法務委員会

2013-11-05 衆議院 全162発言

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会議録情報#0
平成二十五年十一月五日(火曜日)
    午前九時一分開議
 出席委員
   委員長 江崎 鐵磨君
   理事 大塚  拓君 理事 土屋 正忠君
   理事 ふくだ峰之君 理事 盛山 正仁君
   理事 吉野 正芳君 理事 階   猛君
   理事 西田  譲君 理事 遠山 清彦君
      青山 周平君    安藤  裕君
      池田 道孝君    小田原 潔君
      大見  正君    門  博文君
      神山 佐市君    菅家 一郎君
      黄川田仁志君    小島 敏文君
      古賀  篤君    今野 智博君
      末吉 光徳君    橋本  岳君
      鳩山 邦夫君    平口  洋君
      三ッ林裕巳君    宮澤 博行君
      郡  和子君    田嶋  要君
      横路 孝弘君    木下 智彦君
      高橋 みほ君    林原 由佳君
      濱村  進君    椎名  毅君
      鈴木 貴子君    西村 眞悟君
    …………………………………
   法務大臣         谷垣 禎一君
   法務副大臣        奥野 信亮君
   法務大臣政務官      平口  洋君
   最高裁判所事務総局刑事局長            今崎 幸彦君
   政府参考人
   (法務省民事局長)    深山 卓也君
   政府参考人
   (法務省刑事局長)    稲田 伸夫君
   政府参考人
   (法務省矯正局長)    西田  博君
   政府参考人
   (法務省保護局長)    齊藤 雄彦君
   政府参考人
   (法務省人権擁護局長)  萩原 秀紀君
   政府参考人
   (法務省入国管理局長)  榊原 一夫君
   政府参考人
   (外務省大臣官房審議官) 新美  潤君
   政府参考人
   (厚生労働省職業能力開発局長)          杉浦 信平君
   政府参考人
   (農林水産省食料産業局長)            山下 正行君
   政府参考人
   (観光庁次長)      佐藤 善信君
   法務委員会専門員     矢部 明宏君
    —————————————
委員の異動
十一月五日
 辞任         補欠選任
  三ッ林裕巳君     青山 周平君
  林原 由佳君     木下 智彦君
  大口 善徳君     濱村  進君
同日
 辞任         補欠選任
  青山 周平君     三ッ林裕巳君
  木下 智彦君     林原 由佳君
  濱村  進君     大口 善徳君
    —————————————
本日の会議に付した案件
 政府参考人出頭要求に関する件
 自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律案(内閣提出、第百八十三回国会閣法第五二号)
 裁判官の配偶者同行休業に関する法律案(内閣提出第一二号)
 裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件
     ————◇—————
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江崎鐵磨#1
○江崎委員長 これより会議を開きます。
 第百八十三回国会、内閣提出、自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律案を議題といたします。
 本案に対する質疑は、去る十一月一日に終局いたしております。
 これより討論に入るのでありますが、その申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。
 第百八十三回国会、内閣提出、自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律案について採決をいたします。
 本案に賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
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江崎鐵磨#2
○江崎委員長 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
    —————————————
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江崎鐵磨#3
○江崎委員長 この際、ただいま議決いたしました本案に対し、吉野正芳君外四名から、自由民主党、民主党・無所属クラブ、日本維新の会、公明党及びみんなの党の共同提案による附帯決議を付すべしとの動議が提出されております。
 提出者から趣旨の説明を聴取いたします。階猛君。
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階猛#4
○階委員 附帯決議。
    自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律案に対する附帯決議(案)
  政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。
