ロッキード問題に関する調査特別委員会
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会
会議録情報#0
昭和五十二年九月二十二日(木曜日)
午後二時開会
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委員の異動
九月十九日
辞任 補欠選任
神谷信之助君 小巻 敏雄君
九月二十一日
辞任 補欠選任
黒柳 明君 渋谷 邦彦君
九月二十二日
辞任 補欠選任
浅野 拡君 寺下 岩蔵君
遠藤 政夫君 石破 二朗君
熊谷 弘君 増岡 康治君
成相 善十君 降矢 敬雄君
亀長 友義君 坂元 親男君
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出席者は左のとおり。
委員長 梶木 又三君
理 事
平井 卓志君
矢田部 理君
三治 重信君
委 員
石破 二朗君
岩崎 純三君
坂元 親男君
寺下 岩蔵君
降矢 敬雄君
増岡 康治君
野田 哲君
渋谷 邦彦君
小巻 敏雄君
国務大臣
国 務 大 臣
(防衛庁長官) 三原 朝雄君
事務局側
常任委員会専門
員 首藤 俊彦君
説明員
国防会議事務局
長 久保 卓也君
警察庁刑事局捜
査第二課長 加藤 晶君
警察庁警備局外
事課長 城内 康光君
防衛庁防衛局長 伊藤 圭一君
防衛庁装備局長 間淵 直三君
法務省刑事局長 伊藤 榮樹君
外務省アジア局
北東アジア課長 遠藤 哲也君
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本日の会議に付した案件
○ロッキード問題に関する調査
(ロッキード問題に関する件)
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この発言だけを見る →午後二時開会
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委員の異動
九月十九日
辞任 補欠選任
神谷信之助君 小巻 敏雄君
九月二十一日
辞任 補欠選任
黒柳 明君 渋谷 邦彦君
九月二十二日
辞任 補欠選任
浅野 拡君 寺下 岩蔵君
遠藤 政夫君 石破 二朗君
熊谷 弘君 増岡 康治君
成相 善十君 降矢 敬雄君
亀長 友義君 坂元 親男君
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出席者は左のとおり。
委員長 梶木 又三君
理 事
平井 卓志君
矢田部 理君
三治 重信君
委 員
石破 二朗君
岩崎 純三君
坂元 親男君
寺下 岩蔵君
降矢 敬雄君
増岡 康治君
野田 哲君
渋谷 邦彦君
小巻 敏雄君
国務大臣
国 務 大 臣
(防衛庁長官) 三原 朝雄君
事務局側
常任委員会専門
員 首藤 俊彦君
説明員
国防会議事務局
長 久保 卓也君
警察庁刑事局捜
査第二課長 加藤 晶君
警察庁警備局外
事課長 城内 康光君
防衛庁防衛局長 伊藤 圭一君
防衛庁装備局長 間淵 直三君
法務省刑事局長 伊藤 榮樹君
外務省アジア局
北東アジア課長 遠藤 哲也君
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本日の会議に付した案件
○ロッキード問題に関する調査
(ロッキード問題に関する件)
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梶
梶木又三#1
○委員長(梶木又三君) ただいまからロッキード問題に関する調査特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る九月十九日、神谷信之助君が、また、昨二十一日、黒柳明君が委員を辞任され、その補欠として小巻敏雄君、渋谷邦彦君がそれぞれ選任されました。
また、本日、浅野拡君、遠藤政夫君及び熊谷弘君が委員を辞任され、その補欠として寺下岩蔵君、石破二朗君及び増岡康治君がそれぞれ選任されました。
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この発言だけを見る →まず、委員の異動について御報告いたします。
去る九月十九日、神谷信之助君が、また、昨二十一日、黒柳明君が委員を辞任され、その補欠として小巻敏雄君、渋谷邦彦君がそれぞれ選任されました。
また、本日、浅野拡君、遠藤政夫君及び熊谷弘君が委員を辞任され、その補欠として寺下岩蔵君、石破二朗君及び増岡康治君がそれぞれ選任されました。
