予算委員会

1964-02-10 衆議院 全288発言

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会議録情報#0
昭和三十九年二月十日(月曜日)
   午前九時三十五分開議
 出席委員
   委員長 荒舩清十郎君
   理事 愛知 揆一君 理事 青木  正君
   理事 櫻内 義雄君 理事 野田 卯一君
   理事 松澤 雄藏君 理事 井手 以誠君
   理事 川俣 清音君 理事 辻原 弘市君
      相川 勝六君    荒木萬壽夫君
      安藤  覺君    井出一太郎君
      今松 治郎君    植木庚子郎君
      小川 半次君    仮谷 忠男君
      川崎 秀二君   小宮山重四郎君
      重政 誠之君    周東 英雄君
      田澤 吉郎君    登坂重次郎君
      中曽根康弘君    橋本龍太郎君
      古井 喜實君    保科善四郎君
      松浦周太郎君    松野 頼三君
      水田三喜男君    山本 勝市君
      亘  四郎君    淡谷 悠藏君
      石田 宥全君    石野 久男君
      岡田 春夫君    五島 虎雄君
      河野  密君    多賀谷真稔君
      堂森 芳夫君    中井徳次郎君
      藤田 高敏君    山花 秀雄君
      今澄  勇君    小平  忠君
      加藤  進君
 出席国務大臣
        内閣総理大臣  池田 勇人君
        外 務 大 臣 大平 正芳君
        大 蔵 大 臣 田中 角榮君
        厚 生 大 臣 小林 武治君
        農 林 大 臣 赤城 宗徳君
        通商産業大臣  福田  一君
        運 輸 大 臣 綾部健太郎君
        郵 政 大 臣 古池 信三君
        労 働 大 臣 大橋 武夫君
        自 治 大 臣 早川  崇君
        国 務 大 臣 福田 篤泰君
        国 務 大 臣 宮澤 喜一君
        国 務 大 臣 山村新治郎君
 出席政府委員
        内閣官房長官  黒金 泰美君
        内閣法制局長官 林  修三君
        公正取引委員会
        委員長     渡邊喜久造君
        総理府事務官
        (経済企画庁調
        整局長)    高島 節男君
        検     事
        (民事局長)  平賀 健太君
        法務事務君
        (入国管理局
        長)      小川清四郎君
        外務事務官
        (アジア局長) 後宮 虎郎君
        外務事務官
        (条約局長)  中川  融君
        大蔵政務次官  纐纈 彌三君
        大蔵事務官
        (主計局長)  佐藤 一郎君
        大蔵事務官
        (理財局長)  吉岡 英一君
        大蔵事務官
        (銀行局長)  高橋 俊英君
        大蔵事務官
        (為替局長)  渡邊  誠君
        文部政務次官  八木 徹雄君
        文部事務官
        (大臣官房会計
        課長)     安嶋  彌君
        厚生事務官
        (大臣官房会計
        課長)     戸澤 政方君
        厚 生 技 官
        (環境衛生局
        長)      舘林 宣夫君
        水産庁長官   庄野五一郎君
        通商産業事務官
        (通商局長)  山本 重信君
        運輸事務官
        (鉄道監督局
        長)      廣瀬 眞一君
        自治事務官
        (財政局長)  柴田  護君
 委員外の出席者
        日本国有鉄道総
        裁       石田 礼助君
        日本国有鉄道常
        務理事     遠藤 鉄二君
        参  考  人
        (日本銀行総
        裁)      山際 正道君
        専  門  員 大沢  実君
    —————————————
二月十日
 委員小坂善太郎君、古川丈吉君、久保三郎君、
 安井吉典君及び柳田秀一君辞任につき、その補
 欠として小宮山重四郎君、橋本龍太郎君、石田
 宥全君、藤田高敏君及び堂森芳夫君が議長の指
 名で委員に選任された。
同日
 委員小宮山重四郎君、橋本龍太郎君及び藤田高
 敏君辞任につき、その補欠として小坂善太郎君、
 古川丈吉君及び加藤清二君が議長の指名で委員
 に選任された。
    —————————————
本日の会議に付した案件
 公述人選定の件
 昭和三十八年度一般会計補正予算(第3号)
 昭和三十八年度特別会計補正予算(特第3号)
 昭和三十八年度政府関係機関補正予算(機第3
 号)
     ————◇—————
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荒舩清十郎#1
○荒舩委員長 これより会議を開きます。
 昭和三十八年度一般会計補正予算(第3号)、昭和三十八年度特別会計補正予算(特第3号)、昭和三十八年度政府関係機関補正予算(機第3号)、以上三案を一括して議題とし、審査を行ないます。
 提案の趣旨はすでに聴取いたしておりますので、これより直ちに質疑に入ります。
