外交防衛委員会

2025-05-20 参議院 全273発言

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会議録情報#0
令和七年五月二十日(火曜日)
   午前十時開会
    ─────────────
   委員の異動
 五月十六日
    辞任         補欠選任
     高橋 次郎君     山口那津男君
 五月十九日
    辞任         補欠選任
     山口那津男君     伊藤 孝江君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         滝沢  求君
    理 事
                佐藤 正久君
                若林 洋平君
                塩村あやか君
                三浦 信祐君
                柳ヶ瀬裕文君
    委 員
                有村 治子君
                生稲 晃子君
                猪口 邦子君
                小林 一大君
                中曽根弘文君
                堀井  巌君
                松川 るい君
                広田  一君
                福山 哲郎君
                伊藤 孝江君
                松沢 成文君
                榛葉賀津也君
                山添  拓君
                伊波 洋一君
                高良 鉄美君
   国務大臣
       外務大臣     岩屋  毅君
       防衛大臣     中谷  元君
   副大臣
       文部科学副大臣  野中  厚君
       国土交通副大臣  高橋 克法君
       防衛副大臣    本田 太郎君
   大臣政務官
       外務大臣政務官  生稲 晃子君
       防衛大臣政務官  金子 容三君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        中内 康夫君
   政府参考人
       内閣官房米国の
       関税措置に関す
       る総合対策本部
       事務局次長    桐山 伸夫君
       警察庁長官官房
       審議官      大濱 健志君
       消防庁国民保護
       ・防災部長    小谷  敦君
       外務省大臣官房
       審議官      熊谷 直樹君
       外務省大臣官房
       審議官      林   誠君
       外務省大臣官房
       参事官      柏原  裕君
       外務省大臣官房
       参事官      田口精一郎君
       文部科学省総合
       教育政策局社会
       教育振興総括官  堀野 晶三君
       国土交通省大臣
       官房技術審議官  魚谷  憲君
       国土交通省道路
       局次長      佐々木俊一君
       海上保安庁警備
       救難部長     山戸 義勝君
       環境省大臣官房
       審議官      伯野 春彦君
       防衛省大臣官房
       長        萬浪  学君
       防衛省大臣官房
       施設監      茂籠 勇人君
       防衛省大臣官房
       サイバーセキュ
       リティ・情報化
       審議官      家護谷昌徳君
       防衛省大臣官房
       審議官      寺田 広紀君
       防衛省防衛政策
       局長       大和 太郎君
       防衛省整備計画
       局長       青柳  肇君
       防衛省人事教育
       局長       青木 健至君
       防衛省地方協力
       局長       田中 利則君
       防衛省統合幕僚
       監部総括官    小野 功雄君
       防衛装備庁装備
       政策部長     坂本 大祐君
       防衛装備庁プロ
       ジェクト管理部
       長        嶺  康晴君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○防衛省設置法等の一部を改正する法律案(閣法第一六号)(衆議院送付)
