決算委員会

2015-04-13 参議院 全214発言

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会議録情報#0
平成二十七年四月十三日(月曜日)
   午後一時開会
    ─────────────
   委員の異動
 二月十日
    辞任         補欠選任
     吉田 忠智君     又市 征治君
 二月十二日
    辞任         補欠選任
     山田 太郎君     山口 和之君
 二月二十三日
    辞任         補欠選任
     井上 哲士君     仁比 聡平君
 二月二十四日
    辞任         補欠選任
     仁比 聡平君     井上 哲士君
 三月十三日
    辞任         補欠選任
     江島  潔君     三宅 伸吾君
 三月十七日
    辞任         補欠選任
     三宅 伸吾君     江島  潔君
     石橋 通宏君     田城  郁君
     斎藤 嘉隆君     小西 洋之君
     田村 智子君     小池  晃君
     山口 和之君     山田 太郎君
     又市 征治君     福島みずほ君
 三月十八日
    辞任         補欠選任
     小西 洋之君     斎藤 嘉隆君
     田城  郁君     石橋 通宏君
     藤巻 健史君     片山虎之助君
     小池  晃君     田村 智子君
     山田 太郎君     山口 和之君
     福島みずほ君     又市 征治君
 三月十九日
    辞任         補欠選任
     中原 八一君     二之湯武史君
     片山虎之助君     藤巻 健史君
     井上 哲士君     小池  晃君
 三月二十日
    辞任         補欠選任
     二之湯武史君     中原 八一君
     礒崎 哲史君     田中 直紀君
     小池  晃君     井上 哲士君
     山口 和之君     山田 太郎君
 三月二十三日
    辞任         補欠選任
     田中 直紀君     礒崎 哲史君
     安井美沙子君     大久保 勉君
     山田 太郎君     山口 和之君
 三月二十四日
    辞任         補欠選任
     大久保 勉君     安井美沙子君
 三月二十五日
    辞任         補欠選任
     井原  巧君     宮沢 洋一君
     井上 哲士君     小池  晃君
 三月二十六日
    辞任         補欠選任
     宮沢 洋一君     井原  巧君
     若林 健太君    三原じゅん子君
     田村 智子君     井上 哲士君
 三月二十七日
    辞任         補欠選任
    三原じゅん子君     若林 健太君
     杉  久武君     横山 信一君
     小池  晃君     田村 智子君
 三月三十日
    辞任         補欠選任
     横山 信一君     杉  久武君
 三月三十一日
    辞任         補欠選任
     寺田 典城君     柴田  巧君
    渡辺美知太郎君    薬師寺みちよ君
 四月一日
    辞任         補欠選任
     安井美沙子君     小西 洋之君
     柴田  巧君     寺田 典城君
     田村 智子君     小池  晃君
    薬師寺みちよ君    渡辺美知太郎君
     又市 征治君     福島みずほ君
 四月二日
    辞任         補欠選任
     小西 洋之君     安井美沙子君
     福島みずほ君     又市 征治君
 四月六日
    辞任         補欠選任
     小池  晃君     田村 智子君
 四月七日
    辞任         補欠選任
     堀内 恒夫君     石田 昌宏君
 四月八日
    辞任         補欠選任
     石田 昌宏君     堀内 恒夫君
     安井美沙子君     大塚 耕平君
 四月九日
    辞任         補欠選任
     大塚 耕平君     安井美沙子君
 四月十日
    辞任         補欠選任
     足立 信也君     小林 正夫君
     斎藤 嘉隆君     風間 直樹君
     山口 和之君     行田 邦子君
 四月十三日
    辞任         補欠選任
    渡辺美知太郎君    薬師寺みちよ君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         小坂 憲次君
    理 事
                赤石 清美君
                井原  巧君
                石井 正弘君
                相原久美子君
                石橋 通宏君
                杉  久武君
    委 員
                磯崎 仁彦君
                江島  潔君
                熊谷  大君
                滝波 宏文君
                塚田 一郎君
                中原 八一君
                藤川 政人君
                堀内 恒夫君
                吉川ゆうみ君
                若林 健太君
                礒崎 哲史君
                江崎  孝君
                風間 直樹君
                小林 正夫君
