経済産業委員会
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会
会議録情報#0
令和五年三月十五日(水曜日)
午前九時開議
出席委員
委員長 竹内 譲君
理事 井原 巧君 理事 岩田 和親君
理事 関 芳弘君 理事 細田 健一君
理事 落合 貴之君 理事 山崎 誠君
理事 小野 泰輔君 理事 中野 洋昌君
石井 拓君 石川 昭政君
石原 正敬君 稲田 朋美君
今枝宗一郎君 上川 陽子君
小森 卓郎君 國場幸之助君
佐々木 紀君 塩崎 彰久君
鈴木 淳司君 土田 慎君
冨樫 博之君 長坂 康正君
根本 幸典君 深澤 陽一君
福田 達夫君 堀井 学君
堀内 詔子君 牧島かれん君
松本 尚君 松本 洋平君
宮崎 政久君 宗清 皇一君
山際大志郎君 山下 貴司君
大島 敦君 菅 直人君
篠原 孝君 田嶋 要君
馬場 雄基君 山岡 達丸君
足立 康史君 遠藤 良太君
前川 清成君 中川 宏昌君
浅野 哲君 鈴木 義弘君
笠井 亮君
…………………………………
国務大臣
(GX実行推進担当) 西村 康稔君
内閣府副大臣 太田 房江君
経済産業副大臣 中谷 真一君
国立国会図書館調査及び立法考査局農林環境調査室専門調査員 樋口 修君
政府参考人
(内閣官房GX実行推進室長)
(経済産業省経済産業政策局長) 飯田 祐二君
政府参考人
(内閣官房GX実行推進室次長)
(経済産業省産業技術環境局長) 畠山陽二郎君
政府参考人
(内閣官房GX実行推進室次長) 龍崎 孝嗣君
政府参考人
(財務省大臣官房審議官) 坂本 基君
政府参考人
(経済産業省大臣官房総括審議官) 新居 泰人君
政府参考人
(資源エネルギー庁長官官房資源エネルギー政策統括調整官) 山田 仁君
政府参考人
(資源エネルギー庁電力・ガス事業部長) 松山 泰浩君
政府参考人
(環境省大臣官房地域脱炭素推進審議官) 白石 隆夫君
政府参考人
(環境省総合環境政策統括官) 上田 康治君
経済産業委員会専門員 藤田 和光君
―――――――――――――
委員の異動
三月十五日
辞任 補欠選任
石井 拓君 塩崎 彰久君
上川 陽子君 堀内 詔子君
山際大志郎君 松本 尚君
山下 貴司君 根本 幸典君
鈴木 義弘君 浅野 哲君
同日
辞任 補欠選任
塩崎 彰久君 石井 拓君
根本 幸典君 宮崎 政久君
堀内 詔子君 石原 正敬君
松本 尚君 山際大志郎君
浅野 哲君 鈴木 義弘君
同日
辞任 補欠選任
石原 正敬君 深澤 陽一君
宮崎 政久君 山下 貴司君
同日
辞任 補欠選任
深澤 陽一君 上川 陽子君
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律案(内閣提出第一二号)
――――◇―――――
この発言だけを見る →午前九時開議
出席委員
委員長 竹内 譲君
理事 井原 巧君 理事 岩田 和親君
理事 関 芳弘君 理事 細田 健一君
理事 落合 貴之君 理事 山崎 誠君
理事 小野 泰輔君 理事 中野 洋昌君
石井 拓君 石川 昭政君
石原 正敬君 稲田 朋美君
今枝宗一郎君 上川 陽子君
小森 卓郎君 國場幸之助君
佐々木 紀君 塩崎 彰久君
鈴木 淳司君 土田 慎君
冨樫 博之君 長坂 康正君
根本 幸典君 深澤 陽一君
福田 達夫君 堀井 学君
堀内 詔子君 牧島かれん君
松本 尚君 松本 洋平君
宮崎 政久君 宗清 皇一君
山際大志郎君 山下 貴司君
大島 敦君 菅 直人君
篠原 孝君 田嶋 要君
馬場 雄基君 山岡 達丸君
足立 康史君 遠藤 良太君
前川 清成君 中川 宏昌君
浅野 哲君 鈴木 義弘君
笠井 亮君
…………………………………
国務大臣
(GX実行推進担当) 西村 康稔君
内閣府副大臣 太田 房江君
経済産業副大臣 中谷 真一君
国立国会図書館調査及び立法考査局農林環境調査室専門調査員 樋口 修君
政府参考人
(内閣官房GX実行推進室長)
(経済産業省経済産業政策局長) 飯田 祐二君
政府参考人
(内閣官房GX実行推進室次長)
(経済産業省産業技術環境局長) 畠山陽二郎君
政府参考人
(内閣官房GX実行推進室次長) 龍崎 孝嗣君
政府参考人
(財務省大臣官房審議官) 坂本 基君
政府参考人
(経済産業省大臣官房総括審議官) 新居 泰人君
政府参考人
(資源エネルギー庁長官官房資源エネルギー政策統括調整官) 山田 仁君
政府参考人
(資源エネルギー庁電力・ガス事業部長) 松山 泰浩君
政府参考人
(環境省大臣官房地域脱炭素推進審議官) 白石 隆夫君
政府参考人
(環境省総合環境政策統括官) 上田 康治君
経済産業委員会専門員 藤田 和光君
―――――――――――――
委員の異動
三月十五日
辞任 補欠選任
石井 拓君 塩崎 彰久君
上川 陽子君 堀内 詔子君
山際大志郎君 松本 尚君
山下 貴司君 根本 幸典君
鈴木 義弘君 浅野 哲君
同日
辞任 補欠選任
塩崎 彰久君 石井 拓君
根本 幸典君 宮崎 政久君
堀内 詔子君 石原 正敬君
松本 尚君 山際大志郎君
浅野 哲君 鈴木 義弘君
同日
辞任 補欠選任
石原 正敬君 深澤 陽一君
宮崎 政久君 山下 貴司君
同日
辞任 補欠選任
深澤 陽一君 上川 陽子君
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律案(内閣提出第一二号)
――――◇―――――
竹
竹内譲#1
○竹内委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房GX実行推進室長兼経済産業省経済産業政策局長飯田祐二君、内閣官房GX実行推進室次長兼経済産業省産業技術環境局長畠山陽二郎君、内閣官房GX実行推進室次長龍崎孝嗣君、財務省大臣官房審議官坂本基君、経済産業省大臣官房総括審議官新居泰人君、資源エネルギー庁長官官房資源エネルギー政策統括調整官山田仁君、資源エネルギー庁電力・ガス事業部長松山泰浩君、環境省大臣官房地域脱炭素推進審議官白石隆夫君及び環境省総合環境政策統括官上田康治君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →内閣提出、脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房GX実行推進室長兼経済産業省経済産業政策局長飯田祐二君、内閣官房GX実行推進室次長兼経済産業省産業技術環境局長畠山陽二郎君、内閣官房GX実行推進室次長龍崎孝嗣君、財務省大臣官房審議官坂本基君、経済産業省大臣官房総括審議官新居泰人君、資源エネルギー庁長官官房資源エネルギー政策統括調整官山田仁君、資源エネルギー庁電力・ガス事業部長松山泰浩君、環境省大臣官房地域脱炭素推進審議官白石隆夫君及び環境省総合環境政策統括官上田康治君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
竹
竹
石
石井拓#4
○石井(拓)委員 おはようございます。自由民主党の石井拓です。
質問の機会を賜り、ありがとうございます。
私の方からは、脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律案、GX推進法の根幹となりますGX経済移行債、これの概要についてお伺いしたいと思っております。よろしくお願いいたします。
GX経済移行債、脱炭素成長型経済構造移行債、これは法案の中にもこのような言葉になっておりますけれども、略してGX経済移行債というふうに申し上げます。
では、早速、お願いします。
政府は、世界規模でGX、グリーントランスフォーメーション実現に向けた投資競争が加速する中で、我が国の二〇五〇年カーボンニュートラルなどの国際公約と、産業競争力強化、経済成長を同時に実現していくために、GXを総合的かつ計画的に推進するための戦略、脱炭素成長型経済構造移行推進計画、これは法案の中でも第六条あたりに書かれておりますけれども、これを策定するとともに、今後十年で百五十兆円を超える官民投資を行う必要があるとしております。
この百五十兆円のうち、二十兆円規模をGX経済移行債として政府による先行投資を行い、まず初年度、来年度になりますが、においては、一・六兆円をGX経済移行債として発行するとされております。
このGX経済移行債導入の意義、今後どのように発行していくのか、まずお伺いしたいと思います。
また、世界各国でも、二〇五〇年カーボンニュートラル実現に向け、例えば、ヨーロッパを中心としてグリーンボンド制度など取組が開始されていると聞きますが、海外制度との違いや関連についても、政府の考えをお伺いいたします。いかがでしょうか。
この発言だけを見る →質問の機会を賜り、ありがとうございます。
私の方からは、脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律案、GX推進法の根幹となりますGX経済移行債、これの概要についてお伺いしたいと思っております。よろしくお願いいたします。
