外交防衛委員会
⚠️ 発言のコピー・転載時は出典元URL(kokkai.ndl.go.jpおよびkokkai-data.com)を必ず残してください。改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。
会
会議録情報#0
平成十七年四月二十六日(火曜日)
午前十時開会
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 林 芳正君
理 事
浅野 勝人君
三浦 一水君
山本 一太君
齋藤 勁君
榛葉賀津也君
委 員
岡田 直樹君
柏村 武昭君
桜井 新君
谷川 秀善君
山谷えり子君
犬塚 直史君
喜納 昌吉君
佐藤 道夫君
田村 秀昭君
白 眞勲君
荒木 清寛君
澤 雄二君
緒方 靖夫君
大田 昌秀君
国務大臣
外務大臣 町村 信孝君
副大臣
外務副大臣 谷川 秀善君
大臣政務官
防衛庁長官政務
官 柏村 武昭君
事務局側
常任委員会専門
員 泊 秀行君
政府参考人
防衛施設庁業務
部長 土屋 龍司君
法務大臣官房審
議官 深山 卓也君
外務大臣官房審
議官 鶴岡 公二君
外務大臣官房審
議官 中富 道隆君
外務大臣官房審
議官 長嶺 安政君
外務大臣官房広
報文化交流部長 近藤 誠一君
外務省アジア大
洋州局長 佐々江賢一郎君
外務省北米局長 河相 周夫君
外務省欧州局長 小松 一郎君
外務省経済協力
局長 佐藤 重和君
外務省領事局長 鹿取 克章君
厚生労働省年金
局長 渡辺 芳樹君
─────────────
本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○外交、防衛等に関する調査
(日中関係に関する件)
○社会保障に関する日本国とベルギー王国との間
の協定の締結について承認を求めるの件(内閣
提出)
○社会保障に関する日本国政府とフランス共和国
政府との間の協定の締結について承認を求める
の件(内閣提出)
─────────────
この発言だけを見る →午前十時開会
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 林 芳正君
理 事
浅野 勝人君
三浦 一水君
山本 一太君
齋藤 勁君
榛葉賀津也君
委 員
岡田 直樹君
柏村 武昭君
桜井 新君
谷川 秀善君
山谷えり子君
犬塚 直史君
喜納 昌吉君
佐藤 道夫君
田村 秀昭君
白 眞勲君
荒木 清寛君
澤 雄二君
緒方 靖夫君
大田 昌秀君
国務大臣
外務大臣 町村 信孝君
副大臣
外務副大臣 谷川 秀善君
大臣政務官
防衛庁長官政務
官 柏村 武昭君
事務局側
常任委員会専門
員 泊 秀行君
政府参考人
防衛施設庁業務
部長 土屋 龍司君
法務大臣官房審
議官 深山 卓也君
外務大臣官房審
議官 鶴岡 公二君
外務大臣官房審
議官 中富 道隆君
外務大臣官房審
議官 長嶺 安政君
外務大臣官房広
報文化交流部長 近藤 誠一君
外務省アジア大
洋州局長 佐々江賢一郎君
外務省北米局長 河相 周夫君
外務省欧州局長 小松 一郎君
外務省経済協力
局長 佐藤 重和君
外務省領事局長 鹿取 克章君
厚生労働省年金
局長 渡辺 芳樹君
─────────────
本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○外交、防衛等に関する調査
(日中関係に関する件)
○社会保障に関する日本国とベルギー王国との間
の協定の締結について承認を求めるの件(内閣
提出)
○社会保障に関する日本国政府とフランス共和国
政府との間の協定の締結について承認を求める
の件(内閣提出)
─────────────
林
林芳正#1
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査及び現在、本委員会に付託されている条約の審査のため、本日の委員会に防衛施設庁業務部長土屋龍司君、法務大臣官房審議官深山卓也君、外務大臣官房審議官鶴岡公二君、外務大臣官房審議官中富道隆君、外務大臣官房審議官長嶺安政君、外務大臣官房広報文化交流部長近藤誠一君、外務省アジア大洋州局長佐々江賢一郎君、外務省北米局長河相周夫君、外務省欧州局長小松一郎君、外務省経済協力局長佐藤重和君、外務省領事局長鹿取克章君及び厚生労働省年金局長渡辺芳樹君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査及び現在、本委員会に付託されている条約の審査のため、本日の委員会に防衛施設庁業務部長土屋龍司君、法務大臣官房審議官深山卓也君、外務大臣官房審議官鶴岡公二君、外務大臣官房審議官中富道隆君、外務大臣官房審議官長嶺安政君、外務大臣官房広報文化交流部長近藤誠一君、外務省アジア大洋州局長佐々江賢一郎君、外務省北米局長河相周夫君、外務省欧州局長小松一郎君、外務省経済協力局長佐藤重和君、外務省領事局長鹿取克章君及び厚生労働省年金局長渡辺芳樹君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
林
林
町
町村信孝#4
○国務大臣(町村信孝君) それでは、最近の中国問題に関する御報告を申し上げます。
中国では、各地におけるデモに伴い、四月二日以来、三週連続して日系企業や日本の公館等に対して暴力的な行為が行われるという遺憾な状況が生じました。こうした中、私は、十七日及び十八日に中国を訪問し、李肇星外交部長との間で日中外相会談を行ったほか、唐家セン国務委員と会談を行い、中国側に改めて陳謝、損害の賠償、加害者の処罰及び再発防止を申し入れました。先方からは、法律に基づき処理し、再発防止に努める旨の発言はあったものの、我が方として満足できるものではなく、引き続き、中国側と協議していく考えです。
