予算委員会第六分科会
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会
会議録情報#0
平成二十五年四月十五日(月曜日)
午前九時開議
出席分科員
主査 西銘恒三郎君
井林 辰憲君 池田 道孝君
今村 雅弘君 加藤 寛治君
菅家 一郎君 小池百合子君
鈴木 憲和君 中村 裕之君
牧島かれん君 務台 俊介君
簗 和生君 渡辺 孝一君
後藤 祐一君 玉木雄一郎君
小熊 慎司君 東国原英夫君
村岡 敏英君 輿水 恵一君
佐藤 英道君 高木美智代君
中野 洋昌君
兼務 吉田 泉君 兼務 鷲尾英一郎君
兼務 松田 学君 兼務 佐藤 正夫君
兼務 中島 克仁君
…………………………………
農林水産大臣 林 芳正君
環境大臣 石原 伸晃君
農林水産副大臣 江藤 拓君
環境副大臣 田中 和徳君
環境副大臣 井上 信治君
農林水産大臣政務官 稲津 久君
農林水産大臣政務官 長島 忠美君
国土交通大臣政務官 赤澤 亮正君
環境大臣政務官 秋野 公造君
政府特別補佐人
(原子力規制委員会委員長) 田中 俊一君
政府参考人
(内閣官房内閣参事官) 菊池 英弘君
政府参考人
(内閣府食品安全委員会事務局長) 姫田 尚君
政府参考人
(復興庁統括官) 伊藤 仁君
政府参考人
(総務省大臣官房地域力創造審議官) 関 博之君
政府参考人
(文部科学省大臣官房審議官) 関 靖直君
政府参考人
(文部科学省大臣官房審議官) 山下 和茂君
政府参考人
(文部科学省大臣官房審議官) 山野 智寛君
政府参考人
(厚生労働省大臣官房統計情報部長) 伊澤 章君
政府参考人
(農林水産省大臣官房総括審議官) 荒川 隆君
政府参考人
(農林水産省大臣官房技術総括審議官) 別所 智博君
政府参考人
(農林水産省消費・安全局長) 藤本 潔君
政府参考人
(農林水産省食料産業局長) 針原 寿朗君
政府参考人
(農林水産省生産局長) 佐藤 一雄君
政府参考人
(農林水産省経営局長) 奥原 正明君
政府参考人
(農林水産省農村振興局長) 實重 重実君
政府参考人
(農林水産技術会議事務局長) 小林 裕幸君
政府参考人
(林野庁長官) 沼田 正俊君
政府参考人
(水産庁長官) 本川 一善君
政府参考人
(経済産業省大臣官房総括審議官) 日下部 聡君
政府参考人
(経済産業省大臣官房審議官) 中西 宏典君
政府参考人
(経済産業省大臣官房審議官) 後藤 収君
政府参考人
(国土交通省大臣官房審議官) 佐藤 憲雄君
政府参考人
(国土交通省大臣官房審議官) 橋本 公博君
政府参考人
(国土交通省大臣官房技術審議官) 松井 直人君
政府参考人
(国土交通省道路局次長) 吉田 光市君
政府参考人
(環境省総合環境政策局環境保健部長) 佐藤 敏信君
政府参考人
(環境省地球環境局長) 関 荘一郎君
政府参考人
(環境省水・大気環境局長) 小林 正明君
政府参考人
(環境省自然環境局長) 伊藤 哲夫君
政府参考人
(原子力規制庁次長) 森本 英香君
政府参考人
(原子力規制庁審議官) 山本 哲也君
政府参考人
(原子力規制庁原子力地域安全総括官) 黒木 慶英君
農林水産委員会専門員 栗田 郁美君
環境委員会専門員 仲川 勝裕君
予算委員会専門員 石崎 貴俊君
—————————————
分科員の異動
四月十五日
辞任 補欠選任
小池百合子君 牧島かれん君
西川 公也君 鈴木 憲和君
玉木雄一郎君 後藤 祐一君
東国原英夫君 小熊 慎司君
佐藤 英道君 樋口 尚也君
同日
辞任 補欠選任
鈴木 憲和君 渡辺 孝一君
牧島かれん君 井林 辰憲君
後藤 祐一君 玉木雄一郎君
小熊 慎司君 高橋 みほ君
樋口 尚也君 輿水 恵一君
同日
辞任 補欠選任
井林 辰憲君 菅家 一郎君
渡辺 孝一君 中村 裕之君
高橋 みほ君 村岡 敏英君
輿水 恵一君 中野 洋昌君
同日
辞任 補欠選任
菅家 一郎君 加藤 寛治君
中村 裕之君 務台 俊介君
村岡 敏英君 東国原英夫君
中野 洋昌君 高木美智代君
同日
辞任 補欠選任
加藤 寛治君 簗 和生君
務台 俊介君 池田 道孝君
高木美智代君 佐藤 英道君
同日
辞任 補欠選任
池田 道孝君 西川 公也君
簗 和生君 小池百合子君
佐藤 英道君 中野 洋昌君
同日
辞任 補欠選任
中野 洋昌君 大口 善徳君
同日
辞任 補欠選任
大口 善徳君 樋口 尚也君
同日
辞任 補欠選任
樋口 尚也君 佐藤 英道君
同日
第二分科員佐藤正夫君、中島克仁君、第三分科員吉田泉君、第五分科員松田学君及び第七分科員鷲尾英一郎君が本分科兼務となった。
—————————————
本日の会議に付した案件
平成二十五年度一般会計予算
平成二十五年度特別会計予算
平成二十五年度政府関係機関予算
(農林水産省及び環境省所管)
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この発言だけを見る →午前九時開議
出席分科員
主査 西銘恒三郎君
井林 辰憲君 池田 道孝君
今村 雅弘君 加藤 寛治君
菅家 一郎君 小池百合子君
鈴木 憲和君 中村 裕之君
牧島かれん君 務台 俊介君
簗 和生君 渡辺 孝一君
後藤 祐一君 玉木雄一郎君
小熊 慎司君 東国原英夫君
村岡 敏英君 輿水 恵一君
佐藤 英道君 高木美智代君
中野 洋昌君
兼務 吉田 泉君 兼務 鷲尾英一郎君
兼務 松田 学君 兼務 佐藤 正夫君
兼務 中島 克仁君
…………………………………
農林水産大臣 林 芳正君
環境大臣 石原 伸晃君
農林水産副大臣 江藤 拓君
環境副大臣 田中 和徳君
環境副大臣 井上 信治君
農林水産大臣政務官 稲津 久君
農林水産大臣政務官 長島 忠美君
国土交通大臣政務官 赤澤 亮正君
環境大臣政務官 秋野 公造君
政府特別補佐人
(原子力規制委員会委員長) 田中 俊一君
政府参考人
(内閣官房内閣参事官) 菊池 英弘君
政府参考人
(内閣府食品安全委員会事務局長) 姫田 尚君
政府参考人
(復興庁統括官) 伊藤 仁君
政府参考人
(総務省大臣官房地域力創造審議官) 関 博之君
政府参考人
(文部科学省大臣官房審議官) 関 靖直君
政府参考人
(文部科学省大臣官房審議官) 山下 和茂君
政府参考人
(文部科学省大臣官房審議官) 山野 智寛君
政府参考人
(厚生労働省大臣官房統計情報部長) 伊澤 章君
政府参考人
(農林水産省大臣官房総括審議官) 荒川 隆君
政府参考人
(農林水産省大臣官房技術総括審議官) 別所 智博君
政府参考人
(農林水産省消費・安全局長) 藤本 潔君
政府参考人
(農林水産省食料産業局長) 針原 寿朗君
政府参考人
(農林水産省生産局長) 佐藤 一雄君
