政治改革に関する調査特別委員会
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会
会議録情報#0
平成五年十月二十九日(金曜日)
午前十時開議
出席委員
委員長 石井 一君
理事 大島 理森君 理事 北川 正恭君
理事 野田 毅君 理事 保岡 興治君
理事 左近 正男君 理事 前田 武志君
理事 権藤 恒夫君 理事 三原 朝彦君
安倍 晋三君 逢沢 一郎君
石破 茂君 斉藤斗志二君
笹川 堯君 自見庄三郎君
塩谷 立君 白川 勝彦君
津島 雄二君 中谷 元君
西岡 武夫君 葉梨 信行君
林 義郎君 古屋 圭司君
穂積 良行君 細田 博之君
増子 輝彦君 谷津 義男君
渡瀬 憲明君 秋葉 忠利君
土肥 隆一君 堀込 征雄君
三野 優美君 青木 宏之君
井奥 貞雄君 岩浅 嘉仁君
岡田 克也君 工藤堅太郎君
柴野たいぞう君 吹田 愰君
星野 行男君 村井 仁君
赤松 正雄君 上田 勇君
大口 善徳君 太田 昭宏君
日笠 勝之君 前原 誠司君
茂木 敏充君 矢上 雅義君
簗瀬 進君 川端 達夫君
柳田 稔君 正森 成二君
出席国務大臣
法 務 大 臣 三ケ月 章君
外 務 大 臣 羽田 孜君
大 蔵 大 臣 藤井 裕久君
厚 生 大 臣 大内 啓伍君
農林水産大臣 畑 英次郎君
建 設 大 臣 五十嵐広三君
自 治 大 臣 佐藤 観樹君
国 務 大 臣
(内閣官房長官)武村 正義君
国 務 大 臣
(総務庁長官) 石田幸四郎君
国 務 大 臣 山花 貞夫君
出席政府委員
公正取引委員会
委員長 小粥 正巳君
公正取引委員会
事務局経済部長 矢部丈太郎君
公正取引委員会
事務局審査部長 関根 芳郎君
法務省民事局長 濱崎 恭生君
法務省刑事局長 濱 邦久君
大蔵省主税局長 小川 是君
国税庁次長 三浦 正顯君
文部大臣官房長 吉田 茂君
文部省初等中等
教育局長 野崎 弘君
建設大臣官房長 伴 襄君
建設省建設経済
局長 小野 邦久君
自治政務次官 冬柴 鐵三君
自治大臣官房審
議官 谷合 靖夫君
自治省行政局選
挙部長 佐野 徹治君
委員外の出席者
議 員 鹿野 道彦君
議 員 塩川正十郎君
議 員 津島 雄二君
議 員 三塚 博君
議 員 保岡 興治君
衆議院法制局第
一部長 内田 正文君
衆議院法制局第
一部副部長 臼井 貞夫君
衆議院法制局第
一部第一課長 小菅 修一君
自治省行政局選
挙課長 松尾 徹人君
自治省行政局選
挙部管理課長 山本信一郎君
自治省行政局選
挙部政治資金課
長 大竹 邦実君
特別委員会第二
調査室長 田中 宗孝君
―――――――――――――
委員の異動
十月二十九日
辞任 補欠選任
中川 秀直君 古屋 圭司君
額賀福志郎君 谷津 義男君
大畠 章宏君 土肥 隆一君
小沢 一郎君 柴野たいぞう君
吹田 愰君 井奥 貞雄君
赤松 正雄君 大口 善徳君
簗瀬 進君 矢上 雅義君
同日
辞任 補欠選任
古屋 圭司君 渡瀬 憲明君
谷津 義男君 中谷 元君
土肥 隆一君 大畠 章宏君
井奥 貞雄君 吹田 愰君
柴野たいぞう君 村井 仁君
大口 善徳君 上田 勇君
矢上 雅義君 簗瀬 進君
同日
辞任 補欠選任
中谷 元君 林 義郎君
渡瀬 憲明君 安倍 晋三君
村井 仁君 岩浅 嘉仁君
上田 勇君 赤松 正雄君
同日
辞任 補欠選任
安倍 晋三君 塩谷 立君
林 義郎君 額賀福志郎君
岩浅 嘉仁君 工藤堅太郎君
同日
辞任 補欠選任
塩谷 立君 中川 秀直君
工藤堅太郎君 星野 行男君
同日
辞任 補欠選任
星野 行男君 青木 宏之君
同日
辞任 補欠選任
青木 宏之君 小沢 一郎君
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
公聴会開会承認要求に関する件
委員派遣承認申請に関する件
公職選挙法の一部を改正する法律案(内閣提出
第一号)
衆議院議員選挙区画定審議会設置法案(内閣提
出第二号)
政治資金規正法の一部を改正する法律案(内閣
提出第三号)
政党助成法案(内閣提出第四号)
公職選挙法の一部を改正する法律案(河野洋平
君外十七名提出、衆法第三号)
衆議院議員小選挙区画定等委員会設置法案(河
野洋平君外十七名提出、衆法第四号)
政治資金規正法の一部を改正する法律案(河野
洋平君外十七名提出、衆法第五号)
政治腐敗を防止するための公職選挙法及び政治
資金規正法の一部を改正する法律案(河野洋平
君外十七名提出、衆法第六号)
政党助成法案(河野洋平君外十七名提出、衆法
第七号)
――――◇―――――
この発言だけを見る →午前十時開議
出席委員
委員長 石井 一君
理事 大島 理森君 理事 北川 正恭君
理事 野田 毅君 理事 保岡 興治君
理事 左近 正男君 理事 前田 武志君
理事 権藤 恒夫君 理事 三原 朝彦君
安倍 晋三君 逢沢 一郎君
石破 茂君 斉藤斗志二君
笹川 堯君 自見庄三郎君
塩谷 立君 白川 勝彦君
津島 雄二君 中谷 元君
西岡 武夫君 葉梨 信行君
林 義郎君 古屋 圭司君
穂積 良行君 細田 博之君
増子 輝彦君 谷津 義男君
渡瀬 憲明君 秋葉 忠利君
土肥 隆一君 堀込 征雄君
三野 優美君 青木 宏之君
井奥 貞雄君 岩浅 嘉仁君
岡田 克也君 工藤堅太郎君
柴野たいぞう君 吹田 愰君
星野 行男君 村井 仁君
赤松 正雄君 上田 勇君
大口 善徳君 太田 昭宏君
日笠 勝之君 前原 誠司君
茂木 敏充君 矢上 雅義君
簗瀬 進君 川端 達夫君
柳田 稔君 正森 成二君
出席国務大臣
法 務 大 臣 三ケ月 章君
外 務 大 臣 羽田 孜君
大 蔵 大 臣 藤井 裕久君
厚 生 大 臣 大内 啓伍君
農林水産大臣 畑 英次郎君
建 設 大 臣 五十嵐広三君
自 治 大 臣 佐藤 観樹君
国 務 大 臣
(内閣官房長官)武村 正義君
国 務 大 臣
(総務庁長官) 石田幸四郎君
国 務 大 臣 山花 貞夫君
出席政府委員
公正取引委員会
委員長 小粥 正巳君
公正取引委員会
事務局経済部長 矢部丈太郎君
公正取引委員会
事務局審査部長 関根 芳郎君
法務省民事局長 濱崎 恭生君
法務省刑事局長 濱 邦久君
大蔵省主税局長 小川 是君
国税庁次長 三浦 正顯君
文部大臣官房長 吉田 茂君
