外交防衛委員会

2022-10-13 参議院 全184発言

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会議録情報#0
令和四年十月十三日(木曜日)
   午後一時開会
    ─────────────
   委員氏名
    委員長         馬場 成志君
    理 事         福山 哲郎君
    理 事         高橋 光男君
    理 事         音喜多 駿君
                猪口 邦子君
                岩本 剛人君
                小野田紀美君
                佐藤 正久君
                武見 敬三君
                中曽根弘文君
                堀井  巌君
                松川 るい君
                吉川ゆうみ君
                小西 洋之君
                田島麻衣子君
                山口那津男君
                金子 道仁君
                上田 清司君
                山添  拓君
                伊波 洋一君
                高良 鉄美君
    ─────────────
   委員長の異動
 十月三日馬場成志君委員長辞任につき、その補
 欠として阿達雅志君を議院において委員長に選
 任した。
    ─────────────
   委員の異動
 十月三日
    辞任         補欠選任
     馬場 成志君     阿達 雅志君
     田島麻衣子君     羽田 次郎君
     高橋 光男君     平木 大作君
     上田 清司君     榛葉賀津也君
 十月十二日
    辞任         補欠選任
     吉川ゆうみ君     臼井 正一君
     小西 洋之君     石垣のりこ君
     山口那津男君     窪田 哲也君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         阿達 雅志君
    理 事
                岩本 剛人君
                佐藤 正久君
                羽田 次郎君
                平木 大作君
                音喜多 駿君
    委 員
                猪口 邦子君
                臼井 正一君
                小野田紀美君
                武見 敬三君
                中曽根弘文君
                堀井  巌君
                松川 るい君
                石垣のりこ君
                福山 哲郎君
                窪田 哲也君
                金子 道仁君
                榛葉賀津也君
                山添  拓君
                伊波 洋一君
                高良 鉄美君
   国務大臣
       外務大臣     林  芳正君
       防衛大臣     浜田 靖一君
   内閣官房副長官
       内閣官房副長官  磯崎 仁彦君
   大臣政務官
       総務大臣政務官  中川 貴元君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        神田  茂君
   政府参考人
       内閣官房内閣審
       議官       齋藤 秀生君
       内閣府経済安全
       保障推進室次長  品川 高浩君
       警察庁刑事局長  大賀 眞一君
       消防庁国民保護
       ・防災部長    田辺 康彦君
       外務省大臣官房
       審議官      石月 英雄君
       外務省大臣官房
       参事官      林   誠君
       外務省大臣官房
       参事官      池上 正喜君
       防衛省大臣官房
       長        芹澤  清君
       防衛省防衛政策
       局長       増田 和夫君
       防衛省整備計画
       局長       川嶋 貴樹君
       防衛省人事教育
       局長       町田 一仁君
       防衛省地方協力
       局長       深澤 雅貴君
       防衛省統合幕僚
       監部総括官    大和 太郎君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○理事選任の件
○理事の辞任及び補欠選任の件
○国政調査に関する件
○政府参考人の出席要求に関する件
○外交、防衛等に関する調査
 (北朝鮮による弾道ミサイル発射等に関する件
 )
    ─────────────
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阿達雅志#1
○委員長(阿達雅志君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
 議事に先立ちまして、一言御挨拶を申し上げます。
 去る三日の本会議におきまして外交防衛委員長に選任されました阿達雅志でございます。
 本委員会は、外交、防衛、安全保障に関わる事項を所管しており、国民の関心も高く、その使命は誠に重大であります。