 一 本法により新たに処罰対象となる罪の趣旨及び内容について、その周知徹底を図ること。
 二 第三条第一項の「走行中に正常な運転に支障が生じるおそれがある状態」、及びその本人の認識の程度の評価に関し、民間団体や関係学会・医療関係団体から意見を聴くなどして、その範囲が不当に拡大され、あるいは適用にばらつきが生じることのないよう留意すること。
 三 第三条第二項の危険運転致死傷罪の対象となる「自動車の運転に支障を及ぼすおそれがある病気として政令で定めるもの」を定めるに当たっては、民間団体や関係学会・医療関係団体から意見を聴くなどして、病気及びその症状と、運転技能及び交通事故との関係について吟味・検討した上で定めること。また、当該病気を有する者に対して不当な不利益が生じないよう本罪の趣旨及び内容の周知を徹底し、病気を理由とする差別を助長することがないよう努めること。
 四 無免許運転による加重については、その施行後の適用状況を検証し、悪質な無免許運転による死傷を危険運転致死傷罪に含めることについても検討すること。
 五 無免許運転の態様を把握するため、警察の免許管理システムの変更等を検討すること。
 六 飲酒運転後のひき逃げの防止を強化するため、過失運転致死傷アルコール等影響発覚免脱罪の施行後の適用状況の検証を行い、その法定刑等の在り方についての更なる検討を行うこと。
 七 過労運転による重大な死傷事故を防止するため、その処罰の在り方や法技術的な観点も含めた総合的な検討を行うこと。
 八 高齢者が加害者となる死傷事故を減少させるため、抜本的な対策を検討すること。
以上であります。
 何とぞ委員各位の御賛同をお願い申し上げます。
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江崎鐵磨#5
○江崎委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。
 採決いたします。
 本動議に賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
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江崎鐵磨#6
○江崎委員長 起立総員。よって、本動議のとおり附帯決議を付することに決しました。
 この際、ただいまの附帯決議につきまして、法務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。谷垣法務大臣。
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谷垣禎一#7
○谷垣国務大臣 ただいま可決されました自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
    —————————————
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江崎鐵磨#8
○江崎委員長 お諮りいたします。
 ただいま議決いたしました法律案に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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江崎鐵磨#9
○江崎委員長 異議なしと認めます。そのように決しました。
    —————————————
    〔報告書は附録に掲載〕
     ————◇—————
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江崎鐵磨#10
○江崎委員長 次に、裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件について調査を進めます。
 この際、お諮りいたします。
 各件調査のため、本日、政府参考人として法務省民事局長深山卓也君、法務省刑事局長稲田伸夫君、法務省矯正局長西田博君、法務省保護局長齊藤雄彦君、法務省人権擁護局長萩原秀紀君、法務省入国管理局長榊原一夫君、外務省大臣官房審議官新美潤君、厚生労働省職業能力開発局長杉浦信平君、農林水産省食料産業局長山下正行君及び観光庁次長佐藤善信君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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江崎鐵磨#11
○江崎委員長 異議なしと認めます。そのように決しました。
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江崎鐵磨#12
○江崎委員長 次に、お諮りいたします。
 本日、最高裁判所事務総局今崎刑事局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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江崎鐵磨#13
○江崎委員長 異議なしと認めます。そのように決しました。
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江崎鐵磨#14
○江崎委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。門博文君。