政府参考人
(農林水産省経営局長) 奥原 正明君
政府参考人
(農林水産省農村振興局長) 實重 重実君
政府参考人
(農林水産技術会議事務局長) 小林 裕幸君
政府参考人
(林野庁長官) 沼田 正俊君
政府参考人
(水産庁長官) 本川 一善君
政府参考人
(経済産業省大臣官房総括審議官) 日下部 聡君
政府参考人
(経済産業省大臣官房審議官) 中西 宏典君
政府参考人
(経済産業省大臣官房審議官) 後藤 収君
政府参考人
(国土交通省大臣官房審議官) 佐藤 憲雄君
政府参考人
(国土交通省大臣官房審議官) 橋本 公博君
政府参考人
(国土交通省大臣官房技術審議官) 松井 直人君
政府参考人
(国土交通省道路局次長) 吉田 光市君
政府参考人
(環境省総合環境政策局環境保健部長) 佐藤 敏信君
政府参考人
(環境省地球環境局長) 関 荘一郎君
政府参考人
(環境省水・大気環境局長) 小林 正明君
政府参考人
(環境省自然環境局長) 伊藤 哲夫君
政府参考人
(原子力規制庁次長) 森本 英香君
政府参考人
(原子力規制庁審議官) 山本 哲也君
政府参考人
(原子力規制庁原子力地域安全総括官) 黒木 慶英君
農林水産委員会専門員 栗田 郁美君
環境委員会専門員 仲川 勝裕君
予算委員会専門員 石崎 貴俊君
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分科員の異動
四月十五日
辞任 補欠選任
小池百合子君 牧島かれん君
西川 公也君 鈴木 憲和君
玉木雄一郎君 後藤 祐一君
東国原英夫君 小熊 慎司君
佐藤 英道君 樋口 尚也君
同日
辞任 補欠選任
鈴木 憲和君 渡辺 孝一君
牧島かれん君 井林 辰憲君
後藤 祐一君 玉木雄一郎君
小熊 慎司君 高橋 みほ君
樋口 尚也君 輿水 恵一君
同日
辞任 補欠選任
井林 辰憲君 菅家 一郎君
渡辺 孝一君 中村 裕之君
高橋 みほ君 村岡 敏英君
輿水 恵一君 中野 洋昌君
同日
辞任 補欠選任
菅家 一郎君 加藤 寛治君
中村 裕之君 務台 俊介君
村岡 敏英君 東国原英夫君
中野 洋昌君 高木美智代君
同日
辞任 補欠選任
加藤 寛治君 簗 和生君
務台 俊介君 池田 道孝君
高木美智代君 佐藤 英道君
同日
辞任 補欠選任
池田 道孝君 西川 公也君
簗 和生君 小池百合子君
佐藤 英道君 中野 洋昌君
同日
辞任 補欠選任
中野 洋昌君 大口 善徳君
同日
辞任 補欠選任
大口 善徳君 樋口 尚也君
同日
辞任 補欠選任
樋口 尚也君 佐藤 英道君
同日
第二分科員佐藤正夫君、中島克仁君、第三分科員吉田泉君、第五分科員松田学君及び第七分科員鷲尾英一郎君が本分科兼務となった。
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本日の会議に付した案件
平成二十五年度一般会計予算
平成二十五年度特別会計予算
平成二十五年度政府関係機関予算
(農林水産省及び環境省所管)
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西
西銘恒三郎#1
○西銘主査 これより予算委員会第六分科会を開会いたします。
平成二十五年度一般会計予算、平成二十五年度特別会計予算及び平成二十五年度政府関係機関予算中農林水産省所管について、前回に引き続き質疑を行います。
この際、分科員各位に申し上げます。
質疑の持ち時間はこれを厳守され、議事進行に御協力をお願いいたします。
また、政府当局におかれましても、質疑時間が限られておりますので、答弁は簡潔明瞭にお願いいたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。東国原英夫君。
この発言だけを見る →平成二十五年度一般会計予算、平成二十五年度特別会計予算及び平成二十五年度政府関係機関予算中農林水産省所管について、前回に引き続き質疑を行います。
この際、分科員各位に申し上げます。
質疑の持ち時間はこれを厳守され、議事進行に御協力をお願いいたします。
また、政府当局におかれましても、質疑時間が限られておりますので、答弁は簡潔明瞭にお願いいたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。東国原英夫君。
東
東国原英夫#2
○東国原分科員 おはようございます。日本維新の会の東国原でございます。
本日は、質問の時間を頂戴いたしまして、関係各位の方たちに心から御礼申し上げたいと思います。また、江藤副大臣におかれましては、御無沙汰しておりますという感じでございまして、どうぞよろしくお願いいたします。
まず、TPPについて少しお伺いしたいと思います。
先週、日米事前協議が決着しまして、自動車分野においては撤廃の時期が最大限延長されたということで、これは新聞等々で報道されていますけれども、農産品の特例品を認めさせるかわりに、譲歩といいますか、そういったことをしたんじゃないかという報道も一部にはあります。最初が、日本には一定程度の農産品、米国には一定程度の工業製品というセンシティビティーがあるということでありましたので、これから交渉が大詰めというか本格化するんじゃないかなと思っているところであります。
去年十二月に総選挙がありました。そのときに自民党さんが掲げられた公約の中に、聖域なき関税撤廃を前提とする限りTPP交渉参加に反対ということで打ち出されておりました。私も地方を回りましていろいろなところへ行きましたけれども、やはり農業県になりますと、聖域なき関税撤廃を前提とする限りTPP交渉参加に反対ではなく、もう有無を言わさず反対なんだ、交渉参加にはとにかく断固反対なんだという強い意思で選挙を戦われていたと思うんですね。
私は、聖域なき関税撤廃を前提とする限りというこの文言といいますか、この言葉というのは、非常に考え抜かれた公約だなと思うんですね。
実を言うと、恐らく、林大臣も政調の方におられてこの文言等々を検討されたんじゃないか、もまれたんじゃないかと思うんですけれども、さすが自民党さんだなという、これはもう本当に、聖域なき関税撤廃を前提とする限りTPP交渉参加に反対、これは非常にさらっとしていますけれども、賛成派にも反対派にも非常に気を使った、そしてまた、恐らく、聖域があるということを実感されて、聖域があるんだ、これは交渉次第だなという手応えをつかまれて、そしてこの文言になったんじゃないかなと思うんですね。どっちに転んでも公約は守れるという、そういった非常に考え抜かれた言葉だなという感じなんです。
