本会議

1998-04-14 衆議院 全52発言

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会議録情報#0
平成十年四月十四日(火曜日)
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 議事日程 第十八号
  平成十年四月十四日
    午後一時開議
 第一 原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とグレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件
 第二 民生用国際宇宙基地のための協力に関するカナダ政府、欧州宇宙機関の加盟国政府、日本国政府、ロシア連邦政府及びアメリカ合衆国政府の間の協定の締結について承認を求めるの件
 第三 社会保険労務士法の一部を改正する法律案(内閣提出)
 第四 商品取引所法の一部を改正する法律案(内閣提出、参議院送付)
 第五 原子力基本法及び動力炉・核燃料開発事業団法の一部を改正する法律案(内閣提出)
 第六 裁判所法の一部を改正する法律案(内閣提出)
 第七 司法試験法の一部を改正する法律案(内閣提出)
    …………………………………
  一 国務大臣の演説(経済対策について)に対する質疑
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○本日の会議に付した案件
 山下徳夫君の故議員愛野興一郎君に対する追悼演説
 日程第一 原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とグレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件
 日程第二 民生用国際宇宙基地のための協力に関するカナダ政府、欧州宇宙機関の加盟国政府、日本国政府、ロシア連邦政府及びアメリカ合衆国政府の間の協定の締結について承認を求めるの件
 日程第三 社会保険労務士法の一部を改正する法律案(内閣提出)
 日程第四 商品取引所法の一部を改正する法律案(内閣提出、参議院送付)
 日程第五 原子力基本法及び動力炉・核燃料開発事業団法の一部を改正する法律案(内閣提出)
 日程第六 裁判所法の一部を改正する法律案(内閣提出)
 日程第七 司法試験法の一部を改正する法律案(内閣提出)
 衆議院事務局職員定員規程の一部を改正する規程案(議院運営委員長提出)
 衆議院法制局職員定員規程の一部を改正する規程案(議院運営委員長提出)
 国務大臣の演説(経済対策について)に対する質疑

    午後一時四分開議
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伊藤宗一郎#1
○議長(伊藤宗一郎君) これより会議を開きます。
     ————◇—————
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伊藤宗一郎#2
○議長(伊藤宗一郎君) 御報告することがあります。
 議員愛野興一郎君は、去る三月二十日逝去されました。まことに哀悼痛惜の至りにたえません。
 愛野興一郎君に対する弔詞は、議長において去る四月十日既に贈呈いたしております。これを朗読いたします。
    〔総員起立〕
衆議院は 多年憲政のために尽力し 特に院議をもってその功労を表彰され さきに文教委員長外務委員長石炭対策特別委員長の要職につき また国務大臣の重任にあたられた懲罰委員長議員正三位勲一等愛野興一郎君の長逝を哀悼し つつしんで弔詞をささげます
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 故議員愛野興一郎君に対する追悼演説
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伊藤宗一郎#3
○議長(伊藤宗一郎君) この際、弔意を表するため、山下徳夫君から発言を求められております。これを許します。山下徳夫君。
    〔山下徳夫君登壇〕
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山下徳夫#4
○山下徳夫君 ただいま議長から御報告がございましたとおり、本院議員愛野興一郎先生は、去る三月二十日、郷里佐賀県鹿島市の御自宅において、肝不全のためその生涯を閉じられました。六十九年の生涯、幾多の艱苦をはねのけてこられた凜烈の闘志も病魔には勝てず、生命の炎は余りにも早く燃え尽きてしまいました。
 殊に、あなたの衆議院在職二十五年表彰記念の祝賀会が佐賀市で盛大に行われてわずか五日後のことだけに、突然の訃報に接したとき、ただただ驚愕と愁傷とで言う言葉もありませんでした。
