イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会
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会
会議録情報#0
平成十六年四月十五日(木曜日)
午後三時十五分開会
─────────────
委員の異動
四月五日
辞任 補欠選任
大江 康弘君 池口 修次君
山本 保君 荒木 清寛君
四月十四日
辞任 補欠選任
辻 泰弘君 谷 博之君
森 ゆうこ君 大塚 耕平君
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 清水 達雄君
理 事
田村 公平君
常田 享詳君
舛添 要一君
齋藤 勁君
若林 秀樹君
高野 博師君
小泉 親司君
委 員
大野つや子君
小泉 顕雄君
後藤 博子君
田浦 直君
西銘順志郎君
野上浩太郎君
福島啓史郎君
藤野 公孝君
松村 龍二君
三浦 一水君
森田 次夫君
山崎 力君
池口 修次君
岩本 司君
大塚 耕平君
神本美恵子君
佐藤 道夫君
榛葉賀津也君
高橋 千秋君
谷 博之君
ツルネン マルテイ君
平野 達男君
荒木 清寛君
森本 晃司君
池田 幹幸君
吉岡 吉典君
大田 昌秀君
山本 正和君
国務大臣
外務大臣 川口 順子君
国務大臣
(防衛庁長官) 石破 茂君
副大臣
防衛庁副長官 浜田 靖一君
外務副大臣 阿部 正俊君
大臣政務官
防衛庁長官政務
官 中島 啓雄君
事務局側
常任委員会専門
員 鴫谷 潤君
常任委員会専門
員 田中 信明君
政府参考人
防衛庁防衛参事
官 松谷有希雄君
防衛庁防衛局次
長 山内 千里君
防衛庁運用局長 西川 徹矢君
総務省情報通信
政策局長 武智 健二君
外務大臣官房参
事官 鈴木 敏郎君
外務大臣官房領
事移住部長 鹿取 克章君
─────────────
本日の会議に付した案件
○イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保
支援活動等並びに武力攻撃事態等への対処に関
する調査
(在イラク邦人人質事件に関する件)
(イラクにおける自衛隊の部隊の活動状況及び
治安情勢等に関する件)
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この発言だけを見る →午後三時十五分開会
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委員の異動
四月五日
辞任 補欠選任
大江 康弘君 池口 修次君
山本 保君 荒木 清寛君
四月十四日
辞任 補欠選任
辻 泰弘君 谷 博之君
森 ゆうこ君 大塚 耕平君
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出席者は左のとおり。
委員長 清水 達雄君
理 事
田村 公平君
常田 享詳君
舛添 要一君
齋藤 勁君
若林 秀樹君
高野 博師君
小泉 親司君
委 員
大野つや子君
小泉 顕雄君
後藤 博子君
田浦 直君
西銘順志郎君
野上浩太郎君
福島啓史郎君
藤野 公孝君
松村 龍二君
三浦 一水君
森田 次夫君
山崎 力君
池口 修次君
岩本 司君
大塚 耕平君
神本美恵子君
佐藤 道夫君
榛葉賀津也君
高橋 千秋君
谷 博之君
ツルネン マルテイ君
平野 達男君
荒木 清寛君
森本 晃司君
池田 幹幸君
吉岡 吉典君
大田 昌秀君
山本 正和君
国務大臣
外務大臣 川口 順子君
国務大臣
(防衛庁長官) 石破 茂君
副大臣
防衛庁副長官 浜田 靖一君
外務副大臣 阿部 正俊君
大臣政務官
防衛庁長官政務
官 中島 啓雄君
事務局側
常任委員会専門
員 鴫谷 潤君
常任委員会専門
員 田中 信明君
政府参考人
防衛庁防衛参事
官 松谷有希雄君
防衛庁防衛局次
長 山内 千里君
防衛庁運用局長 西川 徹矢君
総務省情報通信
政策局長 武智 健二君
外務大臣官房参
事官 鈴木 敏郎君
外務大臣官房領
事移住部長 鹿取 克章君
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本日の会議に付した案件
○イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保
支援活動等並びに武力攻撃事態等への対処に関
する調査
(在イラク邦人人質事件に関する件)
(イラクにおける自衛隊の部隊の活動状況及び
治安情勢等に関する件)
─────────────
清
清水達雄#1
○委員長(清水達雄君) ただいまからイラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五日、大江康弘君及び山本保君が委員を辞任され、その補欠として池口修次君及び荒木清寛君が選任されました。
また、昨日、辻泰弘君及び森ゆうこ君が委員を辞任され、その補欠として谷博之君及び大塚耕平君が選任されました。
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この発言だけを見る →委員の異動について御報告いたします。
去る五日、大江康弘君及び山本保君が委員を辞任され、その補欠として池口修次君及び荒木清寛君が選任されました。
また、昨日、辻泰弘君及び森ゆうこ君が委員を辞任され、その補欠として谷博之君及び大塚耕平君が選任されました。
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清
清水達雄#2
○委員長(清水達雄君) イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動等並びに武力攻撃事態等への対処に関する調査のうち、在イラク邦人人質事件に関する件及びイラクにおける自衛隊の部隊の活動状況及び治安情勢等に関する件を議題といたします。
まず、政府から順次報告を聴取いたします。川口外務大臣。
この発言だけを見る →まず、政府から順次報告を聴取いたします。川口外務大臣。
川
川口順子#3
○国務大臣(川口順子君) 八日、イラクにおいて三人の邦人が人質になったことを示唆する映像が存在するという情報が外務省にもたらされました。
外務省では、直ちにイラク人質事件緊急対策本部を立ち上げ、また逢沢外務副大臣をアンマンに派遣して、十日、逢沢副大臣を本部長とする現地対策本部を設置し、現地における体制を強化しました。
人質を取る行為は、いかなる理由であれ許し難い犯罪行為であり、今回の事件が発生したことは極めて遺憾であります。御心配されている御家族のためにも、今井紀明さん、郡山総一郎さん、高遠菜穂子さんが一刻も早く無事に解放されるよう、御家族の御心痛に思いを致し、外務省としても引き続き全力で取り組んでいく考えです。
本件人質事件をめぐる動きとしては、十一日午前、これは日本時間でございますが、アル・ジャジーラより三人を拘束しているとするグループが邦人の人質を二十四時間以内に解放することを決めた旨の報道があり、その後も本件をめぐっては種々の情報がありましたが、現在に至るまで残念ながら人質解放に至っておらず、政府としては本件事件の早期解決のために引き続き最大限の努力を行っていく考えです。
