予算委員会

2018-03-28 参議院 全529発言

⚠️ 発言のコピー・転載時は出典元URL(kokkai.ndl.go.jpおよびkokkai-data.com)を必ず残してください。改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

会議録情報#0
平成三十年三月二十八日(水曜日)
   午前八時五十七分開会
    ─────────────
   委員の異動
 三月二十七日
    辞任         補欠選任
     小川 敏夫君     伊藤 孝恵君
     矢田わか子君     石橋 通宏君
     高木かおり君     東   徹君
     福山 哲郎君     川田 龍平君
 三月二十八日
    辞任         補欠選任
     小池  晃君     井上 哲士君
     東   徹君     石井 苗子君
     森 ゆうこ君     山本 太郎君
     川田 龍平君     有田 芳生君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         金子原二郎君
    理 事
                石井 準一君
                宇都 隆史君
                高野光二郎君
                二之湯武史君
                丸川 珠代君
                川合 孝典君
                難波 奨二君
                横山 信一君
                辰巳孝太郎君
    委 員
                青山 繁晴君
                朝日健太郎君
                有村 治子君
                上野 通子君
                太田 房江君
                こやり隆史君
                島田 三郎君
                滝沢  求君
                中泉 松司君
                中野 正志君
                平野 達男君
                舞立 昇治君
                松川 るい君
                元榮太一郎君
                山田  宏君
                吉川ゆうみ君
                和田 政宗君
                渡邉 美樹君
                伊藤 孝恵君
                石橋 通宏君
                大島九州男君
                大野 元裕君
                小西 洋之君
                藤田 幸久君
                熊野 正士君
                杉  久武君
                竹内 真二君
                三浦 信祐君
                井上 哲士君
                小池  晃君
                大門実紀史君
                浅田  均君
                東   徹君
                石井 苗子君
                山本 太郎君
                有田 芳生君
                川田 龍平君
               薬師寺みちよ君
   国務大臣
       内閣総理大臣   安倍 晋三君
       財務大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(金融)
       )        麻生 太郎君
       総務大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(男女共
       同参画、マイナ
       ンバー制度))  野田 聖子君
       法務大臣     上川 陽子君
       外務大臣     河野 太郎君
       文部科学大臣
       国務大臣     林  芳正君
       厚生労働大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(拉致問
       題))      加藤 勝信君
       農林水産大臣   齋藤  健君
       経済産業大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(原子力
       損害賠償・廃炉
       等支援機構))  世耕 弘成君
       国土交通大臣
       国務大臣     石井 啓一君
       環境大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(原子力