GX経済移行債、脱炭素成長型経済構造移行債、これは法案の中にもこのような言葉になっておりますけれども、略してGX経済移行債というふうに申し上げます。
では、早速、お願いします。
政府は、世界規模でGX、グリーントランスフォーメーション実現に向けた投資競争が加速する中で、我が国の二〇五〇年カーボンニュートラルなどの国際公約と、産業競争力強化、経済成長を同時に実現していくために、GXを総合的かつ計画的に推進するための戦略、脱炭素成長型経済構造移行推進計画、これは法案の中でも第六条あたりに書かれておりますけれども、これを策定するとともに、今後十年で百五十兆円を超える官民投資を行う必要があるとしております。
この百五十兆円のうち、二十兆円規模をGX経済移行債として政府による先行投資を行い、まず初年度、来年度になりますが、においては、一・六兆円をGX経済移行債として発行するとされております。
このGX経済移行債導入の意義、今後どのように発行していくのか、まずお伺いしたいと思います。
また、世界各国でも、二〇五〇年カーボンニュートラル実現に向け、例えば、ヨーロッパを中心としてグリーンボンド制度など取組が開始されていると聞きますが、海外制度との違いや関連についても、政府の考えをお伺いいたします。いかがでしょうか。
飯
飯田祐二#5
○飯田政府参考人 お答え申し上げます。
今御指摘賜りましたけれども、我が国では、二〇五〇年カーボンニュートラル、二〇三〇年度に二〇一二年度比で四六%削減という目標を掲げてございます。この目標達成に向けた取組を更に加速するためには、まず脱炭素、それからエネルギーの安定供給確保、そして経済成長の三つを同時に実現することが必要だと考えておりまして、そのためにGXの取組を加速化していく必要があると考えております。
この実現に向けまして、これも御指摘いただきましたが、今後十年間で百五十兆円を超える官民協調でのGX投資を促進するため、GX経済移行債を活用して、国が先行して二十兆円規模の投資促進策を実行する方針としております。
発行に当たりましては、これまでの建設国債、特例国債等の国債と同様に同一の金融商品として発行する統合発行という形にこだわらず、グリーンボンド等ございますけれども、国際標準に準拠した新たな金融商品として発行する個別銘柄発行も目指して検討してまいりたいと考えております。
支援対象とする分野は、再エネ等に係るグリーンファイナンスに加えまして、省エネやエネルギー転換等の移行段階に必要な取組に資金を供給しますトランジションファイナンス、これは日本は大事だと思っておりますけれども、の活用拡大も重要だと考えております。
日本の持つ強みを考慮した上で、具体的な発行方法等、使用方法等について検討を進めてまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →今御指摘賜りましたけれども、我が国では、二〇五〇年カーボンニュートラル、二〇三〇年度に二〇一二年度比で四六%削減という目標を掲げてございます。この目標達成に向けた取組を更に加速するためには、まず脱炭素、それからエネルギーの安定供給確保、そして経済成長の三つを同時に実現することが必要だと考えておりまして、そのためにGXの取組を加速化していく必要があると考えております。
この実現に向けまして、これも御指摘いただきましたが、今後十年間で百五十兆円を超える官民協調でのGX投資を促進するため、GX経済移行債を活用して、国が先行して二十兆円規模の投資促進策を実行する方針としております。
発行に当たりましては、これまでの建設国債、特例国債等の国債と同様に同一の金融商品として発行する統合発行という形にこだわらず、グリーンボンド等ございますけれども、国際標準に準拠した新たな金融商品として発行する個別銘柄発行も目指して検討してまいりたいと考えております。
支援対象とする分野は、再エネ等に係るグリーンファイナンスに加えまして、省エネやエネルギー転換等の移行段階に必要な取組に資金を供給しますトランジションファイナンス、これは日本は大事だと思っておりますけれども、の活用拡大も重要だと考えております。
日本の持つ強みを考慮した上で、具体的な発行方法等、使用方法等について検討を進めてまいりたいと考えております。
石
石井拓#6
○石井(拓)委員 GX経済移行債ということで、個別銘柄も念頭に置いて、建設国債などのようにやっていくということと、また、それを来年度発行していくという計画だと思いますけれども、また是非お願いしたいと思っております。
このGX経済移行債は、政府が十年で二十兆円規模の先行投資を民間企業に支援していくんだ、そういう考えであります。民間事業者の予見可能性を高めるために実行するということも、言葉にもございます。十年で、毎年、割り算すれば二兆円投資するということではなくて、あくまで民間投資の呼び水となるようにやはり早々期に、早く早く二兆円規模のものを発行しなければやはり意味がないんじゃないか、そう思うわけであります。
民間事業者の予見可能性を高めるために、政府はどのように発行計画を立てるのでしょうか。その想定される使い道、使途など、具体的にあれば確認したいと思いますが、いかがでしょうか。
この発言だけを見る →このGX経済移行債は、政府が十年で二十兆円規模の先行投資を民間企業に支援していくんだ、そういう考えであります。民間事業者の予見可能性を高めるために実行するということも、言葉にもございます。十年で、毎年、割り算すれば二兆円投資するということではなくて、あくまで民間投資の呼び水となるようにやはり早々期に、早く早く二兆円規模のものを発行しなければやはり意味がないんじゃないか、そう思うわけであります。
民間事業者の予見可能性を高めるために、政府はどのように発行計画を立てるのでしょうか。その想定される使い道、使途など、具体的にあれば確認したいと思いますが、いかがでしょうか。
畠
畠山陽二郎#7
○畠山政府参考人 お答え申し上げます。
今後十年間で百五十兆円を超えるGX投資を官民協調で実現していくためには、民間事業者の予見可能性を高めることが必要である、まさに御指摘のとおりでございます。
この際、革新的な技術に関する研究開発を加速していくとともに、今後、開発された技術を活用して事業展開していく段階において投資規模が拡大していく、そういうものだというふうに考えております。
このため、GX経済移行債を活用し、今後十年間で二十兆円規模の大胆な先行投資支援を実行していくわけでございます。
各年度の予算措置や金額は、GX実現に向けた基本方針で定めた国による投資促進策の基本原則や、民間企業の技術動向を踏まえて検討することになってございまして、年間の発行額は事前には決まっているものではございません。
GX経済移行債の先行投資の具体的な考え方を示すことで、民間企業の意欲的な脱炭素の取組を引き出しつつ、官民でのGX投資の進捗状況、グローバルな動向、我が国の競争力や経済に与えるインパクトなども踏まえ、進捗を定期的に評価し、必要な見直しも含めて、これを発行し、運営していきたいというふうに考えております。
この発言だけを見る →今後十年間で百五十兆円を超えるGX投資を官民協調で実現していくためには、民間事業者の予見可能性を高めることが必要である、まさに御指摘のとおりでございます。
この際、革新的な技術に関する研究開発を加速していくとともに、今後、開発された技術を活用して事業展開していく段階において投資規模が拡大していく、そういうものだというふうに考えております。
このため、GX経済移行債を活用し、今後十年間で二十兆円規模の大胆な先行投資支援を実行していくわけでございます。
各年度の予算措置や金額は、GX実現に向けた基本方針で定めた国による投資促進策の基本原則や、民間企業の技術動向を踏まえて検討することになってございまして、年間の発行額は事前には決まっているものではございません。
GX経済移行債の先行投資の具体的な考え方を示すことで、民間企業の意欲的な脱炭素の取組を引き出しつつ、官民でのGX投資の進捗状況、グローバルな動向、我が国の競争力や経済に与えるインパクトなども踏まえ、進捗を定期的に評価し、必要な見直しも含めて、これを発行し、運営していきたいというふうに考えております。
石
石井拓#8
○石井(拓)委員 ありがとうございます。
まだ今からという面もありますけれども、予見可能性をしっかりと高めるという方針でもございます。
やはり民間の企業さんとも話をしても、まだまだ、これからGXどうなるのという話があります。我が社はどうなるの、そして世の中どうなるのという話。
ですから、やはり政府としては強い姿勢で、GXに向けて二十兆円の投資を用意している、これをしっかりとPRしなければ、国民がついてこないというか、まだまだ不安なままだと人間は動かないんですよね、あくまで。だからこそ予見可能性を高めるということだと思いますので、そういった意味合いでも是非進めていただきたい。強く強く進めていただきたい、そう思っております。