そのような努力の一環として、人質の安全かつ速やかな解放を求めた私のビデオメッセージを収録いたしまして、十一日、ロイター及びAPTNにより全世界に向けて配信いたしました。また、CPA及び統治評議会を始め、関係国政府等、関係各方面への働き掛けを引き続き全力で行っているところです。
総理からは、チェイニー米副大統領、エルドアン・トルコ首相に対し、私からは、シャラ・シリア外相、シャース・パレスチナ自治政府外務庁長官、ハラズィ・イラン外相、ベン・ヤヒア・チュニジア外務大臣に対して直接協力要請を行いました。これら働き掛けを通じて、我が国はイラクの復興のために協力しているのであり、今回の人質事件がいかなる理由であれ許されない犯罪行為であるとの認識が共有されました。関係国政府等からは、本件の早期解決のために可能な限りの協力を得ているところであり、引き続き働き掛けを行っていきたいと考えています。
また、本日、イラクにおいて二人の邦人が拘束されたとの未確認情報が外務省にもたらされました。その後の種々の報道によれば、十四日、安田純平さんと渡邉修孝さんの二名が拉致されたとのことですが、現在事実関係について確認中であります。
外務省としては、本件について第一報を受けて、対策本部において関係在外公館と連絡を取り情報収集に努めています。八日に誘拐された三人の日本人に続き邦人が拘束されていることが事実とすれば、政府としては直ちに解放されるよう全力を挙げて取り組む考えです。
他方、イラクにおいては、この事件と前後して、四月六日から十五日にかけて、米国人、英国人、カナダ人、フランス人、スペイン人、イタリア人、ドイツ人、ロシア人、イスラエル人、韓国人、中国人等、多数の外国人が誘拐される事件が未確認情報を含め多数報道されております。これらの事件については既に人質が釈放されている例もありますが、未解決とされる事件や人質の殺害に至った例も伝えられています。
外務省としては、イラクの治安が悪い状況の下、これまで一貫して危機情報の退避勧告を発出し、イラクへの渡航はどのような目的であれ見合わせることを、また既にイラクに滞在されている方については直ちに退避するよう強く勧告してきました。
また、昨年の対イラク軍事行動で主要な戦闘の終結が宣言されて以降、二十八回にわたり邦人のための注意速報であるスポット情報を発出し、誘拐も含めテロ攻撃の危険について注意喚起に努めてきました。このような中で、今般の人質事件が発生したことは誠に遺憾なことと考えています。
外務省としては、重要なことは、自らの行動と安全については自ら責任を持つという原則に基づいて各人が行動することであると考えており、特にイラクへの渡航についてはどのような目的であれ絶対に見合わせることを、また、既にイラクに滞在している報道関係者を含む邦人に対しては、イラクに退避勧告が発出されていることにつき再度明確に注意を促し、安全な方法で直ちにイラク国外に退避するよう改めて強く勧告いたしております。
以上でございます。
この発言だけを見る →外務省では、直ちにイラク人質事件緊急対策本部を立ち上げ、また逢沢外務副大臣をアンマンに派遣して、十日、逢沢副大臣を本部長とする現地対策本部を設置し、現地における体制を強化しました。
人質を取る行為は、いかなる理由であれ許し難い犯罪行為であり、今回の事件が発生したことは極めて遺憾であります。御心配されている御家族のためにも、今井紀明さん、郡山総一郎さん、高遠菜穂子さんが一刻も早く無事に解放されるよう、御家族の御心痛に思いを致し、外務省としても引き続き全力で取り組んでいく考えです。
本件人質事件をめぐる動きとしては、十一日午前、これは日本時間でございますが、アル・ジャジーラより三人を拘束しているとするグループが邦人の人質を二十四時間以内に解放することを決めた旨の報道があり、その後も本件をめぐっては種々の情報がありましたが、現在に至るまで残念ながら人質解放に至っておらず、政府としては本件事件の早期解決のために引き続き最大限の努力を行っていく考えです。
そのような努力の一環として、人質の安全かつ速やかな解放を求めた私のビデオメッセージを収録いたしまして、十一日、ロイター及びAPTNにより全世界に向けて配信いたしました。また、CPA及び統治評議会を始め、関係国政府等、関係各方面への働き掛けを引き続き全力で行っているところです。
総理からは、チェイニー米副大統領、エルドアン・トルコ首相に対し、私からは、シャラ・シリア外相、シャース・パレスチナ自治政府外務庁長官、ハラズィ・イラン外相、ベン・ヤヒア・チュニジア外務大臣に対して直接協力要請を行いました。これら働き掛けを通じて、我が国はイラクの復興のために協力しているのであり、今回の人質事件がいかなる理由であれ許されない犯罪行為であるとの認識が共有されました。関係国政府等からは、本件の早期解決のために可能な限りの協力を得ているところであり、引き続き働き掛けを行っていきたいと考えています。
また、本日、イラクにおいて二人の邦人が拘束されたとの未確認情報が外務省にもたらされました。その後の種々の報道によれば、十四日、安田純平さんと渡邉修孝さんの二名が拉致されたとのことですが、現在事実関係について確認中であります。
外務省としては、本件について第一報を受けて、対策本部において関係在外公館と連絡を取り情報収集に努めています。八日に誘拐された三人の日本人に続き邦人が拘束されていることが事実とすれば、政府としては直ちに解放されるよう全力を挙げて取り組む考えです。
他方、イラクにおいては、この事件と前後して、四月六日から十五日にかけて、米国人、英国人、カナダ人、フランス人、スペイン人、イタリア人、ドイツ人、ロシア人、イスラエル人、韓国人、中国人等、多数の外国人が誘拐される事件が未確認情報を含め多数報道されております。これらの事件については既に人質が釈放されている例もありますが、未解決とされる事件や人質の殺害に至った例も伝えられています。
外務省としては、イラクの治安が悪い状況の下、これまで一貫して危機情報の退避勧告を発出し、イラクへの渡航はどのような目的であれ見合わせることを、また既にイラクに滞在されている方については直ちに退避するよう強く勧告してきました。
また、昨年の対イラク軍事行動で主要な戦闘の終結が宣言されて以降、二十八回にわたり邦人のための注意速報であるスポット情報を発出し、誘拐も含めテロ攻撃の危険について注意喚起に努めてきました。このような中で、今般の人質事件が発生したことは誠に遺憾なことと考えています。
外務省としては、重要なことは、自らの行動と安全については自ら責任を持つという原則に基づいて各人が行動することであると考えており、特にイラクへの渡航についてはどのような目的であれ絶対に見合わせることを、また、既にイラクに滞在している報道関係者を含む邦人に対しては、イラクに退避勧告が発出されていることにつき再度明確に注意を促し、安全な方法で直ちにイラク国外に退避するよう改めて強く勧告いたしております。
以上でございます。
清
西
西川徹矢#5
○政府参考人(西川徹矢君) 自衛隊の活動状況について御報告いたします。
陸上自衛隊の部隊につきましては、中学校の補修あるいは道路整備を実施して、そしてさらには給水車への給水作業を行ってまいりました。そのほかにも、医療支援活動につきまして、症例検討会に参加したり、あるいは母子病院に供与されました医療器材を利用した診療技術の指導、助言を実施してまいりました。