       防災))     中川 雅治君
       防衛大臣     小野寺五典君
       国務大臣
       (内閣官房長官) 菅  義偉君
       国務大臣
       (復興大臣)   吉野 正芳君
       国務大臣
       (国家公安委員
       会委員長)
       (内閣府特命担
       当大臣(防災)
       )        小此木八郎君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(少子化
       対策、クールジ
       ャパン戦略、知
       的財産戦略、科
       学技術政策、宇
       宙政策))    松山 政司君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(経済財
       政政策))    茂木 敏充君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(規制改
       革、地方創生)
       )        梶山 弘志君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(沖縄及
       び北方対策、消
       費者及び食品安
       全、海洋政策)
       )        福井  照君
       国務大臣     鈴木 俊一君
   副大臣
       財務副大臣    木原  稔君
       経済産業副大臣  武藤 容治君
        ─────
       会計検査院長   河戸 光彦君
        ─────
   政府特別補佐人
       内閣法制局長官  横畠 裕介君
   事務局側
       事務総長     郷原  悟君
       常任委員会専門
       員        小野 亮治君
   政府参考人
       内閣官房内閣審
       議官       三田 紀之君
       内閣府大臣官房
       審議官      田中愛智朗君
       警察庁警備局長  村田  隆君
       総務省行政管理
       局長       山下 哲夫君
       法務省刑事局長  辻  裕教君
       外務大臣官房審
       議官       飯島 俊郎君
       外務省アジア大
       洋州局長     金杉 憲治君
       財務大臣官房長  矢野 康治君
       財務省理財局長  太田  充君
       文部科学省高等
       教育局私学部長  村田 善則君
       経済産業大臣官
       房審議官     松尾 剛彦君
       中小企業庁事業
       環境部長     吾郷 進平君
       中小企業庁経営
       支援部長     高島 竜祐君
       国土交通省住宅
       局長       伊藤 明子君
       国土交通省鉄道
       局長       藤井 直樹君
       国土交通省航空
       局長       蝦名 邦晴君
   説明員
       会計検査院事務
       総局第三局長   戸田 直行君
   参考人
       日本銀行総裁   黒田 東彦君
       日本銀行副総裁  若田部昌澄君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○参考人の出席要求に関する件
○平成三十年度一般会計予算(内閣提出、衆議院
 送付)
○平成三十年度特別会計予算(内閣提出、衆議院
 送付)
○平成三十年度政府関係機関予算(内閣提出、衆
 議院送付)
    ─────────────
この発言だけを見る →
金子原二郎#1
○委員長(金子原二郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
 平成三十年度総予算三案審査のため、本日の委員会に日本銀行副総裁若田部昌澄君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →
金子原二郎#2
○委員長(金子原二郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ─────────────
この発言だけを見る →
金子原二郎#3
○委員長(金子原二郎君) 平成三十年度総予算三案に関する理事会決定事項について御報告いたします。
 本日午前は、安倍内閣の基本姿勢に関する集中審議を行うこととし、質疑は往復方式で行い、質疑割当て時間は百五十一分とし、各会派への割当て時間は、自由民主党・こころ十五分、民進党・新緑風会四十分、公明党二十四分、日本共産党二十四分、日本維新の会十八分、希望の会(自由・社民)十分、立憲民主党十分、無所属クラブ十分とすること、質疑順位につきましてはお手元の通告表のとおりでございます。
