安全保障委員会
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会
会議録情報#0
平成三十年五月二十五日(金曜日)
午前九時開議
出席委員
委員長 寺田 稔君
理事 大岡 敏孝君 理事 門山 宏哲君
理事 武田 良太君 理事 宮澤 博行君
理事 若宮 健嗣君 理事 本多 平直君
理事 渡辺 周君 理事 浜地 雅一君
江渡 聡徳君 小田原 潔君
大西 宏幸君 大野敬太郎君
北村 誠吾君 熊田 裕通君
高村 正大君 中谷 元君
中谷 真一君 浜田 靖一君
福田 達夫君 和田 義明君
宮川 伸君 村上 史好君
後藤 祐一君 古本伸一郎君
佐藤 茂樹君 広田 一君
赤嶺 政賢君 下地 幹郎君
照屋 寛徳君 長島 昭久君
…………………………………
防衛大臣 小野寺五典君
防衛大臣政務官 大野敬太郎君
防衛大臣政務官 福田 達夫君
政府参考人
(内閣府国際平和協力本部事務局次長) 加野 幸司君
政府参考人
(防衛省大臣官房長) 高橋 憲一君
政府参考人
(防衛省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官) 小波 功君
政府参考人
(防衛省大臣官房審議官) 辰己 昌良君
政府参考人
(防衛省防衛政策局長) 前田 哲君
政府参考人
(防衛省人事教育局長) 武田 博史君
政府参考人
(防衛省地方協力局長) 深山 延暁君
政府参考人
(防衛省統合幕僚監部総括官) 鈴木 敦夫君
安全保障委員会専門員 林山 泰彦君
—————————————
委員の異動
五月二十五日
辞任 補欠選任
古本伸一郎君 後藤 祐一君
同日
辞任 補欠選任
後藤 祐一君 古本伸一郎君
—————————————
五月十五日
戦争法の廃止を求めることに関する請願(志位和夫君紹介)(第一二〇一号)
同(塩川鉄也君紹介)(第一二〇二号)
は本委員会に付託された。
—————————————
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
国の安全保障に関する件(イラク派遣の日報等)
————◇—————
この発言だけを見る →午前九時開議
出席委員
委員長 寺田 稔君
理事 大岡 敏孝君 理事 門山 宏哲君
理事 武田 良太君 理事 宮澤 博行君
理事 若宮 健嗣君 理事 本多 平直君
理事 渡辺 周君 理事 浜地 雅一君
江渡 聡徳君 小田原 潔君
大西 宏幸君 大野敬太郎君
北村 誠吾君 熊田 裕通君
高村 正大君 中谷 元君
中谷 真一君 浜田 靖一君
福田 達夫君 和田 義明君
宮川 伸君 村上 史好君
後藤 祐一君 古本伸一郎君
佐藤 茂樹君 広田 一君
赤嶺 政賢君 下地 幹郎君
照屋 寛徳君 長島 昭久君
…………………………………
防衛大臣 小野寺五典君
防衛大臣政務官 大野敬太郎君
防衛大臣政務官 福田 達夫君
政府参考人
(内閣府国際平和協力本部事務局次長) 加野 幸司君
政府参考人
(防衛省大臣官房長) 高橋 憲一君
政府参考人
(防衛省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官) 小波 功君
政府参考人
(防衛省大臣官房審議官) 辰己 昌良君
政府参考人
(防衛省防衛政策局長) 前田 哲君
政府参考人
(防衛省人事教育局長) 武田 博史君
政府参考人
(防衛省地方協力局長) 深山 延暁君
政府参考人
(防衛省統合幕僚監部総括官) 鈴木 敦夫君
安全保障委員会専門員 林山 泰彦君
—————————————
委員の異動
五月二十五日
辞任 補欠選任
古本伸一郎君 後藤 祐一君
同日
辞任 補欠選任
後藤 祐一君 古本伸一郎君
—————————————
五月十五日
戦争法の廃止を求めることに関する請願(志位和夫君紹介)(第一二〇一号)
同(塩川鉄也君紹介)(第一二〇二号)
は本委員会に付託された。
—————————————
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
国の安全保障に関する件(イラク派遣の日報等)
————◇—————
寺
寺田稔#1
○寺田委員長 これより会議を開きます。
国の安全保障に関する件、特にイラク派遣の日報等について調査を進めます。
この際、防衛大臣から報告を聴取いたします。小野寺防衛大臣。
この発言だけを見る →国の安全保障に関する件、特にイラク派遣の日報等について調査を進めます。
この際、防衛大臣から報告を聴取いたします。小野寺防衛大臣。
小
小野寺五典#2
○小野寺国務大臣 今般、大野防衛大臣政務官を長とする調査チーム報告書及び統合幕僚監部等によるイラクの日報に係る大臣報告の経緯などに関する報告書が取りまとめられましたので、一昨日、公表いたしました。
今回明らかになった事実関係を踏まえ、関係者に対する厳重な処分を行い、また、防衛省・自衛隊が国民の信頼を回復するための再発防止策もあわせて公表いたしました。
まず、大野政務官のチームにつきましては、陸上自衛隊研究本部においてイラクの日報が昨年三月二十七日に発見されていたにもかかわらず、当時の稲田防衛大臣に対し報告が上がっていなかった理由、及びその情報が共有されていた範囲についての事実関係を調査してまいりました。
調査の結果、研究本部教訓課においては、南スーダンPKOの日報問題に関する特別防衛監察が実施されていた状況において、イラクの日報の存在が昨年三月二十七日に確認されましたが、当時の稲田防衛大臣の再探索指示を伝えるメールの意図が必ずしも明確に読み取れるものではなかったことや情報公開請求に対して十分な探索が行われなかったこと、適切な事務処理が行われなかったことなどから、当時の稲田防衛大臣に対しイラクの日報の存在が報告されなかったことが明らかとなりました。
結果として、防衛省・自衛隊が防衛大臣の指示に対し、組織として適切に応えておらず、また、国会議員からの質問、資料要求や情報公開請求に対し不適切な対応をし、それを速やかに正すことができなかったものであり、反省すべき問題と認識しております。
次に、イラクの日報の存在を統幕が確認してから私に報告するまでに一カ月を要した経緯について調査を行いました。
これについては、三月二日に日報の存在を確認して以降、統幕参事官等の関係部署は、確認された日報の精査、大臣報告に係る関係部署との調整、日報の探索漏れがないかの再確認、国会議員からの資料要求や情報公開請求への対応状況の確認等の必要な作業を行っていたことが改めて確認されましたが、やはり、このような事案を認知したのであれば、私への報告には時間をかけずに直ちに一報するべきであり、適切とは言いがたい対応であったと認識しております。
次に、陸上自衛隊国際活動教育隊において保管していないとしていた日報が確認された経緯についても調査を行いました。
これについては、国会議員からの資料要求に対し、十分な探索を行わず、日報を保有していない旨の回答をしたことは適切とは言えず、また、特別防衛監察や情報公開請求により日報を発見したが、資料要求に対する回答や国会答弁を改めるための必要な取組を実施しなかったことも適切とは言えないと認識しております。