 委員長といたしましては、皆様方の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な運営に努め、重責を果たしてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。拍手
    ─────────────
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阿達雅志#2
○委員長(阿達雅志君) 委員の異動について御報告いたします。
 昨日までに、和田政宗君、三宅伸吾君、梶原大介君、神谷政幸君、上田清司君、馬場成志君、高橋光男君、田島麻衣子君、山口那津男君及び小西洋之君が委員を辞任され、その補欠として猪口邦子君、小野田紀美君、堀井巌君、榛葉賀津也君、平木大作君、羽田次郎君、窪田哲也君、石垣のりこ君、臼井正一君及び私、阿達雅志が選任されました。
    ─────────────
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阿達雅志#3
○委員長(阿達雅志君) 理事の選任を行います。
 去る八月五日の本委員会におきまして、一名の理事につきましては、後日、委員長が指名することとなっておりましたので、本日、理事に佐藤正久君を指名いたします。
    ─────────────
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阿達雅志#4
○委員長(阿達雅志君) 理事の辞任についてお諮りいたします。
 福山哲郎君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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阿達雅志#5
○委員長(阿達雅志君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
 理事の辞任及び委員の異動に伴い現在理事が三名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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阿達雅志#6
○委員長(阿達雅志君) 御異議ないと認めます。
 それでは、理事に岩本剛人君、羽田次郎君及び平木大作君を指名いたします。
    ─────────────
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阿達雅志#7
○委員長(阿達雅志君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
 本委員会は、今期国会におきましても、外交、防衛等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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阿達雅志#8
○委員長(阿達雅志君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ─────────────
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阿達雅志#9
○委員長(阿達雅志君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
 外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官齋藤秀生君外十二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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阿達雅志#10
○委員長(阿達雅志君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ─────────────
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阿達雅志#11
○委員長(阿達雅志君) 外交、防衛等に関する調査のうち、北朝鮮による弾道ミサイル発射等に関する件を議題といたします。
 まず、政府から順次報告を聴取いたします。浜田防衛大臣。
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浜田靖一#12
○国務大臣(浜田靖一君) 北朝鮮による弾道ミサイル発射等に関し、防衛大臣として御報告申し上げます。
 北朝鮮は、今年に入ってからも、かつてない高い頻度で、かつ新たな態様でのミサイル発射を繰り返しております。先月末から短期間でも七回、特に今月四日には我が国の上空を通過させる形での発射を強行するなど、挑発を執拗かつ一方的にエスカレートさせております。
 一連の北朝鮮の行動は、我が国、地域及び国際社会の平和と安全を脅かすものであり、断じて容認できません。
 一連の北朝鮮の行動に対し、防衛省・自衛隊としては、引き続き関連情報の収集と分析を努めるとともに、警戒監視に万全を期してまいります。
 関係国と緊密に連携しながら、国民の生命、そして平和な暮らしを断固守り抜く決意であります。
 今月四日には、オースティン米国防長官と電話会談を行い、北朝鮮の挑発行動に対して、日米同盟の抑止力、対処力を強化するため日米の国防当局が引き続き緊密に連携するとともに、日米韓三か国での緻密な協力を進めていくことを確認いたしました。
 また、国民の命と暮らしを守り抜くため、いわゆる反撃能力を含め、あらゆる選択肢を排除せず、現実的に検討し、スピード感を持って防衛力を抜本的に強化してまいります。
 皆様におかれましては、一層の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
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阿達雅志#13
○委員長(阿達雅志君) 林外務大臣。