 また、午後は、締めくくり質疑を四十分行うこととし、各会派への割当て時間は、自由民主党・こころ四分、民進党・新緑風会十三分、公明党五分、日本共産党五分、日本維新の会四分、希望の会(自由・社民)三分、立憲民主党三分、無所属クラブ三分とすること、質疑順位につきましてはお手元の通告表のとおりでございます。
 速記を止めてください。
   〔速記中止〕
この発言だけを見る →
金子原二郎#4
○委員長(金子原二郎君) 速記を起こしてください。
    ─────────────
この発言だけを見る →
金子原二郎#5
○委員長(金子原二郎君) 平成三十年度一般会計予算、平成三十年度特別会計予算、平成三十年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、安倍内閣の基本姿勢に関する集中審議を行います。
 これより質疑を行います。丸川珠代君。
この発言だけを見る →
丸川珠代#6
○丸川珠代君 おはようございます。自由民主党の丸川珠代でございます。
 昨日の佐川前国税庁長官の証言では、森友学園の決裁文書についての書換えや国有地の貸付け、売払いの取引に関して、安倍総理や総理夫人の指示や関与、また総理官邸関係者の指示や関与、圧力がなかったということが明らかにされました。また、佐川前国税庁長官は安倍総理や総理夫人の影響が一切なかったと断言をし、安倍総理の昨年二月十七日の答弁についても、その後の佐川前長官の答弁に影響を与えなかったということも明言をしました。夫人が名誉校長であることの影響もなかったとのことでありました。
 この委員会の皆様そしてテレビを御覧の国民の皆様とも共有をしたいのは、昨日の佐川前国税庁長官の証言は、虚偽であれば懲役刑に処されることもある大変重いものだということであります。この証言の重さを、証人に出頭を求めたこの委員会においてまずしっかりと受け止めるべきだと思います。
 総理には、佐川前長官のこの重い証言を受け止め、その上でなお国民の皆様に対して丁寧に、かつ真摯に向き合い、真相の究明に力を尽くしていただきたいと存じますが、いかがでしょうか。
この発言だけを見る →
安倍晋三#7
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 証人喚問のやり取りについては、政府としてはコメントしないというのが政府の立場でございます。
 これまでも私は、決裁文書の書換えについて私は全く指示もしていないということは申し上げてきたとおりであります。また、私や妻がこの国有地払下げや学校の認可に、もちろん事務所も含めて一切関わっていない、そんたく、例えば私の二月十七日の答弁を役所の人がどのように受け止めたかは答えようがないということを申し上げてきたとおりであります。もうあとは国民の皆様が御判断いただくことだと思っておりますし、今後ともしっかりと我々説明責任を果たしていきたいと思います。
 ただ、今般の書換え問題により、政府、行政全体の信頼が損なわれ、行政の長として責任を痛感しております。行政の最終的な責任は内閣総理大臣たる私にあるわけでありまして、改めて国民の皆様に深くおわびを申し上げたいと思います。国民の皆様から厳しい目が向けられていることを真摯に受け止めながら、なぜこのようなことが起こったのか、全てを明らかにするために徹底的に調査を行い、全容を解明していかなければならないと考えております。
 その上において、二度とこうしたことが起こらないように組織を立て直していく必要があると考えておりますし、私も内閣総理大臣としてその責任を果たしていく決意でございます。
この発言だけを見る →
丸川珠代#8
○丸川珠代君 国民は、書換え問題の一刻も早い真相究明を望んでいます。財務省の調査に対しては、麻生大臣はもちろんのことでございますが、総理にも強い指導力を是非発揮をしていただきたいと存じます。
 一点、昨日の書換えの問題について、私が、総理、総理夫人の指示について、指示はなかったんですねという聞き方をしたことにつきまして、答えを誘導しているのではないかというような指摘がございますが、そのような趣旨でこの聞き方をしたのではないということを申し上げておきたいと思います。佐川証人に対しては既に委員長が質問をされ、また、私も冒頭一つ質問をした中で、佐川証人は官邸に相談、報告をしていないということで、私から見れば包括的な証言をされたものですから、更に詳細を確認するという意図を持って、指示はなかったんですねという聞き方をしたものでございます。
 それでは、理財局に少し昨日の佐川前長官の証言を受けて伺ってまいりたいと思います。
 佐川前長官は昨日、交渉記録に関する自身の答弁が丁寧さを欠いていた理由として、当時本当にこの局内、私も含めて連日連夜までという日々でございまして、本当に休むことのできないような、月曜日から金曜日まで毎日御質問をいただいている中で、そうした余裕がなかった、それはもうお叱りを受けるのは重々承知でございますが、全くそういう余裕がなかったというのが実態でございました、申し訳ございませんとおわびをされています。
 いかなる状況であっても答弁に丁寧さを欠くことはあってはならないと考えますが、太田理財局長は当時の佐川局長がどのような状況に置かれていたと推察をしますか。
この発言だけを見る →
太田充#9
○政府参考人(太田充君) お答えを申し上げます。
