予算委員会第一分科会

1979-03-01 衆議院 全358発言

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会議録情報#0
昭和五十四年三月一日(木曜日)
    午前十時開議
 出席分科員
   主 査 藤波 孝生君
      愛野興一郎君    竹下  登君
      浜田 幸一君    稲葉 誠一君
      鈴木  強君    栂野 泰二君
      中西 績介君    近江巳記夫君
      坂口  力君
   兼務 上原 康助君 兼務 古寺  宏君
   兼務 大内 啓伍君 兼務 伊藤 公介君
 出席国務大臣
        国 務 大 臣
        (防衛庁長官) 山下 元利君
 出席政府委員
        宮内庁次長   山本  悟君
        皇室経済主管  福留  守君
        防衛庁参事官  岡崎 久彦君
        防衛庁参事官  佐々 淳行君
        防衛庁参事官  古賀 速雄君
        防衛庁参事官  番匠 敦彦君
        防衛庁長官官房
        長       塩田  章君
        防衛庁長官官房
        防衛審議官   上野 隆史君
        防衛庁防衛局長 原   徹君
        防衛庁人事教育
        局長      夏目 晴雄君
        防衛庁衛生局長 野津  聖君
        防衛庁経理局長 渡邊 伊助君
        防衛庁装備局長 倉部 行雄君
        防衛施設庁長官 玉木 清司君
        防衛施設庁次長 銅崎 富司君
        防衛施設庁総務
        部長      奥山 正也君
        防衛施設庁施設
        部長      多田 欣二君
        防衛施設庁労務
        部長      菊池  久君
 分科員外の出席者
        環境庁大気保全
        局交通公害対策
        室長      加藤 三郎君
        国土庁大都市圏
        整備局整備課長 平野 侃三君
        外務省アメリカ
        局外務参事官  北村  汎君
        外務省アメリカ
        局安全保障課長 丹波  実君
        大蔵省主計局主
        計官      志賀 正典君
        大蔵省理財局特
        別財産課長   高橋 公男君
        運輸省航空局飛
        行場部計画課長 平井磨磋夫君
        建設省都市局公
        園緑地課長   田辺 昇学君
        最高裁判所事務
        総長      牧  圭次君
        最高裁判所事務
        総局経理局長  草場 良八君
    ―――――――――――――
分科員の異動
三月一日
 辞任         補欠選任
  安宅 常彦君     栂野 泰二君
  坂口  力君     長田 武士君
同日
 辞任         補欠選任
  栂野 泰二君     鈴木  強君
  長田 武士君     平石磨作太郎君
同日
 辞任         補欠選任
  鈴木  強君     中西 績介君
 平石磨作太郎君     坂口  力君
同日
 辞任         補欠選任
  中西 績介君     安宅 常彦君
同日
 第二分科員伊藤公介君、第四分科員大内啓伍
 君、第五分科員上原康助君及び古寺宏君が本分
 科兼務となった。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 昭和五十四年度一般会計予算
 昭和五十四年度特別会計予算
 昭和五十四年度政府関係機関予算
    〔皇室費、裁判所及び総理府所管(防衛庁)〕
     ――――◇―――――
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藤波孝生#1
○藤波主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。
 昭和五十四年度一般会計予算、昭和五十四年度特別会計予算及び昭和五十四年度政府関係機関予算中、総理府所管について審査を進めます。
 防衛庁に関する事項について質疑の申し出がありますので、順次これを許します。栂野泰二君。
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栂野泰二#2
○栂野分科員 美保基地の関係でお尋ねいたします。
 C1輸送機の配備計画ですが、防衛庁では、五十二年の段階までは総機数が二十八機、入間、小牧にそれぞれ十機、美保に四機、岐阜に一機、残りの三機は予備機、こういうことだったわけですね。ところが、来年中には全機数が三十機になるようでありますが、そうしますと、この新しい二機はどこに配備されますか。
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原徹#3
○原政府委員 C1の全体につきまして、現在持っておるのは二十八機でございますが、第一輸送航空隊小牧に十機、第二輸送航空隊入間に十四機、ただいまございます。(栂野分科員「二機をどこにやるかだけでいいです」と呼ぶ)その二機はいずれ、予備機でございますから、入間ないし小牧に行くであろう、そういうふうに考えております。
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栂野泰二#4
○栂野分科員 ことしまた一機契約する予定になっていますね。そうしますと、将来C1を一体何機にするつもりなのか。いま、美保の第三輸送航空隊には、今度C1が配備されるとすると、C1を四機、YSを三機、こういう配備だということなのですが、いずれYS11は全部退役してしまいますが、C1四機、YS三機という配備ですね、これはいつまで続くのか、その辺のところをお答え願います。
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原徹#5