文部省初等中等
教育局長 野崎 弘君
建設大臣官房長 伴 襄君
建設省建設経済
局長 小野 邦久君
自治政務次官 冬柴 鐵三君
自治大臣官房審
議官 谷合 靖夫君
自治省行政局選
挙部長 佐野 徹治君
委員外の出席者
議 員 鹿野 道彦君
議 員 塩川正十郎君
議 員 津島 雄二君
議 員 三塚 博君
議 員 保岡 興治君
衆議院法制局第
一部長 内田 正文君
衆議院法制局第
一部副部長 臼井 貞夫君
衆議院法制局第
一部第一課長 小菅 修一君
自治省行政局選
挙課長 松尾 徹人君
自治省行政局選
挙部管理課長 山本信一郎君
自治省行政局選
挙部政治資金課
長 大竹 邦実君
特別委員会第二
調査室長 田中 宗孝君
―――――――――――――
委員の異動
十月二十九日
辞任 補欠選任
中川 秀直君 古屋 圭司君
額賀福志郎君 谷津 義男君
大畠 章宏君 土肥 隆一君
小沢 一郎君 柴野たいぞう君
吹田 愰君 井奥 貞雄君
赤松 正雄君 大口 善徳君
簗瀬 進君 矢上 雅義君
同日
辞任 補欠選任
古屋 圭司君 渡瀬 憲明君
谷津 義男君 中谷 元君
土肥 隆一君 大畠 章宏君
井奥 貞雄君 吹田 愰君
柴野たいぞう君 村井 仁君
大口 善徳君 上田 勇君
矢上 雅義君 簗瀬 進君
同日
辞任 補欠選任
中谷 元君 林 義郎君
渡瀬 憲明君 安倍 晋三君
村井 仁君 岩浅 嘉仁君
上田 勇君 赤松 正雄君
同日
辞任 補欠選任
安倍 晋三君 塩谷 立君
林 義郎君 額賀福志郎君
岩浅 嘉仁君 工藤堅太郎君
同日
辞任 補欠選任
塩谷 立君 中川 秀直君
工藤堅太郎君 星野 行男君
同日
辞任 補欠選任
星野 行男君 青木 宏之君
同日
辞任 補欠選任
青木 宏之君 小沢 一郎君
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
公聴会開会承認要求に関する件
委員派遣承認申請に関する件
公職選挙法の一部を改正する法律案(内閣提出
第一号)
衆議院議員選挙区画定審議会設置法案(内閣提
出第二号)
政治資金規正法の一部を改正する法律案(内閣
提出第三号)
政党助成法案(内閣提出第四号)
公職選挙法の一部を改正する法律案(河野洋平
君外十七名提出、衆法第三号)
衆議院議員小選挙区画定等委員会設置法案(河
野洋平君外十七名提出、衆法第四号)
政治資金規正法の一部を改正する法律案(河野
洋平君外十七名提出、衆法第五号)
政治腐敗を防止するための公職選挙法及び政治
資金規正法の一部を改正する法律案(河野洋平
君外十七名提出、衆法第六号)
政党助成法案(河野洋平君外十七名提出、衆法
第七号)
――――◇―――――
石
石井一#1
○石井委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、公職選挙法の一部を改正する法律案、衆議院議員選挙区画定審議会設置法案、政治資金規正法の一部を改正する法律案及び政党助成法案並びに河野洋平君外十七名提出、公職選挙法の一部を改正する法律案、衆議院議員小選挙区画定等委員会設置法案、政治資金規正法の一部を改正する法律案、政治腐敗を防止するための公職選挙法及び政治資金規正法の一部を改正する法律案及び政党助成法案の各案を一括して議題といたします。
この際、公聴会開会承認要求に関する件についてお諮りいたします。
ただいま議題となりました各案につきまして、議長に対し、公聴会開会の承認要求を行うこととし、公聴会は来る十一月八日月曜日及び九日火曜日の二日間開会し、公述人の選定等は委員長に御一任願いたいと存じますが、これに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
この発言だけを見る →内閣提出、公職選挙法の一部を改正する法律案、衆議院議員選挙区画定審議会設置法案、政治資金規正法の一部を改正する法律案及び政党助成法案並びに河野洋平君外十七名提出、公職選挙法の一部を改正する法律案、衆議院議員小選挙区画定等委員会設置法案、政治資金規正法の一部を改正する法律案、政治腐敗を防止するための公職選挙法及び政治資金規正法の一部を改正する法律案及び政党助成法案の各案を一括して議題といたします。
この際、公聴会開会承認要求に関する件についてお諮りいたします。
ただいま議題となりました各案につきまして、議長に対し、公聴会開会の承認要求を行うこととし、公聴会は来る十一月八日月曜日及び九日火曜日の二日間開会し、公述人の選定等は委員長に御一任願いたいと存じますが、これに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
石
石
石井一#3
○石井委員長 次に、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。
ただいま議題となりました各案につきまして、審査の参考に資するため、議長に対し、委員派遣承認の申請を行うこととし、派遣地、派遣の期間、派遣委員の人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、これに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
この発言だけを見る →ただいま議題となりました各案につきまして、審査の参考に資するため、議長に対し、委員派遣承認の申請を行うこととし、派遣地、派遣の期間、派遣委員の人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、これに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
石
石
石井一#5
○石井委員長 本日は、昨日に引き続き、特に、テーマ別質疑として、内閣提出、政治資金規正法の一部を改正する法律案及び政党助成法案並びに河野洋平君外十七名提出、政治資金規正法の一部を改正する法律案、政治腐敗を防止するための公職選挙法及び政治資金規正法の一部を改正する法律案及び政党助成法案の各案について質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。三野優美君。