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林芳正#14
○国務大臣(林芳正君) 北朝鮮による弾道ミサイル発射について御報告をいたします。
 十月四日に、北朝鮮が我が国の上空を通過させる形で弾道ミサイル発射を強行するなど、極めて高い頻度で続く一連の挑発行動は、国連安保理決議に違反するものであるとともに、我が国の安全保障にとって重大かつ差し迫った脅威です。また、地域及び国際社会の平和と安全をも脅かすものであり、断じて容認できません。北朝鮮によるいずれの弾道ミサイル発射に対しても厳重に抗議をし、四日の発射に際しても、直ちに北朝鮮に対して厳重に抗議し、最も強い表現で非難しました。
 我が国としては、北朝鮮に対し、改めて、関連する国連安保理決議を即時かつ完全に履行するとともに、拉致、核、ミサイルといった諸懸案の包括的な解決に向け具体的な行動を取るよう、強く求めます。
 四日の弾道ミサイル発射を受け、岸田総理がバイデン米国大統領及び尹錫悦韓国大統領と、また私自身もブリンケン米国国務長官及び朴振韓国外交部長官とそれぞれ電話会談を行うなど、米国及び韓国との間で、日米同盟、米韓同盟の抑止力、対処力を更に強化することの重要性について認識を共有するとともに、日米韓協力を含む関連の取組を促進していくことを確認しました。訪日中のアクイリノ米インド太平洋軍司令官との間でも、インド太平洋軍としての見解について直接確認をいたしました。また、国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向け、安保理における更なる対応等についても、引き続き日米、日韓、日米韓で緊密に連携していくことを確認しました。米国、韓国を含む関係国とも緊密に連携しながら、国連安保理決議の完全な履行等を全ての国連加盟国に強く働きかけてまいります。
 最重要課題である拉致問題について、全ての拉致被害者の一日も早い帰国を実現すべく、あらゆるチャンスを逃すことなく全力で取り組みます。岸田総理自身、条件を付けずに金正恩委員長と直接向き合う決意です。我が国としては、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、日朝国交正常化の実現を目指してまいります。
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阿達雅志#15
○委員長(阿達雅志君) 以上で報告の聴取は終わりました。
 これより質疑を行います。
 質疑のある方は順次御発言願います。
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岩本剛人#16
○岩本剛人君 自由民主党の岩本剛人でございます。約一年ぶりの質問になりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。
 あと、余り時間がないので、できるだけ簡潔にと思っております。
 今、報告を受けました。今月十月四日午前七時二十二分に、北朝鮮内陸部から弾道ミサイルが東方向に向けて発射をされたところであります。最高高度千キロメートル程度、約四千六百キロ程度飛翔し、七時二十八分から七時二十九分にかけて青森県上空を通過した後、七時四十四分頃、日本の東側約三千二百キロの我が国の排他的経済水域外に落下したものと推定されるという発表を伺っております。
 そこで、まず防衛省の方にお伺いをしてまいりたいと思います。
 先ほど大臣からも御説明があったんですけれども、この九月二十五日から十月九日まで約十二発の弾道ミサイルが発射をされております。今回、特に十月四日の我が国上空を通過した弾道ミサイルにつきましては、二〇一七年、五年ぶりの通過をしたミサイルでありまして、本当に全国民に衝撃を与えて、恐怖を与えたところであります。とても許されることではないと思います。
 このことに対して、防衛省・自衛隊として、先ほどお話があったんですが、国民を守る使命、防衛省・自衛隊としてどのような対応をされたのか、また、その対応についてどのように全国民に対してしっかり安全を伝えることができるのか、お伺いしたいと思います。
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浜田靖一#17
○国務大臣(浜田靖一君) 我が国の弾道ミサイル防衛は、イージス艦による我が国全域の防護と全国に分散された、分散配置されたPAC3の機動展開による拠点防護を組み合わせた多層防衛により対応することとしております。
 その上で、自衛隊の具体的体制についてはお答えできないことは御理解をいただきたいと思いますが、一連の北朝鮮による弾道ミサイル発射の際には、米国等と緊密に連携しつつ、情報収集、分析に全力を挙げるとともに、自衛隊としても適時適切な体制を取る等対応に万全を期したところであります。
 防衛省・自衛隊としては、いかなる事態においても国民の命や平和な暮らしを断固として守り抜く決意で、また国民に対して迅速かつ正確な情報提供を行うことは重要であると考えており、防衛省としても引き続き努力してまいりたいと考えております。
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岩本剛人#18
○岩本剛人君 ありがとうございます。
 もう御承知のとおり、かなり北朝鮮のミサイル開発については本当に進歩が速いということでありまして、先ほどの大臣の報告からも新たな態様でというようなお言葉がありました。そういうことを考えますと、確かに様々な情報を公開するというのは難しいのは十分承知なんですけども、新たなステージにもう入ってきたというふうに思います。やはり国民の皆さんは、防衛省・自衛隊がしっかり対応できる、大丈夫ですと、いわゆるリスクコミュニケーションを含めたそういった発信を求めているんだと思います。