最後に、航空自衛隊においてイラクの日報が確認された経緯についても調査を行いました。
空自では、昨年二月、八月及び本年三月の探索では日報は確認されませんでしたが、四月になって三日分の日報を確認するに至っており、これは、保有する日報の把握が不十分であったと言わざるを得ないと認識しております。
私としては、このような事実関係を踏まえると、今般のイラクの日報等をめぐる事案は、防衛省・自衛隊が組織として防衛大臣の指示に適切に応えられず、シビリアンコントロールにもかかわりかねない重大な問題をはらんでいたところがあり、また、行政文書管理、情報公開に関し、隊員による不適切な事務処理があったことは否定できないものと認識しております。同時に、こうしたことが、当時の国会議員からの資料要求や情報公開請求等についての不適切な対応につながり、防衛省として適切な対外説明責任を果たす機会を損なわしめたものと認識しております。
このように明らかになった事実関係を踏まえ、一昨日、防衛事務次官以下関係者十七名に対する処分を行いました。
今般のような事案の再発を防止するため、防衛省・自衛隊全体として、指示、命令を履行する体制の強化や、行政文書管理や情報公開が適切になされるための新たな取組等を盛り込んだ再発防止策をまとめたところです。
総理からは、実力組織である防衛省・自衛隊においては、防衛大臣の指示がしっかりと末端の部隊まで行き渡ることが特に重要であり、組織文化や職員の意識を改革していくため、再発防止に全力を挙げるよう指示がありました。
このような御指示も踏まえ、私としては、防衛省・自衛隊の二十五万人の先頭に立って、再発防止策を推進し、防衛省・自衛隊に対する国民の信頼回復に全力を注いでまいりたいと思います。
この発言だけを見る →今回明らかになった事実関係を踏まえ、関係者に対する厳重な処分を行い、また、防衛省・自衛隊が国民の信頼を回復するための再発防止策もあわせて公表いたしました。
まず、大野政務官のチームにつきましては、陸上自衛隊研究本部においてイラクの日報が昨年三月二十七日に発見されていたにもかかわらず、当時の稲田防衛大臣に対し報告が上がっていなかった理由、及びその情報が共有されていた範囲についての事実関係を調査してまいりました。
調査の結果、研究本部教訓課においては、南スーダンPKOの日報問題に関する特別防衛監察が実施されていた状況において、イラクの日報の存在が昨年三月二十七日に確認されましたが、当時の稲田防衛大臣の再探索指示を伝えるメールの意図が必ずしも明確に読み取れるものではなかったことや情報公開請求に対して十分な探索が行われなかったこと、適切な事務処理が行われなかったことなどから、当時の稲田防衛大臣に対しイラクの日報の存在が報告されなかったことが明らかとなりました。
結果として、防衛省・自衛隊が防衛大臣の指示に対し、組織として適切に応えておらず、また、国会議員からの質問、資料要求や情報公開請求に対し不適切な対応をし、それを速やかに正すことができなかったものであり、反省すべき問題と認識しております。
次に、イラクの日報の存在を統幕が確認してから私に報告するまでに一カ月を要した経緯について調査を行いました。
これについては、三月二日に日報の存在を確認して以降、統幕参事官等の関係部署は、確認された日報の精査、大臣報告に係る関係部署との調整、日報の探索漏れがないかの再確認、国会議員からの資料要求や情報公開請求への対応状況の確認等の必要な作業を行っていたことが改めて確認されましたが、やはり、このような事案を認知したのであれば、私への報告には時間をかけずに直ちに一報するべきであり、適切とは言いがたい対応であったと認識しております。
次に、陸上自衛隊国際活動教育隊において保管していないとしていた日報が確認された経緯についても調査を行いました。
これについては、国会議員からの資料要求に対し、十分な探索を行わず、日報を保有していない旨の回答をしたことは適切とは言えず、また、特別防衛監察や情報公開請求により日報を発見したが、資料要求に対する回答や国会答弁を改めるための必要な取組を実施しなかったことも適切とは言えないと認識しております。
最後に、航空自衛隊においてイラクの日報が確認された経緯についても調査を行いました。
空自では、昨年二月、八月及び本年三月の探索では日報は確認されませんでしたが、四月になって三日分の日報を確認するに至っており、これは、保有する日報の把握が不十分であったと言わざるを得ないと認識しております。
私としては、このような事実関係を踏まえると、今般のイラクの日報等をめぐる事案は、防衛省・自衛隊が組織として防衛大臣の指示に適切に応えられず、シビリアンコントロールにもかかわりかねない重大な問題をはらんでいたところがあり、また、行政文書管理、情報公開に関し、隊員による不適切な事務処理があったことは否定できないものと認識しております。同時に、こうしたことが、当時の国会議員からの資料要求や情報公開請求等についての不適切な対応につながり、防衛省として適切な対外説明責任を果たす機会を損なわしめたものと認識しております。
このように明らかになった事実関係を踏まえ、一昨日、防衛事務次官以下関係者十七名に対する処分を行いました。
今般のような事案の再発を防止するため、防衛省・自衛隊全体として、指示、命令を履行する体制の強化や、行政文書管理や情報公開が適切になされるための新たな取組等を盛り込んだ再発防止策をまとめたところです。
総理からは、実力組織である防衛省・自衛隊においては、防衛大臣の指示がしっかりと末端の部隊まで行き渡ることが特に重要であり、組織文化や職員の意識を改革していくため、再発防止に全力を挙げるよう指示がありました。
このような御指示も踏まえ、私としては、防衛省・自衛隊の二十五万人の先頭に立って、再発防止策を推進し、防衛省・自衛隊に対する国民の信頼回復に全力を注いでまいりたいと思います。
寺
寺
寺田稔#4
○寺田委員長 この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府国際平和協力本部事務局次長加野幸司君、防衛省大臣官房長高橋憲一君、防衛省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官小波功君、防衛省大臣官房審議官辰己昌良君、防衛省防衛政策局長前田哲君、防衛省人事教育局長武田博史君、防衛省地方協力局長深山延暁君、防衛省統合幕僚監部総括官鈴木敦夫君の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府国際平和協力本部事務局次長加野幸司君、防衛省大臣官房長高橋憲一君、防衛省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官小波功君、防衛省大臣官房審議官辰己昌良君、防衛省防衛政策局長前田哲君、防衛省人事教育局長武田博史君、防衛省地方協力局長深山延暁君、防衛省統合幕僚監部総括官鈴木敦夫君の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
寺
寺
中
中谷真一#7
○中谷(真)委員 自民党の中谷真一でございます。
