国土計画委員会
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会
会議録情報#0
付託事件
○戰災都市復興計畫事業費の補助金増
額に關する陳情(第二十六號)
○秋田縣米代川竝びに阿仁川改修速成
に關する請願(第八號)
○全國主要道路の整備に關する陳情
(第六十九號)
○小名濱港修築に關する請願(第十八
號)
○廣島縣下の砂防工事緊急實施に關す
る請願(第十九號)
○鈴鹿川改修の復活及び建設省の設置
に關する陳情(第八十八號)
○長野縣茶臼山地辷り對策竝びに岡田
川改修工事に關する請願(第三十
號)
○新潟、長野兩縣下地辷り對策竝びに
砂防工事實施に關する請願(第三十
一號)
○福岡縣英彦山一帶の國立公園指定に
關する請願(第三十二號)
○正法寺川砂防工事續行に關する請願
(第三十五號)
○長谷川砂防工事に關する請願(第四
十號)
○イラスケ川砂防工事に關する請願
(第四十一號)
○千曲川及びさい川改修工事に關する
請願(第四十二號)
○郷川竝びに城川の砂防工事に關する
請願(第四十四號)
○黒瀬川竝びに中川改修工事に關する
請願(第四十五號)
○賀茂川改修工事に關する請願(第四
十六號)
○常願寺川改修速成に關する請願(四
十九號)
○上下水道普及國策の樹立とその監督
機構の統合に關する請願(第五十
號)
○最上川災害復舊工事の促進に關する
請願(第五十一號)
○酒田港の災害復舊開港竝びに海上保
安基地の設置に關する請願(第五十
二號)
○旭川改修工事促進に關する請願(第
五十三號)
○霞ケ浦北浦治水工事に關する請願
(第五十七號)
○廣島縣嚴島町の災害復舊工事に關す
る請願(第六十一號)
○最上川本支流の改修工事に關する請
願(第六十三號)
○馬見ケ崎川砂防工事に關する請願
(第六十五號)
○砂防行政の一元化に關する請願(第
六十八號)
○砂防事業補助費増額に關する請願
(第六十九號)
○岩國港の開港場指定に關する請願
(第七十號)
○岡山縣下の砂防工事に關する請願
(第七十五號)
○呉市河川の砂防工事施行に關する請
願(第七十七號)
○鳥取縣小田川、荒金川の砂防工事に
關する陳情(第百二十七號)
○徳島縣小松島港改良工事に關する請
願(第八十號)
○徳島縣小松島港開港に關する請願
(第八十一號)
○犀川流域砂防工事促進に關する請願
(第八十五號)
○吉井川下流改修工事費増額に關する
請願(第八十九號)
○岩手縣南地方の水災害對策に關する
請願(第九十一號)
○表六甲山系の治水事業促進に關する
請願(第九十六號)
○濱坂港灣修築に關する請願(第百
號)
○神崎川下流防災工事の豫算増額竝び
に尼崎港改良計畫の實施を促進する
ことに關する請願(第百一號)
○五十里えん堤の築設促進に關する陳
情(第百六十六號)
○鈴鹿川水系砂防工事促進に關する陳
情(第百七十七號)
○山陽國道改良促進に關する陳情(第
百八十五號
○今次秋田縣下の水害地區復舊速進に
關する陳情(第二百十號)
○肱川治水工事促進に關する請願(第
百十五號)
○大山國立公園の地域擴張に關する請
願(第百二十號)
○舊老津飛行場誘道路下流地區一帯の
砂防工事に關する請願(第百二十三
號)
○瀬戸市附近砂防施設實施に關する請
願(第百二十四號)
○愛知縣下の砂防事業費國庫補助金増
額に關する請願(第百二十五號)
○逢妻川上流砂防工事に關する請願
(第百二十六號)
○兵庫縣柴山港改修工事に關する請願
(第百二十九號)
○蔵王川砂防工事に關する請願(第百
三十號)
○大谷川砂防工事に關する請願(第百
三十一號)
○水無川砂防工事促進に關する請願
(第百三十四號)
○木曾川上流改修工事に關する請願
(第百三十六號)
○信濃川の堤防工事促進竝びに建設省
の設置に關する請願(第百四十九
號)
○鳥取縣下の砂防工事に關する請願
(第百五十二號)
○江合、鳴瀬及び吉田三川改修工事に
關する陳情(第二百五十一號)