                安井美沙子君
                平木 大作君
                寺田 典城君
                藤巻 健史君
                井上 哲士君
                田村 智子君
                行田 邦子君
               薬師寺みちよ君
                又市 征治君
   国務大臣
       財務大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(金融)
       )        麻生 太郎君
       厚生労働大臣   塩崎 恭久君
   副大臣
       財務副大臣    宮下 一郎君
       厚生労働副大臣  永岡 桂子君
       厚生労働副大臣  山本 香苗君
   大臣政務官
       内閣府大臣政務
       官        越智 隆雄君
       厚生労働大臣政
       務官       橋本  岳君
        ─────
       会計検査院長   河戸 光彦君
       検査官      柳  麻理君
       検査官      森田 祐司君
        ─────
   事務局側
       事務総長     中村  剛君
       常任委員会専門
       員        吉岡  拓君
   裁判官弾劾裁判所事務局側
       事務局長     阿部 芳郎君
   裁判官訴追委員会事務局側
       事務局長     岡本  修君
   国立国会図書館側
       館長       大滝 則忠君
   政府参考人
       警察庁長官官房
       審議官      露木 康浩君
       金融庁総務企画
       局総括審議官   三井 秀範君
       総務省統計局長  井波 哲尚君
       国税庁次長    佐川 宣寿君
       厚生労働大臣官
       房技術総括審議
       官        鈴木 康裕君
       厚生労働大臣官
       房年金管理審議
       官        樽見 英樹君
       厚生労働省医政
       局長       二川 一男君
       厚生労働省労働
       基準局安全衛生
       部長       土屋 喜久君
       厚生労働省職業
       安定局雇用開発
       部長       広畑 義久君
       厚生労働省職業
       能力開発局長   宮川  晃君
       厚生労働省雇用
       均等・児童家庭
       局長       安藤よし子君
       厚生労働省社会
       ・援護局長    鈴木 俊彦君
       厚生労働省社会
       ・援護局障害保
       健福祉部長    藤井 康弘君
       厚生労働省老健
       局長       三浦 公嗣君
       厚生労働省保険
       局長       唐澤  剛君
   説明員
       会計検査院事務
       総局次長     田代 政司君
       会計検査院事務
       総局第一局長   桜田  桂君
       会計検査院事務
       総局第二局長   村上 英嗣君
       会計検査院事務
       総局第五局長   平野 善昭君
   参考人
       株式会社日本政
       策金融公庫代表
       取締役総裁    細川 興一君
       株式会社国際協
       力銀行代表取締
       役総裁      渡辺 博史君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○理事補欠選任の件
○国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調
 査
 (国会法第百五条の規定に基づく本委員会から
 の会計検査の要請に対する結果報告に関する件
 )
○平成二十五年度一般会計歳入歳出決算、平成二
 十五年度特別会計歳入歳出決算、平成二十五年
 度国税収納金整理資金受払計算書、平成二十五
 年度政府関係機関決算書(第百八十七回国会内
 閣提出)
○平成二十五年度国有財産増減及び現在額総計算
 書(第百八十七回国会内閣提出)
○平成二十五年度国有財産無償貸付状況総計算書
 (第百八十七回国会内閣提出)
 (国会、会計検査院、財務省、金融庁、厚生労
 働省、株式会社日本政策金融公庫及び株式会社
 国際協力銀行の部)
    ─────────────
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小坂憲次#1
○委員長(小坂憲次君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
 委員の異動について御報告いたします。
 去る十日までに、吉田忠智君、山田太郎君、足立信也君及び斎藤嘉隆君が委員を辞任され、その補欠として又市征治君、小林正夫君、風間直樹君及び行田邦子君が選任されました。
 また、本日、渡辺美知太郎君が委員を辞任され、その補欠として薬師寺みちよ君が選任されました。
    ─────────────
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小坂憲次#2
○委員長(小坂憲次君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
 委員の異動に伴い現在理事が三名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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小坂憲次#3