それで、先ほどの話に戻りますけれども、恐らく、各地の、特に農業地域、農業県の関係者というのは、TPP交渉の参加は断固反対だったはずなんですね。私も、見ていまして、これはもう有無を言わさず断固反対なんだというようなことで戦われていた、恐らく、大臣、副大臣もそういうおつもりだったんじゃないかなと思うんですが、そこについて、まず、どういう御覚悟で去年の総選挙を戦われたかというのをお聞きしたいと思います。
この発言だけを見る →本日は、質問の時間を頂戴いたしまして、関係各位の方たちに心から御礼申し上げたいと思います。また、江藤副大臣におかれましては、御無沙汰しておりますという感じでございまして、どうぞよろしくお願いいたします。
まず、TPPについて少しお伺いしたいと思います。
先週、日米事前協議が決着しまして、自動車分野においては撤廃の時期が最大限延長されたということで、これは新聞等々で報道されていますけれども、農産品の特例品を認めさせるかわりに、譲歩といいますか、そういったことをしたんじゃないかという報道も一部にはあります。最初が、日本には一定程度の農産品、米国には一定程度の工業製品というセンシティビティーがあるということでありましたので、これから交渉が大詰めというか本格化するんじゃないかなと思っているところであります。
去年十二月に総選挙がありました。そのときに自民党さんが掲げられた公約の中に、聖域なき関税撤廃を前提とする限りTPP交渉参加に反対ということで打ち出されておりました。私も地方を回りましていろいろなところへ行きましたけれども、やはり農業県になりますと、聖域なき関税撤廃を前提とする限りTPP交渉参加に反対ではなく、もう有無を言わさず反対なんだ、交渉参加にはとにかく断固反対なんだという強い意思で選挙を戦われていたと思うんですね。
私は、聖域なき関税撤廃を前提とする限りというこの文言といいますか、この言葉というのは、非常に考え抜かれた公約だなと思うんですね。
実を言うと、恐らく、林大臣も政調の方におられてこの文言等々を検討されたんじゃないか、もまれたんじゃないかと思うんですけれども、さすが自民党さんだなという、これはもう本当に、聖域なき関税撤廃を前提とする限りTPP交渉参加に反対、これは非常にさらっとしていますけれども、賛成派にも反対派にも非常に気を使った、そしてまた、恐らく、聖域があるということを実感されて、聖域があるんだ、これは交渉次第だなという手応えをつかまれて、そしてこの文言になったんじゃないかなと思うんですね。どっちに転んでも公約は守れるという、そういった非常に考え抜かれた言葉だなという感じなんです。
それで、先ほどの話に戻りますけれども、恐らく、各地の、特に農業地域、農業県の関係者というのは、TPP交渉の参加は断固反対だったはずなんですね。私も、見ていまして、これはもう有無を言わさず断固反対なんだというようなことで戦われていた、恐らく、大臣、副大臣もそういうおつもりだったんじゃないかなと思うんですが、そこについて、まず、どういう御覚悟で去年の総選挙を戦われたかというのをお聞きしたいと思います。
江
江藤拓#3
○江藤副大臣 大臣は選挙を戦われておりませんので、私の方からお答えをさせていただきます。
これは、長い、二年余りにわたる党内議論がございました。私は、もう断固反対ということで、離党するんだということも、選挙になる一年ぐらい前からずっと、県議の方々にも呼びかけたこともありました。その後、自民党で安倍総裁が誕生して、私は自民党の農林部会長になりました。そして、農林水産部門の政権公約をまとめる責任者になりました。
そのときに、話すと長いので端的に申しますが、かなり厳しい闘いがあったんですよ、これをどう公約に書き込むか。最初は農林水産のページにだけ書くというような方向性であったのを、私は、これは外交ポリシーだから外交の大見出しの中に書く込むべきだと。最終ゲラが上がった最終日に、誰とは申しませんが、党内の重鎮の方ともかなりやり合って、これをねじ込むだけでも大変だったんです、正直言って。確かに、どっちにもとれる中途半端な言い回しだという御批判をいただけば、そうかもしれません。ただ、これを入れるだけでも、私は、そこにはかなりの闘いがあったことを思い出します。
私たち、私も含めて、自民党は大勝したわけです、特に地方区では。そういった地方区で当選した議員に対する期待、TPPを阻止してほしいという気持ちが強かったことは間違いがない。そのことによって民主党の多くの議員が苦杯をなめた、その裏側にはそういうのがあったことも間違いがないと思います。
しかし、私は、決してずるい言い回しをしたわけではありません。手応えを感じながらこの文言を公約に盛り込んだつもりはありません。
TPPというものは、基本的には例外は認められないという大前提から入ってきたわけでありまして、ですから、一番衝撃を受けたのは、安倍総裁がオバマ大統領とお話をされて、あの日米共同声明のときに、農産品はセンシティブだという文言が入ったときに、あれは巧妙に、事前に作文をされたんだと言う人はいますけれども、その瞬間まで本当に誰も知らない。まさに安倍外交の力を見せつけられたということであります。
私も、この間委員会で言いましたから、その後のことは言いませんが、この席にとどまることを決断したからには、自民党の決議を踏まえた全力の努力を傾けてまいりたい、そう思っております。
この発言だけを見る →これは、長い、二年余りにわたる党内議論がございました。私は、もう断固反対ということで、離党するんだということも、選挙になる一年ぐらい前からずっと、県議の方々にも呼びかけたこともありました。その後、自民党で安倍総裁が誕生して、私は自民党の農林部会長になりました。そして、農林水産部門の政権公約をまとめる責任者になりました。
そのときに、話すと長いので端的に申しますが、かなり厳しい闘いがあったんですよ、これをどう公約に書き込むか。最初は農林水産のページにだけ書くというような方向性であったのを、私は、これは外交ポリシーだから外交の大見出しの中に書く込むべきだと。最終ゲラが上がった最終日に、誰とは申しませんが、党内の重鎮の方ともかなりやり合って、これをねじ込むだけでも大変だったんです、正直言って。確かに、どっちにもとれる中途半端な言い回しだという御批判をいただけば、そうかもしれません。ただ、これを入れるだけでも、私は、そこにはかなりの闘いがあったことを思い出します。
私たち、私も含めて、自民党は大勝したわけです、特に地方区では。そういった地方区で当選した議員に対する期待、TPPを阻止してほしいという気持ちが強かったことは間違いがない。そのことによって民主党の多くの議員が苦杯をなめた、その裏側にはそういうのがあったことも間違いがないと思います。
