沖縄及び北方問題に関する特別委員会
⚠️ 発言のコピー・転載時は出典元URL(kokkai.ndl.go.jpおよびkokkai-data.com)を必ず残してください。改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。
会
会議録情報#0
昭和六十三年四月二十日(水曜日)
午前九時五十分開議
出席委員
委員長 稲葉 誠一君
理事 高橋 辰夫君 理事 中村正三郎君
理事 町村 信孝君 理事 宮里 松正君
理事 和田 一仁君
北村 直人君 佐藤 静雄君
鈴木 宗男君 武部 勤君
近岡理一郎君 中川 昭一君
野中 広務君 鳩山由紀夫君
五十嵐広三君 小谷 輝二君
藤原 房雄君 林 保夫君
児玉 健次君
出席国務大臣
通商産業大臣 田村 元君
国 務 大 臣
(総務庁長官) 高鳥 修君
出席政府委員
総務庁長官官房
審議官 紀 嘉一郎君
総務庁人事局長 手塚 康夫君
総務庁行政監察
局長 山本 貞雄君
北方対策本部審
議官 鈴木 榮君
北海道開発庁計
画監理官 大串 国弘君
資源エネルギー
庁長官 浜岡 平一君
資源エネルギー
庁公益事業部長 植松 敏君
委員外の出席者
防衛庁防衛局運
用課長 大森 敬治君
防衛庁防衛局調
査第二課長 伊藤 康成君
防衛施設庁総務
部業務課長 金枝 照夫君
沖縄開発庁総務
局総務課長 造酒亶十郎君
沖縄開発庁総務
局企画課長 嘉手川 勇君
法務省入国管理
局入国審査課長 大久保 基君
外務省アジア局
北東アジア課長 田中 均君
外務省北米局安
全保障課長 岡本 行夫君
外務省欧亜局西
欧第一課長 小川郷太郎君
外務省欧亜局ソ
ヴィエト連邦課
長 茂田 宏君
文部省初等中等
教育局企画官 大澤 幸夫君
厚生省生活衛生
局企画課長 佐野 利昭君
水産庁海洋漁業
部国際課長 中須 勇雄君
運輸省国際運輸・
観光局外航課長 岩村 敬君
建設省道路局高
速国道課長 玉田 博亮君
特別委員会第一
調査室長 諸岡 昭二君
─────────────
委員の異動
四月二十日
辞任 補欠選任
瀬長亀次郎君 児玉 健次君
同日
辞任 補欠選任
児玉 健次君 瀬長亀次郎君
─────────────
四月十二日
沖縄振興開発特別措置法の一部を改正する法律案(内閣提出第八一号)
は本委員会に付託された。
─────────────
四月十三日
B―52G型核戦略爆撃機の嘉手納基地飛来反対に関する陳情書(第四三号)
は本委員会に参考送付された。
─────────────
本日の会議に付した案件
沖縄振興開発特別措置法の一部を改正する法律案(内閣提出第八一号)
沖縄及び北方問題に関する件
────◇─────
この発言だけを見る →午前九時五十分開議
出席委員
委員長 稲葉 誠一君
理事 高橋 辰夫君 理事 中村正三郎君
理事 町村 信孝君 理事 宮里 松正君
理事 和田 一仁君
北村 直人君 佐藤 静雄君
鈴木 宗男君 武部 勤君
近岡理一郎君 中川 昭一君
野中 広務君 鳩山由紀夫君
五十嵐広三君 小谷 輝二君
藤原 房雄君 林 保夫君
児玉 健次君
出席国務大臣
通商産業大臣 田村 元君
国 務 大 臣
(総務庁長官) 高鳥 修君
出席政府委員
総務庁長官官房
審議官 紀 嘉一郎君
総務庁人事局長 手塚 康夫君
総務庁行政監察
局長 山本 貞雄君
北方対策本部審
議官 鈴木 榮君
北海道開発庁計
画監理官 大串 国弘君
資源エネルギー
庁長官 浜岡 平一君
資源エネルギー
庁公益事業部長 植松 敏君
委員外の出席者
防衛庁防衛局運
用課長 大森 敬治君
防衛庁防衛局調
査第二課長 伊藤 康成君
防衛施設庁総務
部業務課長 金枝 照夫君
沖縄開発庁総務
局総務課長 造酒亶十郎君
沖縄開発庁総務
局企画課長 嘉手川 勇君
法務省入国管理
局入国審査課長 大久保 基君
外務省アジア局
北東アジア課長 田中 均君
外務省北米局安
全保障課長 岡本 行夫君
外務省欧亜局西
欧第一課長 小川郷太郎君
外務省欧亜局ソ
ヴィエト連邦課
長 茂田 宏君
文部省初等中等
教育局企画官 大澤 幸夫君
厚生省生活衛生
局企画課長 佐野 利昭君
水産庁海洋漁業
部国際課長 中須 勇雄君
運輸省国際運輸・
観光局外航課長 岩村 敬君
建設省道路局高
速国道課長 玉田 博亮君
特別委員会第一
調査室長 諸岡 昭二君
─────────────
委員の異動
四月二十日
辞任 補欠選任
瀬長亀次郎君 児玉 健次君
同日
辞任 補欠選任
児玉 健次君 瀬長亀次郎君
─────────────
四月十二日