○委員長(小坂憲次君) 御異議ないと認めます。
 それでは、理事に井原巧君、石橋通宏君及び杉久武君を指名いたします。
    ─────────────
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小坂憲次#4
○委員長(小坂憲次君) 国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査のうち、国会法第百五条の規定に基づく本委員会からの会計検査の要請に対する結果報告に関する件を議題といたします。
 会計検査院から説明を聴取いたします。河戸会計検査院長。
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河戸光彦#5
○会計検査院長(河戸光彦君) 会計検査院は、国会法第百五条の規定に基づき平成二十四年八月二十七日付けで参議院議長から会計検査及びその結果の報告の要請がありました「東日本大震災からの復興等に対する事業の実施状況等に関する会計検査の結果について」及び「東京電力株式会社に係る原子力損害の賠償に関する国の支援等の実施状況に関する会計検査の結果について」の計二事項につきまして、関係府省等を対象に検査を行い、会計検査院法第三十条の三の規定に基づき二十七年三月二日及び二十三日にその結果の報告書を提出いたしました。その報告書の概要を御説明いたします。
 まず、「東日本大震災からの復興等に対する事業の実施状況等に関する会計検査の結果について」を御説明いたします。
 この報告書は、二十四年十月二十五日及び二十五年十月三十一日に提出いたしました報告書におきまして、引き続き検査を実施して、取りまとめができ次第報告することとしておりました事項に関するものであります。
 検査しましたところ、二十三年度から二十五年度までの東日本大震災関係経費の執行状況は、予算現額計二十五兆千九億余円に対して、支出済額計二十兆千二百十一億余円、繰越額計一兆九千六百四億余円、不用額計三兆百九十二億余円であり、執行率は八〇・一%となっていました。
 検査の結果を踏まえた会計検査院の所見といたしましては、復興庁及び関係府省等は連携して、各種復旧・復興事業の実施状況等を把握することなどにより、被災者の生活の再建が迅速に行われるよう努めること、復旧・復興事業は、今後とも多額の経費が見込まれることから、各種事業が有効かつ効率的に実施されるよう努めることなどに留意して、復興施策の推進及び支援に適切に取り組む必要があると考えております。
 会計検査院としては、被災地域の復旧・復興のための施策等が継続して実施されていることから、引き続き検査を実施して、取りまとめができ次第報告することとしております。
 次に、「東京電力株式会社に係る原子力損害の賠償に関する国の支援等の実施状況に関する会計検査の結果について」を御説明いたします。
 この報告書は、二十五年十月十六日に提出いたしました報告書におきまして、引き続き検査を実施して、取りまとめができ次第報告することとするとしておりました事項に関するものであります。
 検査しましたところ、原子力損害の賠償に関する支援等のための国の財政上の負担等は計四兆九千二億余円となっておりました。東京電力株式会社においては、財務状況について一定の改善がなされ、二十五年度分の特別負担金五百億円を納付しておりましたが、その額の算定に係る具体的な考え方は必ずしも明らかにはなっておりませんでした。このほか、福島第一原子力発電所の廃炉・汚染水対策に計千八百九十二億余円の財政措置が講じられていました。
 検査の結果を踏まえた会計検査院の所見といたしましては、東京電力株式の高い価格での売却は、国民負担の極小化等に大きく貢献するものですが、関係府省、原子力損害賠償・廃炉等支援機構等は、高い価格での売却が確実なものではないことなどを踏まえた上で、今後の支援、資金援助業務等を実施していく必要があると考えております。
 会計検査院としては、二十六年度以降に実施された支援等について引き続き検査を実施して、検査の結果については取りまとめができ次第報告することとしております。
 これをもって報告書の概要の説明を終わります。
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小坂憲次#6
○委員長(小坂憲次君) 以上で説明の聴取は終わりました。
    ─────────────
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小坂憲次#7
○委員長(小坂憲次君) 平成二十五年度決算外二件を議題といたします。
 まず、平成二十三年度決算及び平成二十四年度決算に関する本院の議決について政府の講じた措置並びに平成二十三年度決算及び平成二十四年度決算審査措置要求決議について政府の講じた措置につきまして、財務大臣から説明を聴取いたします。麻生財務大臣。
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麻生太郎#8
○国務大臣(麻生太郎君) 本年二月に提出をいたしました平成二十三年度決算及び平成二十四年度決算に関する参議院の議決について講じた措置につきまして御説明をさせていただきます。
 決算検査報告の指摘事項や国会での決算審査の内容につきましては、個別の事務事業ごとに必要性や効率性を洗い直し、その結果を予算に的確に反映するよう取り組んでいるところであります。
 また、平成二十三年度及び平成二十四年度の決算検査報告を踏まえ、内閣総理大臣及び財務大臣から各大臣に対し、事務事業の在り方を見直し、また、適正な会計処理を徹底するなど、指摘事項について確実に改善するよう要請するとともに、各種の会議や研修等を通じ、指摘事項の周知徹底、再発防止の指導を行うなど、予算の適正かつ効率的な執行に努めているところであります。
 今後とも、予算執行の適正化及び予算編成における決算審査等の適切な反映に努めてまいる所存であります。