○清水港修築に關する請願(第百五十
八號)
○新潟縣西頚城郡根知村長野縣境の地
辷防止工事を急施することに關する
請願(第百五十九號)
○下津港開港指定に關する請願(第百
六十二號)
○荒川改修工事に關する請願(第百六
十五號)
○高橋川外六河川竝びに二河口砂防工
事に關する請願(第百六十七號)
○村松澤その他河川の砂防工事に關す
る請願(第百六十八號)
○利根川改修區域を銚子河口まで延長
することに關する請願(第百九十一
號)
○千葉縣内砂防工事施行に關する請願
(第百九十二號)
○島根縣の昭和十八年風水害復舊耕地
事業補助金増額に關する陳情(第二
百六十四號)
○宮谷川砂防工事費國庫補助に關する
陳情(第二百六十六號)
○呉市河川の砂防工事施行に關する陳
情(第二百七十號)
○山陽國道改良促進に關する陳情(第
二百七十六號)
○千代川砂防工事に關する陳情(第二
百八十四號)
○馬見ケ崎川改修工事に關する陳情
(第二百八十八號)
○大森、正光兩川の砂防工事に關する
陳情(第二百九十六號)
○山口縣下の道路改修工事に關する請
願(第百九十六號)
○縣道手鎌南關線改修工事に關する請
願(第百九十八號)
○川治川砂防工事に關する請願(第二
百號)
○今次山形縣下の水災害復舊費を全額
國庫負擔とすることに關する請願
(第二百四號)
○旭川改修工事促進に關する請願(第
二百八號)
○重信川改修工事に關する請願(第二
百十一號)
○蘆田川改修工事に關する請願(第二
百二十四號)
○天龍川堤防復舊工事施行に關する請
願(第二百二十七號)
○今次秋田縣下の水害地區復舊に關す
る陳情(第三百二號)
○迫川改修工事に關する陳情(第三百
六號)
○荒川落堀改修工事に關する陳情(第
三百九號)
○愛知縣内の海岸堤防改修工事に關す
る陳情(第三百十號)
○阿武隈川その他の河川改修工事に關
する陳情(第三百十五號)
○迫川改修工事に關する陳情(第三百
十七號)
○笹岡港修築に關する陳情(第三百三
十三號)
○利根川水系改修工事に關する陳情
(第三百三十四號)
○今次岩手縣下の水害復舊對策に關す
る陳情(第三百四十七號)
○北利根川竝びに常陸川改修工事に關
する陳情 第三百五十一號)
○今次秋田縣由利郡下川村の水害復舊
費全額國庫負擔その他に關する陳情
(第三百五十四號)
○大分縣下の河川砂防工事に關する請
願(第二百五十九號)
○野田川砂防工事施行に關する請願
(第二百六十一號)
○加古川中流改修工事に關する請願
(第二百六十三號)
○錆石川外二河川改修工事に關する請
願(第二百七十五號)
○神奈川縣箱根地方砂防工事促進その
他に關する請願(第二百七十九號)
○姫路市濱縣道の一部改修工事に關す
る請願(第二百八十號)
○瀬戸内海國立公園區域に愛媛縣を編
入することに關する請願(第二百八
十二號)
○石鎚山連峰一帶の國立公園實現促進
に關する請願(第二百八十三號)
○松山港外港修築工事繼續施行に關す
る請願(第二百八十六號)
○美嚢川改修工事に關する請願(第二
百八十九號)
○宮城縣登米郡石越村の災害復舊に關
する陳情(第三百六十五號)
○伏木港浚渫費國庫補助増額に關する
請願(第三百八十二號)
○梨ケ原川砂防工事に關する陳情(第
三百八十四號)
○今次秋田縣下の水害地區復舊促進に
關する陳情(第三百九十七號)
—————————————
昭和二十二年十月十日(金曜日)
午前十時五十一分開會
—————————————
本日の會議に付した事件
○表六甲山系の治水事業促進に關する
請願(第九十六號)
○秋田縣米代川竝びに阿仁川改修速成
に關する請願(第八號)
○千曲川及びさい川改修工事に關する
請願(第四十二號)
○水害對策に關する調査承認要求に關
する件
—————————————
この発言だけを見る →○戰災都市復興計畫事業費の補助金増
額に關する陳情(第二十六號)
○秋田縣米代川竝びに阿仁川改修速成
に關する請願(第八號)
○全國主要道路の整備に關する陳情