他方、サマーワの陸自部隊におきましては、様々な情報がございまして、これに基づき、先週初めより宿営地外での活動を一部慎重に行うことといたしまして、給水活動を中心に復興支援活動を実施してきたところでございます。しかし他方で、活動再開に向けました現地住民の期待も大変大きいこと等をかんがみまして、安全確保に十分配意した上で四月の十三日より、そしてまた昨日十四日より、それぞれこの中学校の補修ないし医療支援活動の再開を行っているところでございます。
現地部隊におきましては、現地の時間で四月の七日の午後十一時過ぎに、サマーワ宿営地の近傍におきまして迫撃砲又はロケット弾によるものと思われる爆発音が三回ございまして、翌朝来その捜索を実施しましたところ、それぞれの着弾地点を二か所、そして市内におきまして迫撃砲の底板でございますが、底板それから弾薬箱、りゅう弾一発を確認したところでございます。
また、サマーワのCPA付近で発生いたしました爆発事案に関しましては、当方の現地部隊が八日の午後十時半ごろにその爆発音があったことを確認しているところでございます。
このほかに、現地部隊の報告によりますと、九日及び十四日にサマーワ市内で小規模でございますがデモが発生して、デモが行われておりますが、いずれも平和裏に終息しておると、こういう報告を受けております。
次に航空自衛隊の部隊についてでございますが、一日から十四日までの間、人道復興関連及び関係各国、関係機関等の物資、人員の輸送を計五回実施したところでございます。
それから、続きまして海上自衛隊の部隊についてでございますが、輸送艦、護衛艦、それぞれ一隻が、クウェートにおける任務を終了いたしまして本邦へ帰路にございましたところ、八日の日に両艦とも無事に本邦に帰着いたしました。
最後になりますが、イラクで日本人が拉致された事案につきましては、防衛庁といたしましても、今後とも官邸及び外務省等関係省庁と緊密に連携し、人質の解放に向けて協力してまいる所存でございます。
以上でございます。
この発言だけを見る →陸上自衛隊の部隊につきましては、中学校の補修あるいは道路整備を実施して、そしてさらには給水車への給水作業を行ってまいりました。そのほかにも、医療支援活動につきまして、症例検討会に参加したり、あるいは母子病院に供与されました医療器材を利用した診療技術の指導、助言を実施してまいりました。
他方、サマーワの陸自部隊におきましては、様々な情報がございまして、これに基づき、先週初めより宿営地外での活動を一部慎重に行うことといたしまして、給水活動を中心に復興支援活動を実施してきたところでございます。しかし他方で、活動再開に向けました現地住民の期待も大変大きいこと等をかんがみまして、安全確保に十分配意した上で四月の十三日より、そしてまた昨日十四日より、それぞれこの中学校の補修ないし医療支援活動の再開を行っているところでございます。
現地部隊におきましては、現地の時間で四月の七日の午後十一時過ぎに、サマーワ宿営地の近傍におきまして迫撃砲又はロケット弾によるものと思われる爆発音が三回ございまして、翌朝来その捜索を実施しましたところ、それぞれの着弾地点を二か所、そして市内におきまして迫撃砲の底板でございますが、底板それから弾薬箱、りゅう弾一発を確認したところでございます。
また、サマーワのCPA付近で発生いたしました爆発事案に関しましては、当方の現地部隊が八日の午後十時半ごろにその爆発音があったことを確認しているところでございます。
このほかに、現地部隊の報告によりますと、九日及び十四日にサマーワ市内で小規模でございますがデモが発生して、デモが行われておりますが、いずれも平和裏に終息しておると、こういう報告を受けております。
次に航空自衛隊の部隊についてでございますが、一日から十四日までの間、人道復興関連及び関係各国、関係機関等の物資、人員の輸送を計五回実施したところでございます。
それから、続きまして海上自衛隊の部隊についてでございますが、輸送艦、護衛艦、それぞれ一隻が、クウェートにおける任務を終了いたしまして本邦へ帰路にございましたところ、八日の日に両艦とも無事に本邦に帰着いたしました。
最後になりますが、イラクで日本人が拉致された事案につきましては、防衛庁といたしましても、今後とも官邸及び外務省等関係省庁と緊密に連携し、人質の解放に向けて協力してまいる所存でございます。
以上でございます。
清
鈴
鈴木敏郎#7
○政府参考人(鈴木敏郎君) イラクの治安情勢について御説明させていただきます。
イラクの治安情勢は先週来緊迫しております。CPAが、シーア派指導者の一人であり反米で知られるムクタダー・アル・サドル師が主宰する週刊紙の発行を停止処分としたことや、四月の初めにサドル師の片腕であるヤアコービー師を拘束したことを機に、先週、イラク各地でサドル師支持者と駐留連合軍との衝突が生じました。
CPAの報道官は、昨年四月のホーイ師暗殺の容疑でイラクの司法機関がサドル師の逮捕状を出していることを明らかにしております。また、ブッシュ大統領は、サドル師は民主主義を繁栄させる代わりに武力に訴えようとする人物である、これをこのままほうっておく、ほうっておくわけにはいかないという旨を明らかにしております。他方、シーア派の最高指導者であるシスターニ師は、六日付けでファトワを発出いたしまして、一連の事件の対処における占領軍のやり方を非難する、平和的方法を通じて事態の収拾を図ることを求めるとともに、更なる混乱と流血につながる行為を避けるよう求めております。
サマワでございますけれども、七日にサドル師の支持者によるデモが行われる予定でございましたけれども、これは中止され、九日及び十四日に小規模なデモが平和裏に行われているという状況がございます。
こうしたサドル師支持者との衝突がある一方で、スンニ・トライアングルに位置しておりますファルージャでは、三月三十一日に米民間人四名が殺害される事件が発生いたしましたが、この後、米軍による掃討作戦が強化されております。ファルージャでの戦闘により、これまでに多数の死傷者が出てきている模様であります。九日にブレマー行政官はファルージャでの作戦行動を一時停止する旨の考えを表明いたしましたが、十一日に午前十時、これは現地時間でございますが、から十二時間の停戦が成立し、その後、統治評議会のメンバーの仲介もありまして、この停戦期限が累次延長されてきております。現在、散発的な戦闘は起きておりますが、停戦は維持されている模様でございます。
ラムズフェルド国防長官は、六日、こうしたイラク国内における状況を踏まえまして、現時点では米中央軍は計画に変更はないとしている、おりますけれども、いつでも増派要請を行うことができるという旨を発言しております。十三日、米国東部時間でございますけれども、ブッシュ大統領は、イラク人への統治権限移譲のためには治安の確保が必要であり、連合軍はそのために努力している、更なる部隊派遣が必要であれば派遣する、更なる装備が必要であれば提供する、中央軍司令官が要請を行えば、彼はそれを得ることができるということを述べております。また、四日、ブレマー行政官は、アラウィ貿易相を国防相に任命いたしております。イラク人の治安要員の強化、増大というものも引き続き行われてきております。
また最近、外国人の拘束事案が頻発しております。このように現地の治安情勢については緊迫度を深めておりますけれども、今後とも引き続き、十分に注意を払っていく所存でございます。
最後に、政治プロセスでございます。