○海洋法に関する国際連合条約に基づくいずれの国の管轄にも属さない区域における海洋の生物の多様性の保全及び持続可能な利用に関する協定の締結について承認を求めるの件(閣条第一一号)(衆議院送付)
○職業上の安全及び健康並びに作業環境に関する条約(第百五十五号)の締結について承認を求めるの件(閣条第一二号)(衆議院送付)
○千九百九十五年の漁船員の訓練及び資格証明並びに当直の基準に関する国際条約の締結について承認を求めるの件(閣条第一三号)(衆議院送付)
    ─────────────
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滝沢求#1
○委員長(滝沢求君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
 委員の異動について御報告いたします。
 昨日までに、高橋次郎君が委員を辞任され、その補欠として伊藤孝江君が選任されました。
    ─────────────
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滝沢求#2
○委員長(滝沢求君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
 防衛省設置法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房米国の関税措置に関する総合対策本部事務局次長桐山伸夫君外二十二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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滝沢求#3
○委員長(滝沢求君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ─────────────
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滝沢求#4
○委員長(滝沢求君) 防衛省設置法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
 質疑のある方は順次御発言願います。
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佐藤正久#5
○佐藤正久君 おはようございます。自民党の佐藤正久です。
 本法案の審議に当たり、前回のこの委員会で防衛大臣からは、隊員が誇りとそして名誉を持って士気高く任務に邁進できる環境をつくることが大事だという発言がありました。それを踏まえまして、私、この委員会で質問しました日航一二三便の墜落事件について、まずお伺いしたいと思います。
 隊員の名誉と誇りという観点から、防衛省の今の一二三便の墜落事故に対する偽情報に対する対応というのは極めて不十分だと、腰が引けていると、おっかなびっくりのような感じがしてなりません。大臣が、隊員の名誉と誇りを持って士気高く任務を邁進するということからすると、今回の偽情報というのは、自衛隊がこの日航機を墜落をし、それを自衛隊が隠蔽したということは、これ名誉と誇りと士気高くというのと真逆だと私は思います。
 今日お手元の配付資料、これを見ていただきたいんですけれども、ここにまず、青山透子氏の著書の中で高浜機長に対する言及があります。資料一、資料二です。読み上げます。
  現在でも、自衛隊出身で民間航空会社に所属するパイロットはその多くが予備自衛官であると聞く。しかし、全日空と自衛隊機が衝突した雫石事故以降、自衛隊と予備自衛官とのかかわり方は、慎重に秘密裏にしなければならなくなった。(略)
  当時の時代状況からも、日本航空の自衛隊出身者が協力して仮想訓練が行われてきたのであろうことは間違いない。おそらく予備自衛官としてそれなりの報酬もあったため、高浜機長らが会社には内密にしていた可能性は非常に高い。
 資料二。
  乗客を危険な目に遭わせてまで、予備自衛官としての信念を貫いているとしたら、乗客のみならず客室乗務員にとっても迷惑千万である。そうした人物に命を預けて仕事をすることなどできない。
  高浜機長は、高卒後、家族とは音信不通になり、家出同然で自衛隊に入隊した。そこで税金を使い操縦士免許を取得し、生活の糧を得た。したがって、古巣からの依頼で武器開発のための試運転に関与していた可能性は十分にある。古巣の要請は断り切れないだろう。もし秘密裏に協力費として金銭も絡んでいたとしたら、国のための奉仕とすらいえない。
 これは、高浜機長だけではなく、自衛隊に対する私は冒涜だと思います。
 防衛大臣、自衛隊と予備自衛官の関わり方は、この本にあるように、慎重に秘密裏にしないといけないんでしょうか。