 井手以誠君。
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井手以誠#2
○井手委員 本日は、補正予算に関連して、当面の重大問題である漁業協定を中心とする日韓会談、並びに経済の見通しと産投会計についてお伺いをいたしたいと思います。
 まず総理大臣にお伺いをいたします。
 総理大臣は、昨年の一月十八日の記者会見において、日韓の漁業協定には大幅に譲歩する考えはないと言明をされております。同様なことは本委員会においても述べられておるのでございます。請求権においては譲歩したが、漁業協定においては譲歩すべきでないという国民の声に対して言明されたと思うのでありますが、そのお考えはいまもお変わりございませんか。
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池田勇人#3
○池田国務大臣 日韓会談につきましては、できるだけ早く妥結したいと思っておりまするが、われわれの主張を曲げてまでやろうということは考えておりません。われわれは誠意をもって両国が末長く繁栄の道をたどれるようなもとをつくろうとしておるのであります。
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井手以誠#4
○井手委員 主張を曲げてまでということは、いわゆる国際慣行を曲げてまで、大幅に譲歩してまで急いで妥結する必要はないという意味でございますね。もう一回お答えを願います。
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池田勇人#5
○池田国務大臣 国際慣行並びに国際法上妥当とされておるいわゆる水域の問題につきましては、われわれはあくまで当初の主張を続けていくつもりでおります。
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井手以誠#6
○井手委員 外務大臣にお伺いをいたします。日韓の漁業協定については、李ラインの撤廃が前提であると考えるのであります。これが日韓会談の主眼であると考えるのであります。すでに漁業交渉については、専管水域の問題、さらに漁業規制の問題についてお話し合いが進められておるようでありますが、李ラインの撤廃についてはすでに合意になりましたかどうか、撤廃について意見が一致したかどうか、その点をお伺いいたします。
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大平正芳#7
○大平国務大臣 御案内のように、われわれは公海自由の原則の上に立ちまして交渉を進めておるわけでございまして、李ラインが不当不法のものであるということは、日本国民の確信でございます。したがいまして、そういう方向で問題を処理いたしておりますことは、御案内のとおりでございます。ただ、われわれの交渉の場面におきまして正式に妥結するところまで参っておりませんので、先方の最終的な意思を具体的な形で表明を受けるというところまでは至っておりません。
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井手以誠#8
○井手委員 外務大臣、私どもは、李ラインの撤廃が前提である、かように考えております。それなくしては、具体的な漁業協定は意味をなさぬと考えております。いまの説明によりますと、まだ合意に達していないということでありますが、漁業交渉については、まずこの撤廃の意思があるかどうか、どんな形式で撤廃するかということに合意に達することが前提ではありますまいか。外務大臣は、その撤廃についてまず合意に達することを第一歩として交渉なさるお考えはないのかどうか、あらためてお伺いをいたします。
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大平正芳#9
○大平国務大臣 井出さんがお触れになりました専管水域の問題、あるいは専管水域外の共同規制の問題というものを両国交渉団の間で問題にいたしておるわけでございます。したがいまして、その交渉態度から御推測いただきまして、いま大前提と言われた問題につきまして彼我の考え方という点は御推測願えるかと思うのでございますが、ただ私が申し上げたのは、まだ交渉のさなかでございまして、最終的に具体的な形で先方の意思が表明されていないということを申し上げたわけでございます。
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井手以誠#10
○井手委員 それでは、専管水域や共同規制のことに話し合いを進めておることは、李ラインの撤廃を含みとするということでございますね。そういたしますと、もし専管水域や共同規制についてかりに話し合いがついたとしても、李ラインの撤廃について話し合いができなければ、この漁業協定は御破算になるわけですね。一番大事な点ですから、その点は強くひとつはっきりしておいてもらいたいのです。李ラインの撤廃がなくしては漁業協定は成立しないということ、その点についてはっきり外務大臣の言明をしていただきたい。これは国民が欲していることです。
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大平正芳#11
○大平国務大臣 当然のことと思っています。
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井手以誠#12
○井手委員 当然のことではあるけれども、外務大臣から明確におっしゃっていただきたい。当然のことだけでは済みません。李ラインの撤廃なくしては漁業協定はあり得ないということを明確にここにおっしゃっていただきたい。当然のことであるだけではいけません。どうぞもう一回遠慮なくおっしゃってください。
