ロッキード問題に関する調査特別委員会

1978-04-21 参議院 全270発言

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会議録情報#0
昭和五十三年四月二十一日(金曜日)
   午後一時十分開会
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   委員の異動
 四月二十一日
    辞任         補欠選任
     亀長 友義君     増岡 康治君
    —————————————
  出席者は左のとおり。
    委員長         梶木 又三君
    理 事
                斎藤 十朗君
                田原 武雄君
                寺田 熊雄君
                和田 春生君
    委 員
                浅野  拡君
                岩崎 純三君
                遠藤 政夫君
                熊谷  弘君
                戸塚 進也君
                成相 善十君
                降矢 敬義君
                増岡 康治君
                久保  亘君
                矢田部 理君
                矢原 秀男君
                橋本  敦君
                秦   豊君
   国務大臣
       大 蔵 大 臣  村山 達雄君
       国 務 大 臣
       (内閣官房長
       官)       安倍晋太郎君
       国 務 大 臣
       (防衛庁長官)  金丸  信君
       国 務 大 臣
       (経済企画庁長
       官)       宮澤 喜一君
   政府委員
       防衛庁防衛局長  伊藤 圭一君
       防衛庁装備局長  間淵 直三君
       法務省刑事局長  伊藤 榮樹君
       国税庁長官    磯邊 律男君
       国税庁調査査察
       部長       藤仲 貞一君
       運輸省航空局長  高橋 寿夫君
       自治省行政局選
       挙部長      佐藤 順一君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        首藤 俊彦君
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  本日の会議に付した案件
○ロッキード問題に関する調査
 (ロッキード問題に関する件)
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梶木又三#1
○委員長(梶木又三君) ただいまからロッキード問題に関する調査特別委員会を開会いたします。
 委員の異動について報告いたします。
 本日亀長友義君が委員を辞任され、その補欠として増岡康治君が選任されました。
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梶木又三#2
○委員長(梶木又三君) ロッキード問題に関する調査を議題とし、質疑を行います。
 質疑のある方は順次御発言願います。
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矢田部理#3
○矢田部理君 私は、冒頭に、いわゆる灰色高官の証人喚問が野党側の再三の要求にもかかわらずいまだ行われていない、このことを大変遺憾に思います。特に、最近は当委員会すらなかなか開けないという状況が自民党等の抵抗によってあることもロッキード解明にとって非常に障害になっているということを指摘しておきたいと思うわけでありますが、特に証人喚問を一つ妨げている事情として、裁判進行中であるということが言われております。私は、裁判と政治は別だ、それぞれ目的を持ち、独自の立場でそれぞれの犯罪責任なり、あるいは政治的道義的責任の追及は別に並行的に行われたからといって差し支えない、裁判が動けば政治がとまるというようなあり方は断じてよろしくないというふうに考えるわけでありますが、関連して、法務省に伺っておきたいのは、とりわけ三十ユニット高官の証人喚問については、現在立証中である、立証が終われば法務省側としての裁判の支障はないというような話が伝えられているわけでありますが、その点についてどう考えておられるかをまず伺っておきたいと思います。
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伊藤榮樹#4
○政府委員(伊藤榮樹君) 国会で、各種国政調査の一環として証人喚問をされるということに対しまして、私どもとしてとやかく申し上げる筋合いではないのでございますが、お尋ねでございますので、あえて希望を申させていただきますと、一般論として、公判係属中に当該公判の内容と関係のある方が証人として喚問されることは、私どもの立場としては好ましくないと言わざるを得ないわけでございますが、このロッキード問題という重要な問題について真剣に国政調査をなさいます国会のお立場を考えますときに、まあそんなことばかりも言っておれないのではないか。