本日は、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。十分と短い時間でございますので、早速質問に移りたいと思います。
今回、防衛省が、イラク日報また南スーダンの日報に対して、情報公開、適切に行われなかったことは、これは、これまでの自衛官の努力を無にすることになってしまう、また水泡に帰すことになってしまうので、これについては、今後適切に対応していただきたいということを、まず冒頭申し上げたいと思います。
ただ、前回も質問させていただきましたが、この日報を始め、安全保障にかかわる文書を殊さらに公開すればよいというものではないというふうに考えております。
今回、この日報の公開において非常に問題になっているわけでありますが、まず、自衛官が、自衛隊がなぜこういうイラクやまた南スーダンに派遣をされたのか、何のために行ったのかというところであります。
これは、一九九一年の湾岸戦争、イラクがクウェートに侵攻いたしました。このときに、多国籍軍がこれに対応したわけであります。日本は、人員等は出さずに、この際、多額の支援金を拠出いたしました。金額にして百三十億ドル、日本円にしますと一兆五千五百億を拠出したわけであります。
ただ、その後の日本の評価はどうであったかというと、汗をかかずに金を出しただけという評価でありました。国際社会はおろか、当事国であったクウェートからも感謝されない。国際社会における日本の地位はどうなるんだという議論が非常に巻き起こりました。これを受けてか、イラク特措法を成立させて、自衛隊をイラクに派遣をして国際貢献をすることになったわけであります。
まさに、自衛隊は国際平和のために汗をかいて、そしてそのことが日本の国際的な地位を確立していくことにつながっている。だから我々はこうやって平和を享受できている、また、更に繁栄を享受できているわけであります。まさに、国益のために体を張って危険を肩がわりしているのが、私は自衛隊だというふうに考えております。この自衛隊が、今回この日報を公開することによって危険にさらされるのではないかということを私は申し上げているわけであります。
前回も質問させていただいたときに申し上げました。これは、警備の内容や、また弾薬の数、さらには部隊長の分刻みの行動、さらには一週間の業務予定なんというのも入っているんですよね。こういったものを殊さらに公開していくことは本当にいいのかというところは、これは私は、防衛省の中でもう一度しっかりとした検討をして、そして対応策を出さなければいけないというふうに考えております。
また、今回のこの南スーダンの日報に関しては、南スーダンでまだ自衛隊がオペレーションをしている最中でありました。こういうときに、これを殊さらに情報開示していくということは、私はこれは常軌を逸しているというふうに思います。
安全保障で使われる文書というのは、これは非常に重要な文書であります。今回の日報においても、やはり教訓や事後の検証というものが必要であります。そういう意味では、これはしっかりと文書管理して、永久保存にするということは大切なことでありますが、やはり公開する時期については検討が必要だ。他国もそうしているんですけれども、三十年後に公開する等、一定期間を、やはり情報公開法を改正して、ほかの省庁の文書と同列に扱われないような措置も必要だというふうに考えております。
これは、皆さん、自衛官は国民ですからね、国民の命が危険にさらされるわけであります。また、私は、やはり防衛大臣として、二十五万自衛官の命を預かっている大臣であります、その立場から、このことについてお答えを頂戴したいと思います。
この発言だけを見る →本日は、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。十分と短い時間でございますので、早速質問に移りたいと思います。
今回、防衛省が、イラク日報また南スーダンの日報に対して、情報公開、適切に行われなかったことは、これは、これまでの自衛官の努力を無にすることになってしまう、また水泡に帰すことになってしまうので、これについては、今後適切に対応していただきたいということを、まず冒頭申し上げたいと思います。
ただ、前回も質問させていただきましたが、この日報を始め、安全保障にかかわる文書を殊さらに公開すればよいというものではないというふうに考えております。
今回、この日報の公開において非常に問題になっているわけでありますが、まず、自衛官が、自衛隊がなぜこういうイラクやまた南スーダンに派遣をされたのか、何のために行ったのかというところであります。
これは、一九九一年の湾岸戦争、イラクがクウェートに侵攻いたしました。このときに、多国籍軍がこれに対応したわけであります。日本は、人員等は出さずに、この際、多額の支援金を拠出いたしました。金額にして百三十億ドル、日本円にしますと一兆五千五百億を拠出したわけであります。
ただ、その後の日本の評価はどうであったかというと、汗をかかずに金を出しただけという評価でありました。国際社会はおろか、当事国であったクウェートからも感謝されない。国際社会における日本の地位はどうなるんだという議論が非常に巻き起こりました。これを受けてか、イラク特措法を成立させて、自衛隊をイラクに派遣をして国際貢献をすることになったわけであります。
まさに、自衛隊は国際平和のために汗をかいて、そしてそのことが日本の国際的な地位を確立していくことにつながっている。だから我々はこうやって平和を享受できている、また、更に繁栄を享受できているわけであります。まさに、国益のために体を張って危険を肩がわりしているのが、私は自衛隊だというふうに考えております。この自衛隊が、今回この日報を公開することによって危険にさらされるのではないかということを私は申し上げているわけであります。
前回も質問させていただいたときに申し上げました。これは、警備の内容や、また弾薬の数、さらには部隊長の分刻みの行動、さらには一週間の業務予定なんというのも入っているんですよね。こういったものを殊さらに公開していくことは本当にいいのかというところは、これは私は、防衛省の中でもう一度しっかりとした検討をして、そして対応策を出さなければいけないというふうに考えております。
また、今回のこの南スーダンの日報に関しては、南スーダンでまだ自衛隊がオペレーションをしている最中でありました。こういうときに、これを殊さらに情報開示していくということは、私はこれは常軌を逸しているというふうに思います。
安全保障で使われる文書というのは、これは非常に重要な文書であります。今回の日報においても、やはり教訓や事後の検証というものが必要であります。そういう意味では、これはしっかりと文書管理して、永久保存にするということは大切なことでありますが、やはり公開する時期については検討が必要だ。他国もそうしているんですけれども、三十年後に公開する等、一定期間を、やはり情報公開法を改正して、ほかの省庁の文書と同列に扱われないような措置も必要だというふうに考えております。
