外交防衛委員会

2009-06-04 参議院 全424発言

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会議録情報#0
平成二十一年六月四日(木曜日)
   午前十時四分開会
    ─────────────
   委員の異動
 六月三日
    辞任         補欠選任   
     石井  一君     米長 晴信君
     徳永 久志君     藤田 幸久君
     鴻池 祥肇君     塚田 一郎君
 六月四日
    辞任         補欠選任   
     風間 直樹君     徳永 久志君
     藤田 幸久君     舟山 康江君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         榛葉賀津也君
    理 事
                浅尾慶一郎君
                一川 保夫君
                白  眞勲君
                木村  仁君
                小池 正勝君
    委 員
                犬塚 直史君
                風間 直樹君
                谷岡 郁子君
                徳永 久志君
                広中和歌子君
                藤田 幸久君
                舟山 康江君
                米長 晴信君
                岸  信夫君
                佐藤 正久君
                塚田 一郎君
                橋本 聖子君
                山本 一太君
                浜田 昌良君
                山口那津男君
                井上 哲士君
                山内 徳信君
   国務大臣
       外務大臣     中曽根弘文君
       国土交通大臣
       国務大臣     金子 一義君
       防衛大臣     浜田 靖一君
   副大臣
       外務副大臣    橋本 聖子君
       国土交通副大臣  加納 時男君
       防衛副大臣    北村 誠吾君
   大臣政務官
       国土交通大臣政
       務官       岡田 直樹君
       防衛大臣政務官  岸  信夫君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        堀田 光明君
   政府参考人
       内閣官房内閣審
       議官       野田  仁君
       内閣官房総合海
       洋政策本部事務
       局長       大庭 靖雄君
       内閣法制局第二
       部長       横畠 裕介君
       内閣府国際平和
       協力本部事務局
       長        高田 稔久君
       外務大臣官房地
       球規模課題審議
       官        杉山 晋輔君
       外務大臣官房審
       議官       中島 明彦君
       外務大臣官房審
       議官       廣木 重之君
       外務大臣官房審
       議官       石川 和秀君
       外務省北米局長  梅本 和義君
       外務省中東アフ
       リカ局長     鈴木 敏郎君
       外務省中東アフ
       リカ局アフリカ
       審議官      秋元 義孝君
       外務省国際協力
       局長       木寺 昌人君
       外務省国際法局
       長        鶴岡 公二君
       文部科学省科学
       技術・学術政策
       局次長      中原  徹君
       海上保安庁長官  岩崎 貞二君
       海上保安庁総務
       部参事官     佐藤 雄二君
       防衛大臣官房技
       術監       秋山 義孝君
       防衛省防衛政策
       局長       高見澤將林君
       防衛省運用企画
       局長       徳地 秀士君
       防衛省人事教育
       局長       渡部  厚君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する
 法律案(内閣提出、衆議院送付)
○クラスター弾に関する条約の締結について承認
 を求めるの件(内閣提出、衆議院送付)
○国及びその財産の裁判権からの免除に関する国
 際連合条約の締結について承認を求めるの件(
 内閣提出、衆議院送付)
○強制失踪からのすべての者の保護に関する国際
 条約の締結について承認を求めるの件(内閣提
 出、衆議院送付)
    ─────────────
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榛葉賀津也#1
○委員長(榛葉賀津也君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
 委員の異動について御報告いたします。
 昨日、徳永久志君、鴻池祥肇君及び石井一君が委員を辞任され、その補欠として藤田幸久君、塚田一郎君及び米長晴信君が選任されました。
    ─────────────
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榛葉賀津也#2
○委員長(榛葉賀津也君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