沖縄振興開発特別措置法の一部を改正する法律案(内閣提出第八一号)
は本委員会に付託された。
─────────────
四月十三日
B―52G型核戦略爆撃機の嘉手納基地飛来反対に関する陳情書(第四三号)
は本委員会に参考送付された。
─────────────
本日の会議に付した案件
沖縄振興開発特別措置法の一部を改正する法律案(内閣提出第八一号)
沖縄及び北方問題に関する件
────◇─────
稲
稲葉誠一#1
○稲葉委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、沖縄振興開発特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、趣旨の説明を聴取いたします。田村通商産業大臣。
─────────────
沖縄振興開発特別措置法の一部を改正する法律案
〔本号末尾に掲載〕
─────────────
この発言だけを見る →内閣提出、沖縄振興開発特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、趣旨の説明を聴取いたします。田村通商産業大臣。
─────────────
沖縄振興開発特別措置法の一部を改正する法律案
〔本号末尾に掲載〕
─────────────
田
田村元#2
○田村国務大臣 沖縄振興開発特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。
沖縄電力株式会社を民営化することは、沖縄復帰以来の課題であり、地元沖縄県民も、県経済の中核企業である同社が民間会社として創意にあふれた弾力的な経営を行うことを通じ、地域経済を活性化するとの観点から、同社の民営化を強く要望してきております。
加えて、同社の民営化は、行政改革大綱等において、累次にわたりうたわれてきた課題でもありました。しかしながら、これまでは同社の経営基盤が脆弱であり、民営形態への移行を行うことは困難でありました。
最近に至り、累積赤字の解消、石油火力依存型の電源構成の改善、内部留保の充実等、沖縄電力株式会社を民営移行するための諸条件が整ってきております。また、地元も早急な民営移行を強く望んでおります。
このため、本法律案を急ぎ取りまとめたものであります。
次に、この法律案の要旨を御説明いたします。
第一は、現在沖縄振興開発特別措置法の中に規定されております事業計画や定款変更等に関する通産大臣の認可等、沖縄電力株式会社に関する監督のための規定を削除することであります。
なお、沖縄における電気の安定的かつ適正な供給の確保に特に寄与する設備に対して国及び地方公共団体が資金の確保等に努めることなど、沖縄の電気事業全般への助成について定めた規定は、現在のまま残すこととしております。
第二は、民営企業としての沖縄電力株式会社が資金調達を円滑に行えるようにするため、沖縄振興開発金融公庫の一般電気事業会社に対する貸付金について一般担保制度を設けることであります。
以上がこの法律案の提案理由及びその要旨であります。
何とぞ、慎重御審議の上、速やかに御賛同くださいますようお願い申し上げます。
この発言だけを見る →沖縄電力株式会社を民営化することは、沖縄復帰以来の課題であり、地元沖縄県民も、県経済の中核企業である同社が民間会社として創意にあふれた弾力的な経営を行うことを通じ、地域経済を活性化するとの観点から、同社の民営化を強く要望してきております。
加えて、同社の民営化は、行政改革大綱等において、累次にわたりうたわれてきた課題でもありました。しかしながら、これまでは同社の経営基盤が脆弱であり、民営形態への移行を行うことは困難でありました。
最近に至り、累積赤字の解消、石油火力依存型の電源構成の改善、内部留保の充実等、沖縄電力株式会社を民営移行するための諸条件が整ってきております。また、地元も早急な民営移行を強く望んでおります。
このため、本法律案を急ぎ取りまとめたものであります。
次に、この法律案の要旨を御説明いたします。
第一は、現在沖縄振興開発特別措置法の中に規定されております事業計画や定款変更等に関する通産大臣の認可等、沖縄電力株式会社に関する監督のための規定を削除することであります。
なお、沖縄における電気の安定的かつ適正な供給の確保に特に寄与する設備に対して国及び地方公共団体が資金の確保等に努めることなど、沖縄の電気事業全般への助成について定めた規定は、現在のまま残すこととしております。
第二は、民営企業としての沖縄電力株式会社が資金調達を円滑に行えるようにするため、沖縄振興開発金融公庫の一般電気事業会社に対する貸付金について一般担保制度を設けることであります。