そして、このGX移行債とはまた別に、来年度から官民連携の新たな枠組みとしてGXリーグ、GXリーグ運営事業が開始され、二〇二六年にはCO2排出量取引制度が本格稼働されることとなっております。CO2排出量を市場取引する場としてカーボンクレジット市場が創設されていくわけですが、このように、民間企業の、ある意味、資金調達面としては、GX移行債とともにこの二つの制度が開始されるという考え方も取ることができると思いますが、この辺りの整理が私自身もできておりませんで、ここで、今後政府の目指す成長志向型カーボンプライシングの実現に向けた考え方を改めて伺いたいと思いますが、いかがでしょうか。
この発言だけを見る →まだ今からという面もありますけれども、予見可能性をしっかりと高めるという方針でもございます。
やはり民間の企業さんとも話をしても、まだまだ、これからGXどうなるのという話があります。我が社はどうなるの、そして世の中どうなるのという話。
ですから、やはり政府としては強い姿勢で、GXに向けて二十兆円の投資を用意している、これをしっかりとPRしなければ、国民がついてこないというか、まだまだ不安なままだと人間は動かないんですよね、あくまで。だからこそ予見可能性を高めるということだと思いますので、そういった意味合いでも是非進めていただきたい。強く強く進めていただきたい、そう思っております。
そして、このGX移行債とはまた別に、来年度から官民連携の新たな枠組みとしてGXリーグ、GXリーグ運営事業が開始され、二〇二六年にはCO2排出量取引制度が本格稼働されることとなっております。CO2排出量を市場取引する場としてカーボンクレジット市場が創設されていくわけですが、このように、民間企業の、ある意味、資金調達面としては、GX移行債とともにこの二つの制度が開始されるという考え方も取ることができると思いますが、この辺りの整理が私自身もできておりませんで、ここで、今後政府の目指す成長志向型カーボンプライシングの実現に向けた考え方を改めて伺いたいと思いますが、いかがでしょうか。
畠
畠山陽二郎#9
○畠山政府参考人 お答え申し上げます。
本年四月より活動を開始するGXリーグ、これは、脱炭素に果敢に取り組む企業群が、国際的なリーダーシップを発揮し、ビジネスの力で世界に貢献していくための取組でございます。
具体的には、自らの排出量を市場取引も活用して削減することで社会から正当に評価されるための環境整備を行うとともに、炭素排出の少ない製品、ビジネスが収益性を高めるための各種のルール形成をすることを目指す、官民連携の新たな枠組みでございます。本年一月末の時点で、我が国の排出量の四割以上を占める六百七十九社からの賛同を得ているところでございます。
政府としては、GXリーグを段階的に発展、活用していく方針でございます。来年度から排出量取引を試行的に開始しまして、国、企業双方が知見やノウハウを蓄積しつつ、二〇二六年度からは排出量取引制度の本格稼働を目指すとともに、二〇三三年度からは発電部門を対象に有償オークションを開始するということを考えております。
こうしたGXリーグの段階的発展、活用は、成長志向型カーボンプライシング構想の構成する柱の一つでございます。
政府としては、化石燃料賦課金と併せて有償オークションを将来の財源の裏づけとしてGX経済移行債を活用し、足下から二十兆円規模の大胆な先行投資支援を実行してまいりますけれども、規制・支援一体型投資促進策の考え方に基づきまして、排出量取引制度に参画する多排出企業を中心に、GX経済移行債による支援策を連動させていくことも検討してまいりたい、このように考えております。
成長志向型カーボンプライシング構想の実現に向けて、必要な対応を着実に進めてまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →本年四月より活動を開始するGXリーグ、これは、脱炭素に果敢に取り組む企業群が、国際的なリーダーシップを発揮し、ビジネスの力で世界に貢献していくための取組でございます。
具体的には、自らの排出量を市場取引も活用して削減することで社会から正当に評価されるための環境整備を行うとともに、炭素排出の少ない製品、ビジネスが収益性を高めるための各種のルール形成をすることを目指す、官民連携の新たな枠組みでございます。本年一月末の時点で、我が国の排出量の四割以上を占める六百七十九社からの賛同を得ているところでございます。
政府としては、GXリーグを段階的に発展、活用していく方針でございます。来年度から排出量取引を試行的に開始しまして、国、企業双方が知見やノウハウを蓄積しつつ、二〇二六年度からは排出量取引制度の本格稼働を目指すとともに、二〇三三年度からは発電部門を対象に有償オークションを開始するということを考えております。
こうしたGXリーグの段階的発展、活用は、成長志向型カーボンプライシング構想の構成する柱の一つでございます。
政府としては、化石燃料賦課金と併せて有償オークションを将来の財源の裏づけとしてGX経済移行債を活用し、足下から二十兆円規模の大胆な先行投資支援を実行してまいりますけれども、規制・支援一体型投資促進策の考え方に基づきまして、排出量取引制度に参画する多排出企業を中心に、GX経済移行債による支援策を連動させていくことも検討してまいりたい、このように考えております。
成長志向型カーボンプライシング構想の実現に向けて、必要な対応を着実に進めてまいりたいと考えております。
石
石井拓#10
○石井(拓)委員 ありがとうございます。
いずれにしましても、民間企業が積極的に活用していけるような、むしろ、制度は設計できているけれども、PRあるいは話をする、そういった面ではもう少しソフトの面もいろいろと考えていただいて、進めていただきたいなと思っております。
次の質問に移ります。
GX経済移行債は、政府債務、国債と同じで償還しなければなりません。この償還の財源を、化石燃料賦課金と特定事業者負担金を充てるとしております。化石燃料賦課金は化石燃料採取者等から徴収するとされております。化石燃料を輸入する事業者ということにもなるのでしょうか。特定事業者負担金は、発電事業者のうち、発電に関わるCO2排出量の多い事業者ということになるのでしょうか。化石燃料賦課金、特定事業者負担金、それぞれについて、対象事業者、納付期間、納付額について説明をお願いします。
また、負担金や賦課金を課す事業者は、我が国の経済、エネルギー産業の根幹を担う企業になると思います。賦課金や負担金を課すことが、逆にカーボンニュートラルの推進と景気の向上に影響がないのかどうか、疑問もあります。
例えば、二〇五〇年までに確実に償還する制度設計を立てた場合、化石燃料賦課金、特定事業者負担金の水準は、カーボンニュートラル達成に近づけば近づくほど、そういったお金を支払う事業者の数が減ることで、単価としては高額になるんじゃないかというような考えもあります。逆に、GXが進まない、カーボンニュートラルが進まない場合も、そういったお金が過大になり、同じく、価格転嫁により、一般事業者や国民の負担が増えるおそれもあるんじゃないかと思いますが、二〇五〇年までに償還するとした償還期間が、また、これは短いなという気もしております。
この点についての工夫をどのように考えているのか、お伺いします。
この発言だけを見る →いずれにしましても、民間企業が積極的に活用していけるような、むしろ、制度は設計できているけれども、PRあるいは話をする、そういった面ではもう少しソフトの面もいろいろと考えていただいて、進めていただきたいなと思っております。
次の質問に移ります。
GX経済移行債は、政府債務、国債と同じで償還しなければなりません。この償還の財源を、化石燃料賦課金と特定事業者負担金を充てるとしております。化石燃料賦課金は化石燃料採取者等から徴収するとされております。化石燃料を輸入する事業者ということにもなるのでしょうか。特定事業者負担金は、発電事業者のうち、発電に関わるCO2排出量の多い事業者ということになるのでしょうか。化石燃料賦課金、特定事業者負担金、それぞれについて、対象事業者、納付期間、納付額について説明をお願いします。
また、負担金や賦課金を課す事業者は、我が国の経済、エネルギー産業の根幹を担う企業になると思います。賦課金や負担金を課すことが、逆にカーボンニュートラルの推進と景気の向上に影響がないのかどうか、疑問もあります。
例えば、二〇五〇年までに確実に償還する制度設計を立てた場合、化石燃料賦課金、特定事業者負担金の水準は、カーボンニュートラル達成に近づけば近づくほど、そういったお金を支払う事業者の数が減ることで、単価としては高額になるんじゃないかというような考えもあります。逆に、GXが進まない、カーボンニュートラルが進まない場合も、そういったお金が過大になり、同じく、価格転嫁により、一般事業者や国民の負担が増えるおそれもあるんじゃないかと思いますが、二〇五〇年までに償還するとした償還期間が、また、これは短いなという気もしております。