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門博文#15
○門委員 おはようございます。自由民主党の門博文です。
 本日は、質問の機会を賜りまして、まことにありがとうございます。
 昨年の総選挙で当選をさせていただきまして、国会議員として委員会で質問させていただくのは初めてですので、どうかよろしくお願いいたします。
 私、先日、最高裁判所を見学させていただきました。国会議員に当選させていただいて、立法府の一員となりましたが、立法、司法、行政の三権分立の司法の頂点を見たことがありませんでしたので、無理を言って御案内をいただきました。
 初めて最高裁判所に入りまして、大変大きなホール、それから小法廷、大法廷を拝見いたしまして、ともに共通した印象は、まさに荘厳、そしてまた、私自身は物すごく威圧感とか恐れを感じました。やはり、法に基づいて人が人を裁く、そのことの重大さというか、そういう大切さということを改めて感じましたし、人が人にということを、少なくとも最高裁判所というあの一つの装置としての空気の中でそういう重大な決断がされているんだなというふうに思いまして、大変法律、法の大切さを改めて感じたところであります。
 そこで、この法務行政に携わる谷垣大臣以下皆様ですが、本日は、このたび副大臣に御就任をされました、そしてまた、大臣政務官に御就任をされました、奥野副大臣、平口政務官から、それぞれの法務行政に携わる意気込みをお聞かせいただきたいと思います。まず奥野副大臣、よろしくお願いいたします。
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奥野信亮#16
○奥野副大臣 意気込みと言われますと大変緊張いたしますが、私は、人生百年とは言いませんが、人生八十年ぐらいで考えてみますと、六十年間、民間企業で働いてまいりました。政治の世界へ入って約十年でありますが、まだまだ政治の世界ではひよこだというふうに自覚しております。
 そうした中で、やはり、法務副大臣という大変な重責でありますから、民間時代に培ったいろいろな考え方、あるいは民間時代のノウハウ、経験というものをうまく駆使しながら、多くの人たちの意見を聞いて、そして国民が納得するような政治運営をしていきたいな、こう思っている次第であります。
 特に、谷垣大臣が安倍総理から就任のときに依頼されております世界一安全な、安心して暮らせる日本、そういったものをつくるためにどう対処するべきなのかということを具体的にこれから積極的に詰めていかなくてはいけないと思っております。
 そういう日本の国の社会をつくるためにどうするべきなのかというのを、先ほど申し上げたような過去の人生経験の中から学んだ教訓というのは、私は、いろいろな人の意見を幅広く自分の体に吸収するということだろうと思っておりますので、そういったことを通じて、皆さん方に納得していただける政治をやっていきたい。意気込みというよりは、そういう考え方で進めてまいりたいと思っております。
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門博文#17
○門委員 どうもありがとうございました。
 引き続き平口政務官、よろしくお願いいたします。
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平口洋#18
○平口大臣政務官 このたび法務大臣政務官を拝命いたしました平口洋でございます。
 法務大臣政務官として、谷垣法務大臣、奥野副大臣をしっかりとお支えし、また力を合わせて、日本という国が法の支配の行き渡る、社会正義が正しく支配する国になるように励んでまいりたい、このように思っております。
 また、社会全体が決まりを守り、全ての国民が安心して生活を送ることができるように最大限努力をいたす覚悟でございます。よろしくお願いいたします。
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門博文#19
○門委員 どうもありがとうございました。
 谷垣大臣を先頭に、法務省の皆さん、そして最高裁判所の皆さんともども、安心、安全の日本をおつくりいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 それでは、質問に移らせていただきますけれども、私は、本日、二つのテーマで質問させていただきたいと思っております。時間の配分がうまくとれるかどうかわかりませんけれども、何分初めての経験ですので、どうか御協力よろしくお願いいたします。
 まずは観光立国に関して、そして次に刑務所についてお尋ねをさせていただきたいと思います。お手元には資料をそれぞれお配りさせていただいておりますので、随時御参考にしていただければと思います。
 まずは観光であります。
 私は、国会議員にならせていただく前は、大学を出てずっと二十三年間、民間会社で仕事をしておりまして、それもほとんどが観光事業に携わってまいりました。特に、故松下幸之助さんが昭和二十九年に「観光立国の弁」というのを世に発表されておりますけれども、その松下幸之助さんが自分の意思を実現するために設立をした会社で長らく勤めさせていただきまして、観光は私にとって、立場が変わっても共通のテーマだというふうに今も思っております。
 御承知のように、アジアの諸国が栄えて、いよいよこれから観光が本当にこの国の大きな産業に成長していく兆しが見えてきたと思いますし、またそうしていかなければならないとも思っております。