これは、皆さん、自衛官は国民ですからね、国民の命が危険にさらされるわけであります。また、私は、やはり防衛大臣として、二十五万自衛官の命を預かっている大臣であります、その立場から、このことについてお答えを頂戴したいと思います。
小
小野寺五典#8
○小野寺国務大臣 防衛省・自衛隊の部隊が作成する文書である日報は、行政機関の職員が職務上作成し、又は取得した文書であって、当該行政機関の職員が組織的に用いるものとの行政文書の定義に合致しております。
このため、現行の情報公開法上、日報を、一般の行政文書とは異なる取扱いをして、開示請求の例外とすることは困難であります。同法第五条に基づき、公になれば隊員の安全や部隊の任務遂行に支障が生じるおそれのある部分等については不開示とするなど適切に対応しながら、国民の皆様への法的責任を果たすべく取り組んでいるところであります。
今委員からの、この改正のことについてのお話がありましたが、これは各党でさまざまな議論があるというふうに承知をしております。自民党においても、公文書管理に関する改革検討委員会等で議論されていると承知をしておりますので、各党でさまざまな議論をされるということではないかと思っております。
この発言だけを見る →このため、現行の情報公開法上、日報を、一般の行政文書とは異なる取扱いをして、開示請求の例外とすることは困難であります。同法第五条に基づき、公になれば隊員の安全や部隊の任務遂行に支障が生じるおそれのある部分等については不開示とするなど適切に対応しながら、国民の皆様への法的責任を果たすべく取り組んでいるところであります。
今委員からの、この改正のことについてのお話がありましたが、これは各党でさまざまな議論があるというふうに承知をしております。自民党においても、公文書管理に関する改革検討委員会等で議論されていると承知をしておりますので、各党でさまざまな議論をされるということではないかと思っております。
中
中谷真一#9
○中谷(真)委員 私は、やはりこれは自衛隊を預かっている防衛省がやるべきだ。これは命がかかっていますからね。先頭に立って私はぜひやってもらいたいと思います。私は党でまた大きな声で主張していきますが、これは本当に命のかかった問題でありますから、殊さらに公開すればいいというものではないということを強く申し上げたいというふうに思います。
更に申し上げますと、体を張ったあげくに、帰ってきて、このように、何か悪いことをしてきたのではないかというようなことでは、私は、これは自衛官の皆さんに申しわけない。また、私も元自衛官として非常に強い憤りを感じます。
これに対してどう対応していくかということを考えるんですけれども、私はやはり、自衛隊が海外に派遣されている、何をしているかということに対しての情報発信が非常に弱いのではないかというふうに思います。
ですから、今、国民の皆さんは、どこに自衛官が派遣されているかとか、そこで何をしているのかということを本当に認識しているんでしょうか。こういったことはやはりしっかり私は防衛省としてもやっていかなければいけないし、今回はPKOでありますから、これは内閣府はしっかりやっていかなきゃいけない。
このためには、しっかりと予算をとって、そして、メディアを帯同する際お金がかかるのであれば、それに対して助成をするとか、あとは、今、ソーシャルメディアがたくさんあります、ユーチューブなど、こういったメディアを駆使してやはり国民に発信するとか、こういったことをしっかりと予算を確保してやらなければいけないというふうに思います。
民主主義国家というのは、安全保障に関する行動をするときには、やはり国民の理解がなければできないんです。国民の後押しがなければできないんです。そういう意味では、ここに対して力を入れるべきだというふうに思います。
また、やはり、大臣始め、防衛省では防衛大臣であります、また内閣府の国際平和協力本部の本部長は総理であります。そういう意味では、その責任ある立場になられた方は、やはり、近くに行った際には必ず自衛隊が派遣されているところに行って、メディアを連れていって、そして激励をしていただく、激励をしている姿をやはりメディアに撮ってもらって、またそれをソーシャルメディア等で流す。こういうことによって、何をやっているのかということを私はどんどん情報発信するべきだというふうに考えております。
これに対して、今後どうしていくかということについて、御回答いただきたいと思います。
この発言だけを見る →更に申し上げますと、体を張ったあげくに、帰ってきて、このように、何か悪いことをしてきたのではないかというようなことでは、私は、これは自衛官の皆さんに申しわけない。また、私も元自衛官として非常に強い憤りを感じます。
これに対してどう対応していくかということを考えるんですけれども、私はやはり、自衛隊が海外に派遣されている、何をしているかということに対しての情報発信が非常に弱いのではないかというふうに思います。
ですから、今、国民の皆さんは、どこに自衛官が派遣されているかとか、そこで何をしているのかということを本当に認識しているんでしょうか。こういったことはやはりしっかり私は防衛省としてもやっていかなければいけないし、今回はPKOでありますから、これは内閣府はしっかりやっていかなきゃいけない。
このためには、しっかりと予算をとって、そして、メディアを帯同する際お金がかかるのであれば、それに対して助成をするとか、あとは、今、ソーシャルメディアがたくさんあります、ユーチューブなど、こういったメディアを駆使してやはり国民に発信するとか、こういったことをしっかりと予算を確保してやらなければいけないというふうに思います。
民主主義国家というのは、安全保障に関する行動をするときには、やはり国民の理解がなければできないんです。国民の後押しがなければできないんです。そういう意味では、ここに対して力を入れるべきだというふうに思います。
また、やはり、大臣始め、防衛省では防衛大臣であります、また内閣府の国際平和協力本部の本部長は総理であります。そういう意味では、その責任ある立場になられた方は、やはり、近くに行った際には必ず自衛隊が派遣されているところに行って、メディアを連れていって、そして激励をしていただく、激励をしている姿をやはりメディアに撮ってもらって、またそれをソーシャルメディア等で流す。こういうことによって、何をやっているのかということを私はどんどん情報発信するべきだというふうに考えております。
これに対して、今後どうしていくかということについて、御回答いただきたいと思います。
福
福田達夫#10
○福田大臣政務官 お答え申し上げます。
先生おっしゃるとおり、まず、自衛隊の活動というものは、まず国民の理解がなければできない、これが第一でございます。
なので、まずは、いかようなことをやっているかということの情報開示、これをしっかりしていくということが一番であると思っていますので、それにつきましては一生懸命やっているつもりではございますけれども、まずは、マスコミを通じた記者会見、お知らせ等、又はホームページ、フェイスブック、ツイッター等を利用した、これをまずやらせていただくというのが基本であると思っていますし、また、先生御指摘の、できる限り、海外で厳しい任務をしている自衛隊、自衛隊員、これに対して政務が訪れて激励をする、このことも大変重要だと思っていますし、おっしゃるとおり、その姿を見ていただくということも大事だと思っております。