 次に、政府開発援助事業につきましては、今般の不正を重く受け止め、不正に関与した当該企業を入札から三十六か月間排除したほか、事実関係の調査、再発防止等について相手国政府と協議を行っているところであります。
 また、平成二十六年十月に公表した政府開発援助事業における不正腐敗防止に基づき、入札・契約・調達段階における監視の強化、不正腐敗情報に係る窓口の強化、JICA不正腐敗防止ガイダンスの作成、不正に関与した企業に対する罰則強化など、再発防止策の更なる徹底を図っているところであります。
 今後とも、これらの取組を着実に行い、政府開発援助事業の適正な実施に努めてまいる所存であります。
 次に、大学等研究機関における公的研究費につきましては、使い切り等の無駄を排除するため、平成二十六年二月に改正した研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドラインにより、研究機関に対し、研究費の執行状況の検証、確認を徹底させるとともに、管理・監査体制の整備状況に不備がある場合、研究費の間接経費の削減や配分停止を行うなどの対策を講じることとしたところであります。
 また、公的研究費制度の一層の改善を図るため、研究費の執行上のルールの統一化に取り組むとともに、同ガイドラインの着実な実施に向けて、解説教材の配付による周知徹底に努めるなど、不適正な会計経理の再発防止に万全を期しているところであります。
 次に、短期集中特別訓練事業の業務委託に係る企画競争の不適切な手続につきましては、厚生労働省監察本部において外部有識者から成る専門員主導の下で検証を行い、平成二十六年五月に「短期集中特別訓練事業の入札に関する検証結果について」を取りまとめ、公表したところであります。
 厚生労働省におきましては、本検証結果を踏まえ、関係者について厳正な処分を行うとともに、調達情報の適正な取扱いなどの再発防止策を各機関に周知徹底し、あわせて、調達関係職員等に対して会計法令等の研修を実施するなど、適正な調達事務の徹底に努めているところであります。
 今後とも、契約の透明性及び公平性がより一層確保されるよう取り組むとともに、国民の疑念を生じさせないよう、再発防止に万全を期してまいる所存であります。
 次に、高速道路における跨道橋等の点検につきましては、道路法上の跨道橋の点検を平成二十六年度中に終える予定であり、その他の跨道橋も点検状況等を把握し、管理者及びその監督官庁に対し速やかに点検を実施するよう求め、点検実施状況について併せて公表することとしたところであります。
 また、近接目視による全数監視を五年に一度行うことなど、道路橋等に関する統一的な点検基準等を定め、全ての道路管理者で構成される道路メンテナンス会議を都道府県ごとに設置し、点検業務の地域一括発注等の技術的支援や情報共有体制の構築を行うとともに、定期点検の結果を踏まえ緊急度の高いものから優先的に修繕を進めていくことといたしております。
 なお、社会資本の老朽化対策につきましては、インフラ長寿命化基本計画に基づき、個別施設ごとの計画を定め、優先順位の設定等を行っているところであります。
 次に、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構の入札情報漏えい問題につきましては、平成二十六年三月、国土交通大臣から同機構の理事長に対し徹底した調査の実施等について指示し、厳重に注意したところであります。同機構におきましては、同年九月に外部有識者による第三者委員会からの調査結果報告及び提言に基づき再発防止対策等を取りまとめ、コンプライアンス体制やガバナンスの強化、入札・契約監視機能の強化等を行い、入札談合等関与行為の再発防止に徹底的に取り組むことといたしております。
 今後とも、同機構に対し、再発防止対策を確実に実施するよう指導し、国民の信頼回復に努めてまいります。
 次に、北海道旅客鉄道株式会社の安全管理体制につきましては、同社に対する三回の保安監査を実施し、平成二十六年一月にJR北海道の安全確保のために講ずべき措置として取りまとめるとともに、同社に対し、改ざんの根絶、安全管理体制の再構築、技術部門の業務実施体制の改善等の実施状況について定期的な報告を求めるなど、速やかに対策を講じるよう命じたところであります。
 今後とも、常設の監査体制等を通じてこれらが確実に実行されるよう指導監督を行ってまいります。
 以上が、平成二十三年度決算及び平成二十四年度決算に関する参議院の議決について講じた措置であります。
 政府は、従来から、決算に関する国会の審議議決、会計検査院の指摘等に鑑み、国費の効率的使用、事務事業の運営の適正化、不当経理の発生の防止等について特に留意してまいりましたが、今後とも一層の努力を続けてまいる所存であります。
 なお、平成二十三年度決算及び平成二十四年度決算審査措置要求決議について講じた措置につきましては、「国庫補助金等により造成された基金の見直しについて」等十一項目に係る措置につきましては、お手元に配付してありますとおり御報告を申し上げます。
 以上です。
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小坂憲次#9
○委員長(小坂憲次君) 以上で説明の聴取は終わりました。
 なお、平成二十三年度決算及び平成二十四年度決算審査措置要求決議について講じた措置につきましては、これを本日の会議録の末尾に掲載することといたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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小坂憲次#10
○委員長(小坂憲次君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
 次に、国会、会計検査院、財務省、金融庁、厚生労働省、株式会社日本政策金融公庫及び株式会社国際協力銀行の決算について審査を行います。