この点についての工夫をどのように考えているのか、お伺いします。
畠
畠山陽二郎#11
○畠山政府参考人 お答え申し上げます。
成長志向型カーボンプライシングは、炭素排出への値づけを行うことで、より炭素排出の少ない形で生産された製品や事業の付加価値、収益性を向上させ、投資を促すもので考えております。
具体的には、二〇二八年度から、化石燃料の輸入事業者等に対して、輸入する化石燃料に由来するCO2の量に応じて化石燃料賦課金を徴収するとともに、二〇三三年度から、発電事業者に対して、有償でCO2排出枠を割り当て、その量に応じた特定事業者負担金を徴収する制度を導入することとしております。
他方、その導入に当たりましては、代替技術の有無や国際競争力への影響等を踏まえて導入しなければ、国外への生産移転が生じ、排出規制の緩い国へ移転することで、世界全体で見ればCO2排出量が逆に増加する可能性もあることに加えて、国内の雇用や消費の流出により国益を損なうこととなると考えております。
このため、企業がGXに取り組む期間を設けた上で、具体的な化石燃料賦課金の単価や特定事業者負担金の総額につきましては、エネルギーに係る負担の総額を中長期的に減少させていく範囲内で、当初低い負担から徐々に引き上げていく形で設定していくこととしております。
さらに、このように負担が過大なものとならないようカーボンプライシングを導入していくことに加えまして、GX投資の前倒しによりまして、再エネなどの脱炭素電源の低コスト化、化石燃料に要する費用ですとか安定供給に伴うリスクの低減、それから水素や蓄電池などの新たな市場の早期立ち上げによる経済成長などによりまして、むしろ事業者や国民に恩恵がある制度としてまいりたい、このように考えております。
この発言だけを見る →成長志向型カーボンプライシングは、炭素排出への値づけを行うことで、より炭素排出の少ない形で生産された製品や事業の付加価値、収益性を向上させ、投資を促すもので考えております。
具体的には、二〇二八年度から、化石燃料の輸入事業者等に対して、輸入する化石燃料に由来するCO2の量に応じて化石燃料賦課金を徴収するとともに、二〇三三年度から、発電事業者に対して、有償でCO2排出枠を割り当て、その量に応じた特定事業者負担金を徴収する制度を導入することとしております。
他方、その導入に当たりましては、代替技術の有無や国際競争力への影響等を踏まえて導入しなければ、国外への生産移転が生じ、排出規制の緩い国へ移転することで、世界全体で見ればCO2排出量が逆に増加する可能性もあることに加えて、国内の雇用や消費の流出により国益を損なうこととなると考えております。
このため、企業がGXに取り組む期間を設けた上で、具体的な化石燃料賦課金の単価や特定事業者負担金の総額につきましては、エネルギーに係る負担の総額を中長期的に減少させていく範囲内で、当初低い負担から徐々に引き上げていく形で設定していくこととしております。
さらに、このように負担が過大なものとならないようカーボンプライシングを導入していくことに加えまして、GX投資の前倒しによりまして、再エネなどの脱炭素電源の低コスト化、化石燃料に要する費用ですとか安定供給に伴うリスクの低減、それから水素や蓄電池などの新たな市場の早期立ち上げによる経済成長などによりまして、むしろ事業者や国民に恩恵がある制度としてまいりたい、このように考えております。
石
石井拓#12
○石井(拓)委員 ありがとうございます。
最後の質問です。
GX経済移行債などは、やはり、技術力とか市場を拡大する能力という、大企業が中心にまずは投資をしていく、研究開発もされていくと思いますが、この大企業の傘下と申しますかサプライチェーン、中小企業が多くございます。その中小企業の支援も忘れては、やはり、日本国全体としてGXがかないません、カーボンニュートラルがかないません。
そういった意味で、中小企業の支援策、もっともっと充実していただきたいと思っておりますが、その点はいかがでしょうか。よろしくお願いいたします。
この発言だけを見る →最後の質問です。
GX経済移行債などは、やはり、技術力とか市場を拡大する能力という、大企業が中心にまずは投資をしていく、研究開発もされていくと思いますが、この大企業の傘下と申しますかサプライチェーン、中小企業が多くございます。その中小企業の支援も忘れては、やはり、日本国全体としてGXがかないません、カーボンニュートラルがかないません。
そういった意味で、中小企業の支援策、もっともっと充実していただきたいと思っておりますが、その点はいかがでしょうか。よろしくお願いいたします。
太
太田房江#13
○太田副大臣 お答え申し上げます。
GXの実現には、日本全体の温室効果ガス排出量の約二割程度を占める中小企業を含めて、産業全体での取組が必要であります。
このため、令和四年度第二次補正予算においては、例えば、ものづくり補助金についてグリーン枠を拡充したり、省エネ補助金については複数年の投資計画に切れ目なく対応できる新たな仕組みを創設いたしました。また、事業再構築補助金のグリーン成長枠につきましては、中小企業に使い勝手がよくなるように、研究開発期間を二年から一年に短縮するなど、要件緩和も行っております。
さらに、こうした支援策がより効果的に中小企業に届くように、中小機構における相談窓口の設置、専門家によるエネルギー使用改善へのアドバイスの実施、支援機関から中小企業への支援策の積極活用を働きかけるプッシュ型の支援、これらを行ってきておりまして、中小企業に対しては手厚い支援を講じてまいっております。
引き続いて、中小企業が取り残されることがないように、GXに向けた取組を支援してまいります。
この発言だけを見る →GXの実現には、日本全体の温室効果ガス排出量の約二割程度を占める中小企業を含めて、産業全体での取組が必要であります。
このため、令和四年度第二次補正予算においては、例えば、ものづくり補助金についてグリーン枠を拡充したり、省エネ補助金については複数年の投資計画に切れ目なく対応できる新たな仕組みを創設いたしました。また、事業再構築補助金のグリーン成長枠につきましては、中小企業に使い勝手がよくなるように、研究開発期間を二年から一年に短縮するなど、要件緩和も行っております。
さらに、こうした支援策がより効果的に中小企業に届くように、中小機構における相談窓口の設置、専門家によるエネルギー使用改善へのアドバイスの実施、支援機関から中小企業への支援策の積極活用を働きかけるプッシュ型の支援、これらを行ってきておりまして、中小企業に対しては手厚い支援を講じてまいっております。
引き続いて、中小企業が取り残されることがないように、GXに向けた取組を支援してまいります。
石
竹
馬
馬場雄基#16
○馬場(雄)委員 先週に引き続きまして、福島二区、馬場雄基です。どうぞよろしくお願いいたします。
本日は、GX推進法、そのことについて取り上げていきたいというふうに思っております。
この法案は、まさに日本の分岐点とも言える重要な法案であるというふうに認識をしております。将来に恥じることのないように、国の形をどうしていくのかという、ある意味でいうと、先ほどの石井議員もそうでしたけれども、大きな視点に立ちまして、西村大臣、そしてGX実行推進室の皆様方に具体的な行動をお願いしたく、質問をさせていただければというふうに思っております。
この法案の特徴は、言うまでもありませんが、今後十年間で官民合わせ百五十兆円という大きな額の投資を、GX分野、つまり脱炭素分野について行うものであるというふうに認識します。百五十兆、余りにもでか過ぎるこの金額ですが、この規模、簡単に申し上げますと、日本国民全員が一年間で、税収ですね、一年間で税金をこうやって政府に預けているその金額が大体約六十五兆円ということですから、国民全員が汗水流して働いて、その二年分をはるかに超える金額が、この百五十兆という余りにも大きな影響力がある数字だという認識に、まず私たちは立たなくてはならないのだと思っています。つまり、将来を左右させるほどの可能性と、そして危うさを秘めているものだと思っています。
この百五十兆円のうちの二十兆円は公的投資、つまり国民に負担を求めることになりますが、今、政府がはっきりとこの負担という部分を伝えていると私は思える状態ではないというふうに指摘をさせていただきたいと思います。
現在課されている再エネ賦課金は、制度上、二〇三二年以降には減少する、そういうふうな枠組みの設定でございました。国民の負担も減っていくというものでしたが、この法案が通ってしまえば、その減少分に合わせ、その部分に積み増して、五年後から化石燃料賦課金、そして、十年後からは特定事業者負担金として各事業者に負担をお願いする形になるでしょう。そして、事業者の負担が増えていくならば、当然、商品やサービスにその影響が与えられていく可能性は十分に可能性として考えられ、結果的に国民の負担が増えるということになるというふうに思っております。