しかし、私は、決してずるい言い回しをしたわけではありません。手応えを感じながらこの文言を公約に盛り込んだつもりはありません。
TPPというものは、基本的には例外は認められないという大前提から入ってきたわけでありまして、ですから、一番衝撃を受けたのは、安倍総裁がオバマ大統領とお話をされて、あの日米共同声明のときに、農産品はセンシティブだという文言が入ったときに、あれは巧妙に、事前に作文をされたんだと言う人はいますけれども、その瞬間まで本当に誰も知らない。まさに安倍外交の力を見せつけられたということであります。
私も、この間委員会で言いましたから、その後のことは言いませんが、この席にとどまることを決断したからには、自民党の決議を踏まえた全力の努力を傾けてまいりたい、そう思っております。
東
東国原英夫#4
○東国原分科員 私は、中途半端とは言っていないんですね。非常に考え抜かれた文言ではないかと思っているんです。
あのとき、今副大臣御指摘のように、安倍総理がオバマ大統領と日米首脳会談をされまして、センシティビティーを入れた。それから、日本に帰国されて、副大臣の方に連絡があって、これからもう参加する方向なんだ、それで、副大臣には業界関係等々の取りまとめを、あるいは説得を、あるいは説明をお願いしたいんだというように依頼があったということを私は伺っているんですが、そのときに、非常におつらかったんじゃないかなと思うんですね。
それは、業界団体に断固反対と言って戦われた、その方たちに説明、説得をするわけですから、非常にそのときのつらい気持ちというのは心中察するに余りあるものがあるんですが、そのときの御心境はいかがでしたか。
この発言だけを見る →あのとき、今副大臣御指摘のように、安倍総理がオバマ大統領と日米首脳会談をされまして、センシティビティーを入れた。それから、日本に帰国されて、副大臣の方に連絡があって、これからもう参加する方向なんだ、それで、副大臣には業界関係等々の取りまとめを、あるいは説得を、あるいは説明をお願いしたいんだというように依頼があったということを私は伺っているんですが、そのときに、非常におつらかったんじゃないかなと思うんですね。
それは、業界団体に断固反対と言って戦われた、その方たちに説明、説得をするわけですから、非常にそのときのつらい気持ちというのは心中察するに余りあるものがあるんですが、そのときの御心境はいかがでしたか。
江
江藤拓#5
○江藤副大臣 新聞報道等をごらんになって、どうもそういうふうに、通説となっているようでありますが、安倍総裁という方は、そういう方ではないですよ。根回しをしてくれとか、そういうことをする方じゃなくて、非常に意志の強い方で、五十一対四十九という民主主義の大原則というものを彼は持っていまして、たとえ反対があっても貫くんだという強い意志をその場で感じました。
私に言われたことは、TPP交渉参加に大きく前進した、だから、TPPに参加しようがしまいが国内対策は必要なので、特に参加をするということになればさらに踏み込んだ対策が必要なので、その後の国内政策についてさらに知恵を出してくれということを私は言われたのであって、自民党内でのいわゆる二百数十名の、私の大先輩もたくさんおられる、議員さんたちを、先輩たちを説得する力は私にはありませんし、ましてや、業界団体の方に私が言ったところで、万歳さんはうんとは言わないですよ、そんなに親しい関係を持っているわけじゃない。
ただ、私は、その後、自民党の幹部の方々と会って、内々には、総理に呼ばれて、総理にそのとき、そのときでも私は反対と言いましたから、これだけ言っても揺るがない、その自信に満ちあふれた、そして国を愛するという思い、それから、棚田を守るんだ、美しい日本の伝統文化を守るんだ、そういうかたい決意をお聞かせいただいたので、その気持ちは党内のごく限られた先生方にはお伝えをしました。本当の、先輩、ごく数名ですね。
つらくなかったと言えばうそにはなりますが、私は、最終的に交渉参加を表明されたその瞬間まで反対の姿勢であったというふうに思っていますし、ましてや、ほかの方々に、気持ちを変えなさい、もう抵抗しても無駄ですよ、例えば、隣に長島政務官がおられますけれども、この方も強硬な反対派ですが、長島政務官に、もう抵抗しても無駄ですよ、そんなことを言ったことはありませんので、それはちょっと、日経新聞さんですが、私に対してかなり、悪意とまでは言いませんけれども、ストレートではない書き方をされたなという気持ちは持っております。
この発言だけを見る →私に言われたことは、TPP交渉参加に大きく前進した、だから、TPPに参加しようがしまいが国内対策は必要なので、特に参加をするということになればさらに踏み込んだ対策が必要なので、その後の国内政策についてさらに知恵を出してくれということを私は言われたのであって、自民党内でのいわゆる二百数十名の、私の大先輩もたくさんおられる、議員さんたちを、先輩たちを説得する力は私にはありませんし、ましてや、業界団体の方に私が言ったところで、万歳さんはうんとは言わないですよ、そんなに親しい関係を持っているわけじゃない。
ただ、私は、その後、自民党の幹部の方々と会って、内々には、総理に呼ばれて、総理にそのとき、そのときでも私は反対と言いましたから、これだけ言っても揺るがない、その自信に満ちあふれた、そして国を愛するという思い、それから、棚田を守るんだ、美しい日本の伝統文化を守るんだ、そういうかたい決意をお聞かせいただいたので、その気持ちは党内のごく限られた先生方にはお伝えをしました。本当の、先輩、ごく数名ですね。
つらくなかったと言えばうそにはなりますが、私は、最終的に交渉参加を表明されたその瞬間まで反対の姿勢であったというふうに思っていますし、ましてや、ほかの方々に、気持ちを変えなさい、もう抵抗しても無駄ですよ、例えば、隣に長島政務官がおられますけれども、この方も強硬な反対派ですが、長島政務官に、もう抵抗しても無駄ですよ、そんなことを言ったことはありませんので、それはちょっと、日経新聞さんですが、私に対してかなり、悪意とまでは言いませんけれども、ストレートではない書き方をされたなという気持ちは持っております。
東
東国原英夫#6
○東国原分科員 三月十九日の農水委員会で、村岡議員の質問に対して、江藤副大臣が、地元で、宮崎で、TPP交渉参加ということの方向性の説明に当たって、副大臣を責める人が一人もいなかったということでしたね。断固反対と言って戦って、さあ交渉に参加するぞということを説明しに行った、でも、地元の方々が、そして農業関係者が、一人も責める人がいなかった。仮にTPP交渉に参加するということであれば、なおさら頑張ってもらわなきゃいけないという逆に励ましの言葉をいただいたということを伺っているんですね。農水委員会でそう答弁されております。