 私があなたと最後にお会いしたのは、二月の下旬に病院を訪ねたときのことでした。私が病室に入ると、あなたはベッドから起き上がり、御不自由なお体にもかかわらず、冷蔵庫からジュースを取り出してみずからグラスに注いでくださいました。しばし懇談の後、帰り際にあなたの手を握り、「佐賀県ではあなたと私が先輩格になってしまいましたな、たとえ政党は異にしていても二人で力を合わせていけば郷里の人たちも喜んでくれるでしょうな」と語りかけると、私の手を握り返し、感情を込めて「ありがとう、ありがとう」と言われました。
 今、御生前の遺徳を追慕して永訣の辞をささげるとき、得がたい友を失った寂寥のみが骨身にしみるばかりであります。まして、あらん限りの御看病に当たられた奥様を初め、御遺族の胸中をお察しするとき、お慰め申し上げる言葉もございません。
 私はここに、ありし日のあなたの面影をしのび、諸君の同意を得て、議員一同を代表し、万斛の思いを込めて哀悼の言葉をささげます。拍手
 あなたは、昭和三年、父時一郎氏、母すみれ様の長男として、神奈川県横浜市にお生まれになりました。父君は、故三木武夫元首相の一期先輩に当たられ、帝国議会当時から、人格、識見ともにすぐれ、郷土の誇る政治家として御活躍なさいました。また、現在佐賀県を中心にバス事業を展開している祐徳自動車の創業者としても知られ、公共性の高い交通事業を通じて地域住民に多大な貢献を果たされた方でもございます。
 愛野先生は、このように偉大な父君の教えと賢夫人の誉れ高い御母堂の薫陶を受けながら少年時代を過ごされ、旧制鹿島中学校を経て中央大学法学部に進まれました。学生時代は、文武両道をモットーに、学業に励まれる傍ら特技の柔道にも激しいけいこを積まれました。その腕前は六段で、卒業してからも、忙しい中、母校の後輩たちの指導に当たられたのであります。
 昭和二十六年、大学を卒業されたあなたは、社会人修業のため、父君の友人が経営される運送会社に勤められました。そこでの仕事はまさに修業という名にふさわしく、漁船から水揚げされた魚をトラックで運ぶのが主な仕事で、船が入ると、真夜中の午前三時には起き出て、長靴を履き、腰に手かぎを下げて、船着き場での作業に従事されたのであります。それが一段落すると、事務所に一人残って、明け方まで細かな給料の計算等を担当されるなど、大変厳しいものでありました。このみずから汗して得るお金のとうとさを身をもって知らされた先生は、不労所得のかけごとには一切手を出されませんでした。このような厳しい生活の中でも、仕事仲間としょうちゅうを酌み交わしながら将来の夢を語り合うことを楽しみにしておられたと伺っているのであります。このときの苦しくも楽しい体験が、政治家愛野先生の原点の一つになったことだと存じます。
 その後、父君の急逝により、地元鹿島市に戻って家業の経営に当たられることになりましたが、今日、これらの事業はすべて順調に拡張の一途をたどっております。その基本は、あなたが事に処するに知略を用いず、才に走らず、ひたすらなる誠実をもって携わってこられたその結実であり、何よりも祐徳バスの車体に誠の字を稲穂で包んだ図柄の社章が大きく描かれていることでも明らかであります。
 あなたは、父君から、常々政治家として跡を継げと言われたことはなかったそうでありますが、ただ、息を引き取られる間際に初めて、「政治家になって世のために働け」と一言言われたと伺っております。
 この父君の期待にこたえて、昭和四十三年、佐賀県議会議員としてその第一歩を踏み出され、次いで、昭和四十七年、第三十三回総選挙に自由民主党公認として勇躍出馬し、見事本院に議席を得られたのであります。
 国政の壇上に立たれてからは、父親譲りの才覚と県会議員時代から培われてこられた卓越した行動力と洞察力、さらに経営者として会得された決断力と危機管理能力なども十分に駆使して国政の審議に携わってこられました。
 初当選から五年後の昭和五十二年には、福田内閣の外務政務次官に抜てきされ、時の園田外務大臣とともに、日中友好条約の締結に尽力されました。
 その後、第二次大平内閣の総務副長官、本院の文教委員長、外務委員長、また、自由民主党においては内閣部会長、政務調査会副会長などの要職を務められ、平成元年一月には、竹下内閣の経済企画庁長官に就任されましたが、その在任中は、消費税導入に伴う便乗値上げの抑制等に非常に御苦労されたのであります。
 また、とりわけ尽力されたのは、国会冒頭の経済演説で説かれました、真に豊かさを実感できる国民生活の実現についてでありました。これは、年間労働時間の短縮と雇用安定対策、居住環境の改善、さらには地方の創意工夫を生かした地域経済の活性化対策等の諸施策から成り、そのいずれをとっても国政の根幹に触れる重要な課題ばかりでありましたが、それらの実現に積極的かつ早急に取り組む必要のあることを強く強く主張しておられたのが、ついこの間のように思い出されてなりません。