 ただ、私どもが現在最も率直に申させていただきますと、考えておりますことは、現在ロッキード公判は、御承知と思いますけれども、いよいよ立証の核心に入っておりまして、たとえば、ただいま御指摘の全日空ルートにいたしましても、起訴されました二人の被告人及びこれと密接不可分の関係にある方々に対する金の流れが逐次明らかにされておる段階でございます。副馬証言、伊藤証言等々によりまして、次第に明らかになっておるわけでございますが、検察側といたしましていま一番重要な事項だと考えておりますのは、流れました金の趣旨、あるいは職務権限との関連性、これが収賄事件の立証上絶対に必要な事項でございます。この点についての検察官の立証がいまだ十分尽くされているとは遺憾ながら認められないのでございまして、今後検察がどんな立証をしていくか、これは私どもの干渉すべきところではございませんが、私自身の経験に徴しまして、今後恐らくそういった証人に出た人たちの検察官面前調書を証拠申請していくようなことになるのではないか。で、そういたしますと、その検察官調書が裁判所によって証拠として採用され、証拠調べが行われるかどうかということが今後の立証のハイライトといいますか、山になってくるのではなかろうかと、こういうふうに思うわけでございまして、現在の私の立場といたしまして、訴訟は流動的でありますから、現在の時点での考えを申し上げさしていただければ、それらの検察官調書の採用、証拠調べ、この段階までは何とか、もしなろうことなら御勘弁願えたらと、こういう気持ちでおります。
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矢田部理#5
○矢田部理君 もう一問だけつけ加えて伺っておきたいと思いますが、検察側立証が済めば、検察の立場としても証人喚問については異議がないと申しますか支障はないということのように受け取れるわけでありますが、大体もうすでに訴訟はそういう意味では核心に入ったということでありますが、時期的にはいつごろをめどにしておられるのか、これが第一点。
 それから二番目には、そういう段階になれば、弁護側立証を待たずとも、現に被告人になっております田中、橋本なども含めて、三十ユニット高官については取り調べというか証人喚問に異議がないと、こういう趣旨というふうに伺ってよろしいでしょうか。
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伊藤榮樹#6
○政府委員(伊藤榮樹君) まず後段の方のお尋ねについてのお答えから申し上げますが、私どもは国会のなされますことについてとやかく申し上げる立場にないということを前提といたしまして申し上げておるわけでございますので、異議があるとかないとか、そういう大それたことは一切申し上げるつもりはございません。ただ、少なくとも先ほど申しましたような段階までは、できましたら御勘弁いただきたい、こういうことでございます。
 検察官調書の証拠調べの時期等につきましては、弁護人側が、この供述調書を今度申請しましたときにどの程度特別信用情況その他を争って出るかということに関連いたしますので、私の口からいつごろということはこの席ではちょっと申し上げかねる……。
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矢田部理#7
○矢田部理君 およその見当。
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伊藤榮樹#8
○政府委員(伊藤榮樹君) 相手あってのことでありますから、なかなかちょっと的確には申し上げかねるところでございます。
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矢田部理#9
○矢田部理君 相手のあることであるから、それは考えないわけではありませんが、しかし大筋のめど、何月とかいつとかということではなしに、年内とか来春とかということを含めて、そのめどを一応見当つけているとすればお答えをいただきたいということが一つと、次の質問でありますが、灰色高官、とりわけ三十ユニット高官等については、いろいろ国会でも今日まで議論がありました。裁判でも、かかわる問題として全く論議にならないわけではないでしょうけれども、検察側の態度と本人の態度は全体的に見ますれば真っ向から対立しているわけです。この対立は司法の立場では最終的には真実は明らかにならない、解決しないまま終わることになるのは、これは常識だと思うのです。そうなると、当然のことながら国会でその真相なり真相に基づく道義的政治的責任なりを問わなければならぬというふうに考えるわけでありますが、検察側としては、要するに対立したままこれ以上真相を詰めることはなかなかむずかしいというふうに思われますが、いかがでしょうか。
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伊藤榮樹#10
○政府委員(伊藤榮樹君) 確かに理屈の上から申しますと、起訴されておられる二人の関係におきましては、裁判所はどっちかきちんと判断をすると思います。その余の方につきましては、裁判所はそういう判断をする必要がないわけでありますから、裁判上明白な決着はつけられない、こういうふうに思いますが、ただ、ほかの方々については裁判所が検察官立証の心証がとれない、しかし二人についてだけは心証がとれるということも、ちょっと常識的でありませんので、その程度の感触で受けとめるべきものではないか。ただいずれにいたしましても、裁判上お二人以外の方について白黒がきっちりするというような関係ではございません。
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矢田部理#11
○矢田部理君 そこで、私どもは当委員会の役割りがそういう意味でも重要であるというふうに考えるわけでありますが、きょうは、なぜ証人喚問が必要なのかということを全員について述べるのは時間的余裕がありませんけれども、一、二の方について、私なりの主張をしておきたいと考えています。
 一人は、たとえば福永一臣氏でありますが、この方は、金額は多少違うようでありますが、基本的に金銭の授受については認めております。趣旨否認という立場をとっておるわけですね。しかも、衆議院等では喚問に応じてもいいと言っているわけでありますから、当委員会としても、まず委員長にお願いをしたいのは、やっぱりその真相究明のために、灰色問題を詰めるためにそういう手続をとるべきだと思いますが、いかがでしょうか。