 先ほど委員からお話がありましたように、昨日の前長官の御発言というのは、それだけ重いものを、議院証言法に基づくものですから大変重い証言だと私どもも受け止めております。
 その上で、昨日の今のくだりの部分は、私なりには大変正直に、物すごく正直にお話をされたというふうに思っております。一年後でございますのでやや違う状況だとは思いますが、私の今の自分の身に照らしても、佐川前長官のそのときの状況は本当に余裕がない状況だったと思います。
 ただ、前長官もおっしゃっておられたように、それを理由にして、だから答弁が丁寧さを欠いたということは弁解の理由にはならないというふうには前長官もおっしゃっていますし、私もそう思っております。
この発言だけを見る →
丸川珠代#10
○丸川珠代君 佐川局長は、他の議員に対する証言でも、答弁書が間に合わない、読み込めないで答弁に臨むこともあった、部内の協議ができない、資料の確認は騒然とした状況の中で怠った、レクを受ける時間がほとんどない状況、自分一人が答弁書を持っている状況という証言をしています。この証言をつなぎ合わせますと、理財局長が満足に説明を受ける時間が取れないまま、時に答弁書すらない状況で答弁に立ち、ましてや元の資料に立ち返る余裕もなく答弁に追われていたという状況がうかがわれます。また、この当時の職員の皆さんの労働の状況がいかなるものであったかということも大変気になります。
 理財局長、これは私、済みません、ちょっと通告をしそびれてしまったんですが、分かる範囲で当時職員の皆様がどのような状況で働いていたのかということをお話しいただけませんか。
この発言だけを見る →
太田充#11
○政府参考人(太田充君) お答えを申し上げます。
 平日、国会の答弁があるというときは、基本的には完全に徹夜をしているという状況だったと思われます。それと、週末も作業をしていたと思います。
 一年後の話なので同じとは申し上げられませんが、現在の状況は私がよく存じ上げておりますので申し上げると、答弁はとにかく朝まで掛かってということですし、週末もほとんど全部出勤をしております。私自身のことを申し上げれば、自分が能力がないということを白状するような話で大変恥ずかしいんですが、今国会が始まってから休んだことがあるのは二月の三連休のうち、ちょっと風邪を引いていたので一日だけ休みましたけど、それ以外は一日も休んだことはございません。そういう状況ではございます。
この発言だけを見る →
丸川珠代#12
○丸川珠代君 この当時の状況を関係する人に聞いたところ、何十人もが二か月余りにわたってずっと省内に泊まり込みをしていた、家に帰れない状況であったというようなことを伺っております。
 こういう状況の中で、今の太田理財局長が振り返って考えるときに、当時の佐川前局長が丁寧な答弁を貫くためにいかなる策を講じ得たと考えますか。これは再発防止も念頭にお答えをいただきたいと存じます。
この発言だけを見る →
太田充#13
○政府参考人(太田充君) お答えを申し上げます。
 基本的には、できるだけ情報をうまく集約することができるようにするということだと思います。あと、どうしてもやっぱり一日は二十四時間しかないので、結局やっぱり週末、土日をどれだけうまく使うかということが、正直に言うと、仕事をする上では、国会答弁をさせていただくには大変大事だというふうには思っております。
この発言だけを見る →
丸川珠代#14
○丸川珠代君 つまり、休まないで働くということになるわけだろうと思うんですが、やはり国会に誠実に、そして真摯に向き合っていただく上においては、職員の皆様にきちんと休みも取って働いていただくことが重要であろうと思いますので、どのような体制を取ればこうした丁寧な答弁ができないような事態を招かないかということについても、これは組織としての点検ということは必要であろうかと思います。
 ただ一方で、これだけ忙しい中でも書換えをする時間はあったというわけでございまして、これは一体どういうことなのか、ちょっと私は理解に苦しむんですが、太田理財局長、いかがでしょうか。
この発言だけを見る →
太田充#15
○政府参考人(太田充君) お答えを申し上げます。
 今のお話は、委員の御指摘はそのとおりだというふうに思っております。
 今まさに、いつ誰がどのようにしてという調査をしている最中でございますので、現時点でつまびらかにできることは難しいというふうには思いますが、私なりには、聞いている限り、先ほどちょっと私申し上げましたが、やはりそういう作業というか、要するに、どうするかということを、物理的な作業は別としてどうするかと考えているというのは、結局どうも週末にやっていたというふうに私なりには承知をしているというところでございます。
この発言だけを見る →
丸川珠代#16
○丸川珠代君 理財局の司令塔である局長がずっと答弁に立つわけですから、全体を誰が見るのかというようなことも組織として考えなければならないのではないかと思います。別に理財局に限った話ではなくて、各省庁がしっかりと、そうした国会にきちんと向き合うためにどのような体制が取れるのかということは是非検討いただきたいと思います。
 財務大臣に伺います。
