予算委員会
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会
会議録情報#0
平成十四年四月八日(月曜日)
午後一時開議
出席委員
委員長 津島 雄二君
理事 伊藤 公介君 理事 木村 義雄君
理事 北村 直人君 理事 小林 興起君
理事 藤井 孝男君 理事 枝野 幸男君
理事 城島 正光君 理事 原口 一博君
理事 井上 義久君
伊吹 文明君 石川 要三君
衛藤征士郎君 大原 一三君
梶山 弘志君 亀井 善之君
栗原 博久君 小島 敏男君
佐藤 剛男君 阪上 善秀君
七条 明君 竹本 直一君
中山 正暉君 丹羽 雄哉君
野田 聖子君 葉梨 信行君
萩野 浩基君 平井 卓也君
細田 博之君 三塚 博君
宮本 一三君 森岡 正宏君
八代 英太君 山口 泰明君
赤松 広隆君 五十嵐文彦君
池田 元久君 岩國 哲人君
河村たかし君 筒井 信隆君
中沢 健次君 長妻 昭君
野田 佳彦君 平野 博文君
細川 律夫君 松野 頼久君
松本 剛明君 青山 二三君
赤松 正雄君 漆原 良夫君
西 博義君 達増 拓也君
中井 洽君 中塚 一宏君
木島日出夫君 佐々木憲昭君
春名 直章君 菅野 哲雄君
横光 克彦君 井上 喜一君
西川太一郎君
…………………………………
参考人 加藤 紘一君
参考人 鹿野 道彦君
予算委員会専門員 大西 勉君
—————————————
委員の異動
四月八日
辞任 補欠選任
奥野 誠亮君 阪上 善秀君
亀井 善之君 竹本 直一君
高鳥 修君 梶山 弘志君
野田 聖子君 七条 明君
宮本 一三君 平井 卓也君
持永 和見君 森岡 正宏君
岩國 哲人君 長妻 昭君
松野 頼久君 平野 博文君
松本 剛明君 細川 律夫君
青山 二三君 漆原 良夫君
山口 富男君 木島日出夫君
中西 績介君 菅野 哲雄君
井上 喜一君 西川太一郎君
同日
辞任 補欠選任
梶山 弘志君 高鳥 修君
阪上 善秀君 奥野 誠亮君
七条 明君 野田 聖子君
竹本 直一君 佐藤 剛男君
平井 卓也君 宮本 一三君
森岡 正宏君 持永 和見君
長妻 昭君 岩國 哲人君
平野 博文君 松野 頼久君
細川 律夫君 松本 剛明君
漆原 良夫君 西 博義君
木島日出夫君 春名 直章君
菅野 哲雄君 中西 績介君
西川太一郎君 井上 喜一君
同日
辞任 補欠選任
佐藤 剛男君 亀井 善之君
西 博義君 青山 二三君
春名 直章君 山口 富男君
—————————————
本日の会議に付した案件
予算の実施状況に関する件(政治資金問題等及び元秘書に関する問題等)
————◇—————
この発言だけを見る →午後一時開議
出席委員
委員長 津島 雄二君
理事 伊藤 公介君 理事 木村 義雄君
理事 北村 直人君 理事 小林 興起君
理事 藤井 孝男君 理事 枝野 幸男君
理事 城島 正光君 理事 原口 一博君
理事 井上 義久君
伊吹 文明君 石川 要三君
衛藤征士郎君 大原 一三君
梶山 弘志君 亀井 善之君
栗原 博久君 小島 敏男君
佐藤 剛男君 阪上 善秀君
七条 明君 竹本 直一君
中山 正暉君 丹羽 雄哉君
野田 聖子君 葉梨 信行君
萩野 浩基君 平井 卓也君
細田 博之君 三塚 博君
宮本 一三君 森岡 正宏君
八代 英太君 山口 泰明君
赤松 広隆君 五十嵐文彦君
池田 元久君 岩國 哲人君
河村たかし君 筒井 信隆君
中沢 健次君 長妻 昭君
野田 佳彦君 平野 博文君
細川 律夫君 松野 頼久君
松本 剛明君 青山 二三君
赤松 正雄君 漆原 良夫君
西 博義君 達増 拓也君
中井 洽君 中塚 一宏君
木島日出夫君 佐々木憲昭君
春名 直章君 菅野 哲雄君
横光 克彦君 井上 喜一君
西川太一郎君
…………………………………
参考人 加藤 紘一君
参考人 鹿野 道彦君
予算委員会専門員 大西 勉君
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委員の異動
四月八日
辞任 補欠選任
奥野 誠亮君 阪上 善秀君
亀井 善之君 竹本 直一君
高鳥 修君 梶山 弘志君
野田 聖子君 七条 明君
宮本 一三君 平井 卓也君
持永 和見君 森岡 正宏君
岩國 哲人君 長妻 昭君
松野 頼久君 平野 博文君
松本 剛明君 細川 律夫君
青山 二三君 漆原 良夫君
山口 富男君 木島日出夫君
中西 績介君 菅野 哲雄君
井上 喜一君 西川太一郎君
同日
辞任 補欠選任
梶山 弘志君 高鳥 修君
阪上 善秀君 奥野 誠亮君
七条 明君 野田 聖子君
竹本 直一君 佐藤 剛男君
平井 卓也君 宮本 一三君
森岡 正宏君 持永 和見君
長妻 昭君 岩國 哲人君
平野 博文君 松野 頼久君
細川 律夫君 松本 剛明君
漆原 良夫君 西 博義君
木島日出夫君 春名 直章君
菅野 哲雄君 中西 績介君
西川太一郎君 井上 喜一君
同日
辞任 補欠選任
佐藤 剛男君 亀井 善之君
西 博義君 青山 二三君
春名 直章君 山口 富男君
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本日の会議に付した案件
予算の実施状況に関する件(政治資金問題等及び元秘書に関する問題等)
————◇—————
津
津島雄二#1
○津島委員長 これより会議を開きます。
予算の実施状況に関する件について調査を進めます。
これより、政治資金問題等について、参考人加藤紘一君に対して質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。森岡正宏君。
この発言だけを見る →予算の実施状況に関する件について調査を進めます。
これより、政治資金問題等について、参考人加藤紘一君に対して質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。森岡正宏君。
森
森岡正宏#2
○森岡委員 自由民主党の森岡正宏であります。
大先輩の加藤参考人は、三十年近い政治経歴の中で赫々たる実績を残され、次は総理かと国民の期待を担っておられただけに、私がこういう形で質問をさせていただくことは、大変残念であります。
しかしながら、きょうは、こうしてテレビを通して多くの国民が、加藤参考人がどう答えるのか、じっと息を凝らして見ているのです。政治と金の問題、永遠の課題だと言われております。政治家は、普通の人以上に高い倫理性を求められる立場にあるわけでございます。国民の目線に立って、きょうは私は遠慮なく質問させていただきます。