 また、あなたは、一貫して政治改革の実現に情熱を燃やしてこられました。あなたはこのことを、「金がかからず、権力に左右されず、しかも政官財の癒着のない、正義感をモットーとする政治をつくることだ」こう決意表明の中でも述べられております。
 いつか先生に、「テレビはどんなものを見るの」とお尋ねしたところ、あなたはオウム返しに、「水戸黄門のような時代劇やアメリカの西部劇が大好きですな、なぜならば、必ず正義が勝つから後味がいいですよね」こう答えられたことを私は今でも忘れておりません。
 このようにあなたは、武道で培われた愛国心を基盤に、一言千鈞ともいうべき鉄壁の信義、上下を隔てぬ温かい義理人情をわきまえ、真に涙を知る人でもありました。あなたの歌も折に触れて聞かせてもらいましたが、得意な歌は人情物が多く、特に「柔道一代」はあなたの持ち歌の中でも最も愛唱された歌であり、この歌をほほを染めて歌われるときこそ、真に人の情けを知るあなたの偽らざる姿でありました。拍手
 先生はこの後、平成四年、自由民主党政治改革本部の政治倫理部会長に就任され、すべての国会議員を対象とした資産公開制度の導入、政治倫理審査会の積極的活用を熱っぽく主張されたのもそのゆえんであったのでありましょう。その成果の一つが、その年の十二月に制定された政治倫理確立のための国会議員の資産公開法であったことは、改めて申し上げるまでもありません。
 平成五年の総選挙に当たって、先生は、政治改革の新しい風を起こすべく、新たな保守勢力づくりへの第一歩を踏み出すとの強い決意を固めて、新生党の結党に尽力されました。その後、新進党、「国民の声」を経て民政党の結党に参画されましたが、また、期を一にして院においても衆議院懲罰委員長としてその重責を果たされたのであります。
 この間、愛野先生は終始一貫して「政治に愛を、政策に真心を」という信念を胸に、連続九期の議員活動を続けてこられました。
 そして、昨年十月には、この議場で、議員在職二十五年の永年表彰の栄誉をお受けになられました。先生はその謝辞で、「二十一世紀は茨の道か、薔薇の花咲く道なのか、極端に激しい変化の時代では皆目見当がつかない。私は二十五周年を迎え、若き政治家の諸君が今こそ、この日本国を有史以来の美しい栄光ある国たらしむべく、一生懸命頑張ってくれるよう私も政治生命の続く限り応援をして行きたい」と述べておられます。
 まさに、この言葉こそが、政治家愛野先生の御心情をあらわしたものでありましたが、その生涯を政治にかけて残された数々の御功績は、光彩陸離として後世まで語り継がれることでありましょう。拍手
 今や、我が国をめぐる内外の諸情勢は激しく揺れ動いており、かつて経験したことのないような幾多の試練や難問に直面いたしております。それゆえ、我々立法府に課せられた使命と責任は極めて重くかつ大きくなっている現在、愛野先生のような有為な政治家を失ったことは返す返すも残念であり、惜しみてもなお余りあると申さざるを得ません。
 今はもう、この議場で、愛野先生のあの温顔に接することも、そのお声を聞くこともかないません。まことに痛恨のきわみであります。
 最後に、私は、長きにわたってあなたを苦しめた病魔を心から憎みます。そして、その憎むべき病魔と最後までけなげに対決してこられたあなたに賞賛と敬意の念を表し、この病魔の撲滅に向かって、我々一同も全力を挙げて取り組むことをかたくお誓い申し上げます。
 ここに、哀悼の言葉を連ね、満堂の同僚諸君とともに心からなる御冥福をお祈りして、追悼の辞といたします。拍手
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 日程第一 原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とグレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件
 日程第二 民生用国際宇宙基地のための協力に関するカナダ政府、欧州宇宙機関の加盟国政府、日本国政府、ロシア連邦政府及びアメリカ合衆国政府の間の協定の締結について承認を求めるの件
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伊藤宗一郎#5
○議長(伊藤宗一郎君) 日程第一、原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とグレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件、日程第二、民生用国際宇宙基地のための協力に関するカナダ政府、欧州宇宙機関の加盟国政府、日本国政府、ロシア連邦政府及びアメリカ合衆国政府の間の協定の締結について承認を求めるの件、右両件を一括して議題といたします。
 委員長の報告を求めます。外務委員長中馬弘毅君。