(第六十九號)
○小名濱港修築に關する請願(第十八
號)
○廣島縣下の砂防工事緊急實施に關す
る請願(第十九號)
○鈴鹿川改修の復活及び建設省の設置
に關する陳情(第八十八號)
○長野縣茶臼山地辷り對策竝びに岡田
川改修工事に關する請願(第三十
號)
○新潟、長野兩縣下地辷り對策竝びに
砂防工事實施に關する請願(第三十
一號)
○福岡縣英彦山一帶の國立公園指定に
關する請願(第三十二號)
○正法寺川砂防工事續行に關する請願
(第三十五號)
○長谷川砂防工事に關する請願(第四
十號)
○イラスケ川砂防工事に關する請願
(第四十一號)
○千曲川及びさい川改修工事に關する
請願(第四十二號)
○郷川竝びに城川の砂防工事に關する
請願(第四十四號)
○黒瀬川竝びに中川改修工事に關する
請願(第四十五號)
○賀茂川改修工事に關する請願(第四
十六號)
○常願寺川改修速成に關する請願(四
十九號)
○上下水道普及國策の樹立とその監督
機構の統合に關する請願(第五十
號)
○最上川災害復舊工事の促進に關する
請願(第五十一號)
○酒田港の災害復舊開港竝びに海上保
安基地の設置に關する請願(第五十
二號)
○旭川改修工事促進に關する請願(第
五十三號)
○霞ケ浦北浦治水工事に關する請願
(第五十七號)
○廣島縣嚴島町の災害復舊工事に關す
る請願(第六十一號)
○最上川本支流の改修工事に關する請
願(第六十三號)
○馬見ケ崎川砂防工事に關する請願
(第六十五號)
○砂防行政の一元化に關する請願(第
六十八號)
○砂防事業補助費増額に關する請願
(第六十九號)
○岩國港の開港場指定に關する請願
(第七十號)
○岡山縣下の砂防工事に關する請願
(第七十五號)
○呉市河川の砂防工事施行に關する請
願(第七十七號)
○鳥取縣小田川、荒金川の砂防工事に
關する陳情(第百二十七號)
○徳島縣小松島港改良工事に關する請
願(第八十號)
○徳島縣小松島港開港に關する請願
(第八十一號)
○犀川流域砂防工事促進に關する請願
(第八十五號)
○吉井川下流改修工事費増額に關する
請願(第八十九號)
○岩手縣南地方の水災害對策に關する
請願(第九十一號)
○表六甲山系の治水事業促進に關する
請願(第九十六號)
○濱坂港灣修築に關する請願(第百
號)
○神崎川下流防災工事の豫算増額竝び
に尼崎港改良計畫の實施を促進する
ことに關する請願(第百一號)
○五十里えん堤の築設促進に關する陳
情(第百六十六號)
○鈴鹿川水系砂防工事促進に關する陳
情(第百七十七號)
○山陽國道改良促進に關する陳情(第
百八十五號
○今次秋田縣下の水害地區復舊速進に
關する陳情(第二百十號)
○肱川治水工事促進に關する請願(第
百十五號)
○大山國立公園の地域擴張に關する請
願(第百二十號)
○舊老津飛行場誘道路下流地區一帯の
砂防工事に關する請願(第百二十三
號)
○瀬戸市附近砂防施設實施に關する請
願(第百二十四號)
○愛知縣下の砂防事業費國庫補助金増
額に關する請願(第百二十五號)
○逢妻川上流砂防工事に關する請願
(第百二十六號)
○兵庫縣柴山港改修工事に關する請願
(第百二十九號)
○蔵王川砂防工事に關する請願(第百
三十號)
○大谷川砂防工事に關する請願(第百
三十一號)
○水無川砂防工事促進に關する請願
(第百三十四號)
○木曾川上流改修工事に關する請願
(第百三十六號)
○信濃川の堤防工事促進竝びに建設省
の設置に關する請願(第百四十九
號)
○鳥取縣下の砂防工事に關する請願
(第百五十二號)
○江合、鳴瀬及び吉田三川改修工事に
關する陳情(第二百五十一號)
○清水港修築に關する請願(第百五十
八號)
○新潟縣西頚城郡根知村長野縣境の地
辷防止工事を急施することに關する
請願(第百五十九號)
○下津港開港指定に關する請願(第百
六十二號)
○荒川改修工事に關する請願(第百六
十五號)
○高橋川外六河川竝びに二河口砂防工
事に關する請願(第百六十七號)
○村松澤その他河川の砂防工事に關す