○原政府委員 YS11がダウンするのはまだ大分先のことでございますので、まだその段階のことについてどういうふうにするかというところまで決まっていないのが現実の状態でございます。
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栂野泰二#6
○栂野分科員 これは、少なくともある程度の段階まではC1四機、YS11三機でやるということは言えるのじゃありませんか。
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原徹#7
○原政府委員 私ども、美保基地につきましては、ただいま考えておりますところは、当面C1四機、YS三機でやろうというふうに考えておるわけでございます。
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栂野泰二#8
○栂野分科員 当面はわかるのですが、およそ何年ぐらいということは言えませんか。それと、現在は教育隊だけですが、美保の輸送航空隊を将来、教育隊のほかに、つまり教育隊を置いておいてさらに実動部隊をふやすとか、あるいは教育隊をやめて実動部隊にかえるとか、そういう計画は持っておりませんか。
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原徹#9
○原政府委員 最初の問題のいつまでかというところは、ただいま申し上げられる段階にございません。それから、教育隊をやめてあるいは教育隊に付加して実動部隊をあそこに展開するという考え方は持っておりません。
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栂野泰二#10
○栂野分科員 この一月三十一日に、C1配備について防衛施設庁と鳥取県、それから米子市、境港市の間に協定が交わされましたが、その協定を見ますと、民間の米子空港へのジェット機の乗り入れという問題について触れられておりますが、結局、今回、民間航空のジェット化についても地元としては了承する、それに対する補償もしかるべくやってくれ、こういうことだと思います。そこで、民間航空のジェット機の乗り入れ計画、整備計画というのがどうなっているか、航空局お見えになっておると思いますが、要点だけで結構ですからお答え願いたい。
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平井磨磋夫#11
○平井説明員 美保飛行場におきます民間航空の施設の整備につきましては、昭和五十一年度から五十五年度までの第三次五カ年計画におきまして、ジェット機の就航を図るために、現在の千五百メートルの滑走路を二千メートルに延長するという計画と、民間航空専用のターミナル地域を建設するという事業を計画いたしております。(栂野分科員「その進行状況」と呼ぶ)このうちターミナル地域の新設につきましては、現在順調に事業が進捗いたしておりますが、滑走路の延長問題につきましては、かねてから鳥取県等の関係機関と調整を進めてまいりましたが、なお地域の合意を得るという段階に至っておりませんので未着手の状態でございます。運輸省といたしましては、今後とも合意を取りつけるよういろいろ努力をいたしまして整備を図ってまいりたいと考えております。
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栂野泰二#12
○栂野分科員 それで、民間航空がジェット機にかわるということは、現在の滑走路千五百メートルを二千メートルに延長する、そのことについての地元の了解、保証がなければならない、こういうことになりましょうかね。
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平井磨磋夫#13
○平井説明員 民間のジェット機の導入につきましても地元の同意を得なければならないというふうに考えております。
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栂野泰二#14
○栂野分科員 ジェット機の導入自体についても地元の了承が必要だということですが、これは大体鳥取側でも了承しているわけです。問題は、とりあえずは千五百メートルの滑走路のままでジェット機の導入ができるようでありますが、それではどうしても危険が伴う、将来二千メートルに延ばす必要があると言われておるわけです。だから、滑走路を二千メートルに延ばすという保証、これが取りつけられない限りはジェット化はしないのかどうか、そこのところです。
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平井磨磋夫#15
○平井説明員 一般に民間航空のジェット機を就航させますためには、二千メートル級以上の滑走路を必要とすると考えております。しかしながら、周辺地形等の立地条件に恵まれておる飛行場でございまして、改良された特定の航空機を使いまして、空港の施設に一定の整備をいたしまして運航制限をいろいろつけますと、千五百メートルの滑走路でも暫定的にジェット機を飛ばすことは可能なケースがございます。例といたしましては、山形でそのケースがあるわけでございます。
 美保につきましても、千五百で何とかジェットを入れたいというお話がございますが、これにつきましては、航空事情の動向を考えまして、あるいは技術的な諸問題をいろいろ検討いたしまして、慎重に検討していくことといたしております。
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栂野泰二#16
○栂野分科員 ちょっと待ってください。どうもはっきりしないのですがね。ですから、このジェット化するに際して、とりあえずは千五百メートルでできるわけですね、かさ上げするなりグルービングするなりして。
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平井磨磋夫#17
○平井説明員 はい、そういうことでございます。
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栂野泰二#18
○栂野分科員 ところが、いつまでも千五百メートルのままではだめだ、将来は二千メートルにしてもらわぬと困るという、大体こういうことなんでしょう。