三月の末に国連の選挙チームが、また四月の初めにブラヒミ国連事務総長特別顧問が暫定政府の設立支援等を目的にバグダッドに到着しております。十四日、ブラヒミ特別顧問はバグダッドにおいて記者会見を行いまして、現時点における取りあえずの考え方として、五月中に暫定政府を設立することは可能である、国民会議を開催することにつき多くのイラク人からの示唆がある、また国民会議は来年一月の議会選挙までの期間、諮問議会を選出する、来年一月の議会選挙が実施されるためには治安状況が大幅に改善される必要がある等の諸点を述べております。
これらの諸点につきましては、今後更にイラクの人、イラクの人々との間で協議が行われていくものと思われます。
また、ブッシュ大統領は、十三日の記者会見におきまして、予定どおり六月三十日のイラク人への統治権限移譲を実現することについての強い決意も表明いたしております。
イラクの治安情勢につきましては以上でございます。
この発言だけを見る →イラクの治安情勢は先週来緊迫しております。CPAが、シーア派指導者の一人であり反米で知られるムクタダー・アル・サドル師が主宰する週刊紙の発行を停止処分としたことや、四月の初めにサドル師の片腕であるヤアコービー師を拘束したことを機に、先週、イラク各地でサドル師支持者と駐留連合軍との衝突が生じました。
CPAの報道官は、昨年四月のホーイ師暗殺の容疑でイラクの司法機関がサドル師の逮捕状を出していることを明らかにしております。また、ブッシュ大統領は、サドル師は民主主義を繁栄させる代わりに武力に訴えようとする人物である、これをこのままほうっておく、ほうっておくわけにはいかないという旨を明らかにしております。他方、シーア派の最高指導者であるシスターニ師は、六日付けでファトワを発出いたしまして、一連の事件の対処における占領軍のやり方を非難する、平和的方法を通じて事態の収拾を図ることを求めるとともに、更なる混乱と流血につながる行為を避けるよう求めております。
サマワでございますけれども、七日にサドル師の支持者によるデモが行われる予定でございましたけれども、これは中止され、九日及び十四日に小規模なデモが平和裏に行われているという状況がございます。
こうしたサドル師支持者との衝突がある一方で、スンニ・トライアングルに位置しておりますファルージャでは、三月三十一日に米民間人四名が殺害される事件が発生いたしましたが、この後、米軍による掃討作戦が強化されております。ファルージャでの戦闘により、これまでに多数の死傷者が出てきている模様であります。九日にブレマー行政官はファルージャでの作戦行動を一時停止する旨の考えを表明いたしましたが、十一日に午前十時、これは現地時間でございますが、から十二時間の停戦が成立し、その後、統治評議会のメンバーの仲介もありまして、この停戦期限が累次延長されてきております。現在、散発的な戦闘は起きておりますが、停戦は維持されている模様でございます。
ラムズフェルド国防長官は、六日、こうしたイラク国内における状況を踏まえまして、現時点では米中央軍は計画に変更はないとしている、おりますけれども、いつでも増派要請を行うことができるという旨を発言しております。十三日、米国東部時間でございますけれども、ブッシュ大統領は、イラク人への統治権限移譲のためには治安の確保が必要であり、連合軍はそのために努力している、更なる部隊派遣が必要であれば派遣する、更なる装備が必要であれば提供する、中央軍司令官が要請を行えば、彼はそれを得ることができるということを述べております。また、四日、ブレマー行政官は、アラウィ貿易相を国防相に任命いたしております。イラク人の治安要員の強化、増大というものも引き続き行われてきております。
また最近、外国人の拘束事案が頻発しております。このように現地の治安情勢については緊迫度を深めておりますけれども、今後とも引き続き、十分に注意を払っていく所存でございます。
最後に、政治プロセスでございます。
三月の末に国連の選挙チームが、また四月の初めにブラヒミ国連事務総長特別顧問が暫定政府の設立支援等を目的にバグダッドに到着しております。十四日、ブラヒミ特別顧問はバグダッドにおいて記者会見を行いまして、現時点における取りあえずの考え方として、五月中に暫定政府を設立することは可能である、国民会議を開催することにつき多くのイラク人からの示唆がある、また国民会議は来年一月の議会選挙までの期間、諮問議会を選出する、来年一月の議会選挙が実施されるためには治安状況が大幅に改善される必要がある等の諸点を述べております。
これらの諸点につきましては、今後更にイラクの人、イラクの人々との間で協議が行われていくものと思われます。
また、ブッシュ大統領は、十三日の記者会見におきまして、予定どおり六月三十日のイラク人への統治権限移譲を実現することについての強い決意も表明いたしております。
イラクの治安情勢につきましては以上でございます。
清
田
田村公平#9
○田村公平君 自由民主党の田村公平です。
ちょうど、四月八日の日本時間で二十一時、アル・ジャジーラという、カタールともいいますし中東のというクレジットが付いておりますが、そこのテレビ局にVTRテープと声明文が送られて、三人の方が人質になって、そして日曜日の、三日間たった日本時間でいう同じ二十一時にというタイム、時間を切られての、それからちょうど今日で一週間。御家族並びに関係御身内の方々、大変なつらい思いをなさっていると思いますし、一刻も早くこの事案が解決することを願うものでもあります。
ただ、ちょうど北朝鮮に拉致された方々が帰ってきて今日で一年半というふうに報道されております。我が国の主権の及ぶ我が国の領土内で、何の悪いこともしていない、普通の国民として普通に生活しておられた方がああいう目に遭っております。まだ御家族も帰ってきておりません。そのことを思うと、この一週間のしんどさというか、切なさというか、つらさ、そして一年半の、北朝鮮に拉致されてまだ実態がよく分からない、そういうつらさ。日本国政府、特に外務省は、そういう意味では両案に対してもしっかりした対応をしていただきたいということを冒頭申し上げまして、質問に入らせていただきます。
実は総務省にお伺いをしたいんですが、結局、日本のマスコミを含めて常に言われているのが、中東アジアの、日本のメディアもそうですが、アル・ジャジーラというテレビ、ある放送局は中東のとか、あるいはその他のアル・アラビアとかアブダビだとか、ちょっと私たちが余りよく知らない放送局の名前が出てきますし、それから、そういう間接的にしか入ってこないということで、もし総務省の方で把握をしておれば、これらのテレビ局がどういう形のテレビ局なのか、まあ日本的に言えば民放連があってとか、国営放送ではありませんけれども放送法に基づく日本放送協会、NHKみたいなのか、そこいらのことが分かれば分かる範囲で結構ですけれども、お教えを願いたいと思いますが、よろしくお願いします。
この発言だけを見る →ちょうど、四月八日の日本時間で二十一時、アル・ジャジーラという、カタールともいいますし中東のというクレジットが付いておりますが、そこのテレビ局にVTRテープと声明文が送られて、三人の方が人質になって、そして日曜日の、三日間たった日本時間でいう同じ二十一時にというタイム、時間を切られての、それからちょうど今日で一週間。御家族並びに関係御身内の方々、大変なつらい思いをなさっていると思いますし、一刻も早くこの事案が解決することを願うものでもあります。
