいろあるわけでございますけれども、一枚岩が崩れるとこれは足元をすくわれかねない今重要な時期だというふうに思うものですから、毅然たる態度でぜひ臨んでいただきたいというふうに私は思うんですが、ここで再度大臣の決意をひとつお聞かせいただきたいと思います。
この発言だけを見る →私どもも、いつもこれは閣内不統一ではないかというふうに言っているわけでありますが、いつも同じで、前の牛肉・オレンジのときもそうでした。何となく国民の間に受け入れやむを得ないのではないかというような空気をつくらせて、最後は受け入れてしまった。そのことが結果的に今酪農だとか肉牛の関係について大きな影響を与えているわけですけれども、これは酪農や肉牛の関係はもちろんあるわけですけれども、米の問題についてはそれ以上にこれはもう大変な問題になるわけですね。ですから、これは国内世論を誘導するとかなんとかということではない、私はそういう条件闘争的なものではないというふうに思うんです。そんな意味で、農林水産業の所管大臣である田名部大臣が、この問題に主体的に交渉に取り組んでいく。もちろん外務大臣あるいは通産大臣、関係していろいろあるわけでございますけれども、一枚岩が崩れるとこれは足元をすくわれかねない今重要な時期だというふうに思うものですから、毅然たる態度でぜひ臨んでいただきたいというふうに私は思うんですが、ここで再度大臣の決意をひとつお聞かせいただきたいと思います。
田
田名部匡省#11
○国務大臣(田名部匡省君) おっしゃるような態度で全力を挙げて取り組んでいきたい、こう考えております。
一粒たりともというのは、私もどういう内容の発言をされたか直接聞いたわけではありませんが、一粒たりともというのは印象的に、もう五万トン入っているわけですから、適切な発言かどうか。言っている趣旨もわからぬし、内容もわかりませんが、いずれにしても私は先ほど申し上げたような態度で交渉をきちっとやっていきたい、こう考えております。
この発言だけを見る →一粒たりともというのは、私もどういう内容の発言をされたか直接聞いたわけではありませんが、一粒たりともというのは印象的に、もう五万トン入っているわけですから、適切な発言かどうか。言っている趣旨もわからぬし、内容もわかりませんが、いずれにしても私は先ほど申し上げたような態度で交渉をきちっとやっていきたい、こう考えております。
菅
菅野久光#12
○菅野久光君 訪米、訪欧が決まってから、けさの日本農業新聞を見ますと、総理と大臣が会談をされたということが報道されております。大臣の記者に対する発表だと思いますが、「国会決議がある限りこれに反した行動はとらない。従来の基本方針は変えず、一律関税化は受け入れられない」ということが出ておりますが、総理との訪米、訪欧に当たっての会談、これはこの報道のような中身であったのかどうか。このごろちょいちょい実際になかったことがあったかのような報道がされているというふうにも思うものですから、そこのところを大臣から総理との会談の様子についてこの機会にひとつお話しいただきたいと思います。
この発言だけを見る →田
田名部匡省#13
○国務大臣(田名部匡省君) 昨日、総理にお会いいたしまして、さっき申し上げたような、今週からジュネーブで交渉官による農業交渉が再開されるという見通しになりましたということを申し上げました。総理も大体いろいろ知っておられまして、これを支援する必要がある。そうでないと交渉官がなかなか相手にされないということになっては大変ですし、そういうことでの支援というのは私から各国の首脳に、閣僚同士でやっぱりきちっとしてやらないといかぬ。そのためには、日本の国会がどういう状況にあるかとかいろんなことがわからぬだろう。特に今予算委員会を通じて米の問題というものはどういう扱いになっているか、各党が質問されているかという状況等も伝えなきゃいかぬというお話を申し上げました。総理も全く認識が同じでありまして、やっぱり各国の閣僚との接触を図ることは必要だ。それで、国会の了解が得られるならばぜひ行くようにということでありましたので、それに基づいて各党、国会の各会派の了解をいただきまして、そして出発をする、こういう経過でありました。したがって、記者に私が申し上げたとおりの内容を私からもお伝え申し上げました。それで認識が一致した、こういうことであります。
この発言だけを見る →菅