 そういうことを是非考えていただきたいと思いますし、報告にもありました日米韓、やはり日本海側での合同訓練に対しては大変北朝鮮側も気にしていると、過敏な反応をしているというふうに承っております。そういうことを考えると、レーダー照射問題はありますけれども、これまで以上に日米韓の合同訓練をやはり日本海側でしっかり展開をしていくことが大事だというふうに思いますので、是非そのことも御検討いただきたいと思います。
 また、十二月、今年末までに三文書、また今、予算の関係が、概算要求を求めておりますけども、しっかり、ミサイル防衛体制の構築に向けてしっかりとした、先ほど話のあった現実的に検討しという言葉がありますので、現実的な対応の予算を確保、我々も頑張りますので、是非防衛省としても頑張っていただきたいというふうに思います。
 次に、Jアラートの送信について伺ってまいりたいと思います。副官房長官、ありがとうございます。
 十月四日、先ほどの弾道ミサイルでありますけども、七時二十二分に発射を確認してから、七時二十七分に北海道、東京都島嶼部にアラートを送信された。七時二十九分、青森県、東京都島嶼部にミサイル発射の送信があったと。七時四十二分にはまた改めて北海道、青森県というふうに、ミサイルの通過の送信があったということであります。我々の地元北海道も四か町村Jアラートが鳴っておりますけども、この破壊措置命令がない、破壊措置命令がない、通過がはっきりしているミサイルに対しての送信についてはいろんな議論があるところであります。法的には、今の状況ではミサイルは落とすことができない状況であります。
 そうした中で、今回、いろいろ情報のそごがあったというふうに伺っておりますけれども、やはり国民の皆さんは、より正確により迅速に情報を発信すると、国として、国として発信することがやはり一番国民の皆さんに安心を与えることだというふうに思います。
 そうした中で、今回、いろんな状況があったんですけども、そのことに対して政府としてどのように受け止めているのか伺いたいと思います。
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磯崎仁彦#19
○内閣官房副長官(磯崎仁彦君) ただいまJアラートについての御質問をいただきました。
 Jアラートにつきましては、ミサイルが我が国の領土、領海に落下する可能性がある場合に加えて、上空を通過する可能性がある場合にも情報伝達をすることとしております。これは、万が一の落下物に備えてこのような運用をしているということでございます。
 今委員から御指摘ございましたように、十月四日の事案におきましては、まず防衛省から内閣官房に北海道に係るミサイル関連情報が伝達されたことを受けまして、七時二十七分に直ちにJアラートによるミサイル発射情報を北海道に送信、そしてその後、青森県に係るミサイル関連情報が追加的に伝達されたことを受けまして、七時二十九分に直ちに青森県に対して発射情報が送信されたところでございます。
 内閣官房としましては、防衛省からの逐次の情報伝達を受けまして、直ちに北海道、さらには青森県にJアラートによりミサイル発射情報を送信したところでございますけれども、御指摘ございましたように、Jアラートの送信時間を一層早めることなど、様々な御意見をいただいているところでございます。こういった御意見を踏まえまして、関連省庁が連携をして改善策、これを検討していくこととしております。
 今後とも、国民の皆様の安心、安全のために、やはりより迅速かつより的確に情報提供に努めることが必要だと思っておりますので、それに努めてまいりたいというふうに考えております。
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岩本剛人#20
○岩本剛人君 官房長官からも見直す発言がありましたので、是非、副官房長官、今御答弁ありましたことをしっかり対応していただきたいというふうに思います。
 どうぞ、退席されて結構ですので。
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阿達雅志#21
○委員長(阿達雅志君) では、磯崎副長官、御退席いただいて結構です。
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岩本剛人#22
○岩本剛人君 今御答弁があったんですけれども、Jアラート、いわゆる情報をしっかり伝えることができるということは、ミサイルの軌道をしっかり正確に情報確認できるということにつながりますので、そのことも是非、防衛省も十分理解されているとは思いますけれども、そのことを含めてしっかりとした情報提供をお願いしたいというふうに思います。
 最後に、拉致問題についてお伺いをしたいと思います。
 先ほど林大臣の方から、様々な動きがあって、今の大変、国際安全保障環境、様々な国際情勢、本当に厳しい中であることかと思います。そうした中で、最重要課題である拉致問題についてという御報告がありました。
 この本当に難しい国際情勢の中で、政府としてどのように本当に解決に向けて取り組んでいく覚悟か、最後に大臣にお伺いして、私の質問を終わりたいと思います。
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林芳正#23
○国務大臣(林芳正君) 北朝鮮による拉致が発生して長い年月がたった今でも、二〇〇二年に五名の拉致被害者の方々が帰国されて以来、一人の拉致被害者の帰国も実現していないことは痛恨の極みでありまして、解決を強く求める御家族の切迫感を共有するものでございます。
 拉致問題の解決に向けては、米国を始めとする関係国と緊密に連携しつつ、我が国自身が主体的に取り組むことが重要であります。これまで、岸田総理自身、条件を付けずに金正恩委員長と直接向き合う決意を述べてきております。我が国としては、日朝平壌宣言に基づいて、拉致、核、ミサイルといった諸懸案、これを包括的に解決し、不幸な過去を清算して、日朝国交正常化を目指す考えでございます。
 御家族の皆様が御高齢となる中で、全ての拉致被害者の一日も早い帰国を実現するために、あらゆるチャンスを逃すことなく全力で行動してまいります。
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岩本剛人#24