以上がこの法律案の提案理由及びその要旨であります。
何とぞ、慎重御審議の上、速やかに御賛同くださいますようお願い申し上げます。
稲
稲
鈴
鈴木宗男#5
○鈴木(宗)委員 高鳥長官におかれましては、三月二十六、二十七日、大変お忙しい中を直接北方領土を視察していただきました。大臣、あの納沙布岬に立たれ、さらに現地で旧島民なり関係者から領土返還の生の強い声をお聞きになりまして、領土返還に取り組む担当大臣としてどんな所感を持ち、また、決意を持ったか、お伺いをしたいと思います。
この発言だけを見る →高
高鳥修#6
○高鳥国務大臣 ただいま鈴木委員からお話がございましたように、私も過日、院のお許しを得まして北方領土視察に参りました。
当日は、折から大変快晴に恵まれまして、納沙布岬から国後の山々まではるかに望見することができました。そしてまた、歯舞諸島、まことにもうすぐ眼前にあるわけでありますが、その間に不当な境界線が引かれておるということにつきましては、まことに我が父祖伝来の地がソ連に不法に、不当に占拠されておるということに対しまして、言いようのない悲しみと悔しさを感じた次第であります。
粘り強い返還交渉を通じまして、一日も早く我が国の固有の領土である歯舞、色丹、国後、択捉が我が国の施政権下に戻りますように頑張らなければいけないと改めて痛感した次第でありますし、また、周辺地域の振興のためにもぜひこの諸島が返ってこなければならない、このように痛感させられた次第であります。
この発言だけを見る →当日は、折から大変快晴に恵まれまして、納沙布岬から国後の山々まではるかに望見することができました。そしてまた、歯舞諸島、まことにもうすぐ眼前にあるわけでありますが、その間に不当な境界線が引かれておるということにつきましては、まことに我が父祖伝来の地がソ連に不法に、不当に占拠されておるということに対しまして、言いようのない悲しみと悔しさを感じた次第であります。
粘り強い返還交渉を通じまして、一日も早く我が国の固有の領土である歯舞、色丹、国後、択捉が我が国の施政権下に戻りますように頑張らなければいけないと改めて痛感した次第でありますし、また、周辺地域の振興のためにもぜひこの諸島が返ってこなければならない、このように痛感させられた次第であります。
鈴
鈴木宗男#7
○鈴木(宗)委員 大臣、その際に、地元から総理大臣のいわゆる現地視察をぜひとも実現してもらいたいという陳情があった、そして、大臣は速やかに竹下総理にお話をされたというふうに聞いておりますけれども、そのときの総理の感触といいますか現地視察が実現できるのかどうか、大臣の見解をお伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →高
高鳥修#8
○高鳥国務大臣 総理もいずれはソ連首脳と会談する機会も必ずあるだろう、その際に、やはりぜひ現地を見た上で、また、現地の皆さんの声を聞いた上で、ソ連首脳に対して地元民の強い要望を体してひとつ交渉に当たってもらいたい、そのためにはぜひ一日も早く現地を視察してほしいという御要請がございまして、このことを総理にお伝えすることを私はお約束してきたところでございます。
総理も、北方領土問題については確固たる決意で臨むことをしばしば表明されておりまして、私が現地視察の要請を申し上げましたところ、地元の皆様方のお気持ちについては十分理解しておりますということでございました。なお、具体的な日程等につきましては、国事多端の折でありますので、いまだまとまっておる状況にはございませんが、今後とも私からも折を見てお話をしたいと思います。また、現地の皆様方からもぜひ総理に御要請いただきたい、このように考えております。
この発言だけを見る →総理も、北方領土問題については確固たる決意で臨むことをしばしば表明されておりまして、私が現地視察の要請を申し上げましたところ、地元の皆様方のお気持ちについては十分理解しておりますということでございました。なお、具体的な日程等につきましては、国事多端の折でありますので、いまだまとまっておる状況にはございませんが、今後とも私からも折を見てお話をしたいと思います。また、現地の皆様方からもぜひ総理に御要請いただきたい、このように考えております。
鈴
鈴木宗男#9
○鈴木(宗)委員 総理の現地視察の件につきましては、四月十六、十七日、宇野外務大臣も北方領土に立っていただきました。その際も外務大臣にもよく陳情してあるものですから、どうか横の連携もとりながら、何とか総理の現地視察が一日も早からんことを今一度お願いしておくところであります。大臣、どうぞ、お時間ですから。