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大平正芳#13
○大平国務大臣 日韓交渉は、御案内のように、日本の国民の御納得がいくような合理的な解決という大方針で進んでおるわけでございまして、御納得いただけないような姿では進めない決意でいっております。
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井手以誠#14
○井手委員 李ラインは撤廃させますかどうですかと聞いているのです。合理的とかなんとかということばではございません。李ラインの撤廃は漁業協定の中心であるということをはっきりおっしゃっていただきたい。
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大平正芳#15
○大平国務大臣 その趣旨から申しまして、当然のことと心得ておりますということでございます。
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井手以誠#16
○井手委員 それでは進んでお伺いをいたしますが、一昨々七日の韓国の閣議において、韓国の閣議は国防ラインの存続を決定したと伝えておるのであります。外務大臣は、当然であるとおっしゃるけれども、先方においては、李ラインは名前を変えて、国防ラインとして存続するということを決定しております。そうなりますと、一番大事な漁業協定の大前提になる季ラインについて、先方はこれを撤廃する意思のないことが明らかになりました。これに対する外務大臣のお考えを承っておきたいと思う。向こうに撤廃の意思がないとするならば、名前を変えて国防ラインを存続するとするならば、この漁業協定については日本側の考えを再検討すべきではないでしょうか。外務大臣のお考えを承っておきたい。
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大平正芳#17
○大平国務大臣 伝えられておるような国防ライン設定の問題につきましては、私どもとの交渉の場面で先方から御提案がございませんから、私からとやかく言うべき性質のものではないと思っております。私どもは、国際慣行に従いました漁業協定の実体につきまして鋭意いま交渉中でございます。
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井手以誠#18
○井手委員 外務大臣、向こうの閣議ではこういうことまで言われておる。一月の十三日の外務委員会で、韓国の政府はこう説明をしておるのです。両国合意のもとに、従来の李ラインどおり国防線を設けるが、協定文には明記しないと説明をいたしておるのであります。大臣はいま、向こうから正式に提案がないから、まだ議題になっていない、話し合いをしていないとおっしゃる。向こうの韓国においては、この国防ラインを存置することについては協定に明記しないと言っておる。そうなりますと、漁業協定については専管区域はどうである、共同規制はどうであるということはきまっても、李ラインにかわる国防ラインは一方的に依然として存置されるではないですか。重大な問題ですよ。あなたはこの間わが党の石野委員に答えて、関知しないとおっしゃる。関知しないでは済みませんよ。不法不当きわまる李ラインが依然として存続されるではないですか。こういう韓国の態度に対して、依然として漁業協定をお進めになるお考えでございますか。関知しないのは外務大臣だけかもしれません。みんな知っていますよ。国防ラインが存置されるであろうことはみんな知っておる。
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大平正芳#19
○大平国務大臣 先方の政府でどのような御決定があったのか私は存じませんが、私どもは、朝鮮海域におきまして、日本並びに韓国の漁船が国際慣行に従いました安全操業が確保されまして、両国の漁業者が最大限の利益を長きにわたって享受できるような状況をどうつくるかということに腐心いたしておる次第でございます。国防ライン云々の問題はそれとは全然関係ございません。
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井手以誠#20
○井手委員 国防ラインとは関係がないとおっしゃる。安全操業ができれば国防ラインは関係ないとおっしゃる。そういたしますと、国防ラインが存置されても協定ができれば差しつかえないという意味ですか。
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大平正芳#21
○大平国務大臣 先ほど申しましたように、わが国がいま韓国との間に解決しようというもろもろの懸案というものを、国際慣行に従いまして合理的に解決していこうということをやっておるわけでございまして、伝えられる国防ラインというものの実態が私にはよくわかりませんが、かりに井出さんがおっしゃるようなものであって、何らかの規制を加えるということを意味するものであれば、そしてわが国との関連が出てくれば、私は検討してみたいと思いますけれども、私が関知しないと申し上げたのは、私どもに御提案がございませんし、いませっかく交渉中の漁業協定に何らの関係のないことでございますので、いま私はそれについてとやかく申し上げたくないと申し上げておるところです。
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井手以誠#22
○井手委員 それでは、さらに進んで外務大臣にお伺いいたします。