地元の農業関係者は一体何を頑張ってほしいと思われているとお考えですか。
この発言だけを見る →地元の農業関係者は一体何を頑張ってほしいと思われているとお考えですか。
江
江藤拓#7
○江藤副大臣 東国原議員におかれましては、宮崎県のことはよく承知をされておられる方ですから。
宮崎県は、林業も水産業も畜産も、それから米も野菜も果物も、何でもある、まさにデパートのような、一次産業を中心とした県ですよ。それぞれの地域において、それぞれの問題を抱えている。これを言うと答弁が長くなりますからもう言いませんけれども、かなり制度的に限界が来ているものもあります。配合飼料価格安定制度であったり、林業政策であったり、それから海面養殖漁業であったり、いろいろな部分で、TPPとは関係なく、行き詰まっている部分がある。
そしてまた、余り民主党さんのことは言いたくはないんですけれども、この三年数カ月の政権の中で、非常に、ちょっとスタックしてしまったり詰まった部分がありましたから、その部分を一気に解消してほしいという期待もかなりあった。
ただ、私は、励まされたというよりも、これはちょっと言い過ぎだったなと後で反省したんですけれども、正確に、私が言われたのは、あんたは副大臣をやめたり自民党を離党すればそれで自分としては納得がいくかもしれぬけれども、林業者や漁師や百姓はどこにも逃げ場がないっちゃ、あんたは逃げれば済むかもしれぬけれども、俺たちはどこにも逃げ場がない、あんただけ逃げることは許されぬよという厳しい励ましだったんですよ、正直な話をすると。
その言葉を聞いて、私は、これからもっともっと苦しい立場に追い込まれるかもしれません、それでも、自分の精根が尽き果てるまでは林大臣を支えて頑張らねばならぬなというふうに思ったわけであります。
この発言だけを見る →宮崎県は、林業も水産業も畜産も、それから米も野菜も果物も、何でもある、まさにデパートのような、一次産業を中心とした県ですよ。それぞれの地域において、それぞれの問題を抱えている。これを言うと答弁が長くなりますからもう言いませんけれども、かなり制度的に限界が来ているものもあります。配合飼料価格安定制度であったり、林業政策であったり、それから海面養殖漁業であったり、いろいろな部分で、TPPとは関係なく、行き詰まっている部分がある。
そしてまた、余り民主党さんのことは言いたくはないんですけれども、この三年数カ月の政権の中で、非常に、ちょっとスタックしてしまったり詰まった部分がありましたから、その部分を一気に解消してほしいという期待もかなりあった。
ただ、私は、励まされたというよりも、これはちょっと言い過ぎだったなと後で反省したんですけれども、正確に、私が言われたのは、あんたは副大臣をやめたり自民党を離党すればそれで自分としては納得がいくかもしれぬけれども、林業者や漁師や百姓はどこにも逃げ場がないっちゃ、あんたは逃げれば済むかもしれぬけれども、俺たちはどこにも逃げ場がない、あんただけ逃げることは許されぬよという厳しい励ましだったんですよ、正直な話をすると。
その言葉を聞いて、私は、これからもっともっと苦しい立場に追い込まれるかもしれません、それでも、自分の精根が尽き果てるまでは林大臣を支えて頑張らねばならぬなというふうに思ったわけであります。
東
東国原英夫#8
○東国原分科員 そうなんですね。TPPに参加する、参加しないにかかわらず、日本の農業、地域の農業を成長させ、守っていかなきゃいけない、あるいは強くしていかなきゃいけないというような課題は、普遍的だと思うんですね。それに対しての頑張ってくださいということだったんだと思うんです。
さあ、これから交渉が本格化する、安倍総理も国益を実現する本当の勝負はこれからだという発言をされておられるように、これから本当に厳しい交渉が始まると思うんです。
例えば、自民党のTPP対策委員会の決議文に以下のようなものがあります。聖域、聖域というのは農林水産物五品目とか国民皆保険等ですね。その聖域、死活的利益の確保ができないと判断した場合は、TPPから脱退も辞さないものとするという決議文があるんですが、副大臣、率直に、特例品目をかち取ることができるとお思いですか。
この発言だけを見る →さあ、これから交渉が本格化する、安倍総理も国益を実現する本当の勝負はこれからだという発言をされておられるように、これから本当に厳しい交渉が始まると思うんです。
例えば、自民党のTPP対策委員会の決議文に以下のようなものがあります。聖域、聖域というのは農林水産物五品目とか国民皆保険等ですね。その聖域、死活的利益の確保ができないと判断した場合は、TPPから脱退も辞さないものとするという決議文があるんですが、副大臣、率直に、特例品目をかち取ることができるとお思いですか。
江
江藤拓#9
○江藤副大臣 私のようなまだ当選四回の下っ端の議員がそこまでのことをここで申し上げるのは、余りに無責任だと思います。
ただ、私は、安倍総裁と時々お会いをしてお話をする、一緒に食事をしたりする。あの方は、とても上品に見えますけれども、すごく腹の据わった方ですよ。前回、ちょっとよくない総理のやめ方をしてしまったので、何か弱いイメージを持たれているかもしれませんが、実はとてもタフネゴシエーターだと思います。ぶれない。ですから、本当に申しわけないけれども、前政権でTPP交渉参加をしなくて本当によかったと思いますよ。参加をするのであれば、安倍総裁のもとであってよかったなと思います。
私は、この方は、最後は決然たる決断、委員が言われましたように、脱退するという決断もされるだけの腹は持っていらっしゃると思います。
それは、私が推測する域を全く出ないのであって、総理のお気持ち次第ですが、私個人としては、財政との兼ね合いもあります。余りにも、例外を設けられなければ、大きな国内対策が必要になる。そうすると、これからプライマリーバランスをちゃんと健全なものに持っていって財政規律を守るという政策目標に対して、このTPP交渉参加による財政出動が国民の理解を得られるのか、そして財政が耐えられるのか。そういったことを考えると、私は、このテーブルから、席を離れるということも当然あってしかるべきだというふうに思います。
この発言だけを見る →ただ、私は、安倍総裁と時々お会いをしてお話をする、一緒に食事をしたりする。あの方は、とても上品に見えますけれども、すごく腹の据わった方ですよ。前回、ちょっとよくない総理のやめ方をしてしまったので、何か弱いイメージを持たれているかもしれませんが、実はとてもタフネゴシエーターだと思います。ぶれない。ですから、本当に申しわけないけれども、前政権でTPP交渉参加をしなくて本当によかったと思いますよ。参加をするのであれば、安倍総裁のもとであってよかったなと思います。
