内閣委員会

2021-04-28 衆議院 全225発言

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会議録情報#0
令和三年四月二十八日(水曜日)
    午前九時開議
 出席委員
   委員長 木原 誠二君
   理事 平  将明君 理事 冨岡  勉君
   理事 中山 展宏君 理事 藤原  崇君
   理事 松本 剛明君 理事 今井 雅人君
   理事 後藤 祐一君 理事 濱村  進君
      安藤  裕君    池田 佳隆君
      岡下 昌平君    金子 俊平君
      小寺 裕雄君    杉田 水脈君
      高木  啓君    永岡 桂子君
      長尾  敬君    本田 太郎君
      牧島かれん君    松本 洋平君
      吉川  赳君    和田 義明君
      阿部 知子君    大西 健介君
      玄葉光一郎君    森田 俊和君
      森山 浩行君    柚木 道義君
      吉田 統彦君    江田 康幸君
      古屋 範子君    塩川 鉄也君
      足立 康史君    岸本 周平君
      高井 崇志君
    …………………………………
   国務大臣
   (内閣官房長官)     加藤 勝信君
   国務大臣
   (国家公安委員会委員長) 小此木八郎君
   国務大臣         河野 太郎君
   国務大臣
   (経済再生担当)
   (経済財政政策担当)   西村 康稔君
   厚生労働副大臣      山本 博司君
   防衛副大臣        中山 泰秀君
   内閣府大臣政務官     岡下 昌平君
   内閣府大臣政務官     和田 義明君
   内閣府大臣政務官     吉川  赳君
   政府参考人
   (内閣官房内閣審議官)  中込 正志君
   政府参考人
   (内閣官房内閣審議官)  三貝  哲君
   政府参考人
   (内閣官房内閣参事官)  安中  健君
   政府参考人
   (内閣官房内閣審議官)  河村 直樹君
   政府参考人
   (内閣官房内閣審議官)  十時 憲司君
   政府参考人
   (内閣官房内閣審議官)  梶尾 雅宏君
   政府参考人
   (内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官)            千原 由幸君
   政府参考人
   (内閣府日本学術会議事務局長)          福井 仁史君
   政府参考人
   (警察庁長官官房審議官) 宮沢 忠孝君
   政府参考人
   (警察庁生活安全局長)  小田部耕治君
   政府参考人
   (外務省大臣官房審議官) 赤堀  毅君
   政府参考人
   (外務省大臣官房参事官) 石月 英雄君
   政府参考人
   (財務省大臣官房審議官) 土谷 晃浩君
   政府参考人
   (文部科学省大臣官房審議官)           森田 正信君
   政府参考人
   (文部科学省科学技術・学術政策局科学技術・学術総括官)          合田 哲雄君
   政府参考人
   (厚生労働省大臣官房高齢・障害者雇用開発審議官) 達谷窟庸野君
   政府参考人
   (厚生労働省大臣官房審議官)           宮崎 敦文君
   政府参考人
   (厚生労働省大臣官房審議官)           山本  史君
   政府参考人
   (国立感染症研究所長)  脇田 隆字君
   政府参考人
   (経済産業省貿易経済協力局貿易管理部長)     風木  淳君
   政府参考人
   (防衛省大臣官房衛生監) 椎葉 茂樹君
   政府参考人
   (防衛省防衛政策局次長) 大和 太郎君
   参考人
   (独立行政法人地域医療機能推進機構理事長)    尾身  茂君
   内閣委員会専門員     近藤 博人君
    ―――――――――――――
委員の異動
四月二十八日
 辞任         補欠選任
  岸本 周平君     高井 崇志君
同日
 辞任         補欠選任
  高井 崇志君     岸本 周平君
    ―――――――――――――
四月二十七日
 ストーカー行為等の規制等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第四一号)(参議院送付)
は本委員会に付託された。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 政府参考人出頭要求に関する件
 参考人出頭要求に関する件
 ストーカー行為等の規制等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第四一号)(参議院送付)
 内閣の重要政策に関する件
 公務員の制度及び給与並びに行政機構に関する件
 栄典及び公式制度に関する件
 男女共同参画社会の形成の促進に関する件
 国民生活の安定及び向上に関する件
 警察に関する件
     ――――◇―――――
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木原誠二#1
○木原委員長 これより会議を開きます。
 内閣の重要政策に関する件、公務員の制度及び給与並びに行政機構に関する件、栄典及び公式制度に関する件、男女共同参画社会の形成の促進に関する件、国民生活の安定及び向上に関する件及び警察に関する件について調査を進めます。