ただ、ちょうど北朝鮮に拉致された方々が帰ってきて今日で一年半というふうに報道されております。我が国の主権の及ぶ我が国の領土内で、何の悪いこともしていない、普通の国民として普通に生活しておられた方がああいう目に遭っております。まだ御家族も帰ってきておりません。そのことを思うと、この一週間のしんどさというか、切なさというか、つらさ、そして一年半の、北朝鮮に拉致されてまだ実態がよく分からない、そういうつらさ。日本国政府、特に外務省は、そういう意味では両案に対してもしっかりした対応をしていただきたいということを冒頭申し上げまして、質問に入らせていただきます。
実は総務省にお伺いをしたいんですが、結局、日本のマスコミを含めて常に言われているのが、中東アジアの、日本のメディアもそうですが、アル・ジャジーラというテレビ、ある放送局は中東のとか、あるいはその他のアル・アラビアとかアブダビだとか、ちょっと私たちが余りよく知らない放送局の名前が出てきますし、それから、そういう間接的にしか入ってこないということで、もし総務省の方で把握をしておれば、これらのテレビ局がどういう形のテレビ局なのか、まあ日本的に言えば民放連があってとか、国営放送ではありませんけれども放送法に基づく日本放送協会、NHKみたいなのか、そこいらのことが分かれば分かる範囲で結構ですけれども、お教えを願いたいと思いますが、よろしくお願いします。
武
武智健二#10
○政府参考人(武智健二君) お答えをいたします。
アル・ジャジーラの番組を放送している事業者はカタール国のアル・ジャジーラという名称の財団であるというふうに聞いておるところでございます。
また、その他、中東各国におけるアル・ジャジーラのような衛星放送局について挙げますと、例えばアラブ首長国連邦ではMBC、アル・アラビア、アブダビ・テレビ、レバノンではLBC等が存在しているものと聞いておりますが、詳しいことについてはよく承知しておりません。
この発言だけを見る →アル・ジャジーラの番組を放送している事業者はカタール国のアル・ジャジーラという名称の財団であるというふうに聞いておるところでございます。
また、その他、中東各国におけるアル・ジャジーラのような衛星放送局について挙げますと、例えばアラブ首長国連邦ではMBC、アル・アラビア、アブダビ・テレビ、レバノンではLBC等が存在しているものと聞いておりますが、詳しいことについてはよく承知しておりません。
田
田村公平#11
○田村公平君 じゃ、財団といっても我々が思う日本の財団とはちょっと意味が違うような気もするんですが、いずれにしましても余り詳しいことはよく分からないということでよろしゅうございますでしょうか。
この発言だけを見る →武
武智健二#12
○政府参考人(武智健二君) お尋ねの財団の性格についても詳しいこと分かっておりませんし、先ほど申し上げましたように、詳細についてはよく承知しておりませんのが実情でございます。
この発言だけを見る →田
田村公平#13
○田村公平君 外務省にお尋ねしますけれども、新聞報道、マスコミの報道によれば、現在までイラクでいわゆる人質になったという方の、方々の人数が、ある放送は六十人とか五十人とか六十二名とか、十八か国だ、十六か国、十五か国、それぞればらばらであります。多分それだけ情報が混乱していると思いますけれども、確認というのは何をもって確認というのか、未確認というのは何をもって未確認という判断は大変難しいところがあると思いますけれども、今日というよりも昨夕になるんですか、ゆうべ夜中に、新たにまた日本人の方が、これは確認されていないというふうな政府のコメントはマスコミに聞いておりますけれども、そういうことを含めまして、諸外国、何か国で一体、政府が把握しておるところのいわゆる人質の人数、それから国の数をお教え願いたいと思いますけれども。
この発言だけを見る →鹿
鹿取克章#14
○政府参考人(鹿取克章君) お答えいたします。
未確認情報を含めてでございますが、我々が今把握しているのは十八か国でございます。人数は六十人強ということで把握しております。
この発言だけを見る →未確認情報を含めてでございますが、我々が今把握しているのは十八か国でございます。人数は六十人強ということで把握しております。
田
田村公平#15
○田村公平君 じゃ、それ、十八か国、六十人強ということは、十八か国は当然イラク以外の国でありますから、それらの国々とどのような連絡を取っておるのか。もちろん言えない話もあるでしょうけれども、横の連絡を取りながら、情報交換をしながら事態の対処に当たっているかどうか。可能な限りで結構ですから、お答えをいただけたらと思います。
この発言だけを見る →鹿
鹿取克章#16
○政府参考人(鹿取克章君) 今私どもは様々な問題について関係国と協議しておりますが、この問題の特殊性、先生よく御承知のとおりでございますので、詳細は、恐縮でございますが、差し控えさせていただきたいと思います。
この発言だけを見る →田
田村公平#17
○田村公平君 私、こういうことが起きると、今日実はこの委員会にも同僚議員として常田先生、山崎力先生おられますけれども、フィリピンの中に、まあ一国二制度というんでしょうか、内乱がずっとありまして、南北問題、そして宗教の問題ありまして、ミンダナオの自治州知事兼モロ民族解放戦線議長が是非サンボアンガから彼の生まれ故郷であるソロの方まで来てほしいと、スルー海のところですけれども。
その中にはアブ・サヤフも入っているものですから、かなり、外務省はそういうところに行ってはいけませんよというふうに言われました。それで、自分たちの身の安全を保障してもらうためにミスワリ議長から招待状をいただきまして、それを持ってサンボアンガまで飛んだわけですが、目出帽をかぶってAK47で装備しているかと思えば、ロケットランチャーから手りゅう弾から装備は全くばらばらでありまして、日本の地下足袋をどういうわけか履いている人もいますし、普通のというか、よれよれのスニーカーを履いている人もいますけれども、二十人近い護衛が付いてその地をずっと歩いたわけですけれども。
私なんかの場合はここにまあこうしているということは、三人とも無事に帰ってきたわけですけれども、その後に、九・一一を境にして、フィリピン国軍はせん滅作戦に出、そういうせん滅作戦に出たために、たしか湯下大使のときに和平協定ができたと思うんですけれども、フィリピン政府とモロ民族解放戦線との間で、そうすると、やっぱりいろんな分派ができて、ちょうど、まんじゅう、あんこの入ったまんじゅうを上からごちょんとやると、あんこがどんどん飛び出していって、一種の無統制というか無秩序、カオス、混乱状態になり、その人たちがマレーシアの観光地に来ていた観光客を拉致したり、あるいは、たしかドイツだったと思うんですけれども、取材の記者を人質に取ったとか、極めて今の情勢と似たようなことがモロ民族解放戦線の中でも起きたことを考えますと、ある意味でよく無事に帰ってきたなという思いがいたします。
今、こうして考えてみますと、今日また新たに、外務省の言い分ではそれは確認が取れていないからなかなか、しかしもう名前まで実は全部挙がっていますし、一体、今報告にありましたけれども、本当の話、かの地に、何でこんなことを言うかといいますと、外交特権を持っておる外交官が二名殺害されたことも事実であります。犯人もまだ特定もできていません。で、把握しろというのは無理だとは思いますけれども、どうしてそんなに、七十人とか、僕はもっと、下手すると百人ぐらいいるんじゃないかと思います。あるいは周辺国にいる人を入れたらもっといるんじゃないかという気がしますけれども、そこいら、限りなく実数に近いのは七十名なんでしょうか、百名なんでしょうか。