同時に、日中関係の改善に向けた強い意思をお互いに確認し合い、日中関係を包括的に前進させるための日中共同作業計画の策定作業を進めることに合意しました。双方は、あらゆるレベルの交流を促進し、地域・国際社会における協力を通じて共通利益を拡大するとともに、東シナ海の資源開発問題等の懸案事項についても、協議を通じて解決していくとの認識で一致しています。また、相互理解の増進のために、日中歴史共同研究の可能性を検討していくことで合意しました。
この会談を踏まえ、二十三日に、ジャカルタで小泉総理は胡錦濤中国国家主席との間で日中首脳会談を行いました。同会談においては、日中両国の友好的な発展と協力関係の強化が、二国間のみならず、地域・国際社会全体にとっても極めて重要であるとの認識を改めて共有し、未来志向で幅広い分野における協力関係を推進していくことで一致したところです。
こうした日中双方の共通認識に基づき、日中両国で意見の異なる懸案や最近の中国国内のデモ活動によって生じた憂慮すべき事態を適切に処理し、引き続き、良好な日中関係を一層発展させることが重要です。
日中関係の重要性は今後もますます増していくものと考えています。政府としては、日中関係全体の発展に支障が生じないよう個別の懸案に適切に対処するとともに、日中共同作業計画の策定に向けて、引き続き対話を深め、地域・国際社会に寄与する未来志向の協力を強化していく考えであります。
この発言だけを見る →中国では、各地におけるデモに伴い、四月二日以来、三週連続して日系企業や日本の公館等に対して暴力的な行為が行われるという遺憾な状況が生じました。こうした中、私は、十七日及び十八日に中国を訪問し、李肇星外交部長との間で日中外相会談を行ったほか、唐家セン国務委員と会談を行い、中国側に改めて陳謝、損害の賠償、加害者の処罰及び再発防止を申し入れました。先方からは、法律に基づき処理し、再発防止に努める旨の発言はあったものの、我が方として満足できるものではなく、引き続き、中国側と協議していく考えです。
同時に、日中関係の改善に向けた強い意思をお互いに確認し合い、日中関係を包括的に前進させるための日中共同作業計画の策定作業を進めることに合意しました。双方は、あらゆるレベルの交流を促進し、地域・国際社会における協力を通じて共通利益を拡大するとともに、東シナ海の資源開発問題等の懸案事項についても、協議を通じて解決していくとの認識で一致しています。また、相互理解の増進のために、日中歴史共同研究の可能性を検討していくことで合意しました。
この会談を踏まえ、二十三日に、ジャカルタで小泉総理は胡錦濤中国国家主席との間で日中首脳会談を行いました。同会談においては、日中両国の友好的な発展と協力関係の強化が、二国間のみならず、地域・国際社会全体にとっても極めて重要であるとの認識を改めて共有し、未来志向で幅広い分野における協力関係を推進していくことで一致したところです。
こうした日中双方の共通認識に基づき、日中両国で意見の異なる懸案や最近の中国国内のデモ活動によって生じた憂慮すべき事態を適切に処理し、引き続き、良好な日中関係を一層発展させることが重要です。
日中関係の重要性は今後もますます増していくものと考えています。政府としては、日中関係全体の発展に支障が生じないよう個別の懸案に適切に対処するとともに、日中共同作業計画の策定に向けて、引き続き対話を深め、地域・国際社会に寄与する未来志向の協力を強化していく考えであります。
林
三
三浦一水#6
○三浦一水君 自由民主党の三浦でございます。
冒頭に、昨日、大変残念な事故が起きましたが、JRの福知山線脱線転覆事故が起きてしまいました。亡くなられた方々が既にもう七十人を超え、そして負傷された方々も四百人を超えていると報道で聞いております。
心からお悔やみを申し上げたいと思いますし、またお見舞いを申し上げたいと思います。また、車内に残された方々がまだ多数あるということでございます。一刻も早い無事救出を祈りたいと思いますし、また政府にはそのための、この危機克服のための最善の努力をお願いを申し上げておきたいというふうに思います。
質問に入らしていただきますが、ただいま外務大臣の御報告を聞きました。大臣そして総理共々に、大変忙しい日程をこなし、また重要な会談をし、一定の成果を上げられましたことに心から敬意を表したいというふうに思います。
冒頭に、首脳会談の方からお聞きをしたいと思うんですが、今、日中両国の相互理解のみならず、地域に対する責任ということを共通認識として持てたというような成果をお話がありましたが、この成果ということを改めて大臣のお口から聞かしていただきたいというふうに思います。
この発言だけを見る →冒頭に、昨日、大変残念な事故が起きましたが、JRの福知山線脱線転覆事故が起きてしまいました。亡くなられた方々が既にもう七十人を超え、そして負傷された方々も四百人を超えていると報道で聞いております。
心からお悔やみを申し上げたいと思いますし、またお見舞いを申し上げたいと思います。また、車内に残された方々がまだ多数あるということでございます。一刻も早い無事救出を祈りたいと思いますし、また政府にはそのための、この危機克服のための最善の努力をお願いを申し上げておきたいというふうに思います。
質問に入らしていただきますが、ただいま外務大臣の御報告を聞きました。大臣そして総理共々に、大変忙しい日程をこなし、また重要な会談をし、一定の成果を上げられましたことに心から敬意を表したいというふうに思います。
冒頭に、首脳会談の方からお聞きをしたいと思うんですが、今、日中両国の相互理解のみならず、地域に対する責任ということを共通認識として持てたというような成果をお話がありましたが、この成果ということを改めて大臣のお口から聞かしていただきたいというふうに思います。
町
町村信孝#7
○国務大臣(町村信孝君) 四月の第一週、第二週、第三週と毎週末デモが行われ、そのうちの一部の人たちが破壊活動あるいは邦人に対する暴力行為という誠に遺憾な事態が発生をしたということで、急速に何か日中関係がおかしくなってくると、不正常な状態になってくるというような大変憂慮すべき状態になってきたわけであります。