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中谷元#6
○国務大臣(中谷元君) 事実は事実として明らかにしなきゃいけないと思いますが、この本の内容についてコメントすることは適当ではないと考えておりますが、何度もお答えしておりますように、日航の一二三便の墜落に関しましては、自衛隊が墜落に関与したということは断じてありませんし、また、省内におきましてこのような話を私は全く聞いたことはございません。
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佐藤正久#7
○佐藤正久君 委員の皆さん、これが今の状況なんですよ。これ、本当に隊員の名誉と誇りと士気高く任務に邁進できるという状況かと。私が聞いたのは、自衛隊と予備自衛官の関わり方は慎重に秘密裏にしなければならなくなったと。
 人教局長、予備自衛官と自衛隊の関わりは秘密裏なんですか。
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青木健至#8
○政府参考人(青木健至君) お答え申し上げます。
 そのようなことはございません。
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佐藤正久#9
○佐藤正久君 そのとおりなんですよ。
 じゃ、もう一度、大臣に聞きます。じゃ、この古巣の要請は断り切れないということで、こういう形で秘密裏に協力費として金銭も絡んでいるという、こういうことってあり得るんでしょうか。
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中谷元#10
○国務大臣(中谷元君) 省内においてそのような話を聞いたこともございませんし、そのような事実は全くございません。
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佐藤正久#11
○佐藤正久君 こういうものは早めに打ち消さないと、どんどん広がるんですよ。この前指摘したように、この青山氏の本は七冊、これが出て、売れて売れまくっているので、また八冊目が出るんですよ。今年は墜落から四十年の節目の年ということで、来月には、「日航一二三便墜落事件 四十年の真実」と、事故でなく事件という表題で、四十年の真実と。放っておくとどんどん広がっていく。結果として、これを信じた遺族が、御巣鷹山の誰でもみんなが通る場所に、自衛隊によって撃墜、殺害された家族と、ああいう慰霊碑も建ててしまったということがあります。
 大臣、隊員の名誉というのが一番大事なんですよ。事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託に応えると、こういう厳しい宣誓をし署名捺印をするのは、これは自衛隊だけです。警察、消防よりもきつい、まさに利他の精神、自己犠牲の精神で国家国民を守ると、そういう宣誓をやるのが自衛隊なんです。
 防衛大臣、吉田茂元総理は、防衛大学校一期生の卒業生の何人かにこう言ったそうです。君たちは、自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり歓迎されたりすることなく自衛隊を終わるかもしれない、きっと非難とか誹謗ばかりの一生かもしれない、御苦労なことだと思う、しかし、自衛隊が国民から歓迎され、ちやほやされる事態とは、外国から攻撃されて国家存亡のときとか災害派遣のときとか、まさに国民や国家が困窮に陥っているときだけなのだ、言葉を換えれば、君たちが日陰者であるときの方が国民や日本は幸せなのだ、どうか耐えてもらいたいと言ったそうです。
 当時の時代背景もあるんでしょうけれども、私は間違っていると思います。国家国民のために、日本を守るために命を懸ける、そういう自衛隊や警察、消防、海上保安庁のような公安職の方々は尊敬されるべき存在であって、日陰者ではないと思います。
 大臣がこの事件について、一二三便について、態度が曖昧なまま、このしっかり対応をしないと、まさに隊員の名誉、こういうものが失われると思います。
 なぜ私がここまで言うかというと、私も現役時代、非常につらい思いもしました。イラクに行くときに、まさに家族と隊員の涙の別れ。奥大使、井ノ上一等書記官が、外交官が凶弾に倒れた、それまで一緒に調査していた二人が凶弾に倒れた。国内は、イラクへの自衛隊派遣は反対という世論が沸騰しました。アメリカ兵も殺され、多くの兵が殺されるというときに、自衛隊が初めて危ないところに行き、死人が出るだろうという論調も広まった。
 二十一年前の一月十六日、まさに大臣から、長官から部隊の旗をもらい、出発するとき、家族と隊員のしばしの別れの時間は、もう涙です。小さな子供は隊員の迷彩服をぎゅっと握り、そばで奥様は下を向いて泣いている。隊員にも家族がいます。私の嫁も娘も泣いていました。おえつを漏らされて、うずくまって泣いていたお母さんもいました。