    ─────────────
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小坂憲次#11
○委員長(小坂憲次君) この際、お諮り申し上げます。
 議事の都合により、これら決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれも省略して、本日の会議録の末尾に掲載することといたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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小坂憲次#12
○委員長(小坂憲次君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
 速記を止めてください。
   〔速記中止〕
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小坂憲次#13
○委員長(小坂憲次君) 速記を起こしてください。
    ─────────────
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小坂憲次#14
○委員長(小坂憲次君) これより質疑に入ります。
 質疑のある方は順次御発言願います。
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磯崎仁彦#15
○磯崎仁彦君 自由民主党の磯崎仁彦でございます。
 この決算委員会では初めて質問に立たせていただきます。よろしくお願いしたいと思います。
 まず、今回の平成二十五年度の決算のベースとなりました平成二十五年度の予算でございますけれども、これはその前年、平成二十四年の十二月に衆議院議員の選挙がございまして、自公の政権が復活をし、日本経済の再生に向けて、緊急経済対策に基づく平成二十四年度の補正予算と一体的なものとして十五か月予算として編成されたものであります。また、平成二十六年四月から消費税が五%から八%に引き上げられると、その決定を踏まえて、好循環実現のための経済対策実行に伴う平成二十五年度の補正予算も編成をされた、そういう平成二十五年の年だったということでございます。
 本日は省庁別の審査ということで、私の方からは厚生労働省関係の決算について質問をさせていただきたいと思います。
 まず、厚生労働省といえば社会保障関係の予算、これが最大の予算を抱えている省庁でございますけれども、平成二十五年度の社会保障関係の予算のポイント、これによりますと、平成二十五年度予算編成の基本的な考え方として次の二点が掲げられております。
 ちょっと読み上げさせていただきますと、まず一点目が、国民負担の増大を極力抑制する観点から、生活扶助基準、医療扶助の適正化などの生活保護の見直しを始めとする社会保障の重点化施策を実施、これが一点目でございます。二点目が、暮らしの安心を確保するため、生活保護の適正化と同時に、生活困窮者の自立・就労支援及び生活保護世帯の子供に対する学習支援等を推進。加えて、待機児童解消のための保育所の定員増加等子育て支援の充実や難病・がん対策の充実強化に取り組む。また、成長による富の創出の実現のため、医療関係分野におけるイノベーションの一体的推進に取り組む。こういったことが予算編成についての基本的な考え方ということで述べられております。
 本日の決算の質疑におきましては、やはり予算を作るときに、こういう政策を実行するために予算を作ったということでございますので、この政策課題が予算を執行するに当たってどのように実現をされたのかということを中心に私の方からは質問をさせていただきたいというふうに思っております。
 まず最初に、平成二十五年度の決算検査報告について質問をさせていただきたいと思います。
 厚生労働省関係では、掲記件数二百十三件、指摘金額が八百八十億円と、非常に大きな金額になっております。不当事項が二百一件、意見を表示し又は処置を要求した事項が十件、会計検査院の指摘に基づき当局において改善処置を講じた事項が二件ということでございます。この中には、保険料の徴収あるいは保険給付といった国民の関心の高い、こういった項目が少なからず含まれているわけでございます。
 この会計検査院の報告内容につき、どう受け止め、どう対応していくのかということにつきまして、まず塩崎大臣にお伺いをしたいと思います。
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塩崎恭久#16
○国務大臣(塩崎恭久君) 今先生から御指摘いただきましたように、会計検査院の平成二十五年度の決算検査報告におきます厚生労働省に対する指摘件数というのは、それから金額は、二百十三件、八百八十八億円と、全省庁中最も多いということで、誠に遺憾な思いでございます。
 今回の会計検査院からの指摘を踏まえて、昨年十一月に再発防止と適正かつ効率的な予算の執行について各部局長に対しまして文書にて周知をし、また省内の会議においても繰り返し、地方公共団体への要請等を含め、再発防止に向けた積極的な取組を講じるように徹底をしてまいっているところでございます。
 厚生労働省としては、今回の指摘を重く受け止めて、改善すべき事案について速やかに対応をするとともに、今後とも適正な予算執行に努めてまいりたいというふうに思います。
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磯崎仁彦#17
○磯崎仁彦君 ありがとうございました。
 是非とも、なぜこういうことが起こったのかという原因、それから再発防止につきましては、くれぐれもよろしく対応していただきたいというふうに思っております。
 それでは、次の質問でございます。年金について質問をさせていただきたいと思います。