大臣のいない間に、北方領土隣接地域の活性化について、細かい件で恐縮でありますけれども、個々の案件についてお尋ねをしたいと思います。
先般、宇野外務大臣に同行しまして私も北方領土を視察したわけでありますけれども、その際、地元商工会議所あるいは経済界から強く言われましたことは、道路網の整備をしてくれということでありました。その道路網も、特に国土幹線自動車道の釧路—根室間を早く基本計画に組み入れていただきたいという要請を受けたわけでありますけれども、ことしは国幹審が開かれるというふうに聞いておりますけれども、この釧路—根室間について建設省は今どんな計画であるのか、お尋ねしたいと思います。
この発言だけを見る →大臣のいない間に、北方領土隣接地域の活性化について、細かい件で恐縮でありますけれども、個々の案件についてお尋ねをしたいと思います。
先般、宇野外務大臣に同行しまして私も北方領土を視察したわけでありますけれども、その際、地元商工会議所あるいは経済界から強く言われましたことは、道路網の整備をしてくれということでありました。その道路網も、特に国土幹線自動車道の釧路—根室間を早く基本計画に組み入れていただきたいという要請を受けたわけでありますけれども、ことしは国幹審が開かれるというふうに聞いておりますけれども、この釧路—根室間について建設省は今どんな計画であるのか、お尋ねしたいと思います。
玉
玉田博亮#10
○玉田説明員 お答え申し上げます。
道路行政に関しまして先生日ごろから大変御援助いただいておりまして、心から御礼申し上げる次第でございます。
ただいま御指摘のございましたとおり、北海道横断自動車道根室線の釧路—根室間でございますが、昨六十二年九月施行の国土開発幹線自動車道建設法の一部改正を行いまして、その予定路線として新たに組み入れた延長が約百三十キロメートルの路線でございます。国幹審の開催についてでございますが、ただいま諸準備をしているところでございます。次期国幹審の開催につきましては、これら一連の作業を経た上で、時期はまだ未定でございますが、昭和六十三年度中に開催したいというふうに考えておる次第でございます。
さて、根室—釧路間でございますが、この間は昨年国幹道法で新たに予定路線に組み入れたばかりという状況でございまして、基本計画を策定するためにはまずかなり詳細な調査が必要なのでございます。したがいまして、昭和六十三年度から高規格幹線道路調査に私どもとしては着手をしたいというふうに考えておる次第でございます。先生御指摘の趣旨も踏まえまして、調査の推進に当面全力を挙げてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
この発言だけを見る →道路行政に関しまして先生日ごろから大変御援助いただいておりまして、心から御礼申し上げる次第でございます。
ただいま御指摘のございましたとおり、北海道横断自動車道根室線の釧路—根室間でございますが、昨六十二年九月施行の国土開発幹線自動車道建設法の一部改正を行いまして、その予定路線として新たに組み入れた延長が約百三十キロメートルの路線でございます。国幹審の開催についてでございますが、ただいま諸準備をしているところでございます。次期国幹審の開催につきましては、これら一連の作業を経た上で、時期はまだ未定でございますが、昭和六十三年度中に開催したいというふうに考えておる次第でございます。
さて、根室—釧路間でございますが、この間は昨年国幹道法で新たに予定路線に組み入れたばかりという状況でございまして、基本計画を策定するためにはまずかなり詳細な調査が必要なのでございます。したがいまして、昭和六十三年度から高規格幹線道路調査に私どもとしては着手をしたいというふうに考えておる次第でございます。先生御指摘の趣旨も踏まえまして、調査の推進に当面全力を挙げてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
鈴
玉
玉田博亮#12
○玉田説明員 これまでの基本計画までに至る調査の期間はかなり長うございます。五年ぐらいかかっているものもあります。しかしながら、新たに国幹道に昨年指定したものにつきましては、調査は早急に進めてまいりたい。現在明確に御答弁申し上げる段階ではございませんが、少なくとも数年で完了いたしたい、そういう意気込みでやりたいと思っております。よろしくお願いいたします。
この発言だけを見る →鈴
鈴木宗男#13