菅野久光#14
○菅野久光君 私どもも国会開会中に大臣がいろいろ外交問題を含めて外国へ行かれるということは、あくまでもやはり日本の国益を守るということが大前提で、そうであるからこそ、私どもも、きょうは特に委員会で大臣にいろいろ質問したいこともあったわけですけれども、大事な時期なんで、ぜひ大臣に頑張ってきてほしいということで私どもも了解をしたわけでございます。それだけに、大臣が行かれての皆さん方の期待、これはただ単に農民だけではなくて、今もう米の問題はまさに全国民の課題だと言ってもいいほど非常に関心の高い問題でございますので、ぜひ大臣の訪米、訪欧が成功されるように私は心から期待をしておるわけでございます。
それにしても、このガットの問題については、例外なき関税化について反対しているのは日本だけではないわけですね。それは少数派ではあるかもしれないけれども、しかし非常に反対している国が幾つかあることだけは間違いがありませんが、それらの国々と十分に連携をとりながら、農業という問題は、本当に何というんでしょうかね、普通の貿易と何かなじまないというのはちょっと言葉が適切でないかもしれませんが、やはり自国の食料は自国でということが基本でございまして、自動車がなくても人間は生きていくことができますが、食べ物がなければ人間は生きていくことができない。
だからこそ、自国の食料の自給率というものを上げるためにそれぞれの国が努力をしているわけでございまして、それだけにこの米の自由化の問題については、これは日本の将来にとっても、民族の存亡にかかわる問題ではないかというぐらいに私は考えておりますし、私だけではなくて多くの人がそう考えているというふうに思います。
本当に忙しい日程の中で行かれるわけですけれども、どうか健康に気をつけられて、そして目的が達成されますように、私も心から期待をして大臣の交渉を見守っていきたい、このように考えております。
若干時間を余しましたが、大臣も何か十一時はちょっときついというようなお話もございましたので、私は最後に大臣にそのことを強く御要請申し上げて、私の質問を終わらせていただきます。
この発言だけを見る →それにしても、このガットの問題については、例外なき関税化について反対しているのは日本だけではないわけですね。それは少数派ではあるかもしれないけれども、しかし非常に反対している国が幾つかあることだけは間違いがありませんが、それらの国々と十分に連携をとりながら、農業という問題は、本当に何というんでしょうかね、普通の貿易と何かなじまないというのはちょっと言葉が適切でないかもしれませんが、やはり自国の食料は自国でということが基本でございまして、自動車がなくても人間は生きていくことができますが、食べ物がなければ人間は生きていくことができない。
だからこそ、自国の食料の自給率というものを上げるためにそれぞれの国が努力をしているわけでございまして、それだけにこの米の自由化の問題については、これは日本の将来にとっても、民族の存亡にかかわる問題ではないかというぐらいに私は考えておりますし、私だけではなくて多くの人がそう考えているというふうに思います。
本当に忙しい日程の中で行かれるわけですけれども、どうか健康に気をつけられて、そして目的が達成されますように、私も心から期待をして大臣の交渉を見守っていきたい、このように考えております。
若干時間を余しましたが、大臣も何か十一時はちょっときついというようなお話もございましたので、私は最後に大臣にそのことを強く御要請申し上げて、私の質問を終わらせていただきます。
浦
浦田勝#15
○浦田勝君 大臣の出発前に大変恐縮ではございますけれども、やはり一言だけ大臣に御意向を承っておかなければならないという思いから、きょう限られた時間の中でお尋ね申し上げたいと思うわけであります。
先ほど菅野理事からもお話がございましたが、恐らく本日の質問なさる方々はそれぞれ重複する点が多いと思います。しかし、それぞれの立場で大臣の意向というものを国民の皆さん方、あるいは生産農家の皆さん方にお知らせしなきゃならないということであえてお尋ねをいたす次第でございます。
大臣が八日、九日、アメリカのヒルズ代表、マディガン農務長官と緊急会談を行うことになったわけでございますが、国会開会中にわざわざアメリカ、欧州へ出向く目的は何なのか。また、一部マスコミは、先ほどもお話がありましたが、関税化を前提とした条件交渉のタイミングを図るのではないかと憶測記事が流れている昨今でございます。このような事実があるのかどうか、この点をお尋ね申し上げたいと思います。