そういう中で、今般の日中首脳会談、改めてということではありますけれども、日中双方にとってこの二国間の友好関係は大変重要であるということにとどまらず、アジア全体あるいは世界全体にとってもこの両国の友好関係を今後とも増進させていくということが大切だという、今更改めてという感じもしないでもないわけでありますが、しかし、あえて私は日中両首脳がそのことを確認をしたということの意味というのは、やっぱり私はあったんだろうと、こう思います。
実は、私も十名を超える世界各国の外相とジャカルタで会って、例えばアフリカの国々の外務大臣も、ところで日中関係どうなるんでしょうかということを大変な関心を持ち、ある意味では心配をしておられたという実態を私も改めて体験をいたしました。
そういう中での首脳会談がそういう意義を持ったということは、私は、世界に対していいメッセージを発することができたのではないだろうかと、このように考えております。
この発言だけを見る →そういう中で、今般の日中首脳会談、改めてということではありますけれども、日中双方にとってこの二国間の友好関係は大変重要であるということにとどまらず、アジア全体あるいは世界全体にとってもこの両国の友好関係を今後とも増進させていくということが大切だという、今更改めてという感じもしないでもないわけでありますが、しかし、あえて私は日中両首脳がそのことを確認をしたということの意味というのは、やっぱり私はあったんだろうと、こう思います。
実は、私も十名を超える世界各国の外相とジャカルタで会って、例えばアフリカの国々の外務大臣も、ところで日中関係どうなるんでしょうかということを大変な関心を持ち、ある意味では心配をしておられたという実態を私も改めて体験をいたしました。
そういう中での首脳会談がそういう意義を持ったということは、私は、世界に対していいメッセージを発することができたのではないだろうかと、このように考えております。
三
三浦一水#8
○三浦一水君 私もその成果について大いに評価をするところでありますが、一つ国民の間で釈然としないのは、首脳会談でこの一連のデモ、中国で発生しましたデモによります賠償、それから責任者の処罰と、あるいは謝罪ということが首脳会談では求められなかった。十七日の外務大臣の会談ではきちっと求められたと聞いておりますが、その点どのように大臣はお受け止めになっておりますか。
この発言だけを見る →町
町村信孝#9
○国務大臣(町村信孝君) 外相会談では、これはある意味では実務的にはっきりと言わなければならないことを言うということもあって、いろいろ申し上げました。
総理そして胡錦濤国家主席との間のやり取りは、小泉総理からは、詳細は既にさきの日中外相会談において述べたとおりであると、したがって、この場では繰り返さないが、中国側では日本企業、在留邦人及び日本の公館等の活動については適切な対応を取るように求めるということで、外相会談のことを触れるという形で私は間接的に総理はそのことについて述べた。そして、そこでまた、外相会談と同じことの繰り返しではなくて、やはりもう一段高いレベルでの大局的な観点に立った日中友好の確認をするということが全体の目的であったと、こう思いますので、その目的に照らして、詳細は外相会談にゆだねたと、で触れたとおりだという触れ方にされたんだろうと、こう私は理解をしております。
この発言だけを見る →総理そして胡錦濤国家主席との間のやり取りは、小泉総理からは、詳細は既にさきの日中外相会談において述べたとおりであると、したがって、この場では繰り返さないが、中国側では日本企業、在留邦人及び日本の公館等の活動については適切な対応を取るように求めるということで、外相会談のことを触れるという形で私は間接的に総理はそのことについて述べた。そして、そこでまた、外相会談と同じことの繰り返しではなくて、やはりもう一段高いレベルでの大局的な観点に立った日中友好の確認をするということが全体の目的であったと、こう思いますので、その目的に照らして、詳細は外相会談にゆだねたと、で触れたとおりだという触れ方にされたんだろうと、こう私は理解をしております。
三
三浦一水#10
○三浦一水君 間接的ながら、総理はそのことを押さえをされたということを私もそのとおり受け止めたいと思いますし、今後の日中のこの問題に対する協議の中ではきちっとそのことをやっていっていただきたいと思うわけであります。
ちょっと今資料を配らしていただきましたが、上海の友人から、先般十六日の上海で実施されましたデモに対して中国国内でインターネット、メールを利用して呼び掛けられた文章を私が入手をいたしました。先週、もう一週間ぐらい前になりますが、それをちょっと私なりに訳させてもらいました。訳の、誤訳の責任は私にあるわけでございますが。
その中で幾つか興味深い点がございますが、一点だけその点で申しますと、二ページの最重要事項の三番目、デモの途中で、日本人が投資している商店、会社に破壊的な打撃を与えてはならないという呼び掛けがされております。なぜなら、破壊した後、日本は、日本人は中国政府に賠償を求める、みんな賢くやろう、スマートにやろうという呼び掛けもされているわけでありまして、当然もう予測の範囲の中に向こう側としてもあるということが読み取れるわけであります。この辺はきちんと。
私は二、三日前、上海に行ってきました、この週末。総領事館でもお見舞いを申し上げてきまして、大分片付いておりましたから安心をしたところであります。また一方で、市民感情の中では、これらデモにつながったような感覚というのは、私も長い間お付き合いしておりますが、感じられなかったということは、そう申していいんじゃないかなというふうに思っております。
ただ、私が感じましたのは、やっぱりここに、上海の人民政府は相当広範囲に日本企業に回っているようでありまして、一軒一軒を回りながら、相当早い段階から現金も持って、賠償すべきというか、見舞いをもう実施しているようです。現金を持っていって、その場でガラスが割れたからということで現金を上げる、何千円かの、そういう行動も上海の人民政府は単独に取られているということを事実を確認をしました。ただ、賠償というのはやっぱり国家的にきちんとやっていかなければならない問題でありまして、やはりここは、上海の総領事館がきちっとその被害状況をまとめて、きちっとした請求を起こしていくことをやっていただきたいと、私はそう思うわけであります。