○鈴木(宗)委員 課長さん、ことし、昭和六十三年度中に国幹審が開かれる、これは一つの既定路線ですね。しからば、ことしの国幹審にはこれは間に合わない、あくまでも調査推進だという今の答弁だと思うのですけれども、しからば、次期の国幹審、今年度中のも開かれていませんから予見はできないかと思いますけれども、大体今までの例ですと四年サイクルで行われてきたと思うのですが、それが次の国幹審も早められるというようなことにはならないのでしょうか。
この発言だけを見る →玉
玉田博亮#14
○玉田説明員 御指摘のとおり、これまで約三、四年の間隔で国幹審を開催してまいりました。六十三年度中に開催いたしまして、その次をどうするかということでございますが、これにつきましては従前よりも少し間隔を詰めて開催しなければならないであろうというのがただいま建設省が考えているスケジュールでございます。したがいまして、次の国幹審、今年度中、その後昭和何年度ということはまだ申し上げにくいわけでございますが、次の次の国幹審もにらみまして調査について全体の計画を立てて推進をしてまいる。それで、次の次につきましてはできるだけ早く開催をいたしたいという考えでございます。
この発言だけを見る →鈴
鈴木宗男#15
○鈴木(宗)委員 極めて前向きな答弁をいただいてありがたいのでありますけれども、課長さん、ことしの国幹審には間に合わない、しかし次の国幹審には十分間に合う。十分間に合うということは基本計画には組み入れられる見通しだと私は解釈しているわけでありますけれども、そういう認識でよろしいでしょうか。
この発言だけを見る →玉
鈴
鈴木宗男#17
○鈴木(宗)委員 ありがとうございます。なお、調査の推進方を重ねて要望しておくものであります。
次に、北海道開発庁にお尋ねしますけれども、私は昭和六十一年四月二十三日、本委員会で質問しました開発道の件があります。東梅—本別海間の道路調査でありますけれども、この点はいかがになっておりますでしょうか。
この発言だけを見る →次に、北海道開発庁にお尋ねしますけれども、私は昭和六十一年四月二十三日、本委員会で質問しました開発道の件があります。東梅—本別海間の道路調査でありますけれども、この点はいかがになっておりますでしょうか。
大
大串国弘#18
○大串政府委員 六十一年の四月の当委員会で、鈴木委員御指摘の東梅別海線につきまして、内容につきましては我々も承知しておりまして、その後の経過、先生に報告がしていないこと、おわびいたします。
これにつきましては北海道庁並びに根室市でそれぞれ調査をしております。特に東梅—別海間の地形が非常に複雑なところということで、道庁につきましては、漂砂とか流氷の調査とかそういう調査を長年やっておりまして、ようやく六十二年度でそういう基礎調査を終えたところでございます。それで、基礎調査を終えまして、これからその基礎調査をもとに道路のルートをどうするか、道路の構造をどうするかという検討を早急に始めなくてはいかぬだろうということで指導してまいりたいと思っております。
この際、この地域につきましては道立自然公園ということもございますし、それから春国岱といいますか、春国岱のところに春国岱野鳥公園という事業が六十二年度から根室市によって行われております。そういう野鳥公園との調整も図っていかなければいかぬということで、これが至急の課題かと思っております。
この調査につきましては、地元の市長さんもきのう参られましたけれども、精力的に調整を図るということで、道庁もそれに手をかすということになっているようでございます。この調整を図るためにも、道路のルートをどうするか、構造をどうするかということを早く詰めなければいかぬということで、その辺も道庁の方に指導をしてまいりたい、このように考えておるところでございます。
この発言だけを見る →これにつきましては北海道庁並びに根室市でそれぞれ調査をしております。特に東梅—別海間の地形が非常に複雑なところということで、道庁につきましては、漂砂とか流氷の調査とかそういう調査を長年やっておりまして、ようやく六十二年度でそういう基礎調査を終えたところでございます。それで、基礎調査を終えまして、これからその基礎調査をもとに道路のルートをどうするか、道路の構造をどうするかという検討を早急に始めなくてはいかぬだろうということで指導してまいりたいと思っております。
この際、この地域につきましては道立自然公園ということもございますし、それから春国岱といいますか、春国岱のところに春国岱野鳥公園という事業が六十二年度から根室市によって行われております。そういう野鳥公園との調整も図っていかなければいかぬということで、これが至急の課題かと思っております。