この発言だけを見る →質疑の申し出がありますので、順次これを許します。三野優美君。
三
三野優美#6
○三野委員 社会党の三野です。わずか三十分でございますので、しかも内閣の国務大臣及び自民党のベテランの先生の前で私ごとき者が質問するのはまことに恐縮なんですが、ひとつおつき合いを願いたいと思います。
まず最初に、政府及び自民党の提案者の皆さんにお尋ねしたいことが一つあります。
それは、去る二十七日、本委員会で、自民党の葉梨信行先生が、選挙制度及び政治資金問題について、とりわけ公的資金について御質問がありました。自分の意見を含めてあったわけです。私は、この委員会ずっと最初から毎日できるだけ出席してお聞きしているわけですが、それぞれの委員の皆さんの質問を聞いておりますと、それぞれの特徴があってまことに傾聴すべき点が非常に多いのでありますが、とりわけ、この二十七日の葉梨委員の質問及び見解をお聞きしまして、さすがはやはり長い間国会に議席を置き、しかも自治大臣の経験もあり、その政治改革に対する物の考え方は極めて論理的でありますし、だれが聞いても、本当に国民も納得し得るような展開であったと思う。とりわけ選挙制度については、憲法四十三条ですか、これも引用しながら、私は極めて納得し得る議論であったと思う。私は、この葉梨先生の論戦をお聞きしまして、まことに尊敬しているわけでございます。
さて、政府側も自民党側もお聞きになったと思いますが、この葉梨先生の議論をお聞きになってどういうように受けとめられたのか。もしあの論理の中で、選挙制度及び公的資金のあり方について、いや、ここだけは違うということがあったらひとつ言ってもらいたいと思うし、この際御意見を聞きたいと思います。
この発言だけを見る →まず最初に、政府及び自民党の提案者の皆さんにお尋ねしたいことが一つあります。
それは、去る二十七日、本委員会で、自民党の葉梨信行先生が、選挙制度及び政治資金問題について、とりわけ公的資金について御質問がありました。自分の意見を含めてあったわけです。私は、この委員会ずっと最初から毎日できるだけ出席してお聞きしているわけですが、それぞれの委員の皆さんの質問を聞いておりますと、それぞれの特徴があってまことに傾聴すべき点が非常に多いのでありますが、とりわけ、この二十七日の葉梨委員の質問及び見解をお聞きしまして、さすがはやはり長い間国会に議席を置き、しかも自治大臣の経験もあり、その政治改革に対する物の考え方は極めて論理的でありますし、だれが聞いても、本当に国民も納得し得るような展開であったと思う。とりわけ選挙制度については、憲法四十三条ですか、これも引用しながら、私は極めて納得し得る議論であったと思う。私は、この葉梨先生の論戦をお聞きしまして、まことに尊敬しているわけでございます。
さて、政府側も自民党側もお聞きになったと思いますが、この葉梨先生の議論をお聞きになってどういうように受けとめられたのか。もしあの論理の中で、選挙制度及び公的資金のあり方について、いや、ここだけは違うということがあったらひとつ言ってもらいたいと思うし、この際御意見を聞きたいと思います。
山
山花貞夫#7
○山花国務大臣 今、三野委員は葉梨委員の発言を引用されておりましたけれども、葉梨先生だけじゃなく、それぞれのお立場で真剣に、あるべき日本の政治、そこでの政治資金のあり方について議論が続いていることについて、提案者としても大変注意を集中してお伺いしてきたところでございます。
葉梨委員の御質問は、今、政治資金に関して、こういうことでございましたけれども……(三野委員「選挙制度もあったよ」と呼ぶ)今の御質問はじゃ選挙制度、政治資金ともどもでございますけれども、そのことに対する提案者としての見解につきましては、その時点で一つ一つ丁寧にお答えをしたつもりでございます用意見が合致する部分もあり、また意見が必ずしも合致しない部分もありましたけれども、提案者の制度の趣旨、そして公的資金導入についての考え方については、もし必要ならば繰り返し申し上げますけれども、法案の趣旨について十分御説明させていただいたつもりでございます。
この発言だけを見る →葉梨委員の御質問は、今、政治資金に関して、こういうことでございましたけれども……(三野委員「選挙制度もあったよ」と呼ぶ)今の御質問はじゃ選挙制度、政治資金ともどもでございますけれども、そのことに対する提案者としての見解につきましては、その時点で一つ一つ丁寧にお答えをしたつもりでございます用意見が合致する部分もあり、また意見が必ずしも合致しない部分もありましたけれども、提案者の制度の趣旨、そして公的資金導入についての考え方については、もし必要ならば繰り返し申し上げますけれども、法案の趣旨について十分御説明させていただいたつもりでございます。
津
津島雄二#8
○津島議員 三野委員とは通常国会から続けて議論させていただいておりますが、私どもの今御指摘の点についての基本的な考え方は変わっていないと、たしか三野委員は御理解いただけると思います。
そういう立場から申しますと、先般の葉梨委員のお考えは、私ははっきりあのときの答弁で申し上げましたが、見解を異にいたします。どこがやはり問題かといいますと、今の政治そしてこれからの政治について、政党の役割については私どもとは見解が異なる。また、それを基礎として政策中心の日本の政治状況をつくらなければならないということについて、むしろ葉梨委員は政治家個人を選ぶということの方が大事であろうというところに力点があったと思うわけでありますが、私は、当面の我々の目標はちょっとその点とは異なるというように考えております。
この発言だけを見る →そういう立場から申しますと、先般の葉梨委員のお考えは、私ははっきりあのときの答弁で申し上げましたが、見解を異にいたします。どこがやはり問題かといいますと、今の政治そしてこれからの政治について、政党の役割については私どもとは見解が異なる。また、それを基礎として政策中心の日本の政治状況をつくらなければならないということについて、むしろ葉梨委員は政治家個人を選ぶということの方が大事であろうというところに力点があったと思うわけでありますが、私は、当面の我々の目標はちょっとその点とは異なるというように考えております。
三
三野優美#9