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梶
矢
矢田部理#3
○矢田部理君 防衛庁長官にまず伺いたいと思いますが、防衛庁は去る八月二十四日に、P3Cを導入することを庁議として決定をし、その後国防会議にも問題を提起しているようでありますが、かねてから当委員会で問題になりましたのは、ロッキード疑獄の解明と導入とのかかわりであります。それについて、各委員から再三にわたっていろんな角度から質疑が行われています。その質疑に対する防衛庁の答えとしては、ここにあるわけでありますが、たとえば坂田長官は、PXLの選定につき国民の疑惑を招いておるわけでございますから、一日も早くこの解明をいたしまして、そして国民の納得のいく形において決めるべきだと思います。そして三原長官の時代になるわけでありますが、あなた自身も、「国民の疑惑を受けるようなものを残して結論を出すということはいたしません。」と、いろんな発言のニュアンスはありますが、私はいま正確に議事録を読み上げているわけでありますから、そういう答弁をしてきたわけであります。にもかかわらず、ここでP3Cの導入に踏み切ったということは、従来の態度に著しくやっぱり異なるものを私どもは感じるわけであります。
そこで、防衛庁長官に伺いたいのは、防衛庁としてはロッキード疑獄の疑惑は解明できた、すでに終わったと、こういう前提に立っているのでしょうか。
この発言だけを見る →そこで、防衛庁長官に伺いたいのは、防衛庁としてはロッキード疑獄の疑惑は解明できた、すでに終わったと、こういう前提に立っているのでしょうか。
三
矢
三
矢
三
矢
矢田部理#9
○矢田部理君 そうだとすれば、先ほど私が読み上げた、国民の疑惑を受けるようなものを残して結論を出さないという従来の態度と明白に矛盾する決断、対応をしたのではありませんか。
この発言だけを見る →三
三原朝雄#10
○国務大臣(三原朝雄君) 先生御指摘のロッキード事件というこの事件について、私は先生からそうした御指摘をいただくことは、私は一般的な国民の立場に立っての御意見として、率直にそうしたお考えなりに立たれるであろうということを受けとめるわけであります。しかし、私といたしまして、したがってこれを決断するに至ります間ずいぶん熟考をいたしたつもりでございます。そこで、まず私といたしましては純防衛的な立場、技術、専門的な立場から、まず対潜機の決定の時期をいつにするかということにつきましては、これまた相当検討を加えたわけでございます。御承知のように、対潜能力が欠如いたしておるということにつきましては、十一年前ごろからそうしたことを見通しながら検討を続けてまいりました。そういう事態も先生よく御承知でございまするが、そういう立場でやってまいっておりまするもので、純防衛力を整備するという立場から見ますと、大体私は最終決断を下すべき時期に到達をいたしておるという判断をせざるを得ない状態の中に立っておったのでございます。
しかし、いま先生御指摘のように、ロッキード事件の裁判がまだ終了していないということは、全体の私は国民がロッキード事件に対して納得するような事態が出ていないということもこれは承知をいたしておるわけでございます。しかしながら、いま申し上げましたような防衛庁長官としての防衛上の責任という立場から、もう私といたしましては、今日まで国民の方々にそういう立場を訴えてまいったことも事実でございます。しかし、いま申し上げましたように、裁判が終わらない時点で決断をするということにつきましては、しからば、このロッキード事件といわゆるPXLとの問題の関連について、そうした点についてひとつ詰めて解明をいたしたいということを考えてまいったのでございます。したがいまして、PXLという観点に立って司法当局の今日までの捜査がどういう状態であったのか。それから、公判におきまする冒頭陳述がございました。それ自体の中身とこのPXLの関係等についても詰めて検討をさしていただいたのでございまするが、この点につきましては、児玉、に対しましては……
この発言だけを見る →しかし、いま先生御指摘のように、ロッキード事件の裁判がまだ終了していないということは、全体の私は国民がロッキード事件に対して納得するような事態が出ていないということもこれは承知をいたしておるわけでございます。しかしながら、いま申し上げましたような防衛庁長官としての防衛上の責任という立場から、もう私といたしましては、今日まで国民の方々にそういう立場を訴えてまいったことも事実でございます。しかし、いま申し上げましたように、裁判が終わらない時点で決断をするということにつきましては、しからば、このロッキード事件といわゆるPXLとの問題の関連について、そうした点についてひとつ詰めて解明をいたしたいということを考えてまいったのでございます。したがいまして、PXLという観点に立って司法当局の今日までの捜査がどういう状態であったのか。それから、公判におきまする冒頭陳述がございました。それ自体の中身とこのPXLの関係等についても詰めて検討をさしていただいたのでございまするが、この点につきましては、児玉、に対しましては……