る請願(第百六十八號)
○利根川改修區域を銚子河口まで延長
することに關する請願(第百九十一
號)
○千葉縣内砂防工事施行に關する請願
(第百九十二號)
○島根縣の昭和十八年風水害復舊耕地
事業補助金増額に關する陳情(第二
百六十四號)
○宮谷川砂防工事費國庫補助に關する
陳情(第二百六十六號)
○呉市河川の砂防工事施行に關する陳
情(第二百七十號)
○山陽國道改良促進に關する陳情(第
二百七十六號)
○千代川砂防工事に關する陳情(第二
百八十四號)
○馬見ケ崎川改修工事に關する陳情
(第二百八十八號)
○大森、正光兩川の砂防工事に關する
陳情(第二百九十六號)
○山口縣下の道路改修工事に關する請
願(第百九十六號)
○縣道手鎌南關線改修工事に關する請
願(第百九十八號)
○川治川砂防工事に關する請願(第二
百號)
○今次山形縣下の水災害復舊費を全額
國庫負擔とすることに關する請願
(第二百四號)
○旭川改修工事促進に關する請願(第
二百八號)
○重信川改修工事に關する請願(第二
百十一號)
○蘆田川改修工事に關する請願(第二
百二十四號)
○天龍川堤防復舊工事施行に關する請
願(第二百二十七號)
○今次秋田縣下の水害地區復舊に關す
る陳情(第三百二號)
○迫川改修工事に關する陳情(第三百
六號)
○荒川落堀改修工事に關する陳情(第
三百九號)
○愛知縣内の海岸堤防改修工事に關す
る陳情(第三百十號)
○阿武隈川その他の河川改修工事に關
する陳情(第三百十五號)
○迫川改修工事に關する陳情(第三百
十七號)
○笹岡港修築に關する陳情(第三百三
十三號)
○利根川水系改修工事に關する陳情
(第三百三十四號)
○今次岩手縣下の水害復舊對策に關す
る陳情(第三百四十七號)
○北利根川竝びに常陸川改修工事に關
する陳情 第三百五十一號)
○今次秋田縣由利郡下川村の水害復舊
費全額國庫負擔その他に關する陳情
(第三百五十四號)
○大分縣下の河川砂防工事に關する請
願(第二百五十九號)
○野田川砂防工事施行に關する請願
(第二百六十一號)
○加古川中流改修工事に關する請願
(第二百六十三號)
○錆石川外二河川改修工事に關する請
願(第二百七十五號)
○神奈川縣箱根地方砂防工事促進その
他に關する請願(第二百七十九號)
○姫路市濱縣道の一部改修工事に關す
る請願(第二百八十號)
○瀬戸内海國立公園區域に愛媛縣を編
入することに關する請願(第二百八
十二號)
○石鎚山連峰一帶の國立公園實現促進
に關する請願(第二百八十三號)
○松山港外港修築工事繼續施行に關す
る請願(第二百八十六號)
○美嚢川改修工事に關する請願(第二
百八十九號)
○宮城縣登米郡石越村の災害復舊に關
する陳情(第三百六十五號)
○伏木港浚渫費國庫補助増額に關する
請願(第三百八十二號)
○梨ケ原川砂防工事に關する陳情(第
三百八十四號)
○今次秋田縣下の水害地區復舊促進に
關する陳情(第三百九十七號)
—————————————
昭和二十二年十月十日(金曜日)
午前十時五十一分開會
—————————————
本日の會議に付した事件
○表六甲山系の治水事業促進に關する
請願(第九十六號)
○秋田縣米代川竝びに阿仁川改修速成
に關する請願(第八號)
○千曲川及びさい川改修工事に關する
請願(第四十二號)
○水害對策に關する調査承認要求に關
する件
—————————————
赤
赤木正雄#1
○委員長(赤木正雄君) では、これから請願に對する委員會を開きます。皆さんにお諮りしたいのですが、今日は河川を取扱いたいと思います。就きまして河川は河川に對する全體を先ず聽いて、それから處置をしたら如何かと思うのですが、どうでしようか。
この発言だけを見る →赤
原
赤
赤木正雄#4
○委員長(赤木正雄君) 私の申しますのは聽いたものについて、一應ここで採擇するや否やを決めないで、河川は河川で全體をやつた方が統一を保つていいじやないかと、こう思います。