 その式典の前に長官から、裏門から出ろと言われたんです、裏門から出ろと。正門には反対派がいっぱいいて、憲法違反、自衛隊のイラク派兵は反対、いろいろあるので、もめ事を避けるために裏門から出ろと。これは本当に悔しかったです。
 政治の命令で命を懸けて行くのに、まさに宣誓のとおりですよ。湾岸戦争で自衛隊、もう日本は人的貢献をしなかった、お金出して、だけどクウェート政府からは全く感謝されずに、感謝広告、ワシントン・ポストにも日本の名前がなかった。その後、海上自衛隊の掃海艇が、残った危ない、ほかの国が処理できなかったものを処理しなさいと命令が下り、その数年後にまたイラク戦争があった。今度は、陸上自衛隊、航空自衛隊がイラク、クウェートに行けと、政府の命令ですよ。にもかかわらず、裏門から出ろと。こういう政治をやっては私はいけないと思います。
 今回の件も、本当に防衛省が手を打たなければ、本がどんどんまた広がる。大臣、今年は墜落から四十年ですよ。そういうときに、今の対応のままで本当にいいのかと。この夏は相当、この本の発売もあり、盛り上がる可能性があります。防衛大臣や南雲統合司令官等に対するこのフェイクニュース、偽情報というのは自衛隊に対する信頼を落としかねない、おとしめる。そういうものがあってもおかしくない時代ですよ。まさに認知戦、情報戦の時代。それを信じた遺族がこういう慰霊碑も建てる、そういう状況になっている。大臣、本当にこのままでいいのかと。
 私の質問の要求もあり、防衛省は、御巣鷹山のこの慰霊碑の存在を確認したと聞いています。大臣、このまま放置していいんですか。N総理、自衛隊によって撃墜された。隊員、家族、四十年、この節目の年に多くの方が慰霊登山に行きます。これが間違っているなら何らかの対応を取るべきだと私は思いますが、いかがでしょうか。
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中谷元#12
○国務大臣(中谷元君) 先ほど、PKOの出発の際に裏門の話が出ましたが、私もそのとき現場におりまして、防衛省の幹部に正門から堂々と出ていけという進言をいたしまして、正門から出ていくことになりました。
 今回の御指摘につきましては、前回の委員会においてもこの航空機の事故に関して公式的に申し上げましたが、隊員の名誉のためにまた再び申し上げますが、この原因につきましては、既に国として運輸省の航空事故調査委員会が公表した報告書のとおりでありまして、自衛隊が墜落に関与したということは断じてありません。事故の解説においても、ミサイルを疑う根拠は何もないということで明確に否定をいたしております。このような言説につきましては、私を含め、防衛省・自衛隊の職員がしっかりと否定をしております。
 また、正確な情報を発するということは何よりも重要でありまして、せんだっても確認をしてまいりました。特に、私も再びこの場で発言をさせていただいておりますが、まさに参議院の外防は国の最高機関たる国会での質疑でありまして、自衛隊が墜落に関与したことはないと明言をしているということは大変重要な意義があることでございます。そのようなことで、断じてこのようなことはないと明確に否定をさせていただきます。
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佐藤正久#13
○佐藤正久君 大臣、その意義と効果は別ですよ。ここで否定する、これは大事ですよ。でも、それで、この委員会で私が質問したから否定できるだけであって、防衛省は今までこれについて発信していたか、非常に私は怪しいし、じゃ、ここで否定したことによってこのフェイクニュース等が止まるかと。止まらないと思いますよ。慰霊碑がどきますか。どかないですよ。そういう部分が大事なんですよ。前に中曽根先生おられますが、まさにお父様の名誉にも関わるようなそれがあるんですよ。
 ましてや、これは非常に、防衛省の言わば体質の問題、あるいは組織の問題かもしれないと思っています。今回のこの問題について、どこの内局で担当なんですかと聞いたら、最初は文書課でした。文書課がこの国内の偽情報対応をやるんですかと。台湾有事やいろんなところの有事が近くなったときに、文書課が国内のこういう偽情報対応をするのか、絶対違いますよ。では、各幕は総務課なんですかと、こうなってしまう。
 本当にこういうものを潰さないと駄目なんです、早めに。これは絶対このままではいけないと思いますので、再度、対応を強く求めたいと思います。