 海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣官房内閣審議官野田仁君外十九名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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榛葉賀津也#3
○委員長(榛葉賀津也君) 異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ─────────────
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榛葉賀津也#4
○委員長(榛葉賀津也君) 海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律案を議題とし、質疑を行います。
 質疑のある方は順次御発言を願います。
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米長晴信#5
○米長晴信君 おはようございます。民主党・新緑風会・国民新・日本の米長晴信です。
 私、国土交通委員会所属なんですけれども、今日は金子大臣を追っかけて出向してまいりましたので、皆さん、機会いただいて本当に感謝をしております。
 まず冒頭、三人、大臣並んでおられますけれども、この海賊対処の主管大臣に手を挙げていただきまして、改めてこの海賊対処に対する決意をお願いいたします。
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金子一義#6
○国務大臣(金子一義君) 貿易の九割以上を海上に頼っております我が国、かつこのソマリア沖というのは年間二千隻以上の日本関係船舶が通過をしていると。これに対する海賊行為、これは重大な我が国経済社会への影響があると。これに対して国連海洋法条約、海賊行為というのは犯罪行為である、世界各国がそれぞれ最大限の協力をし合ってこれを阻止するべしという国連海洋法条約の協力要請というのがありまして、これに基づいて、大変、我々としては、昨年夏からこの海賊事案が急激に起こっているということに照らして考えれば、ややこの法案自身少し遅きを失したかもしれませんが、準備を進め、各関係省庁との調整を進めて、今般これに対する法案を提出し、断固海賊事案というものを抑制していきたいと、そういうつもりでこの法案を出さしていただいているところであります。
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米長晴信#7
○米長晴信君 冒頭、浜田大臣も手を挙げるんじゃないかと思って、ちょっとどきどきしていたんですけれども。
 まず、じゃちょっと話を何となく現場に持っていって、今年四月十二日に、私も報道で読んだだけなんですけれども、アメリカ船籍の船の船長さんが最終的には人質に取られるというような事案があったんですけれども、その同様の事案が起きたときに、今の体制で行っていらっしゃる警備行動隊はどのように対処されますか。
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浜田靖一#8
○国務大臣(浜田靖一君) 自衛隊による海賊対処としましては、護衛艦による民間船舶の護衛等を実施することによって海賊行為を抑止し、また海賊を退散させることがまずは重要であると考えておりまして、基本的に当該船舶の奪回や人質救出を行うことは想定しておりません。
 いずれにせよ、万が一民間船舶が海賊に乗っ取られた場合の対応については、人質救出は世界的に見ても非常に困難な任務でもありますし、乗っ取られた民間船舶の乗員、乗客の生命、財産への影響を考慮しつつ、慎重に対応することが必要であると考えているところであります。
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米長晴信#9
○米長晴信君 それは、じゃ今の体制で特別の理由によりということで海保の代わりに海上自衛隊が派遣して、警備行動を中心とする活動においての答弁はそうですけれども、例えば海上保安庁が実際に船ごと行って警察活動を含めた体制で行く場合は、海上保安庁はそれどういう対応になりますか。
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岩崎貞二#10
○政府参考人(岩崎貞二君) 海上保安庁においても、護衛することとそれから犯人を捕まえる、追いかけるということは、やはりその現場の中で優先順位を付けて判断しなきゃいけないと思っております。海上保安庁の仮に巡視船が派遣されましても、人命、財産の保護、安全というのをやはり第一義に考えていくのかなと、このように思っております。
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米長晴信#11
○米長晴信君 いや、人命、財産を守ること優先だったら、まだ襲われていない船守って先に行くより、襲われている船への対処の方が優先なんじゃないですか。それ、もう一回お願いします。
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岩崎貞二#12
○政府参考人(岩崎貞二君) 海上保安庁といたしましても、やはり基本的な行動パターンは、今自衛隊の船が行っていて、それから海上保安官が上乗りしていますけれども、同じような行動になると思います。やはり、人質を奪還するとかそうしたことは大変危険性の伴う業務なので、そうしたことよりも、まずやっぱり護衛をして襲われないようにする、それで、どうしてもそれでも乗っ取られた場合、これについてはやっぱり人命の保護を第一に考えていくと、こういう対処方針になろうかと思います。基本的に大きく変わることはなかろうと、このように思っております。
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米長晴信#13
○米長晴信君 これ四月十二日の事案ということで、完全な仮定の話じゃなくて、実際にこれが日本人だったらということですけれども、じゃ、若干仮定が入りますけれども、人質救出とかそこまでの重い任務じゃなくて、襲われている、交戦状態的なものになる、そこまでの段階の場合はいかがですか。