では請願の第九十六號、表六甲山系の治水事業促進に關する請願、請願者西宮市長表馬卯一郎外七名、紹介議員原口忠次郎君、ここに原口さんが見えておりますから、一應御説明を承りたいと思います。
この発言だけを見る →では請願の第九十六號、表六甲山系の治水事業促進に關する請願、請願者西宮市長表馬卯一郎外七名、紹介議員原口忠次郎君、ここに原口さんが見えておりますから、一應御説明を承りたいと思います。
原
原口忠次郎#5
○原口忠次郎君 それじや私が紹介議員になつておりますから御説明申し上げます。表六甲河川竝びに砂防工事が、昭和十三年に非常に大災害を受けまして、十四年から砂防工事が十ケ年計畫、それから河川工事が八ケ年計畫だつたと思います。十四年度から始まつたのです。しかし他の砂防、河川と同じように、物價の暴騰と、それから戰爭のために豫算が段々と削減されまして、そして今日まだ約既定計畫の三割程度しかできていない。その工事を急速に進めて貰いたい。これは非常に表六甲の山が最近薪炭不足の結果、段段裸山になりつつある。それで表六甲附近に、若しも十三年のような水害が來ますと、神戸附近の地元だけではなく、日本の交通網の中心地帶があすこですつかり遮斷されることになつて、非常に混亂を來すというので、是非これを既定計畫を早く進めて貰いたい。十四年度からもう九年も經つておりますけれども、僅か三割くらいしかできていないという現状であるから、これを是非急速に進めて貰いたいというのが筋道でございます。
この発言だけを見る →赤
三
三島利美#7
○説明員(三島利美君) 表六甲の河川改良竝びに水源知帶の砂防の重要でありますることは、政府におきましてもつとにこれを認めて、その促進に努めてはおる積りでありますが、只今御指摘がありました通り、戰時中の資材不足、豫算の切り詰めなどのために、全く當初の計畫に比べまして、只今お話がありました通り三割程度しか濟んでおりませんことは、實に私共申譯ないと思つておるのであります。來年度におきましては極力大幅に豫算を増額いたしまして、でき得る限り短期間にこれが完成をいたしたいと思つておる次第であります。今年度におきましても、河川改良につきましては若干ながらも追加豫算を計上いたしたいと思いまして、豫算の査定だけは濟んでおるのでありますが、まだその豫算が正式、議會にはかられる段取にいたつておらないことを殘念に思つておりますが、それにいたしましても今年度の豫算の増額は全く言うに足りない増額でありまして、むしろ來年度におきまして私共極力御期待に副うように努力いたしたいと思つておる次第であります。
この発言だけを見る →平
三
三島利美#9
○説明員(三島利美君) 砂防の計畫をつい研究いたして參りませんで申譯ありませんが、河川につきましては表六甲も出ておりますが、二十五河川あるわけであります。これも來年度から三ケ年計畫で完成いたしたいという積りで、來年度の豫算を一應準備いたしております。
この発言だけを見る →平
三
赤
赤木正雄#12
○委員長(赤木正雄君) 私ちよつと河川課長にお願いしたいのですが、この委員會でこの次に囘答すると仰しやつたことが、隨分ありますが、囘答になつたことは一向少いのですが、間違いないように、次の委員會に囘答するというようにお取計らい願います。
この発言だけを見る →中
中井光次#13
○中井光次君 今のは、結局豫算と資材になるのですが、これからの陳情、請願が皆それに引つかかつて來るのじやないかと思いますが、一體來年における土木の河川とか砂防とか、そういう方面について使われる、重要なセメントとか何とか、そういうものの見透しというものは、凡そ立つておるのでありますか。それがないと、幾らやりますと言つても、結局は希望に過ぎないことに終つてしまうのではないかと思いますが、その邊はどのくらいの程度に明かになつておりますか。
この発言だけを見る →三
三島利美#14