 この際、お諮りいたします。
 各件調査のため、本日、参考人として独立行政法人地域医療機能推進機構理事長尾身茂君の出席を求め、意見を聴取することとし、政府参考人として、お手元に配付いたしておりますとおり、内閣官房内閣審議官中込正志君外二十一名の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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木原誠二#2
○木原委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
    ―――――――――――――
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木原誠二#3
○木原委員長 質疑の申出がありますので、順次これを許します。今井雅人君。
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今井雅人#4
○今井委員 おはようございます。立憲民主党の今井雅人でございます。
 まず、官房長官にお伺いしたいと思います。
 まず、事実関係だけお伺いしたいんですが、来月の五月の十七にIOCのバッハ会長が来日されて、十八日に菅総理と会談をされるという報道がございましたが、まず、ちょっとこの事実関係だけ、こういう予定になっているかどうかだけ、教えていただけますか。
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加藤勝信#5
○加藤国務大臣 済みません、ちょっと急なお尋ねなので、私のところではちょっとその日程は把握しておりませんので。(今井委員「ああ、そうですか」と呼ぶ)はい。
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今井雅人#6
○今井委員 官房長官のところでは総理の日程はまだ把握していらっしゃらないということですか。
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加藤勝信#7
○加藤国務大臣 私のところで把握しているのは、もう本当に総理の日程は出たときというタイミングでありまして、余り長い、もちろん総理がどこかに行かれるとかいうのは把握しますけれども、それ自体、個々一つ一つ、私のところで把握しているわけではありませんし、また、IOCとの関係でいえば、国としては多分丸川大臣等のところではないかなというふうに思います。
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今井雅人#8
○今井委員 分かりました。じゃ、ちょっと別の場で確認したいと思います。
 バッハ会長が緊急事態宣言とオリンピックの開催は関係がないという発言をされました。現在緊急事態宣言が発令されているからオリンピックの開催に影響するということは、私もそれはないと思うんですね。多分そういう趣旨でおっしゃったんじゃないかと思うんですけれども、問題は、オリンピックの開催時期にこういう状況になったときにどうするかということなんですね。
 先のことは分からないにしても、コロナの感染というのは我々だけで、人間の力だけでは完全にコントロールはできませんから、オリンピックの開催時に今のような、例えば東京都が緊急事態宣言を発出しなきゃいけないような状況になっているということは十分あり得る、残念ながら十分あり得ることだと思うんですね。だから、そのときに、開催をするのか、開催をするに当たってそういう状況になったらどういう対策を打つのかということは、当然、コンティンジェンシーのプランとして持っておかなきゃいけないと思うんですけれども、その辺りについて政府はどういう検討をされていらっしゃいますか。
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加藤勝信#9
○加藤国務大臣 まず、基本的な方針でありますけれども、政府としては、今、新型コロナウイルスの感染拡大、そして他方で経済の戦後最大の落ち込みといった、こうした状況に対して、国民の命と暮らしを守る、これを最優先に取り組んでおりまして、現下、今、緊急事態宣言、地域によっては蔓延防止等重点措置等で対応させていただいておりますけれども、そうした対策を講じることによって、感染の拡大あるいは抑止、これを徹底して図っていきたいと思っております。
 他方で、東京大会については、何よりも国民の皆さんに安心して東京大会を迎えられると思っていただけるようにすることが重要ということは従前から申し上げてきております。それにのっとって、国が入った、東京都、大会組織委員会等も入った、コロナ対策調整会議で実効的な感染対策を検討を進め、その中間整理が昨年十二月に取りまとめられ、更に具体的な検討を進め、必要な対策を確実に実施していくこととしております。
 例えば観客の在り方については、先月、五者協議において、海外観客の受入れを安心、安全な大会を実現するという観点から断念したところであり、また、観客数の上限についても、本日、五者協議が開かれ、議論がなされるというふうに承知をしております。