この発言だけを見る →先ほど菅野理事からもお話がございましたが、恐らく本日の質問なさる方々はそれぞれ重複する点が多いと思います。しかし、それぞれの立場で大臣の意向というものを国民の皆さん方、あるいは生産農家の皆さん方にお知らせしなきゃならないということであえてお尋ねをいたす次第でございます。
大臣が八日、九日、アメリカのヒルズ代表、マディガン農務長官と緊急会談を行うことになったわけでございますが、国会開会中にわざわざアメリカ、欧州へ出向く目的は何なのか。また、一部マスコミは、先ほどもお話がありましたが、関税化を前提とした条件交渉のタイミングを図るのではないかと憶測記事が流れている昨今でございます。このような事実があるのかどうか、この点をお尋ね申し上げたいと思います。
田
田名部匡省#16
○国務大臣(田名部匡省君) ヒルズ、マクシャリーとの会談、全体は交渉相手がまだあるのかもしれませんが、主要閣僚との会談を予定しております。その目的はということではありますが、先ほど来お答え申し上げておりますように、従来は何か進むのかどうかというのが明確でない感じがあったんです。なかなか米・ECの交渉の内容も正確に出てこない。大体二、三日たつとその全貌というのは明らかになるものなんですが、今回に限ってそれが出てこない。一体何が話されたのかということが一つございました。
前から私は必要があればやっぱり行ってこなきゃいかぬということは申し上げておったんです。それは、修正につながるという問題等が起きてくれば行かなきゃならぬのかなと、こう思っておったんです。それが明確でなかったわけでありますが、ここへきて交渉が再開されるという現地からの報告があり、私どももこの際我が国の立場というものを閣僚レベルでアメリカやECにきちっと伝える。特に、変化はそこが変化になっているわけですから、それを手をこまねいておって、このままずるずるいったんでは大変なことになるという判断、そういうことがございまして、理解を求めるために行くことになったわけであります。
行くについては、もう従来から私どもの基本方針であります国会決議というのがあります。それから、国内の政治的に困難な問題というものもある。そういうことの理解を本当にしてもらわぬと困るわけでありまして、そのことをやってきたい、こう考えております。基本的な問題を理解して、その上で話し合いをしてもらわぬと交渉官も困るであろうということが一つございまして、今回の訪米、訪欧になったと、こういうことでございます。
一部、今関税化のことをお触れになりましたが、これは全く私どもは考えておりません。もちろん検討もいたしておりませんし、交渉事でありますから、いろんな案を見せながら、それで別な交渉というのは、これはもうさまにも何にもなるわけないんで、そういうことで検討をいたしておりません。
ただ、衆議院でも質問がありましたが、あるんじゃないか、検討しているんじゃないかという話は随分出ますが、ダンケル案についてこれでいくと一体どうなるんだぐらいのことはやっておっても、それ以外のことはございませんし、精いっぱい努力をしてきたいと考えております。
この発言だけを見る →前から私は必要があればやっぱり行ってこなきゃいかぬということは申し上げておったんです。それは、修正につながるという問題等が起きてくれば行かなきゃならぬのかなと、こう思っておったんです。それが明確でなかったわけでありますが、ここへきて交渉が再開されるという現地からの報告があり、私どももこの際我が国の立場というものを閣僚レベルでアメリカやECにきちっと伝える。特に、変化はそこが変化になっているわけですから、それを手をこまねいておって、このままずるずるいったんでは大変なことになるという判断、そういうことがございまして、理解を求めるために行くことになったわけであります。
行くについては、もう従来から私どもの基本方針であります国会決議というのがあります。それから、国内の政治的に困難な問題というものもある。そういうことの理解を本当にしてもらわぬと困るわけでありまして、そのことをやってきたい、こう考えております。基本的な問題を理解して、その上で話し合いをしてもらわぬと交渉官も困るであろうということが一つございまして、今回の訪米、訪欧になったと、こういうことでございます。