私は、この方は、最後は決然たる決断、委員が言われましたように、脱退するという決断もされるだけの腹は持っていらっしゃると思います。
それは、私が推測する域を全く出ないのであって、総理のお気持ち次第ですが、私個人としては、財政との兼ね合いもあります。余りにも、例外を設けられなければ、大きな国内対策が必要になる。そうすると、これからプライマリーバランスをちゃんと健全なものに持っていって財政規律を守るという政策目標に対して、このTPP交渉参加による財政出動が国民の理解を得られるのか、そして財政が耐えられるのか。そういったことを考えると、私は、このテーブルから、席を離れるということも当然あってしかるべきだというふうに思います。
東
東国原英夫#10
○東国原分科員 同じ質問なんですけれども、特例品目をかち取ることができると思うか、そしてまた、もしかち取れなかったら交渉から脱退すべきと考えるかどうか、林大臣にお伺いします。
この発言だけを見る →林
林芳正#11
○林国務大臣 今、江藤副大臣からもお答えさせていただいたとおりでございますが、党の決議は、脱退も辞さないものとする、今、東国原委員からお話がありましたように、そういうふうになって、これを踏まえて、力の限りやる。今申し上げられることはここまででございます。
それは、いろいろな理由があるんですが、このあたりでとれれば脱退はしないというような議論を、この段階、交渉が妥結する前ということですが、いたしますと、交渉の最初から、では、そこまではいいんだな、こういうことになるということがまずあるわけでございますから、やはり、どういう交渉でもそうでしょうけれども、こういうことをきちっと決議を踏まえて、そして、アメリカもよく議会が議会がと言いますけれども、これは与党の決議ということであります。オーストラリアのときは、こういう党の決議も踏まえて国会でも御決議をいただいたわけです。
したがって、我々は、そこを決議していただいて交渉に送り出していただく、こういうような立場になりますから、その決議を踏まえて、交渉力を遺憾なく発揮してこれをかち取るというのが我々の今の基本的な立場、こういうことでございます。
この発言だけを見る →それは、いろいろな理由があるんですが、このあたりでとれれば脱退はしないというような議論を、この段階、交渉が妥結する前ということですが、いたしますと、交渉の最初から、では、そこまではいいんだな、こういうことになるということがまずあるわけでございますから、やはり、どういう交渉でもそうでしょうけれども、こういうことをきちっと決議を踏まえて、そして、アメリカもよく議会が議会がと言いますけれども、これは与党の決議ということであります。オーストラリアのときは、こういう党の決議も踏まえて国会でも御決議をいただいたわけです。
したがって、我々は、そこを決議していただいて交渉に送り出していただく、こういうような立場になりますから、その決議を踏まえて、交渉力を遺憾なく発揮してこれをかち取るというのが我々の今の基本的な立場、こういうことでございます。
東
東国原英夫#12
○東国原分科員 最後は国会が承認することなので、そのときに国会議員一人一人が、国益にかなったのか、国益を確保できたのかという判断は国会に委ねられるんじゃないかなと思っております。
次の質問にまいりたいと思います。
口蹄疫についてちょっとお伺いしたいんです。
御案内のように、口蹄疫、二〇一〇年四月の二十日、第一症例発生ということで、約三年がたちまして、これが、掘り起こしというか、発掘禁止であったんですが、家伝法によりまして、その期間が、三年をもちまして禁止が解除されますので、これからまた新たな局面を迎えるんじゃないかという節目の時期であります。
ですから、ちょっと質問をさせていただきたいんですけれども、現在の周辺国家の口蹄疫における非清浄国の状況を教えていただければと思います。
この発言だけを見る →次の質問にまいりたいと思います。
口蹄疫についてちょっとお伺いしたいんです。
御案内のように、口蹄疫、二〇一〇年四月の二十日、第一症例発生ということで、約三年がたちまして、これが、掘り起こしというか、発掘禁止であったんですが、家伝法によりまして、その期間が、三年をもちまして禁止が解除されますので、これからまた新たな局面を迎えるんじゃないかという節目の時期であります。
ですから、ちょっと質問をさせていただきたいんですけれども、現在の周辺国家の口蹄疫における非清浄国の状況を教えていただければと思います。
藤
藤本潔#13
○藤本政府参考人 お答えをいたします。
中国、台湾など、我が国の周辺諸国におきましては、最近でも口蹄疫が継続的に発生しておりまして、直近では、本年三月十五日でございますが、中国の青海省で口蹄疫が発生しているということでございます。
また、韓国では、二〇一〇年の大発生以来、ワクチン接種を継続しておりまして、いまだ清浄化が達成されていないというふうに承知をしてございます。
この発言だけを見る →中国、台湾など、我が国の周辺諸国におきましては、最近でも口蹄疫が継続的に発生しておりまして、直近では、本年三月十五日でございますが、中国の青海省で口蹄疫が発生しているということでございます。
また、韓国では、二〇一〇年の大発生以来、ワクチン接種を継続しておりまして、いまだ清浄化が達成されていないというふうに承知をしてございます。
東
藤
藤本潔#15
○藤本政府参考人 お答えをいたします。
お尋ねの、最近のロシアにおける口蹄疫の発生状況でございますけれども、三月二十五日に一件、三月二十八日に二件が、シベリア連邦管区のザバイカリエ地方で確認をされております。四月四日付で、国際獣疫事務局、OIEと呼んでおりますけれども、こちらへの通報があったと承知をしております。
これらの発生につきましては、四月五日に取りまとめて、都道府県に情報提供をさせていただいたところでございます。
この発言だけを見る →お尋ねの、最近のロシアにおける口蹄疫の発生状況でございますけれども、三月二十五日に一件、三月二十八日に二件が、シベリア連邦管区のザバイカリエ地方で確認をされております。四月四日付で、国際獣疫事務局、OIEと呼んでおりますけれども、こちらへの通報があったと承知をしております。
これらの発生につきましては、四月五日に取りまとめて、都道府県に情報提供をさせていただいたところでございます。
東
藤
藤本潔#17