ただ、あの混乱していたんで、上海の総領事館の方々も気の毒だなと。今、日本人が正確に把握されているだけでも三万人の日本の生活する方々がいらっしゃると。日本人学校も世界で最大の規模になったと聞いておりますが、たった二十八人の日本人スタッフしか上海総領事館にはないということを聞きましたし、現地の方、現地の採用の館員の方も三十五名ということなんですね。私もこんな、一方で中国の方々と話を、上海の方々と話をしておりますと、領事事務がもう非常に遅いというような不満が大変ありまして、これはちょっとこの対中問題から離れますけれども、我々がビジット・ジャパンということもきちっと打ち出して、中国も将来の潜在的なお客さんだと位置付けをしている中に、やっぱりこれは領事業務という辺りも全般にやっぱり見直しをしていただいて、今大きな拠点が上海にあるんだと、そういう意味で日中交流のということをもう一回御認識いただいてやっていった方がいいのかな、その点は要望しておきたいというふうに思います。
賠償、それから責任の求め方という点について、改めて大臣の御決意を伺いたいと思います。
この発言だけを見る →ちょっと今資料を配らしていただきましたが、上海の友人から、先般十六日の上海で実施されましたデモに対して中国国内でインターネット、メールを利用して呼び掛けられた文章を私が入手をいたしました。先週、もう一週間ぐらい前になりますが、それをちょっと私なりに訳させてもらいました。訳の、誤訳の責任は私にあるわけでございますが。
その中で幾つか興味深い点がございますが、一点だけその点で申しますと、二ページの最重要事項の三番目、デモの途中で、日本人が投資している商店、会社に破壊的な打撃を与えてはならないという呼び掛けがされております。なぜなら、破壊した後、日本は、日本人は中国政府に賠償を求める、みんな賢くやろう、スマートにやろうという呼び掛けもされているわけでありまして、当然もう予測の範囲の中に向こう側としてもあるということが読み取れるわけであります。この辺はきちんと。
私は二、三日前、上海に行ってきました、この週末。総領事館でもお見舞いを申し上げてきまして、大分片付いておりましたから安心をしたところであります。また一方で、市民感情の中では、これらデモにつながったような感覚というのは、私も長い間お付き合いしておりますが、感じられなかったということは、そう申していいんじゃないかなというふうに思っております。
ただ、私が感じましたのは、やっぱりここに、上海の人民政府は相当広範囲に日本企業に回っているようでありまして、一軒一軒を回りながら、相当早い段階から現金も持って、賠償すべきというか、見舞いをもう実施しているようです。現金を持っていって、その場でガラスが割れたからということで現金を上げる、何千円かの、そういう行動も上海の人民政府は単独に取られているということを事実を確認をしました。ただ、賠償というのはやっぱり国家的にきちんとやっていかなければならない問題でありまして、やはりここは、上海の総領事館がきちっとその被害状況をまとめて、きちっとした請求を起こしていくことをやっていただきたいと、私はそう思うわけであります。
ただ、あの混乱していたんで、上海の総領事館の方々も気の毒だなと。今、日本人が正確に把握されているだけでも三万人の日本の生活する方々がいらっしゃると。日本人学校も世界で最大の規模になったと聞いておりますが、たった二十八人の日本人スタッフしか上海総領事館にはないということを聞きましたし、現地の方、現地の採用の館員の方も三十五名ということなんですね。私もこんな、一方で中国の方々と話を、上海の方々と話をしておりますと、領事事務がもう非常に遅いというような不満が大変ありまして、これはちょっとこの対中問題から離れますけれども、我々がビジット・ジャパンということもきちっと打ち出して、中国も将来の潜在的なお客さんだと位置付けをしている中に、やっぱりこれは領事業務という辺りも全般にやっぱり見直しをしていただいて、今大きな拠点が上海にあるんだと、そういう意味で日中交流のということをもう一回御認識いただいてやっていった方がいいのかな、その点は要望しておきたいというふうに思います。
賠償、それから責任の求め方という点について、改めて大臣の御決意を伺いたいと思います。
町
町村信孝#11
○国務大臣(町村信孝君) ちょっと順序が後先になりまして、先ほどJRの福知山線事故の、お触れになりました。今日、朝、閣議がありまして、閣議の場で国土交通大臣から現状報告があり、総理の方からも、まず、まだ事故の復旧作業中と、生存者もいらっしゃるかもしれない、その救出に全力を挙げること、そしてまず実情をしっかり把握すること、そして緊急対応をしつつ、その事故の原因究明等にも怠りなくと、こういう御指示がありまして、政府を挙げてしっかり取り組んでいくということを今朝の閣議で確認したことを冒頭申し上げるところを、ちょっと順序が後先になりまして失礼をいたしました。
大変、三浦委員には上海まで足をお運びをいただいて、いろいろな情報も今御提起をいただきまして、誠にありがとうございました。確かに、非常に邦人の数が増えている、また非常に豊かになりつつある上海で日本を訪れたいという方も多い、そういう意味で、いろんな事務が遅くなっている面が容易に想像できるわけでありまして、貴重な御示唆をいただきましたので、できるだけ改善を図ってまいりたいと思っております。
今お尋ねのあった、その謝罪あるいは賠償の問題、かなり私は先方に二度三度と申し上げたんでありますけれども、彼らは法律に基づいて厳正に対処をするという言い方はするのでありますけれども、謝罪あるいは賠償ということについては全く触れるところがございませんでした。むしろ、問題は日本政府の歴史問題とか台湾問題と、等々について中国国民の感情を傷付けた、そこに根本原因があるんだというような言い方をしておりまして、ここはある意味ではすれ違いというやり取りで終わらざるを得なかったというのが先般の外相会談の実態でございました。