先日の記者会見で、国会の場での説明責任を果たすんだということを強調しておられました。率直にかつ簡潔にお答えをいただきたいと思います。
まず第一番目に、私は、加藤参考人と佐藤三郎容疑者はどういう関係にあったか。秘書であったのか、それとも政治団体の代表であったのか。そして、佐藤容疑者に対して、加藤事務所で給料は幾ら払われておったのか、また活動費はどうであったのか。さらには、佐藤容疑者については、とかくうわさのある人だ。そして、親しい人から忠告があったということも再三聞いておるわけでございますが、その人たちの忠告を以前から受けておりながら、なぜそれほどまでに佐藤容疑者を信用されたのでしょうか。お答えをいただきたいと思います。
この発言だけを見る →大先輩の加藤参考人は、三十年近い政治経歴の中で赫々たる実績を残され、次は総理かと国民の期待を担っておられただけに、私がこういう形で質問をさせていただくことは、大変残念であります。
しかしながら、きょうは、こうしてテレビを通して多くの国民が、加藤参考人がどう答えるのか、じっと息を凝らして見ているのです。政治と金の問題、永遠の課題だと言われております。政治家は、普通の人以上に高い倫理性を求められる立場にあるわけでございます。国民の目線に立って、きょうは私は遠慮なく質問させていただきます。
先日の記者会見で、国会の場での説明責任を果たすんだということを強調しておられました。率直にかつ簡潔にお答えをいただきたいと思います。
まず第一番目に、私は、加藤参考人と佐藤三郎容疑者はどういう関係にあったか。秘書であったのか、それとも政治団体の代表であったのか。そして、佐藤容疑者に対して、加藤事務所で給料は幾ら払われておったのか、また活動費はどうであったのか。さらには、佐藤容疑者については、とかくうわさのある人だ。そして、親しい人から忠告があったということも再三聞いておるわけでございますが、その人たちの忠告を以前から受けておりながら、なぜそれほどまでに佐藤容疑者を信用されたのでしょうか。お答えをいただきたいと思います。
加
加藤紘一#3
○加藤参考人 まず冒頭に、私の事務所の元代表佐藤三郎の脱税事件で、それが仮に個人の脱税事件であったとしても、私の事務所の代表をしていたということで、政治と金、そして政治に対する信頼というものについて、国民の皆さんの間に大きな疑念を持たせたり、そして信頼を傷つけましたことを、私は深くおわび申し上げたいと思います。
特に、私自身が過去四、五年、やはり政治と金の関係については明確にすべきだと言い、そして、親の代からそういう言いつけを守らされてきた家に生まれてきたがゆえに、非常に私自身も残念であります。
きょう、この機会を通じまして、先ほど私は記者会見で申しましたように、何らか公の場における説明責任を果たしたいということを実現できる機会を得ましたことを、心から感謝申し上げます。
それから、森岡先生には、かつて私も同じ自由民主党にいた先輩、同僚の関係にある、一種の同志の議員の友人であるわけですが、私に対して厳しい質問をしなければならないという、非常にやりにくい仕事をしてもらわなければならないという環境を私自身が今つくっておりますことを、森岡さん個人に大変申しわけなく思っております。
その分だけ私はできる限り率直に、今森岡さんがおっしゃったようなことを、おっしゃったように、できるだけ率直にお答えしてまいりたいと思います。
何せ、資料が全部捜査当局に今押収されている段階でございますので、そして一番の責任者の佐藤がまだ勾留というんですか、現実に我々の身辺にいないわけなんで、聞くことができません。かなり限界がありますけれども、その限界の中から、できるだけ申し上げたいと思います。
で、森岡先生が今お聞きになりました第一の点はまず、佐藤三郎はうちの秘書であったか、それはノーであります。私の事務所全体を人事面、事務面で管理する人として、約九年前に私たちが、その任についてくれないかと依頼した人物でございます。出身は私の選挙区の山形県西田川郡温海町という地元出身の人で、そして、私が代議士になりましてから十四、五年、一種の地元出身の私の支援者として、うちの事務所に時たま出入りされ、そして秘書たちと仲よくしてくれた中で、あの人が全体をまとめてくれたならばという声もありまして、うちの事務所の、何といいますか、事務所管理者という形になりました。
それから、政治資金団体の代表者は御承知のように代議士個人だったと思いますが、彼は会計責任者でございます。
活動費はどうかということでございますが、当人自身が大変実業家、といってもそんな大きな実業家ではありませんが、中小企業を経営しておりますので、自分はボランティアで活動していい、何度か給料をとるようにと申したんですが、それはいいです、ただし活動費というものについてはお認めいただきたいということで、活動費を一定限度の範囲でいろいろ彼は使っておる、その自由は与えられていた、そういうところでございます。
森岡先生の四番目の質問は、なぜ、いろいろな人が忠告するのにそれに耳を傾けなかったかということですが、秘書という職業、または代議士の身がわりとか事務所の人間というのは、ともすれば、代議士が限定された日程しかない中で、時たまというかかなりしょっちゅう、とても代議士の日程はとれませんという、泥をかぶって断る役をいたします。なかなか一〇〇%評判のいい秘書さんというのは世の中にいないものでありまして、それと同時に、人と余りつき合うことの多くない、いわゆる永田町、自由民主党の秘書のタイプとしては少し変わったタイプなのかもしれません。ですから、自分は秘書ではないというような感じでうちの仕事を手伝っていたという状況です。
この発言だけを見る →特に、私自身が過去四、五年、やはり政治と金の関係については明確にすべきだと言い、そして、親の代からそういう言いつけを守らされてきた家に生まれてきたがゆえに、非常に私自身も残念であります。
きょう、この機会を通じまして、先ほど私は記者会見で申しましたように、何らか公の場における説明責任を果たしたいということを実現できる機会を得ましたことを、心から感謝申し上げます。