○三野委員 私は、憲法及び日本の議会制民主主義というものは有権者が自分の意見を代弁する議員を選ぶ制度だと思っているわけです。問題は、どういう内閣をつくるかどうするかということは、それは選ばれた議員が選ばれた段階において考えることであって、国民はやはり議員を選ぶと、いうのが日本の制度だと思っていますし、そういう意味では葉梨先生の議論に私はくみするものでありますが、そのことは余りこれ以上議論せずに、またの機会にしたいと思います。
さて、次にお尋ねしたいのは、よく私の顔を見ると、守旧派だと、おまえ中選挙区そのまま維持論だと。そうではないんです。私は実は比例代表制なんです、
この際、私は山花国務大臣に聞きたいのですが、せんだって私、地元に帰って、この政治改革について懇談会、座談会をしました。そこで質問を受けたのは、この前来たときは、三野君、おまえのところは比例代表が最も正しい、当面しょうがないから中選挙区で定数是正だと言ったなと。その後見ていると、いつの間にか併用制という言葉に変わったと。そのときに聞いたらば、これは併用制は比例制に近いものだからという党の話だ、こう言ったんですね。その次は連用制になって、今度は並立制がいいと言う。かつて、並立制は断固認めぬ、こう言って、おまえは党の方針だと言っていたにもかかわらず、そう変わったのはどうしたんだ、こういう質問を受けました。はたと答えられなかったわけであります。
私は、今晩帰るのですが、またあすの晩行かなきゃならぬ。どう答えたらいいのかね。ひとつあなたに私は教えてもらいたい。
この発言だけを見る →さて、次にお尋ねしたいのは、よく私の顔を見ると、守旧派だと、おまえ中選挙区そのまま維持論だと。そうではないんです。私は実は比例代表制なんです、
この際、私は山花国務大臣に聞きたいのですが、せんだって私、地元に帰って、この政治改革について懇談会、座談会をしました。そこで質問を受けたのは、この前来たときは、三野君、おまえのところは比例代表が最も正しい、当面しょうがないから中選挙区で定数是正だと言ったなと。その後見ていると、いつの間にか併用制という言葉に変わったと。そのときに聞いたらば、これは併用制は比例制に近いものだからという党の話だ、こう言ったんですね。その次は連用制になって、今度は並立制がいいと言う。かつて、並立制は断固認めぬ、こう言って、おまえは党の方針だと言っていたにもかかわらず、そう変わったのはどうしたんだ、こういう質問を受けました。はたと答えられなかったわけであります。
私は、今晩帰るのですが、またあすの晩行かなきゃならぬ。どう答えたらいいのかね。ひとつあなたに私は教えてもらいたい。
山
山花貞夫#10
○山花国務大臣 三野委員も長年、政治改革、そして選挙制度の問題に取り組まれてまいりまして、たしか政党、社会党の中では選挙制度のプロジェクトの一員として、これまでの間のすべての討議に熱心に、ほとんど欠席することもなく参加されておったように記憶をしているところでございます。したがって、どの程度お話しするかということもありますけれども、せっかくの御質問ですから、必要ならば少し詳しくお話しさせていただきたいと思います。(三野委員「一言でいいよ、時間ないんだ」と呼ぶ)
今、比例代表ではなかったかということについては三野委員の御指摘のとおりだと思います。とりわけ五十年代、定数是正、中選挙区における一票の格差是正の問題が話題となって以来、当時から社会党の立場としては、政治改革の中の選挙制度の問題については、当面の改革、緊急の改革の課題と、あるべき将来の選挙制度と、こういうように仕分けをして議論をしてまいりました。当面の改革としては定数是正でやる、そして将来のあるべき選挙制度としては民意を反映する比例代表の制度と、こういうような仕分けをしてきたことについては御承知のとおりでございます。
そうしたことから、さきの国会のスタートする前の段階までは、一・五六だったと思いますけれども、全国中選挙区のもとにおける格差是正ということについて党の案を提出して、そしてこれまで議論をしてきたわけでありますけれども、その後の経過については詳細――時間節約という御注文ですからそうさせていただきたいと思いますけれども、国民の政治不信解消のために何としても政治改革を実現しなければならない、こうした立法府としての義務をそれぞれの政党が受けとめた中、社会党としても、さきの選挙に臨むに当たって、御指摘の議会制民主主義の復権ということのためには政権交代のある政治を実現しなければならない、こうした観点で全党的議論、地方の代表の議論なども踏まえた中、何としても政治改革については実現しなければならない、こうした観点から幾度か歩み寄っても解決をしなければならない。
もちろん、選挙制度の問題だけではなく、腐敗防止が優先である、そして政治資金の規制も、こうした議論も並行させる中で、選挙の結果審判を受けて、思い切った、苦しいことを覚悟しながら、政策の転換を図った次第でございまして、しかし全体としては、さきの選挙におきましても、政権交代を実現しよう、非自民の政権をつくり上げよう、こういう形で行ってきたわけでありますから、そうした意味におきましては、厳しいけれども国民の期待にこたえた選択であった、こういうように考えているところでございます。
閣僚としての立場よりも従来の党の立場について御質問もありましたので、若干説明をさせていただきました。
〔委員長退席、前田委員長代理着席〕
この発言だけを見る →今、比例代表ではなかったかということについては三野委員の御指摘のとおりだと思います。とりわけ五十年代、定数是正、中選挙区における一票の格差是正の問題が話題となって以来、当時から社会党の立場としては、政治改革の中の選挙制度の問題については、当面の改革、緊急の改革の課題と、あるべき将来の選挙制度と、こういうように仕分けをして議論をしてまいりました。当面の改革としては定数是正でやる、そして将来のあるべき選挙制度としては民意を反映する比例代表の制度と、こういうような仕分けをしてきたことについては御承知のとおりでございます。