状況が許す限り、ぜひこういうことをやっていきたいというふうに思っていますし、このことを通じまして、やはり我々としましては、国民の皆様に、一つは、海外で自衛隊員がしっかりと厳しい任務を果たしている、このことをまず正確に知っていただく。そして、その上で、その任務というものが、先ほど先生おっしゃいました、国際的な平和でありますとか、それがひいては日本の安定になり、そして国民の皆様の安心をつくっている、このことを御理解いただくこと、これをしっかりとやっていきたいと思っていますし、御指導をいただきたいというふうに思っております。
この発言だけを見る →先生おっしゃるとおり、まず、自衛隊の活動というものは、まず国民の理解がなければできない、これが第一でございます。
なので、まずは、いかようなことをやっているかということの情報開示、これをしっかりしていくということが一番であると思っていますので、それにつきましては一生懸命やっているつもりではございますけれども、まずは、マスコミを通じた記者会見、お知らせ等、又はホームページ、フェイスブック、ツイッター等を利用した、これをまずやらせていただくというのが基本であると思っていますし、また、先生御指摘の、できる限り、海外で厳しい任務をしている自衛隊、自衛隊員、これに対して政務が訪れて激励をする、このことも大変重要だと思っていますし、おっしゃるとおり、その姿を見ていただくということも大事だと思っております。
状況が許す限り、ぜひこういうことをやっていきたいというふうに思っていますし、このことを通じまして、やはり我々としましては、国民の皆様に、一つは、海外で自衛隊員がしっかりと厳しい任務を果たしている、このことをまず正確に知っていただく。そして、その上で、その任務というものが、先ほど先生おっしゃいました、国際的な平和でありますとか、それがひいては日本の安定になり、そして国民の皆様の安心をつくっている、このことを御理解いただくこと、これをしっかりとやっていきたいと思っていますし、御指導をいただきたいというふうに思っております。
中
中谷真一#11
○中谷(真)委員 自衛官の皆さん、海外で堂々と国益のために働いているわけであります。これに対してやはりしっかりと応えていただきたいということをお願い申し上げ、私の質問を終わらせていただきます。
ありがとうございました。
この発言だけを見る →ありがとうございました。
寺
浜
浜地雅一#13
○浜地委員 公明党の浜地雅一です。
私も、十分、時間をいただきまして、質問をしたいと思います。
まず、このイラクの日報についての報告書についてきょうは質疑ですが、きのう米朝の首脳会談が中止になって、これから北朝鮮情勢がまた緊迫をするような可能性がある中で、そういった話でなくて、このイラクの日報をこの安全保障委員会でやらなきゃいけないということに対して、私は非常に残念に正直思っております。
それと、きのう我が公明党でも、このイラク日報の報告を受けまして部会を開かせていただきまして、さまざまな意見がありました。その中で、いわゆるこのイラクの日報について、開示請求をなさっていることを知っているけれども日報の存在を知らなかった人と、日報の存在は知っていたけれども、いわゆる大臣からの指示や開示請求がかかっていることを知らなかったので、たまたまそれが相まって上まで上がらなかった、そういう報告書であります。
通常であれば、その後、経験則に当てはめて、現場ではそうは言っているけれども、実際は知り得たのではないかというような認定をするところですが、この報告書というのは、やはり、本人たちの話に基づいて、それ以上経験則に当てはめて更に踏み込んで認定はできないということでございますので、それを前提にこの調査報告書はつくられているということも説明を受けたところでございます。
当然、捜査機関ではありませんので、そういった事実認定になるのかなというのが、私の実は率直な感想でございます。また、しかし一方で、きちっと調査報告が出たんだから、過去のことではなく、これから再発防止策に向かってしっかりと小野寺防衛大臣を中心に防衛省が頑張る姿を見せることが信頼回復につながるという意見もございましたので、紹介をさせていただきました。
そこで、今回は、教訓課長が、実際は陸幕への報告を必要なんじゃないかというふうに考えた場面がございます。大野チームの報告書の八ページなんですけれども、それに対して総合研究部第一研究課員のIさんが、通達は南スーダンのものであったので、不要だというふうに答え、その後更にこの教訓課長は、総合研究部長の方が陸幕に報告する必要があるんじゃないかという話をしたんですが、この教訓課長はIさんから必要がないと聞いていたので、必要ございませんというところで陸幕には上がらなかったという報告書があるわけでございます。
そうなると、ただ、ここの調査報告にあらわれていないのは、実際に、じゃ、陸幕の方々が、問合せがあったりとか、若しくはこのイラクの日報があることを知り得る端緒になるようなそういったものがあったのかどうか、それについては調査をしたのかどうかがここには記載されていないわけでございます。
そこで、実際に陸幕の方には調査をしたのか、そして、調査をしたとするとどういう方法で調査をしたのかを大野大臣政務官にお答えいただきたいと思います。
この発言だけを見る →私も、十分、時間をいただきまして、質問をしたいと思います。
まず、このイラクの日報についての報告書についてきょうは質疑ですが、きのう米朝の首脳会談が中止になって、これから北朝鮮情勢がまた緊迫をするような可能性がある中で、そういった話でなくて、このイラクの日報をこの安全保障委員会でやらなきゃいけないということに対して、私は非常に残念に正直思っております。
それと、きのう我が公明党でも、このイラク日報の報告を受けまして部会を開かせていただきまして、さまざまな意見がありました。その中で、いわゆるこのイラクの日報について、開示請求をなさっていることを知っているけれども日報の存在を知らなかった人と、日報の存在は知っていたけれども、いわゆる大臣からの指示や開示請求がかかっていることを知らなかったので、たまたまそれが相まって上まで上がらなかった、そういう報告書であります。
通常であれば、その後、経験則に当てはめて、現場ではそうは言っているけれども、実際は知り得たのではないかというような認定をするところですが、この報告書というのは、やはり、本人たちの話に基づいて、それ以上経験則に当てはめて更に踏み込んで認定はできないということでございますので、それを前提にこの調査報告書はつくられているということも説明を受けたところでございます。
当然、捜査機関ではありませんので、そういった事実認定になるのかなというのが、私の実は率直な感想でございます。また、しかし一方で、きちっと調査報告が出たんだから、過去のことではなく、これから再発防止策に向かってしっかりと小野寺防衛大臣を中心に防衛省が頑張る姿を見せることが信頼回復につながるという意見もございましたので、紹介をさせていただきました。