それから、森岡先生には、かつて私も同じ自由民主党にいた先輩、同僚の関係にある、一種の同志の議員の友人であるわけですが、私に対して厳しい質問をしなければならないという、非常にやりにくい仕事をしてもらわなければならないという環境を私自身が今つくっておりますことを、森岡さん個人に大変申しわけなく思っております。
その分だけ私はできる限り率直に、今森岡さんがおっしゃったようなことを、おっしゃったように、できるだけ率直にお答えしてまいりたいと思います。
何せ、資料が全部捜査当局に今押収されている段階でございますので、そして一番の責任者の佐藤がまだ勾留というんですか、現実に我々の身辺にいないわけなんで、聞くことができません。かなり限界がありますけれども、その限界の中から、できるだけ申し上げたいと思います。
で、森岡先生が今お聞きになりました第一の点はまず、佐藤三郎はうちの秘書であったか、それはノーであります。私の事務所全体を人事面、事務面で管理する人として、約九年前に私たちが、その任についてくれないかと依頼した人物でございます。出身は私の選挙区の山形県西田川郡温海町という地元出身の人で、そして、私が代議士になりましてから十四、五年、一種の地元出身の私の支援者として、うちの事務所に時たま出入りされ、そして秘書たちと仲よくしてくれた中で、あの人が全体をまとめてくれたならばという声もありまして、うちの事務所の、何といいますか、事務所管理者という形になりました。
それから、政治資金団体の代表者は御承知のように代議士個人だったと思いますが、彼は会計責任者でございます。
活動費はどうかということでございますが、当人自身が大変実業家、といってもそんな大きな実業家ではありませんが、中小企業を経営しておりますので、自分はボランティアで活動していい、何度か給料をとるようにと申したんですが、それはいいです、ただし活動費というものについてはお認めいただきたいということで、活動費を一定限度の範囲でいろいろ彼は使っておる、その自由は与えられていた、そういうところでございます。
森岡先生の四番目の質問は、なぜ、いろいろな人が忠告するのにそれに耳を傾けなかったかということですが、秘書という職業、または代議士の身がわりとか事務所の人間というのは、ともすれば、代議士が限定された日程しかない中で、時たまというかかなりしょっちゅう、とても代議士の日程はとれませんという、泥をかぶって断る役をいたします。なかなか一〇〇%評判のいい秘書さんというのは世の中にいないものでありまして、それと同時に、人と余りつき合うことの多くない、いわゆる永田町、自由民主党の秘書のタイプとしては少し変わったタイプなのかもしれません。ですから、自分は秘書ではないというような感じでうちの仕事を手伝っていたという状況です。
森
森岡正宏#4
○森岡委員 時間がございませんので、簡潔にお答えをいただきたいと思います。
今、秘書じゃないとおっしゃいましたけれども、佐藤三郎被告を紹介されるときに、他人に対して、この人の言うことは私の言うことだと思ってほしい、私の分身です、こうお答えになっているようでございます。
私は、佐藤容疑者に関する事件に対して、参考人は、全く知らなかったと述べておられます。実は私も、国会議員の秘書を二十年以上務めてまいりました。大事なことはすべて議員に報告をする、また、政治資金についても、どこから入った、そしてどういうふうに使ったということを議員に報告をしてチェックを受ける、これは当たり前のことでございます。加藤参考人には、何にも、何一つ報告がなかったのでしょうか。その点をお伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →今、秘書じゃないとおっしゃいましたけれども、佐藤三郎被告を紹介されるときに、他人に対して、この人の言うことは私の言うことだと思ってほしい、私の分身です、こうお答えになっているようでございます。
私は、佐藤容疑者に関する事件に対して、参考人は、全く知らなかったと述べておられます。実は私も、国会議員の秘書を二十年以上務めてまいりました。大事なことはすべて議員に報告をする、また、政治資金についても、どこから入った、そしてどういうふうに使ったということを議員に報告をしてチェックを受ける、これは当たり前のことでございます。加藤参考人には、何にも、何一つ報告がなかったのでしょうか。その点をお伺いしたいと思います。
加
加藤紘一#5
○加藤参考人 もちろん、大きなところは報告がございます。それで、今、森岡委員の御質問は、佐藤が今度容疑にかけられました脱税事件、四つか五つかあるようでございますが、その点につきましては、全く私には報告がありませんし、今度の事件があって初めて私は聞きました。
この発言だけを見る →森
森岡正宏#6
○森岡委員 佐藤容疑者は、公共工事受注などをめぐるいわゆる口ききによって数億円の利益を得たと言われております。それは、総理に最も近い人だと呼ばれた参考人の威光をバックにされたものじゃないでしょうか。そうした佐藤容疑者の動きが加藤参考人の耳に入ってこなかったのでしょうか。不思議でならないわけでございます。地元の業者からあなたの耳に達することはなかったんでしょうか。
この発言だけを見る →加
加藤紘一#7
○加藤参考人 口ききという言葉なんですけれども、よくわからない言葉でございまして、私の耳に、佐藤がそういうことをやっているということが直接耳に入ったことはございません。公共事業で、例えば首長さんに声をかけたりいろいろな部長さんに声をかけると、必ず、先生ちょっとひど過ぎませんかと声がかかってくるものですけれども、それはありませんでした。恐らく、山形県でもほかの官庁でも、佐藤がそういう直接いわゆる役所の人に声をかけたケースはほとんど私はないと思います。
問題は、その業者間で積み上げられた長い長い歴史的な調整の中でそのバランスを崩すか崩さないか、そういう発言力があるかないかというようなのがいわゆる最近よく言う口ききなのかなと言ったりしておりますが、しかし、それは恐らく業者の方たちだけの話なので、比較的私たちの耳には入らなかったのでないかと思いますが、いずれにしろ、もっと耳を澄まして聞くような態度を私が持ってなかったことは、深く反省しなければなりません。