    〔中馬弘毅君登壇〕
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中馬弘毅#6
○中馬弘毅君 ただいま議題となりました両件につきまして、外務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 まず、日英原子力協定について申し上げます。
 日英両国政府は、昭和四十三年に現行原子力協定を締結しましたが、現行の原子力協定が本年十月に終了するのに伴い、現行原子力協定締結後の原子力利用の分野における進展を反映させることが適切であることを認識し、昨年より交渉を重ねた結果、平成十年二月二十五日、東京において本協定の署名が行われました。
 本協定は、核物質等は平和的非爆発目的にのみ使用されること、核物質等の供給を行うに当たっては、我が国については我が国と国際原子力機関との間の保障措置協定、英国については英国、欧州原子力共同体及び国際原子力機関の間の保障措置協定がそれぞれ実施されていることを条件とすること、この協定の適用を受ける核物質は一定の水準に従って防護の措置がとられること等について規定しております。
 次に、新宇宙基地協力協定について申し上げます。
 これまで宇宙基地に関する国際協力は、平成四年一月に効力を生じた現行協定の枠組みのもと、アメリカ合衆国、欧州参加主体、カナダ及び我が国により進められてまいりました。
 平成五年十二月、現行協定の四つの参加主体がロシアに対し宇宙基地協力への参加を招請し、ロシアがこれを受け入れたことから、ロシアを加えた新たな枠組みについての交渉が行われ、その結果、ロシアを加えた五つの参加主体の間で新たな協定について合意が見られ、平成十年一月二十九日、ワシントンにおいて、我が国を含む十五カ国が本協定に署名をいたしました。
 本協定は、ロシアの参加に伴う所要の改正等を現行協定に加えたものであり、その主な内容は、
 各参加主体は、自己が提供する飛行要素を宇宙物体として登録し、登録する要素及び宇宙基地上の自国民に対して管轄権を保持すること、
 宇宙基地の運営は多数者間で行うこと、
 参加国は、宇宙基地協力活動から生ずる損害について一定の場合を除き損害賠償責任に関する請求を相互に放棄すること
等であります。
 日英原子力協定は、去る三月二十七日外務委員会に付託され、四月一日小渕外務大臣から提案理由の説明を聴取した後、質疑を行い、同日質疑を終了いたしました。次いで、十日討論の後、採決を行いました結果、多数をもって承認すべきものと議決した次第であります。
 また、新宇宙基地協力協定は、四月一日外務委員会に付託され、同日小渕外務大臣から提案理由の説明を聴取し、十日質疑を行い、討論の後、引き続き採決を行いました結果、本件は多数をもって承認すべきものと議決した次第であります。
 以上、御報告申し上げます。拍手
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伊藤宗一郎#7
○議長(伊藤宗一郎君) 両件を一括して採決いたします。
 両件を委員長報告のとおり承認するに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
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伊藤宗一郎#8
○議長(伊藤宗一郎君) 起立多数。よって、両件とも委員長報告のとおり承認することに決まりました。
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 日程第三 社会保険労務士法の一部を改正する法律案(内閣提出)
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伊藤宗一郎#9
○議長(伊藤宗一郎君) 日程第三、社会保険労務士法の一部を改正する法律案を議題といたします。
 委員長の報告を求めます。労働委員長田中慶秋君。
    〔田中慶秋君登壇〕
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田中慶秋#10
○田中慶秋君 ただいま議題となりました社会保険労務士法の一部を改正する法律案について、労働委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 本案は、社会保険労務士試験の試験事務の全国社会保険労務士会連合会への委託、社会保険労務士の行う事務の範囲の明確化等の措置を講じようとするものであります。
 その主な内容は、
 第一に、主務大臣は、社会保険労務士試験の実施に関する事務を、合格の決定に関するものを除き、全国社会保険労務士会連合会に行わせることができることとしております。