一部、今関税化のことをお触れになりましたが、これは全く私どもは考えておりません。もちろん検討もいたしておりませんし、交渉事でありますから、いろんな案を見せながら、それで別な交渉というのは、これはもうさまにも何にもなるわけないんで、そういうことで検討をいたしておりません。
ただ、衆議院でも質問がありましたが、あるんじゃないか、検討しているんじゃないかという話は随分出ますが、ダンケル案についてこれでいくと一体どうなるんだぐらいのことはやっておっても、それ以外のことはございませんし、精いっぱい努力をしてきたいと考えております。
浦
浦田勝#17
○浦田勝君 渡辺外務大臣の条件闘争論や在日アメリカ高官による関税水準の話など、具体的な話がマスコミに報じられておるが、農水省、政府はこのような関税化の受け入れについて内部で検討しておられるのかどうか、この点お尋ねをしたいと思います。
もし検討しているのであれば、なぜこのような話が同時期に一斉に出されるのか、御意見を承りたいと思います。
この発言だけを見る →もし検討しているのであれば、なぜこのような話が同時期に一斉に出されるのか、御意見を承りたいと思います。
田
田名部匡省#18
○国務大臣(田名部匡省君) どういうところからどういう話が出てくるのか、むしろ私どもは戸惑いを感じておるんです。なぜこんなことを言ったりですね。
私は、スポーツに例えてお答えするんで恐縮でありますけれども、野球をやるのにこれからスクイズをやる、やると教えてスクイズをやる監督というのはいないんですね。盗塁にしてもそのとおり。ですから、もう私どもの全く考えにないことがいろんなふうに取りざたされて、これから交渉に当たる者の身になってもらうと、そのことがどんなにつらい思いをするかということをなぜわかっていただけないのかなという気がしてならぬわけであります。
選挙でも、落選する、すると言って選挙に出る人はないんで、当選すると。落選したらどうするかと、そんなことを考えてやっている先生方は一人もおらぬのと同じでありまして、全力でやっぱり事に当たるというのが大事な姿勢だ、こう考えております。
この発言だけを見る →私は、スポーツに例えてお答えするんで恐縮でありますけれども、野球をやるのにこれからスクイズをやる、やると教えてスクイズをやる監督というのはいないんですね。盗塁にしてもそのとおり。ですから、もう私どもの全く考えにないことがいろんなふうに取りざたされて、これから交渉に当たる者の身になってもらうと、そのことがどんなにつらい思いをするかということをなぜわかっていただけないのかなという気がしてならぬわけであります。
選挙でも、落選する、すると言って選挙に出る人はないんで、当選すると。落選したらどうするかと、そんなことを考えてやっている先生方は一人もおらぬのと同じでありまして、全力でやっぱり事に当たるというのが大事な姿勢だ、こう考えております。
浦
浦田勝#19
○浦田勝君 もう時間がございません。
ただ、私は先ほど大臣の答弁を聞いておるときに亡くなった佐藤隆農水大臣のことを思い浮かべたわけであります。彼が帰りましてから、おれはピエロかということを私に言いました。いわゆる日米交渉のさなかにマスコミ等々を利用した、あるいは一部の方々のリークされたものによってどんなに交渉で苦しい思いをしたかということであります。前回の十二品目から牛肉・オレンジに至るまで、市場開放によって大変な生産農家が不信感を抱いておるわけであります。
しかし、今回は宮澤総理もきちんとしたことを言っておられますけれども、やはりこのようなことが一部マスコミで流れてくることは事実であります。したがいまして、前回と同じような形になるんじゃないか。どうか大臣におかれましても、堂々の論陣を張りながらこの大国エゴに対して闘ってきてもらいたいと、かようにお願い申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。
ありがとうございました。元気で行ってください。