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梶木又三#12
○委員長(梶木又三君) 各党いろいろ御意見がございますので、後刻理事会で協議します。
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矢田部理#13
○矢田部理君 これはぜひ当委員会参議院のロ特としても取り上げてほしいと考えているところであります。
 それから二番目に、加藤六月氏の問題について若干問題を提起をし、かつ検察当局等の状況を伺っておきたいと思いますが、全体のお金の流れを検察庁は当然捜査の対象にしたと思います。その中で、すでに指摘をされておりますように、四十七年の十月三十一日ごろでしょうか、現金二百万円を贈賄しているということを検察側は国会に対する報告でも明らかにしました。問題はそれだけではなくて、また加藤氏だけではないかもしれませんが、全体的な当時の金の流れ、動き、それが賄賂性があったかどうかというのは最終の判断なり評価の問題になろうかと思いますが、等々については、政治献金も含めて調査あるいは捜査をしているでしょうか。
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伊藤榮樹#14
○政府委員(伊藤榮樹君) すでに繰り返し申し上げておりますように、ロッキード事件の捜査は、海外から流入いたしました金の行方を解明すること、これを中心に捜査を進めてきたわけでございますが、そういうロッキードから流入した金の行方の捜査に関連いたしまして、そのわきにいろんな事実関係が関連して出てきておったはずでございまして、それらについては、検察としては、検察の本来のたてまえどおり犯罪の容疑があるかどうか吟味をして、容疑のあるものは取り上げる、容疑のないものは取り上げない、そういう態度で厳正に臨んだものと思っております。
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矢田部理#15
○矢田部理君 容疑があるかないかは最終的には捜査の進捗状況によって判断されるわけでありますが、一応いまの答弁は全体的な金の流れについてもそれなりに調べたように受け取られますので、それを前提としてお聞きをしたいと思いますが、ここに、加藤六月氏の全日空とのかかわりにおける疑惑を深めるものとして私どもの手元に有力な指摘がもたらされています。それは加藤氏の、私設ではありますが、元秘書新田拓一氏からのものであります。ロッキード疑獄があった当時も、あるいは加藤氏が運輸政務次官をやっておった当時もずっと秘書として密着しておった方からの指摘なのでありますが、次のように新田氏は言っております。
 四十七、八年ごろと記憶している——当時新田氏は、加藤氏が所有しまた現に居住をしております「ホテル浜」というのが東京都の中野区にございます、その同じビル内に同居をしておったわけでありますが、したがって、家庭に対する出入りも非常に頻繁にしておったという関係にあるわけでありますが、たまたま加藤氏の自宅に伺ったときに、加藤氏の妻睦子さんという方から、一度は全日空振り出しといいますか、代表取締役若狭振り出しの額面五十万円の小切手を預かりました。それからもう一回は、同じ内容でありますが、額面百万の小切手を預かりました。どういう意味で預かったかといえば、これを住友銀行中野支店に振り込んでほしいということを依頼をされたのです。その元秘書氏の言葉によれば、これはメモ等も本人はしておるわけでありますが、当時住友銀行の中野支店には、実質加藤のものでありますが、数名の架空名義の口座が設けられていた。これは口座番号等も一々控えがございます。そこに振り込んでほしいと当時頼まれたということを私どもに知らせてきておるわけであります。もとより、当時の加藤氏の議員会館室等にはしばしば全日空の人たちが出入りをしておるということもつけ加えられておるわけでありますが、全体的な金の流れを調べるに当たって、捜査当局はこういうケース、こういう問題等について捜査の対象にしてきたかどうか。してきたとすれば、そこからどういう状況を引き出したか、受けとめているかというようなことについて伺っておきたいと思います。
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伊藤榮樹#16
○政府委員(伊藤榮樹君) いわゆる三十ユニットの金の授受をめぐりまして、これを立証するに必要な限度において所要の捜査を尽くしておると思いますが、ただいまここで伺いましたような事項につきまして、検察当局が調査をしたかどうか、これは私自身承知をしておりませんので、まずもってその点からお答えしにくいわけでございますが、ただいまの仰せになりましたことは検察当局に連絡をいたしてみたいと思います。
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矢田部理#17
○矢田部理君 いま私が述べた事実、これは、先ほどから繰り返しておりますように、加藤氏の秘書を長くやっておった方からの話でありますけれども、もしこれが事実とすれば非常にやっぱり重大だと思いますし、また全体の疑惑解明にとっても重要な手がかりを提供するものというふうに私どもは受けとめているわけでありますから、それだけに、捜査の問題もございますが、同時に当委員会としてもぜひこの加藤氏を証人として喚問して、事実かどうかを含めて、やっぱり明らかにすべきではないかというふうに考えているわけであります。加藤氏は検察庁の現金二百万円の問題の指摘に対しても全面的に否定をしております。それだけではなくて、自分はもともとロッキード解明の推進者だったんだということすら衆議院では弁明をしているわけであります。また、ほかの場ではいろいろ自分なりの反論を口数多く語っている一人でもあると私は思うのでありますけれども、加藤氏のためにも、当委員会に出てきて、証人として各党の尋問に答えるということを通して、やっぱり自分の立場を明らかにすべきではないかと考えています。
