内閣委員会

2004-05-26 衆議院 全190発言

⚠️ 発言のコピー・転載時は出典元URL(kokkai.ndl.go.jpおよびkokkai-data.com)を必ず残してください。改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

会議録情報#0
平成十六年五月二十六日(水曜日)
    午後一時開議
 出席委員
   委員長 山本 公一君
   理事 今津  寛君 理事 大村 秀章君
   理事 河本 三郎君 理事 山本  拓君
   理事 宇佐美 登君 理事 鎌田さゆり君
   理事 中山 義活君 理事 大口 善徳君
      岩屋  毅君    江崎洋一郎君
      河井 克行君    西川 公也君
      西村 康稔君    葉梨 康弘君
      早川 忠孝君    平田 耕一君
      平沼 赳夫君    宮腰 光寛君
      村上誠一郎君    石毛えい子君
      泉  健太君    市村浩一郎君
      大畠 章宏君    島田  久君
      原口 一博君    山内おさむ君
      横路 孝弘君    太田 昭宏君
      吉井 英勝君
    …………………………………
   国務大臣
   (内閣官房長官)
   (男女共同参画担当)   細田 博之君
   国務大臣
   (国家公安委員会委員長) 小野 清子君
   内閣官房副長官      山崎 正昭君
   内閣府大臣政務官     西川 公也君
   内閣府大臣政務官     宮腰 光寛君
   政府参考人
   (内閣府大臣官房長)   江利川 毅君
   政府参考人
   (総務省自治行政局選挙部長)           高部 正男君
   政府参考人
   (外務省大臣官房審議官) 齋木 昭隆君
   政府参考人
   (国税庁課税部長)    西江  章君
   政府参考人
   (国土交通省大臣官房長) 安富 正文君
   参考人
   (日本道路公団理事)   奥山 裕司君
   内閣委員会専門員     小菅 修一君
    —————————————
委員の異動
五月二十五日
 辞任         補欠選任
  江崎洋一郎君     岸田 文雄君
同日
 辞任         補欠選任
  岸田 文雄君     江崎洋一郎君
    —————————————
五月二十四日
 道路交通法の一部を改正する法律案(内閣提出第六〇号)(参議院送付)
同月二十六日
 日本国憲法の改正反対に関する請願(照屋寛徳君紹介)(第二四五一号)
 憲法改悪反対に関する請願(志位和夫君紹介)(第二四九五号)
 同(赤嶺政賢君紹介)(第二五一五号)
 同(石井郁子君紹介)(第二五一六号)
 同(穀田恵二君紹介)(第二五一七号)
 同(佐々木憲昭君紹介)(第二五一八号)
 同(志位和夫君紹介)(第二五一九号)
 同(塩川鉄也君紹介)(第二五二〇号)
 同(高橋千鶴子君紹介)(第二五二一号)
 同(山口富男君紹介)(第二五二二号)
 同(吉井英勝君紹介)(第二五二三号)
は本委員会に付託された。
    —————————————
本日の会議に付した案件
 政府参考人出頭要求に関する件
 参考人出頭要求に関する件
 道路交通法の一部を改正する法律案(内閣提出第六〇号)(参議院送付)
 内閣の重要政策に関する件
 栄典及び公式制度に関する件
 男女共同参画社会の形成の促進に関する件
     ————◇—————
この発言だけを見る →
山本公一#1
○山本委員長 これより会議を開きます。
 内閣の重要政策に関する件、栄典及び公式制度に関する件及び男女共同参画社会の形成の促進に関する件について調査を進めます。
 この際、お諮りいたします。
 各件調査のため、本日、参考人として日本道路公団理事奥山裕司君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として内閣府大臣官房長江利川毅君、総務省自治行政局選挙部長高部正男君、外務省大臣官房審議官齋木昭隆君、国税庁課税部長西江章君及び国土交通省大臣官房長安富正文君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →
山本公一#2
○山本委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
    —————————————
この発言だけを見る →
山本公一#3
○山本委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。西村康稔君。
この発言だけを見る →
西
西村康稔#4
○西村(康)委員 自由民主党の西村康稔でございます。