そこで、今回は、教訓課長が、実際は陸幕への報告を必要なんじゃないかというふうに考えた場面がございます。大野チームの報告書の八ページなんですけれども、それに対して総合研究部第一研究課員のIさんが、通達は南スーダンのものであったので、不要だというふうに答え、その後更にこの教訓課長は、総合研究部長の方が陸幕に報告する必要があるんじゃないかという話をしたんですが、この教訓課長はIさんから必要がないと聞いていたので、必要ございませんというところで陸幕には上がらなかったという報告書があるわけでございます。
そうなると、ただ、ここの調査報告にあらわれていないのは、実際に、じゃ、陸幕の方々が、問合せがあったりとか、若しくはこのイラクの日報があることを知り得る端緒になるようなそういったものがあったのかどうか、それについては調査をしたのかどうかがここには記載されていないわけでございます。
そこで、実際に陸幕の方には調査をしたのか、そして、調査をしたとするとどういう方法で調査をしたのかを大野大臣政務官にお答えいただきたいと思います。
大
大野敬太郎#14
○大野大臣政務官 恐れ入ります。
まず冒頭、委員から、聞き取りによって、まず前提にして、そしてそれがそごがないかということを前提にして、それで結果をまとめたんだということをおっしゃっていただきました。
まさにそれが中心になるわけでございますが、まずこの部分について申し上げさせていただきますと、まさにおっしゃるとおりで、それを裏づける証拠、文書とかあるいはメールとか、そういったものをまずはしっかりと調査するわけでございます。
私も先日の記者会見の冒頭で申し上げさせていただきましたとおり、国民の皆さんから非常なる疑惑の観点、国会の皆様方からのそういった疑惑の観点がございますので、我々チームといたしましては、まずは一旦その認識に立って、そして、調査のやり方としては、その角度から、本当にそれなんだろうか、そういった観点で調査を進めてまいりましたので、そういった浮かび上がった像を一旦否定するエビデンスがないのかどうかというのもしっかりと調べさせていただきました。そういう観点では、かなりしっかり調べさせていただいたつもりでございます。
もちろん、陸幕の中でも、メールあるいは文書、聞き取り、聞き取りというのは合計大体七十名から聞き取りを直接行っておりますし、また……(浜地委員「陸幕で」と呼ぶ)全体としてはですね。アンケートとしては四百名の職員に対してアンケート調査を行っているところでございまして、また、現場にはやはり非常に何か見えるものがあるとよくこういう捜査では言われますけれども、私自身も、研究本部教訓課に参りまして、そして現場を見てまいりましたし、また、統幕の中にも行ってまいりました。
そして、関係職員からの聞き取りあるいは書類というのの収集を行ってまいりましたが、現在、報告書に取りまとめてございますとおり、陸幕において、研究本部教訓課のイラクの日報が存在することを認知した者というのを確認することは、現在においてはできておりません。
この発言だけを見る →まず冒頭、委員から、聞き取りによって、まず前提にして、そしてそれがそごがないかということを前提にして、それで結果をまとめたんだということをおっしゃっていただきました。
まさにそれが中心になるわけでございますが、まずこの部分について申し上げさせていただきますと、まさにおっしゃるとおりで、それを裏づける証拠、文書とかあるいはメールとか、そういったものをまずはしっかりと調査するわけでございます。
私も先日の記者会見の冒頭で申し上げさせていただきましたとおり、国民の皆さんから非常なる疑惑の観点、国会の皆様方からのそういった疑惑の観点がございますので、我々チームといたしましては、まずは一旦その認識に立って、そして、調査のやり方としては、その角度から、本当にそれなんだろうか、そういった観点で調査を進めてまいりましたので、そういった浮かび上がった像を一旦否定するエビデンスがないのかどうかというのもしっかりと調べさせていただきました。そういう観点では、かなりしっかり調べさせていただいたつもりでございます。
もちろん、陸幕の中でも、メールあるいは文書、聞き取り、聞き取りというのは合計大体七十名から聞き取りを直接行っておりますし、また……(浜地委員「陸幕で」と呼ぶ)全体としてはですね。アンケートとしては四百名の職員に対してアンケート調査を行っているところでございまして、また、現場にはやはり非常に何か見えるものがあるとよくこういう捜査では言われますけれども、私自身も、研究本部教訓課に参りまして、そして現場を見てまいりましたし、また、統幕の中にも行ってまいりました。
そして、関係職員からの聞き取りあるいは書類というのの収集を行ってまいりましたが、現在、報告書に取りまとめてございますとおり、陸幕において、研究本部教訓課のイラクの日報が存在することを認知した者というのを確認することは、現在においてはできておりません。
浜
浜地雅一#15
○浜地委員 もう少し本当は具体的に答えていただきたい。要は、七十名のヒアリングや四百名のアンケートの中で、陸幕に対して大体どういう調査方法をしたのかということを答えていただきたかったんですが、陸幕の方でもメールを確認したりとか、実際、ヒアリングをされているというふうにきのうの部会でも確認をさせていただきましたので、いわゆる現場の教訓課だけの話ではなく、実際にそれをもしかすると受け取る可能性があった陸幕の方にも調査をされているというふうに私はきのう認識をしております。
次に、これは大臣にお聞きをしたいと思います。ちょっと、最後の質問にしたいと思います。最後の、三番目の質問にしたいと思います。
今回、いわゆる再発防止策を更に講じられました。しかし、今回防衛省がこの日報についてはしっかりと取り組んでいくという姿勢を示すことによって、逆に、これはむしろ、もう一回情報開示やまた国会議員からの請求があったときに日報が漏れるようなことがあると、更にまたせっかくの信頼回復の過程というのはより毀損をされてしまうわけです。しかし、やはりどうしてもこの防衛の分野に対しては、一般の方々でも非常に興味本位の方もいらっしゃって、たくさんの情報開示請求が来ているというふうにも聞いております。先ほどの中谷自民党の議員の、だから日報は特別に扱うんだということも、私もその必要性というのは感じますが、どうしても行政文書の定義に当てはまってしまうので、なかなか難しいところでございます。
そうなると、これから私はこの情報開示請求が非常に増加することがむしろ予想されるんじゃないかなと。そうなると、自衛隊の主たる業務が情報公開請求にならないようにしなきゃいけないという意見がございました。しかし、その中で、これまでのやり方をしていれば恐らく膨大な作業に忙殺をされてしまうことになるわけでございます。
その中で、再発防止策の一つとして、やはり、日報を電子データ化して、一元管理をして、すぐに取り出せる状態にしておく。もしかするとこれは安全保障上問題があるのであれば、その部分は最初から黒塗りにしておいても私はいいんじゃないかと。すぐ取り出して、すぐに開示できるような状態にするべきではないかと思っています。