 年金につきましては、先日、二月の五日の日にも私、予算委員会におきまして塩崎大臣の方に質問をさせていただきました。まさに今年度、平成二十七年度、初めてマクロ経済スライドが実施をされるという、そういう年でもございますので、なかなか年金制度につきましては国民の皆様の中で十分に私は理解が行き届いているということではないということから、是非とも、国民理解をもっともっと進める、そういうことを行っていただきたいという観点で質問をさせていただきました。
 今日は、まず一つ目の質問としましては、この平成二十五年度の前年度、平成二十四年度と当該の平成二十五年度、これ、年金につきまして特別の財源を確保したと、そういう特殊な年であったというふうに認識をしております。つまり、年金特例公債の発行によりまして確保される財源を活用して、基礎年金国庫負担分の二分の一と三六・五%との差額を調達をし、基礎年金国庫負担割合の二分の一を維持したと、そういう年であったわけでございます。
 平成二十四年度と平成二十五年度、いずれも約二・六兆円、二年間で約五・二兆円の年金特例公債を発行しているわけでございますけれども、これにつきましては、消費税が八%に引上げとなった平成二十六年度以降、償還がどのようになっているのかということについてまずお伺いをしたいと思います。それとともに、消費税が一〇%に引上げ、これが平成二十九年四月からに延期になったわけでございますけれども、延期になったことによってこの償還ということに影響があるのかどうなのか。この二点についてお伺いをしたいというふうに思います。
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宮下一郎#18
○副大臣(宮下一郎君) お答えをいたします。
 先生御指摘の年金特例公債でございますけれども、御指摘のように、消費税率引上げを待たずに基礎年金国庫負担割合を二分の一に引き上げるために発行されたものでございまして、将来世代に負担を先送りしない観点から、特例公債法におきまして、消費税増収分をその償還及び利子の支払の費用に充てて平成四十五年度までに償還することとされております。
 平成二十六年度以降は、消費税率の八%への引上げによる増収分を償還に充てております。消費税率の一〇%への引上げ時期にかかわりませず、今後とも年金特例公債を確実に償還してまいりたいと考えております。
 以上です。
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磯崎仁彦#19
○磯崎仁彦君 今副大臣の方から、平成四十五年度までにきちんと償還をしていく、一〇%に上げることが延期をされたということは影響ないということがございましたので、これ法律に定められていることでもございますので、きちんと償還をお願いをしたいというふうに思います。
 続きまして、年金のいわゆる特例水準の件について御質問をさせていただきたいと思います。
 いわゆる年金のもらい過ぎというふうに言われていることでございますけれども、これが二・五%の水準になっていたわけでございます。これを、当該年度である平成二十五年度の十月から一%、翌平成二十六年度の四月から一%、そして今年度、この四月一日から〇・五%、それぞれ引き下げることによってこの二・五%の特例水準が解消されたということでございます。
 まず質問としましては、この解消に至るまで累計のいわゆる過払い額、これがどれぐらいの水準になっているのかについてお答えをいただきたいと思います。
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山本香苗#20
○副大臣(山本香苗君) 御指摘の物価スライド特例措置は、過去の平成十一年から十三年にかけての物価下落時に、国民生活への影響に配慮して特例法を制定し年金額を据え置いたこと等によるものでございます。
 この特例水準の存在によりまして基礎年金と厚生年金の給付額が特例水準がなかった場合と比べて多く払われた金額は幾らかということでございますが、機械的に計算いたしますと、平成十二年度以降の累計で約九兆円程度となります。
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磯崎仁彦#21
○磯崎仁彦君 ありがとうございました。
 平成十二年度から平成二十六年度までということになりましょうか、約九兆円という数字でございます。かなり大きな金額だなというふうに思います。
 この特例水準は、今副大臣の方からお話ありましたとおり、平成十二年から十四年、これにおいて物価が下落していたにもかかわらず、やはり年金生活者等々への生活に配慮をして引き下げなかった、据え置いたということによって発生をしたということでございます。そういった意味では、年金生活者の生活というものを配慮しての措置であったということでございます。
 ただ、今副大臣の方からお話ございましたように、九兆円というかなり多額の額に上っているということでございますので、やはり年金の継続性ということを考えた場合には、果たしてこういう措置がどうだったかということについても当然検証といいますか、それが必要だというふうに思っております。
 今年度、先ほど申し上げましたように、初めてマクロ経済スライドが実施をされたわけでございますけれども、デフレ下においてこのマクロ経済スライドを実施をしていくかどうかということにつきましても今議論がなされているというふうに認識をしておりますけれども、こういった点を含めまして、年金生活者、これに対してどう配慮をしていくのか、これがやはり一つの要素としてはあろうかと思いますけれども、もう一つは、やはり将来世代、年金のいわゆる持続可能性、これをどう図っていくのかという非常に難しいバランスが求められる、そういう事案ではないかなというふうに思っております。
 そういった意味では非常に難しい判断かと思っておりますけれども、この年金者への配慮、そして将来世代を見据えた中での年金の持続可能性、こういったものについて、いわゆる過払い、もらい過ぎの話、そしてマクロ経済スライドのデフレ下における実施ということについて、塩崎大臣の御見解等々ございましたらお伺いをしたいというふうに思います。