 いいタイミングで質問の機会をいただきましたので、総理訪朝の成果、特に拉致問題につきまして、官房長官に御質問をさせていただければと思います。
 今回の総理訪朝の成果につきましては、各紙の世論調査でも、六割、七割の方々が成果を認めている。私も、大変意義ある成果だったと評価をするものであります。
 特に、総理が訪朝したからこそ、地村さん、蓮池さんの御家族五人の方が帰国できたものだと思いますし、また、安否不明の十名の方々の真相につきましても、交渉の話を聞きますと、当初、金正日委員長は解決済みということで言っておったところを、総理が何度も執拗に主張されたからこそ、もう一度白紙に戻して直ちに本格的な調査を再開するという約束を取りつけたものだと思いますので、大変評価をするところであります。
 実は、私の地元、有本恵子さんがおられまして、有本恵子さんのおばさんが私の事務所でボランティアで手伝いをしてくれておりまして、事前にいろいろお話もさせていただきましたけれども、大変期待感が高まっておりまして、八人の御家族の方が帰ってくるのは当たり前、それが前提になって、さらに十名の方についてもいろいろな情報が今回得られるんだ、そんな期待感を持っておられた。
 新聞報道もいろいろありました。これは、事前にいろいろな情報が漏れた結果、そういう期待感を高めてしまったんじゃないか、そういう反省をしなきゃいけないんだと思うんです。外交交渉における情報管理を適切に行っていくべきじゃないかと思いますけれども、この点につきまして、官房長官の御所見をお伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →
細田博之#5
○細田国務大臣 今回、小泉総理が一週間前に決断をされて、そして二十二日に訪朝されるということになったわけでございます。その前から、そしてその発表後の訪朝までの間も含めまして、西村議員が御質問のように、さまざまな憶測、情報などが流れたことは事実でございます。
 私どもも私どもなりに分析しておりますけれども、政府からこれはもしかするとだれかがしゃべったのではないかというようなものもなきにしもあらずではございますけれども、北朝鮮との関係においては非常にさまざまな関係者がいまして、いろいろな形で、こういうことがありそうですよ、こうなるかもしれませんよというような、私どもから見ると全く未確認の情報が乱れ飛ぶというようなことが現にございました。
 そういった点は私ども政府としては大いに反省をすると同時に、今、社会の複雑な様相もございますし、北朝鮮との関係は歴史も長く複雑でございますので、その点をしっかりと考えながら外交交渉に当たらなければならないなということは、私どもも感じておるところでございます。
    〔委員長退席、今津委員長代理着席〕
この発言だけを見る →
西
西村康稔#6
○西村(康)委員 ぜひ、外交交渉でありますので、適切な情報管理を的確に行っていただければというふうに思います。
 安否不明の十名の被害者の方々の真相究明なんですけれども、前回の総理訪朝以降、百五十項目にもわたる質問項目を向こうに投げかけているということであります。いろいろなところに住んでおりながら同じ病院から診断書が出ていたり、死んだとされる方々も非常に不審な原因であるというような事柄について質問をしている。これについて回答があったのかどうか、その間、事務的にはちゃんと交渉を続けてきたのかどうか、この点についてお伺いをしたいと思います。
この発言だけを見る →
細田博之#7
○細田国務大臣 一年八カ月の間ずっと、この問題、安否未確認の十人の方については交渉で問題提起をしておりますし、先ほど言われました百五十項目の質問もしておりますが、向こうの答えはずっと一貫しておりまして、それはもう一度回答した、解決済みの問題だ、これ以上のものはない、これでずっと来ておったわけですね。
 しかしながら、今回、小泉総理から金正日国防委員長に非常に強く何遍も働きかけ、これでは日本国民は納得しないんだということを言いましたところ、金正日国防委員長は、そこまで言うのであれば、これは全体を白紙に戻して、改めて直ちに本格的かつ徹底した調査を行うということを明言したわけでございます。
 これは、今までの長い間、決着済みで通報済みの問題だとずっと言っておりましたことを事実上撤回したということで、大きな前進があったと考えておりまして、この真相解明は一刻も早く行う必要がある。そして、当然ながらこれは、向こうに生存しているとかどこにいるとか、そういう情報でございますので、向こう側が積極的に協力しなきゃならない。したがって、金正日委員長の発言を受けて、これから急速に調査等が展開していくものと考えております。
この発言だけを見る →
西
西村康稔#8
○西村(康)委員 ぜひ、生きておられるという確信を持って、前提に立って調査を進めていただければと思います。