この調査につきましては、地元の市長さんもきのう参られましたけれども、精力的に調整を図るということで、道庁もそれに手をかすということになっているようでございます。この調整を図るためにも、道路のルートをどうするか、構造をどうするかということを早く詰めなければいかぬということで、その辺も道庁の方に指導をしてまいりたい、このように考えておるところでございます。
鈴
鈴木宗男#19
○鈴木(宗)委員 これは計画監理官、道路のルートをどうするかなんというのは、もうルートはあの海岸線しかないわけですよ。これははっきりしていますね。地形上からいっても海岸線しかないわけですから、これははっきりしているのですね。たまたまそこに野鳥公園が今やっておられる、推進しているということで、その調整といいますけれども、これは話の整合性としておかしいのは、根室市なんかは以前からこの道路をやってくれということを強く言ってきているのですよ。この野鳥公園も根室市がやっているわけです、事業主体は。ですから、そこらの調整というのはついているのじゃないですか。もしついていないでやっているとすれば、これはおかしな話じゃないですか。どうです。
この発言だけを見る →大
大串国弘#20
○大串政府委員 先生御存じのとおり、これは六十一年ですか、市長さん、おかわりになっていますね。野鳥公園につきましてはずっと前から構想がございまして、どうしても野鳥公園をつくるという市民の強い意思もあってできたんじゃないかと思います。それでその際、我々が望むところとすれば、その野鳥公園をつくるときに、道路をつくるとすればこの辺がいいだろうと、そういう道路敷を除地して公園計画を定めればよかったのですが、たまたまそういう手続がなされてなかったということなんですね。
そうすると、野鳥公園の区域内に新たに道路を通すということはなかなか難しい。そうなると海岸寄りにルートを決めなければいかぬのじゃないか。海岸寄りにルートを決めた場合は護岸もやらなければいかぬ。相当金もかかりますし、工法上も難しい。それならばルートとして風蓮湖の西側というのですか、西側のルートも一応比較してみる必要があるのじゃないか、こういうことも考えているようでございます。そういう事情でございますから御理解いただきたいと思います。
この発言だけを見る →そうすると、野鳥公園の区域内に新たに道路を通すということはなかなか難しい。そうなると海岸寄りにルートを決めなければいかぬのじゃないか。海岸寄りにルートを決めた場合は護岸もやらなければいかぬ。相当金もかかりますし、工法上も難しい。それならばルートとして風蓮湖の西側というのですか、西側のルートも一応比較してみる必要があるのじゃないか、こういうことも考えているようでございます。そういう事情でございますから御理解いただきたいと思います。
鈴
鈴木宗男#21
○鈴木(宗)委員 僕がなぜこの東梅—本別海間の開発道路を強く要請しているかというと、北方領土返還運動、これはまだまだ時間もかかる。粘り強くやらなくてはいけないと思っているのですね。そしてその環境の中に置かれている根室市というのはやはり大変なんですよ。さすれば、羅臼なんかは魚の宝庫です。その魚を根室の加工場に運ぶならば、相当地域の活性化になるわけですよ。この道路をつくることによって一時間ぐらい違ってくるのですね。そうしたら、おのずから魚は新鮮だとか、付加価値も高まるだろうし、羅臼がよくなれば根室もよくなるわけですよ。
さらに六十五年から中標津空港がジェット化されます。やはり流動人口を引っ張る、これまた北海道の経済の活性化の一つなんですね。観光産業も、これは大事な目玉事業なんですよ。そのためにもやはり交通アクセス、とりわけこの道路は必要なわけですよ。だから私は六十一年の四月の本委員会でも強くお願いをしているわけなんです。この点、開発庁がイニシアチブをとりながら道、市、そして環境団体にも働きかけて、速やかにその調整を図ってもらいたいと思いますけれども、いかがですか。
この発言だけを見る →さらに六十五年から中標津空港がジェット化されます。やはり流動人口を引っ張る、これまた北海道の経済の活性化の一つなんですね。観光産業も、これは大事な目玉事業なんですよ。そのためにもやはり交通アクセス、とりわけこの道路は必要なわけですよ。だから私は六十一年の四月の本委員会でも強くお願いをしているわけなんです。この点、開発庁がイニシアチブをとりながら道、市、そして環境団体にも働きかけて、速やかにその調整を図ってもらいたいと思いますけれども、いかがですか。