○説明員(三島利美君) 資材の點につきまして、これは前の四半期をどうにかこうにかやつておるような次第でありまして、來年の年間計畫につきましては、まだ、私共大雜把な見透し程度もまだ掛つておらない次第であります。
この発言だけを見る →北
北條秀一#15
○北條秀一君 只今河川課長の御答辯の中に、本件について地元の要望に副うように、という言葉があつたのでありますが、言葉尻を捉まえるわけじやありませんが、表六甲山系の治水計畫は、單に地元の要望に副うというだけでなしに、そうした考え方でなしに、國全體の國土修復という點から考えるべきじやないかと考えるのであります。地元の要望に副うということになりますと、結局その間に地元の要望の非常に大きいところ、又それに附隨する政治力の大きいところということが、結局治水設畫というものが非常に早く進捗するという結果になつて來るのじやないか。これではまずい。そのことを河川課長にお聽きしたい。恐らくそういう意味でお話になつたのじやないとは思いますが、現在、戰時中に荒廢に歸しておるところの河川を、早急に治山治水の計畫を進めなければならないという地域についての、全國的な計畫を現在持つておられるか。その點について御意見をお聽きしたいと思うのであります。
この発言だけを見る →三
三島利美#16
○説明員(三島利美君) 先程の私の言葉の中に、地元の要望ということを申上げましたが、御指摘がありました通り言葉が不十分であります。全く單なる地元の要望ということでありませんで、あれは殊に山陽道の幹線に位しておりまして、國家的に見て是非ともやらなければならんという意味で、御尤もな話であります。私の言葉を訂正いたします。全國の河川計畫につきまして、これは今年の六月までに各府縣でそれぞれ長期五ケ年計畫を立案されまして、それを取揃えております。
又直轄河川につきましても、内務省で取揃えておりますが、府縣の調査におきましては、まだ一部報告が參つておらない向もあります。これにつきましては目下督促を重ねております。又既に提出分につきましても、先般來七月から九月におきまする水害という大きい事實がありまして、餘程十分に見直さなければならんという氣がいたします。これは相當檢討を重ねなければならんと思つております。一應五ケ年計畫を取上げておりますが、更に再檢討いたしたいと思います。現に只今のところ内務省といたしましては、全國六ケ所の土木出張所の工務部長を集めまして、最近の水害に鑑みて如何に河川を見直すべきかという點について今協議をやつておるような次第であります。いずれ或程度纏まりましたら御披露をいたしまして、お教えを願うことになると思うのであります。
この発言だけを見る →又直轄河川につきましても、内務省で取揃えておりますが、府縣の調査におきましては、まだ一部報告が參つておらない向もあります。これにつきましては目下督促を重ねております。又既に提出分につきましても、先般來七月から九月におきまする水害という大きい事實がありまして、餘程十分に見直さなければならんという氣がいたします。これは相當檢討を重ねなければならんと思つております。一應五ケ年計畫を取上げておりますが、更に再檢討いたしたいと思います。現に只今のところ内務省といたしましては、全國六ケ所の土木出張所の工務部長を集めまして、最近の水害に鑑みて如何に河川を見直すべきかという點について今協議をやつておるような次第であります。いずれ或程度纏まりましたら御披露をいたしまして、お教えを願うことになると思うのであります。
北
北條秀一#17
○北條秀一君 更に河川課長にお伺いしたいのですが、河川の修復に要する豫算というのは、やはり今まで決つておつたわけではありますが、その中に特に緊急を要するものが、天災地變によつてあるわけでありますが、そういうものを今までやはり大體どのくらいの見當でやつておつたのかお伺いいたしたい。
この発言だけを見る →三
三島利美#18