 もちろん、向こうに立証責任があるというか、向こうに責任がある問題です。向こうが協力しないと真相がわからないわけですけれども、いわば犯人側にすべてを任せてしまうと、これまた、我々が納得いくような、国民が納得できるような調査結果が得られるかどうかわからないわけであります。ぜひ国民みんなが納得できる調査になるように進めていただきたいと思いますけれども、この点、どんなふうに実際には進めていかれるおつもりか。
この発言だけを見る →
細田博之#9
○細田国務大臣 当然ながら当方からも、いかなる人がいつ行方不明になり、このような年齢あるいはその他の特徴を持った人であり、この人については過去においても強く要求しているけれども、この答えがこのように不十分であり、この点、金正日氏との会談を踏まえて改めてどうであるか、そういう具体性のある要求をしてまいりたいと思っております。
この発言だけを見る →
西
西村康稔#10
○西村(康)委員 ぜひ納得できる形での調査をお願いしたいと思います。
 それから、今回の訪朝の首脳会談で、食糧、医療の人道支援を行うということを約束されたようであります。確かに、人道支援ですから、これは拉致問題とは別次元の話というのもよく理解はできるんですけれども、国民感情として、なかなか納得できない部分もあるんじゃないかと思います。
 この十人の方々の調査進展、向こうの誠意が見られなければ、場合によっては食糧支援も見合わすということも含めて考えた方がいいんじゃないかと思うんですよ。これは国民感情としてそういう意識があると思うんですけれども、この点どんなふうにお考えか、御意見をお伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →
細田博之#11
○細田国務大臣 基本的には、国際機関を通じて行う人道支援であり、国際的なプログラム等も勘案しながらタイミングをはかってやる支援でございますけれども、やはり私どもとしては、さまざまな懸案が速やかに進展するということも非常に大事でございますから、そのことも十分見ながら他方で人道支援も進める、こういうことを考えていきたいと思っております。
この発言だけを見る →
西
西村康稔#12
○西村(康)委員 ぜひ国民が納得するような形で進めていただきたい。人道支援ですから国際機関のプログラムに従うというのはよくわかりますけれども、ぜひ御配慮をいただければと思います。
 実際に食糧支援を行う場合ですけれども、いろいろな報道を見ていますと、北朝鮮の場合、食糧を渡したはいいけれども、渡しているときはみんな喜んでいるけれども、しばらくして関係者が出ていくと、みんなそれを政府が取り上げてしまう、そんな報道もよくなされます。本当に苦しんでいる一般の市民の方々に届くように、しっかりとフォローアップをすることが大事じゃないかと思いますけれども、この点、どんなふうに進めようとしておられるか、お伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →
細田博之#13
○細田国務大臣 おっしゃるように、あの国は、実際の政府のメカニズムとか物の流通のメカニズムとか、我が方から見るとよくわからない不明な点もたくさんございます。
 したがいまして、我が国が直接物を運び、どこかへ陸揚げするというようなことをいたしましても、その点がどうも十分はっきりいたしませんので、既に、食糧支援等あるいは医薬品等の支援も、国際機関があるルールのもとに、国際的に見てもきちっとバランスがとれて、本当の意味での人道支援になって一般庶民に渡るような仕組みを一生懸命改善しながら対応しているわけでございますので、そういったルートを活用して行うことが最善であると思っております。
この発言だけを見る →
西
西村康稔#14
○西村(康)委員 ぜひ、これもまた国民感情が納得できる形で、せっかくやる以上は本当に困っている方々の手に届くように、口に入るようにお願いをしたいと思います。
 それから、今回の訪朝、首脳会談の中で、総理から、制裁措置を発動する考えがないことを明らかにしたようでありますけれども、これは日朝平壌宣言が遵守される限りという前提条件つきでありますので、今後も、日本国として、幾つかの、複数の交渉カード、外交カードを持って交渉に臨んでいただくことが大事だと思います。
 その中で、今審議されております特定船舶等入港禁止法案ですけれども、ぜひこの成立に向けて努力をしていただきたい。カードの一つとしてこれも使える。発動するかどうかはその次の問題でありますけれども、カードとして持つことが大事だと思いますので、この成立に向けて努力をすべきじゃないかと思いますけれども、この点についても御意見をお伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →
細田博之#15