 そうした判断を一つ一つ重ねつつ、政府としても引き続き安全、安心を優先に、内外の感染状況を注視しつつ、また、関係者と緊密に連携して、大会に向けた準備を着実に進めていきたいと思っておりますので、今の御質問に対しては、まずは感染の拡大防止に徹底して対応していく、他方で、国民の皆さんのそうした様々な不安に対応できるように、東京オリンピック・パラリンピックの開催に当たっての感染対策、これに関係者とも連携して万全を期していきたい、こう考えております。
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今井雅人#10
○今井委員 昨日SNSを見ておりましたら、オリンピックより子供の運動会が見たいというお母さんのつぶやきが切実に響くというのは、何か、拡散されていたんですけれども、私も同じ境遇の親なので、よく分かるんですよ。だから、やはり、なかなかオリンピックということに対して国民の理解が今得られないと思うんですね。
 ですから、そこのところは、当日のところの対応も含めて、国民に分かりやすいように、今のように抽象的じゃなくて、具体的な方向性というのをしっかり説明していただきたいと思いますので、恐らくバッハ会長が来られた後にまたこの点について詳細に説明していただけると思いますから、その機会にまたお伺いしたいと思います。
 済みません、官房長官、ここで結構です。
 次に、緊急事態宣言が四月二十五日から発出されたわけですが、尾身理事長、済みません、今日はありがとうございます。
 まずお伺いしたいんですが、今回、四月二十五日から五月十一日ということで十七日間という期間になっているんですけれども、これまで一年以上いろいろな経験をされて知見が上がっていらっしゃると思うんですが、正直なところ、この十七日間で感染をある程度抑えるということは可能だというふうにお考えでいらっしゃいますか。
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尾身茂#11
○尾身参考人 私は、このゴールデンウィークを含む短期間に強力に、集中的にやるということは非常に重要だと思います。
 その中で、この期間で十分かどうかという委員の御質問ですけれども、私は、大事なことは、一生懸命頑張ると、この期間に。それで、当然、評価をするのは当たり前ですよね。そのときに、私は何度も申し上げておりますけれども、最低ステージ3、できればステージ2の方に行く。
 いろいろな今、委員今までの知見ということをおっしゃいましたけれども、いろいろなシミュレーションをしている専門家の中には、例えば、百なんということを言う人もいるぐらいです。私は、百がどうかというよりも、解除することはいつでもできるけれども、一番の問題は、やはりリバウンドをなるべく避けたいわけですよね。仮にしても、少し時間を稼ぎたいということがあるので。
 そのときには、私は、今までの知見を考えますと、二つのことが言えると思います。
 一つは、なるべく下げる。それが一部の専門家の人が、かなり多くの人が、百というのは一つの、象徴的に下げるということ。
 もう一つは、必ずしも下がらないこともあるんですね。幾らやっても下がらない、ある程度、もう少し高いレベルで下げ止まり。これはうんと高ければもう問題外ですけれども、ステージ2とか3の境界とか、数はともかく、ある意味で下げ止まりしたときにということもあり得る。このところの下げ止まりという時期が、これをなるべく長くするということも、実は、リバウンドの次に起こる機会を時間を稼ぐという。
 この二つはほぼ間違いないので、かなり下げるか、あるいは、ある程度下げ止まりになっているんだけれども、その場合には少し長くその期間を維持するということが、次の大きなリバウンドを下げる一つの我々の知見、大体の知見なので、そういうことも考慮したらいいんじゃないかと私は思います。
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今井雅人#12
○今井委員 ということになると、下がっていればいいんだけれども、下げ止まっている状況でなかなか停滞してしまっている場合はやはり延長も考えざるを得ないな、そういうことでよろしいですか。
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尾身茂#13
○尾身参考人 基本的には、何週間とかということはまだ、今、いろいろな不確定要素、一言、言葉でいえば、基本的には、どんどん下がるか、あるいは安定しているという状況が一定程度続くということは、ちょっと、下になったからすぐに解除というよりも、ある程度高いんだけれども、その安定した状況を一定期間続けるということは、そっちの方がいいんじゃないかと私は思います。
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今井雅人#14
○今井委員 同じ質問を脇田国立感染症研究所長にお伺いしたいんですけれども、昨日、アドバイザリーボードをやっていらっしゃって、私も読ませていただきましたが、変異株が非常に広がって、関西も八割、東京も四割、愛知で六割、これぐらいに広がっていて、このまま全部、全国的に変異株に置き換わっていくだろうというような評価をされていらっしゃいましたけれども、そうやって感染力が強い変異株が広がっていく中で、この十七日間、今の対策を講じていくということで十分な対策であるかどうかということについての御見解をいただきたいと思います。
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脇田隆字#15
○脇田政府参考人 お答えいたします。