○藤本政府参考人 全て網羅的に調べることは難しゅうございますが、独立行政法人国際観光振興機構によりますと、まず、中国、韓国、台湾からの日本への訪問客は年間約三百七十万人、また、これに加えまして、日本からこれら三カ国への訪問者数が約八百二十万人ということを考えますと、合計で一千万人を超える人の往来があるというふうに推計してございます。
また、国土交通省の情報でございますけれども、旅客航空便につきましては、中国から、平成二十四年の夏時点で週に六百六十八便、韓国からは、平成二十二年の冬時点で週に五百九十八便、台湾からは、平成二十三年の冬時点でございますが、週に二百三十三便が就航してございます。
また、船舶便につきましては、旅客便で、これは平成二十四年の四月時点でございますけれども、中国からは週に六便、韓国からは週に七十便が就航しているというふうに承知しております。
この発言だけを見る →また、国土交通省の情報でございますけれども、旅客航空便につきましては、中国から、平成二十四年の夏時点で週に六百六十八便、韓国からは、平成二十二年の冬時点で週に五百九十八便、台湾からは、平成二十三年の冬時点でございますが、週に二百三十三便が就航してございます。
また、船舶便につきましては、旅客便で、これは平成二十四年の四月時点でございますけれども、中国からは週に六便、韓国からは週に七十便が就航しているというふうに承知しております。
東
東国原英夫#18
○東国原分科員 かなりの数の方たちが往来して、また、これは伝染媒体が人だけではありませんね、物あるいは餌、黄砂による伝染ということもまた疑われている状況なんです。
二〇一〇年四月に宮崎県で発生した口蹄疫の感染経路を検証委員会が調べたんですが、たくさんの可能性はあるけれども、これといった特定はできなかったんですが、あらゆる手段を設けないと、どこから入ってくるかわからない。これは鳥インフルエンザ等々もそうだと思うんです。
農水省さんとしては、国としては、この口蹄疫ウイルスをディフェンスといいますか、日本に入ってこない対策というのはどういったものをされているのかというのをお伺いしたい。
この発言だけを見る →二〇一〇年四月に宮崎県で発生した口蹄疫の感染経路を検証委員会が調べたんですが、たくさんの可能性はあるけれども、これといった特定はできなかったんですが、あらゆる手段を設けないと、どこから入ってくるかわからない。これは鳥インフルエンザ等々もそうだと思うんです。
農水省さんとしては、国としては、この口蹄疫ウイルスをディフェンスといいますか、日本に入ってこない対策というのはどういったものをされているのかというのをお伺いしたい。
藤
藤本潔#19
○藤本政府参考人 お答えをいたします。
口蹄疫等の悪性の家畜伝染病の国内への侵入を防止するということは、空港とか海の港で水際対策を講じる、そういったことが家畜防疫の第一歩として非常に重要であるというふうに認識してございます。
このため、ふだんから、国際空港や海の港におきましては、消毒マットによる靴底の消毒を徹底するとともに、最近では、「クンくん」という名前で有名になっておりますけれども、検疫探知犬の活用の強化、それから、海外からの入国者に対する質問をさせていただく、さらに、必要に応じて、携帯品の検査など、水際対策を強化しているところでございます。
なお、あってはならないことではございますけれども、万が一、国内で口蹄疫が発生したときには、靴底消毒がいろいろなところでできるように、動物検疫所におきましてもそういうマットを備蓄しているところでございます。
この発言だけを見る →口蹄疫等の悪性の家畜伝染病の国内への侵入を防止するということは、空港とか海の港で水際対策を講じる、そういったことが家畜防疫の第一歩として非常に重要であるというふうに認識してございます。
このため、ふだんから、国際空港や海の港におきましては、消毒マットによる靴底の消毒を徹底するとともに、最近では、「クンくん」という名前で有名になっておりますけれども、検疫探知犬の活用の強化、それから、海外からの入国者に対する質問をさせていただく、さらに、必要に応じて、携帯品の検査など、水際対策を強化しているところでございます。
なお、あってはならないことではございますけれども、万が一、国内で口蹄疫が発生したときには、靴底消毒がいろいろなところでできるように、動物検疫所におきましてもそういうマットを備蓄しているところでございます。
東
東国原英夫#20
○東国原分科員 今の答弁にちょっと僕は疑義があるんです。
マット消毒をされているとおっしゃいましたね。では、具体的な国際空港、どういった空港で、あるいは港湾等々でマット消毒をされておられますか。
この発言だけを見る →マット消毒をされているとおっしゃいましたね。では、具体的な国際空港、どういった空港で、あるいは港湾等々でマット消毒をされておられますか。
藤
藤本潔#21
○藤本政府参考人 中国を初めとして、発生国から到着する飛行機なり、そういったところがあったら、到着する空港においてそういう靴底消毒のマットを設置させていただいたところでございます。
この発言だけを見る →東
東国原英夫#22
○東国原分科員 そうですかね。私は、宮崎空港には、長目の、大き目のマット、いつも湿らせているマットが常備されていることは存じ上げておりますが、それ以外の、中国や台湾からの国際便が到着する飛行機のおり口にマットが全部敷かれているというのは私は確認はしておらないんですけれども、またそれは私も実際目で確かめてみたいと思います。それは港湾も含めてですね。
何が言いたいかというと、やはり水際作戦が一番大事だと思うんですね。オーストラリア等々は、御案内のように、口蹄疫のポスターなんかを張られて、あるいは飛行機の中にミストをかけて消毒をしたりなんかしているわけですね。
これは、二〇一〇年、二十九万頭の牛、豚を殺処分しなきゃいけなかったということに至り、あれはやはり国益に、八百億から九百億かかわっているんですね。ですから、これはOIEに、非清浄国になれば何年もそれを解除できないということもありますので、これから攻めの農業をするのであれば、あるいは輸出等々をするのであれば、牛肉、豚肉等々は非常に重要な農業産物だと思うんですね。それを守るということは、これは成長戦略、農業戦略、あるいは食料安全保障上の問題からも非常に重要なことだと思っているんです。
ぜひこれは水際でとめていただきたい。一回ウイルスが入ると、現場は大変なんですね。ですから、まずは水際できちっと、これは自治体と協力して、自治体も一生懸命やっていると思いますので、それはお願いしておきたいと思っております。