○細田国務大臣 これは、国権の最高機関としての立法府、国会のことでございますので、国会で成立いたしますと、今度は行政の方で判断するということになるわけでございます。外国為替・貿易法におきましても、もう圧倒的な多数で衆参両院を通過した、そのことが非常に、対話と圧力などと言っておりますが、大きく向こうの方針を動かしていくような原動力になったことは事実でございます。
 ただいま船舶の関係の法案については与野党間でも協議をされていると伺っておりますので、私どもとしては、国会の御議論を見守らせていただいているような状況でございます。
この発言だけを見る →
西
西村康稔#16
○西村(康)委員 外交交渉でありますので、いろいろな駆け引きの中でいろいろなことが交渉されると思います。あめとむちとよく言われますけれども、人道支援も一方であり、また経済制裁、それからこの船舶法案の成立、この発動もまたこれあり、いろいろな複数の外交カードを持って交渉に臨んでいただければと思います。
 ぜひ、今回の訪朝が契機となりまして、安否不明の十名の方々の真相解明が進みまして、最終的に拉致問題が解決すること、そしてまた正常化交渉に向けて前進がなされますことを期待申し上げまして、私の質問を終わりたいと思います。
 ありがとうございました。
この発言だけを見る →
今津寛#17
○今津委員長代理 大口善徳君。
この発言だけを見る →
大口善徳#18
○大口委員 公明党の大口でございます。
 五月二十二日の小泉総理と金正日国防委員長との首脳会談の結果、日朝平壌宣言が日朝関係の基礎であることが再確認された。総理の大局的な見地に立った行動を評価します。
 総理のリスクを覚悟の決断によって、蓮池、地村両家の御家族五名の帰国が実現したことは大変喜ばしいことであり、長い間この日の来ることを待ち続けてこられた御家族の皆様に対し、心からお喜び申し上げたいと思います。曽我さん御一家については胸の痛む思いでありますが、第三国での再会について政府を挙げてバックアップを行い、早期に実現していくべきだと考えます。
 また、これまで北朝鮮側が解決済みとしていた十名の安否不明の方々について、白紙の状態から本格的な再調査を行うことになった。北朝鮮が拉致問題を小出しにして取引に利用しているようにも見えますが、真相解明に向けてこれからが正念場であり、政府と我々が一丸となって、四半世紀に及ぶ苦しみに必死で耐えて闘っておられる拉致被害者の御家族の方々、国民が納得できる結果を出さなければならない、こう思っておるわけでございます。
 そのほか、弾道ミサイルの発射実験のモラトリアム、一時停止が確認され、核、ミサイル問題では、金国防委員長から、朝鮮半島の非核化が最終目標、核の凍結は非核化の第一歩であり検証を伴うのは当然、六者会合を活用した平和的解決に向け努力する旨表明があった。六カ国協議における北朝鮮の出方をしっかりと見きわめなければなりませんが、一歩前進である、こう考えます。
 そこで、これから質問させていただきたいと思います。
 まず、曽我さん御一家の再会についてでございます。
 国交正常化交渉再開の前提条件である曽我さん御一家の再会について、政府は、ジェンキンス氏に対して、日本への入国について、日米地位協定や日米犯罪人引き渡し条約上の日本の法的義務の説明、米国の訴追免除の担保を示す必要があります。さらに、再会場所について、ジェンキンス氏と二人の娘さんの自由な意思決定に対する北朝鮮の影響力を排除しなければなりません。また、米国の犯罪人引き渡し条約締結の相手国、百九カ国一地域を避け、これは香港を含みます、曽我ひとみさんの意向も尊重しなければなりません。
 これらの点を十分考慮して、できるだけ早い再会の時期、場所、相当長い滞在期間、具体的な財政支援等を検討すべきであると思いますが、政府はどのように考えておられましょうか、御答弁を願います。
この発言だけを見る →
細田博之#19
○細田国務大臣 小泉総理訪朝の際に金正日委員長からもそういう指摘があって、ジェンキンス氏はみずからどうしても日本に出られる意思がないようだ、このことは直接お会いして確認もしてほしい、お嬢さんも近くに来ておられるからお会いしてほしいということでございました。そうして、一時間にわたりましていろいろお話を申し上げましたが、ジェンキンス氏は、過去のことについて、アメリカから常にかなり情報も得ておられるような感じでございまして、アメリカはそれほど甘くはない、だから本当に自分の身が安全であるかどうかについては非常に不安を持っておるということを言われて、日本にこのまま移るということについてはどうしても了承しなかったわけでございます。