この発言だけを見る →問題は、その業者間で積み上げられた長い長い歴史的な調整の中でそのバランスを崩すか崩さないか、そういう発言力があるかないかというようなのがいわゆる最近よく言う口ききなのかなと言ったりしておりますが、しかし、それは恐らく業者の方たちだけの話なので、比較的私たちの耳には入らなかったのでないかと思いますが、いずれにしろ、もっと耳を澄まして聞くような態度を私が持ってなかったことは、深く反省しなければなりません。
森
森岡正宏#8
○森岡委員 別の質問に移ります。
報道によれば、査察を受けた佐藤容疑者が経営する貿易関連会社、コーショーコーポレーションに加藤参考人の夫人が約七年間、監査役を務めておられることが明らかになっています。あなたに相談はありませんでしたでしょうか。また、夫人は、監査役の立場にありながら、脱税について気がついていなかったのでしょうか。
この発言だけを見る →報道によれば、査察を受けた佐藤容疑者が経営する貿易関連会社、コーショーコーポレーションに加藤参考人の夫人が約七年間、監査役を務めておられることが明らかになっています。あなたに相談はありませんでしたでしょうか。また、夫人は、監査役の立場にありながら、脱税について気がついていなかったのでしょうか。
加
加藤紘一#9
○加藤参考人 まず、うちの家内がコーショーの監査役をしておりましたのは、そうですね、今から十四年ぐらい前ではないかと思います。一九八八年ぐらいで約四年間、四年間ぐらいだったと思います。そして、佐藤がうちの事務所に、かなりフルタイムで事務所代表的な仕事をするようになってからは、その監査役をやめております。
で、世上一般に、新聞報道によりますと、月百万円の監査料を取っていたという報道がありますけれども、全くうそでございまして、五万かそこいらかを四年ぐらい監査料としていただいていたけれども、仕事はほとんどしていない、そういうものでありまして、金額と時期が全く違います。これはちょっと、妻の名誉のために、かわいそうな報道だなと思っております。
この発言だけを見る →で、世上一般に、新聞報道によりますと、月百万円の監査料を取っていたという報道がありますけれども、全くうそでございまして、五万かそこいらかを四年ぐらい監査料としていただいていたけれども、仕事はほとんどしていない、そういうものでありまして、金額と時期が全く違います。これはちょっと、妻の名誉のために、かわいそうな報道だなと思っております。
森
森岡正宏#10
○森岡委員 報道によりますと、佐藤容疑者が会計責任者を務める加藤参考人の資金管理団体、社会計画研究会から、加藤参考人の個人口座に過去五年間で約九千万円に上る振り込み送金を受け、参考人が住んでいるマンションの家賃、月額百十万円、そして生活費約五十万円に充てていたと言われています。また、その口座には、加藤参考人の講演料、出演料や、機関誌印刷関連会社から顧問料として、それも機関誌の費用を水増しした形で、五年間で二千七百万円も振り込まれていたと言われております。本当でしょうか。
さらに、けさの報道によれば、夫人の口座に社会計画研究会から四年間で一千三百万円の振り込みがあったと報じられていますが、事実でしょうか。公私の峻別という意識が全く欠落しておったのではないかと私は思えてならないわけでございます。
また、社会計画研究会が毎年自治省に収支報告書を提出する際、加藤参考人は全く佐藤容疑者任せで目を通していなかったのじゃないか、私はそんなふうに思えてならないわけでございます。私の常識からすれば、長い秘書生活の経験からすれば、信じられないことであります。いかがでしょうか。
この発言だけを見る →さらに、けさの報道によれば、夫人の口座に社会計画研究会から四年間で一千三百万円の振り込みがあったと報じられていますが、事実でしょうか。公私の峻別という意識が全く欠落しておったのではないかと私は思えてならないわけでございます。
また、社会計画研究会が毎年自治省に収支報告書を提出する際、加藤参考人は全く佐藤容疑者任せで目を通していなかったのじゃないか、私はそんなふうに思えてならないわけでございます。私の常識からすれば、長い秘書生活の経験からすれば、信じられないことであります。いかがでしょうか。
加
加藤紘一#11
○加藤参考人 質問が四つほど立て続けでございますので、落ちておりましたらまた御指摘ください。
まず第一に、きょうNHKで報道されたそうでございますけれども、私の家内の口座ないし私に四年間で千二、三百万円か振り込まれたということでございますが、それは、歳費から、いわゆるいろんな友好議員連盟に参加しますね、それが歳費から天引きされることは、皆さん御承知のとおりであります。それから、議員会館の電話費というのもそこから引かれます。それから、その他もろもろのものが、普通の方で二十万、三十万、多い方だと五十万引かれると思うんですが、これは政治活動だと。例えば日本・エジプト友好議員連盟の活動費といったら、これは政治活動費ですから、そういうものが本来の、個人に行くべき歳費から抜かれて取られているから、それをバックしているというのが四年間で千四百万ぐらいになります。森岡先生もそれに近い金額になっているだろうと思いますから、そこの誤解は解けるのではないかと思います。
それから、私の家内の実家は紙問屋であり、印刷屋であり、またいろいろな紙関係の仕事をしております。そこで私のいろんなポスターだとか、いろんなものを、機関誌の印刷なんかをしてくれておりますけれども、そこが私を応援するという意味でしょうか、バックアップするという意味でしょうか、顧問料を出してくれている。そして、私も時たまそこに行って経済問題を講演するというものが入っていることは事実でございます。
それから、マンション代でございますか、これは今回私に向けられました質問の大きな点でございますので、ちょっと時間がかかりますけれども、当初私は、自分で祖師谷という、一時間半ぐらい永田町からかかるところに住んでおりました。官房長官になりました。そういうときに、クラブの方が十数人、ずっと一時間半、大変朝晩来られます。それで、私は自分だけが九段の議員宿舎で懇談していたんですが、家族もあんまりばらばらというのはおかしいなと思って、こういうときにはいわゆる公的なファンクション、機能として、公的、政治活動の一環としてマンションを借りさせていただいてもいいのではないかというふうに私は思ったんであります。