私どもとしては、総理は総理、国家主席とのレベルではああいう話で良かったと思いますが、外務省レベルでは、やはりこの問題はきっちりと片を付けることが可能になるように、引き続き謝罪あるいは賠償の問題については協議を続けていきたいと、こう思っております。五月の六日、七日とASEMというアジアとヨーロッパの外相が集まる会議が京都で行われます。そのときに中国の外務大臣も日本に来られると思いますので、いろいろなまた議論をしなければなりませんが、その一つとしてこの問題、やはりもう一度再提起をしなければいけないなと、今そう考えているところでございます。
この発言だけを見る →大変、三浦委員には上海まで足をお運びをいただいて、いろいろな情報も今御提起をいただきまして、誠にありがとうございました。確かに、非常に邦人の数が増えている、また非常に豊かになりつつある上海で日本を訪れたいという方も多い、そういう意味で、いろんな事務が遅くなっている面が容易に想像できるわけでありまして、貴重な御示唆をいただきましたので、できるだけ改善を図ってまいりたいと思っております。
今お尋ねのあった、その謝罪あるいは賠償の問題、かなり私は先方に二度三度と申し上げたんでありますけれども、彼らは法律に基づいて厳正に対処をするという言い方はするのでありますけれども、謝罪あるいは賠償ということについては全く触れるところがございませんでした。むしろ、問題は日本政府の歴史問題とか台湾問題と、等々について中国国民の感情を傷付けた、そこに根本原因があるんだというような言い方をしておりまして、ここはある意味ではすれ違いというやり取りで終わらざるを得なかったというのが先般の外相会談の実態でございました。
私どもとしては、総理は総理、国家主席とのレベルではああいう話で良かったと思いますが、外務省レベルでは、やはりこの問題はきっちりと片を付けることが可能になるように、引き続き謝罪あるいは賠償の問題については協議を続けていきたいと、こう思っております。五月の六日、七日とASEMというアジアとヨーロッパの外相が集まる会議が京都で行われます。そのときに中国の外務大臣も日本に来られると思いますので、いろいろなまた議論をしなければなりませんが、その一つとしてこの問題、やはりもう一度再提起をしなければいけないなと、今そう考えているところでございます。
三
三浦一水#12
○三浦一水君 よろしくお願いします。
胡錦濤主席から五項目の主張がなされたと、その席でというふうに聞いております。日本の新聞では、随分中国国内で、それに我が小泉総理が全面的な同意をしたということが大々的に中国国内で、今度はデモは報道されなかったがこのことは大変大きく報道されたみたいなことが書いてありました。私も、新華社がどうもニュースの出元でありまして、新華社の記事を細かく読んでみたわけですけれども、やっぱり内容的には、これまで日中間で合意をしてきていた七二年の共同声明ですか、それから日中友好条約、七八年、それらのいわゆる日本国内のファシストとそれから一般国民を区別するという哲学が中心であって、そこから中国人の感情、あるいはアジア地域の感情を傷付けることがないようにというのが中国側の意図であろうなということを読み取ったわけでありますが、基本的にこれまで日中間で合意をしている内容から外れることはなかったなという印象でありまして、この点はよく日本外交も取組ができたんではないかな、この点は評価だけしておきたいというふうに思います。
いずれにしましても、こういう一連の会議で中国側の姿勢が若干デモに対するものが変わったようでありまして、もう愛国無罪は中国国内ではもう愛国無罪ではないと、この反日デモに関しては有罪だということが明確に出てきたようでございます。今日の報道では、四十二人も拘束をされ、十六人は逮捕されたというニュースもあったようでございまして、この点はその一連の我が国政府の御努力というものも評価をしておきたいと思います。しかし、政府として求めるべきは形として今後もきちっと求めていっていただきたいことを要請をしておきたいと思います。
それから、唐家セン前外相との懇談の中で、町村大臣が教科書の問題を懇談をなさったということでございます。中国側の教科書であります。その唐家セン国務委員も、もし日本側が改善の提案があるならばといったような話がされたと。これは何かといいますと、これまで日本、内政干渉だという言い方をしてきた中国からすると、非常に、町村外相がこの点を提起をされたということもそうでありますが、その反応というものは画期的なものだなと私は受け止めをしております。
実際、どのようなやり取りであったのか、ちょっとお話しいただければと思います。
この発言だけを見る →胡錦濤主席から五項目の主張がなされたと、その席でというふうに聞いております。日本の新聞では、随分中国国内で、それに我が小泉総理が全面的な同意をしたということが大々的に中国国内で、今度はデモは報道されなかったがこのことは大変大きく報道されたみたいなことが書いてありました。私も、新華社がどうもニュースの出元でありまして、新華社の記事を細かく読んでみたわけですけれども、やっぱり内容的には、これまで日中間で合意をしてきていた七二年の共同声明ですか、それから日中友好条約、七八年、それらのいわゆる日本国内のファシストとそれから一般国民を区別するという哲学が中心であって、そこから中国人の感情、あるいはアジア地域の感情を傷付けることがないようにというのが中国側の意図であろうなということを読み取ったわけでありますが、基本的にこれまで日中間で合意をしている内容から外れることはなかったなという印象でありまして、この点はよく日本外交も取組ができたんではないかな、この点は評価だけしておきたいというふうに思います。