しかし、防衛省全体としてはこの電子データ管理は一〇%ぐらいしかできていないということでございますので、これから小野寺防衛大臣には、そのための体制整備、また予算もかかると思います。それについて、最後、大臣に、この電子データ化、一元管理についての方向性についてお聞きをしたいと思います。
この発言だけを見る →次に、これは大臣にお聞きをしたいと思います。ちょっと、最後の質問にしたいと思います。最後の、三番目の質問にしたいと思います。
今回、いわゆる再発防止策を更に講じられました。しかし、今回防衛省がこの日報についてはしっかりと取り組んでいくという姿勢を示すことによって、逆に、これはむしろ、もう一回情報開示やまた国会議員からの請求があったときに日報が漏れるようなことがあると、更にまたせっかくの信頼回復の過程というのはより毀損をされてしまうわけです。しかし、やはりどうしてもこの防衛の分野に対しては、一般の方々でも非常に興味本位の方もいらっしゃって、たくさんの情報開示請求が来ているというふうにも聞いております。先ほどの中谷自民党の議員の、だから日報は特別に扱うんだということも、私もその必要性というのは感じますが、どうしても行政文書の定義に当てはまってしまうので、なかなか難しいところでございます。
そうなると、これから私はこの情報開示請求が非常に増加することがむしろ予想されるんじゃないかなと。そうなると、自衛隊の主たる業務が情報公開請求にならないようにしなきゃいけないという意見がございました。しかし、その中で、これまでのやり方をしていれば恐らく膨大な作業に忙殺をされてしまうことになるわけでございます。
その中で、再発防止策の一つとして、やはり、日報を電子データ化して、一元管理をして、すぐに取り出せる状態にしておく。もしかするとこれは安全保障上問題があるのであれば、その部分は最初から黒塗りにしておいても私はいいんじゃないかと。すぐ取り出して、すぐに開示できるような状態にするべきではないかと思っています。
しかし、防衛省全体としてはこの電子データ管理は一〇%ぐらいしかできていないということでございますので、これから小野寺防衛大臣には、そのための体制整備、また予算もかかると思います。それについて、最後、大臣に、この電子データ化、一元管理についての方向性についてお聞きをしたいと思います。
小
小野寺五典#16
○小野寺国務大臣 御指摘のとおり、現時点でも、防衛省に対して年間五千件から六千件の情報公開請求が来ております。大変膨大な作業ということになります。この作業を効率化し、そして、正確に国民の皆様あるいは国会の要求に対応できるように、電子ファイル化の推進、あるいはデータ管理基盤の整備、そしてまた予算の獲得の中で、特にマンパワーも必要でありますので、行政文書管理、公開等に知見を有する隊員OBの非常勤職員としての活用、さまざまなことを考えながら体制の整備を心がけていきたいと思います。
この発言だけを見る →浜
寺
宮
宮川伸#19
○宮川(伸)委員 立憲民主党の宮川伸でございます。
きょうは、この調査チームの報告書について質問させていただきます。この調査報告に関する政府の見解、今、小野寺防衛大臣の方から御説明がありまして、私の方も聞かせていただきました。
一方で、この報告書について、私も読ませていただいたんですが、まだ少ししっくりこない部分、あるいは理解がまだできていない部分があります。そういったところをきょうお聞きしたいなと思っているんですけれども、それをお聞きする中で、今の安倍政権の体質ですけれども、私が聞いても正確な答えが返ってこないんじゃないかというちょっと懸念をどうしても持ってしまうという中で、冒頭、小野寺防衛大臣の考え方について少しお伺いしたいと思います。
加計学園のことですけれども、加計学園問題で、今、安倍首相と加計理事長がお会いしたのではないか、これが、愛媛県の文書が出てきたということであります。そういった中で、今、会った会わないという状況になってしまっていますが、これは、安倍首相か、加計理事長か、あるいは愛媛県か、どなたかが間違ったことを言っているということしか思えないわけですけれども、小野寺防衛大臣、この件に関してはどのようにお考えでしょうか。
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一方で、この報告書について、私も読ませていただいたんですが、まだ少ししっくりこない部分、あるいは理解がまだできていない部分があります。そういったところをきょうお聞きしたいなと思っているんですけれども、それをお聞きする中で、今の安倍政権の体質ですけれども、私が聞いても正確な答えが返ってこないんじゃないかというちょっと懸念をどうしても持ってしまうという中で、冒頭、小野寺防衛大臣の考え方について少しお伺いしたいと思います。
加計学園のことですけれども、加計学園問題で、今、安倍首相と加計理事長がお会いしたのではないか、これが、愛媛県の文書が出てきたということであります。そういった中で、今、会った会わないという状況になってしまっていますが、これは、安倍首相か、加計理事長か、あるいは愛媛県か、どなたかが間違ったことを言っているということしか思えないわけですけれども、小野寺防衛大臣、この件に関してはどのようにお考えでしょうか。
小
小野寺五典#20
○小野寺国務大臣 まず、今委員から御指摘がありました文書について、私は直接見ておりません。また、所掌ではありませんが、いずれにしても、私ども、政府の一員として、国会の求め、そしてまた国会議員のその背中には多くの国民がおります、そこに対して、真摯に答弁をさせていただき、信頼を得るような、そんなことをしていくことが私自身も心がけるべきことだと思っております。
この発言だけを見る →宮
宮川伸#21
○宮川(伸)委員 この件、国民が非常に関心が高いので、私は、やはり加計理事長と中村知事を国会に呼んで、明らかにすべきじゃないかと思いますが、大臣も閣僚の一人としてどのように思われますでしょうか。
この発言だけを見る →小
宮
宮川伸#23
○宮川(伸)委員 こういった今の小野寺防衛大臣のお考えを聞いた上で、私、この調査報告書の中身について誠実にお答えをいただきたいと思います。
そして、質問の方に入っていきます。
まず、この調査報告書、いろいろな方が出てきてわかりにくいので、資料を配付いたしまして、私なりにちょっとまとめてみました。下の部分に組織図が書いてありますが、赤字で書いてある部分、イラク日報の存在を知っていた、あるいは知り得た方がこの赤字になっております。この上の部分が調査の中ですけれども、四つ大きく、請求があったものが四つに分かれます。
一が、国会議員からの資料請求、これに関しては、研究本部は調査をしていなかったということ。そして二番目が、稲田大臣からの指示ということでありますが、これは研究本部のFさんが担当してやった。しかし、十分な探索をしないまま文書なしと回答したということであります。三番目が、南スーダンの特別防衛監察でありますが、これは、教訓課長、G氏、O氏、このG氏、O氏が外づけハードディスクを調べて、それでイラク日報があるということを認識したということです。そして四が、行政文書の開示請求でありますが、こちらに関しては、研究本部のF氏、あるいは、四月で人事異動があったみたいでN氏、こういった方々が調査をしたということであります。