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塩崎恭久#22
○国務大臣(塩崎恭久君) 年金制度は、もう言うまでもなく、今の働いている世代が保険料を払って、今、年金をもらわれる高齢者の方々に助け合いをするという、そういう基本的な仕組みになっているわけでございます。
 今九兆円の問題もお話をいただきましたけれども、少子高齢化が進めば当然将来若い人たちの負担が増えていくと、こういうことでございますので、それを避けるために平成十六年にこの法改正を行いまして、厚生年金、国民年金の将来の保険料水準を固定をして、そして積立金を活用することとした上で、その範囲内で給付水準を調整するという、いわゆるマクロ経済スライドという仕組みを導入をしたわけでございます。長期的な給付と負担の均衡を図るという観点でございます。
 その際、老後の所得保障ということを、年金制度の役割の中心でありますから、これを考えたときに、マクロ経済スライドの調整というのは、モデル年金の受給開始時点で所得代替率を五〇%、ここまでを限度に行うということを一つ前提としておりまして、財政検証の結果、所得代替率が五〇%になっても給付と負担が仮に均衡しないということになった場合には、給付と負担の在り方について必要な見直しをその時点でまた行わなければならないということで高齢期の生活の安定という要請も一定の配慮を加えていると、こういう仕組みであるわけでございます。
 マクロ経済スライドは平成二十七年度の改定で初めて発動をされるわけでございますけれども、今後は受給者の方々にも物価上昇より低い年金額の改定で、言ってみれば今の年金をもらわれる方々にも少し御辛抱いただいて、そして将来世代の方々の給付水準を確保をする、一定程度、ということも大事なところでございまして、この調整を将来世代に極力先送りをしないように、現役世代と高齢世代のバランスを確保していけるように努力をしなければならないと、こう考えているところでございます。
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磯崎仁彦#23
○磯崎仁彦君 今大臣の方からバランスが必要だというお話もございました。是非バランスを図りながら御検討いただきたいというふうに思っております。
 今の大臣の御答弁の中でもいわゆる積立金の活用という話がございました。年金につきましては年金特別会計で運営をされているわけでございますけれども、当該年度の平成二十五年、この決算の結了後の積立金残高は時価ベースで、国民年金が八兆四千四百九十二億円、厚生年金が百二十三兆六千百三十九億円ということで、両年金合わせますと百三十二兆円という膨大な積立金になっているわけでございます。いずれも、前年、平成二十四年度の末に比べて若干増加をしているという状況でございます。
 質問させていただきたいのは、この水準で、必要に応じて積立金の活用ということが先ほどございましたけれども、この水準で将来にわたって年金の安定的な給付が果たして可能なのかどうなのか、そのことについて質問をさせていただきたいと思います。
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山本香苗#24
○副大臣(山本香苗君) ただいま大臣の方から公的年金の仕組みについてお話がありましたけれども、この仕組みにおきましては、積立金とその運用収入は主に将来の受給者の年金給付に充てるための貴重な財源となっております。
 この積立金で将来にわたって安定的に給付ができるのかというお問合せでございますが、昨年公表いたしました平成二十六年財政検証におきましては、幅広い経済前提を設定して行った結果、女性や高齢者の労働市場への参加が進み、日本経済が再生するケースでは、積立金を活用することによりまして所得代替率五〇%を確保できることが確認をされております。
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磯崎仁彦#25
○磯崎仁彦君 財政検証でいろいろ、今後も五年ごとの見直しというのは行われるんだと思いますけれども、安定給付はできるということでございましたので、ひとまず安心ということかと思います。
 先ほどお話しさせていただきましたとおり、さきの予算委員会でも指摘させていただいたことを繰り返しということになるわけでございますが、年金についての国民の皆さんの理解、これはやはりまだまだ十分ではないんだろうと思います。
 先ほど所得代替率五〇%という話がありましたが、やはり地元で話を聞いておりますと、この年金では生活ができませんという話があるわけでございます。もちろん、国民年金というのは、この年金だけで生活をするということはそもそもそれを想定しているということではなくて、恐らくいろいろこれまで積み立てている、蓄積しているものも吐き出しながら生活をしていく、そういうことが前提になっているかと思いますので、恐らく年金の仕組みということについてはまだまだやはり国民の皆様の中で不足化しているところはあるんだろうというふうに思っております。
 そういった意味では、今、安倍首相の下で、アベノミクスで賃金をどんどん上げていきましょうという、そういう中で、マクロ経済スライドというのは物価上昇率あるいは賃金の上昇率よりも現在では〇・九%のスライド率を下げてということになりますので、なぜ年金だけ物価上昇率とか賃金上昇率に見合ったものにならないのかという、そういう率直な疑問は恐らくあるんだろうというふうに思っております。
 ただ、先ほど大臣からお話ありましたように、やはり将来世代の持続可能性等々を考えれば、今恐らく六〇%程度あるこの所得代替率を五〇%にしていくことによって給付と負担のバランスを取っていく、そういう仕組みだということをやはり繰り返し説明をすることによって、なぜこういうことをやっているのかということについての理解を深めていただかなければいけないんだろうというふうに思っております。