まず、GX実行推進室さんにこのことを伺いたいと思いますが、この法案が通った際に、将来世代への国民の負担が増える、そういうふうな理解でいいのか、端的に教えてください。
この発言だけを見る →本日は、GX推進法、そのことについて取り上げていきたいというふうに思っております。
この法案は、まさに日本の分岐点とも言える重要な法案であるというふうに認識をしております。将来に恥じることのないように、国の形をどうしていくのかという、ある意味でいうと、先ほどの石井議員もそうでしたけれども、大きな視点に立ちまして、西村大臣、そしてGX実行推進室の皆様方に具体的な行動をお願いしたく、質問をさせていただければというふうに思っております。
この法案の特徴は、言うまでもありませんが、今後十年間で官民合わせ百五十兆円という大きな額の投資を、GX分野、つまり脱炭素分野について行うものであるというふうに認識します。百五十兆、余りにもでか過ぎるこの金額ですが、この規模、簡単に申し上げますと、日本国民全員が一年間で、税収ですね、一年間で税金をこうやって政府に預けているその金額が大体約六十五兆円ということですから、国民全員が汗水流して働いて、その二年分をはるかに超える金額が、この百五十兆という余りにも大きな影響力がある数字だという認識に、まず私たちは立たなくてはならないのだと思っています。つまり、将来を左右させるほどの可能性と、そして危うさを秘めているものだと思っています。
この百五十兆円のうちの二十兆円は公的投資、つまり国民に負担を求めることになりますが、今、政府がはっきりとこの負担という部分を伝えていると私は思える状態ではないというふうに指摘をさせていただきたいと思います。
現在課されている再エネ賦課金は、制度上、二〇三二年以降には減少する、そういうふうな枠組みの設定でございました。国民の負担も減っていくというものでしたが、この法案が通ってしまえば、その減少分に合わせ、その部分に積み増して、五年後から化石燃料賦課金、そして、十年後からは特定事業者負担金として各事業者に負担をお願いする形になるでしょう。そして、事業者の負担が増えていくならば、当然、商品やサービスにその影響が与えられていく可能性は十分に可能性として考えられ、結果的に国民の負担が増えるということになるというふうに思っております。
まず、GX実行推進室さんにこのことを伺いたいと思いますが、この法案が通った際に、将来世代への国民の負担が増える、そういうふうな理解でいいのか、端的に教えてください。
飯
飯田祐二#17
○飯田政府参考人 お答え申し上げます。
GX推進法の中で、成長志向型カーボンプライシング構想の具体化、実行に必要な措置を講じることとしてございます。
同構想では、企業がGXに取り組む期間を設けた上で、エネルギーに係る負担の総額を中長期的に減少させていく中で、当初低い負担から徐々に引き上げていく形でカーボンプライシング、カーボンプライシングは、先ほどもございましたけれども、炭素に値づけをして、炭素排出の少ない形の事業の価値を上げていく、そういう政策効果もございまして、具体的には、化石燃料の消費に対して値づけする化石燃料賦課金を二〇二八年度から、EUと同様に、既に商品化された代替技術を有する発電事業者が一義的に負担する特定事業者負担金を二〇三三年度から開始をいたします。
このスケジュールをあらかじめ示すとともに、足下からGX経済移行債を活用した二十兆円規模の大胆な先行投資を行うことで、意欲ある企業のGX投資を前倒しして行うことを強力に支援する仕組みとしておりまして、御指摘いただきましたとおり、この二十兆円の財源は、今申し上げたカーボンプライシングで追加的に措置することにしておりまして、この部分は今回の措置によって負担をお願いする形になります。
この発言だけを見る →GX推進法の中で、成長志向型カーボンプライシング構想の具体化、実行に必要な措置を講じることとしてございます。
同構想では、企業がGXに取り組む期間を設けた上で、エネルギーに係る負担の総額を中長期的に減少させていく中で、当初低い負担から徐々に引き上げていく形でカーボンプライシング、カーボンプライシングは、先ほどもございましたけれども、炭素に値づけをして、炭素排出の少ない形の事業の価値を上げていく、そういう政策効果もございまして、具体的には、化石燃料の消費に対して値づけする化石燃料賦課金を二〇二八年度から、EUと同様に、既に商品化された代替技術を有する発電事業者が一義的に負担する特定事業者負担金を二〇三三年度から開始をいたします。
このスケジュールをあらかじめ示すとともに、足下からGX経済移行債を活用した二十兆円規模の大胆な先行投資を行うことで、意欲ある企業のGX投資を前倒しして行うことを強力に支援する仕組みとしておりまして、御指摘いただきましたとおり、この二十兆円の財源は、今申し上げたカーボンプライシングで追加的に措置することにしておりまして、この部分は今回の措置によって負担をお願いする形になります。
馬
飯
飯田祐二#19
○飯田政府参考人 お答え申し上げます。
石油石炭税が減る範囲、それからFITの賦課金の減る範囲ということで、トータルとしては、エネルギーに係る負担の総額が中長期的に減少される形ではございますけれども、御指摘いただきましたとおり、ほっておけばすごく減ったものに、その範囲内で負担をお願いするということは、この法律で規定させていただいております。
この発言だけを見る →石油石炭税が減る範囲、それからFITの賦課金の減る範囲ということで、トータルとしては、エネルギーに係る負担の総額が中長期的に減少される形ではございますけれども、御指摘いただきましたとおり、ほっておけばすごく減ったものに、その範囲内で負担をお願いするということは、この法律で規定させていただいております。
馬
馬場雄基#20
○馬場(雄)委員 ありがとうございます。
国民の負担が増えるということに変わりはないというふうに思っております。だからこそ、ここの部分を明確に説明していく責任が今の政府にはあるんだというふうに思います。
これは私、少しちょっと話は変わるんですけれども、似たような感覚を実は予算委員会で感じていました。復興特別所得税の話です。
復興特別所得税も、制度上は、期限を設けてその負担をお願いしていた部分でありますけれども、そこを少しからくりを変更して、防衛費という、全く趣旨も目的も異なるものを使いながら、そして、負担割合は変わらないから、それをお願いしていきたいというような趣旨の説明をいただいて、私は少し違和感を覚えてなりませんでした。将来世代への負担を様々な分野で決めていくこと、これはまた必要な部分ではあるんですけれども、このような説明の在り方で一義的に決めていく在り方に、私は危機感を覚えています。
今回で言うならば、従来の再エネ賦課金と、そして今回上乗せされる負担は、明確に用途も異なっているはずです。そして、今回使われるはずであるこの財源は、おっしゃっていたとおり、将来のカーボンプライシングの収入で賄われる予定です。つまり、将来の前借りを今スタートしようとしているわけですけれども、負担になるということを、政府の都合で単に伝えていくだけではなくて、国民、あるいは若者たちも含めてですけれども、伝わっていくような説明をしていかなくては私はならないと思っています。
明確な負担の説明なき、そして、その部分の法案の可決は私はないというふうに思っていますけれども、これからの社会を担う若者たち、そして若者の理解や同意を得られていくための努力を、西村大臣、具体的にどういうふうにされていくのか、教えてください。
この発言だけを見る →国民の負担が増えるということに変わりはないというふうに思っております。だからこそ、ここの部分を明確に説明していく責任が今の政府にはあるんだというふうに思います。
これは私、少しちょっと話は変わるんですけれども、似たような感覚を実は予算委員会で感じていました。復興特別所得税の話です。
復興特別所得税も、制度上は、期限を設けてその負担をお願いしていた部分でありますけれども、そこを少しからくりを変更して、防衛費という、全く趣旨も目的も異なるものを使いながら、そして、負担割合は変わらないから、それをお願いしていきたいというような趣旨の説明をいただいて、私は少し違和感を覚えてなりませんでした。将来世代への負担を様々な分野で決めていくこと、これはまた必要な部分ではあるんですけれども、このような説明の在り方で一義的に決めていく在り方に、私は危機感を覚えています。
今回で言うならば、従来の再エネ賦課金と、そして今回上乗せされる負担は、明確に用途も異なっているはずです。そして、今回使われるはずであるこの財源は、おっしゃっていたとおり、将来のカーボンプライシングの収入で賄われる予定です。つまり、将来の前借りを今スタートしようとしているわけですけれども、負担になるということを、政府の都合で単に伝えていくだけではなくて、国民、あるいは若者たちも含めてですけれども、伝わっていくような説明をしていかなくては私はならないと思っています。