 第二に、試験事務を同連合会に行わせる場合における、その適正な実施確保のための規定を整備することとしております。
 第三に、社会保険労務士の業務を拡充して、社会保険労務士が労働社会保険諸法令に基づく不服申し立てに関する代理を行うことができること等、制度の充実を図ることとしております。
 本案は、去る四月七日労働委員会に付託され、翌八日伊吹労働大臣から提案理由を聴取し、同月十日の委員会において全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと議決した次第であります。
 以上、御報告申し上げます。拍手
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伊藤宗一郎#11
○議長(伊藤宗一郎君) 採決いたします。
 本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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伊藤宗一郎#12
○議長(伊藤宗一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
     ————◇—————
 日程第四 商品取引所法の一部を改正する法律案(内閣提出、参議院送付)
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伊藤宗一郎#13
○議長(伊藤宗一郎君) 日程第四、商品取引所法の一部を改正する法律案を議題といたします。
 委員長の報告を求めます。商工委員長斉藤斗志二君。
    〔斉藤斗志二君登壇〕
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斉藤斗志二#14
○斉藤斗志二君 ただいま議題となりました法律案につきまして、商工委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 本案は、先物取引を行う商品取引市場をめぐる内外の経済的環境の変化に対応し、我が国の商品市場の健全な発展を図るため、委託者保護の強化を図りつつ、商品先物市場の利便性及び信頼性を向上させるための措置を講じようとするものであります。
 第一の利便性の向上につきましては、商品の試験上場について許認可基準を緩和するとともに、商品取引員の許可制度の改善、委託手数料の自由化等を行うこと、
 第二の信頼性の向上につきましては、一般委託者に対る不適当な勧誘の禁止等を行うとともに、自主規制機関である商品先物取引協会の機能を整備すること、さらに商品取引所の中に市場取引監視委員会を設置をすること
等を主な内容とするものであります。
 本案は、去る四月八日本委員会に付託され、同月十日堀内通商産業大臣から提案理由の説明を聴取し、質疑を行った後、討論を行い、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと議決いたしました。
 なお、本案に対し附帯決議が付されました。
 以上、御報告いたします。拍手
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伊藤宗一郎#15
○議長(伊藤宗一郎君) 採決いたします。
 本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
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伊藤宗一郎#16
○議長(伊藤宗一郎君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
     ————◇—————
 日程第五 原子力基本法及び動力炉・核燃料開発事業団法の一部を改正する法律案(内閣提出)
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伊藤宗一郎#17
○議長(伊藤宗一郎君) 日程第五、原子力基本法及び動力炉・核燃料開発事業団法の一部を改正する法律案を議題といたします。
 委員長の報告を求めます。科学技術委員長大野由利子君。
    〔大野由利子君登壇〕
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大野由利子#18
○大野由利子君 ただいま議題となりました原子力基本法及び動力炉・核燃料開発事業団法の一部を改正する法律案につきまして、科学技術委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 本案は、動力炉・核燃料開発事業団がたび重なる事故やその後の虚偽報告等により国民の信頼を失墜したことから、同事業団の抜本的な改革を図るため、その業務を整理縮小するとともに、経営の刷新や機能強化を図り、核燃料サイクルの技術的な確立に向けた開発やこれに必要な研究を行う法人に改組するなどの措置を講ずるもので、その主な内容は、