矢
三
三原朝雄#12
○国務大臣(三原朝雄君) はい。そうした点について検討を加えてまいって、私といたしましては最終決断をするということにいたしたのでございます。
決断の時期につきましても、実は八月の二十六日ということが適当であるかどうかというような問題につきましても熟慮いたしました。あるいは年末まで審理の状態を見ながら決定を待つべきではないかということも私自身も反省をいたしてまいりましたが、しかし今日、年末まで持ってまいりまする場合は、もう来年また決定をすることができないような状態に持っていかざるを得ぬというような情勢分析等もせざるを得ないというようなことを考えてまいりましたので、八月の概算要求の中にこれをのせていただくということに踏み切った次第でございます。
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矢
矢田部理#13
○矢田部理君 私が伺っているのは、防衛庁が坂田長官以来とってきた、疑惑を解明せずして選定することはない、こういう態度をそれならば変更したのかと聞いているんです。純軍事的立場だとか、これはこれでまた私どもはその立場からも問題を投げかけなければならぬ。重要な問題提起をしなければなりませんけれども、あなたも言っておられるように、裁判が終わっていない。裁判だけの問題じゃありません。検察庁はまだ捜査本部を残している。当ロッキード委員会も、疑惑の解明いまだできずということで、引き続き委員会が設置をされている。さらに、国民一般の常識から見ても、児玉ルートの解明はまだまだ終わっていない。灰色高官の問題も残っている。つまり、疑惑が解明されないのにP3Cの導入を決定をした。これはもう従来の態度と明らかに矛盾じゃないか。どういう立場で、どういう経過でやったかなどということを聞いているんじゃないんです。態度を変更したんですか、変更したとしたら、これはまたきわめて私は重大だと思うんです。変更したのか、しないのか、そのことを聞きたいと思う。
この発言だけを見る →三
三原朝雄#14
○国務大臣(三原朝雄君) 私は変更いたしておりません。と申し上げまするのは、ロッキード事件の公判がまだ進行いたしております。終了いたしておりません。しかし、その内容におきまする——公判については、冒頭陳述の内容等で私どもは判断をせざるを得ませんけれども、そういうことで関係法務省等もただしましたところ、いわゆるPXLについては容疑が現在のところ認められない、そういう犯罪容疑が認められないという大体の見通しであるということを私も受けとめ、なおまた、この裁判が終了するという時期はいつであろうか。相当な期間を要するということになりますれば、国の防衛上の問題もございまするので、私の方針といたしましては、そうしたPXLとロッキード事件の審理というようなものとは一応いま私は、裁判が終わっておりませんけれども、この事件については容疑が認められないという立場に立って決断を下したところでございます。
この発言だけを見る →矢
梶
梶木又三#16
○委員長(梶木又三君) ここで委員の異動について御報告いたします。
本日、成相善十君が委員を辞任され、その補欠として降矢敬雄君が選任されました。
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この発言だけを見る →本日、成相善十君が委員を辞任され、その補欠として降矢敬雄君が選任されました。
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矢
矢田部理#17
○矢田部理君 あなたね、従来犯罪行為、犯罪の容疑がなければ、そのことが明らかになれば選定をしますなどと言っているんじゃないんですよ。もっと広い言葉で、ロッキード疑獄の疑惑が解明されない限りPXLの選定作業は進めませんと、疑惑解明が先ですと、こう言っているんであって、それが犯罪行為になるかならないかなどという限定した議論として従来やってきたわけじゃないんです。そんな論議は一つもありません。どうでしょうか。
この発言だけを見る →三
三原朝雄#18