○説明員(三島利美君) 現在の川の状況からいたしますと、特に緊急を要する點は勿論ありまするが、全國の今、手がけておりまする川は、私共考えまして眼が離せない状況にありまするので、直轄河川において約十一河川、府縣に補助金を出しましていわゆる中小河川の改良工事でやつておりまするのが百八十河川あります。その外に只今の御質問の御趣旨に合ふかどうか存じませんが、只今上流下流に、或程度一定計畫に基いてやつておる改良工事であります。
その外に極く局所的ではありますけれども、これを放つておいては川上の屈曲の状況等からいたしまして、來るべき洪水期には非常に危險になる箇所があるので、これに對し災害を未然に防止する意味からいたしまして、災害防除施設の補助という意味で、三分の一の補助金を出しまして、府縣に緊急工事をやらしております。それは豫算額は確か五千二百萬圓ほどで、決して十分ではありませんが、さような補助金を出しまして、緊急に手直しを要する箇所について、災害防除工事を施行いたしておる次第であります。
この発言だけを見る →その外に極く局所的ではありますけれども、これを放つておいては川上の屈曲の状況等からいたしまして、來るべき洪水期には非常に危險になる箇所があるので、これに對し災害を未然に防止する意味からいたしまして、災害防除施設の補助という意味で、三分の一の補助金を出しまして、府縣に緊急工事をやらしております。それは豫算額は確か五千二百萬圓ほどで、決して十分ではありませんが、さような補助金を出しまして、緊急に手直しを要する箇所について、災害防除工事を施行いたしておる次第であります。
北
北條秀一#19
○北條秀一君 地方廳に對する補助費の支出方法は非常に問題だと思いますが、地方廳に對して先に出しておれば、應急處置もとり得るかと思いますが、實はそういうものは急に起つた天災地變には、政府は慌てて地方廳に送金するようですが、そうではない場合は、どうもあとから補助費の送金が非常に遲れてくるじやないか、從つて常に災害を未然に防ぐことは的確に行かないじやないかと考えますが、これは具體的にどうやつておられますか。
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三島利美#20
○説明員(三島利美君) 中小河川の改良費に對しまする補助は、縣において一時起債に仰ぐ點で、或いは年度の末頃に補助費が參つておるかも知れませんが、只今の災害防除施設に對する補助は、無論當時の洪水期までに工事をやらせることを主眼といたしております關係上、成るべく早く工事をやる必要があります。これについては年度初め、五月頃に補助金を各府縣へ屆けておるのであります。
その外只今おつしやいました災害の起つた場合急に處置しなければならん點については、全くその必要がございます。私共といたしましての考といたしましては、災害のための豫備金というようなものを、經濟安定費の中に設定しておいて貰つて、災害には機動的に直ぐにその災害の輪郭を大掴みに掴みまして、直ぐに出せるようにと、これを理想として主張いたしますけれども、現在のところそこまで取進んでおらんことを遺憾に存じておりますが、かような議會の委員會におかれても、側面的に御支援頂きたいと考えております。
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小
小林英三#21
○小林英三君 今度の關東竝びに東北六縣における風水害は、從來とは、開墾とか濫伐のため餘程形が變つておると思う。從つて政府におきましては、今後水害、治水についての河川改修の方針に大きな修正をされるものと、素人としては想像するのであります。今後の河川改修に對する方法の修正、どういうことを眼目にして修正するかということが決つておりましたら伺いたいと思います。
この発言だけを見る →三
三島利美#22