 先方の考えておること、公海にかってな国防線を設けることのいかに不当であるかは申し上げるまでもございません。しかもその上に、韓国の政府は、密輸やスパイ行為を防ぐために国防ラインを設けると言っておるのであります。そうなりますと、朝鮮海峡における、公海における漁業者、漁船その他が常に密輸やスパイ行為の嫌疑で検問を受ける、逮捕されるという心配が出てくるのであります。そうなればいまの李承晩ラインと同じ結果になるでありましょう。こういう国防ラインは設くべきでないと私は考えておるのであります。それでは、こういう意味の国防ラインが設けられることに対して、外務大臣は撤廃をさせる御意思があるかどうか、そういう意味の国防ライン、公海の自由を脅かすような国防ラインの存続をあなたはお許しになるお考えであるかどうか。
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大平正芳#23
○大平国務大臣 そういうことが事実として、あなたが言われるようなことが事実決定され、そしてそれが実行に移されてわが国との関連を持ってくるということになりますと、これはわれわれといたしましても無関心ではあり得ないわけでございまして、公海の中で臨検あるいはその他強制的な行動がとられるということは、国際法に照らして当然吟味し、検討しなければならぬことになるのは当然だと思います。
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井手以誠#24
○井手委員 大臣のお考えは少しおかしいようですよ。そういうラインが設けられて実行に移される、迷惑をかける場合にはあらためて考えねばならぬとおっしゃる。しかし李ラインの撤廃というのは国民の悲願ではないですか。これにかわる国防ラインを設けることについては、これは最初から撤廃さすべきではないですか。協定を済まし、実行に移してから、もし不安があるならば、それを問題であるとおっしゃる、そういう程度のものではございません。無関心であり得ないという程度のものではないですよ。まず最初から李ラインあるいはそれにかわる国防ラインは、これは撤廃さすべきであるという立場に立って漁業交渉を行なうのがわが国の態度ではありませんか。はっきりした態度、方針をおっしゃっていただきたい。李ラインはどうですか、国防ラインに対して撤廃させる意思があるかどうか。
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大平正芳#25
○大平国務大臣 先ほど申し上げましたとおり、私どもといたしましては、国際慣行に従いまして漁業の安全操業というものを保障いたしたい、そういう状況をつくりたいということで苦心をいたしておるわけでございます。そのことから当然のことといたしまして、いわゆるいままで十カ年にわたりまして引かれておりました李ラインというものが、今度締結されるであろう漁業協定によりまして解消されるということは当然のこと、そうしなければまた安全操業を確保できないことは井出さんも御承知のとおりでございます。ただ、あなたがいま言われました国防ライン云々の問題は、韓国の政府の部内にそういう動きがあるということでございまして、そういう動きがあるという段階におきまして他国の政府がとやかくこれについて論評を加えるのはいささかプリメイチュアでないかということです。
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井手以誠#26
○井手委員 論評を加える程度のものではないのですよ。国防ラインというのは李ラインの名前を変えただけですよ。論評などと簡単におっしゃる程度のものではございません。向こうがかってに国防ラインを引いた場合にはどうなりますか。それはわれわれは関知しない、議題にはなっていないでは済まされません。現実には李ラインと同じような公海の自由に対して脅威を与えるのですよ。だからこういう国防ラインというものが向こうで強く叫ばれ、そして閣議で決定したものに対してどういうお考えであるかと聞いておるのです。そういうのをお許しになるかどうかと聞いておるのです。もう多くは要りません。そういう意味の国防ラインを引かれることに対して、李ラインと同じ位置に国防ラインが引かれることに対してわが国はこれに文句はありませんか。これを撤廃させる意思はございませんか。それだけでいいです。簡単でけっこうです。
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大平正芳#27
○大平国務大臣 公海におきまして日本の漁船ないし日本人が不当な干渉を受けるというようなことは許せません。
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井手以誠#28
○井手委員 不当な干渉は許せないことはあたりまえ。そういうラインをつくることを日本の政府はお許しになるかどうかと聞いておるのです。そういう国防ライン、不当な脅威を与えるような国防ラインを設けられることに対して日本政府は撤廃させるかどうかと聞いておるのです。それをはっきりおっしゃっていただきたい。李ラインにかわるようなもの、向こうは名前を変えて李ラインを存続すると決定しておる。その国防ラインをお認めになるかどうか、漁業交渉においてお認めになるかどうかを聞いておるのです。
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大平正芳#29
○大平国務大臣 私どもはいま交渉中の漁業協定というものによりまして安全操業を確保していこう、こういうことでございまして、それ以上の規制を受ける覚えはないわけでございまして、そういう心配は要りません。
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