この発言だけを見る →ただ、私は先ほど大臣の答弁を聞いておるときに亡くなった佐藤隆農水大臣のことを思い浮かべたわけであります。彼が帰りましてから、おれはピエロかということを私に言いました。いわゆる日米交渉のさなかにマスコミ等々を利用した、あるいは一部の方々のリークされたものによってどんなに交渉で苦しい思いをしたかということであります。前回の十二品目から牛肉・オレンジに至るまで、市場開放によって大変な生産農家が不信感を抱いておるわけであります。
しかし、今回は宮澤総理もきちんとしたことを言っておられますけれども、やはりこのようなことが一部マスコミで流れてくることは事実であります。したがいまして、前回と同じような形になるんじゃないか。どうか大臣におかれましても、堂々の論陣を張りながらこの大国エゴに対して闘ってきてもらいたいと、かようにお願い申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。
ありがとうございました。元気で行ってください。
風
風間昶#20
○風間昶君 風間でございます。
田名部農林大臣が急速、訪米、訪欧することを昨日私も伺いまして、今各委員の先生方から訪米の目的を教えていただきました。問題は、ヒルズさん、またマクシャリーさんとの対談というふうにお伺いしましたが、そのほかに一体どなたと交渉していくのかもあわせてお伺いしたいというふうに思います。
そして、これまでの主張の繰り返しで、例外なき関税化修正に理解が得られると当然考えていらっしゃるんでしょうが、その辺の具体的な進めのところをお聞かせいただけましたらありがたいと思います。
この発言だけを見る →田名部農林大臣が急速、訪米、訪欧することを昨日私も伺いまして、今各委員の先生方から訪米の目的を教えていただきました。問題は、ヒルズさん、またマクシャリーさんとの対談というふうにお伺いしましたが、そのほかに一体どなたと交渉していくのかもあわせてお伺いしたいというふうに思います。
そして、これまでの主張の繰り返しで、例外なき関税化修正に理解が得られると当然考えていらっしゃるんでしょうが、その辺の具体的な進めのところをお聞かせいただけましたらありがたいと思います。
田
田名部匡省#21
○国務大臣(田名部匡省君) 当面ヒルズ通商代表とマクシャリー委員とはアポイントがとれております。そのほかもあると思いますが、今、現地の方でどういう人に会ってもらうかということをやっておると思いますが、基本的に大事なところはこの辺。マディガン農務長官は今ローマかどこかヨーロッパにおって、なかなか会える時間をとれません、この人とは。そういうことでヒルズ通商代表になるわけでありますが、そのことは向こうへ入るまではちょっと定かではありません。
それから、私の従来からの考え方に理解が得られるか。よく、同じことを言いに行くのかということでございますが、同じことを言いに行くつもりもありまん、もうヒルズ通商代表とは今回が四回目でありますから。ただ、変わったのは、米とECとの間の交渉がダンケル案のとおりでないということ、このことが新しい交渉の部分であろうと、私はそう思います。
いずれにしても、理解が得られるかどうか、理解してくれるかどうかということでありますので、理解してもらうように精いっぱいの努力をいたしたい、こう思っております。
この発言だけを見る →それから、私の従来からの考え方に理解が得られるか。よく、同じことを言いに行くのかということでございますが、同じことを言いに行くつもりもありまん、もうヒルズ通商代表とは今回が四回目でありますから。ただ、変わったのは、米とECとの間の交渉がダンケル案のとおりでないということ、このことが新しい交渉の部分であろうと、私はそう思います。
いずれにしても、理解が得られるかどうか、理解してくれるかどうかということでありますので、理解してもらうように精いっぱいの努力をいたしたい、こう思っております。
風
風間昶#22
○風間昶君 大体理解させていただきました。
きょうの日本農業新聞の報道でも、ECのアンドリーゼン副委員長との会談も予定されているやに報道されております。その前に、ECのアンドリーゼン副委員長が新ラウンド促進について協議するため、十六日に来日するという報道もありまして、そのときの目的がウルグアイ・ラウンド決着のために日本政府の指導性を求めているというメッセージを伝えるためだというふうに報じられておりますが、その事実関係についてお聞きしたいというふうに思います。