明確な負担の説明なき、そして、その部分の法案の可決は私はないというふうに思っていますけれども、これからの社会を担う若者たち、そして若者の理解や同意を得られていくための努力を、西村大臣、具体的にどういうふうにされていくのか、教えてください。
西
西村康稔#21
○西村(康)国務大臣 まず、今の負担の議論ですけれども、今も、石油石炭税あるいはFITの賦課金を国民の皆さんに、ある意味、広く薄く価格が転嫁される中で御負担いただいています。そしてまた、FITの賦課金はもうしばらく高くなるということも見込まれますので、石油石炭税はまあ減っていくと思います、この総額の範囲は変わらないということでありますので、全体としての国民の負担は変わらないというか、増えることはないということです。
それを是非御理解いただいて、その中で、早く取り組んだ企業の商品、製品は負担が低くなり、そうでない企業の、要はCO2を排出する形で作った商品とか製品は高くなりますので、負担が高くなるという設計にしてありますから、国民の皆さんが選択することで、全体としての負担は、国民の負担は増えない範囲内で国民の選択があるということですので、この枠組みを是非御理解をいただきたいと思うんです。
その上で、将来世代、若者の理解を得るということですけれども、まさにそのとおりでありまして、脱炭素電源の導入を加速することによって全体として低コスト化も進むことになると思いますし、化石燃料に要する費用の増加あるいは安定供給に係るリスクも低減される、あるいは、水素や蓄電池など新たな技術が開発されて、新たな市場が立ち上がることによる経済成長、それから排出削減による気候変動リスクも低減することに、まあ日本だけでやっても駄目なんですが、これもありますので、意欲的にGXに取り組む企業そして国民全体に恩恵がもたらされるということになるように取り組んでいきたいというふうに思っています。
その上で、イノベーションが鍵になってきますので、その開発成果が得られるまで一定の期間が必要でありますので、投資効果は研究開発が成功した後、あるいはその後の事業展開を通じて将来世代にも大きく裨益をするということになると思います。その意味で、早くやった企業は早く開発して負担の低い製品を作れる、そして全体としてそれがまた次世代に裨益をするということでありますので、総額としての負担は増えないということも含めて、将来世代に過度な負担とはならない仕組みとなっております。
いずれにしても、御指摘のとおり、若い世代の理解醸成促進は大変重要だと思いますので、こうした仕組みについて、丁寧に説明しながら、理解を得られるように取り組んでいきたいというふうに思います。
この発言だけを見る →それを是非御理解いただいて、その中で、早く取り組んだ企業の商品、製品は負担が低くなり、そうでない企業の、要はCO2を排出する形で作った商品とか製品は高くなりますので、負担が高くなるという設計にしてありますから、国民の皆さんが選択することで、全体としての負担は、国民の負担は増えない範囲内で国民の選択があるということですので、この枠組みを是非御理解をいただきたいと思うんです。
その上で、将来世代、若者の理解を得るということですけれども、まさにそのとおりでありまして、脱炭素電源の導入を加速することによって全体として低コスト化も進むことになると思いますし、化石燃料に要する費用の増加あるいは安定供給に係るリスクも低減される、あるいは、水素や蓄電池など新たな技術が開発されて、新たな市場が立ち上がることによる経済成長、それから排出削減による気候変動リスクも低減することに、まあ日本だけでやっても駄目なんですが、これもありますので、意欲的にGXに取り組む企業そして国民全体に恩恵がもたらされるということになるように取り組んでいきたいというふうに思っています。
その上で、イノベーションが鍵になってきますので、その開発成果が得られるまで一定の期間が必要でありますので、投資効果は研究開発が成功した後、あるいはその後の事業展開を通じて将来世代にも大きく裨益をするということになると思います。その意味で、早くやった企業は早く開発して負担の低い製品を作れる、そして全体としてそれがまた次世代に裨益をするということでありますので、総額としての負担は増えないということも含めて、将来世代に過度な負担とはならない仕組みとなっております。
いずれにしても、御指摘のとおり、若い世代の理解醸成促進は大変重要だと思いますので、こうした仕組みについて、丁寧に説明しながら、理解を得られるように取り組んでいきたいというふうに思います。
馬
馬場雄基#22
○馬場(雄)委員 大臣、ありがとうございます。
ただし、やはり私、そこの説明だけではやはり納得できない部分がありまして、負担が増えないというのは、これは予算委員会で私が言った言葉と同じになっちゃうんですけれども、幾分、私たち、今の世代の人たちが負担が増えないというのは分かるんです。ただ、制度上で元々想定されていなかったものに対して、そして上乗せをしていくということであれば、これは負担は増えるということになると思っています。ですので、その部分の説明をしっかりしていかなければ、そもそもの枠組みは私は理解は得られるものではないというところは、改めてですけれども申し上げたい。
政府の都合によっての説明になっていると思います。政府の都合の目線ではなくて、負担していく国民一人一人、特に将来世代に生きる若者一人一人のためにその言葉というものを使っていただきたいですし、その負担というものの見え方も、今の政府の都合の見え方と、そして私たち一人一人、国民の、そして若者の、これから将来を背負っていく人たちの見え方と、それは少し、やや異なっているんじゃないかということを警笛を鳴らさせていただきたいというふうに思っております。
その点、是非よろしくお願いいたします。
この発言だけを見る →ただし、やはり私、そこの説明だけではやはり納得できない部分がありまして、負担が増えないというのは、これは予算委員会で私が言った言葉と同じになっちゃうんですけれども、幾分、私たち、今の世代の人たちが負担が増えないというのは分かるんです。ただ、制度上で元々想定されていなかったものに対して、そして上乗せをしていくということであれば、これは負担は増えるということになると思っています。ですので、その部分の説明をしっかりしていかなければ、そもそもの枠組みは私は理解は得られるものではないというところは、改めてですけれども申し上げたい。
政府の都合によっての説明になっていると思います。政府の都合の目線ではなくて、負担していく国民一人一人、特に将来世代に生きる若者一人一人のためにその言葉というものを使っていただきたいですし、その負担というものの見え方も、今の政府の都合の見え方と、そして私たち一人一人、国民の、そして若者の、これから将来を背負っていく人たちの見え方と、それは少し、やや異なっているんじゃないかということを警笛を鳴らさせていただきたいというふうに思っております。
その点、是非よろしくお願いいたします。
西
西村康稔#23
○西村(康)国務大臣 まさに気候変動への対応は全人類で取り組まなきゃいけない問題ですし、日本としての三〇年四六%削減、あるいは二〇五〇年カーボンニュートラル、これは日本全体で取り組んでいかなきゃいけない。二〇五〇年にかけてですから、今からまだ三十年近くあるわけですので、そうした将来世代の皆さんにも、それに取り組んでいく、これは私は、ある意味人類全体の責任としてやらなきゃいけない。その中で、応分の負担は当然みんなでしながら、そして気候変動に対応するということだと思います。
私ども、二〇五〇年までの道行きはまだ描けていません、技術開発もどうなるか分かりませんから。二〇三〇年にかけては、二十兆円、百五十兆という投資の下で技術開発を促進して、是非、四六%削減を実現したいと思っていますし、そのために、国民全体で、広く薄く全体で負担をしていただきながら取り組むということへの御理解をいただきたいと思いますし、この仕組みを導入することによって、繰り返しになりますが、早く取り組んだ企業ほど負担は低くなりますので、その企業の製品はCO2排出の少ない中で作り、そして、気候変動への影響は少ない製品であるというものがこれから生み出されていくわけでありますので、将来世代の方々は選択肢が広がり、そうしたものを選択することができる、そういう状況にもなるわけであります。
是非、国民全体で負担しながら、人類全体で責任を分かち合いながら気候変動に取り組むということも、しっかりと丁寧に説明していきたいというふうに思います。