そうしたことから、さきの国会のスタートする前の段階までは、一・五六だったと思いますけれども、全国中選挙区のもとにおける格差是正ということについて党の案を提出して、そしてこれまで議論をしてきたわけでありますけれども、その後の経過については詳細――時間節約という御注文ですからそうさせていただきたいと思いますけれども、国民の政治不信解消のために何としても政治改革を実現しなければならない、こうした立法府としての義務をそれぞれの政党が受けとめた中、社会党としても、さきの選挙に臨むに当たって、御指摘の議会制民主主義の復権ということのためには政権交代のある政治を実現しなければならない、こうした観点で全党的議論、地方の代表の議論なども踏まえた中、何としても政治改革については実現しなければならない、こうした観点から幾度か歩み寄っても解決をしなければならない。
もちろん、選挙制度の問題だけではなく、腐敗防止が優先である、そして政治資金の規制も、こうした議論も並行させる中で、選挙の結果審判を受けて、思い切った、苦しいことを覚悟しながら、政策の転換を図った次第でございまして、しかし全体としては、さきの選挙におきましても、政権交代を実現しよう、非自民の政権をつくり上げよう、こういう形で行ってきたわけでありますから、そうした意味におきましては、厳しいけれども国民の期待にこたえた選択であった、こういうように考えているところでございます。
閣僚としての立場よりも従来の党の立場について御質問もありましたので、若干説明をさせていただきました。
〔委員長退席、前田委員長代理着席〕
三
三野優美#11
○三野委員 あなたから見たら、わし、頭悪いんかね。頭悪いのは大体知っておるのだけれども、余計言うたら、初めの方がわかっても、後ろの方が入ったときにはもう前のが抜けているわ。機関銃みたいに言わぬと、ちょっと要点だけ言ってくれぬとわしはわからぬがな。いんで、あすの晩何と答えていいかわからぬ、今のは。
恐らくあなたは、今の質問の中で、情勢が変わったと、こう言ったんだ。そうなんでしょう。情勢が変わったということを言いたいんでしょう。どうなんですか。そこのところはどうなんですか。それだけ一言だけ言ってください。
この発言だけを見る →恐らくあなたは、今の質問の中で、情勢が変わったと、こう言ったんだ。そうなんでしょう。情勢が変わったということを言いたいんでしょう。どうなんですか。そこのところはどうなんですか。それだけ一言だけ言ってください。
山
三
三野優美#13
○三野委員 情勢が変わった、自民党政権が崩れた。私は、自民党政権崩さなきゃならぬと選挙中ずっと言ってきたわけです。そのときには連立政権ができるだろうと言った。連立政権ができて情勢が変わったから社会党も方針を変えた。もし何回か選挙をやっているうちに自民党政権に戻ったら、また社会党の方針変わるのですか、もとへ。そういう情勢が変わったということだけでなったら、そうなっちゃう。私は、こういう点からいうと、まことに困り果てているわけなんです。
きょうは時間ないですから、これ以上やっていたらばそれこそ党内論争みたいになっちゃうものですから、また改めてやりますが、二つ目に聞きたいのは、これは自民党にもお聞きします。
今度の制度は、小選挙区と比例との並立てすわな。それで、政府案も自民党案も小選挙区に立候補した人が比例選挙にも重複立候補は結構だ、こう言う。それでその場合に、法律の中で、比例選挙の当選者は、重複立候補の場合ですよ、小選挙区で当選者に最も近い、惜敗率というのか、あるいは言葉は別の言葉を使うかしらぬけれども、惜敗率でやると、それを当選者とする、こう言う。
そうなりますと、その選挙区によって、各党の力関係もあるけれども、候補者数が違いますと、小選挙区におけるこの惜敗率と今度は比例区での政党の支持率とのアンバランスが出てくるのです。率直に申しまして、私のところは全国的に五、六番目か七、八番目に社会党の支持率が高かったのです、今までは。候補者の出方によって、惜敗率というのは、残念ながら候補者のアンバラの関係で余り成績がよくなかったと。ところが比例区は非常に高かったと。投票するのは、有権者は政党に投票しているのですよ。政党の支持率が高いにもかかわらずそこは当選しないということも出てくる、これをやっちゃうとね。その矛盾について、政府案、自民党案、ちょっと一口でやってくださいね。私、余計言われると頭悪いからわからぬわ。
この発言だけを見る →きょうは時間ないですから、これ以上やっていたらばそれこそ党内論争みたいになっちゃうものですから、また改めてやりますが、二つ目に聞きたいのは、これは自民党にもお聞きします。
今度の制度は、小選挙区と比例との並立てすわな。それで、政府案も自民党案も小選挙区に立候補した人が比例選挙にも重複立候補は結構だ、こう言う。それでその場合に、法律の中で、比例選挙の当選者は、重複立候補の場合ですよ、小選挙区で当選者に最も近い、惜敗率というのか、あるいは言葉は別の言葉を使うかしらぬけれども、惜敗率でやると、それを当選者とする、こう言う。
そうなりますと、その選挙区によって、各党の力関係もあるけれども、候補者数が違いますと、小選挙区におけるこの惜敗率と今度は比例区での政党の支持率とのアンバランスが出てくるのです。率直に申しまして、私のところは全国的に五、六番目か七、八番目に社会党の支持率が高かったのです、今までは。候補者の出方によって、惜敗率というのは、残念ながら候補者のアンバラの関係で余り成績がよくなかったと。ところが比例区は非常に高かったと。投票するのは、有権者は政党に投票しているのですよ。政党の支持率が高いにもかかわらずそこは当選しないということも出てくる、これをやっちゃうとね。その矛盾について、政府案、自民党案、ちょっと一口でやってくださいね。私、余計言われると頭悪いからわからぬわ。
山
山花貞夫#14
○山花国務大臣 前段一言。情勢の変化ということについては、内外の情勢の変化、歴史の大きな情勢の変化というものを顔を背けないで真っ正面に見据えたということでありますので、一言つけ加えておきます。
今御指摘したような問題について、さまざまな選挙区と地域によって状況は違うと思いますけれども、トータル日本の選挙ということで考えた場合には、今回の並立制、双方二百五十ずつということにおきまして、今御指摘のような問題につきましても全体として解決する方向ということを示している、こう考えております。