大
大串国弘#22
○大串政府委員 六十一年の四月の委員会のときにも鈴木委員からそのような指摘を受けておりまして、我々も先生の趣旨に全く賛成でございまして、そういうことで今後積極的に取り組んでまいりたい、このように考えております。
この発言だけを見る →鈴
鈴木宗男#23
○鈴木(宗)委員 次に、厚生省にお尋ねしますけれども、やはり地元では検疫出張所の設置が強く出ているわけですね。入港対象船百隻とか基準がありますから、その基準の絡みもあって一口に出張所を持ってくるといってもなかなか大変だと思うのでありますけれども、この問題も単に基準だとか公務員の定員削減だとかその問題で見られたら身もふたもない話なんですよ。北方領土隣接地域だという特殊事情があるんだ、だから少し配慮してやろうという気がないと、この検疫所の設置なんかも到底実現のできることではないわけなんですけれども、この問題について厚生省はどう考えておりますか。
この発言だけを見る →佐
佐野利昭#24
○佐野説明員 お答えいたします。
検疫所の問題につきましてはかねてから御要望をいろいろといただいておりまして、大変御不便をおかけいたしておりまして申しわけなく思っておるところでございます。根室に検疫所の出張所を設置しようというお話は十年ほど前からお聞きいたしておるわけでございますけれども、御承知のように定員事情が大変厳しい中で新たな出張所を設置するということは大変なことでございまして、どうしても新たに船隻が非常にふえるとか輸入実績がふえるとかあるいは入港実績がふえるというような事情がないとなかなか難しい実態にございます。そういうような実態を踏まえまして、これからの動向を見させていただいてから検討させていただきたい。
また、今検疫所につきまして全体的な見直しをやっております。その見直しの過程で実績の非常に落ちているところなどは統廃合していかなければならないだろう。そういうような振りかえの問題等も今後あろうかと思いますが、そういうことを含めましてまた検討させていただきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
この発言だけを見る →検疫所の問題につきましてはかねてから御要望をいろいろといただいておりまして、大変御不便をおかけいたしておりまして申しわけなく思っておるところでございます。根室に検疫所の出張所を設置しようというお話は十年ほど前からお聞きいたしておるわけでございますけれども、御承知のように定員事情が大変厳しい中で新たな出張所を設置するということは大変なことでございまして、どうしても新たに船隻が非常にふえるとか輸入実績がふえるとかあるいは入港実績がふえるというような事情がないとなかなか難しい実態にございます。そういうような実態を踏まえまして、これからの動向を見させていただいてから検討させていただきたい。
また、今検疫所につきまして全体的な見直しをやっております。その見直しの過程で実績の非常に落ちているところなどは統廃合していかなければならないだろう。そういうような振りかえの問題等も今後あろうかと思いますが、そういうことを含めましてまた検討させていただきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
鈴
鈴木宗男#25
○鈴木(宗)委員 この点も特にお願いしたいのは、去年根室港の貿易港を花咲港に振りかえたのですね。これだって基準外の極めて地域を思っての行政サイドの配慮なんです。そういうことを現実にやってきておるわけですから、この根室の検疫所の設置も何とか前向きで取り組んでもらいたいと思いますけれども、いかがですか。
この発言だけを見る →佐
佐野利昭#26
○佐野説明員 お言葉を返すようでございますけれども、貿易港の指定が振りかえられたことは実は検疫港の指定にはちょっとマイナス要素になるわけでございます。そういう観点もございまして、実態といたしましてはなかなか難しい点がございますが、これからの検疫港のあり方を目下検討中でございますので、その過程で検討させていただきたいと思います。
この発言だけを見る →鈴
佐
鈴
鈴木宗男#29
○鈴木(宗)委員 あなたの間違いはいいけれども、前向きで取り組んでくれるかどうかということを僕は聞いているのだから、それだけ明確に、根室というところは特殊事情なんだから、そのために貿易港なんかも振りかえたという配慮もあるわけだから、厚生省だってやってやれないことはないわけですよ。それを聞いているのです。
この発言だけを見る →