この発言だけを見る →私ども、二〇五〇年までの道行きはまだ描けていません、技術開発もどうなるか分かりませんから。二〇三〇年にかけては、二十兆円、百五十兆という投資の下で技術開発を促進して、是非、四六%削減を実現したいと思っていますし、そのために、国民全体で、広く薄く全体で負担をしていただきながら取り組むということへの御理解をいただきたいと思いますし、この仕組みを導入することによって、繰り返しになりますが、早く取り組んだ企業ほど負担は低くなりますので、その企業の製品はCO2排出の少ない中で作り、そして、気候変動への影響は少ない製品であるというものがこれから生み出されていくわけでありますので、将来世代の方々は選択肢が広がり、そうしたものを選択することができる、そういう状況にもなるわけであります。
是非、国民全体で負担しながら、人類全体で責任を分かち合いながら気候変動に取り組むということも、しっかりと丁寧に説明していきたいというふうに思います。
馬
馬場雄基#24
○馬場(雄)委員 ありがとうございます。
つまり、ここは覚悟を持って進んでいかなくてはならないという点では、私も同じ気持ちです。これをやらなくていいとは私は思っていません。ただし、やるならばやるなりに覚悟を持って、説明を深くしてやっていかなくてはならない、国民全体が一丸となって取り組んでいかなくてはならないということを先に申し上げたかったので、この点の質問をさせていただきました。ありがとうございます。
法案の中身について入らせていただきたいと思います。
ここに関しては、懸念点としては、中途半端にならないようにどう構築していくかというところだと思っています。
二つの観点から申し上げます。
一つは、金融市場の反応です。
百五十兆円という巨額な投資を行っていく発表が閣議決定された二月十日ですが、特に日経平均株価等の反応はありませんでした。期待されたのであれば、上がりました。期待がないのであれば、下がったでしょう。ですが、特に動きがなかったというところを、世界のマーケットがどう見ているかという点も踏まえて考えなくてはならないというふうに思っております。
これだけの金額が動くということであった際に、そのリアクションがなかった、この部分について大臣はどのようにお感じになられているか、教えてください。
この発言だけを見る →つまり、ここは覚悟を持って進んでいかなくてはならないという点では、私も同じ気持ちです。これをやらなくていいとは私は思っていません。ただし、やるならばやるなりに覚悟を持って、説明を深くしてやっていかなくてはならない、国民全体が一丸となって取り組んでいかなくてはならないということを先に申し上げたかったので、この点の質問をさせていただきました。ありがとうございます。
法案の中身について入らせていただきたいと思います。
ここに関しては、懸念点としては、中途半端にならないようにどう構築していくかというところだと思っています。
二つの観点から申し上げます。
一つは、金融市場の反応です。
百五十兆円という巨額な投資を行っていく発表が閣議決定された二月十日ですが、特に日経平均株価等の反応はありませんでした。期待されたのであれば、上がりました。期待がないのであれば、下がったでしょう。ですが、特に動きがなかったというところを、世界のマーケットがどう見ているかという点も踏まえて考えなくてはならないというふうに思っております。
これだけの金額が動くということであった際に、そのリアクションがなかった、この部分について大臣はどのようにお感じになられているか、教えてください。
西
西村康稔#25
○西村(康)国務大臣 マーケットを毎日確認しながら政策を進めているわけでもございませんし、また、御指摘の金融市場の反応、これはGXの取組以外に様々な国際的な経済の状況、あるいは金融の状況などによって影響を受けますので、何か一概にお答えできるものではないと思いますけれども、いずれにしても、百五十兆円超の官民の投資、そしてそれを引き出すための二十兆円規模の政府支出、それをGX経済移行債によってカバーしていくということでありますので、御指摘のように、金融機関あるいは投資家、市場からの信頼を得ることは何より重要だと思っております。
このGX経済移行債については、建設国債など、これまでの国債と同様に同一の金融商品として統合して発行することに限らず、国際標準に準拠した新たな形での発行も目指して検討することとしております。
そのためには、金融市場にとって透明性と信頼性を確保することが重要でありますので、具体的には、新たな国債を発行する場合には、調達する資金の使途やレポーティング方法などを示したフレームワークを策定した上で、国際資本市場協会が策定する国際標準への準拠について第三者認証を得ることを想定をしております。
また、このGX経済移行債の支援対象として、まさに脱炭素と経済成長を両立する、共に実現していくという観点から、水素、アンモニア、あるいは抜本的なCO2削減を可能とする水素還元製鉄とか、それから次世代太陽電池のペロブスカイトの開発とか、こういったものを対象と考えておりますので、これらの技術で世界をリードしていくということによって、我が国のGXの取組について是非金融機関そしてマーケットから評価いただけるように、理解をいただけるように取り組んでいきたいというふうに考えております。
この発言だけを見る →このGX経済移行債については、建設国債など、これまでの国債と同様に同一の金融商品として統合して発行することに限らず、国際標準に準拠した新たな形での発行も目指して検討することとしております。
そのためには、金融市場にとって透明性と信頼性を確保することが重要でありますので、具体的には、新たな国債を発行する場合には、調達する資金の使途やレポーティング方法などを示したフレームワークを策定した上で、国際資本市場協会が策定する国際標準への準拠について第三者認証を得ることを想定をしております。
また、このGX経済移行債の支援対象として、まさに脱炭素と経済成長を両立する、共に実現していくという観点から、水素、アンモニア、あるいは抜本的なCO2削減を可能とする水素還元製鉄とか、それから次世代太陽電池のペロブスカイトの開発とか、こういったものを対象と考えておりますので、これらの技術で世界をリードしていくということによって、我が国のGXの取組について是非金融機関そしてマーケットから評価いただけるように、理解をいただけるように取り組んでいきたいというふうに考えております。
馬
馬場雄基#26
○馬場(雄)委員 ありがとうございます。
是非金融のマーケットを、一つの観点ではあると思いますので、注力しながら政策を打っていただければというふうに思いますけれども、分析をしていく必要性もあるのかなと思うんですが、日本のGXというものが一体何なのかというのが世界的にはっきりと示されているわけではないんだというふうに思っています。
例えばアメリカでしたら、アンモニアや例えば蓄電池、そういったものに注力していきましょう、ドイツであれば水素です、そういうふうな形の、ある程度の目指す先のビジョンというものが見えているかなというふうに思うわけですが、日本は、世界と比較していった際に、こういうところに特徴を持ってやっていきたいというような趣旨はどの点にあるのか、是非教えてください。
この発言だけを見る →是非金融のマーケットを、一つの観点ではあると思いますので、注力しながら政策を打っていただければというふうに思いますけれども、分析をしていく必要性もあるのかなと思うんですが、日本のGXというものが一体何なのかというのが世界的にはっきりと示されているわけではないんだというふうに思っています。
例えばアメリカでしたら、アンモニアや例えば蓄電池、そういったものに注力していきましょう、ドイツであれば水素です、そういうふうな形の、ある程度の目指す先のビジョンというものが見えているかなというふうに思うわけですが、日本は、世界と比較していった際に、こういうところに特徴を持ってやっていきたいというような趣旨はどの点にあるのか、是非教えてください。
西
西村康稔#27
○西村(康)国務大臣 様々な評価が日本の技術、市場に対してあると思いますけれども、複数の海外調査機関によれば、GX関連分野における日本の技術のポテンシャルは世界的に見ても高いと評価をされております。
こうした技術のポテンシャルを生かして、開発だけじゃなくて社会実装をしていくという、その段階においてもしっかりと取り組むことで最大限発展させていきたいということを考えております。
我が国では、例えば、抜本的なCO2削減を実現する水素還元製鉄とか、あるいは日本発の次世代太陽電池技術であるペロブスカイトとか、脱炭素効果の高い革新的技術の開発で先行しているところであります。
こうした状況を踏まえて、産業競争力強化や脱炭素技術を活用した新たな市場の創出を図るために、この二十兆円規模の先行投資支援を行っていくということであります。そのための成長志向型カーボンプライシング構想ということでありますが、早期にこれに取り組むほど負担が軽くなる、意欲ある企業ほど早く取り組んでもらって負担が軽くなるという仕組みでありますので、そうした技術のポテンシャルを生かして、気候変動に対して影響の少ない、CO2排出の少ない、そうしたプロセスの中で商品、製品を作っていくということを支援をしていきたいと考えております。