いずれにしましても、こういう一連の会議で中国側の姿勢が若干デモに対するものが変わったようでありまして、もう愛国無罪は中国国内ではもう愛国無罪ではないと、この反日デモに関しては有罪だということが明確に出てきたようでございます。今日の報道では、四十二人も拘束をされ、十六人は逮捕されたというニュースもあったようでございまして、この点はその一連の我が国政府の御努力というものも評価をしておきたいと思います。しかし、政府として求めるべきは形として今後もきちっと求めていっていただきたいことを要請をしておきたいと思います。
それから、唐家セン前外相との懇談の中で、町村大臣が教科書の問題を懇談をなさったということでございます。中国側の教科書であります。その唐家セン国務委員も、もし日本側が改善の提案があるならばといったような話がされたと。これは何かといいますと、これまで日本、内政干渉だという言い方をしてきた中国からすると、非常に、町村外相がこの点を提起をされたということもそうでありますが、その反応というものは画期的なものだなと私は受け止めをしております。
実際、どのようなやり取りであったのか、ちょっとお話しいただければと思います。
町
町村信孝#13
○国務大臣(町村信孝君) 一言一句のやり取りはこれちょっと差し控えますが、要旨を申し上げますと、歴史認識の話の中から、教科書の問題が先方から提起をされたわけであります。日本の歴史教科書の問題あるいはこの検定の問題ということで、私の方から、検定というのはこういう形で行われ、日本の歴史教科書の中には日本の戦前の軍事行動等を美化したりあるいはそれを正当化したりするような教科書は一つもないと。私は文部大臣をやっていたから全部教科書には目を通してあるという話をした中で、しかし、基本的には教科書というのはそれぞれの国の国内問題であるということは大前提だと思いますよということを述べた上で、中国における愛国教育が結果として反日教育となっていないのかという声は日本国内に多いんだと。また、多くの子供が訪れる記念館の展示物の内容が日中友好に資するものになるかどうか国会等でも議論になっていると。これはたしかこの委員会でも御指摘があったことを私はそのとき思い出していたわけでありますけれども、そういう旨を私の方から指摘をしたわけでございますが、これに対して唐家セン国務委員は、日本側が中国の教科書等について意見があって、それが真理であるならば中国に対して意見を出していただいても構いませんと、こういう発言があったわけであります。確かに、言いたいことがあるならどうぞというのは、いまだかつてそういう発言は中国側からなかったかもしれません。私はここのところはやはり率直な議論がお互いにできるようになることが大切なんだろうと、こう思います。
したがいまして、文部科学大臣とも若干既に相談をいたしまして、両省で体制をつくり一定のものを取りまとめて、どういう形で先方に伝えるかを含め、よく協議をしようということにいたしましたし、その旨を細田官房長官にも伝えてあります。
この発言だけを見る →したがいまして、文部科学大臣とも若干既に相談をいたしまして、両省で体制をつくり一定のものを取りまとめて、どういう形で先方に伝えるかを含め、よく協議をしようということにいたしましたし、その旨を細田官房長官にも伝えてあります。
三
三浦一水#14
○三浦一水君 日中間のこととして、これは画期的なことであろうと私も大いに評価をするところであります。是非、積極的にこの点をお進めをいただければと思います。
まず第一弾はそのことであろうし、こういうきっかけがあるとするならば、山谷先生もこれまで数度お話があってきております、いわゆる学校現場を超えた中国国内のいわゆる反日教育、南京の記念館でありますとか、その他もろもろ、二百三高地の資料等々も甚だ疑問なものが多いということがございます。この点も、外務省としては、粛々とこれから着実に率直な議論につなげるための我が国の見方と見解というものを地道にまとめていかれることが肝要だと思いますので、この点も併せて要望して、私の質問を終わりたいと思います。
この発言だけを見る →まず第一弾はそのことであろうし、こういうきっかけがあるとするならば、山谷先生もこれまで数度お話があってきております、いわゆる学校現場を超えた中国国内のいわゆる反日教育、南京の記念館でありますとか、その他もろもろ、二百三高地の資料等々も甚だ疑問なものが多いということがございます。この点も、外務省としては、粛々とこれから着実に率直な議論につなげるための我が国の見方と見解というものを地道にまとめていかれることが肝要だと思いますので、この点も併せて要望して、私の質問を終わりたいと思います。
齋
齋藤勁#15
○齋藤勁君 おはようございます。
大臣、過酷かと思うような外交、御苦労さまでございます。私も三浦委員と同じように、冒頭、JRの尼崎の脱線事故の多くの死者を生じた事故について、驚きと同時に、痛ましいという気持ちと同時に、生存者が、可能性があるとしたら一日も早い救出と、そして原因究明を求めたいというふうに思います。大臣の所感は、それにつきましては閣議を含めて伺いましたが、今私どもも飛行機を乗る、あるいは電車を乗る、あらゆる交通機関にも頻繁に乗らないと国内外、これはもう私たちの人間活動って維持できないわけでありまして、数年来、この安全神話というのは、日本というのはある意味では誇りにしていたものですけれども、様々な分野でこのことが何か崩れてきているというような、実は実感を日々思います。
一方、天災については、なかなかこれは予知が難しいわけですから致し方ないにしても、そこで繰り返さないというのはよく聞くんですが、本当にこの人の動き、物の動き、安全というのはもう欠くことができないわけでありまして、外務大臣としても、外交を預かる大臣として、今申しました原因究明ということではなくて、もし私どもが保守点検とか、いろいろな様々な事故が起きたときに、この保守点検作業というのはここ数年来軽んじてきたんではないかという実は気がしてなりません。