この発言だけを見る →その中にはアブ・サヤフも入っているものですから、かなり、外務省はそういうところに行ってはいけませんよというふうに言われました。それで、自分たちの身の安全を保障してもらうためにミスワリ議長から招待状をいただきまして、それを持ってサンボアンガまで飛んだわけですが、目出帽をかぶってAK47で装備しているかと思えば、ロケットランチャーから手りゅう弾から装備は全くばらばらでありまして、日本の地下足袋をどういうわけか履いている人もいますし、普通のというか、よれよれのスニーカーを履いている人もいますけれども、二十人近い護衛が付いてその地をずっと歩いたわけですけれども。
私なんかの場合はここにまあこうしているということは、三人とも無事に帰ってきたわけですけれども、その後に、九・一一を境にして、フィリピン国軍はせん滅作戦に出、そういうせん滅作戦に出たために、たしか湯下大使のときに和平協定ができたと思うんですけれども、フィリピン政府とモロ民族解放戦線との間で、そうすると、やっぱりいろんな分派ができて、ちょうど、まんじゅう、あんこの入ったまんじゅうを上からごちょんとやると、あんこがどんどん飛び出していって、一種の無統制というか無秩序、カオス、混乱状態になり、その人たちがマレーシアの観光地に来ていた観光客を拉致したり、あるいは、たしかドイツだったと思うんですけれども、取材の記者を人質に取ったとか、極めて今の情勢と似たようなことがモロ民族解放戦線の中でも起きたことを考えますと、ある意味でよく無事に帰ってきたなという思いがいたします。
今、こうして考えてみますと、今日また新たに、外務省の言い分ではそれは確認が取れていないからなかなか、しかしもう名前まで実は全部挙がっていますし、一体、今報告にありましたけれども、本当の話、かの地に、何でこんなことを言うかといいますと、外交特権を持っておる外交官が二名殺害されたことも事実であります。犯人もまだ特定もできていません。で、把握しろというのは無理だとは思いますけれども、どうしてそんなに、七十人とか、僕はもっと、下手すると百人ぐらいいるんじゃないかと思います。あるいは周辺国にいる人を入れたらもっといるんじゃないかという気がしますけれども、そこいら、限りなく実数に近いのは七十名なんでしょうか、百名なんでしょうか。
鹿
鹿取克章#18
○政府参考人(鹿取克章君) 今、私どもとしては、このイラクの状況を踏まえまして、例えばアンマンに館員を、周辺国から館員を派遣して増強して対応すると、そういういろいろな形での努力を続けているところでございます。
この発言だけを見る →田
田村公平#19
○田村公平君 もうちょっといろいろ言いたいことあるんですけれども、余り言い過ぎて人に迷惑掛けるというのは、こういうことを議論していることは恐らく、リアルタイムとはいかなくても、いろんなルートでいろんなところに悪い、プラスの影響にはならないと思う気がするものですから、これ以上言いませんけれども。
私が非常に危惧しておるのは、自分の経験で言わせていただきますと、報道によればタクシーの運転手さんを雇ってと言いますけれども、実はタクシーというのは基本的に日本のようなタクシーではないわけでして、その人がいつ追いはぎに変わるかもしれない。あるいは、泊まっておる一種のたまり場に、私も野宿しながら世界一周したときに、あそこへ行くといろんな情報が集まるよという拠点になるような安いホテルというよりも木賃宿みたいなところがあるんですけれども、そこでいろんな情報を交換しながら野宿しながら世界一周した経験ありますけれども、そういうところですら、日本人というのはとにかくその当時から金持ちと見られていまして、親切な旅館のおやじさんが実は裏に回ると、本人は直接じゃないんですけれども、追いはぎの、強盗というんでしょうか、そういうのに通報していてとか、そういうことが容易に起こり得る地域であるように私は今も思っています。
ましてや、今大臣からも説明ありましたけれども、CPA及び関係の機関にといいますけれども、国境があって国境がないような、金積めば、それは要所要所の幹線道路は検問があるにしても、裏道通れば出入り自由というか、そういうところ、そしてそういう場所にこれからもいろんな人が、決して物見遊山とは言いません、しかし、今度はバクダッドとかそういうイラク国内じゃなくして周辺部でそういう事件が起こり得る可能性も一杯あると思います。今年になって十三回ですか、避難、行っちゃいけないよとか、勧告を出したと言っていますけれども、正確には十四回になるんですか。
それで、そのことももっと周知徹底をしてあげないと、日本の常識はある意味で世界の非常識な部分ありますし、そういう意味ではもっと強い姿勢で、危ないところに行ってくれるなと。多分この一週間、御家族の方もそうでしょうけれども、政府関係機関も恐らく寝ていない。時差の関係これあり、限られた人数で事態のいろんな、正に確認の取りようのないところでやっておると思いますので、私自身は委員会で、私にもし力があったら自分が乗り込んでいって、相手が分かっておったらぶったたいてでも、三人なら三人、救出する能力があれば行きたいぐらいに思いますけれども、私にはそんな能力もありませんし、本当につらい思いがあります。
ただ、一つ、私はいつも外務省の批判、政府の批判することを与党でありながらやってきていますけれども、ただ一つタイミング良くやってくれたなと思ったのは、テレビ屋、テレビ局に勤務した人間としては、外務省にしては珍しく、大臣がVTRに収まって、それをちゃんとしたメディアを通じて日本国の思いというんでしょうか、意見をきちっと、その相手がどこに、特定できない状況ですから、いろんなグループに分かれているはずですし、どこかでテレビは見ているはず。そういう意味での発信をしたことは私は大変素早くきれいな対応をしたと思っています。
今後とも折に触れて、これはここで議論したって、それはある程度時間差があるし、それからリライトされて出ていった場合は分からないわけですから、政府として相手をつかまえにくいのも分かります。特に、今御説明のありましたように、CPA自体がどうなっていくのか分からない部分もあります。合衆国大統領は、選挙が近いせいなのか、六月三十日ということを一生懸命記者会見でも言っておりますけれども、これも本当に先のことはどうなるか分かりません。
そういうことを含めて、私は、大臣じゃなくても結構ですが、政府、きっちりした取組、それから正確な判断をするためには十分な睡眠時間も取っていただきたい。寝不足続くと必ずどこかでケアレスミス出ます。そのことが人命にかかわることになります。そういう応援体制を含めての取組のことをお伺いして、私の質問を終わりたいと思います。
この発言だけを見る →私が非常に危惧しておるのは、自分の経験で言わせていただきますと、報道によればタクシーの運転手さんを雇ってと言いますけれども、実はタクシーというのは基本的に日本のようなタクシーではないわけでして、その人がいつ追いはぎに変わるかもしれない。あるいは、泊まっておる一種のたまり場に、私も野宿しながら世界一周したときに、あそこへ行くといろんな情報が集まるよという拠点になるような安いホテルというよりも木賃宿みたいなところがあるんですけれども、そこでいろんな情報を交換しながら野宿しながら世界一周した経験ありますけれども、そういうところですら、日本人というのはとにかくその当時から金持ちと見られていまして、親切な旅館のおやじさんが実は裏に回ると、本人は直接じゃないんですけれども、追いはぎの、強盗というんでしょうか、そういうのに通報していてとか、そういうことが容易に起こり得る地域であるように私は今も思っています。