この発言だけを見る →今御指摘したような問題について、さまざまな選挙区と地域によって状況は違うと思いますけれども、トータル日本の選挙ということで考えた場合には、今回の並立制、双方二百五十ずつということにおきまして、今御指摘のような問題につきましても全体として解決する方向ということを示している、こう考えております。
鹿
鹿野道彦#15
○鹿野議員 私どもの基本的な考え方は、何遍も申し上げておりますけれども、小選挙区そのものが軸でありまして、そして比例は補完的な役割だ、こういう位置づけてあります。そういう中で、比例の議席数というものはおのずとその中で配分されるわけでありますから、何らその点は問題がないもの、こういう考え方であります。
この発言だけを見る →三
三野優美#16
○三野委員 小選挙区と比例区をかみ合わす限りにおいては、やはり有権者の側からすれば、比例区は比例区なんです。小選挙区は小選挙区なんです。とりわけ政府案からいいますと私の矛盾というのは解決しないと思うのです。これはやはり私は再検討する必要があると思う。そうでなければ、香川において社会党の支持率高かった、普通であれば一議席入らなきゃならぬにもかかわらず候補者の立候補の状況によっては惜敗率でとれなかった、こういう矛盾が出てくる。ですから私は、この点についてはやはり問題があるということを指摘しておいて、再検討してもらいたい。
それから、次に申し上げておきたいのは、とりわけ並立制というのは、これは二大政党制なんです。そうでしょう。多党化だとかなんとかいうけれども、二大政党制は間違いない。もう既に公明党、民社党は政界再編を言っているのでしょう。どこと一緒になるかはまだわからぬけれども、恐らく大体想定できるところは新生党なりあるいはさきがけ、そういうのになるだろうと思いますよ。まあそれはわからぬ。わからぬけれども、二大政党制なんです。少なくとも二回、三回やっているうちに必ず二大政党制を志向しなければはじき出される、少数党は。これはもう間違いない。
その場合に、日本のような高学歴社会で一定程度文化水準も高くなった状況の中で、意識は多様化したと皆さん言っているわけでしょう。意識は多様化したんだと。この意識多様化した状況の中で、世論調査でもそうなんです、二大政党だけに組み入れようとするのは私はかなり無理がある。制度でもって国民の選択肢というものを狭めていくというのは、私は議会制民主主義からいったら大きな間違いがあると思うのですが、この点について、自民党の皆さん、どう考えます。
この発言だけを見る →それから、次に申し上げておきたいのは、とりわけ並立制というのは、これは二大政党制なんです。そうでしょう。多党化だとかなんとかいうけれども、二大政党制は間違いない。もう既に公明党、民社党は政界再編を言っているのでしょう。どこと一緒になるかはまだわからぬけれども、恐らく大体想定できるところは新生党なりあるいはさきがけ、そういうのになるだろうと思いますよ。まあそれはわからぬ。わからぬけれども、二大政党制なんです。少なくとも二回、三回やっているうちに必ず二大政党制を志向しなければはじき出される、少数党は。これはもう間違いない。
その場合に、日本のような高学歴社会で一定程度文化水準も高くなった状況の中で、意識は多様化したと皆さん言っているわけでしょう。意識は多様化したんだと。この意識多様化した状況の中で、世論調査でもそうなんです、二大政党だけに組み入れようとするのは私はかなり無理がある。制度でもって国民の選択肢というものを狭めていくというのは、私は議会制民主主義からいったら大きな間違いがあると思うのですが、この点について、自民党の皆さん、どう考えます。
鹿
鹿野道彦#17
○鹿野議員 私どもの、基本的な我が党の考え方は、いわゆる小選挙区そのものは二大政党志向であるということであります。その中で国としての意思決定を明確にしていく、あるいは速やかな意思決定をしていく、そこに政治の緊張感が生まれてくる、このようなことを目標といたしておるわけであります。ですから、そういう中で、しかし多様な民意の反映もさせなければならないだろうというふうなことにどうこたえていくかということの中で、比例を加味する、こういうふうな考え方をそこに持たせていただいているところであります。
この発言だけを見る →三
三野優美#18
○三野委員 それもやはり納得できませんね。そうはなりません。
次に、政治と金の問題について触れておきますが、まず、政府の側は四百十四億を政党交付金ということに決めましたね。この四百十四億というのは、もう説明されましたように、かつて三年間の千二百四十四億ですか、その分の三分の一だというのです。千二百四十四億が日本の議会政治にとって適当であるという理論的根拠を示してください。これだけ金まみれの政治の中で、なぜそれだけ要るの。
この発言だけを見る →次に、政治と金の問題について触れておきますが、まず、政府の側は四百十四億を政党交付金ということに決めましたね。この四百十四億というのは、もう説明されましたように、かつて三年間の千二百四十四億ですか、その分の三分の一だというのです。千二百四十四億が日本の議会政治にとって適当であるという理論的根拠を示してください。これだけ金まみれの政治の中で、なぜそれだけ要るの。
山
山花貞夫#19
○山花国務大臣 理論的根拠という御指摘でしたけれども、現実に新しい選挙の制度、政治資金の制度、腐敗防止の制度、そうした中での公的助成の導入でありますから、過去の実績ということを踏まえて算出したものでありまして、理論的な問題点からいうならば、あるべき姿としては、まずは総量を規制すること、全体のお金の量を規制すること、そして透明性の問題あり、そして個人献金をできるだけふやす、こうしたテーマなどを念頭に置きながら、現実解決のテーマとしては過去の実績ということを基準として算出したものであります。
この発言だけを見る →三
三野優美#20
○三野委員 過去の実績だけで、理論的な根拠ではない。過去の実績といえば、国民の側から見ると、もう既に金まみれではないのか政治が。