そして、当時、自治省にも見解をお聞きしました。で、いいとも悪いとも言えないというような見解でございまして、まあ何割までならいいんですかというようなことも、当時二、三の秘書が聞いたんですが、そこも明確なお答えがないまま、とにかく毎日毎日激しい生活でしたから、当初は、私が社会計画研究会という私の団体にある種のお金を貸している立場にありましたので、それで払うという形でやりながら、あとは社会計画研究会のコストで持ってもらったということは事実でございます。
で、私は、場所が場所であるがゆえに、一般庶民感覚から見て、あんなところにマンションを買ったの、住んだのと言われれば、大変、何を説明しても御理解いただけない種類のものだと思っております。しかし、買ったものではありません。仕事をしているときだけ、まあ一種の社宅的な観念で使わせてもらっていいではないだろうかなと思ったところが私の判断の甘かった部分かもしれません。ただし、それが一つも仕事に使われてないということではございません。まあ本当に、通常、新聞報道で私宅部分だと言われるような部分の、私は半分以上は、毎晩毎晩、自分で夜原稿を書いたり、アメリカに行くときのスピーチの下書きをしてみたり、それから、夜一時半ぐらいまで各社の方からの電話がありますから、それを答えているというような、そんな日常の生活の仕事の場ということがかなりの部分あると考えています。
この発言だけを見る →まず第一に、きょうNHKで報道されたそうでございますけれども、私の家内の口座ないし私に四年間で千二、三百万円か振り込まれたということでございますが、それは、歳費から、いわゆるいろんな友好議員連盟に参加しますね、それが歳費から天引きされることは、皆さん御承知のとおりであります。それから、議員会館の電話費というのもそこから引かれます。それから、その他もろもろのものが、普通の方で二十万、三十万、多い方だと五十万引かれると思うんですが、これは政治活動だと。例えば日本・エジプト友好議員連盟の活動費といったら、これは政治活動費ですから、そういうものが本来の、個人に行くべき歳費から抜かれて取られているから、それをバックしているというのが四年間で千四百万ぐらいになります。森岡先生もそれに近い金額になっているだろうと思いますから、そこの誤解は解けるのではないかと思います。
それから、私の家内の実家は紙問屋であり、印刷屋であり、またいろいろな紙関係の仕事をしております。そこで私のいろんなポスターだとか、いろんなものを、機関誌の印刷なんかをしてくれておりますけれども、そこが私を応援するという意味でしょうか、バックアップするという意味でしょうか、顧問料を出してくれている。そして、私も時たまそこに行って経済問題を講演するというものが入っていることは事実でございます。
それから、マンション代でございますか、これは今回私に向けられました質問の大きな点でございますので、ちょっと時間がかかりますけれども、当初私は、自分で祖師谷という、一時間半ぐらい永田町からかかるところに住んでおりました。官房長官になりました。そういうときに、クラブの方が十数人、ずっと一時間半、大変朝晩来られます。それで、私は自分だけが九段の議員宿舎で懇談していたんですが、家族もあんまりばらばらというのはおかしいなと思って、こういうときにはいわゆる公的なファンクション、機能として、公的、政治活動の一環としてマンションを借りさせていただいてもいいのではないかというふうに私は思ったんであります。
そして、当時、自治省にも見解をお聞きしました。で、いいとも悪いとも言えないというような見解でございまして、まあ何割までならいいんですかというようなことも、当時二、三の秘書が聞いたんですが、そこも明確なお答えがないまま、とにかく毎日毎日激しい生活でしたから、当初は、私が社会計画研究会という私の団体にある種のお金を貸している立場にありましたので、それで払うという形でやりながら、あとは社会計画研究会のコストで持ってもらったということは事実でございます。
で、私は、場所が場所であるがゆえに、一般庶民感覚から見て、あんなところにマンションを買ったの、住んだのと言われれば、大変、何を説明しても御理解いただけない種類のものだと思っております。しかし、買ったものではありません。仕事をしているときだけ、まあ一種の社宅的な観念で使わせてもらっていいではないだろうかなと思ったところが私の判断の甘かった部分かもしれません。ただし、それが一つも仕事に使われてないということではございません。まあ本当に、通常、新聞報道で私宅部分だと言われるような部分の、私は半分以上は、毎晩毎晩、自分で夜原稿を書いたり、アメリカに行くときのスピーチの下書きをしてみたり、それから、夜一時半ぐらいまで各社の方からの電話がありますから、それを答えているというような、そんな日常の生活の仕事の場ということがかなりの部分あると考えています。
森
森岡正宏#12
○森岡委員 加藤参考人は、弁護士を通じて、マンションは私の政治活動の本拠地で、毎日のように夜遅くまでさまざまな人との会合や記者との会見に用いている、今おっしゃったとおりです。居住していることは事実だけれども、いわば事務所兼自宅だと、特に区分けすることなく家賃全額を政治活動費として処理してきたとコメントしておられます。
しかし、あなたの居住されている南青山のマンション三〇二号室、三〇三号室をつなげて使い、これを加藤参考人の名義で借りる一方、同フロアの三〇五号室を佐藤容疑者名義で借りており、担当記者らは三〇五号室だけにしか出入りできなかったと言われております。
幾ら事務所としてのウエートが高いとはいえ、政治資金が家族も住むプライベートな住まいの家賃にも使われたとなれば、政治資金規正法及び所得税法違反と言われるのではないでしょうか。その点についてはどうお考えでしょうか。重ねて伺います。
この発言だけを見る →しかし、あなたの居住されている南青山のマンション三〇二号室、三〇三号室をつなげて使い、これを加藤参考人の名義で借りる一方、同フロアの三〇五号室を佐藤容疑者名義で借りており、担当記者らは三〇五号室だけにしか出入りできなかったと言われております。
幾ら事務所としてのウエートが高いとはいえ、政治資金が家族も住むプライベートな住まいの家賃にも使われたとなれば、政治資金規正法及び所得税法違反と言われるのではないでしょうか。その点についてはどうお考えでしょうか。重ねて伺います。
加
加藤紘一#13