もう一点、ECは既に米の関税化、例外扱いを認めないという姿勢であることを伝えられておりますけれども、これについてもどういう態度で折衝をされていかれるのか、再度大臣の御決意をお伺いしたいというふうに思います。
この発言だけを見る →きょうの日本農業新聞の報道でも、ECのアンドリーゼン副委員長との会談も予定されているやに報道されております。その前に、ECのアンドリーゼン副委員長が新ラウンド促進について協議するため、十六日に来日するという報道もありまして、そのときの目的がウルグアイ・ラウンド決着のために日本政府の指導性を求めているというメッセージを伝えるためだというふうに報じられておりますが、その事実関係についてお聞きしたいというふうに思います。
もう一点、ECは既に米の関税化、例外扱いを認めないという姿勢であることを伝えられておりますけれども、これについてもどういう態度で折衝をされていかれるのか、再度大臣の御決意をお伺いしたいというふうに思います。
田
田名部匡省#23
○国務大臣(田名部匡省君) アンドリーゼン副委員長とのことはまだわかりません。来日されることは承知いたしておりますけれども、このことで来るであろうと。一部には米ばかりではなくて全体の交渉が難航しているというか交渉に入れないでいるということもありまして、全体をどう成功させるかという話もされると思います。当然農業問題についてもそうだと思いますが、例外扱い、認識の違いで、中で話し合いをして数字を変えただけだから基本的には変えていないという認識に立つ側と、変えないというものを変えたんだからやっぱり修正だというのと、意見というのはかみ合わないものですからそういう話がいろいろと言われるだろう、こう思います。
しかし、いずれにしても日本の立場というのは前々から申し上げてまいりましたし、加えて新たなこういう動きがあったということでどういうふうに判断されるか、このことをきちっとしてやらぬと、どこの国からも全然交渉の窓口にならないということになると、さっき申し上げたように、現地の交渉官が何にもしないで黙っているしかない。こういうことではいかぬということで、私が今回出向く、こういうことでありますけれども、御了解いただきたいと思います。
この発言だけを見る →しかし、いずれにしても日本の立場というのは前々から申し上げてまいりましたし、加えて新たなこういう動きがあったということでどういうふうに判断されるか、このことをきちっとしてやらぬと、どこの国からも全然交渉の窓口にならないということになると、さっき申し上げたように、現地の交渉官が何にもしないで黙っているしかない。こういうことではいかぬということで、私が今回出向く、こういうことでありますけれども、御了解いただきたいと思います。
風
風間昶#24
○風間昶君 大体理解させていただきました。
大臣もスポーツをやられていらっしゃる方で、私もずっと野球をやっておりまして、個人的なことで申しわけございませんが、本当にディフェンスからフォワードへいく戦いをぜひお元気で行ってしていただきたいと思います。そして、今本当に、日本の国内のいわば農業だけじゃなくて、このことが大きな日本にとっての成果を得られるような御活躍をしていただきたいというふうに思います。ありがとうございました。
質問を終わります。
この発言だけを見る →大臣もスポーツをやられていらっしゃる方で、私もずっと野球をやっておりまして、個人的なことで申しわけございませんが、本当にディフェンスからフォワードへいく戦いをぜひお元気で行ってしていただきたいと思います。そして、今本当に、日本の国内のいわば農業だけじゃなくて、このことが大きな日本にとっての成果を得られるような御活躍をしていただきたいというふうに思います。ありがとうございました。
質問を終わります。
林
林紀子#25
○林紀子君 今回の大臣の訪米、訪欧というのは大変慌ただしく急に決定されたことですね。一たん大臣は訪米、訪欧するという意思表明をなさいましたけれども、その後すぐに打ち消して内閣改造前は無理だとおっしゃっておりましたね。それからまた、きょうは農水委員会があるということは大分前から日程が入っておりました。それにもかかわらず急遠出発をなさるということは、高度の政治的な判断なるものがあったのではないかというふうに思わないわけにはいかないわけですけれども、きのうの夕方宮澤総理とお話をなさったということですが、どういうことを総理からは言われたのか。