 同時に、つけ加えておきたいと思うのでありますが、先ほど申し上げました元秘書の新田拓一氏は、国会で喚問の要求があるならば、自分も堂々と出ていってその事実をしゃべってもよろしいと言っているわけでありますので、ぜひ当委員会としても取り上げていただきたく、委員長に重ねてお願いしておきたいと思います。
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梶木又三#18
○委員長(梶木又三君) 理事会で後刻協議いたします。
 速記をとめて。
  〔速記中止〕
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梶木又三#19
○委員長(梶木又三君) 速記を起こして。
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矢田部理#20
○矢田部理君 次の問題に、大臣も見えましたので、入りたいと思います。
 まず、大蔵大臣に伺います。大蔵大臣は先般の地方行政委員会で、突然だったかもしれませんが、後援会である、あるいは政治団体であると言われる山紫会というのがある、そこで当時丸紅から政治献金を受けておったという事実についてどうなのかという質問に対しては、最終的にはお答えにならなかったようでありますが、この経費台帳、丸紅の経費台帳でありますが、の写しによりますと、四十六年十二月に五十万、翌四十七年十月三十日に百万を支払っているような記載があるわけですが、その事実関係はお認めになりますでしょうか。
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村山達雄#21
○国務大臣(村山達雄君) この前、たしか地方行政委員会だと思いますが、志苫委員から突然のお話がございまして、ちょうど選挙部長がおったものでございますから、選挙部長に確かめながらお答えしたわけでございます。その後よく調べてもらいたいという志苫委員からのお話がございまして、調べました。調べますと、四十六年五十万、それから四十七年百万、確かにちょうだいいたしております。ただし、そのときに私の方はいわゆる政治団体たる後援会というもの、これは山水会という名前がついております。それから、山紫会というのは実は親睦並びに研究団体でございます。そして政治団体である山水会の方は、寄付金をいただいたものは全部そっちに計上しておるわけでございます。それで親睦並びに研究団体である山紫会につきましては、これは会費制度でやっておるのでございます。年額最低十二万円ということでございました。で、会計責任者から調べてもらいますと、五十万、百万いただいたのは事実でございますが、当時丸紅側は、これは臨時会費として処理をしてくれと、こういうお話でございましたので、山紫会の方に入れたわけでございます。当時のわれわれの会計責任者の判断では、いわゆる会費というものは政治献金ではないと、こういう解釈でおったのでございます。ただし、五十一年一月一日から政治資金規正法が改められまして、会費はすべて番付金であるということになりまして、その法律が五十年の十月に出た、で、施行は五十一年一月一日からのようでございますが、法案が公布されたのは五十年十一月だということでございますので、施行前に、先立ちまして山紫会につきましても政治団体としてすでに届け出てあるわけでございます。
 繰り返して申しますと……
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矢田部理#22
○矢田部理君 簡単でいいです、時間がないから……。
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村山達雄#23
○国務大臣(村山達雄君) ちょうだいしましたときには それはまだ政治団体でないと考えて、届け出をしていない山紫会で会費処理として、向こうの御意向によりまして会費として入れた、そういう意味で受け取ったと、こういうことでございます。
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矢田部理#24
○矢田部理君 簡単に結論的にだけお答えをいただきたいと思いますが、丸紅が山紫会の会員になられたのはいつですか。
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村山達雄#25
○国務大臣(村山達雄君) これは私が選挙に立つ前から実は山紫会というものをつくっておったのでございますが、初めて当選する前から……
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矢田部理#26
○矢田部理君 丸紅がなったのはいつですか。
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村山達雄#27
○国務大臣(村山達雄君) 丸紅はその当初から会員になっております。
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矢田部理#28
○矢田部理君 あなたは、会費と寄付金というものはどういう基準で区別していますか。
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村山達雄#29
○国務大臣(村山達雄君) 当時の私たちの解釈では、会費は会費で定期的に入れるもの、寄付金というのは臨時に政治献金の意図をもって入れるものと、かように解釈しておったわけでございます。
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