○国務大臣(三原朝雄君) 私といたしましては、防衛の責任を担当する長官といたしましては、このロッキード事件と防衛関係のPXLとのやはり関連という立場から、このロッキード事件を見ておるわけでございまするので、特にそういう立場で、PXLそれ自体についてこのロッキード事件の中で犯罪容疑的な事実が大体ないであろうという判断に立てる状態でございまするので、私といたしましては全体の審理が終わることも、これは政治家といたしましては、あるいは国民の感情等から見ますと、そういう点も十分配慮をせなきゃならぬと思いましたけれども、防衛整備という責任を担当する者といたしましては、いま申し上げまするように、いわゆるPXLそれ自体の問題がこのロッキード事件でどういう形で進むであろうかという立場に立って判断をやったわけでございます。また、過去に申し上げましたのも、全部の裁判が終了すればというようなことで私どもは考えていなかったのでございます。
この発言だけを見る →矢
矢田部理#19
○矢田部理君 その裁判が終了するかしないかとか、犯罪になるかならないかというような議論じゃないですよ。ロッキード疑獄の疑惑が解明されない限りは決めないと、こう言ってきたことと今度の決断とは矛盾するんじゃありませんか。決断をしたのは事実だし、防衛庁長官も認めておられるように疑惑が全面的に解明をされていないことも事実なんだから。態度変更じゃありませんか。明らかな態度変更ですよ、だれが見たって。そこをやっぱり率直に認めなければおかしいんじゃありませんか。よく論議を読み直してください。つじつま合わないですよ、御答弁が。
この発言だけを見る →三
三原朝雄#20
○国務大臣(三原朝雄君) 繰り返してお答えをするようでございまするけれども、私は全体のロッキード事件の疑惑の問題が終わっておらないということは承知をいたしておるということを先ほど申しました。しかし、私の決断につきましては、いま申し上げましたように、ロッキード事件というものといわゆるPXLという防衛庁に関係のございまする事態との関係等につきましては、やはり私としては分離をして判断をし、決断をせなきゃならぬという立場に立っておるのでございまして、そうした気持ちで、前回申し上げましたように、そうした国民に対する解明がなければ私としても決断をいたしませんということを申したのでございますが、私の立場はあくまでもやはり純防衛的な立場でこの事件をとらえざるを得ないという立場に立ってまいっておるのでございます。そういう点でひとつ御理解を願いたい。なおまた、この問題につきまして、国民の理解と協力を得る努力は今後ともいたさねばならぬと考えておるところでございます。
この発言だけを見る →矢
矢田部理#21
○矢田部理君 あのね、全体のロッキード事件が解明されないのはもとよりのこと、PXLをめぐる疑惑についても解明をされていないわけですよ。全体のロッキードとPXLを切り離して考えたんだという議論もおかしい。
それから、あなたは犯罪がないという見通しがついたのでと、しかもその見通しの根拠については法務省に問い合わせたと言っておりますが、刑事局長……
この発言だけを見る →それから、あなたは犯罪がないという見通しがついたのでと、しかもその見通しの根拠については法務省に問い合わせたと言っておりますが、刑事局長……
三
矢
矢田部理#23
○矢田部理君 いや、ちょっとお待ちください、さっき言っておられるわけです。
どういう犯罪の容疑がない見通しを法務省としては説明をされたのか。従来私どもが承っておるのは、法務大臣報告がありました。あの報告をした時点では、犯罪の容疑を認める資料は存在しなかったと、こういう表現になっているわけでありますが、その後の見通し、その後の状況についても何か法務省として説明をしたような経過があるんでしょうか。
この発言だけを見る →どういう犯罪の容疑がない見通しを法務省としては説明をされたのか。従来私どもが承っておるのは、法務大臣報告がありました。あの報告をした時点では、犯罪の容疑を認める資料は存在しなかったと、こういう表現になっているわけでありますが、その後の見通し、その後の状況についても何か法務省として説明をしたような経過があるんでしょうか。
伊
伊藤榮樹#24
○説明員(伊藤榮樹君) 防衛庁でP3Cの導入をお決めになったそのしばらく前だと思いますが、防衛庁から本年二月法務大臣が国会に御報告申し上げた事項についての確認と、その後の状況についてのお問い合わせがございました。そこで私どもといたしましては、本年二月に大臣が御報告申し上げた内容のとおりである、その後お尋ねをいただいた時点までに変化がないと、こういうふうにお答えをしております。
この発言だけを見る →矢