また、ドンケル事務局長は例外なき関税化を修正するにはアメリカやECの了解をとってくるべきだというふうに言っているわけですけれども、日本の主張に沿って了解を取りつけることができるのか、それともアメリカの圧力に屈するのか、どういうふうに訴えてくるのかということをまずお聞きしたいと思います。
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田
田名部匡省#26
○国務大臣(田名部匡省君) 日程的に見て、私ももうここまで来ると無理であろう、こう思っておりました。いずれは米・ECの交渉がはっきりしたらこれは行かなきゃいかぬ、こう思ってもおりました。しかし、ここのところへ来て、さっき申し上げたように、交渉が今週始まるというときに、何にもしないで黙っていて責任を果たせるものだろうかとこう思いまして、総理にいろいろな情報をこういうことがあるがというお話を申し上げました。やっぱり閣僚レベルで交渉官が交渉できるように支援してやる。そのためには、日本の国会の事情とかいろんなことはあるし、まあ大変な時期だけれども行ってくれと、こういうお話もございまして、急速決まったわけです。本当に国会も終盤で大事な時期でございましたが、しかし米問題も国にとっては大事な問題だという判断に立って行くことを決めた、こういうことであります。
また、米、ECの了解をとってこいと。まあどういうふうに言ったのかわかりませんが、そんな高飛車な話で交渉というものは得られるものではない。お互いの国内の事情というものをお互いが認め合ってテーブルに着くということが大事であって、私は基本的なことを話しできますが、その他の参るところは話し合いをしてもらう。世界がみんな集まってそれぞれの困難な問題があれば披瀝すればいい。そういうこともできないということになってはもう大変なことになる。こういう判断から実はいたしたわけであります。
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林
林紀子#27
○林紀子君 今まで政府は外圧を利用して日本の農業政策を決めるというやり方をとってきました。先ほどもお話がありましたけれども、牛肉・オレンジの日米交渉、これが一番いい例だと思うわけですね。このときには決着した六月までに当時の佐藤農水大臣は二回訪来しております。そのときにマスコミは、アメリカ側の方針は崩せないとアメリカ側のかたい姿勢を強調して自由化の政治決断をする、こういう運びになったわけですね。ですから、今回大臣が訪来、訪欧なさるということは、またこういうことを繰り返すのではないかという心配があるわけです。しかし、もう牛肉・オレンジの二の舞は御免だというのは農民の声であり、国民の声だ、このことを肝に銘じて出発をしていただきたいと思います。
この発言だけを見る →田
喜
喜屋武眞榮#29
○喜屋武眞榮君 私がお尋ねしたい点は細切れで三問ございますが、時間の関係もございますので、その三問をまとめて申し上げたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
一点は、ウルグアイ・ラウンド、すなわちガットの新多角的貿易交渉は年内決着に向けてジュネーブでの交渉はいよいよ最終局面を迎えておりますが、政府は米の関税化は認められないとする基本方針をなお堅持する考えであるのか伺いたいということが第一点。
次に、米を関税化の例外とするという政府の方針が実現されるという見通しはあるのかどうなのか。
三点は、まとめといたしまして、いずれにしても日本の農業及び食料政策を誤らないようしっかり対応してもらいたいと考えておりますが、大臣の御決意を一、二、三、まとめてお願いいたしたいと思います。
この発言だけを見る →一点は、ウルグアイ・ラウンド、すなわちガットの新多角的貿易交渉は年内決着に向けてジュネーブでの交渉はいよいよ最終局面を迎えておりますが、政府は米の関税化は認められないとする基本方針をなお堅持する考えであるのか伺いたいということが第一点。
次に、米を関税化の例外とするという政府の方針が実現されるという見通しはあるのかどうなのか。
三点は、まとめといたしまして、いずれにしても日本の農業及び食料政策を誤らないようしっかり対応してもらいたいと考えておりますが、大臣の御決意を一、二、三、まとめてお願いいたしたいと思います。