平成十二年の三月に宮崎県と北海道で同じ口蹄疫が発生しました。このときは、たしか七百五頭の被害だったんですね。飼養頭数が少なかったというか、規模も少なかったというのと、周りに農家が、密集地帯じゃなかった、そういった状況もあったんですが、二〇一〇年は、やはり密集地帯であって、どうしても被害が拡大した部分があった。それらの対策というのは、あのころ家伝法も改正されたりなんかしてやられていると思うんです。
ことし、三年が経過して、ことしの四月二十一日から発掘禁止期間が終了します。これから埋設地を農地転換する必要があると思うんですが、地元の方にお伺いしますと、九割方が農地転換したいという御希望を持っていらっしゃるんですが、この農地転換について、国の対策というのはどうなっているか、お伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →何が言いたいかというと、やはり水際作戦が一番大事だと思うんですね。オーストラリア等々は、御案内のように、口蹄疫のポスターなんかを張られて、あるいは飛行機の中にミストをかけて消毒をしたりなんかしているわけですね。
これは、二〇一〇年、二十九万頭の牛、豚を殺処分しなきゃいけなかったということに至り、あれはやはり国益に、八百億から九百億かかわっているんですね。ですから、これはOIEに、非清浄国になれば何年もそれを解除できないということもありますので、これから攻めの農業をするのであれば、あるいは輸出等々をするのであれば、牛肉、豚肉等々は非常に重要な農業産物だと思うんですね。それを守るということは、これは成長戦略、農業戦略、あるいは食料安全保障上の問題からも非常に重要なことだと思っているんです。
ぜひこれは水際でとめていただきたい。一回ウイルスが入ると、現場は大変なんですね。ですから、まずは水際できちっと、これは自治体と協力して、自治体も一生懸命やっていると思いますので、それはお願いしておきたいと思っております。
平成十二年の三月に宮崎県と北海道で同じ口蹄疫が発生しました。このときは、たしか七百五頭の被害だったんですね。飼養頭数が少なかったというか、規模も少なかったというのと、周りに農家が、密集地帯じゃなかった、そういった状況もあったんですが、二〇一〇年は、やはり密集地帯であって、どうしても被害が拡大した部分があった。それらの対策というのは、あのころ家伝法も改正されたりなんかしてやられていると思うんです。
ことし、三年が経過して、ことしの四月二十一日から発掘禁止期間が終了します。これから埋設地を農地転換する必要があると思うんですが、地元の方にお伺いしますと、九割方が農地転換したいという御希望を持っていらっしゃるんですが、この農地転換について、国の対策というのはどうなっているか、お伺いしたいと思います。
藤
藤本潔#23
○藤本政府参考人 お答えをいたします。
平成二十二年の宮崎県におけます口蹄疫発生の際に殺処分された家畜の埋却に供した土地につきましては、本年、平成二十五年四月以降、家畜伝染病予防法によって埋却後三年間発掘してはならないとされております期間が、順次終了していくというふうに承知をしております。
これらの埋却地につきましては、今後、埋却地の確保を円滑にするという観点からも、農林水産省といたしましては、原状復旧を迅速に行っていくということが重要であるというふうに認識しております。
このため、農林水産省といたしましては、宮崎県からの要望を踏まえ、平成二十五年度から、家畜伝染病予防費負担金によりまして、患畜等の埋却地の原状復旧を支援することとしております。
今後とも、宮崎県と意見交換をしつつ、口蹄疫により被害を受けた地域の復興、発展に向けてできる限りの支援に努めてまいりたいというふうに考えております。
この発言だけを見る →平成二十二年の宮崎県におけます口蹄疫発生の際に殺処分された家畜の埋却に供した土地につきましては、本年、平成二十五年四月以降、家畜伝染病予防法によって埋却後三年間発掘してはならないとされております期間が、順次終了していくというふうに承知をしております。
これらの埋却地につきましては、今後、埋却地の確保を円滑にするという観点からも、農林水産省といたしましては、原状復旧を迅速に行っていくということが重要であるというふうに認識しております。
このため、農林水産省といたしましては、宮崎県からの要望を踏まえ、平成二十五年度から、家畜伝染病予防費負担金によりまして、患畜等の埋却地の原状復旧を支援することとしております。
今後とも、宮崎県と意見交換をしつつ、口蹄疫により被害を受けた地域の復興、発展に向けてできる限りの支援に努めてまいりたいというふうに考えております。
東
東国原英夫#24
○東国原分科員 ありがとうございます。
あのころ、私は現場にいて非常に困ったのが、罹患しているかどうかというのを検査するのに、一々東京の動衛研に血液検体を送らなきゃいけないんですね。これで一日、二日おくれるわけですよ、陰性か陽性かというのが。そういったことがもうちょっと簡素にできないか、あるいはスピーディーにできないかというのが非常に現場で思ったことなんですね。
例えば、動衛研を……
この発言だけを見る →あのころ、私は現場にいて非常に困ったのが、罹患しているかどうかというのを検査するのに、一々東京の動衛研に血液検体を送らなきゃいけないんですね。これで一日、二日おくれるわけですよ、陰性か陽性かというのが。そういったことがもうちょっと簡素にできないか、あるいはスピーディーにできないかというのが非常に現場で思ったことなんですね。
例えば、動衛研を……
西
東
東国原英夫#26
○東国原分科員 はい。東京だけじゃなくて各地方に置く、あるいは簡易キットみたいな、すぐ、口蹄疫かどうか、陰性か陽性かわかるような、そういうシステムを構築するおつもりはないですか。これを最後の質問にします。
この発言だけを見る →西
西銘恒三郎#27
○西銘主査 時間が来ていますから、厳守しないと大変になりますので、答弁は後で個人的にやってください。(藤本政府参考人「今よろしいですか」と呼ぶ)
では、藤本安全局長、手短にお願いします。
この発言だけを見る →では、藤本安全局長、手短にお願いします。
藤
藤本潔#28
○藤本政府参考人 お尋ねの動衛研につきましては、非常に高度な検査能力が必要でございますので、資源の集中という観点から、全国的に設置するということは考えておりませんが、さらに動衛研の体制、位置づけについては考えてまいりたいと思っておりますし、お尋ねのございました簡易キットにつきましても、国で、ただいま実験室レベルでの性能を確認するというところまで来ております。今後、完成を目指して頑張ってまいりたいというふうに考えているところでございます。
よろしくお願いいたします。
この発言だけを見る →よろしくお願いいたします。
東