 隊員の名誉でいうと、これ滋賀県の県議会で、共産党の議員が、饗庭野演習場で行っている自衛隊と米軍の訓練は人殺しの訓練だという発言をし、それに対して自民党の議員らも抗議をしたと。その後に、滋賀県の家族会の方から議長宛てに抗議の文書が届き、協議の結果、共産党の団長も謝罪をし、そして、本会議でその発言をした共産党議員の謝罪をしたというふうに聞いています。ただ、これについて、家族会がこういうことをやるべきではないという、そういう働きかけがあったという話もあります。
 これは、人教局長、こういう働きかけ、家族会はこういうことをやるべきではないという、そういう指導をされたんですか。
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青木健至#14
○政府参考人(青木健至君) お答え申し上げます。
 済みません、御指摘の件についてはちょっと承知をしておりません。
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佐藤正久#15
○佐藤正久君 大臣、これもやっぱり隊員の名誉に関わることなんですよ。こういうものは、すぐ、今回は早いうちに対応をして、結果、議会の方で話し合ってそういうことになったと。こういうの動かないと駄目なんです。
 今日は野中副大臣にも来てもらっていますけれども、この前の、これに関わる学校推薦図書の図書館協議会での対応について、あの前回の委員会の後、どういうやり取りをされたのか、お聞かせ願いたいと思います。
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野中厚#16
○副大臣(野中厚君) 四月十日に佐藤先生から質問いただいた青山透子氏の著書が全国学校図書館協議会の選定図書にふさわしいかどうかという御懸念については、既に当該団体に伝えております。その後でありますけれども、全国学校図書館協議会、佐藤先生の御指摘も踏まえ、この選定図書の選定の在り方に関する検討を始めたというふうに伺っております。
 いずれにしても、私どもの直接の所管ではないんですけれども、今後も必要な情報はしっかりと伝えてまいりたいというふうに思います。
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佐藤正久#17
○佐藤正久君 是非よろしくお願いします。
 また新しい本が出るんですよ。子供たちがそれを本当に信じてしまって、自衛隊というのは国民を守る組織ではなく国民を殺害する組織だと、それを隠蔽している、これは絶対あってはいけないことなので、政府がこれを否定しているのであれば、そういう図書が、しかもノンフィクション図書として学校の推薦図書というのは私はふさわしくないと思います。やっぱり選定基準の中にこういうフェイクニュースという部分、そういうものについて今ありませんから、そこはしっかりやっていただきたいと思います。
 野中副大臣については、御退席いただいて結構です。
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滝沢求#18
○委員長(滝沢求君) 野中副大臣は御退席願って結構です。
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佐藤正久#19
○佐藤正久君 もう一つフォローアップを。
 今日は高橋国交副大臣に来ていただいておりますけれども、自衛隊や警察、消防の緊急車両、これが本当緊急時に有料道路、これを無料で通行する場合の手続、これを紙で一両ごとに、その区間ごとに出さないといけないと。しかも、まとめて年度ごとに、それもまとめて出さないといけないという手続があると。結果、スマートインターチェンジでもこれは使えないと。緊急事態でスマートインターを使えないと、これはどう考えても本末転倒。
 副大臣は、これは見直すと明言されましたけれども、その後の見直し状況、いかがでしょうか。
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高橋克法#20
○副大臣(高橋克法君) 四月十日の委員からの御指摘を受けまして、高速道路会社六社との協議を四月十六日に、防衛省との打合せを四月二十一日に行いました。現在の協議内容は、各高速道路会社において、自衛隊車両が災害派遣等のために高速道路を通行する際に、複数料金所を通過する際も証明書一枚で通行可能、スマートインターチェンジも通行可能、証明書発行控えの作成は不要とする簡素化についての調整を行っていますが、これはあくまでも現在の仕組みの中でできる限りのことをやろうという調整でございます。これで終わりではありません。
 佐藤委員御指摘のように、本来のDX社会にマッチした、合致した在り方、これを実現すべく、まずできることをやるけれども、その後にしっかりとした本来の姿を構築していきたい、そういう考えで進めております。
 以上です。