 昨日、アドバイザリーボードを開催いたしまして、現在の状況について分析、評価をしたところです。
 委員から御指摘があったとおり、変異株の割合についても、東京で四割、愛知で六割というような形で、関西ではほぼ八割ということで、かなり置き換わりが進んでいるというふうに認識しています。
 一方で、この変異株の実効再生産数、感染力の強さということですけれども、こちらは実効再生産数でいえば従来株の一・三二倍ということがあります。
 それから、地域における置き換わりの速度からの分析においては、地域によって違うんですけれども、感染性、伝播性の増加が従来株と比べて一・二一倍から一・六八倍ということで、やはり感染力、伝播力が強いということが指摘をされています。
 ですので、今現在、蔓延防止等重点措置あるいは緊急事態宣言ということで措置がされておりますので、そういった措置において、その地域における変異株の置き換わりの状況、感染拡大の速度、それから、抑止が始まればその低下の速度というものをしっかりモニタリングしていく必要があるというふうに認識をしております。
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今井雅人#16
○今井委員 その上でちょっとお伺いしたいんですが、いろいろな変異株があるんですが、今、B1・617という、いわゆるインド型の変異株ですね、これが二重変異型ということで、非常に感染力も強く重症化も進んで、かつワクチンも効きにくいんじゃないかということが言われています。
 アドバイザリーボードの資料の中にもこれについて言及があって、まだよく分からないところが多いということでありましたが、現時点でのこのB1・617に対する評価と、今後、やはり、水際で見つかっている人以外に国内でもう既に見つかっているわけでありまして、そうすると、もう感染拡大が始まっている可能性があるんじゃないかなということでとても心配しているんですが、この点について、現状、分かっているところで教えていただきたいと思います。
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脇田隆字#17
○脇田政府参考人 お答えさせていただきます。
 御指摘のインドからの、二重変異株と言われておりますけれども、必ずしも二重変異株という名称が正しいかどうか、そこはちょっと議論があるところだと思っています。これは、B1・617系統に分類される変異ウイルスでありまして、国内で一例、検疫で二十例が報告をされております。
 この二重と言われている理由ですけれども、スパイク領域にL452のRそれからE484Qと呼ばれる変異を有しているということなんですけれども、必ずしも、この系統が全て両方持っているわけではなくて、片方だけ、L452Rのみを持つものがあるということであります。
 このL452R変異というのは、米国由来の変異株でも検出をされているところでありまして、いわゆるシュードタイプ、偽ウイルスともいいますけれども、実験系において、培養細胞であったり、あるいは培養臓器というものでの感染性が増加しているということが指摘されています。ただ、N501Yの変異と比べるとその感染性はやや低いという指摘でございます。それから、従来株に比べて回復患者での血清の中和抗体価が低下するということ、それから、ワクチンの接種者の血清でも中和抗体価が下がるということは指摘されております。ただ、まだ、重症化について明らかな報告がされているわけではないというふうに認識をしています。
 E484Kの変異については、免疫逃避変異、いわゆる中和抗体の効果が低下するということが言われていますけれども、このインドの変異株におけるE484Qの変異というのは、まだその意義が明らかにはされていないというところであります。
 また、インドでは今感染者が急激に増加しているというところですけれども、こちらも、必ずしもこの変異株の関係だけが明らかになっているわけではなくて、そのほかの、英国株等の流行もあるようですので、そこは状況をしっかり見ていきたいというふうに考えております。
 ですので、感染性、あるいはワクチンの効果、それから重症度ということは引き続き知見を収集していく必要がありますけれども、今後も様々な変異株が国内に侵入してくる、あるいは国内で発生をするという可能性がありますので、現在は501Y変異のサーベイランスということ、モニタリングを行っていますけれども、引き続き、ウイルスゲノムサーベイランス、こちらをしっかりやって、変異株の国内での発生については実態を把握していくことが必要だと考えております。
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今井雅人#18
○今井委員 変異株の脅威については私もこの質疑で何度も取り上げさせていただいて、事前にやはり厳しくしておかないと変異株はちょっと予測ができないので感染が拡大してしまうんじゃないかということを申し上げてきたんですが、残念ながら今、変異株が猛威を振るっている状況でありまして、特にこのインドの変異株はもっとすごいことになるんじゃないかなと思って非常に心配しておりますので、そのことはちょっとやはり頭に置きながら対策を是非考えていただきたいというふうに思います。
 その上で西村大臣にお伺いしたいんですが、今、緊急事態宣言が出ているところもあれば、蔓延防止等重点措置が出ているところもあれば、あるいは今申請を検討している岐阜や三重なんかもございます。全国的にこのゴールデンウィークは国民はどういう行動を取ったらいいのか、そのことをまず政府の方から簡潔にお伝えをいただきたいと思います。