○加藤参考人 この点につきましては、私は、論争といいますか、ここで私が何%であるべきかとかいうことは申しません。
これから、国税当局それから検察当局、それから、そうですね、かつての自治省、今の総務省なんかがいろいろ御判断があると思います。その判断に従います。
私は、仕事の部分がゼロとは全く思っておりません。かなり多いと思っていますが、しかし、それがどの程度かということは、もう判断に従って、そして、それでよくなければ修正申告するのかそれ以上のことがあるのか、私はその判断に従っていきたいなと思っております。
この発言だけを見る →これから、国税当局それから検察当局、それから、そうですね、かつての自治省、今の総務省なんかがいろいろ御判断があると思います。その判断に従います。
私は、仕事の部分がゼロとは全く思っておりません。かなり多いと思っていますが、しかし、それがどの程度かということは、もう判断に従って、そして、それでよくなければ修正申告するのかそれ以上のことがあるのか、私はその判断に従っていきたいなと思っております。
森
森岡正宏#14
○森岡委員 事実関係が次々と出てくるものですから、時間がないものですから、私は申し上げたいと思います。
報道によりますと、五億円の加藤参考人の住宅建設を中堅ゼネコンに依頼された、そして断られると一千万円を要求して佐藤容疑者が取ったとか、また、加藤夫人が後援者の弔辞を読むと六百万円の請求があった、さらに、ライジングプロから佐藤容疑者へ一億五千万円の資金提供があり、その中の一億円が加藤氏サイドに渡ったと報じられております。
また、加藤参考人の所得及び資産等報告書を見ますと、不動産を除く預貯金や貸付金から借入金を差し引いた流動資産、これが、平成九年一月提出分と平成十二年十月提出分を比較しますと、四年間で約一億一千万円ふえていますね。どうしてふえたのかという疑念を持つわけですが、どういうことなのか説明していただきたいと思うわけでございます。
そして、先ほど参考人から、議連の経費を、これは政治活動費だから夫人が請求したんだ、こういうふうにおっしゃいましたけれども、私のように、日々の政治活動費に事欠いて、自分の歳費から政治活動費を持ち出して、苦労して苦労して浄財をいただいている、このような者からすると、月百十万円の家賃の高級マンションに住んで、そして四年間で一億一千万円もの資産がふえるなどということは、とても信じられないわけでございます。全く庶民の感覚からずれていると言わざるを得ません。
国民の皆さん方は、今テレビを見ておられる国民の皆さん方は、政治家とはみんなこんなものかと思われると思います。我々を含め、加藤参考人を総理にと思って夢をかけてきた多くの国民が、今期待を裏切られて失望しておられると思います。参考人は、この責任をどう感じておられるのか。
私は、きょうの答弁で国民に対する責任を果たせるんだろうかと疑問に思うわけでございますが、参考人の御意見をお伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →報道によりますと、五億円の加藤参考人の住宅建設を中堅ゼネコンに依頼された、そして断られると一千万円を要求して佐藤容疑者が取ったとか、また、加藤夫人が後援者の弔辞を読むと六百万円の請求があった、さらに、ライジングプロから佐藤容疑者へ一億五千万円の資金提供があり、その中の一億円が加藤氏サイドに渡ったと報じられております。
また、加藤参考人の所得及び資産等報告書を見ますと、不動産を除く預貯金や貸付金から借入金を差し引いた流動資産、これが、平成九年一月提出分と平成十二年十月提出分を比較しますと、四年間で約一億一千万円ふえていますね。どうしてふえたのかという疑念を持つわけですが、どういうことなのか説明していただきたいと思うわけでございます。
そして、先ほど参考人から、議連の経費を、これは政治活動費だから夫人が請求したんだ、こういうふうにおっしゃいましたけれども、私のように、日々の政治活動費に事欠いて、自分の歳費から政治活動費を持ち出して、苦労して苦労して浄財をいただいている、このような者からすると、月百十万円の家賃の高級マンションに住んで、そして四年間で一億一千万円もの資産がふえるなどということは、とても信じられないわけでございます。全く庶民の感覚からずれていると言わざるを得ません。
国民の皆さん方は、今テレビを見ておられる国民の皆さん方は、政治家とはみんなこんなものかと思われると思います。我々を含め、加藤参考人を総理にと思って夢をかけてきた多くの国民が、今期待を裏切られて失望しておられると思います。参考人は、この責任をどう感じておられるのか。
私は、きょうの答弁で国民に対する責任を果たせるんだろうかと疑問に思うわけでございますが、参考人の御意見をお伺いしたいと思います。
加
加藤紘一#15
○加藤参考人 五億円の家をつくってくれということを言うわけがございません。それは、どんな関係でも、恐らく何百年つき合った関係でも、自分に五億円の家を建ててくれ、それも土地があるのかないのかわからないような人に建ててやる、そんなことがあり得るでしょうか。
私は、東京に家はございません。それはなぜかというと、家を持つということは、それなりにどこかで蓄財しなければ家をつくれないからであります。国会議員三十年やってきて、東京に家と不動産は一坪もございません。お調べください。二十九年間必死に働いてきたつもりでございます。
ライジングから、ライジングの裁判がこの間ありました。加藤のカの字も、佐藤事務所、佐藤三郎、そのサの字もございません。報道は山ほどあります。一行もございません。
それから、六百万の弔辞。
その工務店は、私の親の代から深い深い信頼のあるつき合いをしている工務店でございます。人格者と言われています。そして、その店と佐藤三郎が私の知らないところで六百万のコンサルタント契約をしていたということは後で知りましたが、そのコンサルタント契約を終えて二、三カ月して先代が亡くなりました。そのときに、私の家内が私にかわって弔辞を読みに行くのは当たり前じゃないでしょうか。
それで、六百万円の弔辞代を要求されたとその社長は言っておりません。これは、選挙区で活動して票集めしている、私のために頑張っている妻の名誉のために申します。そんなことを言う、ばかなことを言うような家内ではありません。
それから、資産が幾らふえたかというような議論がございます。