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佐藤正久#21
○佐藤正久君 是非お願いします。
 今、スマートインターチェンジでもできるという話ですけれども、これ、一回一回止まって、紙をカメラに見せて確認しないといけないと。これ、何十台これやるのかと。これは幾ら、今の時代においてはやっぱりおかしいので、しっかりこのDXにマッチするようなこの緊急時の対応要領、これを是非検討加速をお願いしたいと思います。
 高橋副大臣については、御退席いただいて結構です。
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滝沢求#22
○委員長(滝沢求君) 高橋副大臣におかれては、御退席願って結構です。
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佐藤正久#23
○佐藤正久君 次に、尖閣における中国海警船の艦載ドローンや艦載ヘリによる領空侵犯対処について伺います。
 前回の艦載ヘリ対応というのは、約四百キロも離れている那覇から航空自衛隊の戦闘機が飛び立って、ヘリコプターに対応したと。これは、どう考えても費用対効果あるいは実効性の面で、戦闘機は速いですから、ヘリコプターは遅い、ホバリングもできる、ましてやこれがドローンだったら、前回も艦載ドローンの領空侵犯がありました。これは非常に非効率的、実効性も問題があると考えると、やっぱりこれ何らかの対応を政府全体として考えるべきだと、これは外務大臣も多分同じ意見だと思います。
 この領空侵犯対処は、これ警察権なんです。自衛隊法八十四条においては、まさにほかの、航空自衛隊以外はそういう機能がないために、航空自衛隊が警察権として行っているというのが実態です。ただ、自衛隊法八十四条には航空自衛隊と書いていません。自衛隊の部隊はと書いているので、これは陸上自衛隊でも海上自衛隊でもこれは対応可能ということになります。
 となると、海上自衛隊の艦載ヘリがヘリコプターあるいはそのドローンに対応した方がこれは早いというふうにも思えますし、加えて海上保安庁も、今回のように省庁間協力でこれを、領空侵犯対処をやっているという状況であれば、これは、本来は一番近くにいる海上保安庁あるいは海上自衛隊の艦載ヘリ等が、あるいはその船が直接ヘリコプターに、ここは日本の領空だという、そういう警告含めて、現場の海上自衛隊、海上保安庁がやるべきだと私は思います。
 とりわけ、海警船から飛び立ったものに対して灰色の海上自衛隊の船が前面に出るというのは私はこれは外交的にもよくないと思います。できれば、海警船から飛び立ったヘリやドローンぐらいであれば、本来、同じ警察権であれば、海上保安庁の艦載ヘリ、艦載のドローンというもので対応すべきだと私は思いますけれども、防衛大臣の見解をお伺いしたいと思います。
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中谷元#24
○国務大臣(中谷元君) 自衛隊法の八十四条におきましては、海上自衛隊による対処を排除しているものではありません。現状、海警の搭載ヘリコプターによる領空侵犯事案、また中国の無人機による我が国周辺での活動の活発化を踏まえますと、御指摘のように、ヘリコプターやドローンによる領空侵犯への対応も含めまして対処の実効性をより向上させていくことは重要であり、必要だと考えております。
 今後とも、警察また関係機関と協力をいたしまして、不断に対処の実効性を向上させるため、尖閣諸島周辺での警戒監視体制、これに万全を期してまいりたいと考えております。
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佐藤正久#25
○佐藤正久君 防衛大臣、これは早く対応してください。
 また、海上保安庁の方は、今日はあえて質問しません、かなり質問すると言ったらちょっと非常に困ったような顔をしたので。それは分かるんですよ。まだそこまで海上保安庁の方に艦載ヘリの、PLHの船が十分ないんですよ。でも、今こういう状況になれば、海警には海上保安庁というこの対ということを考えると、もう少し海上保安庁のやっぱりそういう領空侵犯対処能力という部分は、これは政府を挙げて対応しないと。海上保安庁に聞いてもこれはかわいそうで、能力まだ十分にないんですから。ここはやっぱり、これからそういう時代ですので、ドローンやあるいはヘリ対処というものについては海上保安庁の方が私は、省庁間協力でも何でもいいんですけれども、しっかり対応して実効性を高めることを政府の方で検討していただきたいと思います。
 次に、これもフォローアップですけれども、カナダにおける反日博物館、これについて岩屋外務大臣の方にお伺いします。