矢田部理#25
○矢田部理君 その法務大臣報告は、法務大臣報告を出す段階では、犯罪の容疑を認めるべき資料は存在をしない。いま刑事局長のお話では、その後も防衛庁がPXLを決めるに当たるまでの段階でもいまだ出なかった、それはわかりました。しかし今後出ないという保証はないわけでしょう。事実、法務大臣報告自身も、すぐその後の文章で、しかしながら今後児玉の病状の問題とか、SECの動きとか特段の事情の変化があればさらに捜査をやるんだということを述べているわけでありますから、長期にわたってもう犯罪はないんだと、今後ないんだという断定はしていないわけですね、そこをはっきりしてください。
この発言だけを見る →伊
伊藤榮樹#26
○説明員(伊藤榮樹君) ロッキード社からわが国に流入した資金はほとんど解明をいたしまして、その金の行方に関してP3Cに絡んで金が動いたという事実はないということは、御報告を補足する御説明でも従来申し上げておるところでございます。
ただいま議論になっております疑惑というのは、犯罪の容疑というものよりももう少し大きな概念であろうと思うんです。私どもとしては、いまおっしゃられておる疑惑というものについて論ずる立場にございません。P3Cをめぐって金が動いたという形での犯罪の容疑はいまのところございませんし、なお当委員会の御議論とか、あるいはSECの問題等も注目しておりますが、あるいはそういうものから何かの端緒が出ないというふうに申し上げるわけにはいきませんけれども、おおよそのところ、ロッキード社から国内に流入した資金の解明はおおむねできておって、それについてはP3Cに関する犯罪の容疑はないと、こういう段階で二月以来きておるわけでございます。
この発言だけを見る →ただいま議論になっております疑惑というのは、犯罪の容疑というものよりももう少し大きな概念であろうと思うんです。私どもとしては、いまおっしゃられておる疑惑というものについて論ずる立場にございません。P3Cをめぐって金が動いたという形での犯罪の容疑はいまのところございませんし、なお当委員会の御議論とか、あるいはSECの問題等も注目しておりますが、あるいはそういうものから何かの端緒が出ないというふうに申し上げるわけにはいきませんけれども、おおよそのところ、ロッキード社から国内に流入した資金の解明はおおむねできておって、それについてはP3Cに関する犯罪の容疑はないと、こういう段階で二月以来きておるわけでございます。
矢
矢田部理#27
○矢田部理君 だから私が聞いているのは、犯罪だけに私はしぼるわけじゃないが、まず犯罪の点を押さえますと、その現段階でと、法務大臣報告の段階では、犯罪の容疑を認めるべき資料は存在しない、しかし、今後の動向によっては出てくる可能性もあり、それは状況によってわからないと、そのために捜査本部も実は残しておるわけでしょう。だから、今後の見通しも、絶対ないんですという立場には立てないでしょうと、こう言うんです。
この発言だけを見る →伊
伊藤榮樹#28
○説明員(伊藤榮樹君) 一応、検察としては、従来得た資料に基づいて底の底までやったつもりでおりますけれども、ロッキード事件全体について、またこれに関連する分野において全く何も出ないということは確言できないわけでして、そのために捜査本部を置いておるわけでございます。
この発言だけを見る →矢
矢田部理#29
○矢田部理君 したがって、今後の問題としては、犯罪の容疑についてすらいまだ問題が実は残されているわけです。断定的にもうPXL犯罪はないんだというような立場には、将来の問題としては立ち切れないのが法務省の対応でありますし、まして私どもが問題にしているのは犯罪の成立だけではありません。いま刑事局長からも指摘があったように、道義的政治的責任が生ずるような一連の工作や、児玉らの介在や介入がなかったかどうかがもう一つ問題点としてあるわけであります。そういうことが解明をされないで、PXLについてですよ、どうして決めることができるんでしょう。これはもう従来の態度とは明らかに矛盾するんですよ。態度の変更ですよ。あの当時は国民の世論が強かったから、それに迎合するかのような答弁をせざるを得なかった。ところが実際の真意はここにあったんじゃないかと、国民の世論の鎮静を待って、後は純防衛的見地だとか、軍事的観点だとか、アメリカの要請だとか、そういうことを優先させて、ロッキード解明を後に置いた決断をしてしまった、この態度を私は断じて許すわけにはいかぬ。防衛庁長官もう一度その関連について答弁を求めます。
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