これにつきましては、申し上げますけれども、政治家の場合には、お金を選挙のときに後輩に貸したりすることがあります。返ってこないことも往々にしてございます。また、お借りしている金を、記帳漏れの場合もございます。
私は、これから、私とそれから私の社会計画研究会の関係、所得の関係につきまして、調査当局に私みずから協力して説明します。そして、しっかりと事態の把握に努めてまいりたいと思います。そこは、私、隠れないで堂々とやってまいりたい、こう思っております。
そうしませんと、やはり政治と金、その問題について、今回の件でますます話が深く、不信のふちが深くなっていったということになったら私自身やりきれませんので、精いっぱい捜査には協力し、事情も私からお話ししていこう、こういう覚悟でおります。
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ライジングから、ライジングの裁判がこの間ありました。加藤のカの字も、佐藤事務所、佐藤三郎、そのサの字もございません。報道は山ほどあります。一行もございません。
それから、六百万の弔辞。
その工務店は、私の親の代から深い深い信頼のあるつき合いをしている工務店でございます。人格者と言われています。そして、その店と佐藤三郎が私の知らないところで六百万のコンサルタント契約をしていたということは後で知りましたが、そのコンサルタント契約を終えて二、三カ月して先代が亡くなりました。そのときに、私の家内が私にかわって弔辞を読みに行くのは当たり前じゃないでしょうか。
それで、六百万円の弔辞代を要求されたとその社長は言っておりません。これは、選挙区で活動して票集めしている、私のために頑張っている妻の名誉のために申します。そんなことを言う、ばかなことを言うような家内ではありません。
それから、資産が幾らふえたかというような議論がございます。
これにつきましては、申し上げますけれども、政治家の場合には、お金を選挙のときに後輩に貸したりすることがあります。返ってこないことも往々にしてございます。また、お借りしている金を、記帳漏れの場合もございます。
私は、これから、私とそれから私の社会計画研究会の関係、所得の関係につきまして、調査当局に私みずから協力して説明します。そして、しっかりと事態の把握に努めてまいりたいと思います。そこは、私、隠れないで堂々とやってまいりたい、こう思っております。
そうしませんと、やはり政治と金、その問題について、今回の件でますます話が深く、不信のふちが深くなっていったということになったら私自身やりきれませんので、精いっぱい捜査には協力し、事情も私からお話ししていこう、こういう覚悟でおります。
森
森岡正宏#16
○森岡委員 ぜひそうしていただきたいと思います。
政治資金規正法は、五万円以上の支出については支出先を政治資金収支報告書に明記するように定めております。しかし、社会計画研究会の提出した報告書には、加藤参考人への支出の記載がないんです。こうしたことからも、政治資金規正法違反、虚偽の記載と言わざるを得ませんが、どうでしょうか。
そして、個人口座ですね。つまり、預金口座は、預金通帳はだれが管理していたのだろうか。加藤参考人ですか、それとも夫人でしょうか。また、振り込みを指示していたのはどなたでしょうか。それをお聞かせいただきたいと思います。
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そして、個人口座ですね。つまり、預金口座は、預金通帳はだれが管理していたのだろうか。加藤参考人ですか、それとも夫人でしょうか。また、振り込みを指示していたのはどなたでしょうか。それをお聞かせいただきたいと思います。
加
加藤紘一#17
○加藤参考人 政治家の個人口座というのは、公的ないろんなお金を扱うところもあります。それは私の事務所の会計の女性がやっておりました。完全に個人のものにつきましては、妻がやっております。社会計画研究会につきましては、佐藤が責任者であって、そして経理の女性が仕切っておりました。
あなたは詳しく聞いていたかということについては、三年に一遍か二年に一遍、おい、どうなっていると見ましたけれども、忙しい中で数字を全部だあっと読み通して、眼光紙背に徹するところまで私には読む能力がありませんでした。
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森
森岡正宏#18
○森岡委員 時間が参りましたので、これで私の質問を終わらせていただきますが、いずれにしても、大きく政治に対する国民の信頼が揺らいでいるときでございます。ぜひ、加藤参考人、言うべきことを全部言っていただいて、そして、正しい政治が行えるようにしていただきたい、これを切にお願いいたしまして、終わらせていただきたいと思います。
この発言だけを見る →加
加藤紘一#19
○加藤参考人 森岡参考人と……済みません、森岡議員のお許しを得まして、最後に一言申し上げたいと思います。
このたび、私の事務所の元代表をしておりました佐藤三郎の不祥事によって、それは仮に個人の問題であったとしても、大変多くの政治に対する不信の念を抱かせました。これにつきまして、私は何度も申しましたように、説明責任を果たしたい、公の場所で果たしたい、特に国会の場でそれをやらせていただきたい、そして、その後、自分の出処進退を考えたいということを申しました。
きょう、ここであと一時間半ほど説明をさせていただきたいと思っておりますが、しかし、この機会に申し上げます。すべての社会的、政治的、道義的な責任をとりまして、私は衆議院議員の職を辞したいと思います。
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きょう、ここであと一時間半ほど説明をさせていただきたいと思っておりますが、しかし、この機会に申し上げます。すべての社会的、政治的、道義的な責任をとりまして、私は衆議院議員の職を辞したいと思います。
森
津
漆
漆原良夫#22
○漆原委員 公明党の漆原良夫でございます。