 この委員会でも、やっぱりこの歴史戦というものはやっぱり韓国系の方だけではなくて中国系の方も海外でやっているということは前回も指摘させていただきました。じゃ、カナダでほかにないのかと。トロントではあります。これは大臣も認められました。
 じゃ、ウィニペグの人権博物館、これには、日本政府の立場と相入れない、そういうものが、表現あるいは展示があるのでしょうか。
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岩屋毅#26
○国務大臣(岩屋毅君) 我が国のこの情報収集活動や歴史問題への対応に係る詳細について網羅的にお答えすることは困難でありますけれども、カナダにおいて史実から懸け離れた又は極端な文言や表現を使用した活動や展示がされた事例を日本政府としても確認をしております。
 こうした状況を踏まえまして、政府としてはこれまでも、連邦政府及び州政府を含むカナダ側の関係者に対して歴史問題に対する日本政府の考え方やこれまでの取組について説明をしてきております。
 引き続き、歴史問題に関する政府の考え方やこれまでの取組がカナダを含む国際社会から正当な評価を受けるよう、何が最も効果的かという観点から様々な取組を継続していく考えであります。
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佐藤正久#27
○佐藤正久君 それだけでは止まらないんですよ。今どんどん広がっていて、これは中曽根先生も堀井先生もこの問題には深く関わって、このウィニペグの人権博物館も、これ問題だ、自民党からもこの抗議文が出たりと、そしていろいろ止めてきたという部分があるんですよ。
 岩屋外務大臣、このやっぱり中国系のカナダ人の方々の活動といえば、南京事件、これに関するものが多い。習近平主席は、十二月十三日を南京虐殺記念日ということを焦点とした哀悼の日というふうに指定しています。オンタリオ州でも同じような動きがありました。これを、自民党関係の中曽根先生とか衛藤先生がこれを阻止する動きをやりました。これは、本当にやらないと、これは止まらないんですよ。日系人というのはごく僅かで、中国系、韓国系の方が多くて、トロントにおいては全体の一二%が中国系ですから、日系はたった〇・五%で、かなうはずはありません。政府が出なければいけない。
 今、情報収集能力を開示したくないと言っていますけれども、もう外務省も言っているように、実は、アメリカのグレンデール、カリフォルニア、サウスフィールド、ミシガン、トロントはカナダ、ジョージア州のブルックヘブン、カリフォルニア州のサンフランシスコ、バージニア州のアナンデール、ジョージア州のアトランタ、どんどん慰安婦像や南京関連のものができていると。つまり、アメリカとカナダがこれは一体となってやられたら、非常に日本の歴史戦、対応が難しくなる。
 前回、カナダの外務大臣には抗議をまだしていないし、これからもするかどうかは言えないという話をされました。じゃ、このアメリカにおけるこの歴史戦について、ブリンケン前国務長官とかルビオ国務長官には、これは駄目だと、日本の立場と相入れないと、これは抗議をされましたでしょうか。
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岩屋毅#28
○国務大臣(岩屋毅君) 外交上のやり取りの詳細について明らかにすることは控えさせていただきたいと思いますが、適宜適切にそれぞれのレベルから我が方の考え方は伝えております。
 カナダについても、これまでも我が方の考え方を伝えてきておりますが、新しく政権が発足をして私の新たなカウンターパートも決まったことでございますので、適宜適切に我が方の考え方を伝えていきたいと考えております。
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佐藤正久#29
○佐藤正久君 外務大臣、これ本当大事な話なので、これはやっぱり外務大臣同士でやらないと、韓国系には強く出て中国系には強く出ないというのはどう考えてもおかしいし、まさに、有村先生も今、特命委員会の委員長だと思います、この部分についてはしっかり自民党もやりたいと思います。引き続き、しっかり、歴史戦には絶対負けない強い外交をお願いしたいと思います。
 最後に、防衛大臣に要望だけします。
 隊員の食事代、七十円上がったと、それで九百七十八円から千四十八円に上がったということはこの前の予算委員会でも答弁ありました。ただ、今、米がどんどん上がっているんです、去年の六月段階の倍ですから。農林水産省が発表した先週の米は五キロ当たり四千二百円ですよ、半年前は半分の二千百円ですから。それで、本当にこの七十円で足りるのかと。
 隊員に腹いっぱい飯食わせてくださいよ。大臣、お願いします。いかがですか。
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