 それと、よく聞く話で、国民年金保険料には免除制度というのがあります。この免除につきましても、やはり免除が認められた期間分につきましては年金を受け取る資格を得るための期間に当然カウントをされるということがございますし、また、免除が認められた期間分につきましては、保険料を払っていなくても、将来、保険料を払った場合に受け取る年金額の二分の一、これは国庫負担分でございますが、その受取があるということ、あるいは事故や病気などで障害者となった場合には障害基礎年金を受け取れる、こういったいわゆる免除措置ということを活用することのメリットというのは当然あるわけでございまして、これも広く周知をすることによって将来無年金者というものの数を減らしていく、このことがやはり非常に重要なのではないかなというふうに思っております。
 そういった意味では、これら年金とかあるいは社会保障全般について国民の理解促進がやはり必要なんだろうというふうに思っておりますので、広報あるいは社会保障教育等々の取組がどのように行われているのかということについて御質問をさせていただきたいと思います。
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山本香苗#26
○副大臣(山本香苗君) 御質問ありがとうございます。
 磯崎委員おっしゃったとおり、本当にこの年金だとか社会保障について正しい知識というものをしっかりと持っていただく、理解していただくということは極めて重要なことだと考えておりまして、年金につきましては、例えば、公的年金が果たす役割や仕組み等につきましてはまずホームページで周知しておりますし、地域に根差した啓発活動の一環といたしまして、日本年金機構におきまして、例えば大学だとか高校だとか、そういったところで関係機関の教育機関と協力した年金セミナー、出前授業というものを行わせていただいております。また、全国の約五万店舗のコンビニエンスストアのところにコンビニで払えますよという啓発のポスターも掲示をさせていただいておりますし、また、昨年初めて十一月三十日を年金の日という形に定めさせていただきまして、シンポジウムも開催させていただきました。国民の皆様への分かりやすい情報発信と意見の聴取といったことを実施しております。
 また、年金を含む社会保障全体につきましては、昨年七月に取りまとめられました有識者検討会報告書の提言を踏まえまして、高校生向けのワークシートや映像教材を全国全ての高等学校に配付をいたしました。また、各地の教育委員会や教師の研究会の場におきまして教材の活用方法につきましての研修を実施しております。今御指摘いただきましたマクロ経済スライドの仕組みといったものも、今ワークシートの中に平易な言葉で書かせていただいております。
 今後とも、こうした取組を通じまして、しっかりと国民の皆様方に年金や社会保障全体、特に若い方々についての理解促進に努めてまいりたいと思いますので、委員も是非とも御協力よろしくお願い申し上げます。
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磯崎仁彦#27
○磯崎仁彦君 厚労省としても非常に大きな取組をされているということで、是非とも継続をしていただきたいなというふうに思います。教育の現場では、例えば防災教育とか何々教育とか、いろんなその教育のメニューがあってなかなか難しい面もあろうかと思いますけれども、是非とも継続をして強化をしていただければというふうに思っております。
 続いての質問でございますけれども、生活保護について質問をさせていただきたいと思います。
 これも先ほど冒頭、平成二十五年度の予算の基本的な考え方の中でこの生活保護の見直しということが取り上げられておりました。生活保護につきましては、まず生活扶助基準の適正化、これはこの決算の対象年度になっております平成二十五年の八月から平成二十七年、今年度になりますけれども、三年間で段階的に実施をしていくということになっております。
 今年度がその最終年度にも当たるわけでございますけれども、その生活扶助基準の適正化の進捗の状況につきまして質問をさせていただきたいと思います。
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鈴木俊彦#28
○政府参考人(鈴木俊彦君) お答え申し上げます。
 今回の生活扶助基準の見直しでございますけれども、これは一般の低所得世帯の消費実態とそれから生活扶助基準、これを年齢別、世帯人数別、地域別に比較をいたしました。その結果、両者に乖離が生じておりましたので、この乖離を是正する、これが一点でございます。それから二点目といたしまして、この間、デフレ傾向が続いてきた中、この基準額が据え置かれてきたということがございますので、物価の下落分を勘案する、こういった考え方に基づきまして、平成二十五年八月から三年間掛けて段階的に見直しを行ってまいったところでございます。
 この結果、国費への影響額につきまして三年間で約六百七十億円の減を見込んでいる、こういう状況でございます。
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磯崎仁彦#29
○磯崎仁彦君 ありがとうございました。
 デフレの水準ということと、乖離というものを是正をする、これが三年間にわたって段階的に行われたと、その影響額が六百七十億円という、そういうお話でございました。
 もう一つ、この生活保護につきましては医療扶助の適正化ということが言われております。これにつきましては後発医薬品の新たな使用促進を実施をするということが言われておりまして、生活保護法改正をして、対生活保護受給者、それから対医療機関、対薬局、それぞれに対して対策が取られたというふうに認識をしておりますけれども、この医療扶助の適正化ということについての実施状況についてお伺いをしたいと思います。
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