ましてや、今大臣からも説明ありましたけれども、CPA及び関係の機関にといいますけれども、国境があって国境がないような、金積めば、それは要所要所の幹線道路は検問があるにしても、裏道通れば出入り自由というか、そういうところ、そしてそういう場所にこれからもいろんな人が、決して物見遊山とは言いません、しかし、今度はバクダッドとかそういうイラク国内じゃなくして周辺部でそういう事件が起こり得る可能性も一杯あると思います。今年になって十三回ですか、避難、行っちゃいけないよとか、勧告を出したと言っていますけれども、正確には十四回になるんですか。
それで、そのことももっと周知徹底をしてあげないと、日本の常識はある意味で世界の非常識な部分ありますし、そういう意味ではもっと強い姿勢で、危ないところに行ってくれるなと。多分この一週間、御家族の方もそうでしょうけれども、政府関係機関も恐らく寝ていない。時差の関係これあり、限られた人数で事態のいろんな、正に確認の取りようのないところでやっておると思いますので、私自身は委員会で、私にもし力があったら自分が乗り込んでいって、相手が分かっておったらぶったたいてでも、三人なら三人、救出する能力があれば行きたいぐらいに思いますけれども、私にはそんな能力もありませんし、本当につらい思いがあります。
ただ、一つ、私はいつも外務省の批判、政府の批判することを与党でありながらやってきていますけれども、ただ一つタイミング良くやってくれたなと思ったのは、テレビ屋、テレビ局に勤務した人間としては、外務省にしては珍しく、大臣がVTRに収まって、それをちゃんとしたメディアを通じて日本国の思いというんでしょうか、意見をきちっと、その相手がどこに、特定できない状況ですから、いろんなグループに分かれているはずですし、どこかでテレビは見ているはず。そういう意味での発信をしたことは私は大変素早くきれいな対応をしたと思っています。
今後とも折に触れて、これはここで議論したって、それはある程度時間差があるし、それからリライトされて出ていった場合は分からないわけですから、政府として相手をつかまえにくいのも分かります。特に、今御説明のありましたように、CPA自体がどうなっていくのか分からない部分もあります。合衆国大統領は、選挙が近いせいなのか、六月三十日ということを一生懸命記者会見でも言っておりますけれども、これも本当に先のことはどうなるか分かりません。
そういうことを含めて、私は、大臣じゃなくても結構ですが、政府、きっちりした取組、それから正確な判断をするためには十分な睡眠時間も取っていただきたい。寝不足続くと必ずどこかでケアレスミス出ます。そのことが人命にかかわることになります。そういう応援体制を含めての取組のことをお伺いして、私の質問を終わりたいと思います。
川
川口順子#20
○国務大臣(川口順子君) 人質事件につきましては、先ほど申しましたように、政府として、そして外務省としても最大限の今努力をしつつございます。一日も早い救出をと思っております。
外務省では、この事件が勃発を、起こりまして以降、オペレーションセンターに常時百人、時によってはそれを上回る人数が勤務をいたしておりまして、かなりの人間が徹夜あるいは睡眠時間を削って今仕事をいたしております。邦人保護というのは我々の領事移住部の持っている仕事でございますので、政府内の関係の省庁とも御相談をしながらベストを尽くしております。
先ほどおっしゃっていただきましたけれども、今の時点では、ここで私どもが申し上げることがいかなる犯人グループに対してメッセージの発信になってしまうかということが予断できませんし、十分に、人命が懸かっていることでございますので注意をしなければいけないと思っております。そういう意味で、今の時点では非常に申し上げられることが限られているということもお許しをいただきたい、御理解をいただきたいと思います。
この二番目に起きた、まだ確認を最終的にしておりませんけれども、事件というのは私どもが非常に危惧をしていたことでございまして、特に報道陣の方を中心として、この三人の人質事件を報道するために大勢イラクに現在いらっしゃるという状況でございます。こういう事件がまた起こってはいけませんし、危険なところでございますので、我々としては、是非、今イラクにいらっしゃる方については早く退避をしていただきたいと思いますし、それから、これから行かれようとなさっている方についてはこれは絶対にやめていただきたいというのがお願いでございます。
引き続き最大限の努力をいたします。
この発言だけを見る →外務省では、この事件が勃発を、起こりまして以降、オペレーションセンターに常時百人、時によってはそれを上回る人数が勤務をいたしておりまして、かなりの人間が徹夜あるいは睡眠時間を削って今仕事をいたしております。邦人保護というのは我々の領事移住部の持っている仕事でございますので、政府内の関係の省庁とも御相談をしながらベストを尽くしております。
先ほどおっしゃっていただきましたけれども、今の時点では、ここで私どもが申し上げることがいかなる犯人グループに対してメッセージの発信になってしまうかということが予断できませんし、十分に、人命が懸かっていることでございますので注意をしなければいけないと思っております。そういう意味で、今の時点では非常に申し上げられることが限られているということもお許しをいただきたい、御理解をいただきたいと思います。
この二番目に起きた、まだ確認を最終的にしておりませんけれども、事件というのは私どもが非常に危惧をしていたことでございまして、特に報道陣の方を中心として、この三人の人質事件を報道するために大勢イラクに現在いらっしゃるという状況でございます。こういう事件がまた起こってはいけませんし、危険なところでございますので、我々としては、是非、今イラクにいらっしゃる方については早く退避をしていただきたいと思いますし、それから、これから行かれようとなさっている方についてはこれは絶対にやめていただきたいというのがお願いでございます。
引き続き最大限の努力をいたします。
田
齋
齋藤勁#22
○齋藤勁君 民主党・新緑風会の齋藤勁でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
私も冒頭、三名、そして新たに加わりましたお二人の人命尊重、救出に向けまして、政府、各省が真剣に取り組まれていることについて、まずねぎらいたいというふうに思います。是非頑張っていただきたいというふうに思います。
そこで、先ほど外務大臣から、イラク情勢、とりわけ二邦人拘束情報の件ということで今も答弁もございましたけれども、現在、拉致された模様であるが現在事実関係について確認中であると。これが本日零時三十分、報道関係者からの現時点での説明でございますが、この確認に作業中なようですが、どういう方法で、どういうルートでこの確認を取ろうとしておるのか。