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岩崎貞二#14
○政府参考人(岩崎貞二君) 商船と海賊が発砲していると、そういう現場に海上保安庁の巡視船が居合わせたと、こういうことで仮定をいたしますと、そのときに、それを防ぐために、この法律でもございますけれども、必要な武器の使用なんかをして、その一般の船が襲われないように、乗り込まれないようにするという措置は、それは同じようにとることになろうかと思います。
 ただ、繰り返しになりますけれども、それにもかかわらず、武器を使用してでの抑止措置もうまくいかなくて、ついに海賊が民間の船に乗り込んでしまった、人質を取ってしまったということについてはやはり慎重に対応しなけりゃいけないということだろうと思っております。
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米長晴信#15
○米長晴信君 海賊対処の警備行動というのは、主にゾーンディフェンス的な、安全に関係船舶を航行させるという、警察でいうと警備というか、機動隊がやっていらっしゃるような面と、あるいは何か有事発生時に現場へ行って現場で逮捕する、あるいはちょっと逃げていったやつは捕まえて、捜査して人定取って、で、司法手続によってというような警察手続のような、二面性というか二面的な部分があって、今はその海上警備行動部分は海保ができないということで、特別の理由ということで自衛隊の船が出ているんですけれども。
 じゃ、これ本当に、例えば、今A地点、B地点を往復するという活動ですけれども、AからBに向かう途中に、ちょっと後ろ、Aに戻ったようなところでそういう事案が発生した場合は、守る方を優先して先に進むのか、その船舶の保護のために戻るのか、どちらを選択されるんですか、今の。
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岩崎貞二#16
○政府参考人(岩崎貞二君) 具体的なシチュエーションによってそれは変わっていくだろうと思いますけれども、例えば海上保安庁が仮に行った場合でも、今護衛している船の近くで襲われている船がいるとすれば、私どものその船がいったん護衛の隊列から離れるということになりますから、それをすることによって護衛している船の危険性が生じないかどうかということは考えなきゃいけないだろうと思います。しかし、近くで本当に襲われている船があって、救出を求めている船があって、助けられる状況であれば、やはりそちらの方へ行くということをかなり優先して考えなきゃいけないと思いますけれども、それは本当にその場、現場現場での判断になろうかと、このように思います。
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米長晴信#17
○米長晴信君 この部分は余り細かいことを議論するつもりはないんですけれども、そういう大変な任務として行っていると。
 ただ、言わせてもらえれば、国によって事情は違いますけれども、例えばマレーシアなんというのは、一隻出して、マレーシア、自国の船だけを守るということで、一隻でそれで事足りていると。我が国は二隻と哨戒機まで出してより確実に守るということですけれども、船を二隻出すという意味合いは、仮に有事が発生したらそれは守る方と攻める方と両てんびんでやるというのが二隻出す意味だと僕は思うので、その辺はしっかり、今回法律作って日本船舶以外も守っていくということを国として決めるわけですから、その辺はきっちりと、オペレーション、もっと分かりやすくより効果的なものを提示をしていただきたいというふうに思います。
 ちょっと話、政治的な部分に戻しまして、そもそもこのアデン湾の海賊の発生とソマリアの内政というのはどんな感じの因果関係があるのか、ちょっとお答えいただけますか。
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秋元義孝#18
○政府参考人(秋元義孝君) このソマリア沖・アデン湾の海賊事案というのは、昨年は百十一件、世界の約四割の事案が発生しているわけでございます。今年に入りましても六月二日現在で百三十一件発生しておりまして、現在十四隻が抑留されて、約二百十名の乗員が人質となっていると、こういう状況でございます。
 この海域での海賊事案が急増している原因、背景としましては、ソマリア情勢との関連で申し上げますと、まさに一九九一年以来、ソマリアが内戦状態に入りまして、長期間にわたって武装勢力間の抗争が続いているわけでありまして、そういう中で、国土全体を実効的に統治する政府というのがそもそも存在しない。したがいまして、法執行、司法機関も全く機能していないと、こういうことがございます。それから、そういう長期間の戦乱の中で多くの若年失業者が発生していると、こういうこともございます。
 また、最近の傾向としましては、犯罪集団の組織化、分業化というのが進みまして、身の代金を目当てに船舶を襲撃して乗っ取ると、こういう行為がビジネス化しているということがあると認識しております。
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米長晴信#19
○米長晴信君 今因果関係というのは明確にはお答えにならなかったんですけれども、何らかの因果関係、すなわちソマリアの内政が安定すればそういった事案も減るという認識でよろしいんでしょうか。
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秋元義孝#20
○政府参考人(秋元義孝君) 海賊問題の抜本的な解決のためには、ソマリア情勢の安定が不可欠であると認識しております。
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米長晴信#21
○米長晴信君 参考までに、じゃ当面、ソマリアについての人道的あるいは経済的な支援の実績を教えていただけますか。
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秋元義孝#22