そこで、金が要らない政治というのは考えられないかと言ったら、この前自民党は小選挙区を出してきて、小選挙区を入れますと金は要りませんよと。今ちょっと委員長がわっていますけれども、かつて自民党時代のときに委員長は、三分の一ぐらいに減るかと言ったら、いや五分の一だ、こう言ったのです。覚えているでしょう。津島先生は、減ることは減るんだけれども、個人のが減って、政党のがふえてしまうだろうなとちょっと逃げていたけれども、それでも減るということは認めたのです。今度も小選挙区が入るのです。減さなければならぬ、減るんだ。今のやつは、過去の実績だけを基準として、理論的根拠はない。やはり今までのような金まみれの政治を続けていくということなんでしょう。そうしか考えられないのです。私は、この点についてはおかしいと思う。
そして、この際聞いておきますが、よその党のことを聞くのはまずいですから、四百十四億で、今の社会党の得票数及び議員数からいったら、社会党に幾らくれます、配分されますか。
この発言だけを見る →そこで、金が要らない政治というのは考えられないかと言ったら、この前自民党は小選挙区を出してきて、小選挙区を入れますと金は要りませんよと。今ちょっと委員長がわっていますけれども、かつて自民党時代のときに委員長は、三分の一ぐらいに減るかと言ったら、いや五分の一だ、こう言ったのです。覚えているでしょう。津島先生は、減ることは減るんだけれども、個人のが減って、政党のがふえてしまうだろうなとちょっと逃げていたけれども、それでも減るということは認めたのです。今度も小選挙区が入るのです。減さなければならぬ、減るんだ。今のやつは、過去の実績だけを基準として、理論的根拠はない。やはり今までのような金まみれの政治を続けていくということなんでしょう。そうしか考えられないのです。私は、この点についてはおかしいと思う。
そして、この際聞いておきますが、よその党のことを聞くのはまずいですから、四百十四億で、今の社会党の得票数及び議員数からいったら、社会党に幾らくれます、配分されますか。
山
山花貞夫#21
○山花国務大臣 この問題については、その時点における党所属の議員の数ということでありますから、私としては、党の本部の方の財政問題について、そこまで計算はしておりません。もし必要ならば、党に問い合わせしていただければと思います。
この発言だけを見る →三
三野優美#22
○三野委員 私は、提案する限りにおいては、今の政治勢力のもとにおいて、自民党に幾ら行く、百何は行きますね、社会党に幾ら行く、公明、民社、さきがけに幾ら行くというのはやはりわかっているわけですな。だから聞いているわけです。八十億近いのじゃないですか。そう私は思います。自民党は百何億になりますね。
そうしますと、私は考えてみると、いわば政党の運営費というものが税金でほとんど賄われる。党によれば一年間の予算よりももっと余計もらえる。こんなことを有権者、国民、納税者は何で納得しますか。ですから、自民党案も含めて、これは私は後からまた触れますけれども、撤回すべきだと思うのです。これはおかしい。これが一つです。
しかも、党の政治活動が必要なんだというならば、今我々は国会議員一人当たり立法調査費はそれぞれもらっているでしょう。七百八十万でしょう、年間。七百八十万もらっているわけです。これは党に行っているわけでしょう。それで、政策活動がまだ不十分だというならば、立法調査費を私は再検討すべきだと思うのです。
しかも、公的資金というのは政党に渡すなどと憲法には書いていない。憲法は、議員活動を保障すると書いているのです。したがって、私は、公的というならば、それは政党も公的なことでしょう。しかし、法律上は規定されていないのです。政党がないのですからね。そうすると、選挙活動は公的な資金ですから、私は言っているように、前から言っているのですが、選挙活動に私は援助すべきだ。そして、きのうも出たけれども、婦人も一般勤労者も中小企業者もだれでもが立候補できるような状況をつくる。ただ、むやみに立候補されたら困りますから、法定得票数を上げたらいいのですよ。
選挙費用を使うのは、一体幾らが適当なのか。三千万とするならば、一千万補助しましょう、一千万は陣中見舞いやカンパでしなさい、一千万は自分の金でやりなさい、そういうことでやるべきでしょう。にもかかわらず、本来政党にするということになると、しかも今度の仕組みというのは既成政党なんです。これだけ複雑な状況の中でさまざまな意見があるのに、新しい政治勢力から立候補できない。それを締め出すという法案でしょう。
だから、これは、政府案も自民党案も私は撤回を求めたいと思う。こんなことをやっていたらば、必ず間違いなしに私は住民訴訟が起こると思いますよ。ですから、その点について、まず自民党どう思いますか。
この発言だけを見る →そうしますと、私は考えてみると、いわば政党の運営費というものが税金でほとんど賄われる。党によれば一年間の予算よりももっと余計もらえる。こんなことを有権者、国民、納税者は何で納得しますか。ですから、自民党案も含めて、これは私は後からまた触れますけれども、撤回すべきだと思うのです。これはおかしい。これが一つです。
しかも、党の政治活動が必要なんだというならば、今我々は国会議員一人当たり立法調査費はそれぞれもらっているでしょう。七百八十万でしょう、年間。七百八十万もらっているわけです。これは党に行っているわけでしょう。それで、政策活動がまだ不十分だというならば、立法調査費を私は再検討すべきだと思うのです。
しかも、公的資金というのは政党に渡すなどと憲法には書いていない。憲法は、議員活動を保障すると書いているのです。したがって、私は、公的というならば、それは政党も公的なことでしょう。しかし、法律上は規定されていないのです。政党がないのですからね。そうすると、選挙活動は公的な資金ですから、私は言っているように、前から言っているのですが、選挙活動に私は援助すべきだ。そして、きのうも出たけれども、婦人も一般勤労者も中小企業者もだれでもが立候補できるような状況をつくる。ただ、むやみに立候補されたら困りますから、法定得票数を上げたらいいのですよ。
選挙費用を使うのは、一体幾らが適当なのか。三千万とするならば、一千万補助しましょう、一千万は陣中見舞いやカンパでしなさい、一千万は自分の金でやりなさい、そういうことでやるべきでしょう。にもかかわらず、本来政党にするということになると、しかも今度の仕組みというのは既成政党なんです。これだけ複雑な状況の中でさまざまな意見があるのに、新しい政治勢力から立候補できない。それを締め出すという法案でしょう。