 昨日の証言の聴取においては、残念ながら、理財局の中の誰がどのような指示をして、そして、なぜどんな目的でこの書換えが行われたのかについて佐川前長官の証言は得られませんでした。私たちも、そして国民の皆様も、財務省による徹底した調査によって一日も早く真相が究明されることを求めております。
 真相究明に向けての麻生財務大臣の覚悟をお聞かせいただきたいと存じます。
この発言だけを見る →
麻生太郎#17
○国務大臣(麻生太郎君) これは今、丸川先生の御指摘がございましたけれども、度々お答えをさせていただいておりますが、少なくとも、決裁を受けた公文書を書き換える、またそれが国会に運用される等々、これはゆゆしき話なんであって、私どもとしては甚だ遺憾の極みなんだと申し上げてきております。
 したがいまして、今私ども、この問題に関しましては、少なくとも今調査を受けておる立場でもありますので、ある程度限られた調査をせざるを得ぬというところはあります。しかし、それでもできる範囲、やれるところはあろうということで、今、官房長を中心に理財局としてきちんとした内容をやっておるんですが、今現在、私どもとして、理財局もいろいろ、国債課を担当しましたり、またいろいろな、いわゆる資金の運用というか、国有財産の運用とかいろんなしている部門がありますので、理財局の国有地を管理しております部署というものということになりますと理財局の一部ということになろうと思いますが、その一部においてこれが行われたというところまでは私どもとしてもつかんでいるところなんですが、誰がどのようにして、いつ何の目的でという点につきましては、まだそこまで調査がたどり着いておりませんので、きちっとした答えを出すべく更に努力をさせておるところであります。
この発言だけを見る →
丸川珠代#18
○丸川珠代君 一刻も早く、しかし徹底して調査を行っていただきたいと思います。
 総理にお伺いをいたします。
 佐川前長官の証言あるいは太田局長の答弁等を踏まえますと、公文書書換えの再発防止には組織と個人の両方の観点から取り組むことが必要ではないかと考えます。公文書書換えの再発防止に向けて今後どのように取り組まれますか。総理の進める対策と決意をお述べください。
この発言だけを見る →
安倍晋三#19
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 三月二十三日の閣僚懇談会におきまして、この度の決裁文書の書換えにより行政全体の信頼が損なわれたことは痛恨の極みである、全ての政府職員は原点に立ち返って公文書の重要性を肝に銘じる必要があると、各行政機関は四月から新ガイドラインによるルールの徹底、そして電子決裁システムへの移行の加速に直ちに取り組むべきである、現在行われている事実関係の調査、解明を踏まえ、更に問題点を洗い出し、公文書管理の在り方について政府を挙げての見直しを行いたいという旨の発言を行いました。
 いずれにせよ、国民の皆様から厳しい目が向けられていることを真摯に受け止めながら、まずは、なぜこのようなことが起こったのか、全てを明らかにするために徹底的に調査を行い、全容を解明しなければならないと考えております。
 その上において、二度とこうしたことが起こらないように組織を立て直していく必要があると思っております。私も総理大臣としてその責任を果たしていかなければならないと、こう固く決意をしているところでございます。
この発言だけを見る →
丸川珠代#20
○丸川珠代君 ありがとうございました。
 公務員の方一人一人の強い意識も大事だろうと、これは佐川さんの証言でございますが、しかしながら、休みなく数多くの答弁を求められる状況においては、個々人の限界までの働きに組織を委ねていては国会への真摯な対応が難しいということも今回分かりましたので、是非、組織としてどう立て直すのか、御検討よろしくお願い申し上げます。
 以上です。
この発言だけを見る →
金子原二郎#21
○委員長(金子原二郎君) 以上で丸川珠代君の質疑は終了いたしました。拍手
    ─────────────
この発言だけを見る →
金子原二郎#22
○委員長(金子原二郎君) 次に、川合孝典君の質疑を行います。川合孝典君。
この発言だけを見る →
川合孝典#23
○川合孝典君 おはようございます。民進党の川合孝典です。
 森友学園問題について御質問させていただきたいと思います。
 冒頭、改めて予算委員各位に申し上げたいと思いますが、今回の改ざん文書の本委員会及び会計検査院に対する提出は、憲法に基づく国政調査権を妨害し、国権の最高機関たる立法府を欺き、さらには議会制民主主義を否定し、本院予算委員会を冒涜する言語道断の暴挙であるということは言うまでもない事実であります。
 こうした認識に基づきまして、度重なる私たち野党からの要求に応える形で、昨日、ようやく佐川前理財局長の証人喚問が行われましたが、肝腎の決裁文書の改ざんに関しては全て証言を拒否されました。また、関連する質問にも全く証言が得られなかったのが実情でございます。
 今回の証人喚問によって真相究明に一歩近づくのではないのかと国民の皆様が期待をされたわけでありますが、逆にむしろ疑惑が深まったのではないのかと言わざるを得ない、これが率直な思いでございます。
 また、文書改ざんをテーマにした証人喚問を今回開いたにもかかわらず、文書改ざんに関わる証言は一切なさいませんでした。何のために証人の宣誓まで行って証人喚問に出てこられたのか、ただのアリバイづくりじゃないのかと言わざるを得ない、このことを指摘させていただきたいと思います。