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西
西村康稔#19
○西村国務大臣 お答え申し上げます。
 御指摘のように、今御議論があった変異株のことも含め、全国的に感染が拡大してきている状況にあると思います。
 その上で、特に緊急事態宣言のエリア、蔓延防止等重点措置のエリア、それから県独自に緊急事態宣言を発出をされていたりあるいは時短を行っていたり、こういった感染が拡大している地域がございます。
 こういった地域の方々は、それぞれの県知事が強く発信をされておられますので御理解いただけると思いますけれども、このゴールデンウィークを機に、会社も休みになる、企業も休みになるところもたくさんありますので、是非、できる限り自宅にいていただいて、人と人との接触を避け、感染を抑えていく。短期、十七日間でありますので、集中的に行う期間ということで御理解をいただいて、特に県をまたぐ移動などは控えていただくということでお願いをしたいと思います。
 ただ、全国の中でも幾つかの県は感染レベルが非常に低い県があります。この県では県内の移動も含めて可能な部分もありますけれども、いずれにしても、県知事、それぞれの県の取組をよく理解をしていただいて、基本的には感染が広がっておりますので、仮に外出をする場合も感染防止策の徹底をお願いをしたいというふうに思います。
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今井雅人#20
○今井委員 その上で、ちょっとお願いしたいことがありまして、観光地への影響なんですね。
 実は、今、順番が本当に逆になっていて、十一月ぐらいに勝負の三週間というのがあったんですが、あのときちょっとやはり緩んだせいだと思いますが、年末年始に厳しい措置を取らざるを得なかった。今回も、三月から四月のことが抑えられないでゴールデンウィークに厳しい措置。両方とも観光地は稼ぎどきなんですよ。私の岐阜県でも、お客様は、一番多いのは愛知県から来られますけれども、関西からも来られます、関東からも来られます。愛知県は蔓延防止、それから両側は緊急事態宣言、お客様は来られないわけです。岐阜県自体は今そういう対象になっていないわけですが、外から人が入ってきませんから、直に影響を受けるわけです。もう既にキャンセルが随分入ってきています。
 こういうところをちゃんと支援しないと、宣言をしたところだけ支援していても、実はその波及効果で観光地は大変なんですよ。だから、そういうところの支援をきちっとやってもらわないと、結果的には、緊急事態宣言をあるところは出したことによってほかに影響が出ている、ここをしっかりと見て支援をしていただきたいんですけれども、その点、いかがですか。
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西
西村康稔#21
○西村国務大臣 御指摘のように、観光地の皆様には、この間、大変厳しい状況に置かれていることを本当に申し訳なく思いますし、また、特にこのゴールデンウィーク、本来なら多くのお客さんを迎え入れて大事な時期にもかかわらず、今申し上げたように移動自粛をお願いしておりますので、大変厳しい状況になられると思います。
 そうしたことを踏まえまして、今回、宿泊事業者による前向きな様々な取組を、一千億円を使って支援をしようということで、これは今詳細を詰めておりますので、近々国交大臣から発表があると思いますけれども、様々な感染防止策をやってこられたことなどを含めて、あるいはワーケーションなど、いろいろな取組をしてきていることを踏まえて、そういったものをしっかりと支援をしていく。実質的に経営のプラスになるような、そういった支援を国交省において考えられていますので、私どももこれをちょっと後押しして、今詰めているところでございます。
 さらに、これは三次補正におきまして五百五十億円、この休む時期、お客さんが少ない時期に施設の改修を行ったり、経営力のプラスになるような何らかの取組をやる、こういったことの支援も四月九日から公募が始まっております。こういった取組。
 さらに、先ほど申し上げた、感染レベルが低い県では県内の移動も認められますので、こういったところには、ステージ2相当以下というところについては、県民による県内旅行の支援、これは、一泊一人当たり五千円、プラス土産物、飲食に二千円ということで、七千円の支援を行うこととしております。
 こういったものを活用していただきながら、休まれる、あるいはお客さんが少ない時期に次へのステップとなるような、そういった支援を国交省と一緒に考え、支援をしていきたいというふうに考えております。
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今井雅人#22
○今井委員 是非お願いします。年末年始が駄目でゴールデンウィークにかけていたら、またかくっとなって、ここを、本当に今こらえどきなんですよ。次は夏ですから、このときにまた行けなくなったら、本当にもう皆やっていけませんので、そのことも踏まえながら、今の支援と、それから八月にちゃんと感染を抑えて旅行ができるような環境、これをつくっていただきたいということを強くお願い申し上げておきたいと思います。
 済みません、お三方、どうもありがとうございました。
 次に、河野大臣、ワクチンのことでお伺いしたいんです。