 第一に、改組後の法人の名称を核燃料サイクル開発機構に改めることとしております。
 第二に、原子力施設の立地地元重視の観点から、同機構の主たる事務所を茨城県に置くこととしております。
 第三に、業務運営の透明性を確保し社会等との乖離を未然に防止するため、同機構に、内閣総理大臣の認可を受けて理事長が任命する十五人以内の委員により構成される運営審議会を設置することとしております。
 第四に、同機構は、これまで同事業団が行ってきた業務のうち、新型転換炉に関する開発、ウラン濃縮を含む核燃料物質の生産を行う等の業務を整理縮小することとし、核燃料サイクルを技術的に確立するために必要な、高速増殖炉、核燃料物質の再処理、高レベル放射性廃棄物の処理及び処分等に関する開発並びにこれらに必要な研究を行うとともに、その成果の普及等の業務を行うこととしております。
 なお、縮小することとなる新型転換炉に関する開発等の業務は、同機構の業務の特例として、適切な期限を設けて業務の廃止に向けた準備を行うとともに、その後においても、当分の間、それら業務に伴い発生した放射性廃棄物を管理する業務、施設を廃止する業務やその措置に関する技術の開発等を行うこととしております。
 第五に、同機構は、その業務を行うに当たっては、安全の確保を旨としてこれを行い、適切な情報の公開により業務の透明性を確保するとともに、適正かつ効率的な運営に努めなければならないこととしております。
 第六に、同機構の業務は、原子力委員会の議決を経て内閣総理大臣が定める基本方針に従って実施されなければならないこととしております。
 第七に、この法律は、公布の日から起算して六月を超えない範囲内において政令で定める日から施行することとしております。
 ただし、同事業団の役員に関する経過措置等についての規定は、公布の日から施行することとしております。
 本案は、去る二月十日本院に提出され、三月二十七日本会議において趣旨説明及び質疑が行われた後、同日本委員会に付託されました。
 委員会におきましては、同二十七日谷垣国務大臣から提案理由の説明を聴取し、四月一日から質疑に入り、同月六日、八日の両日には茨城県及び福井県に委員を派遣し、いわゆる地方公聴会を開催し、現地において意見を聴取いたしました。
 同月十日質疑を終了いたしましたところ、民友連の辻一彦さん外二名及び平和・改革の斉藤鉄夫さんから、それぞれ同機構の情報公開に関する修正案が提出されました。原案及び修正案について討論を行い、採決の結果、修正案はいずれも否決され、本案は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと議決した次第であります。
 なお、本案に対し附帯決議が付されました。
 以上、御報告申し上げます。拍手
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伊藤宗一郎#19
○議長(伊藤宗一郎君) 採決いたします。
 本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
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伊藤宗一郎#20
○議長(伊藤宗一郎君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
     ————◇—————
 日程第六 裁判所法の一部を改正する法律案(内閣提出)
 日程第七 司法試験法の一部を改正する法律案(内閣提出)
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伊藤宗一郎#21
○議長(伊藤宗一郎君) 日程第六、裁判所法の一部を改正する法律案、日程第七、司法試験法の一部を改正する法律案、右両案を一括して議題といたします。
 委員長の報告を求めます。法務委員長笹川堯君。
    〔笹川堯君登壇〕
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笹川堯#22
○笹川堯君 ただいま議題となりました両案について、法務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 初めに、裁判所法の一部を改正する法律案について申し上げます。
 本案は、時代の要請に適応した法曹養成制度を構築する観点から、司法修習生の修習期間を短縮するほか、司法修習生が国庫から給与を受ける期間について所要の改正を行おうとするもので、その主な内容は、
 第一に、司法修習生の修習期間を少なくとも一年六月とすること、