 そこで、本日は観光庁の方にもお越しいただいておりますが、改めて、日本の観光、特に訪日外国人旅行客の集客の取り組みについて、まずは観光庁から概要について御説明をいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
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佐藤善信#20
○佐藤政府参考人 観光庁より、訪日外国人旅行者数について御答弁をさせていただきます。
 門先生が資料を配付されておられますけれども、その後ろから三ページ目ほどに横長のこういった資料がついているかと存じます。それを御参照いただければと存じます。
 まず、これまでの推移でございますけれども、ビジット・ジャパン事業を開始した二〇〇三年には、訪日外国人旅行者数は五百二十一万人でございましたが、二〇一〇年にこれまでの最高である八百六十一万人に達しております。その後、二〇一一年は東日本大震災の影響で六百二十二万人に減少しましたが、昨年、二〇一二年は八百三十六万人まで回復したところでございます。
 次に、本年につきましては、一月から九月までの合計で、前年同期比二二・四%増の七百七十三万人となっております。史上初の年間一千万人の達成が視野に入ってきてはいるものの、引き続き年末まで予断を許さない状況となっていると考えております。
 それから、今後の目標でございますけれども、本年六月に、安倍総理主宰の観光立国推進閣僚会議において決定されました観光立国実現に向けたアクション・プログラムにおきまして、本年、史上初めて訪日外国人旅行者数一千万人を達成し、さらに二千万人の高みを目指すこととされております。
 今後とも、観光立国の実現に向け、政府一丸となり、また民間の御協力も得ながら、訪日促進に積極的に取り組んでまいる所存でございます。
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門博文#21
○門委員 今御説明をいただきましたとおり、現状も非常に右肩上がりの推移をしておりますし、また、この先、大きな目標を掲げての取り組みであります。これはまさに、観光庁だけではなくて、国を挙げて取り組まなければならないことだと思います。
 そこで、谷垣大臣にお伺いします。
 法務省における観光立国に対する決意、そういうものがありましたら、ぜひお聞かせいただきたいと思います。
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谷垣禎一#22
○谷垣国務大臣 私は、前に、短い期間ですが国土交通大臣を務めたことがございまして、その国土交通省の政策としても、観光立国は極めて大事であるということでございました。
 今我が省、法務省の政策としても、やはり日本にもっともっと来ていただきたい、そして日本のよさを十分に味わっていただきたい、このように思っております。そのことが日本の国際的な位置も高めることになりますし、人口の減少している中で、人にたくさん来ていただくということが日本経済の活性化にもつながっていく。
 それから、すぐれた歴史と文化を持っている日本の情報発信という意味においても、意味があると考えておりまして、我が省でこれを関与するのは入国管理行政でございますが、まず、日本に来ていただくときに、やはり犯罪を犯すような人に余り来ていただいては困るわけですが、日本に来てよかったなと思っていただけるように入管行政としても努力をしていきたい、このように思っております。
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門博文#23
○門委員 ありがとうございました。
 先ほど説明のときにも、資料をお手元の方にお配りしていただいておりますけれども、実は、この数字なんですけれども、一般の国民の方がどれほどこのことを今実感しているかということに、私はまだまだ浸透が足りないのではないかなというふうに思っております。一日も早く高い目標を達成していくためにも、国民全体が、この観光立国、外国人旅行客の獲得に強い関心を持って取り組んでいかなければならないと思うんです。
 そこで、出入国管理、入国管理局について御質問させていただきたいと思います。
 現在、外国人の出入国について、その人数、目的などの統計について、どのような数字が整理されているか、簡単にで結構ですけれども、当局から御説明いただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
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榊原一夫#24
○榊原政府参考人 お答えいたします。
 訪日外国人の出入国に係るデータに関しましては、各空海港での出入国審査の際に、国籍、氏名、性別、生年月日等の情報をデータとして取得することにより把握しており、当該データから日別の外国人出入国者数を把握しております。
 入国管理局といたしましては、このような訪日外国人のデータを的確に把握しており、観光立国の実現に向けた業務運営のためにこれらを活用しております。
 公表しているデータといたしましては、月別の速報値や港別出国日本人数・入国外国人数、国籍・地域別入国外国人数などを公表しているところでございます。
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門博文#25
○門委員 ありがとうございます。