○政府参考人(秋元義孝君) 今委員御指摘されましたように、ソマリア情勢の安定のためには、人道面における支援、それと治安向上のための支援、こういうものが必要であると考えておりまして、これまで国際機関を通じた支援としまして、過去二年間で約六千七百万ドル支援を行ってきております。
 具体的に内容を申し上げますと、まず、人道支援としましては、食糧支援として世界食糧計画経由で約一千四百万ドル、それから難民、国内避難民支援としまして、UNHCR、難民高等弁務官事務所でございますけれども、その他の機関を経由しまして約二千万ドル、それから保健、水、衛生、教育等の分野の支援としまして、ユニセフ等の機関を通じまして一千八百万ドル、それから人身取引、不正規の移住対策としまして、国際移住機関、IOMでございますけれども、約三百万ドル、こういうようなものを支援してきております。
 また、治安向上への支援としましては、国境管理強化のための支援としまして国際移住機関経由で約百万ドル、それから警察支援として国連開発計画経由で四百万ドルその他の支援をしております。
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米長晴信#23
○米長晴信君 五千万ドルを超える支援をしているということですけれども、ソマリアの支援というのは、我が国だけじゃなくて国際的にアメリカも含めた支援が行われていると思うんですけれども、その内紛が九一年から十八年間続いているわけですけれども、これは今日明日で解決するのか、今年解決するのか、この見通しについて教えていただきたいんですけれども。
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中曽根弘文#24
○国務大臣(中曽根弘文君) ソマリアの安定化というのは、この海賊行為をなくすためにも一番の根本的なこれはところでありますけれども、国際社会としては今の九一年にあのような状況になってから今日までなかなか有効な手だてを講ずることができないという、大変非常に難しい問題でございます。
 そういう中、昨年の八月には暫定連邦政府、これと、それからソマリア再解放連盟の穏健派、これとの間で武力行使の停止を含むいわゆるジブチ合意、これが成立をいたしました。今年になりましてまた暫定連邦政府におきましては、この一月ですけれども、新しい大統領が選出され、二月にはまた新しい内閣が誕生したところでございまして、また、新しい議会も今誕生しつつあるところでございます。
 一方、この暫定連邦政府にはすべてのソマリアの中の勢力が参加しているという、そういう構成になっているわけではございません。この五月にもそういうところから、首都のモガディシュにおきましてはこの暫定連邦政府とそれからイスラム過激派との激しい戦闘が行われまして多くの人が、百三人が死亡、四百二十人が負傷と、そういうような報道がありますけれども、大変まだ不透明な状況が続いているところでございます。こうした戦闘に外国からの勢力が参加していると、そういう情報もあるわけでありまして、このジブチ合意以降のソマリア全体の平和、和平にこれらがどういうふうにつながっていくか、非常に今後の動向を我々としても慎重に見ていく必要があろうかと思います。
 今の段階で、いつごろこういう状態が解消されるのか、いつまでこういう状況が続くのか等はなかなか見通すことは困難でありますが、我が国といたしましては、ソマリアの安定のためには国際社会と連携をしながら支援をしていくと、そういう考えでございます。
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米長晴信#25
○米長晴信君 つまり、全く見通しがないと。これは十年、二十年続いてもおかしくないというような意味なのか、本当にここ二、三年が勝負なのか、さじ加減はどうですか。これは、我が国がソマリア沖に海賊対策のために船を出すということに当たってそのミッションの任期といいますか、そういうのを決める上でこれは非常に重要な部分だと思うんですけれども、やっぱり見通し、どのぐらいのスパンかということだけでもお答えいただけますか。
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中曽根弘文#26
○国務大臣(中曽根弘文君) これはできるだけ早く解消すると、そのソマリア自体を安定化するというのが大事でありますが、先ほど参考人の方からも御説明いたしましたように、人道復興支援、それから治安対策等、我が国だけでなくて各国が協力をしながら行っておりますので、これらの効果が一日も早く出てくるようにと、そういうふうに願っているところでございますが、いつごろまでということはなかなか見通すことは難しいと思います。
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米長晴信#27
○米長晴信君 じゃ、もう一回、しつこいようですけれども、じゃ、こういう質問にします。十年以内に解決すると思いますか、あるいは分からないか、それだけお答えください。
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中曽根弘文#28
○国務大臣(中曽根弘文君) できるだけ早くそういう安定した状況になるように我が国としてできるだけの努力をしていくということだと思います。
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米長晴信#29
○米長晴信君 では、分からないという答弁だと解釈をさせていただきます。
 つまり、ソマリアの状態が、情勢がそうであるということは、仮に海上警備行動、つまり船の方の活動をするだけではなかなか海賊の発生件数自体は抑えることができないと。これはソマリアの支援も両輪のような形で行っていくしかないというふうに思うんですけれども、じゃ、その海上警備行動の方の派遣、もう既に今の現行法内で派遣を既にしておられますけれども、その効果はいかがだったんですかね。実績を教えていただきたいんですけれども、改めて。
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