国民は、今、長引く不況とリストラに大変な苦しみを強いられております。加藤参考人、あなたはこの国民の苦しみをしり目に、一カ月百十万円という高級マンションに住んで、しかも、その家賃を社計研に払わせて、平然としておられる。さらには、毎月五十万円から六十万円と言われる生活費まで社計研に捻出させて、何と四年間で一億一千万という蓄財までされているという報道をされております。新聞にはこう書いてあります。「腹心の金庫番は公共事業をエサに業者からカネを吸い上げ、本人は政治資金を流用して優雅な暮らし。これでなお国会議員の職にとどまろうというなら、見上げるまでの心臓である。」と厳しい指摘がされております。
いずれにしても、何という身勝手、何という思い上がりなのかと。加藤紘一氏という政治家に私は深い失望感と強い憤りの念を禁じ得ないのでございます。このことをまず冒頭に指摘して、質問に移ります。
あなたは三月二十七日のコメントで、家賃全体を政治活動費として適法に処理をしてきた、こうコメントされております。新聞では、三〇二、三〇三号室は収支報告書の事務費の中に入っていない、こう報道されておりますが、どうですか。あなたのコメント、間違いありませんか。
この発言だけを見る →国民は、今、長引く不況とリストラに大変な苦しみを強いられております。加藤参考人、あなたはこの国民の苦しみをしり目に、一カ月百十万円という高級マンションに住んで、しかも、その家賃を社計研に払わせて、平然としておられる。さらには、毎月五十万円から六十万円と言われる生活費まで社計研に捻出させて、何と四年間で一億一千万という蓄財までされているという報道をされております。新聞にはこう書いてあります。「腹心の金庫番は公共事業をエサに業者からカネを吸い上げ、本人は政治資金を流用して優雅な暮らし。これでなお国会議員の職にとどまろうというなら、見上げるまでの心臓である。」と厳しい指摘がされております。
いずれにしても、何という身勝手、何という思い上がりなのかと。加藤紘一氏という政治家に私は深い失望感と強い憤りの念を禁じ得ないのでございます。このことをまず冒頭に指摘して、質問に移ります。
あなたは三月二十七日のコメントで、家賃全体を政治活動費として適法に処理をしてきた、こうコメントされております。新聞では、三〇二、三〇三号室は収支報告書の事務費の中に入っていない、こう報道されておりますが、どうですか。あなたのコメント、間違いありませんか。
加
加藤紘一#23
○加藤参考人 三〇三、三〇五は……(漆原委員「三〇二と三〇三」と呼ぶ)三〇二、三〇三。私は、そこで、夜かなり遅くまで仕事をしております。それは、お入りいただくにはちょっと汚過ぎてみっともないところですけれども、ほぼ、私のいわゆる都心の議員宿舎の事務室よりもっと書類の多いようなところであります。それから、妻のところも後援会の活動のための連絡場所みたいな、事務室化しております。
この発言だけを見る →漆
漆原良夫#24
○漆原委員 イエス、ノーで答えていただければありがたいと思います。
それでは、具体的に聞きます。
社計研の十二年分の収支報告書には、事務所費として八千二百十三万二千五百七十八円の記載がなされております。この中に、あなたの名義で借りている三〇二号室、三〇三号室の家賃、一カ月百十万、年間一千三百二十万、これは含まれているんですか、いないんですか、お答えいただきたい。
この発言だけを見る →それでは、具体的に聞きます。
社計研の十二年分の収支報告書には、事務所費として八千二百十三万二千五百七十八円の記載がなされております。この中に、あなたの名義で借りている三〇二号室、三〇三号室の家賃、一カ月百十万、年間一千三百二十万、これは含まれているんですか、いないんですか、お答えいただきたい。
加
漆
漆原良夫#26
○漆原委員 御存じのとおり、この収支報告書の事務所費というのは、複数の事務所を借りていた場合でも、複数の事務所費の総額だけを記載すればよいことになっておりますね。したがって、個々の事務所の記載は必要ない。したがって、三〇二号室、三〇三号室の家賃が、あなたが言うとおり、事実、この事務所費の中に含まれているか否かというのは、これは社計研の会計帳簿と照合するしかないわけなんですね。
そこで、参考人にお聞きします。この収支報告書を提出する際に、社計研の会計帳簿に、三〇二号室、三〇三号室の賃料が事務所費として計上されていたかどうか、これをあなた自身で確認されたことがあるのか、第三者に確認させて報告を受けたことがあるのかどうか、お聞きしたい。
この発言だけを見る →そこで、参考人にお聞きします。この収支報告書を提出する際に、社計研の会計帳簿に、三〇二号室、三〇三号室の賃料が事務所費として計上されていたかどうか、これをあなた自身で確認されたことがあるのか、第三者に確認させて報告を受けたことがあるのかどうか、お聞きしたい。
加
加藤紘一#27
○加藤参考人 何せ、今、うちの資料は全部国税、検察当局に持っていかれておりまして、フロッピーも持っていかれております。仮にそれを調べようとしても、今、無理でございます。
この発言だけを見る →漆
漆原良夫#28
○漆原委員 少なくとも三月二十七日の、政治活動費として適法に処理したと、あなた、おっしゃっているわけですね。そういうことでしょう。政治活動費として家賃全額を処理したというふうにおっしゃっているわけでしょう。
そうであれば、少なくともこの三月二十七日のコメントする段階では、自分の三〇二、三〇三の部屋が社計研の会計帳簿に事務所費として載っている、だからこれが十二年度の収支報告に入っているんだ、こういう確認をすべきじゃないんですか。これはしていますか、していませんか。答えだけで結構です。
この発言だけを見る →そうであれば、少なくともこの三月二十七日のコメントする段階では、自分の三〇二、三〇三の部屋が社計研の会計帳簿に事務所費として載っている、だからこれが十二年度の収支報告に入っているんだ、こういう確認をすべきじゃないんですか。これはしていますか、していませんか。答えだけで結構です。
加
加藤紘一#29
○加藤参考人 大体の構図として、社計研の方から百五十万、ある銀行口座に入れられまして、そこから住居費百十万、それから田舎における活動費三十五万出ているという構図は、聞いておりました。そういうもとでしゃべっているんで、それがどういう項目の中に分けて入れられているかは、もちろん、前も知りませんでしたし、見たこともありませんし、正直に言って、そこまで細かく見ませんし、今はわかりません。
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