 まず、先日、田村厚生大臣が、一般の方向けのワクチン接種について少し言及をされていました。場合によっては七月から接種開始することが可能ではないかというような御発言がありましたけれども、田村さんの発言はともかくとして、今、河野大臣の御認識では、七月に一般の方がワクチンの接種を開始するということができる可能性というのはあるんでしょうか。
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河野太郎#23
○河野国務大臣 この委員会でも度々申し上げておりますように、ワクチン接種は、これはもう市区町村がやることでございます。例えば、鹿児島県の十島村は、恐らく今日の午後には一般の方を含め全ての村民の方の一回目の接種が終わります。そういうことですから、自治体によってこれはいろいろな差が出てまいります。
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今井雅人#24
○今井委員 それは分かっているんですけれども、田村大臣は、早ければ七月に接種が可能になる可能性があるとおっしゃっているんですから、七月からずっと、自治体によって違うと思うんですけれども、一番早いところは七月にもやれる可能性があるということをおっしゃっているわけです。それについてはいかがですか。
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河野太郎#25
○河野国務大臣 申し上げましたように、一番早いところは、例えば沖縄の津堅島、久高島はもう既に一般の方の接種をやっていただいておりますので、もう既に自治体によって一般の方の接種が始まっているところは幾つもございます。
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今井雅人#26
○今井委員 ということは、順次一般の方も始まっていくということですね。
 その上でちょっとお伺いしたいんですけれども、今はファイザーが一本でやっているわけでありますが、今モデルナとアストラゼネカが承認の審査をしているということでありますけれども、今日の東京新聞には、まずモデルナの国内の承認は五月の二十日にも判断をしたい、それからアストラゼネカのも早ければ五月に承認が出る見込みであるというような報道がございますけれども、この今の承認審査の状況について、現段階で言えることを教えていただきたいと思います。これは参考人でもどちらでも結構ですけれども。これはどなたでも結構ですというふうに通告をしておりますが。
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河野太郎#27
○河野国務大臣 済みません、厚労省が来ておるかどうか分かりませんけれども、これは厚労省が専門家に協議をいただいてするものですから、今の時点で承認の状況というのは分かりません。
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今井雅人#28
○今井委員 いや、これは実は結構大事なことでして、御存じのとおり、ファイザーのワクチンの保管の仕方とモデルナとアストラゼネカの保管の仕方は違いますよね。ですから、同じところで接種をするということは、多分とても混乱を来すと思うんです。そうすると、現行、今やっているファイザーでの接種とは別な形でモデルナやあるいはアストラゼネカを使うというやり方をしないと、実務的には回らないと思うんですね。
 そこで、今、総理が、防衛大臣に対して、まず東京、そしてその次は大阪、五月二十四日から大規模接種をやるようにというような御指示をされたと。当然、ワクチン接種のことですから、河野大臣も関係していらっしゃると思うのでお伺いしたいと思うんです。
 まず、これをどういうふうにやるかということと、当然、ここでやるときに、これに併せてモデルナ社ですとかアストラゼネカ社のワクチンが承認が出て、そこでそれが使われるというふうになれば、流れとしては非常にスムーズなんじゃないかなというふうに思うんですけれども、そういうふうに今考えて計画をしていらっしゃるのかどうかということがお伺いしたかったんです。
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河野太郎#29
○河野国務大臣 おっしゃるように、それまでに新しいワクチンが承認されていれば、当然別ルートで打つようになるという委員のお見立ては、そのとおりでございます。
 今、マイナス七十度、三週間の間隔で二回打つというファイザーが全国の市町村で接種が行われている中で、マイナス二十度で四週間の間隔で打つというモデルナ社、あるいは四週間の間隔で冷蔵庫の温度というアストラゼネカ社、これはなかなか同じ接種会場でというわけにはいきませんので、承認されれば、当然、別ルートで打つようになるということにせざるを得ないと思っております。
 今回予定されている大規模接種につきましては、そこまでにワクチンが承認されていれば、それを別ルートとして使うということになりますし、もし期日に承認が間に合わなければ、当面はファイザー社でやりながら、承認され次第スイッチするということになろうかと思います。その場合、ファイザーの二回目についてはどうするかというのは検討しなければならないところでございますけれども、そういうことを想定しての接種会場と思っていただいてよろしいかと思います。
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