是非とも、閣議とか等で原因究明という中での対応策というのが出てくるんですけれども、この保守点検の在り方について、ともすると効率性を私ども求めてきておりますけれども、効率性の下にこの保守点検とかいうことについて怠ってきたんではないかという気がしてなりませんので、この外交防衛委員会の直接的な、JR脱線事故とはかかわりなくても、国際関係、国内関係、重要な問題でありますので、このことを申し上げさせていただきまして、もし、簡単で結構でございますので、その点について所感があれば伺いたいと思います。
この発言だけを見る →大臣、過酷かと思うような外交、御苦労さまでございます。私も三浦委員と同じように、冒頭、JRの尼崎の脱線事故の多くの死者を生じた事故について、驚きと同時に、痛ましいという気持ちと同時に、生存者が、可能性があるとしたら一日も早い救出と、そして原因究明を求めたいというふうに思います。大臣の所感は、それにつきましては閣議を含めて伺いましたが、今私どもも飛行機を乗る、あるいは電車を乗る、あらゆる交通機関にも頻繁に乗らないと国内外、これはもう私たちの人間活動って維持できないわけでありまして、数年来、この安全神話というのは、日本というのはある意味では誇りにしていたものですけれども、様々な分野でこのことが何か崩れてきているというような、実は実感を日々思います。
一方、天災については、なかなかこれは予知が難しいわけですから致し方ないにしても、そこで繰り返さないというのはよく聞くんですが、本当にこの人の動き、物の動き、安全というのはもう欠くことができないわけでありまして、外務大臣としても、外交を預かる大臣として、今申しました原因究明ということではなくて、もし私どもが保守点検とか、いろいろな様々な事故が起きたときに、この保守点検作業というのはここ数年来軽んじてきたんではないかという実は気がしてなりません。
是非とも、閣議とか等で原因究明という中での対応策というのが出てくるんですけれども、この保守点検の在り方について、ともすると効率性を私ども求めてきておりますけれども、効率性の下にこの保守点検とかいうことについて怠ってきたんではないかという気がしてなりませんので、この外交防衛委員会の直接的な、JR脱線事故とはかかわりなくても、国際関係、国内関係、重要な問題でありますので、このことを申し上げさせていただきまして、もし、簡単で結構でございますので、その点について所感があれば伺いたいと思います。
町
町村信孝#16
○国務大臣(町村信孝君) 大変貴重な御指摘であると受け止めました。早速委員のお話をまず一義的な責任大臣である国土交通大臣の方にもお伝えをいたしまして、そうした保守点検の重視ということを、政府全体としてもそれが取組の中に出てくるように努めてまいりたいと思います。
この発言だけを見る →齋
齋藤勁#17
○齋藤勁君 ありがとうございます。
ただいま反日デモ、そして以降につきましての外相会談、あるいは総理と胡錦濤主席との話合いの内容についての質疑がございました。まず第一点目にお尋ねいたしますが、これは当委員会でも同僚議員から政府の方に求めてきて、なかなかその内容について具体的につまびらかになっていないんですけれども、この反日デモで被害を受けた我が国の損害について、これは額をもう出しているけど出さないのか、もう出そうとしないのか、このことについて、いかがなんですか。
この発言だけを見る →ただいま反日デモ、そして以降につきましての外相会談、あるいは総理と胡錦濤主席との話合いの内容についての質疑がございました。まず第一点目にお尋ねいたしますが、これは当委員会でも同僚議員から政府の方に求めてきて、なかなかその内容について具体的につまびらかになっていないんですけれども、この反日デモで被害を受けた我が国の損害について、これは額をもう出しているけど出さないのか、もう出そうとしないのか、このことについて、いかがなんですか。
佐
佐々江賢一郎#18
○政府参考人(佐々江賢一郎君) 先生御承知のように、被害の全貌につきまして、大使館あるいは総領事館の方につきましては今具体的に精査中でございます。どういうものが被害があるかということについては、もちろん相当把握をしておりますが、それがどれくらいの額になるのかといったような点については現在精査していると。それから、民間の方の被害につきましても、これを一つ一つ聞いておりますが、これについても必ずしも全部が全貌を把握できるに至ってないということで、今その全体像の把握に向けて鋭意調査、精査中でございます。
この発言だけを見る →齋
齋藤勁#19
○齋藤勁君 このことが損害の賠償額をめぐって日中間でずっと横たわるということはあってはならないか、あるかどうかと、これはまあ政治的な判断あると思うんですね。しかし、この間ずっと議論して、調査をしていますということをそちら側からお話になるから我々の方は待っているわけであって、何月何日現在こういう把握をして、こういうような実態ですというのがあり、これから引き続きあるいは何日間掛かりますというのが通常国民に対する説明の仕方だと思うんですよ。最初から変わってないんですよ、今の局長の答弁ですと。
これは、今外務大臣の報告で、先方からは法律に基づき処理しということを報告をいただきましたけれども、これは我々側から示して相手側がどうするかという話ですから、それはどうなんですか、局長、何かあるんでしょう、もう。第一段階というか、何月何日現在というのは。何か来週までとか連休前まで締め切って何かを整理して精査しましょうということで、そういうような実務的な取組しているんですか。
この発言だけを見る →これは、今外務大臣の報告で、先方からは法律に基づき処理しということを報告をいただきましたけれども、これは我々側から示して相手側がどうするかという話ですから、それはどうなんですか、局長、何かあるんでしょう、もう。第一段階というか、何月何日現在というのは。何か来週までとか連休前まで締め切って何かを整理して精査しましょうということで、そういうような実務的な取組しているんですか。
佐
佐々江賢一郎#20