率直に申し上げまして、今の時点で十五時間過ぎようとしておりますが、現地はいろいろな状況があると思うんですが、私ども、ある意味では日本的な感覚で質問するかも分かりませんけれども、首かしげざるを得ません、確認が取れないということについてですね。率直に述べていただきたいと思います。
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そこで、先ほど外務大臣から、イラク情勢、とりわけ二邦人拘束情報の件ということで今も答弁もございましたけれども、現在、拉致された模様であるが現在事実関係について確認中であると。これが本日零時三十分、報道関係者からの現時点での説明でございますが、この確認に作業中なようですが、どういう方法で、どういうルートでこの確認を取ろうとしておるのか。
率直に申し上げまして、今の時点で十五時間過ぎようとしておりますが、現地はいろいろな状況があると思うんですが、私ども、ある意味では日本的な感覚で質問するかも分かりませんけれども、首かしげざるを得ません、確認が取れないということについてですね。率直に述べていただきたいと思います。
川
川口順子#23
○国務大臣(川口順子君) 十六時間でございますけれども、イラクと時差が五時間ございまして、今イラクで午前の十一時近くになったところということでございまして、夜の間は何もできなかったということでございます。
どのような方法で確認をするかということでございますけれども、これはそもそも一番最初は、そのお二人と一緒にいらしたとされる方から日本に対して、日本のある方に対して連絡があったということから始まっているわけでございます。現時点では、その方も含めてコンタクトをすることができない状況でございます。いろいろな方法でできる限り、まず確認をしたいというふうに思っているわけでございます。
この発言だけを見る →どのような方法で確認をするかということでございますけれども、これはそもそも一番最初は、そのお二人と一緒にいらしたとされる方から日本に対して、日本のある方に対して連絡があったということから始まっているわけでございます。現時点では、その方も含めてコンタクトをすることができない状況でございます。いろいろな方法でできる限り、まず確認をしたいというふうに思っているわけでございます。
齋
齋藤勁#24
○齋藤勁君 率直に申し上げまして、事情が分からない者にとりましていら立たしい気持ちですね、確認が取れないと。一方で、報道は拉致をされたということがずうっと先行している。我が国の政府として確認取れないということしか入ってこないということについて、確認が取れたらどういう救出をするんだということになっていくんですが、そこまで行っていないんじゃないかと思いますね、新たな二人。
それから、さきの三名については、今も触れられておりますが、昨日も、総理も党首討論やその後の記者に対する説明で、さきの三名の方々については大方の情報として生命には支障がない、安全であると、こういう表現をテレビの前でされておりますが、外務大臣もそういう認識に立っているということでよろしいでしょうか。
この発言だけを見る →それから、さきの三名については、今も触れられておりますが、昨日も、総理も党首討論やその後の記者に対する説明で、さきの三名の方々については大方の情報として生命には支障がない、安全であると、こういう表現をテレビの前でされておりますが、外務大臣もそういう認識に立っているということでよろしいでしょうか。
川
川口順子#25
○国務大臣(川口順子君) 三人については今確認できないということでございますけれども、その意味は、先ほど先生がおっしゃられた、総理のおっしゃったことでよろしいかと思います。
この発言だけを見る →齋
齋藤勁#26
○齋藤勁君 イタリア人四名が拉致をされまして、そのうちお一人が殺害をされたという大変衝撃的なこれまた報道が入ってまいりました。イタリア人が四名拉致をされたときのこの模様がビデオで送り続ける、グループ名が類似をしている、そしてまたイタリア軍の撤退を求めているということなど、非常に酷似していますね、我が国の最初の三名の拉致したときに同じような、同様の。
ここで、イタリア政府と日本政府としていろいろ連携を取っていくんだと、こういうような考え方が披瀝されていますけれども、どういう情報交換とかされてきたんですか。
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川
川口順子#27
○国務大臣(川口順子君) 報道でイタリアと連携を取っていくということがございましたけれども、政府としてそのように申し上げたことはございません。
イタリアのケースと日本のケースと、確かに似ていることもあるかもしれませんけれども、また違う部分も多くございます。政府といたしましては、この件について特定のことを予断をして物事を判断するということはしてはならないことであるというふうに考えております。
なお、関係の国々とは、いろいろな国と、先ほど一部の国の名前を挙げましたけれども、連携を取って、連携をといいますか、情報を聞いたり協力をお願いしたり、そういうことをいたしております。そういうことをいたしておりますけれども、具体的に、先ほど例示をいたしましたが、どの国とどのような情報をシェアしているか、あるいは協力を依頼しているかということについては、いろいろなお立場がありますので、先ほど申し上げたように、何か申し上げることが人質の安全にかかわってはいけないということがございますので、今の時点では控えさしていただきたいと思います。
この発言だけを見る →イタリアのケースと日本のケースと、確かに似ていることもあるかもしれませんけれども、また違う部分も多くございます。政府といたしましては、この件について特定のことを予断をして物事を判断するということはしてはならないことであるというふうに考えております。
なお、関係の国々とは、いろいろな国と、先ほど一部の国の名前を挙げましたけれども、連携を取って、連携をといいますか、情報を聞いたり協力をお願いしたり、そういうことをいたしております。そういうことをいたしておりますけれども、具体的に、先ほど例示をいたしましたが、どの国とどのような情報をシェアしているか、あるいは協力を依頼しているかということについては、いろいろなお立場がありますので、先ほど申し上げたように、何か申し上げることが人質の安全にかかわってはいけないということがございますので、今の時点では控えさしていただきたいと思います。
齋
齋藤勁#28
○齋藤勁君 そうすると、今の大臣の答弁ですと、イタリア政府ともいろいろ話合いをしている、していないとも申し、話していないわけですね、発言されていないわけですね、そういうことしか、域が出ないということなんですね。
この発言だけを見る →川
川口順子#29
○国務大臣(川口順子君) この話は我が国だけで解決ができる話だと思っておりません。多くの外国人の方も拉致をされたということがあるわけでございます。また、CPAというのが今イラクで治安に責任を持っている責任者でもございますから、CPA、イラク政府、いろいろな方とお話をさせていただいています。どの国とどういうことについて協力をお願いをしているかとか、どういう関係者がいるかとかいうことについては、これは非常に人質の安全にかかわる重要な情報でございますので、今の時点では申し上げるのを差し控えたいと思います。
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