 そこで、どうなんだろうか、例えば北京という話はしたのでございますけれども、総理から、そういうところで家族水入らずで四人でお話しになってはどうかということを言いましたら、ジェンキンスさんはむしろ、それは自分も考えた案なんだ、それを提案したぐらいの案であって、強く望むというお話がございました。私は、日本側におって、そういうことでいいかということで曽我ひとみさんに直接お話ししましたら、どこかの、第三の地でお会いして、いろんな話をしたいということを言われましたので、じゃ、そういうことでということでございます。
 ただ、場所の選定につきましては、大口議員が今言われますようにさまざまな条件がございますので、要は、四人の御家族が水入らずで、いろんなことに煩わされたりおかしなことにならないようにしながら、意見を交換して、将来の御家族のありようを決めていただくということが一番大事だと思っておりますので、私ども、今緊急に、曽我ひとみさん御自身、そしてジェンキンスさん、お嬢さん、そして間に立つ日本政府、北朝鮮の政府との間で協議を開始しておりまして、最もいい場所の選定をいたしたいと思っておるところでございます。
 まだ方向は決まっておりませんが、考え方は大口議員がおっしゃったとおりでございます。(大口委員「財政支援は」と呼ぶ)財政というのはどちらの……(大口委員「経済的な支援です」と呼ぶ)その人たちに対するですね。
 当然ながら、支援室でいろいろ支援、これまでもやってきておりますし、そのための支援体制は万全を期してまいりたいと思っております。
この発言だけを見る →
大口善徳#20
○大口委員 次に、十人の安否不明の方々について、白紙に戻す、本格的な再調査をする、こう北朝鮮側は約束したわけでございます。北朝鮮側の単なる時間的な引き延ばしにすぎないという批判もあるわけでございますが、この再調査について、具体的で実効ある調査体制を早急につくるべきだと考えます。
 そこでまず、この白紙の意味について、五月二十三日、山崎官房副長官はテレビ番組で、金委員長が従来の調査結果の内容の誤りを認めたと受けとめても構わないと言明した。これは政府の公式見解でありましょうか。
 さらに、政府は、十人の安否不明の方々、新たな拉致被害者と認定された方々の真相究明について、我が国が参加する調査体制をどのように構築するのか、日本独自の情報収集はどのように行っていくのか。
 北朝鮮からの十人の安否不明の方々の調査結果が証拠に基づく客観的、合理的なものでない場合、日朝国交正常化交渉を再開すべきでないと私は考えるわけですが、正常化交渉の再開の前提条件として、このような証拠に基づく客観的、合理的な調査結果というものが前提条件であるかないかについて、昨日の総理の本会議における答弁と官房長官のお話とがまた食い違いもあるように考えます。その点について、整理して御答弁願いたいと思います。
この発言だけを見る →
細田博之#21
○細田国務大臣 まず、白紙の意味でございますけれども、これまで北朝鮮は、もう本件は解決済みである、すべて回答したと主張して、一切のそれと異なることを認めなかったということは御存じのとおりでございますので、白紙に戻って本格的に、早期にかつ徹底した調査を行うと言明したことは、従来の姿勢を改めたものと私どもは解釈しております。
 次の、調査期限の問題とか調査への参加とかという調査のあり方の問題でありますが、基本的には向こうの、北朝鮮側においてその人たちがどういうふうに生活しておったか、今しておるかということは、彼らは当然情報として持っているはずですね。これは間違った結果にしても、その八人はかくかくしかじかであったとわざわざ言ったわけですから。ということは、その人を一応確認して、その上で、結論がどうかはわかりませんが、情報を提供したということは、今ここにおられればすぐにわかるわけですから、速やかにそういうことを、調査を、結果をこちらに通報すべきでありますし、二名の方は、いや全く確認できないと言っていますけれども、状況から見て当然知っておるはずでございますので、この点は速やかに接触を行って話し合う必要があり、先ほどもちょっと御答弁いたしたんですが、こちらからの問題意識も提示していかなきゃならないと思っております。
 情報収集は、こちら側でもいろいろな形でございます。また、こちらで、このたび帰国された皆さんもいろいろ情報も自分なりに持っておられるというようなことも言っておられますが、十分このあたりも伺いながら、こちらとしての情報を煮詰めていきたいと思っております。
 そういった交渉は、当然早期に始まるものと思っております。総理の言い方は、当然始まると約束しているんだから、正常化交渉というのも直ちにすべてが進むというわけじゃないから、まずいろんな問題から、それではやりましょう、この問題はどうしましょうかというような話し合いですから、それは始めてもいいんじゃないかという意味で言われたと思っておりますが、やはり今回、十人の御家族の方々の非常な強い御心配がありますから、この問題を精力的に取り組んでまいることも私は本当に大切なことであると思っております。
この発言だけを見る →
大口善徳#22