 いろいろなデータを入国管理の業務の中でおとりいただいておるんですけれども、私が今回の質問で一つお願いをしたいことは、その数字がいつわかるか、いつその数字を発表できるかということなんですが、この暫定数字とかそれから確定数字がどういうタイミングでレポート、報告をされているか、お聞かせいただけますでしょうか。お願いします。
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榊原一夫#26
○榊原政府参考人 毎年の統計につきましては、毎年末で締め切った後、二、三カ月後に集計したものを公表させていただいております。また、月別のものにつきましても、毎月末で締めまして、翌月または翌々月ぐらいには公表しているところでございます。
 ちょっと日時については、今正確にはお答えできませんので、御容赦ください。
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門博文#27
○門委員 冒頭私はお話をさせていただきましたけれども、ずっと民間会社で仕事をしておりまして、ホテルの現場でも働いたことがあるんですけれども、例えばホテルでしたら、当日の売り上げというのは夜中のうちに集計されまして、翌日の朝には、そこのホテルの総支配人であり、そして経営幹部にきのうの状況が数字によって報告をされます。また今日、全国チェーンのファストフードとかスーパーマーケットにPOSシステムのようなものが入っていますと、リアルタイムに本部でその数字を把握することができるような状況になっています。
 御承知かどうかわかりませんけれども、民間ではいろいろな決算というのもありまして、年度決算とか月別決算とかいろいろあるんです。
 私は、サラリーマンのときによく叱られたんですけれども、例えば、きょうは十一月五日ですが、十月三十一日に十月度の決算が終わって、それがいつレポートされるかということになって、これが十一月の末とかまた翌月の十二月の頭ぐらいになると、数字の価値が大きく低下している。やはり数字というのはリアルに報告をされて、その数字を受けて適宜何ができるかということを大切にしなければいけないということを、よく当時の上司からも指導をされました。
 今の訪日外国人数というのはそんなにリアリティーを求めなくてもいい数字なのかもわかりませんけれども、ぜひとも、いろいろなコンピューターとかそういうシステムが今配備されていると思いますので、日々の報告ができるように今後御検討をいただけたらと思うんですけれども、その点についてお聞かせいただきたいと思います。
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榊原一夫#28
○榊原政府参考人 毎日のデータにつきましては、利用者の方から希望されるお声に比べまして作業が膨大なものですから、日別の統計資料を作成、公表することは現在のところ予定しておりません。
 日別でどういった外国人の方がどういった港にどういった船舶や航空機を利用して入国されるかということにつきましては、入国管理局といたしましては、やはり事前に把握いたしまして、人員の配置等に利用させていただいているところでございます。
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門博文#29
○門委員 ありがとうございます。
 ぜひ少しでも前向きにお取り組みいただけたらと思いますし、私はちょっと突拍子もないことを考えているんですけれども、さっき申しましたように、外国人旅行客が日本に来ているということの実感が一般国民の中に余りないので、できれば今のことを数字でまとめていただいて、例えば、新聞の天気予報の横に、きのう日本に外国人旅行客が何人来日したのかというインジケーターを公表してもらうとか、それから、ニュースでよく株価とか為替の報告がありますけれども、あれと同じようなことで、ビジット・ジャパン、きのう日本に観光客が何人訪れたかということを、何かそんなにコストがかからなくてやれるのであれば、そういう数字を確保してもらって伝えていただくと、もっと裾野から、これから日本は外国人の旅行客もたくさん受け入れて一つの産業にしていくんだという機運が高まってくるようにも思いますので、ぜひともよろしくお願いをいたします。
 次に、同じく入国管理に関連してですけれども、きのう、こういう質問をさせていただくために、私は大阪の南港にあります国際フェリーターミナルの入国審査場を見学させていただいてまいりました。大変熱心に、大変親切に皆さん入国審査の作業をされているところを拝見しまして安心をしたんですけれども、やはり入国審査官というのは、外国の方々が日本へ入ってきたときに初めて出会う日本人である可能性も非常に大きい。もちろん、取り締まりをするということも、さっき大臣もお話をされていましたけれども、来ていただきたくない、入れちゃいけない人たちをそこの水際でいろいろ手だてするということも大事ですけれども、ほとんどの方々は善意で、これから日本へ来て楽しもうよというふうに来られていると思います。そういう方々に、例えば仏頂面で無愛想な対応をしていますと、これは日本の最初の印象がよくなくなると思いますので、その点について、何か今お取り組みされていたり、今後、例えば笑顔の研修をしようとしているとか、そういうようなことがございましたら、ぜひお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。
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