○政府参考人(佐々江賢一郎君) 率直に申し上げまして、何月何日までというようなやり方で作業はしておりません。しかしながら、これは極めて迅速に行う必要があるということは我々も認識をしております。
取りあえず、比較的早く状況が分かっておりますのは、公館、大使館、領事館につきましては相当分かっております。特に、最初の北京の方で生じましたところにつきましては、具体的なこの損害の項目も含めまして、中国当局の方にこれを通報をしております。それに基づいて、我々としては、具体的なこの損害補てんの問題あるいは賠償の問題について協議を進めたいというふうに思っております。
その場合に、じゃ、これを修復するのにどれくらいお金が掛かるのかということにつきまして、今精査中であるということで御理解いただきたいと思います。
この発言だけを見る →取りあえず、比較的早く状況が分かっておりますのは、公館、大使館、領事館につきましては相当分かっております。特に、最初の北京の方で生じましたところにつきましては、具体的なこの損害の項目も含めまして、中国当局の方にこれを通報をしております。それに基づいて、我々としては、具体的なこの損害補てんの問題あるいは賠償の問題について協議を進めたいというふうに思っております。
その場合に、じゃ、これを修復するのにどれくらいお金が掛かるのかということにつきまして、今精査中であるということで御理解いただきたいと思います。
齋
佐
齋
齋藤勁#23
○齋藤勁君 今回、外務大臣が言ったような大変な規制、警備がされまして、先週土、日はほとんど全国的にないということで、ある意味では、あのときの最初の北京なり、様変わりな国内状況だと思うんですね、中国の。このことに関しては、確かに日中のそれぞれの関係がありましても、やはり国際関係の中で中国はやはり孤立をしてしまうんではないかということは、私は首脳部、指導部というのは受け止めたんではないかというふうに思いながら、そういった規制に動いたというふうに思います。
後ほど経済関係等についても議論させていただきますが、どの国も国際社会の中で生きていくためには国際ルールに従ってもらうということが当たり前な話なわけで、ただすべきことはただしていくと、双方で。この補償の問題はやっぱり、何か奥歯に物が挟んだままだというようなことになると、これは中国にとっても私は良くないということだと思いますので、謝罪を求めていく。そして、それについてはそれからこたえていく。そして、補償について求めていく。補償もこたえてもらうということで、きちんとしていただくということが、双方の国にとって、あるいは国際関係にとって必要だというふうに私は認識していますので、そういった点について、再度、外務大臣、いかがですか。
この発言だけを見る →後ほど経済関係等についても議論させていただきますが、どの国も国際社会の中で生きていくためには国際ルールに従ってもらうということが当たり前な話なわけで、ただすべきことはただしていくと、双方で。この補償の問題はやっぱり、何か奥歯に物が挟んだままだというようなことになると、これは中国にとっても私は良くないということだと思いますので、謝罪を求めていく。そして、それについてはそれからこたえていく。そして、補償について求めていく。補償もこたえてもらうということで、きちんとしていただくということが、双方の国にとって、あるいは国際関係にとって必要だというふうに私は認識していますので、そういった点について、再度、外務大臣、いかがですか。
町
町村信孝#24
○国務大臣(町村信孝君) 齋藤委員御指摘のとおりであると私どもも考えております。
私も大使館あるいは大使公邸の被害の実態を目の当たりにいたしまして、入口の大きなガラスにもうクモの巣を張ったようにわっとひび割れが全部いっておりまして、これは、この厚いガラスにこれだけひびが入るんだから、これは相当な大きな石やら何か破片、コンクリートのようなものをぶつけられたんだなということがよく分かりました。
今局長お答えしたように、どこのガラスがどうなっているというのは、それはもう分かりました。あと、金額算定をどうするかということもあるんでしょう。また、特に民間の商店あるいは企業の被害、相当広範囲にわたっているようでございますので、そこを今大至急取りまとめ中ということでございまして、それを確定しつつ、あるいは中間段階でも先方政府にそのことを伝え、きちんとした対応を求めていきたいと考えております。
この発言だけを見る →私も大使館あるいは大使公邸の被害の実態を目の当たりにいたしまして、入口の大きなガラスにもうクモの巣を張ったようにわっとひび割れが全部いっておりまして、これは、この厚いガラスにこれだけひびが入るんだから、これは相当な大きな石やら何か破片、コンクリートのようなものをぶつけられたんだなということがよく分かりました。
今局長お答えしたように、どこのガラスがどうなっているというのは、それはもう分かりました。あと、金額算定をどうするかということもあるんでしょう。また、特に民間の商店あるいは企業の被害、相当広範囲にわたっているようでございますので、そこを今大至急取りまとめ中ということでございまして、それを確定しつつ、あるいは中間段階でも先方政府にそのことを伝え、きちんとした対応を求めていきたいと考えております。
齋
齋藤勁#25
○齋藤勁君 他方に、損害賠償を求めていくという指摘には、我が国におきますこの大使館ですね、中国大使館でありアメリカ大使館であっても、在外公館、日本にある。もし逆にそういったことについて、あってはならないことですけれども、これは私たち自身がこれはきちんとしてまた対応していかなきゃならないということだと思うんですが、これは、我が国の在外公館の被害、仮にあればそれは、これまでそういうことがあったのかどうか、私も今こうやって質問をしながらなかなか出てこないんですけれども、我が国の在外公館、我が国におきます在外公館の、何かそういった我が国の国民が被害を与えたというようなことありましたでしたっけね。
この発言だけを見る →佐
齋
佐
齋