○大口委員 次に、総理は、日朝平壌宣言を遵守する限り制裁措置を発動しないと表明しました。北朝鮮は現在、日朝平壌宣言の第三項、第四項を遵守していると言えるのでしょうか。
この発言だけを見る →
細田博之#23
○細田国務大臣 さまざまな経緯がありまして、最初に、一年八カ月前に総理が行かれて、その後、核、ミサイル政策などについても非常にその主張を変えてみたり、それから、拉致の問題についても、一たん帰国したものを帰さなきゃだめだとか、十人のものは解決済みだとか、いろんなことを言いましたね。いろんなことを言っている間に、主張には揺れがあって、このたびようやくもとの線に戻りながら前向きに取り組もうとしておりますので、私はこの平壌宣言の条項に戻りつつあるのかなというふうには考えております。
この発言だけを見る →
大口善徳#24
○大口委員 戻りつつあるということは、今は違反している状態だというふうに思うわけでございます。
 いずれにしましても、今回、与野党で今、特定船舶入港禁止法の調整をしているわけでございますけれども、やはり、この法律の制定に向けて私どもも全力を挙げてまいりたい、こういうふうに考えております。
 それでまた、ずさんな調査の結果ですとか、あるいは核、ミサイルについて六カ国協議で不誠実な対応があれば、これは日朝平壌宣言の履行の誠実な態度が見られない、こういうふうに私どもは判断したい、こういうふうに考えております。
 そしてまた次に、拉致、核、ミサイル問題の包括的解決なしに日朝国交正常化はあり得ない、こういうように考えておるわけでございますけれども、これについての政府の御認識と、今後の日朝国交正常化へのロードマップをお伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →
細田博之#25
○細田国務大臣 政府といたしましては、日朝平壌宣言に沿いまして、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決して、その上で、北東アジアの平和と安定に資する形で日朝国交正常化を実現するとの一貫した基本方針を堅持しておりまして、これに基づいて、引き続き対北朝鮮外交を進めていく考え方であります。
 国交正常化交渉の再開に関しましては、政府として、かねてから、拉致被害者五名の御家族の速やかな帰国を実現し、その上で、再開された正常化交渉の中で安否不明者の真相究明も行っていく方針をとってまいりました。今回、日朝首脳会談によりまして、八名の御家族のうち五名の帰国が実現しました。残る三名の御家族については、御本人の意向もあり帰国は実現しなかったけれども、これについては、今後第三国における再会を実現すべく調整していくことで双方が一致いたしました。したがいまして、政府としては、今回の首脳会談を踏まえて、しかるべき時期に日朝国交正常化交渉の再開に向けて調整を行っていく考えであります。
 今次総理訪朝に際しましては、北朝鮮が安否不明者の真相究明についても再度着手する旨約束しており、政府としては、その進展も見つつ、必要に応じて国交正常化交渉の中でも真相究明を強く求めていく考えであります。
 いずれにしても、政府としては、国交正常化が実現されるに当たりましては、この真相究明や核、ミサイル問題の解決が行われることが必要であると考えております。
この発言だけを見る →
大口善徳#26
○大口委員 小泉総理の再訪朝について、政治家の中には評論家的な批判をする方もいらっしゃいますが、非常に違和感を感じます。国交正常化及び国交正常化後の本格的な経済協力が日本にとって北朝鮮に対する最強のカードであり、これを最大限活用して、包括的解決の実現に向け、政府、私ども、一丸となって全力を尽くしてまいる、そういう決意と考えを示しまして、質問を終わらせていただきます。
 ありがとうございました。
この発言だけを見る →
今津寛#27
○今津委員長代理 吉井英勝君。
この発言だけを見る →
吉井英勝#28
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。
 きょうは、官房長官の政治資金にかかわる問題について質問をいたします。
 昨日も参議院で質疑がありましたが、細田官房長官の答弁では、日本道路興運とのつき合いは細田吉蔵氏のときからのことだということも既にお話ありました。
 きょう最初に伺いたいのは、日本道路興運の関係からあなた御自身が政治資金をもらわれるようになったのはいつからのことか、これを最初に伺いたいと思います。
この発言だけを見る →
細田博之#29
○細田国務大臣 ただいま手元にあります記録では、道路興運という会社そのものから政治資金を受けておるということは記録がございません。ただ、二〇〇〇年、二〇〇二年に、その会社の役員から個人献金という形で受けたことはございます。
この発言だけを見る →
← 戻る