そして、それを事業化につなげていかなければなりませんので、実装をしていくということでありますので、アジアにも展開することでマーケット全体を広げていくこと、そして、世界の脱炭素化に貢献をするということの中で、我が国の経済成長と産業競争力強化の実現にもつなげていければというふうに思います。
この発言だけを見る →こうした技術のポテンシャルを生かして、開発だけじゃなくて社会実装をしていくという、その段階においてもしっかりと取り組むことで最大限発展させていきたいということを考えております。
我が国では、例えば、抜本的なCO2削減を実現する水素還元製鉄とか、あるいは日本発の次世代太陽電池技術であるペロブスカイトとか、脱炭素効果の高い革新的技術の開発で先行しているところであります。
こうした状況を踏まえて、産業競争力強化や脱炭素技術を活用した新たな市場の創出を図るために、この二十兆円規模の先行投資支援を行っていくということであります。そのための成長志向型カーボンプライシング構想ということでありますが、早期にこれに取り組むほど負担が軽くなる、意欲ある企業ほど早く取り組んでもらって負担が軽くなるという仕組みでありますので、そうした技術のポテンシャルを生かして、気候変動に対して影響の少ない、CO2排出の少ない、そうしたプロセスの中で商品、製品を作っていくということを支援をしていきたいと考えております。
そして、それを事業化につなげていかなければなりませんので、実装をしていくということでありますので、アジアにも展開することでマーケット全体を広げていくこと、そして、世界の脱炭素化に貢献をするということの中で、我が国の経済成長と産業競争力強化の実現にもつなげていければというふうに思います。
馬
馬場雄基#28
○馬場(雄)委員 ありがとうございます。恐らく私の次の質問の部分までお答えいただいたなというふうに思ったんですけれども。
つまり、GX移行債の部分、世界でよく言う環境国債の部分との違いを、私はやはり、端的に申し上げれば、動的時間をある意味でいうと確保しているという点だというふうに思っています。つまり、早く取り組めば早く取り組んだだけ価値が出てくると。それは企業に対しての目線ですけれども、その部分を、バッファーをつくるというのが恐らくこのGX移行債の最大の特徴なんだというふうに認識しています。
ですので、ここは恐らくその認知度を高めていくということも極めて大事だというふうに思っていますので、是非、政府一丸となって、その部分を企業の方にもお伝えいただきながら、動的に、社会実装ですね、社会の変革を是非お願いさせていただきたいというふうに思っております。
もう一義的に考えなければいけないのは、日本の、要は、世界がこうするから日本はこうするとかではなくて、日本の特徴も踏まえていかなくてはならないというふうに思っています。その点は、やはり、第一原子力発電所事故あるいは原子力爆弾が私たちの日本で悲劇的にあったというところの部分を考えれば、やはり、原子力というものに関して世界と同義的に扱うのではなくて、より日本ならではの、日本としての取組方が大切だというふうに思っております。
私は、前回の御質問のときにも廃炉人材の話をさせていただきましたが、いわゆるビジネスが成り立つか成り立たないか以前に、廃炉は絶対やらなければいけない、つまり、原子力の部分に関してはやはり国策というもので推進していかなくてはならないんだというふうに思うわけです。
原子力分野というのは、GXと並び、並称しているものではなくて、やはり切り離して考えていくことも必要なのではないかというふうに思います。その部分が、ある意味国民的にも、あるいは国際的にも、そしてマーケット的にも認められ得る環境にもなるのではないかというふうに思うわけですけれども、その点については、西村大臣、どのようにお考えでしょうか。
この発言だけを見る →つまり、GX移行債の部分、世界でよく言う環境国債の部分との違いを、私はやはり、端的に申し上げれば、動的時間をある意味でいうと確保しているという点だというふうに思っています。つまり、早く取り組めば早く取り組んだだけ価値が出てくると。それは企業に対しての目線ですけれども、その部分を、バッファーをつくるというのが恐らくこのGX移行債の最大の特徴なんだというふうに認識しています。
ですので、ここは恐らくその認知度を高めていくということも極めて大事だというふうに思っていますので、是非、政府一丸となって、その部分を企業の方にもお伝えいただきながら、動的に、社会実装ですね、社会の変革を是非お願いさせていただきたいというふうに思っております。
もう一義的に考えなければいけないのは、日本の、要は、世界がこうするから日本はこうするとかではなくて、日本の特徴も踏まえていかなくてはならないというふうに思っています。その点は、やはり、第一原子力発電所事故あるいは原子力爆弾が私たちの日本で悲劇的にあったというところの部分を考えれば、やはり、原子力というものに関して世界と同義的に扱うのではなくて、より日本ならではの、日本としての取組方が大切だというふうに思っております。
私は、前回の御質問のときにも廃炉人材の話をさせていただきましたが、いわゆるビジネスが成り立つか成り立たないか以前に、廃炉は絶対やらなければいけない、つまり、原子力の部分に関してはやはり国策というもので推進していかなくてはならないんだというふうに思うわけです。
原子力分野というのは、GXと並び、並称しているものではなくて、やはり切り離して考えていくことも必要なのではないかというふうに思います。その部分が、ある意味国民的にも、あるいは国際的にも、そしてマーケット的にも認められ得る環境にもなるのではないかというふうに思うわけですけれども、その点については、西村大臣、どのようにお考えでしょうか。
西
西村康稔#29
○西村(康)国務大臣 御指摘のように、東京電力の福島第一原発の事故を経験をし、その教訓と反省、これは、決して忘れることなく、いっときたりとも忘れることなく取り組まなきゃいけないということだと思います。
我が国にとりまして、原発の廃炉、汚染水、処理水の対応、そして福島の復興、これはもう最重要課題でありますので、国が責任を持って取り組んでいくということだと思います。
その中で、今回、もう一つのGX脱炭素電源法案では、この事故の反省を踏まえまして、法制上初めて、憲政史上初めてと言っていいと思いますけれども、安全神話という言葉を書き込みました。安全神話に陥り、事故を防止することができなかったことを真摯に反省という表現を盛り込みまして、今後もいっときたりとも忘れることなく、事故の防止、安全対策が最優先ということで取り組んでいく、そうした方針を原子力基本法に明記をしているところであります。
そして、同時に、エネルギー政策の観点からは、将来にわたって安定供給の責任を果たしていく、これも重要であります。そうした認識の下で、将来の安定供給に対するリスクへの対応力を高めるために、現段階から、将来の可能性を狭めることなく、原子力を含めたあらゆる選択肢を追求していくということが重要だというふうに思います。
そして、かねがね御指摘いただいているこの原子力の安全を支えていく上でも、産業全体での人材、技術の維持そして強化、これを進めていく必要があると思っております。このため、廃炉や復興の取組とともに、原子力もGXの文脈に位置づけをした上で取り組んでいきたいというふうに考えております。
この発言だけを見る →我が国にとりまして、原発の廃炉、汚染水、処理水の対応、そして福島の復興、これはもう最重要課題でありますので、国が責任を持って取り組んでいくということだと思います。
その中で、今回、もう一つのGX脱炭素電源法案では、この事故の反省を踏まえまして、法制上初めて、憲政史上初めてと言っていいと思いますけれども、安全神話という言葉を書き込みました。安全神話に陥り、事故を防止することができなかったことを真摯に反省という表現を盛り込みまして、今後もいっときたりとも忘れることなく、事故の防止、安全対策が最優先ということで取り組んでいく、そうした方針を原子力基本法に明記をしているところであります。
そして、同時に、エネルギー政策の観点からは、将来にわたって安定供給の責任を果たしていく、これも重要であります。そうした認識の下で、将来の安定供給に対するリスクへの対応力を高めるために、現段階から、将来の可能性を狭めることなく、原子力を含めたあらゆる選択肢を追求していくということが重要だというふうに思います。
そして、かねがね御指摘いただいているこの原子力の安全を支えていく上でも、産業全体での人材、技術の維持そして強化、これを進めていく必要があると思っております。このため、廃炉や復興の取組とともに、原子力もGXの文脈に位置づけをした上で取り組んでいきたいというふうに考えております。