 そこで、その五百メートルの延長、これについて地元の保証が見通しがない限りは、とりあえずジェット化するということもしないのかどうか、そこのところです。
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平井磨磋夫#19
○平井説明員 そもそもジェット機を導入いたしますこと自体に、やはり地元での合意を得る必要があるかと考えております。したがいまして、二千メートルの問題も含めまして、地元の合意を得た上でジェット化の問題を進めてまいりたいと考えております。
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栂野泰二#20
○栂野分科員 その地元というのは、運輸省としてはどこを予想されていますか。鳥取県側だけですか、島根側もですか。
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平井磨磋夫#21
○平井説明員 鳥取県も島根県も、関係の市町村を含めまして考えております。
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栂野泰二#22
○栂野分科員 じゃ滑走路の延長についても、民間航空のジェット機を入れるということ自体についても、鳥取、島根両県側の関係者の同意を得てからやる、こういうことに承っておきますが、よろしいですね。
 それで、これはどうもいずれ二千メートルに延長するということに将来的にはなりそうな気がするのですが、そこで、将来美保基地にジェット戦闘機を入れるという計画はいまございませんか。
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原徹#23
○原政府委員 美保基地にジェット戦闘機を入れるという計画はございません。
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栂野泰二#24
○栂野分科員 話をかえますが、この美保基地周辺の住民の皆さんが、ほかの基地を視察するということで、自衛隊機に搭乗して出かけたことがあるようでありますが、この点についてはあらかじめ調査をお願いしてあります。昨年度の実情について、日時と、それからどういう人たち、どういう団体なのか、人数、視察に行った基地の名前、日数、それからその視察の目的、これを説明していただきましょう。
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古賀速雄#25
○古賀政府委員 お答えいたします。
 いま先生の御質問、防衛庁は従来から、自衛隊の広報あるいは業務の遂行上必要があると認められる場合には、自衛隊機の部外者搭乗を認めておりまして、基地の見学等もあわせてやっておるわけでございますが、いまその昨年の実施状況についてお話し申し上げますと、五十三年の五月十一日、美保から小松、小松から美保まで、参加団体は中浜総合対策協議会、六名でございます。これは小松基地周辺の実情を見学した。これは日帰りでございます。
 次に、五十三年の六月十三日から十四日、美保から小牧、小牧から美保へ、これは崎津地区の対策協議会三十三名、小牧基地及びC1の飛行状況等の見学で、YS11の体験搭乗も兼ねております。これは一泊でございます。
 それから、五十三年七月四日から五日まで、美保から小牧、小牧から美保、大篠津基地対策協議会四十名でございまして、目的は先ほどの崎津地区と同じでございます。
 それから、五十三年九月十二日から十三日、これも美保から小牧、小牧から美保へ、崎津地区の婦人協議会四十名でございます。目的は先ほどと同じでございます。
 それから、五十三年の十二月十八日から十九日、これは美保から入間、入間から美保へ、崎津地区の連合自治会でございまして、三十九名、これは入間基地の見学とC1の飛行状況等の見学、それからYS11の体験搭乗を兼ねておりまして、これも一泊でございます。(栂野分科員「YS11の体験搭乗……」と呼ぶ)はい、広報上のです。
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栂野泰二#26
○栂野分科員 この一泊二日組の小牧、入間、これは一体どこに泊まったのですか。
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古賀速雄#27
○古賀政府委員 入間関係は自衛隊の共済組合の寮といいますか、会館がございます。市ケ谷会館に一泊されたようでございます。
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栂野泰二#28
○栂野分科員 この十二月十八日、十九日の関係で少し詳しくお聞きしますが、私の調べたところでは、いま崎津の連合自治会とおっしゃいましたが、どうも中身は老人クラブ、婦人会、それから二けた会という、これは昭和二けた生まれの同窓会といいますか、そういうものがあるようですが、その皆さんが行っている。いまYS11の体験搭乗とおっしゃいましたけれども、この日の視察について、美保を出てから帰るまでどういう行動があったのか、詳しく述べてください。
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古賀速雄#29
○古賀政府委員 お答え申し上げます。
 行動の概要を申し上げますと、昭和五十三年十二月十八日、これは月曜でございますが、十二時に美保基地を出発いたしました。十三時五十分に入間基地に着きまして、十三時五十分から十五時まで入間基地の概況説明を受けまして、C1の見学及び入間基地を見学しております。それから十五時過ぎに入間基地を出まして、御一行は電車で東京へ向かいまして、十七時に市ケ谷会館に到着しまして、同日、同会館で一泊でございます。そして十二月十九日、翌日十時に市ケ谷会館を出られまして、これも電車で出られまして、十二時に入間基地に到着いたしまして、十三時YS11に乗りまして、十五時二十分に美保基地に帰られた、こういうふうな行動でございます。
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