○岩本剛人君 終わります。
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福山哲郎#25
○福山哲郎君 立憲民主党の福山哲郎でございます。
 まずは、林外務大臣、八月の改造での再任おめでとうございます。また、浜田防衛大臣、二回目の防衛大臣御就任おめでとうございます。両大臣におかれましては、ウクライナでは戦争が長期化しておりますし、北東アジアの厳しい安全保障環境の中、我が国の平和と安全を守るために御尽力をお願いする次第でございます。どうかよろしくお願いします。
 私も何とか外交防衛委員会に選挙勝って戻ってまいりましたので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。
 また、外務省、防衛省、内閣官房を始めとする官邸の危機管理センターで勤務する緊急参集チームの皆さんには、今回の九月の北朝鮮の断続的なミサイル発射で、我々想像を絶する過酷な勤務体制で精励をされているというふうに存じます。官邸の危機管理センターの皆さんを始め、本当に危機管理に当たっている皆様にも敬意と感謝を申し上げたいと思います。
 また、今年の二月から始まったロシアのウクライナ侵攻から八か月が経過しながら、いまだに戦争が終結していないことに強い遺憾の意を表すとともに、抗議と即時の停戦を求めたいと思います。
 この数日の間にも、ロシアが首都キーウを含むウクライナ各地に八十発以上のミサイル攻撃を行いました。民間の施設やインフラ施設等が攻撃され、無辜の市民の犠牲者を出しました。エネルギー施設、非軍事施設や市民を無差別に攻撃することは、まさに戦争犯罪に当たります。非人道的であり、断固として許されず、最大限の抗議をしたいと思います。また、ザボリージャ原発を脅かす全ての攻撃や職員に対する行為をやめ、原発の安全性を確保するようにも強く求めていきたいと考えます。
 それでは、質問させていただきます。
 今年に入ってから北朝鮮が弾道ミサイルを二十回以上発射しておりますし、九月下旬以降では七回、十二発のミサイルを発射していますが、この問題に対して、外務大臣としては北朝鮮の意図をどのように考えておられるのでしょうか。もしよければお答えください。
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林芳正#26
○国務大臣(林芳正君) 我々として、相手の意図について言及するのは差し控えたいとは思いますが、北朝鮮のメディアでございますけれども、戦術核運用部隊について言及があるのは初めてであると承知をしております。また、九月には最高人民会議法令というもので朝鮮民主主義人民共和国核武力政策についてというものも採択をされたと承知をしております。
 政府としては、こうしたものも踏まえながら、引き続き、米国等とも連携しながら、必要な情報の収集、分析に向けて全力を挙げてまいりたいと考えております。
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福山哲郎#27
○福山哲郎君 ちょっと先回りして大臣お答えをされたので、もう一度お伺いします。
 短距離弾道ミサイルは、まさに韓国や在韓米軍を標的とします。在日米軍や我が国領土も標的となります。十月四日の日本上空を通過したミサイルは、十月十日に朝鮮中央通信は、新型地対地中長距離弾道ミサイルと公表しております。これは、まさにグアムに対する攻撃能力を示すものであります。
 はっきり申し上げると、韓国の在韓米軍、日本の在日米軍、そしてグアム、アメリカに対する一定のメッセージがあったと私は考えますが、さらには、先ほど大臣が言われたように、この朝鮮中央通信では、戦術核運用部隊の訓練だということを表明をしました。これは、今大臣言われたように、こういった表現をしたことは初めてだというふうに認識をしているんですけれども、非常に強いメッセージで、我々にとっては非常に危機感を覚えざるを得ないというふうに思っております。
 さらには、ミサイルは水中からの発射、移動式、多様化と高度化が進んでいるという状況の中で、どういうふうな、この状況における所見をお聞かせいただきたいというふうに質問だったんですが、大臣、もう一回お答えください。この戦術核運用部隊の訓練という表現は、今まではなかったということでよろしいですね。
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林芳正#28
○国務大臣(林芳正君) 失礼いたしました。
 先ほども少し触れさせていただきましたが、今委員からお話があったこの戦術核運用部隊について、言及があるのは初めてであるというふうに承知をしております。
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福山哲郎#29
○福山哲郎君 一方で、これも大臣から言及ございましたけれども、九月には核兵器政策に関する法令を最高人民会議で採択をしています。北朝鮮は、これまでは核の先制不使用と一応言っていました。攻撃をされた場合だけ核攻撃はあり得るんだと。
 ところが、今回、この法令で大きくその政策を転換したというふうに認識をします。今回の法改正では、法制化では、核の先制使用を五つの条件次第では可能としています。この五つの条件というのは抽象的かつ恣意的なもので、いわゆる北朝鮮の指導部が判断をすれば核の先制は、先制攻撃ができるんだというふうに言っているのと同義語だというふうに思っておりまして、ウクライナ戦争においてプーチン大統領が核攻撃を示唆する発言を何度もしていますが、こういった国際情勢の中で戦術核使用に対するハードルが、モメンタムが下がっているのではないかと。
 この戦術核に対するハードルが下がっている、使用に対するハードルが下がっているということは、非常に国際社会にとっては懸念材料だというふうに思っていますが、このことについて外務大臣はどのように考えますでしょうか。
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