だから、これは、政府案も自民党案も私は撤回を求めたいと思う。こんなことをやっていたらば、必ず間違いなしに私は住民訴訟が起こると思いますよ。ですから、その点について、まず自民党どう思いますか。
津
津島雄二#23
○津島議員 三野委員の、政党助成については国民の立場に立って真剣に考えなければいけないというお気持ちはよくわかるのでありますけれども、これまでの御議論から御理解いただけるように、私どもは、政治資金全体をこれによって従来どおりの姿で確保したいという気持ちは持っておりません。前回も答弁いたしましたように、全体としては抑制の方向へ行かなければならない。しかし、その中で、政党が本来果たすべき役割というものを考えた場合に、もっともっと有権者のために私どもはやるべきことがあると思っております。
政党の政策をきちっと草の根に伝えていくということは、何も政党のためにだけいいわけでなくて、有権者がしっかりした判断をしてもらうために絶対必要なことであります。その点において、甚だこれまで不足であったという反省もあるわけでございまして、そのような意味で、国民の御理解をいただける範囲内で政党活動を充実させていただきたい、こういうことを申し上げておるわけであります
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三
三野優美#24
○三野委員 これは理解できませんね。立法調査費なり、選ばれた議員がそれぞれ活動してくださいよ。その議員に対して活動費を出すことについては理屈が立っていると私は思いますけれども、こんなものは理屈は立ちません。
それからもう一つ申し上げますが、小選挙区をやった場合に、私はここにおる人は買収選挙をやらぬと思いますが、この間の選挙でも買収選挙あったね。私の選挙区でも、これは言いにくいけれども、秘書が逮捕された、私設秘書が。今度の法律だと、あれは私設秘書もだめなんでしょう。公民権停止にするのでしょう。自民党、どうですか、あれはもうやめろと勧告したらどうですか。山下先生のところもあるみたいだけれどもね。
例えば、あってはならぬことだけれども、毎回買収選挙はある。五人区で八人立候補して一票買収した場合には、その効果は八分の一なり五分の一なんです。三人区で五人が立候補して買収したときには五分の一なり三分の一なんだ。一人区で一票買収したらば、一票の買収が二票にはね返ってくるわけですね、相手の票がこちらへ来るのですから。最も買収的効果が起こりやすい。そこに一人区の危険性があるということは、私はやはりしばしば問題にされていると思うのです。そのことについて、奄美の先生、そう思いませんか。
この発言だけを見る →それからもう一つ申し上げますが、小選挙区をやった場合に、私はここにおる人は買収選挙をやらぬと思いますが、この間の選挙でも買収選挙あったね。私の選挙区でも、これは言いにくいけれども、秘書が逮捕された、私設秘書が。今度の法律だと、あれは私設秘書もだめなんでしょう。公民権停止にするのでしょう。自民党、どうですか、あれはもうやめろと勧告したらどうですか。山下先生のところもあるみたいだけれどもね。
例えば、あってはならぬことだけれども、毎回買収選挙はある。五人区で八人立候補して一票買収した場合には、その効果は八分の一なり五分の一なんです。三人区で五人が立候補して買収したときには五分の一なり三分の一なんだ。一人区で一票買収したらば、一票の買収が二票にはね返ってくるわけですね、相手の票がこちらへ来るのですから。最も買収的効果が起こりやすい。そこに一人区の危険性があるということは、私はやはりしばしば問題にされていると思うのです。そのことについて、奄美の先生、そう思いませんか。
保
保岡興治#25
○保岡議員 その点については、本会議の私の代表質問、ここでの答弁でも申し上げておりますけれども、小選挙区になれば私たちの政治がよくなるいろんないい面もたくさんありますが、今三野委員が指摘のような危険性もあるわけですから、その点については、今後、政党活動あるいはお互いの政治家としての倫理、こういったものをきちっとするということが制度を生かす前提だということだと思います。
この発言だけを見る →三
三野優美#26
○三野委員 私はこういうふうに申し上げておきたいと思うのです、政党資金の問題。きのうのある社の世論調査見ましたか。見たでしょうね。確かに細川政権に対する支持率は高い、七十何%。それでもなおかつ、支持する政党なし三五・四%。これほど、支持する政党なし三五・四%、この人たちは税金を納めている。支持する政党がないにもかかわらずそこに税金が行く、こんなことは許されませんよ。
ですから、私はもうこれ以上申し上げませんが、ぜひ撤回して、再検討してもらいたい。特にこの公的資金の問題については、絶対に国民は承知しないであろうということを申し上げておきたいと思います。私はそのことを申し上げて、終わりますけれども、その点について、最後にひとつ政治改革担当。
この発言だけを見る →ですから、私はもうこれ以上申し上げませんが、ぜひ撤回して、再検討してもらいたい。特にこの公的資金の問題については、絶対に国民は承知しないであろうということを申し上げておきたいと思います。私はそのことを申し上げて、終わりますけれども、その点について、最後にひとつ政治改革担当。
山
山花貞夫#27
○山花国務大臣 今回の法案は、何より求められた腐敗防止のための施策などを含めて、一体として実現しようとしているものでありまして、この公的助成の法案について撤回することは考えておりません。
同時に、今委員御質問の問題は、政党の問題と政治家個人の問題、あくまでも個人本位の中選挙区制という立場から変わっていこうということでありますから、そういう政党中心の政治に変えていくという全体的な見地から御検討をいただきたい、こう思っております。
この発言だけを見る →同時に、今委員御質問の問題は、政党の問題と政治家個人の問題、あくまでも個人本位の中選挙区制という立場から変わっていこうということでありますから、そういう政党中心の政治に変えていくという全体的な見地から御検討をいただきたい、こう思っております。
三
前