 その上で、総理にまずお伺いしたいと思います。
 総理も昨日、証人喚問の内容について御覧になられたと思いますが、一連の佐川証人の証言についてどのようにお感じになられたのか、このことをお伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →
安倍晋三#24
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も、衆参で行われた証人喚問、全て拝見をさせていただきました。
 その上で申し上げますと、証人喚問におけるやり取りは政府側としてはコメントしないというのが今までの証人喚問についての政府の一貫した立場であります。
 これまでも、私は、決裁文書の書換えについては私は全く指示もしていないということを申し上げてまいりましたし、私や妻がこの国有地払下げや学校の認可に、もちろん事務所も含めて一切関わっていないと、そんたく、例えば私の二月十七日の答弁を役所の人がどのように受け止めたかは答えようがないと、こう申し上げていたところでございます。
 このことについて、この今私が述べたことについて昨日の証人喚問を通じてどのような答えが出たか、あるいは私がどのような印象を持ったかということについては、これは、先ほど申し上げましたように、政府の立場は一貫してコメントを述べないということでございまして、国民の皆様の御判断に任せたいと、このように思っているところでございます。
この発言だけを見る →
川合孝典#25
○川合孝典君 ちょっと質問の仕方変えましょう。
 今回の佐川氏の証人喚問によって疑惑は晴れたと思われるでしょうか。私は、別に先入観を持って聞いているわけではないんです。疑惑を解明する、真相を究明して再発防止につなげると総理も与党の皆さんもおっしゃっているわけでありますから、それに資する証人喚問であったのかということを、そのことに、疑惑が晴れることに今回つながったのかということをどうお感じになられているか。
この発言だけを見る →
安倍晋三#26
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大変申し訳ないんですが、証人喚問の評価、論評については、これは従来からの証人喚問のときもそうなんですが、政府はそれについて、まさに議会の皆様が全会一致で証人喚問を行われたわけでありまして、それについて論評をすることは控えなければいけないということで、ずっと論評を控えさせていただいたところでございます。
 そして、今私はどういう答弁をしてきたかということについて申し上げたところでございますが、その私が答弁したことについての、との関わり、あるいは、このなぜ書き換えられたかということの、ついての証言との関係等については、まさにこれは国民の皆様の御判断に任せたい、また委員の皆様の御判断に任せたいと、このように思っております。
この発言だけを見る →
川合孝典#27
○川合孝典君 今回の佐川氏の一連の証人喚問における証言でありますけれども、判例によりますと、このいわゆる証人喚問において証言拒否が認められるのは、犯罪事実の構成要件と密接に結び付く場合にのみ証言拒否が認められるとなっておるわけであります。
 実は昨日、共産党小池委員の質問で、改ざん前の文書で安倍昭恵さんの名前が載っているが見たことがあるかという、こういう質問がございましたけど、そのことについてすら実は証言を拒否されているということでありまして、これは、今後どういう結果がこれ出てくるのか、佐川さんがどうなるのかということは分かりませんけれども、これ、議院証言法に違反している疑いが極めて強い、そういう内容だということを改めてこの場で確認をさせていただきたいと思います。
 その上で、次の質問に移りたいと思います。
 矢野官房長、いらっしゃいますか。矢野官房長にお伺いしたいと思いますが、先日、予算委員会における答弁で、総理や麻生大臣が今回の一連の改ざんは全くあずかり知らないところで勝手に行われた不正だと明言されたわけでありますが、この私の理解でよろしいですか。
この発言だけを見る →
矢野康治#28
○政府参考人(矢野康治君) お答えを申し上げます。
 今回の書換えに関しまして、総理大臣、麻生大臣も指示していないと国会でも明言しておられますほか、また、財務省が既に三月十二日までの調査で御報告させていただいた中でも、職員への聞き取りの結果として、当時の理財局の一部の職員の行ったことであるということが明らかになってございます。さらに、昨日の証人喚問の結果も、総理、夫人、そして官邸関係者、財務大臣からの指示あるいは関与はなかったと明言しておられます。
 これらのことから、私、答弁させていただいたとおりだと思っております。
この発言だけを見る →
川合孝典#29
○川合孝典君 昨日の答弁の正当性がそもそも疑われているわけでありますので、私は昨日の証言に関しては……ヤジまあいいでしょう。
 あえて先日の答弁の中で総理官邸を総理と言い直された場面がありましたよね。これ、どういう意味を持っているのかということをもう一度ちょっと御説明いただけますか。
この発言だけを見る →
← 戻る