結局、このF氏が情報公開担当者であるんですが、なぜこの三の防衛監察のところだけF氏はかかわっていないのか。これは、F氏がここでかかわっていれば迅速にデータが出たはずなので、上がったはずなんですね。これはなぜF氏がかかわらなかったのか、御説明いただけますでしょうか。
この発言だけを見る →そして、質問の方に入っていきます。
まず、この調査報告書、いろいろな方が出てきてわかりにくいので、資料を配付いたしまして、私なりにちょっとまとめてみました。下の部分に組織図が書いてありますが、赤字で書いてある部分、イラク日報の存在を知っていた、あるいは知り得た方がこの赤字になっております。この上の部分が調査の中ですけれども、四つ大きく、請求があったものが四つに分かれます。
一が、国会議員からの資料請求、これに関しては、研究本部は調査をしていなかったということ。そして二番目が、稲田大臣からの指示ということでありますが、これは研究本部のFさんが担当してやった。しかし、十分な探索をしないまま文書なしと回答したということであります。三番目が、南スーダンの特別防衛監察でありますが、これは、教訓課長、G氏、O氏、このG氏、O氏が外づけハードディスクを調べて、それでイラク日報があるということを認識したということです。そして四が、行政文書の開示請求でありますが、こちらに関しては、研究本部のF氏、あるいは、四月で人事異動があったみたいでN氏、こういった方々が調査をしたということであります。
結局、このF氏が情報公開担当者であるんですが、なぜこの三の防衛監察のところだけF氏はかかわっていないのか。これは、F氏がここでかかわっていれば迅速にデータが出たはずなので、上がったはずなんですね。これはなぜF氏がかかわらなかったのか、御説明いただけますでしょうか。
小
小波功#24
○小波政府参考人 お答えいたします。
ただいま宮川先生から御指摘ございましたように、F氏がなぜ、情報公開の担当でありながら、結果的にこの特別防衛監察の関係にかかわりなかったのか。
これにつきましては、まさにFというのは、情報公開の担当、あるいは、累次の、いわゆる陸幕等からの本件にかかわる照会に対して回答した実務はやっておったんですけれども、一方、御案内のように、平成二十九年の三月十七日に始まりました、あくまでも南スーダンのいわゆる日報に関する特別防衛監察との関係で申し上げますと、指揮命令系統のラインが異なっておりまして、そちらについては、研究本部でも総務課等を通じまして、Fが直接その窓口等になってかかわらない形で実務が行われたということでございます。
この発言だけを見る →ただいま宮川先生から御指摘ございましたように、F氏がなぜ、情報公開の担当でありながら、結果的にこの特別防衛監察の関係にかかわりなかったのか。
これにつきましては、まさにFというのは、情報公開の担当、あるいは、累次の、いわゆる陸幕等からの本件にかかわる照会に対して回答した実務はやっておったんですけれども、一方、御案内のように、平成二十九年の三月十七日に始まりました、あくまでも南スーダンのいわゆる日報に関する特別防衛監察との関係で申し上げますと、指揮命令系統のラインが異なっておりまして、そちらについては、研究本部でも総務課等を通じまして、Fが直接その窓口等になってかかわらない形で実務が行われたということでございます。
宮
小
宮
宮川伸#27
○宮川(伸)委員 結局、先ほども少しありましたが、この赤字の方々は、イラク日報の存在を確認していた、認知できる位置にいたんですが、しかし、その要求があったということは知らなかった。このFさん、Nさんは、要求があるのは知っていたんだけれども、イラク日報があることを知らなかったということであります。
この報告書を読んでいると、まだ、しっかりよくわからないのが、教訓課長、G氏、O氏が、こういった指示を、こういった要求があるということをしっかり理解していなかったかどうかということなんですが、まず、この稲田防衛大臣の指示というものがあったということをこの教訓課長、G氏、O氏が認識していなかったというのは、聞き取り調査で明らかなんでしょうか。
この発言だけを見る →この報告書を読んでいると、まだ、しっかりよくわからないのが、教訓課長、G氏、O氏が、こういった指示を、こういった要求があるということをしっかり理解していなかったかどうかということなんですが、まず、この稲田防衛大臣の指示というものがあったということをこの教訓課長、G氏、O氏が認識していなかったというのは、聞き取り調査で明らかなんでしょうか。
小
小波功#28
○小波政府参考人 お答えいたします。
まさに今先生から御指摘のありました点は本件の一つの核心でございまして、私ども、これら関係者、特にG、それからその上司であります部長あるいは課長等につきまして入念に確認をしたところでございます。それとともに、まさに本件、もう一つのキーはF、まさにその窓口となっておりまして、本件それぞれの照会の情報を知り得た者でございますけれども、双方に入念に確認をいたしました。
その結果、事実関係といたしまして、報告書にございますように、Fは、みずからはそれら照会の窓口となっておるんですけれども、上司等に諮ることなく累次回答しておりまして、その回答したこと等も含めまして上司等に報告をしていなかったということを認めておりますので、それからまた、一方、それぞれ実際に日報等の存在を確認する可能性があった、若しくは確認をした教訓課長等につきましては、逆に、Fからそういう報告は受けていないということで、これに関しては双方の証言が一致しておりますので、このような報告書等の記述ぶりになっております。
この発言だけを見る →まさに今先生から御指摘のありました点は本件の一つの核心でございまして、私ども、これら関係者、特にG、それからその上司であります部長あるいは課長等につきまして入念に確認をしたところでございます。それとともに、まさに本件、もう一つのキーはF、まさにその窓口となっておりまして、本件それぞれの照会の情報を知り得た者でございますけれども、双方に入念に確認をいたしました。
その結果、事実関係といたしまして、報告書にございますように、Fは、みずからはそれら照会の窓口となっておるんですけれども、上司等に諮ることなく累次回答しておりまして、その回答したこと等も含めまして上司等に報告をしていなかったということを認めておりますので、それからまた、一方、それぞれ実際に日報等の存在を確認する可能性があった、若しくは確認をした教訓課長等につきましては、逆に、Fからそういう報告は受けていないということで、これに関しては双方の証言が一致しておりますので、このような報告書等の記述ぶりになっております。
宮
宮川伸#29
○宮川(伸)委員 念のため聞きたいんですが、この一の国会議員からの資料請求に関しては、教訓課長、G氏、O氏は知らなかったということを、調書でそういうことになっているんでしょうか。
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