○説明員(三島利美君) 只今のお話につきましては、先程河川改修の長期五ケ年計畫を立案いたしておると申上げましたが、あれにつきまして最近の水害の事實を加味いたしまして再檢討を加える。かように申したのでありますが、その通りでありまして、その他に更に今度の濫伐の状況による土砂流の非常に夥しかつたことが、或いは水の出足が非常に早かつたというような點からいたしまして、今後砂防と河川工事という關係を、從前に増して更に密接なる一連繋をとつて行きたい。かように存じております。尚又内務省でやつております溪流砂防のみならず、農林省の林野局の方の事業とも十分一つ連絡を密にして參りたいと、かように思つております。
この発言だけを見る →平
平沼彌太郎#23
○平沼彌太郎君 只今提案になつております九十六號の原口さんの御紹介のは、今政府委員の御説明は二十五河川を三ケ年計畫でやるというお話ですが、これは上流の方も原口さん含んでおるのでございましようか。ただ二十五河川の範圍の關係でしようか、農林省の關係はどうなつておりますか。
この発言だけを見る →原
原口忠次郎#24
○原口忠次郎君 これは私から申上げますが、五十五河川と申しましたのは、神戸市内から西宮市に至る大小二十五河川、それで上流と申しますと、もう直ぐ六甲の山の中に入つてしもう。そうして農林省の關係は確か上流の中の上流あたりの、或いは山の植林とか、それから砂防とかを少しやつておると思います。併し殆ど大體農林省關係が薄うございます。そういうふうな状態であります。
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原
原口忠次郎#26
○原口忠次郎君 さつきの河川課長のお話で、非常に結構だと思いますが、ややともいたしますと、この二十五河川は非常に小さな川で、内務省直轄でやつております川でこんな小さい川はございません。でありますから、一本の川の被害というものが割合にない。それからもう一つ非常にこの工事は戰爭中繼子扱いされたという關係がございます。それはこの戰爭中、それから戰後も河川工事は増産に關係あるものを先に採る。こういうことが國の方針として採上げられたようで、この二十五河川のような表六甲河川竝びに砂防工事は増産ということには割合に薄い。それがために遲れたのぢやないかと思いますが、ここは御承知の通り國道、鐵道、あらゆる交通網が神戸の市内を通つておりますので、この方面に災害を受けますと、日本のあらゆる交通機關が杜絶する、そういう危險性がありますので、先程河川課長のお話のように今後三ケ年でこれをやつて頂く御計畫だそうですが、そういうふうに計畫して頂ければ私は、地元も非常に喜ぶことと思います。どうぞ一つ、そういうふうに是非お進めを願いたい。こういうふうに希望します。
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三
三島利美#28
○説明員(三島利美君) 本年度は當初三百十萬圓、その他公共事業の追加豫算がまだこれは決定しておりませんけれども、事務的な査定は一應終つておりますが、その追加によりまして九十萬圓だけ追加いたしたい。かように思つております。これは先程原口委員からお話がありました通り、最近食糧増産ということを非常に大きく採上げる關係上、當初表六甲は食糧増産に直接寄與しないぢやないかという意見が安定本部あたりから出たのです。そこで先程もお話がありました通り、これは食糧増産だけが目的じやない。他に大きな日本の動脈と言われるものがある。更に阪神間におきまする民需に關係いたしまする工場は全部調べまして、私の記憶違いがあるかもしれませんが、確か取上げました工場が八十數工場あります。これは悉く戰後の民生の安定に寄與する工場であるということを主張いたしまして、安定本部におきましても、それが了解が行きましたので、現在は食糧増産に寄與しないからと言いまして、さきほど不利な立場には立つていないかと存しておりますが、尚今後とも、只今のお話の通りできうる限り短期間に完成いたしますように折角努力いたす積りであります。
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