 第二に、司法修習生が国庫から給与を受ける期間に関し、修習のため通常必要な期間として最高裁判所が定める期間を超える部分を除外すること
等であります。
 次に、司法試験法の一部を改正する法律案について申し上げます。
 本案は、司法試験第二次試験の試験科目の適正化を図るため、論文式による試験及び口述試験の試験科目について所要の改正を行おうとするもので、その主な内容は、
 第一に、論文式による試験の試験科目について民事訴訟法及び刑事訴訟法を必須科目とし、法律選択科目を廃止すること、
 第二に、口述試験の試験科目を憲法、民法、刑法、民事訴訟法及び刑事訴訟法の五科目とすること
等であります。
 委員会においては、両案を一括して議題とし、去る三日下稲葉法務大臣から提案理由の説明を聴取した後、去る十日には参考人から意見を聴取する等慎重に審査を行い、同日質疑を終了し、直ちに採決を行った結果、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 なお、両案に対し附帯決議が付されたことを申し添えます。
 以上、御報告申し上げます。拍手
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伊藤宗一郎#23
○議長(伊藤宗一郎君) 両案を一括して採決いたします。
 両案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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伊藤宗一郎#24
○議長(伊藤宗一郎君) 御異議なしと認めます。よって、両案とも委員長報告のとおり可決いたしました。
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田野瀬良太郎#25
○田野瀬良太郎君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
 議院運営委員長提出、衆議院事務局職員定員規程の一部を改正する規程案及び衆議院法制局職員定員規程の一部を改正する規程案の両案は、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。
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伊藤宗一郎#26
○議長(伊藤宗一郎君) 田野瀬良太郎君の動議に御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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伊藤宗一郎#27
○議長(伊藤宗一郎君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加されました。
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 衆議院事務局職員定員規程の一部を改正する規程案(議院運営委員長提出)
 衆議院法制局職員定員規程の一部を改正する規程案(議院運営委員長提出)
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伊藤宗一郎#28
○議長(伊藤宗一郎君) 衆議院事務局職員定員規程の一部を改正する規程案、衆議院法制局職員定員規程の一部を改正する規程案、右両案を一括して議題といたします。
 委員長の趣旨弁明を許します。議院運営委員会理事大島理森君。
    〔大島理森君登壇〕
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大島理森#29
○大島理森君 ただいま議題となりました衆議院事務局職員定員規程の一部を改正する規程案並びに衆議院法制局職員定員規程の一部を改正する規程案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。
 まず、衆議院事務局職員定員規程の一部を改正する規程案でありますが、これは、調査局を設置するなど調査機能及び行政監視機能の強化のため、本年四月から事務局職員の定員を十人ふやし、一千七百二十六人とするものであります。
 次に、衆議院法制局職員定員規程の一部を改正する規程案でありますが、これは、法制企画調整部を設置するなど立案機能及び行政監視機能の強化のため、本年四月から法制局職員の定員を二人ふやし、七十四人とするものであります。
 以上両案は、本日、議院運営委員会において起草し、提出したものであります。
 何とぞ御賛同くださるようお願い申し上げます。拍手
    —————————————
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